JP2006274982A - 排気浄化装置 - Google Patents

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健司 児玉
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Abstract

【課題】 車両走行状態からエンジンアイドル状態に移行したときにパティキュレートフィルタの過昇温を効率よく防止できる排気浄化装置を提供する。
【解決手段】 エンジン(1)が車両を走行させる車両走行状態であるときにパティキュレートフィルタ(32)の再生が行われ、車両走行状態からエンジンアイドル状態に移行した場合に、車両走行状態からエンジンアイドル状態に移行する際の排気流量の変化量が所定量より大であると共にパティキュレートフィルタ(32)の温度が所定温度より高いと、吸気制御弁(12)及び排気絞り弁(26)の少なくとも一方を開方向に制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排気浄化装置に関し、特にディーゼルエンジンなどの排気中からパティキュレートを除去するのに好適な排気浄化装置に関する。
従来より、ディーゼルエンジンの排気通路にパティキュレートフィルタを設け、エンジンから排出される排気中に含まれるパティキュレートをパティキュレートフィルタで捕集し、大気中にパティキュレートが放出されないようにする技術が知られている。
このようなパティキュレートフィルタでは、捕集したパティキュレートがパティキュレートフィルタ内に堆積することにより、次第に排気抵抗が増大するため、適宜堆積したパティキュレートを焼却してパティキュレートフィルタを再生する必要がある。
このため、例えばパティキュレートフィルタの上流側の排気通路に酸化触媒を設け、この酸化触媒において排気中のNOを酸化させてNO2を生成し、NO2を酸化剤としてパティキュレートフィルタに堆積しているパティキュレートを酸化させてパティキュレートフィルタの連続再生を行うことが知られている。
ところが、エンジンの運転状態によっては、排気温度が酸化触媒の活性化温度まで上昇せず、連続再生が行われない場合があり、このような場合には酸化触媒を用いた連続再生によらず、強制的にパティキュレートフィルタを再生する、いわゆるパティキュレートフィルタの強制再生を行う必要がある。
パティキュレートフィルタの強制再生の方法としては、フィルタに設けた電気ヒータなどの熱源によってパティキュレートを焼却するものや、HCを酸化触媒に供給し、HCの酸化反応によって生じる熱でフィルタを昇温させてパティキュレートを焼却するものが知られている。
パティキュレートフィルタを昇温して強制再生を行っているときに、エンジンがアイドル運転のように排気流量の少ない運転状態になった場合、パティキュレートの燃焼によって発生した熱が排気によってパティキュレートフィルタ外にあまり持ち出されなくなるため、パティキュレートフィルタ内の温度が上昇し、パティキュレートフィルタが熱劣化するという問題がある。そこで、パティキュレートフィルタの強制再生中にエンジンがアイドル運転状態になると、エンジンのアイドル回転数を上昇させて排気流量を増やすことにより、パティキュレートフィルタの過昇温を防止するようにしたものが知られている(特許文献1)。
特開2003−161139号公報
しかしながら、特許文献1の排気浄化装置では、エンジンのアイドル回転数を上昇させることによりパティキュレートフィルタの過昇温を防止するものであるため、アイドル回転数上昇のために燃料を消費して燃費が悪化すると共に、エンジン回転数の上昇に伴う騒音が問題となる。
また、パティキュレートフィルタの強制再生が行われているときにエンジンがアイドル状態になると常にアイドル回転数を上昇させるため、パティキュレートフィルタが過昇温となる可能性がない場合にも不要にエンジン回転数を上昇させ、燃料を無駄に消費することになる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両走行状態からエンジンアイドル状態に移行したときにパティキュレートフィルタの過昇温を効率よく防止できる排気浄化装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の排気浄化装置は、車両に搭載されたエンジンの排気通路に配置されて排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、前記パティキュレートフィルタを再生する再生手段と、前記パティキュレートフィルタの温度を検出するフィルタ温度検出手段と、前記パティキュレートフィルタへの排気流量を検出する排気流量検出手段と、前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記エンジンへの吸入空気量を制御する吸気制御弁と、前記パティキュレートフィルタへの排気流量を制御する排気絞り弁と、前記運転状態検出手段によって前記エンジンが車両を走行させる車両走行状態であることが検出されたときに前記再生手段によって前記パティキュレートフィルタの再生が行われ、前記運転状態検出手段によって前記車両走行状態からエンジンアイドル状態への移行が検出された場合に、前記車両走行状態から前記エンジンアイドル状態に移行する際に前記排気流量検出手段によって検出された排気流量の変化量が所定量より大であると共に前記フィルタ温度検出手段によって検出された前記パティキュレートフィルタの温度が所定温度より高いと、前記吸気制御弁及び前記排気絞り弁の少なくとも一方を開方向に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする(請求項1)。
このように構成された排気浄化装置によれば、エンジンが車両を走行させる車両走行状態にあってパティキュレートフィルタの再生を行っているときに、車両走行状態からエンジンアイドル状態に移行した場合、排気流量の変化量が所定量より大であると共にパティキュレートフィルタの温度が所定温度より高いと、制御手段により吸気制御弁及び排気絞り弁の少なくとも一方が開方向に制御され、パティキュレートフィルタへの排気流量が増大する。
また、請求項1の排気浄化装置において、前記エンジンのEGR量を制御するEGR制御弁を更に備え、前記制御手段は、前記運転状態検出手段によって前記車両走行状態から前記エンジンアイドル状態への移行が検出され、前記エンジンアイドル状態では前記再生手段による前記パティキュレートフィルタの再生が行われないときには、前記吸気制御弁及び前記排気絞り弁の少なくとも一方の開方向への制御に加え、前記EGR制御弁の閉方向への制御を行うことを特徴とする(請求項2)。
このように構成された排気浄化装置によれば、車両走行状態でパティキュレートフィルタの再生が行われた後、前記エンジンアイドル状態では前記再生手段による前記パティキュレートフィルタの再生が行われない場合には、制御手段により吸気制御弁及び排気絞り弁の少なくとも一方が開方向に制御されると共に、EGR制御弁が閉方向に制御される。EGR制御弁が閉方向値制御されることにより、エンジンの吸気側に環流される排気の量が減少するため、より一層パティキュレートフィルタへの排気流量が増大する。
請求項2の排気浄化装置において具体的には、前記制御手段は、前記フィルタ温度検出手段によって検出されたパティキュレートフィルタの温度が前記所定温度より低くなるまで、前記吸気制御弁及び前記排気絞り弁の少なくとも一方の開方向への制御と、前記EGR制御弁の閉方向への制御とを行うことを特徴とする(請求項3)。
請求項1乃至3の排気浄化装置によれば、車両が走行状態にあってパティキュレートフィルタの再生を行っているときに、車両走行状態からエンジンアイドル状態に移行した場合、排気流量の変化量が所定量より大であると共にパティキュレートフィルタの温度が所定温度より高いと、パティキュレートフィルタが過昇温となる可能性があると判断し、吸気制御弁及び排気絞り弁の少なくとも一方を開方向に制御する。
これにより、パティキュレートフィルタに過昇温の可能性がないときに不必要な制御を行うことが防止できると共に、過昇温の可能性があると判断した場合には、吸気制御弁及び排気絞り弁の少なくとも一方の開方向への制御によりパティキュレートフィルタへの排気流量が増大し、パティキュレートフィルタの過昇温を防止することができる。
従って、パティキュレートフィルタの過昇温防止を効率よく行うことが可能となる。
また、請求項2の排気浄化装置によれば、車両走行状態でパティキュレートフィルタの再生が行われた後、前記エンジンアイドル状態では前記再生手段による前記パティキュレートフィルタの再生が行われない場合には、制御手段により吸気制御弁及び排気絞り弁の少なくとも一方が開方向に制御されると共に、EGR制御弁が閉方向に制御されるので、より一層効率よくパティキュレートフィルタへの排気流量が増大させて、パティキュレートフィルタの過昇温を防止することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る制御装置が適用される4気筒のディーゼルエンジン(以下、エンジンという)のシステム構成図を示しており、図1に基づき第1実施形態の制御装置の構成を説明する。
エンジン1は各気筒共通の高圧蓄圧室(以下コモンレールという)2を備えており、コモンレール2に蓄えられた高圧の燃料である軽油を、各気筒に設けられたインジェクタ4に供給し、各インジェクタ4からそれぞれの気筒内に軽油が噴射される。
吸気通路6にはターボチャージャ8が装備されており、図示しないエアクリーナから吸入された吸気は、吸気通路6からターボチャージャ8のコンプレッサ8aへと流入し、コンプレッサ8aで過給された吸気はインタークーラ10及び吸気制御弁12を介して吸気マニホールド14に導入される。また、吸気通路6のコンプレッサ8aより上流側には、エンジン1への吸入空気流量を検出するための吸気流量センサ16が設けられている。
一方、エンジン1の各気筒から排気が排出される排気ポート(図示せず)は、排気マニホールド18を介して排気管(排気通路)20に接続されている。なお、排気マニホールド18と吸気マニホールド14との間には、EGR制御弁22を介して排気マニホールド24と吸気マニホールド14とを連通するEGR通路24が設けられている。
排気管20はターボチャージャ8のタービン8bを経た後、排気絞り弁26を介して排気後処理装置28に接続されている。また、タービン8bはコンプレッサ8aと連結されており、排気管20内を流動する排気を受けてコンプレッサ8aを駆動する。
排気後処理装置28は、ケーシング内の上流側に酸化触媒30が収容されると共に、この酸化触媒30の下流側には、排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタ(以下フィルタという)32が収容されている。
この酸化触媒30は、排気中のNOを酸化させてNO2を生成し、このNO2を酸化剤としてフィルタ32に供給するものである。フィルタ32では、堆積しているパティキュレートが酸化触媒30から供給されたNO2と反応して酸化し、フィルタ32の連続再生が行われる。
酸化触媒30とフィルタ32との間には、フィルタ32の入口側温度を検出するフィルタ温度センサ(フィルタ温度検出手段)34と、フィルタ32上流側の排気圧力を検出する上流圧力センサ36とが設けられている。また、フィルタ32の下流側には、フィルタ32下流側の排気圧力を検出する下流圧力センサ38が設けられている。
ECU(制御手段)40は、エンジン1の運転制御や本発明に係る排気浄化装置の制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、CPU、メモリ、タイマカウンタなどから構成され、様々な制御量の演算を行うと共に、その制御量に基づき各種デバイスの制御を行っている。
ECU40の入力側には、各種制御に必要な情報を収集するため、上述した吸気流量センサ16、フィルタ温度センサ34、上流圧力センサ36、及び下流圧力センサ38のほか、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段として、エンジン回転数を検出する回転数センサ46、アクセルペダルの踏込量を検出するアクセル開度センサ48、及び車両の走行速度を検出する車速センサ46などの各種センサ類が接続されており、出力側には演算した制御量に基づき制御が行われる各気筒のインジェクタ4、吸気制御弁12、EGR制御弁22、及び排気絞り弁26などの各種デバイス類が接続されている。
エンジン1の各気筒への燃料供給量の演算、及び演算した燃料供給量に基づくインジェクタ4からの燃料供給制御もECU40によって行われる。エンジン1の運転に必要な燃料供給量(主噴射量)は、回転数センサ42によって検出されたエンジン回転数とアクセル開度センサ44によって検出されたアクセル開度とに基づき、予め記憶しているマップから読み出して決定する。各気筒に供給される燃料の量は、インジェクタ4の開弁時間によって調整され、決定された燃料量に対応した駆動時間で各インジェクタ4が開弁駆動され、各気筒に主噴射が行われることにより、エンジン1の運転に必要な燃料量が供給される。
このように構成された排気浄化装置では、酸化触媒30を用いた連続再生により、フィルタ32に堆積したパティキュレートの酸化除去が行われるが、エンジン1の排気温度が低い運転状態、例えば低速、低負荷運転などでは排気温度が酸化触媒30の活性化温度まで上昇せず、排気中のNOが酸化されずに連続再生が行われない場合がある。そして、このような状態が継続すると、フィルタ32内にパティキュレートが過剰に堆積し、フィルタ32が目詰まりを起こすおそれがある。このため、フィルタ32におけるパティキュレートの堆積状況に応じて、適宜強制再生が行われる。
フィルタ32を強制再生するための再生制御は、図2及び図3に示すフローチャートに従い、所定の制御周期でECU40によって実行される。
まず、ステップS2において、強制再生フラグF1の値が1であるか否かを判定する。強制再生フラグF1は強制再生が必要であるか否かを示すものであり、値が1であると強制再生が必要であり、値が0であると強制再生が不要であることを示す。
また、強制再生の要否の判定及びその判定結果に対応した強制再生フラグF1の値の設定は、図示しない強制再生判定ルーチンによって行われる。具体的には上流圧力センサ36の検出値と下流圧力センサ38の検出値との差、即ちフィルタ32前後の差圧を求め、この差圧に基づきパティキュレートの堆積量を推定する。そして、パティキュレートの推定堆積量が所定値以上である場合に、強制再生が必要であると判断して強制再生フラグF1の値を1とし、パティキュレートの推定堆積量が所定値より小である場合に、強制再生フラグF1の値を0とする。なお、強制再生の要否判定は、エンジン運転時間の積算値、或いは走行距離の積算値が予め設定された基準値に達したときに、強制再生が必要であると判定するようにしてもよい。
強制再生フラグF1の初期設定値は0となっており、フィルタ32の強制再生が不要と判定されている間はステップS2からステップS26へと進み、エンジン1がアイドル運転状態であるアイドルモードにあるか否かを判定する。
具体的には、ECU40によって主噴射が行われると共に回転数センサ42によってエンジン回転数がアイドル回転数近傍にあると検出されたときにアイドルモードであると判定している。
エンジン1がアイドルモードにある場合には、ステップS26からステップS28に進んで走行強制再生フラグF2の値が1であるか否かを判定する。走行強制再生フラグF2はエンジン1が後述する走行モードにあるときに強制再生が行われていたか否かを示すものであり、値が1であると強制再生が行われていたことを示し、値が0であると強制再生が行われていなかったことを示す。
ステップS2の判定で判定したように強制再生フラグF1の値は1ではなく、図示しない強制再生判定ルーチンによって強制再生は不要と判定されている。このため、強制再生は行われておらず、走行強制再生フラグF2の値は0となっているので、ステップS28の処理で今回の制御周期が終了する。
また、ステップS26でアイドルモードにないと判定した場合は、ステップS34に進んで走行強制再生フラグF2の値を0とした後、今回の制御周期を終える。
従って、強制再生が必要となって強制再生フラグF1の値が1とならない限り、強制再生制御においては上記各ステップの処理が行われるのみで、フィルタ32の強制再生は行われない。
一方、フィルタ32前後の差圧に基づき推定したパティキュレートの堆積量が所定値以上となって強制再生が必要であると判断されることにより、強制再生フラグF1の値が1になると、ステップS2からステップS4に進み、エンジン1が車両を駆動して走行させている走行モードにあるか否かを判定する。具体的には、アクセル開度センサ44によってアクセルペダルが踏み込まれていることが検出されているときに、エンジン1が走行モードにあると判定するようにしている。
ステップS4でエンジン1が走行モードにあると判定すると、ステップS6で走行強制再生フラグF2の値を1として、走行モード中に強制再生が行われたことを示すようにした後、ステップS8に進み、第1再生制御を行ってフィルタ32の強制再生を行い今回の制御周期を終了する。
第1再生制御によるフィルタ32の強制再生は、各気筒に主噴射を行った後、排気行程で各インジェクタ4から追加燃料を噴射する、いわゆるポスト噴射を行うと共に、車両やエンジン1の運転状態に応じて吸気制御弁12や排気絞り弁26及びEGR制御弁22の開度を制御することにより行われる。
ポスト噴射では、追加燃料が気筒内や排気マニホールド18内で燃焼することなく酸化触媒30に達し、活性化温度にある酸化触媒30及びフィルタ32で燃焼する。この燃焼により排気温度が約600℃まで上昇し、フィルタ32に堆積したパティキュレートが焼却される。従って、インジェクタ4が本発明の再生手段として機能する。
前述の強制再生判定ルーチンで強制再生が必要であると判定されている限り、強制再生フラグF1の値は1のままであるので、次の制御周期でもステップS2乃至S8の処理によりフィルタ32の強制再生が継続する。
強制再生が必要な状態にあるとき、運転者がアクセルペダルの踏み込みを解除すると、エンジン1の回転数がアイドル回転数近傍に低下するまでの間は主噴射が行われず、いわゆる無噴射状態となる。
そこで、ステップS2からステップS4に進んだときに、アクセル開度センサ44の検出結果に基づき、アクセルペダルの踏み込みが解除されたことを検知すると、走行モードにはないと判定し、ステップS10に進んでエンジン1が無噴射モードにあるか否かを判定する。
具体的には、ECU40によって主噴射が行われているか否かにより無噴射モードの判定を行う。アクセルペダルが踏み込まれ、エンジン1の駆動により車両が走行している状態でアクセルペダルの踏み込みが解除されると、車両は減速状態となり主噴射が行われなくなるので、無噴射モードと判定してステップS10からステップS12に進み、フィルタ温度センサ34の検出値に基づき、フィルタ32の温度が650℃より高温であるか否かを判定する。
ステップS12でフィルタ32の温度が650度以下であると判定した場合は、ステップS8に進んで引き続き再生制御を行う。また、フィルタ32の温度が650℃より高温であると判定した場合は、ステップS14に進み、ステップS8の第1再生制御のうちポスト噴射を中止し、吸気制御弁12、排気絞り弁26及びEGR制御弁22の開度制御のみを行って今回の制御周期を終える。
強制再生が必要と判断されると共にエンジン1が無噴射モードにある限りは、このようにしてステップS10からステップS12に進んで処理が行われることになる。そして、フィルタ32の温度が650℃を超えなければステップS8で第1再生制御が行われる一方、フィルタ32の温度が650℃を超えるとステップS14で第1再生制御のポスト噴射が中止されるので、フィルタ32の温度が低下し、過昇温が防止されるようになっている。
強制再生が必要な状態で、アクセルペダルの踏み込みが解除されたまま無噴射モードが継続しエンジン回転数が低下すると、主噴射が再開されてエンジン1はアイドル運転状態となる。
そこで、ステップS2からステップS4を経てステップS10に進むと、主噴射が再開されていることからエンジン1が無噴射モードにはないと判定し、ステップS16に進んでエンジン1がアイドルモードにあるか否かを判定する。
具体的には、ステップS26と同様に、ECU40によって主噴射が行われると共に回転数センサ42によってエンジン回転数がアイドル回転数近傍にあると検出されたときにエンジン1がアイドルモードにあると判定する。
ステップS16でエンジン1がアイドルモードにないと判定した場合には、一時的な過渡状態にあるか、或いはステップS4からステップS10に移行する際、又はステップS10からステップS16に移行する際に運転状態が変化した可能性があるので、再びステップS4に戻って運転状態の判定を行う。
一方、ステップS16でエンジン1がアイドルモードにあると判定した場合は、ステップS18に進み、フィルタ温度センサ34の検出値に基づきフィルタ32の温度が620℃より高温であり、且つフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeが予め設定された基準量Aより大であるか否かを判定する。
この排気流量の変化量ΔQeは、所定時間(例えば5秒)前のフィルタ32への排気流量と、フィルタ32への現在の排気流量との差である。即ち、エンジン1がアイドルモードに移行する前はエンジン回転数がある程度高いため排気流量が比較的多いのに対し、アイドルモードに移行すると排気流量が低下するため、このようにしてアイドルモードに移行する際の排気流量の変化量を求め、フィルタ32の温度と排気流量の変化量とにより、エンジン1がアイドル運転になったときにフィルタ32が過昇温となる可能性があるか否かを判定しているのである。なお、排気流量は、移動平均処理等により平均化された値を用いている。
なお、フィルタ32への排気流量は、吸気流量センサ16によって検出された吸気流量と、主噴射により各気筒へ供給された燃料量と、フィルタ温度センサ34で検出されたフィルタ32の温度と、下流圧力センサ38で検出されたフィルタ32下流側の排気圧力とに基づき、ECU40が演算して検出している。従って、ECU40が本発明の制御手段として機能すると共に排気流量検出手段としても機能する。
ステップS18で、フィルタ32の入口側温度が620℃以下である、或いはフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeが基準量A以下であると判定すると、フィルタ32が過昇温となる可能性はないものと判断し、ステップS22に進んで走行強制再生フラグF2の値を0にリセットした後、ステップS24で第2再生制御を実行することによりフィルタ32の強制再生を行って今回の制御周期を終了する。
第2再生制御によるフィルタ32の強制再生は、ステップS8の第1再生制御と同様にポスト噴射を行うと共に、吸気制御弁12及び排気絞り弁26の開度を閉方向に制御することにより行われる。
こうして、フィルタ32の強制再生が必要と判断され、エンジン1がアイドル運転状態にある場合には、フィルタ32が過昇温となる可能性がないとステップS18で判定される限り、各制御周期においてステップS24による第2再生制御が行われ、フィルタ32の強制再生が継続される。
一方、ステップS18で、フィルタ32の入口側温度が620℃より高温であり、且つフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeが基準量Aより大であると判定するとステップS20に進み、フィルタ32への排気流量を増量させながら強制再生を実行する第1増量制御を行って今回の制御周期を終える。
この第1増量制御は、ステップS24と同様の第2再生制御を行いながら、第2再生制御で閉方向に制御していた吸気制御弁16及び排気絞り弁26の開度を増大させるものである。これにより、フィルタ32への排気流量が増大し、フィルタ32の熱が排気によってより多く持ち去られるようになるので、強制再生中のフィルタ32の過昇温が防止される。
なお、吸気制御弁16及び排気絞り弁26の開方向の制御は、車両やエンジン1の運転状態に応じていずれか一方のみとしてもよい。
エンジン1が比較的高回転となる車両走行状態にあるときにフィルタ32の強制再生が行われ、走行状態からアイドル運転に移行した後も引き続きフィルタ32の強制再生が継続している場合には、排気流量が低下することによりフィルタ32が過昇温となる可能性がある。そこで、このようにしてフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeとフィルタ32の温度とに基づきフィルタ32の過昇温の可能性があると判断すると、吸気制御弁16及び排気絞り弁26の開度の増大により排気流量を増大させるので、フィルタ32の過昇温を防止することができる。
次に、エンジン1が走行モードにあるときにフィルタ32の強制再生が行われ、その後エンジン1がアイドル運転状態となる前にフィルタ32の強制再生が完了した場合の、強制再生制御について説明する。
このような場合、エンジン1が走行モードにある間は、前述の通りステップS2乃至S8の処理が繰り返され、ステップS8の第1再生制御により、フィルタ32の強制再生が行われる。そして、このときステップS6では走行強制再生フラグF2の値が1とされている。
ステップS8の第1再生制御によりフィルタ32のパティキュレートが焼却され、前述の強制再生判定ルーチンで強制再生が不要であると判定されて強制再生フラグF1の値が0にされると、ステップS2からステップS26に処理が進む。
ステップS26では、前述のように、ECU40による主噴射の有無と回転数センサ42の検出値とに基づき、エンジン1がアイドルモードにあるか否かを判定する。エンジン1がアイドルモードにないと判定した場合はステップS34に進み、もはやフィルタ32の強制再生は不要と判定されているので走行強制再生フラグF2の値を0にリセットして今回の制御周期を終了する。
この場合にはエンジン1がアイドル状態にはないため、フィルタ32の熱を持ち去るためのフィルタ32への排気流量が確保されており、フィルタ32が過昇温となる可能性はないと判断して過昇温防止のための処理は行わない。
一方、エンジン1がアイドルモードにある場合にはステップS26からステップS28に進み、走行強制再生フラグF2の値が1であるか否かを判定する。走行強制再生フラグF2はステップS6で値が1とされているので、処理はステップS28からステップS30へと進み、過昇温判定フラグF3の値が1であるか否かを判定する。
この過昇温判定フラグF3は、後述するステップS32で既に過昇温の可能性があると判定されたか否かを示すものであり、値が1であると既に判定されたことを示し、値が0であると未だ判定されていないことを示す。
過昇温判定フラグF3の初期値は0であるため、エンジン1がアイドルモードに移行してから最初の制御周期では、処理はステップS30からステップS32に進む。
ステップS32では、前述したステップS18と同様に、フィルタ温度センサ34の検出値に基づき、フィルタ32の温度が620℃より高温であり、且つフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeが予め設定された基準量Aより大であるか否かを判定する。
即ち、アイドルモードに移行する際の排気流量の変化量を求め、フィルタ32の温度と排気流量の変化量とにより、エンジン1がアイドル運転になったときにフィルタ32が過昇温となる可能性があるか否かを判定している。
ステップS32で、フィルタ32の温度が620℃以下である、或いはフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeが基準量A以下であると判定すると、フィルタ32が過昇温となる可能性はないものと判断し、ステップS34に進んで走行強制再生フラグF2の値を0にリセットした後、今回の制御周期を終了する。
この場合、次の制御周期以降で引き続きエンジン1がアイドルモードにあれば、ステップS26からステップS28に進んだときに、既に走行強制再生フラグF2の値が0とされているので、排気流量の増量は行わずに制御周期を終了することになる。
一方、ステップS32で、フィルタ32の入口側温度が620℃より高温であり、且つフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeが基準量Aより大であると判定するとステップS36に進み、過昇温判定フラグF3の値を1とした後、ステップS38に進んでフィルタ32への排気流量を増量させる第2増量制御を行って今回の制御周期を終える。
この第2増量制御は、吸気制御弁16及び排気絞り弁26の開度を増大させると共に、EGR制御弁22を閉方向に制御することにより、フィルタ32への排気流量を増大するためのものである。
即ち、吸気制御弁16及び排気絞り弁26の開度を増大させることによりフィルタ32への排気流量が増大するのに加え、EGR制御弁22を閉方向に制御することで吸気側への排気の環流量が減り、その分だけフィルタ32への排気流量が増大する。これにより、フィルタ32から排気が持ち去る熱量が増大するので、エンジン1が走行モードにあるときに行われていた強制再生で温度が上昇しているフィルタ32の過昇温が防止される。なお、吸気制御弁16及び排気絞り弁26の開方向の制御、並びにEGR制御弁22の閉方向への制御は、車両やエンジン1の運転状態に応じてこれらの制御のうちのいずれか1つ或いは2つのみとしてもよい。
このようにして、エンジン1がアイドルモードに移行してから最初の制御周期でステップS38の第2増量制御が行われて制御周期を終了した後、次の制御周期で再びステップS2からステップS26及びS28を経てステップS30に処理が進むと、最初の制御周期のステップS36で過昇温判定フラグF3の値が1とされているので、今回の制御周期ではステップS30からステップS40に処理が進むことになる。
ステップS40では、フィルタ温度センサ34の検出値に基づき、フィルタ32の温度が550℃以下であるか否かを判定する。
フィルタ32の温度が依然として550℃より高温である場合にはステップS38に進み、引き続き第2増量制御を行ってフィルタ32への排気流量を増大させ、フィルタ32の温度低下を促進する。
一方、第2増量制御によってフィルタ32の温度が低下し、550℃以下となった場合には、フィルタ32への排気流量の増量を終了してもフィルタ32が過昇温となることはないと判断し、ステップS42に進んで第2増量制御を終了し、次のステップS44で走行強制再生フラグF2及び過昇温判定フラグF3の値をそれぞれ0として今回の制御周期を終了する。
従って、エンジン1がアイドルモードに移行した後にフィルタ32が過昇温となる可能性があると判断した場合には、その判断の基準となった所定温度である620℃より低い550℃以下にフィルタ32の温度が低下するまで、第2増量制御による排気流量の増量が行われることになる。こうすることにより、フィルタ32が過昇温とならないことが確実となってから第2増量制御による排気流量の増量が中止されることになる。
エンジン1が比較的高回転となる走行モードにあるときにフィルタ32の強制再生が行われてフィルタ32の再生が完了した後に、エンジン1がアイドル運転状態に移行した場合にも、排気流量が低下することによりフィルタ32が過昇温となる可能性がある。そこで、このようにしてフィルタ32への排気流量の変化量ΔQeとフィルタ32の温度とに基づきフィルタ32の過昇温の可能性があると判断すると、吸気制御弁16及び排気絞り弁26の開度を増大させると共に、EGR制御弁22の開度を減少させることにより排気流量を増大させるので、フィルタ32の過昇温を防止することができる。
以上のように、エンジン1が比較的高回転となる走行モードにあるときにフィルタ32の強制再生が行われ、その後エンジン1がアイドル運転状態に移行した場合には、フィルタ32の強制再生が引き続き行われる場合、及びフィルタ32の強制再生は既に完了している場合のいずれの場合であっても、フィルタ32が過昇温となる可能性があるときにはフィルタ32への排気流量が増量されるので、フィルタ32の過昇温を確実に防止することができる。
また、このような排気流量の増量は、フィルタ32が過昇温となる可能性があると判断したときに行うようにしているので、フィルタ32が過昇温となる可能性がないときに不必要に排気流量を増量させることがなく、効率よくフィルタ32の過昇温を防止することができる。
更に、排気流量の増量は、吸気制御弁12、排気絞り弁26、及びEGR制御弁の開度を制御することによって行うようにしたので、排気流量を増量するために燃料を浪費するようなことがなく、燃費が悪化しない。
また、排気流量の増量が行われない場合には、フィルタ32が過昇温しないようにするためにフィルタ32の再温度を低めに設定する必要があったが、このようにしてフィルタ32の過昇温が防止されるので、フィルタ32の再生温度をより高くすることが可能となり、その結果フィルタ32の再生時間を短縮することが可能となる。フィルタ32の強制再生により車両のドライバビリティが低下する可能性があるが、再生時間が短縮することによってこれを改善することが可能となる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではない。
例えば、フィルタ32の強制再生については、ポスト噴射によって排気温度を上昇させることによりフィルタ32のパティキュレートを焼却するようにしたが、これに限定されるものではなく、排気管20或いは排気後処理装置28に燃料添加装置を設け、排気中に直接燃料を噴射するようにしてもよいし、排気管20或いは排気後処理装置28に設けた電気ヒータや軽油バーナ等によって排気を昇温するようにしてもよい。
この場合、ステップS14のポスト噴射の中止に代えて、燃料添加装置からの燃料添加を中止したり、電気ヒータや軽油バーナによる排気昇温を中止することになるが、ステップS20の第1増量制御やステップS38の第2増量制御における、吸気制御弁12、排気絞り弁26及びEGR制御弁22の制御は、上述の実施形態と同様に行われる。
また、フィルタ32の上流側に設けたフィルタ温度センサにより検出したフィルタ32の入口側温度をフィルタ32の温度として用いたが、フィルタ32の上流側と下流側の両方に温度センサを設け、両センサの検出値に基づき演算を行ってフィルタ32の温度を検出するようにしてもよいし、フィルタ32の内部に温度センサを配置するようにしてもよい。
更に、排気流量については、吸気流量センサ16によって検出された吸気流量、ポスト噴射により各気筒へ供給された燃料量、フィルタ32の温度及びフィルタ下流側の排気圧力に基づき演算を行って検出するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば排気管20或いは排気後処理装置28内に排気流量センサを設けて、直接排気流量を検出するようにしてもよい。
また、アクセルペダルが踏み込まれているときにエンジン1が走行モードにあると判定したが、変速シフト位置や車速センサ46によって検出された走行速度などから判断するようにしてもよい。同様に、無噴射モードやアイドルモードについても、回転数センサで検出されたエンジン回転数、アクセル開度センサ44の検出結果、及び車速センサ46で検出された走行速度などから無噴射状態にあることを判定するようにしてもよい。
最後に、上記実施形態はディーゼルエンジンの制御装置に本発明を適用したものであったが、エンジン形式はこれに限定されるものではなく、昇温によりパティキュレートを焼却してフィルタの再生を行うようにした排気後処理装置を有するエンジンであればどのようなものでも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る排気浄化装置の全体構成図である。 図1の排気浄化装置で行われる再生制御のフローチャートの一部である。 図1の排気浄化装置で行われる再生制御のフローチャートの残部である。
符号の説明
1 エンジン
4 インジェクタ(再生手段)
12 吸気制御弁
20 排気管(排気通路)
22 EGR制御弁
26 排気絞り弁
32 フィルタ(パティキュレートフィルタ)
34 フィルタ温度センサ(フィルタ温度検出手段)
40 ECU(制御手段、排気流量検出手段)
42 回転数センサ(運転状態検出手段)
44 アクセル開度検出手段(運転状態検出手段)
46 車速センサ(運転状態検出手段)

Claims (3)

  1. 車両に搭載されたエンジンの排気通路に配置された排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、
    前記パティキュレートフィルタを再生する再生手段と、
    前記パティキュレートフィルタの温度を検出するフィルタ温度検出手段と、
    前記パティキュレートフィルタへの排気流量を検出する排気流量検出手段と、
    前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記エンジンへの吸入空気量を制御する吸気制御弁と、
    前記パティキュレートフィルタへの排気流量を制御する排気絞り弁と、
    前記運転状態検出手段によって前記エンジンが車両を走行させる車両走行状態であることが検出されたときに前記再生手段によって前記パティキュレートフィルタの再生が行われ、前記運転状態検出手段によって前記車両走行状態からエンジンアイドル状態への移行が検出された場合に、前記車両走行状態から前記エンジンアイドル状態に移行する際に前記排気流量検出手段によって検出された排気流量の変化量が所定量より大であると共に前記フィルタ温度検出手段によって検出された前記パティキュレートフィルタの温度が所定温度より高いと、前記吸気制御弁及び排気絞り弁の少なくとも一方を開方向に制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記エンジンのEGR量を制御するEGR制御弁を更に備え、
    前記制御手段は、前記運転状態検出手段によって前記車両走行状態から前記エンジンアイドル状態への移行が検出され、前記エンジンアイドル状態では前記再生手段による前記パティキュレートフィルタの再生が行われないときには、前記吸気制御弁及び前記排気絞り弁の少なくとも一方の開方向への制御に加え、前記EGR制御弁の閉方向への制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 前記制御手段は、前記フィルタ温度検出手段によって検出されたパティキュレートフィルタの温度が前記所定温度より低くなるまで、前記吸気制御弁及び前記排気絞り弁の少なくとも一方の開方向への制御と、前記EGR制御弁の閉方向への制御とを行うことを特徴とする請求項2に記載の排気浄化装置。
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