JP2006273312A - 自動車用内装部品と、その製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 意図した高級感あふれる縫製ラインを形成すると共に製造原価の安価な自動車用内装部品と、その製造方法を提供する。
【解決手段】 芯材7と、該芯材7を覆う柔軟性を有するパッド6と、該パッド6を覆う合成樹脂製の表皮材5とにより層状に形成してなる内装部品1であって、前記表皮材5の表面5a側に配してなる糸条体4と、該糸条体4の一部4aを前記表皮材5に連続的に形成した複数の貫通孔14を介して前記パッド6に形成した溝8に挿入すると共に前記表皮材5の裏面5bに係合して糸条体4の一部4aが抜けるのを防止した抜け止め手段10とより構成され、貫通孔14に沿って縫製ラインが形成されてなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インストルメントパネル、ドアトリムなどの自動車用内装部品と、その製造方法に係り、特に合成樹脂材の表皮材の表面にリアルな縫製ラインを形成して、高級感のあふれた自動車用内装部品と、その製造方法に関するものである。
自動車の車室内に搭載されるインストルメントパネル、ドアトリムなどの自動車用内装部品は、柔らかな材料を用いることで乗員の保護を図ると共に室内美感の向上に貢献している。特に、製品の高級感あふれるものは、手作り感を醸し出すために、表皮材単品の段階で表皮材に実際の糸条体を縫うことにより、表皮材の表面側に縫製ラインを形成し、該表皮材の裏面側にパッドを充填して芯材と共に一体化させてなる自動車用内装材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平7−004819号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、かかる表皮を三次元形状に賦形することで折れ皺が発生するおそれがある。一旦折れ皺が発生すると、加熱処理しても皺が取れにくいことになる。また、後工程での発泡成形時に縫い目からパッドの原料が漏れるおそれがある。何れにしても、製品の不良率が高まり、生産効率の劣化を招くおそれがあり、製造原価高騰の一原因になるおそれがある。また、通常糸条体のしまりによって、パッドが撓むことにより表皮材の糸条体の通る位置にうっすらと凹みの通り部が形成されることで高級感が生じるが、縫製ラインを形成するのは、表皮材のみの段階であるので、表皮材の表面のみに糸条体が貼り付いているだけという商品の低級感を生じさせるおそれもある。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、意図した高級感あふれる縫製ラインを形成すると共に製造原価の安価な自動車用内装部品と、その製造方法を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、芯材と、該芯材を覆う柔軟性を有するパッドと、該パッドを覆う合成樹脂製の表皮材とにより順次層状に形成してなる内装部品であって、前記表皮材の表面側に配してなる糸条体と、該糸条体の一部を前記表皮材に連続的に形成した複数の貫通孔を介して前記パッドに形成した溝に挿入すると共に前記表皮材の裏面に係合して糸条体の一部が表皮材から抜けるのを防止した抜け止め手段とより構成されてなることで、貫通孔に沿って縫製ラインが形成されてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動車用内装部品であって、前記抜け止め手段は、糸条体の一部に貫通孔のピッチに合致させて複数固持されてなると共に貫通孔に挿入し易く且つ溝内にあって表皮材の裏面に係合し易い断面略鏃状に形成されたアンカー部材よりなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の自動車用内装部品であって、前記抜け止め手段は、溝内にあって糸条体の一部に固着され且つ貫通孔より大きな直径よりなる接着剤よりなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の自動車用内装部品であって、前記抜け止め手段は、糸条体の一部に通過させてなると共に溝内にあって表皮材の裏面に係合し易い所定の幅を有するリングよりなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の自動車用内装部品であって、前記抜け止め手段は、前記貫通孔のピッチに合致させて糸条体の一部を複数折り曲げると共に溝内にあって表皮材の裏面に係合し易い所定の幅を有するタグよりなることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、芯材)と、該芯材を覆う柔軟性を有するパッドと、該パッドを覆う合成樹脂製の表皮材とにより順次層状に形成してなる内装部品)の表皮材に、複数の貫通孔を形成すると共に該貫通孔と同じ位置のパッドに、複数の溝を形成し、糸条体の一部の抜け止め手段を貫通孔を介して溝内に挿入し、抜け止め手段より該溝内に糸条体の一部を保持することにより、貫通孔に沿って縫製ラインを形成してなることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の自動車用内装部品の製造方法であって、前記抜け止め手段であるアンカー部材を、押し部材により真空吸着したまま貫通孔を介して溝内に挿入し、押し部材に加えた真空吸着力を除去することで、前記アンカー部材から押し部材を外し、前記アンカー部材のみを溝内に残存可能なるようにしたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の自動車用内装部品の製造方法であって、前記内装部品の成形後に、孔開けレーザ光照射手段により複数の貫通孔及び複数の溝を形成し、前記表皮材の表面側に糸条体を配してなると共に該糸条体の一部の抜け止め手段を押込み手段により該溝内に糸条体の一部を保持することにより、貫通孔に沿って縫製ラインを形成してなることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の自動車用内装部品の製造方法であって、前記孔開けレーザ光照射手段及び前記押込み手段は、座標管理制御手段により、予め定めた所望の座標上の加工位置に、次々に前記内装部品に複数の貫通孔及び複数の溝を形成してなると共にエンコーダー保管管理制御手段により、前記溝内に糸条体の一部を押し込むように、制御してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、表皮材の表面側に配してなる糸条体と、該糸条体の一部を前記表皮材に連続的に形成した複数の貫通孔を介して前記パッドに形成した溝に挿入すると共に前記表皮材の裏面に係合して糸条体の一部が抜けるのを防止した抜け止め手段とより構成されてなることで、貫通孔に沿って縫製ラインが形成されてなるため、表面側の糸条体を裏面側の抜け止め手段を用いて引っ張ることで、糸条体の通る部分の表皮材とパッドとが撓み、恰も職人による縫製であるような高級感あふれる縫製ラインを表皮材に形成することができる。また、三次元形状に賦形した後に貫通孔、溝を形成し、かかる糸条体を加えるので、貫通孔からのパッドの液漏れや皺の発生が生じないことになり、製品の不良率が下がり、生産の効率が高まる。従って、製造原価が安価となる。
請求項2に記載の発明によれば、抜け止め手段のアンカー部材は、糸条体の一部に貫通孔のピッチに合致させて複数固持されてなると共に貫通孔に挿入し易く且つ溝内にあって表皮材の裏面に係合し易い断面略鏃状に形成されてなるため、貫通孔に合致させてアンカー部材を挿入させるだけで、糸条体がアンカー部材と共に溝内に入り込むので、かかる作業が簡易であり且つ確実にその位置に保持される。該保持状態は、恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、抜け止め手段は、溝内にあって糸条体の一部に固着され且つ貫通孔より大きな直径よりなる接着剤よりなるため、貫通孔に合致させて糸条体の一部を溝内に入れると、予め溝内に入れてあった接着剤が糸条体に絡み、該接着剤が固化することでその位置に保持される。該糸条体の保持状態は、恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、抜け止め手段は、糸条体の一部に通過させてなると共に溝内にあって表皮材の裏面に係合し易い所定の幅を有するリングよりなるため、貫通孔に合致させて糸条体を通してあるリングを挿入させるだけで、糸条体がリングと共に溝内に入り込むので、かかる作業が簡易であり且つ確実にその位置に保持される。該保持状態は、恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、抜け止め手段は、前記貫通孔のピッチに合致させて糸条体の一部を複数折り曲げると共に溝内にあって表皮材の裏面に係合し易い所定の幅を有するタグよりなるため、貫通孔に合致させて糸条体のタグの部分を溝内に入れると、貫通孔で一旦縮んだタグが溝内で広がり、貫通孔より大きくなることで抜け止め保持される。該保持状態は、恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
請求項6に記載の発明によれば、内装部品の表皮材に、複数の貫通孔を形成すると共に該貫通孔と同じ位置のパッドに、複数の溝を形成し、糸条体の一部を貫通孔を介して溝内に挿入し、抜け止め手段より該溝内に糸条体の一部を保持することにより、貫通孔に沿って縫製ラインを形成してなるため、表面側の糸条体を抜け止め手段を用いて引っ張ることになり、糸条体の通る部分の表皮材とパッドとが撓み、恰も職人による縫製であるような高級感あふれる縫製ラインを表皮材に形成することができる。また、三次元形状に賦形した後に貫通孔、溝を形成し、かかる糸条体を加えるので、貫通孔からのパッドの液漏れや皺の発生が生じないことになり、製品の不良率が下がり、生産の効率が高まる。従って、製造原価が安価となる。
請求項7に記載の発明によれば、前記抜け止め手段であるアンカー部材を、押し部材により真空吸着したまま貫通孔を介して溝内に挿入し、押し部材)に加えた真空吸着力を除去することで、前記アンカー部材から押し部材を外し、前記アンカー部材のみを溝内に残存可能なるようにしたため、アンカー部材を保持する手段が簡易となる。
請求項8に記載の発明によれば、前記内装部品の成形後に、孔開けレーザ光照射手段により複数の貫通孔及び複数の溝を形成し、前記表皮材の表面側に糸条体を配してなると共に該糸条体の一部の抜け止め手段を押込み手段により該溝内に糸条体の一部を保持することにより、貫通孔に沿って縫製ラインを形成してなるため、貫通孔の縁がレーザ光による溶断によるため、亀裂の進展が生じにくくなり、亀裂進展による破損が生じにくいことになる。
請求項9に記載の発明によれば、前記孔開けレーザ光照射手段及び前記押込み手段は、座標管理制御手段により、予め定めた所望の座標上の加工位置に、次々に前記内装部品に複数の貫通孔及び複数の溝を形成してなると共にエンコーダー保管管理制御手段により、前記溝内に糸条体の一部を押し込むように、制御してなるため、貫通孔及び溝の形成される位置が安定的に決まり、所望のステッチ形状が得られる。
意図した高級感あふれる縫製ラインを形成すると共に製造原価の安価な自動車用内装部品と、その製造方法を提供するという目的を、芯材と、該芯材を覆う柔軟性を有するパッドと、該パッドを覆う合成樹脂製の表皮材とにより順次層状に形成してなる内装部品であって、前記表皮材の表面側に配してなる糸条体と、該糸条体の一部を前記表皮材に連続的に形成した複数の貫通孔を介して前記パッドに形成した溝に挿入すると共に前記表皮材の裏面に係合して糸条体の一部が表皮材から抜けるのを防止した抜け止め手段とより構成されてなることで、貫通孔に沿って縫製ラインが形成されてなることで、実現した。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施例を示す図である。車室内の前方側には、車幅方向に沿って「自動車用内装部品」であるインストルメントパネル1が設けられている。インストルメントパネル1は、表面1a側と裏面1b側とで庇状に形成されてなり、図示しないメータを保持する部材2が下側に配されている。該部材2には、メータが露出する開口が開設されている。符号3は、該インストルメントパネルパッド1の庇に形成したガイド部で、溝状に形成されている。該ガイド部3の両縁には、糸条体4が恰も針と糸で縫製されたような縫製ライン(ステッチとも言う)が形成されている。
前記インストルメントパネル1は、合成樹脂製の芯材(パネル本体ともいう)7と、該芯材7を覆う柔軟性を有するパッド(インストルメントパネルパッドともいう)6と、該パッド6を覆う合成樹脂製の表皮材5とにより層状に形成してなる。
前記糸条体4には、複数の「抜け止め手段」であるアンカー部材10を、図5に示すように、干し柿状に吊下げ支持してなる。前記インストルメントパネル1の表皮材5には、孔開け針9により任意に(或いは意図して)適宜の間隔を設けて連続的に複数の貫通孔14を形成する。該貫通孔14と同じ位置の前記パッド6には、溝8を形成してなる。この状態で、前記糸条体4を、前記表皮材5の表面5a側に配して、アンカー部材10が吊下げてある糸条体4の一部4aをアンカー部材10と共に貫通孔14に挿入する。パッド6は溝8にて撓み、挿入されたアンカー部材10が表皮材5の裏面5bに係合して抜けるのが防止されることで、貫通孔14に沿って前記表皮材5の表面5a側に配した糸条体4により図2に示すような縫製ラインが形成される。
アンカー部材10を表皮材5の貫通孔14に挿入する手段について、次に説明する。
アンカー部材10は、図4及び図5に示すように、糸条体4の一部4aに貫通孔14のピッチに合致させて複数固持されてなると共に貫通孔14に挿入し易いように突端部10aが尖っており、溝8内にあって表皮材5の裏面5bに係合し易いように突端部10aに対して係合部10b、10cが断面略鏃状に形成されてなる。突端部10aの角度は、30度以下が望ましいが、表皮材5の材質や硬度によっては、30度以上でも良い。
アンカー部材10の係合部10b、10c間には、凹部13が形成され、該凹部13に密接するように押し部材11の先端部11aを形成してなることで、該押し部材11に形成された通気孔12に図示しない吸引装置により押し部材11にアンカー部材10の凹部13を真空吸着により保持する。一体化したアンカー部材10と押し部材11とを、表皮材5の貫通孔14を介して溝8内に挿入し、押し部材11に加えた真空吸着力を除去するか、或いは空気圧力を加えることで該アンカー部材10から押し部材11の先端部11aが凹部13から離脱すると、パッド6の弾力により係合部10b、10cが表皮材5の裏面5bに圧接し、アンカー部材10のみを溝8内に残存させることで、糸条体4の一部4aがアンカー部材10と共に貫通孔14内に保持されることになる。
この実施例によれば、表皮材5の表面5a側の糸条体4をアンカー部材10を用いて引っ張ることで、糸条体4の一部4aが通る部分の表皮材5とパッド6とが撓み、恰も職人による縫製であるような高級感あふれる縫製ラインを表皮材5に形成することができる。また、インストルメントパネルパッド1を三次元形状に賦形した後に貫通孔14、溝8を形成し、かかる糸条体4を加えるので、貫通孔14からのパッド6の液漏れや皺の発生が生じないことになり、製品の不良率が下がり、生産の効率が高まる。従って、製造原価が安価となる。
また、糸条体4の一部4aに貫通孔14のピッチに合致させて複数固持されてなると共に貫通孔14に挿入し易く且つ溝8内にあって表皮材5の裏面5bに係合し易い断面略鏃状に形成されたアンカー部材10よりなるため、貫通孔14に合致させてアンカー部材10を挿入するだけで糸条体4の一部4aがアンカー部材10と共に溝8内に入り込み、保持される。該保持状態は、糸条体4が恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
アンカー部材10と押し部材11との関係は、図4及び図5に示す実施例に限定されるのではなく、図6及び図7に示すアンカー部材20と押し部材21との関係のものでも良い。即ち、アンカー部材20は、図6及び図7に示すように、糸条体4の一部4aに貫通孔14のピッチに合致させて複数固持されてなると共に貫通孔14に挿入し易いように突端部20aが尖っており、溝8内にあって表皮材5の裏面5bに係合し易いように突端部20aに対して係合部20b、20cが断面略鏃状に形成されてなる。
アンカー部材20の係合部20b、20c間には、凸部23が形成され、該凸部23に密接するように押し部材21の先端部21aを形成してなることで、該押し部材21に形成された通気孔22に図示しない吸引装置により押し部材21にアンカー部材20の凸部23を真空吸着により保持する。一体化したアンカー部材20と押し部材21とを、表皮材5の貫通孔14を介して溝8内に挿入し、押し部材21に加えた真空吸着力を除去することで該アンカー部材20のみを溝8内に残存させることで、糸条体4の一部4aがアンカー部材20と共に貫通孔14内に保持されることになる。
図8は、本発明の第2実施例を示す図である。前記第1実施例と主に異なる点は、インストルメントパネル1の内部における抜け止め手段の構造である。
前記糸条体4には、複数の「抜け止め手段」である接着剤25は、貫通孔14より大きな直径となるように溝8内に充填され、該接着剤25により糸条体4の一部4aが固着される。接着剤25が表皮材5の裏面5bに係合して抜けるのが防止されることで、貫通孔14に沿って前記表皮材5の表面5a側に配した糸条体4により縫製ラインが形成される。
この実施例によれば、表皮材5の表面5a側の糸条体4の一部4aを貫通孔14及び溝8内に挿入して接着剤25に係止されることで、糸条体4の一部4aが通る部分の表皮材5とパッド6とが撓み、恰も職人による縫製であるような高級感あふれる縫製ラインを表皮材5に形成することができる。また、インストルメントパネルパッド1を三次元形状に賦形した後に貫通孔14、溝8を形成し、かかる糸条体4を加えるので、貫通孔14からのパッド6の液漏れや皺の発生が生じないことになり、製品の不良率が下がり、生産の効率が高まる。従って、製造原価が安価となる。
また、糸条体4の一部4aに貫通孔14のピッチに合致させて複数固持されてなると共に貫通孔14に挿入し易く且つ溝8内にあって表皮材5の裏面5bに係合し易い断面略鏃状に形成されたアンカー部材10よりなるため、貫通孔14に合致させてアンカー部材10を挿入するだけで糸条体4の一部4aがアンカー部材10と共に溝8内に入り込み、保持される。該保持状態は、糸条体4が恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
図9及び図10は、本発明の第3実施例を示す図である。前記第1実施例と主に異なる点は、インストルメントパネル1の内部における抜け止め手段の構造である。
前記糸条体4には、複数の「抜け止め手段」であるリング30を通してある。該リング30は、糸条体4の通過可能なる内孔31と、表皮材5の裏面5bに係合可能なる外輪33と、面32とより形成され、大きさは埋設される位置によりビーズ状から指輪状まで適宜選択し得る。
前記インストルメントパネル1の表皮材5には、第1実施例と同様に孔開け針9(図3参照)により形成した複数の貫通孔14を形成する。該貫通孔14と同じ位置の前記パッド6には、溝8を形成してなる。この状態で、前記糸条体4を、前記表皮材5の表面5a側に配して、リング30を貫通孔14に挿入する。パッド6は溝8にて撓み、挿入されたリング30がパッド6の弾性により表皮材5の裏面5bに係合して抜けるのが防止されることで、リング30を通した糸条体4が、貫通孔14に沿って前記表皮材5の表面5a側に図2に示すような縫製ラインが形成される。
この実施例によれば、表皮材5の表面5a側の糸条体4をリング30を用いて引っ張ることで、糸条体4の一部4aが通る部分の表皮材5とパッド6とが撓み、恰も職人による縫製であるような高級感あふれる縫製ラインを表皮材5に形成することができる。また、インストルメントパネルパッド1を三次元形状に賦形した後に貫通孔14、溝8を形成し、かかる糸条体4を加えるので、貫通孔14からのパッド6の液漏れや皺の発生が生じないことになり、製品の不良率が下がり、生産の効率が高まる。従って、製造原価が安価となる。
また、糸条体4を通してあるリング30を挿入するだけで糸条体4がリング30と共に溝8内に入り込み、保持される。該保持状態は、恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
図11乃至図13は、本発明の第4実施例を示す図である。前記第1実施例と主に異なる点は、インストルメントパネル1の内部における抜け止め手段の構造である。
前記糸条体4には、図12に示す複数の「抜け止め手段」であるタグ4c、4c’が形成されている。この第2次製品の前のタグ4c、4c’の状態は、糸条体4の一部を貫通孔14のピッチに合致させて折曲げて貫通孔14の直径より長く表皮材5の裏面5bに係合し易い所定の幅を有する折曲げ部4b、4b’(第1次製品)を形成して、そこに熱を加えて、タグ4c、4c’を形成する。該タグ4c、4c’を貫通孔14に挿入することで一旦折りたたんだタグ4c、4c’がパッド6で再び開き表皮材5の裏面5bに係合して抜けるのが防止されることで、貫通孔14に沿って前記表皮材5の表面5a側に配した糸条体4により縫製ラインが形成される。
この実施例によれば、表皮材5の表面5a側の糸条体4のタグ4c、4c’を貫通孔14及び溝8内に挿入係止されることで、糸条体4が引っ張り合い、糸条体4の通る部分の表皮材5とパッド6とが撓み、恰も職人による縫製であるような高級感あふれる縫製ラインを表皮材5に形成することができる。また、インストルメントパネルパッド1を三次元形状に賦形した後に貫通孔14、溝8を形成し、かかる糸条体4を加えるので、貫通孔14からのパッド6の液漏れや皺の発生が生じないことになり、製品の不良率が下がり、生産の効率が高まる。従って、製造原価が安価となる。
また、貫通孔14に合致させて糸条体4のタグ4c、4c’の部分を溝8内に入れると、貫通孔14で一旦縮んだタグ4c、4c’が溝8内で広がりに貫通孔14より大きくなることで保持される。該保持状態は、恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
図14及び図15は、本発明の第5実施例を示す図である。前記第1実施例と主に異なる点は、インストルメントパネル1の表皮及びパッドの形成されてなる貫通孔及び溝の成形方法である。
前記糸条体4には、複数の「抜け止め手段」であるリング30を通してある。該リング30は、糸条体4の通過可能なる内孔31と、表皮材5の裏面5bに係合可能なる外輪33と、面32とより形成され、大きさは埋設される位置によりビーズ状から指輪状まで適宜選択し得る。
前記インストルメントパネル1の表皮材5には、前記インストルメントパネル1の成形後に、孔開けレーザ光照射手段40により複数の貫通孔14及び複数の溝8を形成し、前記表皮材5の表面5a側に糸条体4を配してなると共に該糸条体4の一部4aのリング30を押込み手段41により該溝8内に糸条体4の一部4aを挿入する。パッド6は溝8にて撓み、挿入されたリング30がパッド6の弾性により表皮材5の裏面5bに係合して抜けるのが防止されることで、リング30を通した糸条体4が、貫通孔14に沿って前記表皮材5の表面5a側に図2に示すような縫製ラインが形成される。
前記孔開けレーザ光照射手段40及び前記押込み手段41は、座標管理制御手段42により、予め定めた所望の座標上の加工位置に、次々に前記インストルメントパネル1に複数の貫通孔14及び複数の溝8を形成してなると共にエンコーダー保管管理制御手段43により、前記溝8内に糸条体4の一部4aを押し込むように、制御してなる。
この実施例によれば、前記インストルメントパネルパッド1の成形後に、孔開けレーザ光照射手段40により複数の貫通孔14及び複数の溝8を形成し、前記表皮材5の表面5a側に糸条体4を配してなると共に該糸条体4の一部4aのリング30を押込み手段41により該溝8内に糸条体4の一部4aを保持することにより、貫通孔14に沿って縫製ラインを形成してなるため、貫通孔14の縁がレーザ光による溶断によるため、亀裂の進展が生じにくくなり、亀裂進展による破損が生じにくいことになる。尚、通常の縫製によれば、糸の縒りの影響により、個々の縫製孔から次の縫製孔の間の縫製糸の配列に直線性が確保できず、その対策として縫製針を断面略丸型縫製針からメス針と呼ばれる縫製針を使用する事により、縫製孔間の直線性を確保している事が一般的に知られているが、メス針を使用すると、菱形、みかづき形のノッチ形状の縫製孔となり、亀裂が進展され易いという問題を有しているが、この実施例によれば、貫通孔を菱形、みかづき形にしても貫通孔14の縁がレーザ光による溶断によるため、亀裂の進展が生じにくくなり、亀裂進展による破損が生じにくいことになる。
また、前記孔開けレーザ光照射手段40及び前記押込み手段41は、座標管理制御手段42により、予め定めた所望の座標上の加工位置に、次々に前記インストルメントパネルパッド1に複数の貫通孔14及び複数の溝8を形成してなると共にエンコーダー保管管理制御手段43により、前記溝8内に糸条体4の一部4aを押し込むように、制御してなるため、貫通孔14及び溝8の形成される位置が安定的に決まり、所望のステッチ形状が得られる。
このステッチ形状は、表皮材5の表面5a側の糸条体4を用いて引っ張ることで、糸条体4の一部4aが通る部分の表皮材5とパッド6とが撓み、恰も職人による縫製であるような高級感あふれる縫製ラインを表皮材5に形成することができる。また、インストルメントパネルパッド1を三次元形状に賦形した後に貫通孔14、溝8を形成し、かかる糸条体4を加えるので、貫通孔14からのパッド6の発泡時の液漏れや皺の発生が生じないことになり、製品の不良率が下がり、生産の効率が高まる。従って、製造原価が安価となる。
また、糸条体4を通してあるリング30を挿入するだけで糸条体4がリング30と共に溝8内に入り込み、保持される。該保持状態は、恰も裏糸と表糸とにより縫製されたような高級感を見た人に与えることができる。
前記「自動車用内装部品」としては、インストルメントパネル1を例にして説明したが、これに限定されるわけではなく、ドアトリムやサイドトリムであっても良い。表皮材5は、合成樹脂材として説明したが、これに限定されるわけではなく、合成皮革或いは天然皮革などでも良い。
前記表皮材5に形成した貫通孔14は、孔開け針9を用いなくても、次の条件であれば貫通できる。(1)前記表皮材5が、塗装タイプで成形されるスプレースキンの表層肉厚200ミクロン以下、0.5ミリメートル以下の肉厚のオレフィン系、ウレタン系、塩化ビニル系、アクリルニトリル・スチレン・アクリレート(ASA)系、ポリエステル系などから構成されるショアA硬度80以下であれば、アンカー部材10の突端部10aが鋭角な為、表皮材5を貫通できる。(2)前記表皮材5が、RIM成形の場合、ショアA硬度が65以下にできるため、表皮材5の肉厚が、0.5から1.5ミリメートルでも表皮材5をアンカー部材10により貫通できる。
前記孔開けレーザ光照射手段40及び前記押込み手段41により形成される貫通孔14及び溝8内に押し込まれる「抜け止め手段」は、リング30を例に説明したが、アンカー部材10、20でも、接着剤25でも良い。
本発明の第1実施例に係るインストルメントパネルの一部を示す斜視図。 図1のA部における拡大図。 図2のSB−SB線に沿った拡大断面図。 図3の「抜け止め手段」であるアンカー部材に押し部材をセットした状態を示す断面図。 図4のアンカー部材から押し部材を外した状態を示す断面図。 本発明の第1実施例に係るアンカー部材に押し部材をセットした状態を示す変形例の断面図。 図6のアンカー部材から押し部材を外した状態を示す断面図。 本発明の第2実施例に係るインストルメントパネルの図3相当断面図。 本発明の第3実施例に係るインストルメントパネルの図3相当断面図。 図9に用いられているリングの斜視図。 本発明の第4実施例に係る糸条体の第1次製品の状態における上面図。 図11に用いられている糸条体の折曲げ部をタグにしたことを示す上面図。 図12に示すタグにより糸条体をインストルメントパネルの表皮材の裏面に係止した条体を示す図9と交叉した方向の断面図。 本発明の第5実施例に係るインストルメントパネルの一部に貫通孔を加工する状態を示す斜視図。 図14のSC−SC線に沿った断面図。
符号の説明
1 「自動車用内装部品」であるインストルメントパネル
4 糸条体
4a 糸条体の一部
4c 「抜け止め手段」であるタグ
5 表皮材
5a 表皮材の表面
5b 表皮材の裏面
6 パッド
7 芯材
8 溝
10、20 「抜け止め手段」であるアンカー部材
11、21 押し部材
14 貫通孔
25 「抜け止め手段」である接着剤
30 「抜け止め手段」であるリング
40 孔開けレーザ光照射手段
41 押込み手段
42 座標管理制御手段
43 エンコーダー保管管理制御手段

Claims (9)

  1. 芯材(7)と、該芯材(7)を覆う柔軟性を有するパッド(6)と、該パッド(6)を覆う合成樹脂製の表皮材(5)とにより順次層状に形成してなる内装部品(1)であって、
    前記表皮材(5)の表面(5a)側に配してなる糸条体(4)と、該糸条体(4)の一部(4a)を前記表皮材(5)に連続的に形成した複数の貫通孔(14)を介して前記パッド(6)に形成した溝(8)に挿入すると共に前記表皮材(5)の裏面(5b)に係合して糸条体(4)の一部(4a)が表皮材(5)から抜けるのを防止した抜け止め手段(10,20,25,30,4c,4c’)とより構成されてなることで、貫通孔(14)に沿って縫製ラインが形成されてなることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 請求項1に記載の自動車用内装部品であって、
    前記抜け止め手段は、糸条体(4)の一部(4a)に貫通孔(14)のピッチに合致させて複数固持されてなると共に貫通孔(14)に挿入し易く且つ溝(8)内にあって表皮材(5)の裏面(5b)に係合し易い断面略鏃状に形成されたアンカー部材(10,20)よりなることを特徴とする自動車用内装部品。
  3. 請求項1に記載の自動車用内装部品であって、
    前記抜け止め手段は、溝(8)内にあって糸条体(4)の一部(4a)に固着され且つ貫通孔(14)より大きな直径よりなる接着剤(25)よりなることを特徴とする自動車用内装部品。
  4. 請求項1に記載の自動車用内装部品であって、
    前記抜け止め手段は、糸条体(4)の一部(4a)に通過させてなると共に溝(8)内にあって表皮材(5)の裏面(5b)に係合し易い所定の幅を有するリング(30)よりなることを特徴とする自動車用内装部品。
  5. 請求項1に記載の自動車用内装部品であって、
    前記抜け止め手段は、前記貫通孔(14)のピッチに合致させて糸条体(4)の一部(4a)を複数折り曲げると共に溝(8)内にあって表皮材(5)の裏面(5b)に係合し易い所定の幅を有するタグ(4c,4c’)よりなることを特徴とする自動車用内装部品。
  6. 芯材(7)と、該芯材(7)を覆う柔軟性を有するパッド(6)と、該パッド(6)を覆う合成樹脂製の表皮材(5)とにより順次層状に形成してなる内装部品(1)の表皮材(5)に、複数の貫通孔(14)を形成すると共に該貫通孔(14)と同じ位置のパッド(6)に、複数の溝(8)を形成し、糸条体(4)の一部(4a)の抜け止め手段(10,20,25,30,4c,4c’)を貫通孔(14)を介して溝(8)内に挿入し、抜け止め手段(10,20,25,30,4c,4c’)より該溝(8)内に糸条体(4)の一部(4a)を保持することにより、貫通孔(14)に沿って縫製ラインを形成してなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
  7. 請求項6に記載の自動車用内装部品の製造方法であって、
    前記抜け止め手段であるアンカー部材(10,20)を、押し部材(11,21)により真空吸着したまま貫通孔(14)を介して溝(8)内に挿入し、押し部材(11,21)に加えた真空吸着力を除去することで、前記アンカー部材(10,20)から押し部材(11,21)を外し、前記アンカー部材(10,20)のみを溝(8)内に残存可能なるようにしたことを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
  8. 請求項6に記載の自動車用内装部品の製造方法であって、
    前記内装部品(1)の成形後に、孔開けレーザ光照射手段(40)により複数の貫通孔(14)及び複数の溝(8)を形成し、前記表皮材(5)の表面(5a)側に糸条体(4)を配してなると共に該糸条体(4)の一部(4a)の抜け止め手段(10,20,25,30,4c,4c’)を押込み手段(41)により該溝(8)内に糸条体(4)の一部(4a)を保持することにより、貫通孔(14)に沿って縫製ラインを形成してなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
  9. 請求項8に記載の自動車用内装部品の製造方法であって、
    前記孔開けレーザ光照射手段(40)及び前記押込み手段(41)は、座標管理制御手段(42)により、予め定めた所望の座標上の加工位置に、次々に前記内装部品(1)に複数の貫通孔(14)及び複数の溝(8)を形成してなると共にエンコーダー保管管理制御手段(42)により、前記溝(8)内に糸条体(4)の一部(4a)を押し込むように、制御してなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。
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