JP2006273934A - ラジアルタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】損失正接tanδを低減し、複素弾性率E*および破壊特性をバランスよく向上させたゴム組成物からなるブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングを有することにより、転がり抵抗の低減されたラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】ゴム成分100重量部に対して、ヨウ素吸着量が25〜75mg/gおよびDBP吸油量が110〜150ml/100gであるカーボンブラックを20〜55重量部、ならびにBET比表面積が115〜200m2/gであるシリカを5〜30重量部含有するゴム組成物からなるブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングを有するラジアルタイヤ。
【選択図】なし

Description

本発明は、ラジアルタイヤに関する。
近年、二酸化炭素の排出による地球温暖化が進行しており、自動車の排ガス規制や二酸化炭素排出規制が厳しくなりつつある。また、将来的にガソリンやディーゼルなどの石油資源より得られる自動車用軽油が枯渇することが予想されている。
そのため、トラック、バスなどの自動車に対する低燃費化の要求がますます強くなってきており、転がり抵抗の少ないタイヤ(燃費消費の少ないタイヤ)の開発が重要視されてきている。
タイヤの転がり抵抗を低減させる方法としては、タイヤ部材の中でも最大重量を占めるトレッドの改良を行なうことが効果的であり、従来、トレッドの改良によってタイヤの転がり抵抗の低減化がはかられてきた。しかし、トレッドは、タイヤの耐摩耗性およびグリップ性能に最も影響をおよぼすタイヤ部材であるため、耐摩耗性およびグリップ性能を維持したまま、転がり抵抗の低減化をはかることは、技術的に限界に近づいている。
よって今後は、トレッド以外のタイヤ部材を改良することによるタイヤの転がり抵抗の低減化が重要となってくる。
タイヤの耐摩耗性およびグリップ性能に影響を及ぼさず、改良することで転がり抵抗の低減化を可能にするタイヤ部材としては、ブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングがあげられる。ここで、ブレーカークッションとは、図1に示すタイヤ部材1をいい、タイヤの耐久性、車の乗り心地などに大きな影響をおよぼす重要なタイヤ部材である。また、サイドウォールパッキングとは、図2に示すタイヤ部材4をいい、タイヤの剛性を高めるとともにせん断応力を緩和してビード部の耐久性を高めるはたらきを示す。
ブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングの改良手法としては、例えば、ブレーカークッション用またはサイドウォールパッキング用ゴム組成物におけるゴム成分の存在比率を増加させることでカーボンブラックなどの補強用充填剤の存在比率を低減させ、ゴム組成物の損失正接tanδを低減することがおこなわれてきた。しかし、ゴム組成物への補強効果が充分に得られず、ゴム組成物の複素弾性率E*が低下するため、ブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングが変形しやすくなってエネルギー損失が大きくなるため、タイヤの転がり抵抗の低減を達成できなかった。
また、ブレーカークッション用またはサイドウォールパッキング用ゴム組成物に多量の加硫剤を添加させ、ゴム組成物の損失正接tanδを低減することがおこなわれてきた。この手法をとることにより、ゴム組成物中における補強用充填剤の存在比率を下げることなく、転がり抵抗を低減することが可能であるが、タイヤ走行により生じる熱老化によるゴム組成物の物性変化が大きくなり、ゴム組成物をブレーカークッションとした場合は、縁石へ乗りあげた際、また、不整地を走行した際に受けるタイヤの側面への衝撃に耐えうるだけの特性(破壊特性)が充分ではない。また、ゴム組成物をサイドウォールパッキングとした場合は、タイヤにかかる荷重によってタイヤが変形することにより、ボディプライ間に生じるせん断歪を緩衝させて、タイヤにかかる荷重に耐えうるだけの破壊特性が充分に得られない。
破壊特性は、タイヤの種類によってその要求のレベルが異なり、軽トラックよりも大型トラックやバスなどの荷重がより大きい車輌に用いるラジアルタイヤほど、優れた破壊特性が必要となってくる。
トラックやバスなどの車輌に使用するブレーカークッション用またはサイドウォールパッキング用ゴム組成物の破壊特性を向上させるために、補強性が高くジブチルフタレート吸油量(DBP吸油量)の大きいカーボンブラック(米国材料試験協会企画(ASTM D 1765)のASTMコードにおけるN134など)を使用して、ゴム組成物中における補強用充填剤の存在比率を減らすことにより、損失正接tanδを低減し、複素弾性率E*および破壊特性をバランスよく向上させることが知られている。しかし、カーボンブラックの粒子がつながって形成された凝集体が発達することによって、ゴム組成物中において、カーボンブラックにより補強されている部分とされていない部分の差が大きくなり、補強されていない部分からの破壊が発生し易くなるため、結果として破壊特性が低下するという問題がある。さらに、該カーボンブラックは、ゴム組成物中に充分に分散させることが困難であり、混練時間や混練回数が増大するという問題も生じる。
また、DBP吸油量を高くするとともに、カーボンブラックの粒子を大きくする(ヨウ素吸着量を小さくする)ことにより、損失正接tanδを低減することが知られている。しかし、その場合も、結果として破壊特性が低下するという問題がある。
このように、補強用充填剤としてカーボンブラックを使用するだけでは、ブレーカークッション用またはサイドウォールパッキング用ゴム組成物の損失正接tanδを低減し、複素弾性率E*および破壊特性をバランスよく向上させることは困難である。
補強用充填剤としては、他にシリカがあり、シリカを配合することでゴム組成物を大幅に補強でき、さらにゴム組成物の損失正接tanδも低減すること効果が得られる。しかし、シリカ単体でも、かなりの充填量配合しなければブレーカークッション用またはサイドウォールパッキング用ゴム組成物として必要な損失弾性率*が得られず、tanδを目的の数値に落とし込むのは困難である。
そのため、補強用充填剤として、シリカだけでなくカーボンブラックと併用して用いることがなされている。
例えば、特許文献1には、カーボンブラックとシリカを併用したブレーカークッション用ゴム組成物が開示されているが、ASTMコードにおけるN330クラスと同じあるいはコード番号の小さいカーボンブラックを使用したものであり、シリカを併用しても充分な効果は得られなかった。
このように、カーボンブラックおよびシリカの優れた補強効果だけを取り入れて、損失正接tanδを低減し、複素弾性率E*および破壊特性をバランスよく向上させたゴム組成物はいまだ得られていない。
特開2004−161862号公報
本発明は、損失正接tanδを低減し、複素弾性率E*および破壊特性をバランスよく向上させたゴム組成物からなるブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングを有することにより、転がり抵抗の低減されたラジアルタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、ゴム成分100重量部に対して、ヨウ素吸着量が25〜75mg/gおよびジブチルフタレート吸油量が110〜150ml/100gであるカーボンブラックを20〜55重量部、ならびにBET比表面積が115〜200m2/gであるシリカを5〜30重量部含有するゴム組成物からなるブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングを有するラジアルタイヤに関する。
前記ラジアルタイヤは、前記ゴム組成物において、カーボンブラックの含有量が20〜40重量部であって、測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定した複素弾性率E*が3〜5.5Mpaおよび損失正接tanδが0.05未満であるゴム組成物からなるブレーカークッションを有することが好ましい。
前記ラジアルタイヤは、前記ゴム組成物において、カーボンブラックのヨウ素吸着量が40〜74mg/gおよび含有量が30〜40重量部、ならびにシリカの含有量が10〜30重量部であって、測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定した複素弾性率E*が4Mpa以上および損失正接tanδが0.06未満であるゴム組成物からなるサイドウォールパッキングを有することが好ましい。
前記ラジアルタイヤは、重荷重車輌に装着されることが好ましい。
本発明によれば、特定のカーボンブラックおよびシリカをそれぞれ特定量含有して、損失正接tanδを低減し、複素弾性率E*および破壊特性(とくに熱老化後の破壊特性)をバランスよく向上させたゴム組成物からなるブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングを有することにより、転がり抵抗を低減させたラジアルタイヤを提供することができる。
本発明のラジアルタイヤは、ゴム組成物からなるブレーカークッションおよびサイドウォールパッキングを有する。
ここで、ブレーカークッション1とは、図1に示すように、ブレーカー2のエッジ部とケース3との間に設けられた層のことをいう。
また、サイドウォールパッキング4とは、図2に示すように、ビードエイペックス10の上部に設けられた層のことをいう。
本発明のラジアルタイヤが有するブレーカークッションおよびサイドウォールパッキングの製造に使用されるゴム組成物は、ゴム成分、特定のカーボンブラックおよびシリカからなる。
ゴム成分としては、一般的に使用される天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴムなどのジエン系ゴム、またはブチルゴム、塩素化ブチルゴムなどのブチル系ゴムが使用される。なかでも、タイヤとして要求される高強度および低発熱性を付与することができることから、ジエン系ゴムを使用することが好ましく、天然ゴムを使用することがより好ましい。
カーボンブラックのヨウ素吸着量は25mg/g以上である。ヨウ素吸着量が25mg/g未満では、狙いとする破壊特性を出すことが不可能となり、ゴム組成物のtanδが高くなる。また、カーボンブラックのヨウ素吸着量は75mg/g以下である。ヨウ素吸着量が75mg/gをこえると、ゴム組成物のtanδが高くなり、狙いとする低燃費性が得られない。ゴム組成物からブレーカークッションを製造する場合、カーボンブラックのヨウ素吸着量の下限値は25mg/gであることが好ましく、上限値は60mg/gであることが好ましい。また、ゴム組成物からサイドウォールパッキングを製造する場合、カーボンブラックのヨウ素吸着量の下限値は40mg/gであることが好ましく、また、上限値は74mg/gであることが好ましい。
カーボンブラックのジブチルフタレート吸油量(DBP吸油量)は110ml/100g以上である。DBP吸油量が110ml/100g未満では、ゴム組成物のtanδが高くなり、狙いとする低燃費性が得られない。また、カーボンブラックのDBP吸油量は150ml/100g以下である。DBP吸油量が150ml/100gをこえると、狙いとする破壊特性が得られない。ゴム組成物からブレーカークッションを製造する場合、カーボンブラックのDBP吸油量の下限値は110ml/100gであることが好ましく、上限値は135ml/100gであることが好ましい。また、ゴム組成物からサイドウォールパッキングを製造する場合、カーボンブラックのDBP吸油量の下限値は120ml/100gであることが好ましく、上限値は150ml/100gであることが好ましい。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100重量部に対して20重量部以上である。含有量が20重量部未満では、カーボンブラックによる補強が不足して、狙いとする破壊特性が得られない。また、カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100重量部に対して55重量部以下である。含有量が55重量部をこえると、ゴム組成物のtanδが高くなり、狙いとする低燃費性が得られない。ゴム組成物からブレーカークッションを製造する場合、カーボンブラックの含有量の下限値は20重量部であることが好ましく、上限値は40重量部であることが好ましい。また、ゴム組成物からサイドウォールパッキングを製造する場合、カーボンブラックの含有量の下限値は30重量部であることが好ましく、また、上限値は40重量部であることが好ましい。
シリカのBET比表面積は115m2/g以上である。BET比表面積が115m2/g未満では、シリカによる補強が不足して狙いとする破壊特性が得られない。また、シリカのBET比表面積は200m2/g以下である。BET比表面積が200m2/gをこえると、ゴム組成物のtanδが高くなり、狙いとする低燃費性が得られない。ゴム組成物からブレーカークッションを製造する場合、シリカのBET比表面積の下限値は140m2/gであることが好ましく、上限値は200m2/gであることが好ましい。また、ゴム組成物からサイドウォールパッキングを製造する場合、シリカのBET比表面積の下限値は115m2/gであることが好ましく、上限値は180m2/gであることが好ましい。
シリカの含有量は、ゴム成分100重量部に対して5重量部以上である。含有量が5重量部未満では、シリカによる補強が不足して狙いとする破壊特性が得られない。また、シリカの含有量は、ゴム成分100重量部に対して30重量部以下である。また、含有量が30重量部をこえると、ゴムのtanδが高くなり、狙いとする低燃費性が得られない。ゴム組成物からブレーカークッションを製造する場合、シリカの含有量の下限値は5重量部であることが好ましく、上限値は25重量部であることが好ましい。また、ゴム組成物からサイドウォールパッキングを製造する場合、カーボンブラックの含有量の下限値は10重量部であることが好ましく、上限値は30重量部であることが好ましい。
このように、本発明において、カーボンブラックは、110〜150ml/100gという特定のDBP吸油量の領域を有し、ある程度カーボンブラック粒子間のつながりが発達していること、さらにシリカは、115〜200m2/gという特定のBET比表面積を有し、ある程度粒子が細かいことが必要である。そして、カーボンブラックとシリカを併用することにより、カーボンブラックの粒子のつながりが発達して形成されているカーボンブラックの凝集体の空隙にカーボンよりも粒子の細かいシリカが入ってくることにより、カーボンブラックを補強し、結果として、ラジアルタイヤの破壊特性を維持しているものと考える。
ゴム組成物には、前記ゴム成分、カーボンブラックおよびシリカのほかに、タイヤ工業において一般的に使用されている酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤、硫黄および加硫促進剤を配合することができる。
硫黄としては、ゴム工業において加硫時に一般的に用いられる硫黄を用いることができるが、とくに不溶性硫黄を用いることが好ましい。ここで不溶性硫黄とは、天然硫黄S8を加熱、急冷し、Sx(x=10万〜30万)となるように高分子量化した硫黄のことをいう。不溶性硫黄を用いることで、通常、硫黄をゴム加硫剤として用いた場合に生じるブルーミングを防止することができる。
硫黄(オイル分を除いた純硫黄分)の配合量は、ゴム成分100重量部に対して1.5〜2.9重量部であることが好ましい。硫黄の配合量が1.5重量部未満では、ゴム組成物のtanδが高くなり、狙いとする低燃費性が得られない傾向があり、また、硫黄の配合量が2.9重量部をこえると、ゴム組成物の熱老化特性が悪化し、狙いとする破壊特性が得られない傾向がある。
ゴム組成物からブレーカークッションを製造する場合、測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定したゴム組成物の複素弾性率E*は3MPa以上であることが好ましく、3.5MPa以上であることがより好ましい。複素弾性率E*が3MPa未満では、剛性が不足しているため、ブレーカークッションの変形が大きくなり、結果として低燃費性が得られにくくなる傾向がある。また、該ゴム組成物の複素弾性率E*は5.5MPa以下であることが好ましく、4.5MPa以下であることがより好ましい。また、複素弾性率E*が5.5MPaをこえると、ブレーカークッションが硬くなり狙いとする破壊特性が得られにくい傾向がある。
また、ゴム組成物からサイドウォールパッキングを製造する場合、測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定したゴム組成物の複素弾性率E*は4MPa以上であることが好ましく、4.5MPa以上であることがより好ましい。複素弾性率E*が4MPa未満では、剛性が不足しているため、サイドウォールパッキングの変形が大きくなり、結果として低燃費性が得られにくくなる傾向がある。また、該ゴム組成物の複素弾性率E*は6.0MPa以下であることが好ましく、5.5MPa以下であることがより好ましい。また、複素弾性率E*が6.0MPaをこえると、サイドウォールパッキングが硬くなり狙いとする破壊特性が得られにくい傾向がある。
ゴム組成物からブレーカークッションを製造する場合、測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定したゴム組成物の損失正接tanδは0.05未満であることが好ましく、0.045以下であることがより好ましい。損失正接tanδが0.05MPaをこえると、狙いとする低燃費性が得られにくくなる傾向がある。
また、ゴム組成物からサイドウォールパッキングを製造する場合、測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定したゴム組成物の損失正接tanδは0.06であることが好ましく、0.055以下であることがより好ましい。損失正接tanδが0.06MPaをこえると、狙いとする低燃費性が得られにくくなる傾向がある。
本発明のラジアルタイヤは、ゴム組成物を未加硫の段階でブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングの形状に成形し、他のタイヤ部材と貼りあわせて得られた未加硫タイヤを、加硫温度140〜160℃、加硫時間30〜50分間の加硫することにより製造することができる。
本発明のラジアルタイヤは、重荷重車輌に装着されることが好ましい。重荷重車輌としては、例えば、軽トラック、大型トラック、バス、航空機などがあげられる。なかでも、低燃費性の効果を発揮しやすいという理由から、重荷重車輌は高速走行主体の大型トラックであることが好ましい。
実施例にもとづいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
実施例において使用した各種薬品を以下に示す。
NR:RSS♯3
カーボンN134:昭和キャボット(株)製のショウブラックN134(ヨウ素吸着量142mg/g、DBP吸油量127ml/100g)
カーボンN220:昭和キャボット(株)製のショウブラックN220(ヨウ素吸着量121mg/g、DBP吸油量114ml/100g)
カーボンN351:昭和キャボット(株)製のショウブラックN351(ヨウ素吸着量70mg/g、DBP吸油量120ml/100g)
カーボンN550:昭和キャボット(株)製のショウブラックN550(ヨウ素吸着量43mg/g、DBP吸油量121ml/100g)
カーボンA:試作カーボンブラック(ヨウ素吸着量75mg/g、DBP吸油量120ml/100g)
カーボンB:試作カーボンブラック(ヨウ素吸着量39mg/g、DBP吸油量120ml/100g)
カーボンC:試作カーボンブラック(ヨウ素吸着量70mg/g、DBP吸油量109ml/100g)
カーボンD:試作カーボンブラック(ヨウ素吸着量60mg/g、DBP吸油量151ml/100g)
シリカVN3:デグサ社(Deggusa)製のウルトラジルVN3(BET比表面積175m2/g)
シリカ115Gr:ローディア社製のZ115Gr(BET比表面積112m2/g)
シリカA:試作シリカ(BET比表面積119m2/g))
シリカB:試作シリカ(BET比表面積205m2/g)
60%不溶性硫黄:日本乾溜工業(株)製のセイミサルファー(純硫黄分60%、オイル分40%)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS
ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸
老化防止剤:精工化学工業(株)製のRD
シランカップリング剤:デグサ社(Deggusa)製のSi266
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS
実施例1〜20および比較例1〜24
(試験用タイヤの製造)
天然ゴム100重量部に対して、カーボンブラックおよびシリカを表1〜4に記載の配合量、シランカップリング剤をシリカの配合量の8%、ならびに酸化亜鉛を3重量部、ステアリン酸を1.5重量部、老化防止剤を1.5重量部を添加して150℃になるまで約2分間混練りし、さらに、60%不溶性硫黄および加硫促進剤NSを表1〜4に記載の配合量(不溶性硫黄は純硫黄分を示す)添加して、100℃になるまで約2分間混練りし押出すことにより、未加硫ゴムシートをそれぞれ作製した。
なお、比較例2および比較例15では混練が困難であったため、比較例2、比較例4、比較例15および比較例17以外の比較例および実施例における全混練回数よりも2回分多くの混練りが必要であった。
また、比較例4および比較例17では混練が容易であったため、比較例2、比較例4、比較例15および比較例17以外の比較例および実施例における全混練回数よりも1回分少ない混練りでも充分であった。
実施例1〜9および比較例1〜13の未加硫ゴムシートをブレーカークッションに成形して他のタイヤ部材と貼りあわせ、未加硫タイヤを製造し、該未加硫タイヤを温度150℃で、45分間加硫することにより、実施例1〜9および比較例1〜13の試験用タイヤを製造した(タイヤサイズ:11R22.5 14PR、オールシーズンパターンのラジアルタイヤ)。
また、実施例10〜20および比較例14〜24の未加硫ゴムシートをサイドウォールパッキングに成形して他のタイヤ部材と貼りあわせ、未加硫タイヤを製造し、該未加硫タイヤを温度150℃で、45分間加硫することにより、実施例10〜20および比較例14〜24の試験用タイヤを製造した(タイヤサイズ:11R22.5 14PR、オールシーズンパターンのラジアルタイヤ)。
得られた試験用タイヤを用いて、以下の試験をおこなった。
(損失弾性率E*および損失正接tanδの測定)
実施例1〜9および比較例1〜13の試験用タイヤのブレーカークッションから、また、実施例10〜20および比較例14〜24の試験用タイヤのサイドウォールパッキングから、それぞれ幅4mm、厚み1.8〜2.2mm、長さ30mmの試験片を切り出した。そして、試験片を用いて、(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターにて測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzの条件にて損失弾性率E*および損失正接tanδを測定した。
(熱老化後破壊特性)
実施例1〜9および比較例1〜13の試験用タイヤのブレーカークッションから、また、実施例10〜20および比較例14〜24の試験用タイヤのサイドウォールパッキングから、それぞれ厚み1.8〜2.2mmのゴムシートを切り出し、ギヤーオーブン熱老化試験機((株)東洋精機製作所製)にて100℃で72時間熱老化した。熱老化後のゴムシートからダンベル3号型試験片を切り出して、JIS K6251に基づき、引張り試験を実施し、破断強度TB(MPa)、破断時伸びEB(%)を、それぞれ測定した。そして、得られた破断強度TB(MPa)および破断時伸びEB(%)から、以下の式により計算した値を熱老化後破壊特性として評価した。
(熱老化後破壊特性)=(破断強度TB)×(破断時伸びEB)×0.5
(転がり抵抗指数)
時速80kmおよび荷重24.5kNの条件において、タイヤをそれぞれドラム走行させ、その負荷抵抗を測定した。そして、比較例1の負荷抵抗の測定値を100として表1および2における負荷抵抗の測定値をそれぞれ指数表示し、また、比較例14の負荷抵抗の測定値を100として表3および4における負荷抵抗の測定値をそれぞれ指数表示した(転がり抵抗指数)。指数が小さいほど転がり抵抗が小さく、良好である。
試験結果を表1〜4に示す。
Figure 2006273934
Figure 2006273934
Figure 2006273934
Figure 2006273934
ブレーカークッションを有するラジアルタイヤのトレッド部の部分断面図である。 サイドウォールパッキングを有するラジアルタイヤのビード部の部分断面図である。
符号の説明
1 ブレーカークッション
2 ブレーカー
3 ケース
4 サイドウォールパッキング
5 チェーファー
6 サイドウォール
7 カーカス
8 補強フィラー
9 インナーライナー
10 ビードエイペックス
11 ビードコア

Claims (4)

  1. ゴム成分100重量部に対して、
    ヨウ素吸着量が25〜75mg/gおよびジブチルフタレート吸油量が110〜150ml/100gであるカーボンブラックを20〜55重量部、ならびに
    BET比表面積が115〜200m2/gであるシリカを5〜30重量部含有するゴム組成物からなるブレーカークッションまたはサイドウォールパッキングを有するラジアルタイヤ。
  2. 前記ゴム組成物において、カーボンブラックの含有量が20〜40重量部であって、
    測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定した複素弾性率E*が3〜5.5MPaおよび損失正接tanδが0.05未満であるゴム組成物からなるブレーカークッションを有する請求項1記載のラジアルタイヤ。
  3. 前記ゴム組成物において、カーボンブラックのヨウ素吸着量が40〜74mg/gおよび含有量が30〜40重量部、ならびに
    シリカの含有量が10〜30重量部であって、
    測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzにて測定した複素弾性率E*が4MPa以上および損失正接tanδが0.06未満であるゴム組成物からなるサイドウォールパッキングを有する請求項1記載のラジアルタイヤ。
  4. 重荷重車輌に装着される請求項1、2または3記載のラジアルタイヤ。
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