JP2006271802A - 収納棚の落下防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納棚において、地震による物品の落下を堅牢な構造で確実に防止する。
【解決手段】 収納棚1は、物品6を載せる上下複数段の棚枠5と、物品6を出し入れする開口部8とを備える。落下防止装置10は、開口部8からの物品6の落下を防止する上下に長い落下防止枠11と、落下防止枠11を開口部8に臨む作用位置と開口部8を開く非作用位置とに左右へ移動可能に吊り下げるチェーン12と、作用位置の落下防止枠11を棚枠5の開口部側端部に保持する保持具22とを備える。保持具22に、落下防止枠11が嵌合する横開きの凹部と、凹部に落下防止枠11を閉じ込める錠止部材とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種物品を載置して収納する収納棚(ラック)において、地震による物品の落下を防止するための落下防止装置に関する。
従来、収納棚に収納した物品が地震により落下するのを防止するために、左右に長い落下防止枠を備えた落下防止装置が知られている。例えば、特許文献1には、収納棚本体に落下防止枠の左右両端を昇降可能に支持し、平常時に落下防止枠を棚枠の前端面に重なる非作用位置にロックし、震動感知器が動作したときにロック解除して、落下防止枠をスプリングで開口部に臨む作用位置まで引き上げる装置が記載されている。特許文献2には、震動感知器が動作したときに、落下防止枠を自重で作用位置に落下させる落下防止装置が記載されている。
特開2002−112845号公報 特開2000−210148号公報
ところが、従来の落下防止装置によると、左右に長い落下防止枠を両端で収納棚本体に支持しているため、特に、重量物を収納した収納棚の場合に、震動により迫り出した物品が落下防止枠を容易に破壊してしまうという問題点があった。また、落下防止枠は平常時に非作用位置に配置されているので、特に、製造工場等に設置された収納棚の場合に、長期間堆積した塵埃が落下防止枠の移動を妨げ、地震発生時に落下防止装置が動作しなくなる可能性があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、地震による物品の落下を堅牢な構造で確実に防止できる収納棚の落下防止装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の落下防止装置は、物品を載せる棚枠と物品を出し入れする開口部とを備えた収納棚において、開口部からの物品の落下を防止する上下に長い落下防止枠と、落下防止枠を開口部に臨む作用位置と開口部を開く非作用位置とに左右へ移動可能に支持する支持部材と、作用位置の落下防止枠を棚枠の開口部側端部に保持する保持具とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の落下防止装置は、以下の特徴的手段を備えることが好ましい。
(1)保持具に、落下防止枠が嵌合する横開きの凹部と、凹部に落下防止枠を閉じ込める錠止部材とを設ける。錠止部材としては、特に限定されないが、ボルトやピンを例示できる。ピンを抜け止めする部材を設けてもよい。
(2)支持部材に、落下防止枠を吊り下げる索条を用いる。索条としては、特に限定されないが、チェーンやワイヤを例示できる。
(3)索条と落下防止枠との結合部又はその近傍に、落下防止枠を左右へ移動する操作部材を連結する。操作部材としては、特に限定されないが、ワイヤやロープ等の手動牽引部材、又はエアシリンダや電動ウインチ等の自動牽引部材を例示できる。
なお、収納棚に収納される物品は、特に限定されず、鋼板、板ガラス、木製パネル、部品箱、工具箱、機械等を例示できる。これらの物品を棚枠の上に直接載せてもよく、フォークリフトで荷扱いできるように、パレットを介して収納してもよい。落下防止枠には、震動で迫り出した物品によって変形しない程度の強度を備えた枠材、例えば、鋼製パイプ、鋼棒、アングル鋼、チャンネル鋼、帯鋼板、木製の角材、丸太等を使用できる。
本発明の落下防止装置によれば、上下に長い落下防止枠が保持具によって棚枠の開口部側端部に保持されているので、震動で迫り出した物品によって落下防止枠が破壊されるおそれがなく、堅牢な構造により物品の落下を確実に防止することができる。また、落下防止枠は平常時から作用位置に配置され、地震発生時に即座に機能するので、落下防止装置の信頼性が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1に示す収納棚1は、物品6を載せる上下複数段の棚枠5と、物品6を出し入れする開口部8とを備える。落下防止装置10は、開口部8からの物品6の落下を防止する上下に長い落下防止枠11と、落下防止枠11を開口部8に臨む作用位置と開口部8を開く非作用位置とに左右へ移動可能に吊り下げるチェーン12(支持部材)と、作用位置の落下防止枠11を棚枠5の開口部側端部に保持する保持具22とを備える。保持具22には、落下防止枠11が嵌合する横開きの凹部と、凹部に落下防止枠11を閉じ込める錠止部材とが設けられる。
次に、本発明の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。この実施例の収納棚1は、板金加工材料である物品6(鋼板)を収納する本体枠2を備えている。本体枠2は、四本の支柱3と天枠4とから直方体形に組み立てられている。本体枠4の内側には上下四段の棚枠5が所定の間隔をおいて水平に架設され、棚枠5の上に物品6を積載したパレット7が載置されている。本体枠2の前面及び後面には、フォークリフトでパレット7を出し入れするための開口部8,9が形成されている。
この実施例の落下防止装置10は、本体枠2の直前及び直後に、開口部8,9からの物品6の落下を防止する落下防止枠11を左右二本ずつ備えている。落下防止枠11は、天枠3と最下段の棚枠5との距離より長い鋼製パイプで上下に長く形成され、上端にてチェーン12により天井13のブラケット14に吊り下げられている。そして、チェーン12が落下防止枠11を開口部8,9に臨む作用位置(図1参照)と開口部8,9を開く非作用位置(図2参照)とに左右へ移動可能に支持している。
落下防止枠11とチェーン12との結合部には、落下防止枠11を左右へ移動するワイヤ16が連結されている。天枠4の四隅にはロッド17が立設され、その上端にワイヤ16を案内するプーリー18が支持されている。ワイヤ16の下端にはリング19が形成され、支柱3にリング19を引っ掛けるフック20が突設されている。そして、ワイヤ16を手動で牽引し、落下防止枠11を支柱3側へ引き寄せ、リング19をフック20に引っ掛けて、落下防止枠11を非作用位置に配置できるようになっている。
天枠4と各段の棚枠5の前端面及び後端面には、作用位置の落下防止枠11を保持する保持具22が設けられている。保持具22は鋼製の角パイプで平面横コ字形に形成され(図4参照)、天枠4及び棚枠5に溶接又はボルトにより固定されている。保持具22には、落下防止枠11が嵌合する横開きの凹部23と、落下防止枠11を凹部23に閉じ込める錠止ピン24と、錠止ピン24を抜け止めする板バネ25とが設けられている。錠止ピン24はL字形に折曲形成され、下側三段の保持具22の穴26に挿脱自在に取り付けられている。なお、上下三つの錠止ピン24は散逸防止チェーン27で相互に連結されている。手の届きにくい上側二段の保持具22には錠止ピン24が取り付けられていない。
この実施例の収納棚1においては、図1に示すように、平常時に落下防止枠11が作用位置に配置され、天枠4と各段の棚枠5に保持具22で保持されている。従って、地震発生時には、落下防止枠11が即座に機能し、震動による物品6の迫り出しを規制し、棚枠5からの落下を防止することができる。しかも、上下に長い落下防止枠11が五箇所にて保持具22で拘束されているので、物品6が迫り出したときの衝撃で落下防止枠11が破壊されるおそれがなく、堅牢な構造により物品6の落下を確実に防止することができる。
一方、収納棚1に物品6を出し入れする場合は、図2に示すように、錠止ピン24を保持具22から取り外し、ワイヤ16を牽引して落下防止枠11を非作用位置に引き寄せる。こうすれば、落下防止枠11に妨げられることなく、物品6を容易に出し入れすることができる。作業完了後は、ワイヤ16を緩めて落下防止枠11を作用位置に戻し、保持具22に保持して地震に備える。落下防止枠11はチェーン12で天井13に吊り下げられているので、落下防止枠11を自重により垂直姿勢に保ち、作用位置と非作用位置とにスムーズに平行移動することができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)図5に示すように、収納棚1が壁30の近くに設置されている場合に、壁30側の落下防止枠11を省き、落下防止装置10を前側二本の落下防止枠11で構成すること。
(2)幅の狭い物品を収納する収納棚の場合に、落下防止枠の本数を三本、四本、五本又はそれ以上に増やすこと。
(3)落下防止枠11をチェーン12で吊り下げた落下防止装置10において、ワイヤ16をエアシリンダで牽引するか、あるいは、電動ウインチで巻き取ること。
(4)図6に示すように、落下防止枠11の上下両端に台車32を設け、支柱3の下端部と天枠4に左右に長いレール33を敷設し、落下防止枠11を台車32を介しレール33により左右へ移動可能に支持すること。
本発明の一実施例を示す収納棚の正面図である。 落下防止枠を非作用位置に配置した状態を示す収納棚の正面図である。 図1の収納棚の横断面図である。 図1の収納棚の落下防止装置を示す斜視図である。 落下防止装置の別の配置例を示す収納棚の横断面図である。 落下防止装置の変更例を示す収納棚の正面図である。
符号の説明
1 収納棚
2 本体枠
5 棚枠
6 物品
8 開口部(前)
9 開口部(後)
10 落下防止装置
11 落下防止枠
12 チェーン
16 ワイヤ
22 保持具
23 凹部
24 錠止ピン
32 台車
33 レール

Claims (4)

  1. 物品を載せる棚枠と物品を出し入れする開口部とを備えた収納棚において、開口部からの物品の落下を防止する上下に長い落下防止枠と、落下防止枠を開口部に臨む作用位置と開口部を開く非作用位置とに左右へ移動可能に支持する支持部材と、作用位置の落下防止枠を棚枠の開口部側端部に保持する保持具とを備えたことを特徴とする収納棚の落下防止装置。
  2. 前記保持具に、落下防止枠が嵌合する横開きの凹部と、凹部に落下防止枠を閉じ込める錠止部材とを設けた請求項1記載の収納棚の落下防止装置。
  3. 前記支持部材に、落下防止枠を吊り下げる索条を用いた請求項1又は2記載の収納棚の落下防止装置。
  4. 前記索条と落下防止枠との結合部に、落下防止枠を左右へ移動する操作部材を連結した請求項3記載の収納棚の落下防止装置。
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