JP2006274806A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排気ガスの温度を低下させるような内燃機関の運転状態でも機能維持できる排気浄化装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関1から排出される排気ガスEGの流量を調整する排ガス流量調整手段16、25、41と、前記排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集・除去する微粒子捕集・除去手段31と、この微粒子捕集・除去手段よりも上流側に配置され、通電により発熱して前記排気ガスを昇温させる昇温手段33と、内燃機関2の運転状態が排気ガスの温度を低下させるときに、排ガス流量調整手段を駆動して前記排気ガスの流量を減少させると共に前記昇温手段へ通電する制御を行う制御手段36とを、備えた内燃機関の排気浄化装置30である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関から排出される排気ガスに含まれる粒子状物質(パーティキュレート・マター、以下「PM」と称す)を除去する排気浄化装置に関する。より詳細には排気ガス温を昇温させる機能を備えた排気浄化装置に関する。
内燃機関からの排気ガスの浄化を行う排気浄化装置として、フィルタに触媒を担持させた形態のものが広く使用されている。このような排気浄化装置ではフィルタでPMを捕集し、PMが酸化する温度(例えば600℃)まで排気ガス温を高めることでPMを燃焼して無毒化する。例えば特許文献1は、ヒータを配備して昇温させる排気浄化装置を開示する。このような排気浄化装置であれば、排気ガス温が低いときにヒータに通電することで触媒機能を維持できる。
ところで、車両が減速運転状態となり内燃機関(エンジン)への燃料供給が停止されたときなどでは、排気ガスの温度が低下するので触媒が冷されてしまう。そこで、特許文献2は、内燃機関が減速運転状態となったときに排気還流装置(Exhaust Gas Recirculation装置、 以下「EGR装置」という)の制御弁を全開とするようにした排気浄化装置を開示する。このような排気浄化装置であれば、車両が減速運転状態となり排気温が低下する状況となったときに排気ガスを多めに還流することで触媒の温度低下を抑制できる。
特許第2781308号公報 特許第2582972号公報
特許文献1の装置は、前述で指摘した減速運転で低温の排気ガスが流入する状況には対応していない。よって、PMが燃焼をしているとき、すなわちフィルタ再生を行っているときに、低温の排気ガスが流入して再生を継続することが困難となる場合がある。その結果として装置の浄化機能が低下してしまう。これに対して、特許文献2の装置は車両の減速状態のときにEGR装置の制御弁が全開とされるので触媒の温度低下を抑制できる。しかし、特許文献2の装置でも減速状態が長時間になると触媒温度が下がるので同様の問題が発生することになる。
そこで、本発明の目的は、排気ガスの温度を低下させるような内燃機関の運転状態でも機能の維持を図ることができる排気浄化装置を提供することである。
上記目的は、内燃機関から排出される排気ガスの流量を調整する排ガス流量調整手段と、前記排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集・除去する微粒子捕集・除去手段と、前記微粒子捕集・除去手段よりも上流側に配置され、通電により発熱して前記排気ガスを昇温させる昇温手段と、前記内燃機関の運転状態が前記排気ガスの温度を低下させるときに、前記排ガス流量調整手段を駆動して前記排気ガスの流量を減少させると共に前記昇温手段へ通電する制御を行う制御手段とを、備えた内燃機関の排気浄化装置により達成できる。
本発明によると、内燃機関の運転状態が低い温度の排気ガスを排出する状況となっているときに、制御手段が排ガス流量調整手段を駆動して排気ガスの流量を減少させると共に昇温手段へ通電するので微粒子捕集・除去手段の再生を継続できる。よって、排気ガスの温度が低下する状況でも再生機能を維持できる排気浄化装置を提供できる。また、排ガス流量調整手段と昇温手段とを併用するので、昇温手段への通電量を抑制しながら排気浄化装置の再生機能を維持できる。
また、前記昇温手段は、HC(炭化水素)、CO(一酸化炭素)を酸化させる酸化能を有する酸化触媒に通電加熱ヒータを備えた電気加熱触媒ユニットとしてもよい。
また、前記微粒子捕集・除去手段の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、前記制御手段は前記温度検出手段が検出した温度に基づいて、前記排ガス流量調整手段の駆動量を調整するようにしてもよい。また、前記微粒子捕集・除去手段の内部に堆積した前記粒子状物質の堆積量を推定する堆積量推定手段を更に備え、前記制御手段は前記堆積量推定手段が推定した堆積量に基づいて、前記排ガス流量調整手段の駆動量を調整するようにしてもよい。さらには、前記温度検出手段及び堆積量推定手段を備えて、上記温度及び堆積量に基づいて、前記排ガス流量調整手段の駆動量を調整するようにしてもよい。
また、上記目的は、内燃機関から排出される排気ガスの流量を調整する排ガス流量調整手段と、酸化能を有する酸化触媒に通電加熱ヒータを備えた電気加熱触媒ユニットと、前記内燃機関の運転状態が前記排気ガスの温度を低下させるときに、前記排ガス流量調整手段を駆動して前記排気ガスの流量を減少させると共に前記電気加熱触媒へ通電する制御を行う制御手段とを、備えた内燃機関の排気浄化装置によっても同様に達成できる。
なお、前記排ガス流量調整手段は、前記内燃機関の吸気絞り弁、排気絞り弁、排気ガス再循環弁及び可変ターボチャージャから選択した少なくとも1つとすることができる。
本発明によれば、排気ガスの温度を低下させるような内燃機関の運転状態でも機能の維持を図ることができる排気浄化装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置について説明する。
図1は、実施例1に係る排気浄化装置を内燃機関に適用した場合を示している。まず、内燃機関の大略を説明する。1は内燃機関本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は燃料噴射弁、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポートを夫々示している。
吸気ポート8は対応する吸気枝管11を介してサージタンク12に連結されている。サージタンク12は吸気ダクト13を介してターボチャージャ14のコンプレッサ15側に連結されている。吸気ダクト13内にはモータ16により開閉駆動される吸気絞り弁17が配置されている。
内燃機関1から排出される排気ガスEGは、排気ポート10及び排気マニホルド19を介して接続されている排気管20により外部へ排出されている。排気管20の途中にはターボチャージャ14の排気タービン21側に連結され、排気タービン21の出口は排気浄化フィルタ32を内蔵している排気浄化ユニット31に連結されている。排気浄化ユニット31の下流側から排気管20が更に下流に延在している。排気浄化ユニット31の出口側に接続された排気管20内にはモータ40によって開閉駆動される排気絞り弁41が配置されている。排気浄化フィルタ32は、例えばコージライトのような多孔質材料から形成されており、その表面には触媒として白金、ロジウム、パラジウムなどが担持されている。この排気浄化フィルタ32によって排気ガスEG中のPMが捕集される。
排気マニホルド19とサージタンク12とは、EGR装置(排気還流装置)を構成するEGR通路24を介して互いに連結されている。このEGR通路24内には、還流する排気ガス量を調整する電気制御式のEGR制御弁25が配置されている。また、燃料噴射弁6は燃料供給管6aを介して燃料リザーバ、いわゆるコモンレール27に連結されている。このコモンレール27内へは電気制御式の吐出量可変な燃料ポンプ28から燃料が供給され、コモンレール27内に供給された燃料は各燃料供給管6aを介して燃料噴射弁6に供給されている。コモンレール27内の圧力を検出するための燃料圧力センサ29が取付けられ、燃料圧力センサ29の出力信号に基づいてコモンレール27内の燃料圧が目標燃料圧となるように燃料ポンプ28の吐出量が制御されている。
さらに、上記排気浄化ユニット31の上流側には電気加熱触媒(electrical heated catalyst、以下、EHC)ユニット33が配置されている。このEHCユニット33はHC,COを酸化する触媒34及びヒータ35を内蔵した浄化ユニットで、ヒータ35に通電をすることで昇温させることができる。
内燃機関1に適用されている本実施例1の排気浄化装置30Aは、排気浄化ユニット31及びEHCユニット33と、これらを制御するECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)36とを含んでいる。ECU36はマイクロコンピュータを中心に構成した電子制御ユニットである。このECU36はPMを燃焼させて排気浄化フィルタ32を再生せるための制御を行う他、特に排気ガスEGの温度が低下する状況となっているときに温度維持のための制御を実行する。排気ガス温維持の制御については以下で詳細に説明する。なお、このECU36は、内燃機関の駆動制御を行うECUの一部により実現してもよい。
ところで、低い温度の排気ガスEGが排気浄化ユニット31に流入すると、排気浄化フィルタ32に担持された触媒の温度が低下してフィルタ再生を継続できなくなり、装置の再生機能が低下してしまう場合がある。そこで、ECU36は、内燃機関の運転状態が排気ガスEGの温度を低下させるような状況となっているときに、EGR制御弁25を駆動して排気ガスEGの流量を減少させると共にヒータ35に通電する制御を実行する。すなわち、ECU36は排気浄化ユニット31に流入する低温の排気ガスにより機能が低下しないように温度維持の制御を行う。図2は、ECU36がフィルタ再生中に行うルーチンの一例を示したフローチャートである。
なお、車両が降坂しているときなどでは内燃機関の燃料噴射が停止される。このような状態が長時間になると、排気ガスの温度が低下して排気浄化フィルタ32の再生機能が低下することになる。そこで、ここでは内燃機関が燃料無噴射状態にあるときに実行されるルーチン例を示す。
フィルタ再生制御でECU36はフィルタの強制再生を開始し、排気浄化フィルタ32がPM酸化状態を維持するように制御する(S11)。例えばポスト噴射や管内への燃料添加によりPMが燃焼する温度となるように排気浄化フィルタ32の温度維持が図られる。
ECU36は、例えば燃料噴射弁(インジェクタ)6へ供給する駆動パルスが噴射可能な限界値以下となったときに、燃料が無噴射であると判断して排気ガスの温度維持するための制御に入る(S12)。
この温度維持制御で、ECU36はEGR制御弁25を全開とする(S13)。このようにEGR制御弁25を全開にすると、低温の排気ガスEGを多く吸気側に還流できるので、排気浄化ユニット31側へ流入してくる排気ガスEGの量を抑制して温度低下を抑制できる。さらに、ECU36はモータ16を制御して吸気絞り吸気絞り弁17を全閉にすると共に(S14)、モータ40を制御して排気絞り弁41を全閉にする(S15)。このように、吸気絞り吸気絞り弁17及び排気絞り弁41まで閉じると、低温の排気ガスが排気浄化ユニット31に流入することをより確実に抑制できる。
そして、ECU36はEHCユニット33のヒータ35に通電する(S16)。これによりEHCユニット33を加熱して排気ガスEGの温度を昇温させることができる。特に、図2で示すルーチンでは、排気ガスEGの流れを大幅に抑制した状態でヒータ35に通電を行うので、少ない電力で排気ガスEGを所望の温度にまで昇温させることができる。ECU36が図2示すルーチンを実行することにより、燃料無噴射となったときでもEHCユニット33内の温度維持を図ることができるのでポスト噴射や燃料添加を継続して排気浄化フィルタ32の昇温が可能となり再生を継続できる。ここでは、例えばEHCユニット33で排気浄化フィルタ32を300℃程度までに昇温して、ポスト噴射や燃料添加で更に温度を上げ最終的に排気浄化フィルタ32を600℃程度とすることができる。よって、排気浄化ユニット31のPM酸化機能は安定に維持される。
なお、図2では燃料無噴射時にEGR制御弁25と共に、吸気絞り弁17及び排気絞り弁41を閉じるようにしているが、これらのいずれか1つの弁或いは2つの弁としてもよい。また、この実施例1ではEGR制御弁25、吸気絞り吸気絞り弁17、排気絞り弁4により、排気ガスEGの流量を調整する例を示しているが、ターボチャージャ14として排気流量を変更できる可変型のものを採用している場合には、このターボチャージャ14によって排気ガスの流量を調整するようにしてもよい。
また、ECU36がヒータ35に通電するタイミングは図2で示すように排気ガスの流量を絞った後である必要はなく、閉弁動作の前或いは途中でもよい。また、EGR制御弁25等は必ずしも全閉或いは全開とする必要はなく、排気ガスEGの一部を通過させるようにしてもよい。
一般に排気浄化フィルタ32に多量のPMが堆積しているときに、再生のためPMを燃焼させると過昇温となり易い。過昇温の状態では排気浄化フィルタ32が劣化或いは損傷してしまうのでこれを回避することが必要である。特に排気ガスの温度低下を防止するためにEGR制御弁25等を強制的に閉じ、排気ガス流量を減少させると排気浄化ユニット31を通過するガス量が減る。そのために、排気浄化フィルタ32からの持去り熱量が減少して過昇温となり易くなる。そこで、実施例2の排気浄化装置は、過昇温を防止しながら実施例1で示したと同様の排気温度維持の制御を実行する。
図3は実施例2に係る排気浄化装置30Bについて示した図である。この排気浄化装置30Bも内燃機関に適用されるものであるが、周辺部の構成は図1と同様であるので図3ではこれらを簡略化して示している。また、重複した説明を避けるため、実施例1の排気浄化装置30Aと同じ部位には、同一の符号を用いている。
この排気浄化装置30Bは排気浄化ユニット31の前後に第1の圧力センサ42と第2の圧力センサ43とを配置してある。これら圧力センサの出力値を比較することで、排気浄化フィルタ32のPM堆積量を推定できる。圧力センサ42、43の出力はECU36に供給されている。また、排気浄化ユニット31内の温度を検出する温度センサ44が排気浄化ユニット31の出口側に配置されている。この温度センサ44により排気浄化フィルタ32の温度状態を確認できる。この温度センサ44の出力もECU36に供給されている。
図4は、ECU36がフィルタ再生中に行うルーチンの一例を示したフローチャートである。フィルタ再生制御でECU36はフィルタの強制再生を開始し、排気浄化フィルタ32がPM酸化状態を維持するように制御する(S21)。更に、ECU36は、燃料噴射弁6から燃焼室5に燃料が噴射されているか否かを確認する。ECU36は、例えば燃料噴射弁(インジェクタ)6へ供給する駆動パルスが噴射可能な限界値以下である場合に排気ガスの温度を維持するための制御に入る(S22)。ここまでは、実施例1のルーチンと同様である。
次に、ECU36は圧力センサ42、43の出力から排気浄化フィルタ32のPM堆積量を推定する(S23)。圧力センサ42と圧力センサ43との出力差が大きい程、排気浄化フィルタ32のPM堆積量が多いと推定できる。例えば、予め試験やシミュレーションを行って圧力センサ42、43の出力差からPM堆積量に関するデータを取得し、このデータをメモリに格納しておく。ECU36はこのデータを読み出して、PM堆積量の推定を行う。
さらに、ECU36は温度センサ44の出力から排気浄化フィルタ32の温度を推定する(S24)。排気浄化ユニット31の出口側の排気ガス温度を確認することにより排気浄化フィルタ32の温度を推定できる。この場合も例えば、予め試験等を行って排気浄化ユニット31の出口温から排気浄化フィルタ32の温度データを準備しておき、ECU36がこのデータを読み出して上記推定を行うようすればよい。
そして、ECU36は上記ステップ23で推定したPM堆積量及びステップ24で推定した排気浄化フィルタ32の温度から、過昇温を回避するために必要な排気ガスの流量を算出する(S25)。PM堆積量が多く排気浄化フィルタ32の温度が高い状況で、排気ガスEGの流量を絞ると過昇温となり易い。そこで、このステップ25では、排気浄化フィルタ32の状態(温度とPM堆積量)に応じて、過昇温を予防するのに必要な排気ガスの流量を算出する。この温度及びPM堆積量と、過昇温を回避するのに必要な排気ガス流量をまとめたデータも予め作成してメモリしておき、ECU36が読出できるようにしておく。ECU36は、上記ステップ25で算出した流量が得られるEGR制御弁25の開度を算出する(S26)。
そして、ECU36はEGR制御弁25を駆動制御して(S27)、ヒータ35に通電する(S28)。以上のように、本実施例2によると更に排気浄化ユニット31が過昇温の状態となるのを予防しつつ、燃料無噴射となったときに排気浄化フィルタ32の再生を継続できる。
図4で示したルーチンは、発明の理解を容易とするためEGR制御弁25によって排気ガスの流量を調整する場合を示しているが、実施例1の場合と同様に吸気絞り弁17、排気絞り弁41を用いて排気ガスの流量を調整するようにしてもよい。実施例2は、より好ましい構成としてPM堆積量及び排気浄化ユニット31の温度を確認して過昇温を回避しているようにしているが、これらのいずれか一方を参照してもよい。また、排気浄化フィルタ32のPM堆積量や温度の確認は、上記で示したセンサ42〜44以外の検出手段を用いて行うようにしてもよい。
また、上記実施例1、2で示した排気浄化装置30A,Bは、HC、COを酸化させる酸化触媒機能も備えているEHCユニット33を排気浄化ユニット31の上流に配置して、排気浄化ユニット31内の排気浄化フィルタ32の再生を継続できるように構成している。しかし、本発明はこのような構造に限らない。EHCユニット33に替えてヒータ35のみを排気浄化ユニット31の上流に配置して実施例1或いは実施例2と同様の温度維持制御を行うようにしてもよい。さらに、EHCユニット33を削除して、排気浄化ユニット31にヒータを配置して実施例と同様の温度維持制御を行ってもよい。この場合には排気浄化ユニット31自体がEHCユニットとなる。これにより排気浄化装置の構造を簡素化できる。この場合には、その他の構成は実施例1、2と同様とすればよい。
なお、特許請求の範囲との関係では、EGR制御弁25、吸気絞り弁17、排気絞り弁41及び可変型とした場合のターボチャージャ14のいずれか或いはこれらの組合せが排ガス流量調整手段に対応する。また、排気浄化ユニット31が微粒子捕集・除去手段に対応する。また、ECU36が制御手段に対応する。また、センサ42、43及びECU36が堆積量推定手段に対応する。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施例1に係る排気浄化装置を内燃機関に適用した場合を示している図である。 実施例1に係る排気浄化装置のECUがフィルタ再生中に行うルーチンの一例を示したフローチャートである。 実施例2に係る排気浄化装置について示した図である。 実施例2に係る排気浄化装置のECUがフィルタ再生中に行うルーチンの一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
17 吸気絞り弁
25 EGR制御弁
30A、B 排気浄化装置
31 排気浄化ユニット
32 排気浄化フィルタ
33 EHCユニット(電気加熱触媒ユニット)
35 ヒータ
36 ECU
41 排気絞り弁
42 第1の圧力センサ
43 第2の圧力センサ
44 温度センサ
EG 排気ガス

Claims (6)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスの流量を調整する排ガス流量調整手段と、前記排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集・除去する微粒子捕集・除去手段と、前記微粒子捕集・除去手段よりも上流側に配置され、通電により発熱して前記排気ガスを昇温させる昇温手段と、前記内燃機関の運転状態が前記排気ガスの温度を低下させるときに、前記排ガス流量調整手段を駆動して前記排気ガスの流量を減少させると共に前記昇温手段へ通電する制御を行う制御手段とを、備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記昇温手段は、酸化能を有する酸化触媒に通電加熱ヒータを備えた電気加熱触媒ユニットであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記微粒子捕集・除去手段の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、前記制御手段は前記温度検出手段が検出した温度に基づいて、前記排ガス流量調整手段の駆動量を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記微粒子捕集・除去手段の内部に堆積した前記粒子状物質の堆積量を推定する堆積量推定手段を更に備え、前記制御手段は前記堆積量推定手段が推定した堆積量に基づいて、前記排ガス流量調整手段の駆動量を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 内燃機関から排出される排気ガスの流量を調整する排ガス流量調整手段と、酸化能を有する酸化触媒に通電加熱ヒータを備えた電気加熱触媒ユニットと、前記内燃機関の運転状態が前記排気ガスの温度を低下させるときに、前記排ガス流量調整手段を駆動して前記排気ガスの流量を減少させると共に前記電気加熱触媒へ通電する制御を行う制御手段とを、備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  6. 前記排ガス流量調整手段は、前記内燃機関の吸気絞り弁、排気絞り弁、排気ガス再循環弁及び可変ターボチャージャから選択した少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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