JPH0956516A - 棚類の耐震装置 - Google Patents
棚類の耐震装置Info
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- JPH0956516A JPH0956516A JP21734195A JP21734195A JPH0956516A JP H0956516 A JPH0956516 A JP H0956516A JP 21734195 A JP21734195 A JP 21734195A JP 21734195 A JP21734195 A JP 21734195A JP H0956516 A JPH0956516 A JP H0956516A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】物品の出入れを容易にする。物品の揺動,転落
を確実に阻止する。 【解決手段】棚類Adの上面とその上方に位置する天板
Aaの下面との間に突張り支持され棚類Adの揺動を阻
止する棚類固定具1と、棚類Adの前方縁に固定され棚
類Adに載せられている物品Sの転落を阻止する物品転
落阻止具2とからなる。
を確実に阻止する。 【解決手段】棚類Adの上面とその上方に位置する天板
Aaの下面との間に突張り支持され棚類Adの揺動を阻
止する棚類固定具1と、棚類Adの前方縁に固定され棚
類Adに載せられている物品Sの転落を阻止する物品転
落阻止具2とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚類の耐震装置に
関する。さらに詳しくは、食器棚やショーケースあるい
は陳列棚等の棚類に載せられている物品が地震によって
揺動,転落するのを阻止する耐震装置の取扱性,確実性
に係る改良に関する。
関する。さらに詳しくは、食器棚やショーケースあるい
は陳列棚等の棚類に載せられている物品が地震によって
揺動,転落するのを阻止する耐震装置の取扱性,確実性
に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、棚類の耐震装置としては、例え
ば、棚類にベルトを取付けてなるものが知られている。
ば、棚類にベルトを取付けてなるものが知られている。
【0003】この従来の棚類の耐震装置は、棚類に載せ
られている物品をベルトで縛り付けて棚類に固定するこ
とによって、物品が地震によって揺動,転落するのを阻
止する。
られている物品をベルトで縛り付けて棚類に固定するこ
とによって、物品が地震によって揺動,転落するのを阻
止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の棚類の耐
震装置では、物品の出入れの際に一々ベルトを外したり
縛ったりしなければならないため、物品の出入れが面倒
であるという問題点がある。しかも、ベルトで縛る際に
物品を損傷するおそれがあった。
震装置では、物品の出入れの際に一々ベルトを外したり
縛ったりしなければならないため、物品の出入れが面倒
であるという問題点がある。しかも、ベルトで縛る際に
物品を損傷するおそれがあった。
【0005】また、棚類に固定された物品に対して地震
の振動により無用の応力が掛かってしまうため、物品が
食器等のこわれ物の場合にはかえって破損しやすいとい
う問題点がある。なお、最近の食器棚等では棚類を固定
せずに着脱可能にピン等で支持してなるものがあるが、
このような棚類では地震で棚類自体が揺動してしまい物
品の破損がより顕著になってしまう。
の振動により無用の応力が掛かってしまうため、物品が
食器等のこわれ物の場合にはかえって破損しやすいとい
う問題点がある。なお、最近の食器棚等では棚類を固定
せずに着脱可能にピン等で支持してなるものがあるが、
このような棚類では地震で棚類自体が揺動してしまい物
品の破損がより顕著になってしまう。
【0006】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、物品の出入れが容易で物品の揺動,転落
を確実に阻止することのできる棚類の耐震装置を提供す
ることを課題とする。
されたもので、物品の出入れが容易で物品の揺動,転落
を確実に阻止することのできる棚類の耐震装置を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る棚類の耐震装置は、次のような手段を
採用する。
め、本発明に係る棚類の耐震装置は、次のような手段を
採用する。
【0008】即ち、請求項1では、棚類の上面とその上
方に位置する棚類または天板の下面との間に突張り支持
され棚類の揺動を阻止する棚類固定具と、棚類の前方縁
に固定され棚類に載せられている物品の転落を阻止する
物品転落阻止具とからなる。請求項1では、棚類固定具
によって棚類自体の揺動が阻止され、物品転落阻止具に
よって物品の転落が阻止される。物品は、棚類上で自由
であるため、無用な応力が掛かることがなく出入れも容
易である。
方に位置する棚類または天板の下面との間に突張り支持
され棚類の揺動を阻止する棚類固定具と、棚類の前方縁
に固定され棚類に載せられている物品の転落を阻止する
物品転落阻止具とからなる。請求項1では、棚類固定具
によって棚類自体の揺動が阻止され、物品転落阻止具に
よって物品の転落が阻止される。物品は、棚類上で自由
であるため、無用な応力が掛かることがなく出入れも容
易である。
【0009】また、請求項2では、請求項1の棚類の耐
震装置において、物品転落阻止具は棚類の前方縁に沿っ
て連結可能な連結部を備えていることを特徴とする。請
求項2では、物品の横方向の大きさに対応して物品転落
阻止具が必要な大きさに連結される。
震装置において、物品転落阻止具は棚類の前方縁に沿っ
て連結可能な連結部を備えていることを特徴とする。請
求項2では、物品の横方向の大きさに対応して物品転落
阻止具が必要な大きさに連結される。
【0010】また、請求項3では、請求項1または2の
棚類の耐震装置において、物品転落阻止具は上方への高
さを延長する延長部材が着脱可能であることを特徴とす
る。請求項3では、物品の縦方向の大きさに対応して物
品転落阻止具が必要な大きさに延長される。
棚類の耐震装置において、物品転落阻止具は上方への高
さを延長する延長部材が着脱可能であることを特徴とす
る。請求項3では、物品の縦方向の大きさに対応して物
品転落阻止具が必要な大きさに延長される。
【0011】また、請求項4では、請求項1〜3のいず
れかの棚類の耐震装置において、ピン状物により着脱可
能に支持される棚類に対して、物品転落阻止具はピン状
物またはその取付孔に取付けられて棚類を傾斜させる傾
斜形成部材を備えていることを特徴とする。請求項4で
は、傾斜形成部材による棚類の傾斜で物品が後方側へス
ライド付勢される。
れかの棚類の耐震装置において、ピン状物により着脱可
能に支持される棚類に対して、物品転落阻止具はピン状
物またはその取付孔に取付けられて棚類を傾斜させる傾
斜形成部材を備えていることを特徴とする。請求項4で
は、傾斜形成部材による棚類の傾斜で物品が後方側へス
ライド付勢される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る棚類の耐震装
置の実施の形態を図面に基いて説明する。図1〜図5
は、本発明に係る棚類の耐震装置の第1の実施の形態を
示すものである。
置の実施の形態を図面に基いて説明する。図1〜図5
は、本発明に係る棚類の耐震装置の第1の実施の形態を
示すものである。
【0013】この実施の形態たでは、茶わん等の食器か
らなる物品Sを載せる棚類である食器棚Aでの使用に好
適なものを示してある。
らなる物品Sを載せる棚類である食器棚Aでの使用に好
適なものを示してある。
【0014】この食器棚Aは、天板Aa,側板Ab,奥
板Acによって棚板Adを囲んでいる。棚板Adは、側
板Abに穿孔された取付孔Aeに螺合または嵌合される
ピン状物Afによって支持されている。
板Acによって棚板Adを囲んでいる。棚板Adは、側
板Abに穿孔された取付孔Aeに螺合または嵌合される
ピン状物Afによって支持されている。
【0015】この実施の形態は、棚類固定具1,物品転
落阻止具2の2つの用具によって構成されている。
落阻止具2の2つの用具によって構成されている。
【0016】棚類固定具1は、図3に詳細に示されるよ
うに、棚板Adの上面に当接する下部当接盤11と、下
部当接盤11に固定立設された下部支柱12と、複数本
の連結用支柱13と、天板Aaの下面に当接する上部当
接盤14と、上部当接盤14に立設された上部支柱15
とからなる。下部当接盤11は、ABS樹脂等の合成樹
脂材で細板形に成形されてなるもので、上下面に補強用
のリブ11’が設けられている。下部支柱12は、アル
ミニウム材からなるもので、下端が下部当接盤11に接
続固定され上端に径を細くした連結部12’が設けられ
ている。連結用支柱13は、ABS樹脂等の合成樹脂材
で円筒形に成形されてなるもので、上端に径を細くした
連結部13’が設けられている。なお、この連結用支柱
13は、長さaを異ならせて複数本用意されている。上
部当接盤14は、リブ14’を備え前述の下部当接盤1
1と同一構造になっている。上部支柱15は、上部当接
盤14に固定されたネジ軸151と、ネジ軸151螺合
した円筒形の筒部152とからなる。
うに、棚板Adの上面に当接する下部当接盤11と、下
部当接盤11に固定立設された下部支柱12と、複数本
の連結用支柱13と、天板Aaの下面に当接する上部当
接盤14と、上部当接盤14に立設された上部支柱15
とからなる。下部当接盤11は、ABS樹脂等の合成樹
脂材で細板形に成形されてなるもので、上下面に補強用
のリブ11’が設けられている。下部支柱12は、アル
ミニウム材からなるもので、下端が下部当接盤11に接
続固定され上端に径を細くした連結部12’が設けられ
ている。連結用支柱13は、ABS樹脂等の合成樹脂材
で円筒形に成形されてなるもので、上端に径を細くした
連結部13’が設けられている。なお、この連結用支柱
13は、長さaを異ならせて複数本用意されている。上
部当接盤14は、リブ14’を備え前述の下部当接盤1
1と同一構造になっている。上部支柱15は、上部当接
盤14に固定されたネジ軸151と、ネジ軸151螺合
した円筒形の筒部152とからなる。
【0017】この棚類固定具1は、下部支柱12,連結
用支柱13,上部支柱15が連結部12’,13’によ
りインロウ継されて連結されるようになっている。従っ
て、連結用支柱13の本数,長さaを選択することによ
り、天板Aa,棚板Adの間隔に対応して全長を可変す
ることができる。なお、上部支柱15は、筒部152を
回動させることにより上部当接盤14とのねじ込み代を
可変して長さを微調整することができる。同様に、下部
支柱12は、回動させることにより下部当接盤11との
ねじ込み代を可変して長さを微調整することができる。
用支柱13,上部支柱15が連結部12’,13’によ
りインロウ継されて連結されるようになっている。従っ
て、連結用支柱13の本数,長さaを選択することによ
り、天板Aa,棚板Adの間隔に対応して全長を可変す
ることができる。なお、上部支柱15は、筒部152を
回動させることにより上部当接盤14とのねじ込み代を
可変して長さを微調整することができる。同様に、下部
支柱12は、回動させることにより下部当接盤11との
ねじ込み代を可変して長さを微調整することができる。
【0018】この棚類固定具1は、前述の長さ調整によ
り天板Aa,棚板Adの間に突張り支持される。なお、
図に示すように、側板Abよりに相対して設けるのが好
ましい。
り天板Aa,棚板Adの間に突張り支持される。なお、
図に示すように、側板Abよりに相対して設けるのが好
ましい。
【0019】物品転落阻止具2は、図4,図5に詳細に
示されるように、棚板Adの前方縁に載せられるブロッ
ク体21と、ブロック体21を棚板Adに固定するクラ
ンプ22と、ブロック体21に着脱可能な延長部材23
と、ダボ等のピン状物Afに嵌合固定される傾斜形成部
材24とからなる。ブロック体21は、一定の強度を備
えて軽量化するために断面格子形に形成されてなるもの
で、上部に延長部材23を左右方向からスライド着脱可
能な着脱用溝211と延長部材23を位置決めする固定
用孔212とが設けられ、下部の前後側にクランプ22
が係合する係合溝213が設けられ、下部の左右側に互
いの連結を可能にする突起214または溝215からな
る連結部が設けられている。クランプ22は、1片がブ
ロック体21の係合溝213に係合し他の1片が棚板A
dの下側に差込まれるコ字形片221と、コ字形片22
1の他の1片に貫通螺合され棚板Adを締付ける固定ネ
ジ222とからなる。延長部材23は、ブロック体21
の着脱用溝211に差込まれる基板231と、基板23
1の上面に立設された円筒形の柱部232と、基板23
1の下面にブロック体21の固定用孔212に対応して
設けられた固定用突起233とからなる。傾斜形成部材
24は、所望厚みとすることができ、ピン状物Afに嵌
合できるようにABS樹脂等の合成樹脂材でリング形に
成形されている。
示されるように、棚板Adの前方縁に載せられるブロッ
ク体21と、ブロック体21を棚板Adに固定するクラ
ンプ22と、ブロック体21に着脱可能な延長部材23
と、ダボ等のピン状物Afに嵌合固定される傾斜形成部
材24とからなる。ブロック体21は、一定の強度を備
えて軽量化するために断面格子形に形成されてなるもの
で、上部に延長部材23を左右方向からスライド着脱可
能な着脱用溝211と延長部材23を位置決めする固定
用孔212とが設けられ、下部の前後側にクランプ22
が係合する係合溝213が設けられ、下部の左右側に互
いの連結を可能にする突起214または溝215からな
る連結部が設けられている。クランプ22は、1片がブ
ロック体21の係合溝213に係合し他の1片が棚板A
dの下側に差込まれるコ字形片221と、コ字形片22
1の他の1片に貫通螺合され棚板Adを締付ける固定ネ
ジ222とからなる。延長部材23は、ブロック体21
の着脱用溝211に差込まれる基板231と、基板23
1の上面に立設された円筒形の柱部232と、基板23
1の下面にブロック体21の固定用孔212に対応して
設けられた固定用突起233とからなる。傾斜形成部材
24は、所望厚みとすることができ、ピン状物Afに嵌
合できるようにABS樹脂等の合成樹脂材でリング形に
成形されている。
【0020】この物品転落阻止具2は、棚板Adの前方
縁に載せたブロック体21をクランプ22で固定し、固
定されたブロック体21に延長部材23を取付けること
になる。また、傾斜形成部材24は、棚板Adを少し持
上げてピン状物Afに嵌合される。
縁に載せたブロック体21をクランプ22で固定し、固
定されたブロック体21に延長部材23を取付けること
になる。また、傾斜形成部材24は、棚板Adを少し持
上げてピン状物Afに嵌合される。
【0021】この実施例によると、棚類固定具1は、天
板Aa,棚板Adの間に突張り支持され、地震の際に天
板Aaの揺動を阻止する。従って、棚板Adに載ってい
る物品Sの破損,移動が阻止される。
板Aa,棚板Adの間に突張り支持され、地震の際に天
板Aaの揺動を阻止する。従って、棚板Adに載ってい
る物品Sの破損,移動が阻止される。
【0022】また、物品転落阻止具2のブロック体2
1,延長部材23は、棚板Adの前方縁の壁を形成し
て、地震の際に棚板Adに載せられている物品Sが転落
するのを阻止する。なお、物品の横方向の大きさに対応
してブロック体21を連結増設することもできるし、物
品の縦方向の大きさに対応して延長部材23を着脱する
こともできる。延長部材23については、長さbを異な
らせて複数本用意して選択するようにすれば、物品の縦
方向の大きさへの対応性が高くなる。また、延長部材2
3は、ブロック体21に対して左右方向から着脱される
ため、物品Sが衝突しても簡単に離脱することはない。
1,延長部材23は、棚板Adの前方縁の壁を形成し
て、地震の際に棚板Adに載せられている物品Sが転落
するのを阻止する。なお、物品の横方向の大きさに対応
してブロック体21を連結増設することもできるし、物
品の縦方向の大きさに対応して延長部材23を着脱する
こともできる。延長部材23については、長さbを異な
らせて複数本用意して選択するようにすれば、物品の縦
方向の大きさへの対応性が高くなる。また、延長部材2
3は、ブロック体21に対して左右方向から着脱される
ため、物品Sが衝突しても簡単に離脱することはない。
【0023】さらに、図6に示すように、物品転落阻止
具2のブロック体21を突起214,溝215を利用し
てレール状に連結しておけば、物品Sの位置,大きさに
対応して延長部材23をスライドさせることができる。
具2のブロック体21を突起214,溝215を利用し
てレール状に連結しておけば、物品Sの位置,大きさに
対応して延長部材23をスライドさせることができる。
【0024】さらに、物品転落阻止具2の傾斜形成部材
24は、前方側のピン状物Afに嵌合されて、棚板Ad
を後方側へ僅かな角度θであるが下降傾斜させる。従っ
て、棚板Adに載っている物品Sは、後方側へスライド
付勢され、前方縁側へ移動,転倒しにくくなる。
24は、前方側のピン状物Afに嵌合されて、棚板Ad
を後方側へ僅かな角度θであるが下降傾斜させる。従っ
て、棚板Adに載っている物品Sは、後方側へスライド
付勢され、前方縁側へ移動,転倒しにくくなる。
【0025】さらに、これ等の棚類固定具1,物品転落
阻止具2は、棚板Adに載っている物品Sを拘束せず自
由にしているため、無用の応力が掛かって物品Sを破損
することがない。また、当然、物品Sの出し入れも容易
である。なお、図6に示すように、レール状に連結され
たブロック体21に対して延長部材23をスライドさせ
るようにすれば、物品Sの出し入れがより容易となる。
阻止具2は、棚板Adに載っている物品Sを拘束せず自
由にしているため、無用の応力が掛かって物品Sを破損
することがない。また、当然、物品Sの出し入れも容易
である。なお、図6に示すように、レール状に連結され
たブロック体21に対して延長部材23をスライドさせ
るようにすれば、物品Sの出し入れがより容易となる。
【0026】図7は、本発明に係る棚類の耐震装置の第
2の実施の形態を示すものである。
2の実施の形態を示すものである。
【0027】この実施の形態では、物品転落阻止具2の
延長部材23の柱部232を板形にしてある。
延長部材23の柱部232を板形にしてある。
【0028】この実施例によると、第1の実施の形態に
比し物品Sの転落防止範囲が拡大される。
比し物品Sの転落防止範囲が拡大される。
【0029】図8は、本発明に係る棚類の耐震装置の第
3の実施の形態を示すものである。
3の実施の形態を示すものである。
【0030】この実施の形態では、物品転落阻止具2の
傾斜形成部材24を凸字形の柱体に形成してある。
傾斜形成部材24を凸字形の柱体に形成してある。
【0031】この実施の形態によると、取付孔Aeから
ピン状物Afを外して、取付孔Aeへ直接嵌合取付でき
る。
ピン状物Afを外して、取付孔Aeへ直接嵌合取付でき
る。
【0032】以上、図示した実施の形態の外に、棚類固
定具1,物品転落阻止具2の形状等を食器棚A等に対応
して適宜変更することが可能である。
定具1,物品転落阻止具2の形状等を食器棚A等に対応
して適宜変更することが可能である。
【0033】
【実施例】棚類固定具1は長さを約9cm〜19.5c
mの範囲とすることができ、約1.8cmの範囲で調整
できるよう実施化された。物品転落防止具2はブロック
体21の高さを約4cmとし、延長部材23を加えて約
11.5cmで実施化された。また、物品連絡防止具2
は横巾を約5cmとし、任意数を接続できた。
mの範囲とすることができ、約1.8cmの範囲で調整
できるよう実施化された。物品転落防止具2はブロック
体21の高さを約4cmとし、延長部材23を加えて約
11.5cmで実施化された。また、物品連絡防止具2
は横巾を約5cmとし、任意数を接続できた。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明に係る棚類の耐震装
置は、棚類に載せられている物品を拘束しないで自由な
状態にしてあるため、物品の出入れが容易であるうえ
に、物品を拘束しないで自由な状態にして無用の応力が
掛からなくなるため、物品が破損しにくくなる効果があ
る。
置は、棚類に載せられている物品を拘束しないで自由な
状態にしてあるため、物品の出入れが容易であるうえ
に、物品を拘束しないで自由な状態にして無用の応力が
掛からなくなるため、物品が破損しにくくなる効果があ
る。
【0035】また、棚類の揺動を阻止する棚類固定具と
物品の転落を阻止する物品転落阻止具という2つの用具
が組合わされているため、物品の揺動,転落を確実に阻
止することができる効果がある。
物品の転落を阻止する物品転落阻止具という2つの用具
が組合わされているため、物品の揺動,転落を確実に阻
止することができる効果がある。
【図1】本発明に係る棚類の耐震装置の第1実施例を示
す使用状態の側面断面図である。
す使用状態の側面断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1,2の要部の拡大斜視図である。
【図4】図1,2の他の要部の拡大斜視図である。
【図5】図1,2のさらに他の要部の拡大斜視図であ
る。
る。
【図6】図1,2とは別の使用態様を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】本発明に係る棚類の耐震装置の第2実施例を示
す要部の斜視図である。
す要部の斜視図である。
【図8】本発明に係る棚類の耐震装置の第3実施例を示
す要部の斜視図である。
す要部の斜視図である。
1 棚類固定具 2 物品転落阻止具 21 ブロック体 214 突起(連結部) 215 溝(連結部) 23 延長部材 24 傾斜形成部材 Ad 棚板(棚類) Ae 取付孔 Af ピン状物
Claims (4)
- 【請求項1】 棚類の上面とその上方に位置する棚類ま
たは天板の下面との間に突張り支持され棚類の揺動を阻
止する棚類固定具と、棚類の前方縁に固定され棚類に載
せられている物品の転落を阻止する物品転落阻止具とか
らなる棚類の耐震装置。 - 【請求項2】 請求項1の棚類の耐震装置において、物
品転落阻止具は棚類の前方縁に沿って連結可能な連結部
を備えていることを特徴とする棚類の耐震装置。 - 【請求項3】 請求項1または2の棚類の耐震装置にお
いて、物品転落阻止具は上方への高さを延長する延長部
材が着脱可能であることを特徴とする棚類の耐震装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの棚類の耐震装
置において、ピン状物により着脱可能に支持される棚類
に対して、物品転落阻止具はピン状物またはその取付孔
に取付けられて棚類を傾斜させる傾斜形成部材を備えて
いることを特徴とする棚類の耐震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21734195A JPH0956516A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 棚類の耐震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21734195A JPH0956516A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 棚類の耐震装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956516A true JPH0956516A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16702664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21734195A Pending JPH0956516A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 棚類の耐震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956516A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271802A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Union Denso Kk | 収納棚の落下防止装置 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21734195A patent/JPH0956516A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271802A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Union Denso Kk | 収納棚の落下防止装置 |
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