JP5516888B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に搭載され、内燃機関(エンジン)から排出される排ガスを浄化する排気浄化装置に関する。
自動車等に搭載されるエンジン、特にディーゼルエンジンから排出される排ガス中には、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)等や、粒子状物質(PM:Particulate Matter)等が多く含まれている。このため、一般的には、エンジンから排出される排ガスが通過する排気通路に、例えば、上記含有物質を分解(還元等)するための酸化触媒や、PMを捕集するためのフィルタを設け、これらフィルタ等によって排ガスが浄化された状態で大気中に放出されるようにしている。
このようなフィルタは、使用に伴ってフィルタ内にPMが堆積されて通過抵抗が増大するため、フィルタの再生処理を適宜実行する必要がある。再生処理の方法としては、例えば、筒内に燃料をポスト噴射することによって酸化触媒に未燃燃料を流入させて排気温度を上昇させ、この熱によってフィルタに捕集されたPMを燃焼させることでフィルタを再生させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−193824号公報
このように排ガスの温度をコントロールしてフィルタを昇温させることで、フィルタを再生することができるが、フィルタを所定の許容温度以上に昇温(過昇温)させてしまうと、フィルタの溶損が発生してしまう虞がある。排ガスの温度制御は応答性が悪く排ガス温度を下げるまでにかなりの時間を要するため、フィルタが一旦過昇温してしまうとフィルタの温度が下がるまでの間にフィルタの溶損が発生してしまう虞がある。さらにフィルタが過昇温してしまうと、PMの燃焼によりフィルタが自己発熱して高温状態が続くため、排ガス温度を下げてもフィルタ担体の温度を下げることが困難な場合もある。
このため、排ガスの温度制御によってフィルタを再生させる場合には、PMの堆積限界量に対して大きなマージンを持たせる必要性が生じる。すなわちPMの堆積量が多いほどフィルタの過昇温が発生しやすいため、PMの堆積量が比較的少ない段階でPMを適宜燃焼させる必要性が生じる。例えば、再生インターバルを短くしたり、昇温ステップを多くしたりするなどの対策が必要となる。このようにPMの堆積限界量に対して比較的大きなマージンを持たせることで、フィルタの過昇温を抑制することはできるが、それに伴い、例えば、オイルダイリューション、燃費悪化、排ガス悪化といった問題が生じる虞がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、過昇温によるフィルタの溶損を抑制しつつフィルタを効率的に再生することができる内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、内燃機関の排気通路に設けられ排ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタと、前記フィルタの温度を上昇させて該フィルタに捕集された粒子状物質を燃焼させてフィルタを再生させる再生制御を実行するフィルタ再生手段と、前記フィルタ再生手段による前記フィルタの再生制御実行中に、当該フィルタの過昇温が発生する可能性を予測する過昇温予測手段と、前記過昇温予測手段によって前記フィルタの過昇温が発生する可能性ありと予測された場合に、前記フィルタ再生手段による前記フィルタの再生を中断すると共に前記内燃機関に供給される新規の空気量を低減させることにより排気空燃比を低下させて粒子状物質の燃焼を抑制させる第1の燃焼抑制制御を実行する第1の実行手段と、前記第1の実行手段による第1の燃焼抑制制御実行中に、当該フィルタの過昇温が発生したことを検出する過昇温検出手段と、前記過昇温検出手段によって前記フィルタの過昇温が検出された場合に、前記第1の燃焼抑制制御が既に実行されて前記排ガスに含まれる酸素量が減少している状態で、前記第1の実行手段による第1の燃焼抑制制御の実行に加えて、前記フィルタに流入する排ガスに含まれる燃料量を増加させることにより排気空燃比を低下させて粒子状物質の燃焼を抑制する第2の燃焼抑制制御を実行する第2の実行手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置にある。
かかる第1の態様では、過昇温の発生が予測される場合には、再生制御を中止すると共に新規の空気量(PMの燃焼に寄与する空気の絶対量)を下げることにより、フィルタへの熱供給とフィルタでのPM燃焼が応答性よく抑制される。また仮に過昇温が発生した場合には、排ガスに含まれる燃料量を増加させることで排気空燃比のさらなる低下(リッチ化)を達成できる。これにより排ガス単位体積に占める空気量が極めて少なくなるため、PM燃焼をより効果的に抑制することができる。
本発明の第2の態様は、前記排気通路を流通する排気流量を検出する排気流量検出手段を備え、前記第1の実行手段は、前記内燃機関の吸気通路に設けられるスロットル弁及びEGR量を調整するEGR弁の少なくとも一方を制御して新規の空気量を低減させると共に、前記排気流量検出手段によって排気流量が所定値以上であることが検出された場合には、前記スロットル弁を優先的に制御することを特徴とする第1の態様の内燃機関の排気浄化装置にある。
かかる第2の態様では、EGR弁制御によるEGR増量よりも応答性の高いスロットル弁制御によって新規の空気量を低減させることで、過昇温の予測に対して素早く第1の燃焼抑制制御を開始できる。
本発明の第3の態様は、前記フィルタの入口における前記排ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、前記第1の実行手段及び前記第2の実行手段は、前記酸素濃度検出手段によって検出される酸素濃度が所定値以下となるように排気空燃比を低下させることを特徴とする第1又は2の態様の内燃機関の排気浄化装置にある。
かかる第3の態様では、PM燃焼に深く寄与する酸素濃度を指標とすることで、フィルタの温度を効果的に抑制することができる。
本発明の第4の態様は、前記フィルタの出口における前記排ガスの温度を検出する排気温度検出手段を備え、前記過昇温予測手段は、前記フィルタ再生手段による再生制御実行中に前記排気温度検出手段により検出される排ガス温度と前回の再生制御実行時に検出された排ガス温度とを比較することにより過昇温が発生する可能性を予測することを特徴とする第1〜3の何れか一つの態様の内燃機関の排気浄化装置にある。
かかる第4の態様では、フィルタの出口(下流側)に設けられた排気温度検出手段のみで過昇温の予測と、過昇温の検出とを実現することができ、設置スペースが抑えられると共にコストを削減することができる。
かかる本発明では、フィルタ再生中におけるフィルタの過昇温を効果的に抑制することができる。これにより、例えば、PMの堆積限界量に近づいた時点でフィルタの再生を行うことも可能となる。したがって、オイルダイリューション、燃費悪化、排ガス悪化といった問題を生じさせることなくフィルタを効率的に再生することができる。つまり本発明によれば、過昇温によるフィルタの溶損を抑制しつつフィルタを効率的に再生することができる。
本発明の一実施形態に係る排気浄化装置を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る排気浄化装置の制御部を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る燃焼抑制制御を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る排気浄化装置の概略構成を示す図である。図1に示すように、排気浄化装置10は、排気浄化用触媒と排気浄化用フィルタとを有し、これらの排気浄化用触媒と排気浄化用フィルタとは、車両に搭載される内燃機関である多気筒ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)11の排気管(排気通路)12に介装されている。
エンジン11は、シリンダヘッド13とシリンダブロック14とを有し、シリンダブロック14の各シリンダボア15内には、ピストン16が往復移動自在に収容されている。このピストン16とシリンダボア15とシリンダヘッド13とで燃焼室17が形成されている。なおピストン16は、コンロッド18を介してクランクシャフト19に接続されており、ピストン16の往復運動によってクランクシャフト19が回転するようになっている。
シリンダヘッド13には吸気ポート20が形成され、この吸気ポート20には吸気マニホールド21を含む吸気管(吸気通路)22が接続されている。また、吸気ポート20には、吸気弁23が設けられておりこの吸気弁23によって吸気ポート20が開閉されるようになっている。
またシリンダヘッド13には、排気ポート24が形成され、この排気ポート24には、排気マニホールド25を含む排気管(排気通路)12が接続されている。排気ポート24には排気弁26が設けられており、吸気ポート20と同様に、排気ポート24はこの排気弁26によって開閉されるようになっている。
これら吸気管22及び排気管12の途中には、ターボチャージャ27が設けられている。ターボチャージャ27は、図示しないタービンと、このタービンに連結されたコンプレッサとを有し、エンジン11からターボチャージャ27内に排ガスが流れ込むと、排ガスの流れによってタービンが回転し、このタービンの回転に伴ってコンプレッサが回転して吸気管22からターボチャージャ27内に空気を吸い込んで加圧するようになっている。またターボチャージャ27の下流側の吸気管22には、インタークーラ28が配されている。そして、ターボチャージャ27で加圧された空気は、インタークーラ28によって冷却されてエンジン11の各吸気ポート20に供給される。
インタークーラ28の下流側の吸気管22には、電動アクチュエータの駆動により吸気管(吸気通路)を開閉するスロットル弁29が設けられている。さらに、スロットル弁29の下流側の吸気管22には、ターボチャージャ27の上流側の排気管12に連通するEGR管(EGR通路)30が接続されている。またこのEGR管30にはEGRクーラ31が設けられ、EGR管30の吸気管22との接続部分にはEGR弁32が設けられている。そしてこのEGR弁32が開弁することで、排気管12を流れる排ガスの一部がEGRクーラ31によって冷却された後、吸気管22に供給されるようになっている。
なおシリンダヘッド13には、各気筒の燃焼室17内に燃料を直噴射する電子制御式の燃料噴射弁33が設けられている。燃料噴射弁33にはコモンレール34から燃料が供給される。コモンレール34にはサプライポンプ35により燃料タンク(図示なし)の燃料が供給され、エンジン11の回転速度に応じてサプライポンプ35から所定圧で燃料がコモンレール34に供給される。コモンレール34では燃料が所定の燃圧に調整され、コモンレール34から所定の燃圧に制御された高圧燃料が燃料噴射弁33に供給される。
ターボチャージャ27の下流側の排気管12には、排気浄化装置10を構成する排気浄化用触媒であるディーゼル酸化触媒(以下、単に酸化触媒と称する)36と、排気浄化用のディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter:以下、単にフィルタと称する)37とが上流側から順に配されている。また本実施形態では、酸化触媒36とターボチャージャ27との間の排気管12に、燃料(軽油)を排気管(排気通路)12内に噴射するインジェクタ39が設けられている。詳しくは後述するが、フィルタ37の過昇温が生じた際に、このインジェクタ39から排気管12内を流れる排ガスに燃料が添加される。
このような排気浄化装置10では、酸化触媒36に供給された燃料が酸化反応することにより生じる反応熱をフィルタ37へ流入させてフィルタ37を昇温させることで、フィルタ37が捕集した粒子状物質(PM)を燃焼、除去することができる。
酸化触媒36は、例えば、セラミックス材料で形成されたハニカム構造の担体に、白金(Pt)、パラジウム(Pd)等の貴金属が担持されてなる。酸化触媒36に排ガスが流入すると、排ガス中の一酸化窒素(NO)が酸化されて二酸化窒素(NO)が生成される。なお酸化触媒36における酸化反応が起こるには、酸化触媒36が所定温度以上に加熱されている必要があるため、酸化触媒36は可及的にエンジン11に近い位置に配されていることが好ましい。酸化触媒36がエンジン11の熱によって加熱されることで、エンジン始動時等であっても比較的短時間で酸化触媒36を所定温度以上に加熱することができるからである。
フィルタ37は、例えば、セラミックス材料で形成されたハニカム構造を有する。フィルタ37内には、例えば、上流側端部が開放され下流側端部が閉塞された排ガス通路37aと下流側端部が開放され上流側端部が閉塞された排ガス通路37bとが交互に配列されている。そして、排ガスは、まず上流側端部が開放された排ガス通路37aに流入し、隣接する排ガス通路37bとの間に設けられた多孔質の壁面から下流側端部が開放された排ガス通路37bに流入して下流側に流出し、この過程において排ガス中の粒子状物質(PM)が、壁面に衝突したり吸着されたりして捕集される。
捕集されたPMは、排ガス中のNOによって酸化(燃焼)されCOとして排出され、またフィルタ37内に残存するNOはNに分解されて排出されるようになっている。すなわち、フィルタ37では、排ガスを浄化して、PM及びNOxの排出量を大幅に低減できるようになっている。
なおこれらフィルタ37の出口近傍(下流側)には、排気温センサ40が設けられており、この排気温センサ40によってフィルタ37から排出される排ガスの温度を検出している。フィルタ37の入口付近(上流側)には、排ガス中の酸素濃度を検出するための酸素濃度センサ41が設けられている。さらに本実施形態では、フィルタ37の入口付近に、排ガスの流量を検出する排気流量検出手段としての排気流量センサ42を備えている。
また車両には、電子制御ユニット(ECU)50が設けられており、このECU50には、入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶を行う記憶装置、中央処理装置及びタイマやカウンタ類が備えられている。そして、このECU50が、上述した排気温センサ40、酸素濃度センサ41、排気流量センサ42等の各種センサ類からの情報に基づいて、排気浄化装置10を含むエンジン11の総合的な制御を行っている。
ところでフィルタ37に捕集されたPMは、上述のようにフィルタ37内で酸化(燃焼)されるものの、エンジン11の運転状況によっては十分に酸化(燃焼)されない場合がある。このため、フィルタ37内にはPMが徐々に堆積されてしまう。そこでフィルタ37に所定量のPMが堆積すると、フィルタ37の温度を上昇させてフィルタ37に捕集されたPMを燃焼させるフィルタ37の再生制御を実行している。このフィルタ37の再生制御時には、フィルタ37の過昇温が発生し、フィルタ37の温度を低下させるまでの間にフィルタ37の溶損が発生してしまう虞がある。
そこで本発明では、フィルタ37の再生制御実行中に、必要に応じて粒子状物質の燃焼を抑制する第1及び第2の燃焼抑制制御を実施するようにしている。すなわちこれら第1及び第2の燃焼抑制制御を実施することで、フィルタ37の温度上昇を抑制している。これにより、フィルタ37の過昇温の発生を抑制することができる。またフィルタ37の過昇温が発生した場合でも、比較的短時間でフィルタ37の温度を低下させることができるため、フィルタ37の溶損の発生を抑制することができる。
具体的には、図2に示すように、ECU50の制御部51は、フィルタ再生手段52と、過昇温予測手段53と、第1の実行手段54と、過昇温検出手段55と、第2の実行手段56と、を備えている。
フィルタ再生手段52は、フィルタ37の温度を上昇させてフィルタ37に捕集された粒子状物質を燃焼させてフィルタ37を再生させる再生制御を実行する。この再生制御は、例えば、エンジン11の運転時における燃料のメイン噴射の後にポスト噴射を行って、未燃燃料を含んだ排ガスを排気管12に一定時間排出させることによって行われる。排ガス中の未燃燃料は、酸化触媒36に流入して酸化(燃焼)して排気温度を上昇させるため、この熱によってフィルタ37に堆積したPMが燃焼されてフィルタ37が再生される。
過昇温予測手段53は、フィルタ37の再生制御中に、フィルタ37の過昇温が発生する可能性を予測する。具体的には、過昇温予測手段53は、フィルタ37の温度条件が過昇温予測条件を満たしているか否かを判定し、フィルタ37の温度条件が過昇温予測条件を満たしている場合に過昇温が発生する可能性ありと判定する。例えば、本実施形態では、過昇温予測手段53は、フィルタ37の出口に設けられる排気温センサ40が所定の閾値未満であり、且つ前回の再生制御中に排気温センサ40で検出された温度に対する上昇幅が所定値以上である場合に、過昇温予測条件を満たしていると判定している。
第1の実行手段54は、過昇温予測手段53によってフィルタ37の過昇温が発生する可能性ありと予測された場合に、フィルタ再生手段52によるフィルタ37の再生制御を中止すると共にエンジン11に供給される新規の空気量を低減させることにより排気空燃比を低下させて粒子状物質の燃焼を抑える第1の燃焼抑制制御を実行する。この第1の燃焼抑制制御が実行されることで、フィルタ37の温度上昇が抑制される。本実施形態では、第1の実行手段54は、フィルタ37の入口に設けられた酸素濃度センサ41の検出結果に基づいて排気空燃比を適宜低減させている。すなわち、第1の実行手段54は、酸素濃度センサ41によって検出される排ガスの酸素濃度が所定値以下となるように新規の空気量を適宜低減させている。このようにPM燃焼に深く寄与する排ガスの酸素濃度を指標とすることで、フィルタ37の温度を効果的に抑制することができる。
なお新規の空気量を低減させる方法は、特に限定されないが、例えば、エンジン11の吸気通路22に設けられるスロットル弁29及びEGR弁32の少なくとも一方を制御して新規の空気量を低減させている。スロットル弁29及びEGR弁32のうちの何れか一方、或いは両方を制御するかは、エンジン11の運転状態に応じて適宜決定されればよいが、フィルタ37の入口付近に設けられた排気流量センサ42によって排ガス流量が所定値以上であることが検出された場合には、スロットル弁29を優先的に制御することが好ましい。新規の空気量低減にあたっては、EGR弁32の制御によるEGR増量よりもスロットル弁29の制御による外気の吸入量減量の方が、応答性が高く過昇温の予測に対して素早く対応できるからである。
過昇温検出手段55は、第1の実行手段54による第1の燃焼抑制制御の実行中に、フィルタ37の過昇温が発生したことを検出する。具体的には、過昇温検出手段55は、フィルタ37の出口に設けられた排気温センサ40が所定値以上となった場合に、フィルタ37の過昇温が発生したと判定する。
第2の実行手段56は、過昇温検出手段55によってフィルタ37の過昇温が検出された場合に、上述した第1の実行手段54による第1の燃焼抑制制御の実行に加えて、第2の燃焼抑制制御を実行する。第2の燃焼抑制制御では、フィルタ37に流入する排ガスに含まれる燃料量を増加させて排気空燃比を低下させる。このように過昇温検出手段55によって過昇温の発生が検出された場合には、第1の実行手段54によって第1の燃焼抑制制御が実施されると共に第2の実行手段56によって第2の燃焼抑制制御が実行されることで、排ガス単位体積に含まれる空気量が減少される。これにより粒子状物質の燃焼をより効果的に抑制することができ、それに伴ってフィルタ37の温度が効果的に低下してフィルタ37の過昇温状態が早期に解消される。したがって、フィルタ37の過昇温による溶損の発生も実質的に防止することができる。
なお第2の実行手段56は、第1の実行手段54と同様に、フィルタ37の入口に設けられた酸素濃度センサ41の検出結果に基づいて排気空燃比を適宜低減させている。すなわち、第2の実行手段56は、酸素濃度センサ41によって検出される排ガスの酸素濃度が所定値以下となるように排ガスに含まれる燃料量を適宜増加させている。
本実施形態では、酸化触媒36の入口付近に設けられたインジェクタ39から排気管12内の排ガスに燃料を添加することで排ガスに含まれる燃料量を増加させ、排気空燃比を低下(リッチ化)させている。これにより排気空燃比を確実に低下(リッチ化)させることができ、粒子状物質の燃焼を効果的に抑制することができる。
排ガスに含まれる燃料量を増加させる方法は、特に限定されず、例えば、筒内に燃料をポスト噴射するようにしてもよい。上述のようにフィルタ37の再生制御実行時には、燃料のポスト噴射が行われることでフィルタ37の温度は上昇するが、第2の燃焼抑制制御実行時には、燃料のポスト噴射が行われることでフィルタ37の温度は低下する。フィルタ37の再生制御実行時には、排ガス中に比較的多くの酸素が含まれているため、この酸素が消費されるまではポスト噴射された燃料が燃焼(粒子状物質の燃焼)されてフィルタ37の温度は上昇する。一方、第2の燃焼抑制制御実行時には、第1の燃焼抑制制御がすでに実行されており排ガスに含まれる酸素量は既に減少している。この状態でポスト噴射を行うと、排ガス単位体積に占める空気量が極めて少なくなるため、燃焼が促進されることはなく、PMの燃焼がより効果的に抑制される。
以上のように、フィルタ37の再生制御実行中に、必要に応じて排ガスの空燃比(排気空燃比)を適宜調整する(低下させる)ことで、過昇温に起因するフィルタ37の溶損の発生を効果的に抑制することができる。
以下、排気浄化装置10による第1及び第2の燃焼抑制制御についてさらに説明する。図3は、第1及び第2の燃焼抑制制御の一例を示す説明するフローチャートである。
図3に示すように、まずステップS1でフィルタ再生手段52によるフィルタ37の再生制御が開始されると、所定のタイミング、例えば、一定の間隔で、過昇温予測手段53によってフィルタ37の過昇温が発生する可能性が予測される(ステップS2)。具体的には、過昇温予測手段53によって、上述のようにフィルタ温度条件が過昇温予測条件を満たしているか否かが判定され、フィルタ37の温度条件が過昇温予測条件を満たしている場合に、過昇温が発生する可能性ありと判定される。
ここで、過昇温予測手段53によってフィルタ37の温度条件が過昇温予測条件を満たしていないと判定された場合には(ステップS2;No)、ステップS3に進み、フィルタ37の再生制御が継続される。一方、過昇温予測手段53によってフィルタ37の温度条件が過昇温予測条件を満たしていると判定された場合には(ステップS2:Yes)、ステップS4に進み、第1の実行手段54によってフィルタ再生手段52による再生制御が中止されると共に第1の燃焼抑制制御が開始される。
第1の燃焼抑制制御が開始されると、まずはエンジン11の運転状態が判定される。具体的には、ステップS5で排気流量VEXが所定値VEXSTD以下であるか否が判定される。ここで、VEX≦VEXSTDである場合には、すなわちスロットル弁29の開度が比較的小さい場合には(ステップS5:Yes)、さらにエンジン11の運転状態がアイドル状態であるか否かが判定される。
エンジン11の運転状態がアイドル状態であると判定された場合には(ステップS6:Yes)、ステップS7でEGR弁32が制御されてEGR弁32の開度が増加する。これにより、エンジン11に供給されるEGR量が増加すると共に、新規の空気量が低減される。すなわち排気空燃比が低下する。これにより粒子状物質の燃焼が抑えられてフィルタ37の温度上昇が抑制される。
なおエンジン11の運転状態がアイドル状態の場合(ステップS6:Yes)、スロットル弁29の開度は比較的小さくスロットル弁29の操作によってエンジン11に供給される新規の空気量を調整することは難しい。しかしながら、EGR弁32を制御することで(ステップS7)、エンジン11に供給される新規の空気量を比較的容易に調整することができる。
その後ステップS8では、過昇温検出手段55によってフィルタ37の過昇温が発生したか否かが判定される。具体的には、フィルタ37の出口に設けられた排気温センサ40によって検出されるフィルタ37の温度TDPFが所定温度TMAX1(例えば、800℃)以上であるか否かが判定される。ここで、フィルタ37の温度TDPFが所定温度TMAX1よりも低い場合には(ステップS8:No)、すなわち第1の燃焼抑制制御の実行によりフィルタ37の温度が十分に抑制されている場合には、第1の燃焼抑制制御を終了してステップS1に戻り、フィルタ37の再生制御が再開される。なお所定温度TMAX1は、フィルタ37の物理的耐熱限界温度ではなく、それよりも低く、ある程度余裕を持った値に設定されている。
一方、フィルタ37の温度TDPFが所定温度TMAX1以上である場合には(ステップS8:Yes)、過昇温検出手段55によってフィルタ37の過昇温が発生したと判定されてステップS9に進み、第1の実行手段54による第1の燃焼抑制制御に加えて、第2の実行手段56によって第2の燃焼抑制制御が実行される。
これによりフィルタ37に流入する排ガスに含まれる燃料量が増加して排気空燃比がさらに低下(リッチ化)する。すなわち排ガスの酸素濃度がさらに低下する。したがって粒子状物質の燃焼がより効果的に抑制され、フィルタ37の温度を低下させて過昇温を早期に解消することができる。
第2の燃焼抑制制御が実行されると、具体的には、インジェクタ39から燃料が噴射されて排気管12を流れる排ガスに燃料が添加される(ステップS9)。ステップS10では、排ガスの酸素濃度λEXが所定値λEXSTD以下であるか否かが判定される。排ガスの酸素濃度λEXが所定値λEXSTDよりも高い場合には(ステップS10:No)、ステップS9に戻り、排ガスへの燃料の添加が継続される。一方、排ガスの酸素濃度λEXが所定値λEXSTD以下である場合には(ステップS10:Yes)、ステップS11に進み、フィルタ37の温度TDPFが所定温度TMAX2以下であるか否かが判定される。ここで、所定温度TMAX2は、排ガスへの燃料添加による温度上昇分を算出し、その上昇分をTMAX1に加算した値を用いる。また所定温度TMAX2は、計算によって求めなくとも実験等により予め決定された値でもよい。
そして、フィルタの温度TDPFが所定温度TMAX2よりも高い場合には(ステップS10:No)、過昇温が十分に解消されていないと判定され、ステップS9に戻って排ガスへの燃料の添加が継続される。
フィルタの温度TDPFが所定温度TMAX2以下である場合には(ステップS11:Yes)、フィルタ37の過昇温が解消されたと判定され、排ガスへの燃料の添加(第2の燃焼抑制制御)を終了してステップS1に戻り、フィルタ37の再生制御が再開される。
また上述したように排気流量が所定値以下であり(ステップS5:Yes)、エンジン11の運転状態がアイドル状態である場合には(ステップS6:Yes)、EGR弁32を調整することでエンジン11に供給される新規の空気量を調整している。これに対し、排気流量が所定値よりも大きい場合、すなわちスロットル弁29の開度が比較的大きい場合には(ステップS5:No)、ステップS12に進み、スロットル弁29の開度を減少させてエンジン11に供給される新規の空気量を調整する(減少させる)。その後、ステップS8に進む。
また排気流量は所定値以下であるが(ステップS5:Yes)、エンジン11の運転状態がアイドル状態ではない場合には(ステップS6:No)、ステップS13に進み、スロットル弁29の開度を減少させると共にEGR弁32の開度を増加させて、エンジン11に供給される新規の空気量を調整する(減少させる)。その後、ステップS8に進む。
このようにスロットル弁29の制御が可能な場合には、EGR弁32の制御よりもスロットル弁29の制御を優先させることが好ましい。スロットル弁29の制御はEGR弁32の制御よりも応答性が高いため、過昇温の予測に素早く対応することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、勿論、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
10 排気浄化装置
11 エンジン
12 排気管(排気通路)
22 吸気管(吸気通路)
28 インタークーラ
29 スロットル弁
30 EGR管
32 EGR弁
36 酸化触媒
37 フィルタ
39 インジェクタ
40 排気温センサ
41 酸素濃度センサ
42 排気流量センサ
50 ECU
51 制御部
52 フィルタ再生手段
53 過昇温予測手段
54 第1の実行手段
55 過昇温検出手段
56 第2の実行手段

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ排ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタと、
    前記フィルタの温度を上昇させて該フィルタに捕集された粒子状物質を燃焼させてフィルタを再生させる再生制御を実行するフィルタ再生手段と、
    前記フィルタ再生手段による前記フィルタの再生制御実行中に、当該フィルタの過昇温が発生する可能性を予測する過昇温予測手段と、
    前記過昇温予測手段によって前記フィルタの過昇温が発生する可能性ありと予測された場合に、前記フィルタ再生手段による前記フィルタの再生を中断すると共に前記内燃機関に供給される新規の空気量を低減させることにより排気空燃比を低下させて粒子状物質の燃焼を抑制させる第1の燃焼抑制制御を実行する第1の実行手段と、
    前記第1の実行手段による第1の燃焼抑制制御実行中に、当該フィルタの過昇温が発生したことを検出する過昇温検出手段と、
    前記過昇温検出手段によって前記フィルタの過昇温が検出された場合に、前記第1の燃焼抑制制御が既に実行されて前記排ガスに含まれる酸素量が減少している状態で、前記第1の実行手段による第1の燃焼抑制制御の実行に加えて、前記フィルタに流入する排ガスに含まれる燃料量を増加させることにより排気空燃比を低下させて粒子状物質の燃焼を抑制する第2の燃焼抑制制御を実行する第2の実行手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記排気通路を流通する排気流量を検出する排気流量検出手段を備え、
    前記第1の実行手段は、前記内燃機関の吸気通路に設けられるスロットル弁及びEGR量を調整するEGR弁の少なくとも一方を制御して新規の空気量を低減させると共に、前記排気流量検出手段によって排気流量が所定値以上であることが検出された場合には、前記スロットル弁を優先的に制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記フィルタの入口における前記排ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段を備え、
    前記第1の実行手段及び前記第2の実行手段は、前記酸素濃度検出手段によって検出される酸素濃度が所定値以下となるように排気空燃比を低下させることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記フィルタの出口における前記排ガスの温度を検出する排気温度検出手段を備え、
    前記過昇温予測手段は、前記フィルタ再生手段による再生制御実行中に前記排気温度検出手段により検出される排ガス温度と前回の再生制御実行時に検出された排ガス温度とを比較することにより過昇温が発生する可能性を予測することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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