JP2006271539A - 衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】 肩コリをほぐしたり、血行を促進して冷えを緩和できる衣類を提供する。
【解決手段】 着衣時に人体の経穴を覆う位置の衣類の内面側に、1つの経穴に対して50mm〜120mmの領域内に、底面部の直径を2〜4mmとした弾性小突起を複数個設け、前記衣類に位置ズレが生じても、また、着用物の体格の相違にかかわらず、前記弾性小突起のうちのいずれか1つの弾性小突起が前記経穴と対向位置に位置されて経穴P1〜P13に軽い触刺激を与えることができる構成としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人体の経穴(所謂、ツボ)に軽い触刺激を与えて、血流を高めて、肩コリ、冷え、生理痛、腰痛等を緩和することができる衣類に関するものである。
肩コリで悩んでいる人は多く、デスクワークの仕事を持つ女性では、慢性的に肩がこっている人が60%程度、たまに肩がこる人が30%程度となっている調査報告が出されている(「シテイリビングレポート n=868」)。
この肩コリをほぐす方法として、従来、つぼ療法、マッサージ、灸治療、鍼治療、磁気治療等がある。しかし、これらの治療方法は治療施設に行く必要がある場合が多い。また、自宅で行う場合でも治療器具を必要とすると共に治療のために時間がかかり、多忙な日常において簡単に行えるものではない。かつ、軽い肩コリ程度では治療の必要性を感じないが、慢性化すると肩コリが酷くなる傾向にある。
よって、特に肩コリ解消の治療を施す事なく、着衣している衣料、例えば、肩紐等に肩コリを柔らげることができる工夫が施されていると非常に有用なものとなる。
現代の女性は、自律神経機能の低下、貧血や低血圧といった要因から、血流の減少や停滞が起こりやすく、特に骨盤まわりでは冷えだけでなく、生理痛や腰痛などの症状が生じやすくなると言われている。
よって、骨盤まわりの血流を促進することで、冷え、生理痛、腰痛を効果的に緩和できる。血行の促進には、従来より経穴の刺激が有効であるとされており、よって、経穴の刺激により、血行を促進して冷えを緩和でき、かつ、生理痛や腰痛も緩和することもできる。
前記した観点より、従来、例えば、特開平11−61509号(特許文献1)において、肩紐に磁石を取り付けたブラジャーが提供されており、肩紐に設けた磁石の磁気により着用者の肩コリを改善できるとされている。
しかしながら、磁石が肩紐の内部に埋め込まれているため、人によっては効果を感じない場合も多い。
また、肩コリ発生領域にある経穴(ツボ)としては、肩井(けんせい)、天りょう、肩外兪(けんがいゆ)がある。しかし、ブラジャー等の通常の衣料の肩紐の着衣位置は、前記経穴よりも外側を通過する位置にあり、経穴上に位置せず、肩紐に取り付けた磁石を前記経穴に直接押し当てて磁気を作用させることはできない。これは、磁石に限らず、肩紐に磁石以外の肩コリ低減手段材を取り付けた場合においても同様である。
また、特開平10−24085号(特許文献2)において、所要の経穴を押圧することができるとされた「つぼ押圧パッド」が提供されている。該つぼ押圧パッドは突起体を備え、該突起体を押圧したいツボに当てた状態で、つぼ押圧パッドを身体に粘着により取り付けたり、もしくは、被服内面の所要のつぼに当たる位置に前記突起体を配置してつぼ押圧パッドを取り付けている。
しかしながら、身体に前記つぼ押圧パッドを取り付ける場合には、毎日貼り替える必要があり、その度、ツボを探してパッドを貼り付けなければならず、手間がかかる問題がある。また、つぼ押圧パッドを被服内面に取り付ける場合、被服自体がズレると突起体を確実につぼに当てることができなくなる。
さらに、実開昭54−149407号(特許文献3)において、人体背面側の経穴を含む広い領域にあたる後身頃の厚さを肉厚とした衣服が提供されている。
しかしながら、特許文献3で提供されている衣服では、肉厚とした部分が広いため、経穴を局部的にピンポイントで押圧することができず、逆に背面側が圧迫されることにより着衣感が悪くなると共に、着膨れが生じる問題がある。
特開平11−61509号公報 特開平10−24085号公報 実開昭54−149407号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、指圧やマッサージに通う必要なく、また、マッサージ器等の道具を必要とせず、衣類を着衣するだけで、経穴に触れる程度の軽い触刺激を継続的に与えることができ、かつ、身体を動かすといった日常的な動作で少し強めの押圧力を与えることができ、その結果、血行を促進して肩コリ、腰部や腹部に生じる冷え生理痛、腰痛等を緩和できる衣類を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、着衣時に人体の経穴を覆う位置の衣類の内面側に、1つの経穴に対して50mm〜120mmの領域内に、底面部の直径を2〜4mmとした弾性小突起を複数個設け、前記衣類に位置ズレが生じたり、着用者の体格にかかわらず前記弾性小突起のうちのいずれか1つの弾性小突起が前記経穴と対向位置に位置されて経穴に触刺激を与えることができる構成としていることを特徴とする衣類を提供している。
経穴は、気血伝達路上で生体反応が大きく皮膚に表れる最高知覚過敏点で、病気を現出する種々の過敏点、圧痛点、連関通点と一致する。鍼灸臨床上では経穴を刺激して血行を促進し、肩コリ、冷え、生理痛、腰痛等の緩和を図ることができるようにしている。
具体的には、肩上周辺の肩コリを緩和できる言われている経穴(ツボ)として、図9(A)(B)に示すように、肩井(けんせい)P1、天りょうP2、肩外兪(けんがいゆ)P3がある。肩井P1は肩穴と大椎穴を結ぶ線のほぼ中間位置、天りょうP2は肩甲骨上角の外上方で肩井穴と曲垣穴の中間位置、肩外兪P3は第一、第二胸椎棘突起間から外(両側)に3寸で肩甲骨上角の骨際の位置にある。
背面側の肩周辺で肩コリを緩和できる言われている経穴としては、膏肓(こうこう)P4、肝兪(かんゆ)P5が挙げられる。膏肓P4は第四、第五胸椎棘突起間から外(両側)に3寸の位置、肝兪P5は第九、第十胸椎棘突起間から外(両側)に1寸5分の位置にある。
また、腹部および腰部で冷えや、生理痛、腰痛を緩和できる経穴としては、図10(A)(B)に示すように、腹部側には、大巨P6、気海P7、関元P8、中極P9が挙げられる。
腰部側の経穴としては、大腸兪P10、次りょうP11、中りょうP12、胞肓P13、腎兪P14、上仙P15が挙げられる。
本発明の衣類では、前記した肩コリ、冷え、生理痛、腰痛を緩和するために、前記した経穴に、鍼灸治療に相当する刺激を経穴に与えるものではなく、常時は経穴に弾性小突起を軽く接触させて触刺激を与え、日常的な挙動や軽く指で押す等の簡単な動作で一時的に経穴を弾性小突起で少し強めに押圧し、経常的な触刺激と一時的な軽い押圧刺激を与えることで、経穴を刺激し血行を促進して、肩コリ等のコリの緩和、冷えの緩和、生理痛、腰痛の緩和を図ることができるようにしている。
また、本発明では、前記のように、1つの経穴を覆う位置に、50mm〜120mm内に複数個、
好ましくは、4個の弾性小突起を90度間隔に設けることが好ましい。このように、4個の弾性小突起を90度間隔に設けて高密度で密集配置した場合には、着衣時や挙動時に若干衣類との間に上下左右のいずれの方向に位置ずれしても、いずれかの弾性小突起が1つの経穴と対応させる位置に位置させることが出来る。前記小突起に代えて、面積の大きな突起を設けると、経穴で無い位置まで広く接触してしまい、経穴にピンポイント的に刺激を与える機能が薄れることとなる。
なお、前記50mm〜120mmの領域内に設ける弾性小突起の個数は3〜5個程度でも良いが、本発明者の実験によれば、上下左右のいずれの方向に位置ずれしてもいずれか1個の弾性小突起を経穴に位置させることが出来る点より、4個が最適であった。
前記4つの弾性小突起を一組として、規則性をもたせて配置し、例えば、長さ方向あるいは/および複数組を連続的に整列させて設けてもよい。
前記構成によれば、弾性小突起を近接する複数の経穴に位置させて、これら弾性小突起で複数の経穴を刺激することにより肩コリを緩和、冷え、生理痛、腰痛を緩和することができる。
前記近接する複数の経穴としては、例えば、肩コリを緩和出来ると言われる前記肩井(けんせい)P1、天りょうP2、肩外兪(けんがいゆ)P3からなる経穴がある。
よって、肩井P1、天りょうP2、肩外兪からなる3個の経穴を覆う場合は、弾性小突起の配置領域を幅を10〜20mm、長さを50〜120mm、好ましくは長さを70〜100mm、最も好ましくは長さを90mmとしている。
前記弾性小突起の高さを2〜4mmの範囲としていることが好ましい。
このように、弾性小突起の高さを2〜4mmとしているのは、着用者に常時弾性小突起が接触して触刺激を与えても違和感を感じることがなく、また、着用者が身体を動かして弾性小突起が一時的に少し強めに押し当てられた時にも弾性小突起より痛みを感じることがない点から、前記高さ範囲としている。
また、前記弾性小突起を設ける基材が張り強い素材の場合は前記弾性小突起は前記2〜4mmの範囲内で低くする一方、張りが弱い素材からなる場合は2〜4mmの範囲内で高くしていることが好ましい。
このように、弾性小突起を取り付ける基材の素材に応じて、その高さを調節しているのは、張りが弱い場合には弾性小突起が設けられた部位を外方へ膨らませて皮膚側へ押圧される高さが低くなる一方、張りがある場合には弾性小突起が設けられた部位は外方へ膨らまずに皮膚側へ押圧される高さが高くなりやすい。よって、弾性小突起を設けた基材の種類に応じて、弾性小突起の高さを変えて、弾性小突起による人体に及ぼす刺激を略一定とすることが好ましい。なお、前記高さの差異は1mm程度とすることが好ましい。
前記弾性小突起は、樹脂もしくは繊維で形成し、該弾性小突起への無荷重時と50g荷重時の高さの差を1mm未満とすることが好ましい。
前記厚さの差を1mm未満としているのは、1mm以上であると少しの荷重で変形したり、皮膚に対する弾性小突起の影響の方が大きくなりすぎ、弾性小突起を経穴に押し当てても、経穴を十分に触刺激することができず、血行を促進する効果が少ないことによる。
なお、前記弾性小突起の無荷重時と50g荷重時の厚さの差を1mm未満、より好ましくは0.7mm未満である。
前記弾性小突起が樹脂の場合には、例えばシリコンにより成形して所要箇所に固着しており、繊維の場合には、例えば糸を撚り合わせたり、編組織や織組織によって、凸部を形成している。
また、各弾性小突起を半球状、球状もしくは先端を円弧面とした円錐形状としていることが好ましい。
前記形状とすると、弾性小突起が変形しにくく、適度な硬さを保持させることができる。
前記弾性小突起を設ける基材は、非伸縮性材あるいは難伸縮性材とし、該基材を衣類本体の所要位置に固定的に取り付け、あるいは、衣類本体の所要位置に設けた保持部に着脱自在に取り付け、取付状態で前記弾性小突起を肌側に突出させる構成としている。
即ち、経穴する位置に、前記非伸縮性材あるいは難伸縮性材とした基材上に弾性小突起を設けたものを、衣類本体に縫着等で固定しても良いし、衣類本体に弾性小突起を設けた基材を着脱自在に取り付ける構成としてもよい。このように、着脱自在とすると、衣類の洗濯時に取り外しておけば、弾性小突起が潰れてしまったり、シートから剥がれ落ちてしまうのを防止することができる。着脱自在な取り付け方としては、例えば、衣類本体に前記基材の両端が差し込まれる開口を有する袋部を設けておいても良いし、基材の裏面と衣類本体との間に係止する面ファスナーを取り付けておいてもよい。
また、弾性小突起を設けた領域を柔軟性を有する薄布からなる被覆布で覆い、該被覆布を介して前記弾性小突起を着用者の肌に当接させる構成とすることが好ましい。
前記構成によれば、弾性小突起が着用者の肌に直接接触しないため、長時間本発明の衣類を着用していても、弾性小突起による跡形がつくのを軽減し、肌荒れが生じることを防止できる。
弾性小突起を設けた基材を衣類に着脱自在に取り付ける場合には、被覆布を衣類本体に取り付け、衣類本体と被覆布とで袋部を形成し、該袋部に一端に設けた開口から弾性小突起を設けた基材を挿入することが好ましい。
肩コリ対策用としては、具体的には、前身頃から後身頃へと取り付けられる左右両側の肩紐本体には、少なくとも肩上周辺の前記経穴を覆う位置に、非伸縮性材あるいは難伸縮性材からなる幅広帯部を首方向側に突出させて付設し、該幅広帯部の肌側内面の各経穴を覆う位置に前記弾性小突起を設けている。
前記のように、肩紐を有する衣類がブラジャーの場合には、肩紐が経穴上を通過せずに外側(首と反対側)を通過するため、肩紐に突起を設けても該突起を経穴に位置させることができない。
これに対し、前記のように、肩紐本体に首方向側に突出させて設けた幅広帯部を設けて、該幅広帯部が前記経穴上に配置されるようにしているため、該幅広帯部に弾性小突起を設けることにより経穴に刺激を与えることができる。
あるいは、前身頃から後身頃へと取り付けられる左右両側の肩紐本体を前身頃側および後身頃側で互いに近接させて連結して、肩上通過領域を前記経穴を覆う首方向側へと寄せていると共に該肩上通過領域の肩紐本体を幅広にすると共に非伸縮性材あるいは難伸縮性材で形成し、この幅広とした肩上通過領域の肌側内面の各経穴を覆う位置に、前記弾性小突起を設けている。
このように、肩紐本体を前身頃側および後身頃側で互いに近接させて連結して、肩上通過領域の経穴を覆う首方向側へと寄せていると共に該肩上通過領域の肩紐本体を幅広にしているため、該肩紐本体に弾性小突起を設けることにより経穴に接触させる弾性小突起を位置させることができる。
また、前記いずれの構成としても、弾性小突起を設けた肩紐の幅広帯部あるいは肩紐本体を非伸縮性材あるいは難伸縮性材により形成して、幅広帯部あるいは肩紐本体が長さ方向に伸びないもしくは伸びにくい構成としているため、着用後に弾性小突起が幅広帯部あるいは肩紐本体の長さ方向に位置ズレしたり、着用者の体格によって経穴から外れてしまうのを防止することができる。
このように、弾性小突起を非伸縮性材あるいは難伸縮性材に設けて、弾性小突起が位置ズレにくくすると共に、該弾性小突起を密集配置することにより、多少のズレたり、着用者の体格にかかわらず、経穴に確実に弾性小突起を位置させるようにしている。
なお、前記非伸縮性材、難伸縮性材として、綿やナイロン、ポリエステルが挙げられる。
さらに、「肩コリ」緩和用としては、背中に位置する経穴、例えば、前記膏肓(こうこう)P4や肝兪(かんゆ)P5を覆う位置に、前記弾性小突起を設けている。
即ち、肩紐と連続する後身頃には、前記各経穴を覆う位置に、50mm〜120mm内に複数個、好ましくは4個の弾性小突起を設け、後身頃がズレても1つの弾性小突起を経穴にピンポイントで位置させることができる構成としていることが好ましい。
さらに、冷えや生理痛、腰痛緩和用としては、腹部の経穴、即ち、前記大巨P6、気海P7、関元P8、中極P9、あるいは/および腰部の経穴、即ち、前記大腸兪P10、次りょうP11、中りょうP12、胞肓P13を覆う位置の衣類、例えば、ショーツ、ガードル等の内面側に前記弾性小突起を設けている。
このように、ショーツやガードル等に弾性小突起を設けておくと、着用するだけで、常時、弾性小突起を経穴に軽く触れる程度の触刺激を与えるだけであるため、違和感はない。また、弾性小突起の高さも2〜4mmと小さいため、腹部や腰部の肌に跡がつきにくく、かつ、アウターに響かず、通常のショーツやガードルと外観上は代わらない。
本発明の衣類としては、経穴に覆う衣類であれば、直接肌に接する衣類、あるいは、薄い肌着の上に重ねて着用する衣類であれば、女性用、男性用を問わず適用することができる。具体的には、ブラジャー、ブラスリップ、ランジェリー、シャツ、ガードル、ショーツ、パンツ等からなる肌着、水着、レオタード等のスポーツ用衣類等が挙げられる。
前述したように、本発明によれば、経穴を覆う位置に弾性小突起を密集して設けているため、衣類の位置ズレが発生しても、また、着用者の体格が相違にかかわらず、いずれか1つの弾性小突起を経穴と対向する位置に位置させることができる。経穴と対向位置の弾性小突起は、着用中は継続的に触れる程度の弱い力で経穴と接触して触刺激を与えることができる。
また、着用者が衣類の上から軽く指で弾性小突起を押したり、肩を上げたりといった日常的な簡単な動作で、いつでも一時的に経穴を少し強めに弾性小突起で押圧刺激することができ、一時的な心地良さを与えることができる。
さらに、冷えや生理痛、腰痛を緩和できると言われている経穴にも弾性小突起を配置して常時触刺激を与え、また、一時的に弾性小突起で押圧刺激を与えることにより、血行を促進して、冷えや生理痛、腰痛を和らげることができる。
さらに、弾性小突起を非伸縮性材あるいは難伸縮性材に設けて、弾性小突起が位置ズレしにくくすると共に、該弾性小突起を密集配置することにより、多少のズレが生じても、かつ、着用者の体格の相違にかかわらず、経穴に確実に弾性小突起を位置させることができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態を示し、本実施形態の肩紐を有する衣類はブラジャー10からなる。該ブラジャー10は、前身頃となる左右カップ布11と、これらカップ布11の内側の下端縁に縫着する支持帯布12と、カップ布11の左右両外側の下端縁に縫着する後身頃となる左右のバック部13と、カップ布11の上端とバック部13の上端とに取り付けられる左右両側の肩紐14とからなる。バック部13の各背面側先端には互いに係止する留め具(図示せず)を設けている。
前記肩紐14は、肩紐14とカップ部11との縫着位置及び肩紐14とバック部13との縫着位置を通常のブラジャーよりもおよそ1cm内側に設けている。また、肩紐14の肩紐本体14aには、肩上周辺の経穴を覆う位置に、非伸縮性材あるいは難伸縮性材である綿やナイロン、ポリエステル等の基材からなる幅広帯部15を首方向側に突出させて縫着により付設している。
左右両肩紐14の肩紐本体14aに取り付けた幅広帯部15の肌側内面には、図2(B)に示すように、10mm四方の正方形、即ち、100mmの領域S1内に4つの弾性小突起20を上下左右方向に等間隔で溶着している。これら4つの弾性小突起20により一組の突起群21を形成している。本実施形態では、9組の突起群21を幅広帯部15の長さ方向に連続的に整列させて設けている。よって、幅10mm、長さ90mmの領域S2に36個の弾性小突起20を整列させて密集配置し、ブラジャー10を着用した時にいずれかの弾性小突起20が着用者の経穴(ツボ)の肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3に対向する位置に配置されるようにしている。
前記弾性小突起20はシリコンからなり、高さを3mm、幅広帯部15に固着した底面部20aの直径を3mmとした略円錐形状とし、その先端を円弧面としている。該弾性小突起20は、無荷重時と50g荷重時の高さの差が1mm未満とし、本実施形態では0.67mmとしている。
幅広帯部15への弾性小突起20の溶着方法は、硬化性シリコン樹脂を小突起の形状を作るための金型に流し込み、幅広帯部15の肌側内面となる片面を該金型に貼り合わせ、この状態でシリコン樹脂を硬化させ、弾性小突起20を幅広帯部15に取り付けることにより行っている。
なお、本実施形態では、弾性小突起をシリコンにより形成しているが、シリコン以外の樹脂であってもよいし、糸を撚り合わせたり、編組織や織組織で、突起としたものでもよい。
また、前記幅広帯部15の弾性小突起20を設けた領域S2を柔軟性を有するメッシュ状の薄布からなる被覆布16で覆っている。該被覆布16は、全周を肩紐14の肩紐本体14aもしくは幅広帯部15に縫着することにより取り付けている。
前記構成によれば、ブラジャー10の肩紐本体14から首方向側に突出するように幅広帯部15を付設し、該幅広帯部15に複数の弾性小突起20を密集配置で設けているため、ブラジャー10を着用すると、経穴である肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3にそれぞれ対向する位置に所定の4つの弾性小突起21のうち1つの弾性小突起21を確実に位置させることができる。よって、ブラジャー10の着用中、継続的に触れる程度の弱い触刺激を経穴に与えることができる。また、着用者が幅広帯部15を弾性小突起を手で押したり、肩を挙げる等の日常的な挙動だけで、肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3に弾性小突起20が一時的に少し強めの力で押圧して各経穴を刺激することができる。
また、弾性小突起20を設ける幅広帯部15を非伸縮性材あるいは難伸縮性材により形成しているため、弾性小突起20が位置ズレしにくく、より確実に弾性小突起20を経穴に位置させることができる。
さらに、幅10mm、長さ90mmの広い領域S2に弾性小突起20を密集配置で設けているため、着用者の体格差にかかわらず、弾性小突起20を前記各経穴に配置することができる。
また、弾性小突起20はシリコンにより形成すると共に、着用者の肌に直接触れないように薄布からなる被覆布16を弾性小突起20と着用者の肌との間に介在させているため、ブラジャー10の着用中は継続的に弾性小突起20により触刺激を与えるだけであるため、違和感を感じることもなく、さらに、長時間ブラジャー10を着用していても弾性小突起20により痛みを感じることもない。このように、弾性小突起20は、経穴に強く押し当てるのではなく、軽く接触させる程度であるが、手で軽く肩を押したり、肩を動かしたりしたときには弾性小突起20が一時的に経穴を少し強めに押圧刺激して、一時的な心地良さを与えることができる。
なお、前記構成はブラジャーに限らず、ブラスリップ、ランジェリー、トップ肌、着水着・レオタード等のスポーツ用衣料、男性用の肩紐を有する衣類にも適用できる。
図3は、第1実施形態の変形例を示す。
本実施形態のブラジャーでは、弾性小突起20を非伸縮性の合成皮革からなるシート状の基材18を設け、該基材18を衣類本体に固定せず、着脱自在に取り付けられるようにしている。
詳細には、図3(A)に示すように、ブラジャーの肩紐14に設けた幅広帯部15の内面に伸縮性を有する矩形状の被覆布16を取り付けている。第1実施形態のように被覆布16の全周を幅広帯部15に付着させるのではなく、図3(A)中の上端の短辺16aを除く他の三辺16b、16c、16dの縁部を縫着あるいは接着等の手段により幅広帯部15に付着させている。よって、幅広帯部15と被覆布16により短辺16a側に開口17を設けた袋状の収容部を形成している。なお、開口17を設ける位置は短辺側に限らず、長辺側に設けてもよい。
弾性小突起20は、第1実施形態のように幅広帯部15に直接取り付けられるのではなく、前記したように別体とした基材18に設けており、基材18は被覆布16よりも若干小さく設定している。該基材18には第1実施形態と同一の配列で弾性小突起20が取り付けられている。
前記基材18を、弾性小突起20の取付面を被覆布16側として、図3(B)に示すように、開口17を通して袋状の幅広帯部15と被覆布16とで囲まれた収容空間内に挿入している。逆に、弾性小突起20が不要な場合には、開口17を通して抜き出すことができる構成としている。
前記構成によれば、弾性小突起20を必要な箇所に、必要な時にのみブラジャーに取り付けることができ、かつ、弾性小突起20の高さ、硬度、形状を任意に選択することができ、着衣者の要望に適したブラジャーとすることができる。
また、弾性小突起20を付着させた基材18をブラジャーを含む他の衣類に取り付けることにより、基材を他の衣類にも共用することができる。
さらに、ブラジャーの洗濯時に前記基材を取り外しておけば、弾性小突起が潰れてしまったり、基材から剥がれ落ちてしまうのを防止することができる。
なお、本変形例の構成は、以下に説明する他の実施形態についても適用することができる。また、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、第2実施形態を示す。
第2実施形態のブラジャー10’は、図4に示すように、バック部13’及び肩紐14’の形状を第1実施形態と相異させている。即ち、バック部13’を背筋に沿って上方に延在させ、上方で左右に分岐させて肩紐本体14a’とし、該肩紐本体14a’の前端をカップ部11’の上端に取り付けている。肩紐14’をこのように左右両側の肩紐本体14a’をカップ部11’側およびバック部13’側で互いに近接させた形状とすることで、通常のブラジャーの肩紐よりも肩紐本体14a’の肩上通過領域の経穴を覆う首方向側へと寄せている。
また、肩上通過領域の肩紐本体14a’を幅広にすると共に、この幅広とした部分を非伸縮性材あるいは難伸縮性材で形成している。もしくは、この幅広とした部分に非伸縮性材あるいは難伸縮性材を取り付けている。該非伸縮性材あるいは難伸縮性材には、第1実施形態と同様、100mmの領域に4個の弾性小突起20を設けて一組の突起群21を形成し、9組の突起群21を肩紐本体14a’の長さ方向に連続的に整列させて設けている。
前記構成によれば、ブラジャー10’の肩紐本体14a’が通常のブラジャーよりも肩上通過領域で内側(首側)を通るため、肩紐本体14a’にそれ程大きな幅広な部分を設ける必要がなくなり、前記経穴P1、P2,P3に位置させる弾性小突起20を必要個数取り付けることができるだけの幅を設けてやればよい。これにより、第1実施形態と同様、経穴に対向する位置に弾性小突起21が確実に配置して、着用中は継続的に弱い力で経穴に接触して触刺激を与えることができる。また、着用者が軽く肩紐本体14a’の幅広部分を手で押したり、身体を動かしたりするだけで、各経穴を一時的に少し強めに押圧して、一時的な心地よさを与えることができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、第2実施形態の変形例を示す。
図5(A)の変形例では、肩紐本体14a’を背中側でクロスさせている。
図5(B)の変形例では、左右両側の肩紐本体14a’をそれぞれ背中側で二股状に分岐させ、これら分岐させた肩紐本体14a’をそれぞれバック部13’に取り付けている。肩紐本体14a’には第2実施形態と同様に弾性小突起20を設けている。
前記構成としても、通常のブラジャーの肩紐よりも肩紐本体14a’の肩上通過領域を肩コリ発生部分を覆う首方向側へと寄せることができ、経穴に弾性小突起20を位置させることができる。
図6は、本発明の第3実施形態を示す。
本実施形態のブラジャー10”は、前記経穴である肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3だけでなく、下方の肩コリが発生しやすい部分の膏肓P4と肝兪P5も経常的に触刺激を与えることができる。
ブラジャー10”は、バック部13”と肩紐14”を連続させており、図6に示すように、着用者の背中を広く覆う形状としている。また、第2実施形態と同様、通常のブラジャーの肩紐よりも肩紐本体14a”の肩上通過領域を、経穴を覆う首方向側へと寄せている。ブラジャー10”の背中側の形状は、図6に示す形状に限らず、少なくとも着用者の肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3、膏肓P4、肝兪P5を覆う形状であればよい。
本実施形態では、肩紐14”とバック部13”の肌側内面に肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3を覆う第1非伸縮性材22A、膏肓P4を覆う第2非伸縮性材22B、肝兪P5を覆う第3非伸縮性材22Cを取り付けている。なお、非伸縮性材に代えて難伸縮性材を用いてもよい。
各第1〜3非伸縮性材22A〜22Cには直径3mmの半球状の弾性小突起20’を固着している。即ち、本実施形態では、非伸縮性材22A〜22Cを張りのある材料で形成し、弾性小突起20’の高さは第1実施形態の弾性小突起よりも若干低くしている。
このように、張りのある素材上に弾性小突起を配置すると、張りの無い素材上に高さを大とした弾性小突起を配置した場合と同様な、触刺激を経常的に与えることができると共に挙動時等において一時的に少し強い押圧力で経穴を刺激することができる。
着用者の肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3の周辺を覆う50〜120mmの第1非伸縮性材22Aには弾性小突起20’を第1実施形態と同様の配列で設けている。
膏肓P4の周辺を覆う第2非伸縮性材22Bは、弾性小突起20’を幅方向に3個、長さ方向に7個、合計21個並列配置で取り付けている。各弾性小突起20’間の間隔は第1非伸縮性材22Aの弾性小突起20’と同様としている。
肝兪P5の周辺を覆う第3非伸縮性材22Cは、10mm四方の100mmの領域に4個の弾性小突起20’を設けて一組の突起群を形成し、5組の突起群を上下方向に連続的に整列させて設けている。
前記構成によれば、ブラジャー10’を着用すると、肩コリを緩和する肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3、膏肓P4、肝兪P5の全てに弾性小突起20’を位置させることができるため、着用中は継続的に触れる程度に経穴に接触して、触刺激を与えることができる。着用者が軽く手で触れたり、身体を動かしたりするだけで、肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3だけでなく膏肓P4、肝兪P5にも弾性小突起20を一時的に比較的強い力で押圧して、少し強めの刺激を与えて一時的な気持ち良さを与えることが出来る。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態のブラジャーの肩紐は、上部側では肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3の近傍のみを通る細幅としているが、肩紐が両側に広い太幅の場合にも、肩井P1、天りょうP2、肩外兪P3上を通る首側に弾性小突起を取り付けた第1非伸縮性材を配置して、所定の経穴に弾性小突起を当接できるようにしている。
図7および図8は第4実施形態を示し、冷え対策用のガードル40からなる。
該ガードル40の内面には、各経穴と覆う位置に、弾性小突起を密集させて固着した非伸縮材を取り付けている。
詳細には、腹部を覆う前身頃41では、左右の大巨P6を覆う位置に縦3cm×横1cmの非伸縮材42と非伸縮材43、気海P7を覆う位置に縦4cm×横1cmの非伸縮材44、関元P8と中極P9を覆う位置に縦5cm×横1cmの非伸縮材45を取り付けている。
また、腰から臀部を覆う後身頃46には、左右の大腸兪P10を覆う位置に縦1cm×横1cmの非伸縮材47、48、左右の次りょうP11と中りょうP12を覆う位置に縦5cm×横1cmの非伸縮材49、50、左右の胞肓P13を覆う位置に縦2cm×横1cmの非伸縮材51、52、左右の腎兪P14を覆う位置に縦1cm×横1cmの非伸縮材53、54、上仙P15を覆う位置に縦3cm×横1cmの非伸縮材55を取り付けている。
前記非伸縮材には1cmに4個の弾性小突起を配置しており、いずれも横幅を1cmとしているため、左右方向に2個の弾性小突起を配列している。
前記いずれの非伸縮材も第1実施形態と同様の非伸縮材を用い、該非伸縮材上に固定する弾性小突起20も第1実施形態と同様に形成している。
前記左右の次りょうP11と中りょうP12を覆う位置の非伸縮材49、50上の弾性小突起を除き、他の全ての弾性小突起の高さは2mmとしている。前記非伸縮材49、50の弾性小突起は3mmの高さとしている。
また、いずれの弾性小突起も底面積の直径を3mmとした半球状としている。また、いずれ弾性小突起20の表面を覆うように薄い被覆布16を取り付けている。
前記ガードル40では、ガードルをショーツ無しで直接着用した場合、あるいはショーツの上にガードル40を着用したいずれの場合も、前記弾性小突起のいずれかを経穴と対向位置に位置させて、経穴に継続的に軽い触刺激を与えることができる。また、腹部や腰部を手で押さえたり、挙動時には、一時的に弾性小突起により少し強い押圧力で経穴に接触し、一時的に気持ち良さを与えることができる。このように、腹部側および腰部側の冷えや、生理痛、腰痛を緩和できる言われている経穴に継続的に触刺激を与えると共に、腹部や腰部を手で押さえたり、日常的な動作ににより、一時的に経穴を少し強めに押すことにより、経穴を刺激すると血行を促進できる。その結果、冷えの緩和、生理痛、腰痛の緩和に役立てることが出来る。
なお、腹部側の非伸縮材42〜45の取り付け位置は、通常のガードルにおいて非伸縮材の取付位置の点線L1内であるため、ガードルを構成する一枚の非伸縮材に直接的に弾性小突起を固着し、個別に非伸縮材を取り付けない構成としてもよい。
また、腰部側でも、非伸縮材47〜52の取付位置を囲む点線L2に一枚の非伸縮材を取り付け、該非伸縮材に直接弾性小突起を設け、個別に非伸縮材を取り付けない構成としてもよい。
本発明のガードル40をモニターが着用して20分後の血流を測定した結果、血流が上昇する傾向にあった。これは通常のガードル着用時の結果と比べても有意に差がみられている。また、冷え性を自覚しているモニター全員に冷え軽減効果の実感が得られ、かつ、弾性小突起による不快を感じなかったという結果を得ている。
本発明の第1実施形態のブラジャーを示す斜視図である。 (A)は肩紐の幅広部を示す図面、(B)は弾性小突起の配列を示す要部拡大図、(C)はA−A線断面図である。 (A)(B)は第1実施形態の変形例を示す図面である。 第2実施形態のブラジャーの斜視図である。 (A)(B)は第2実施形態の変形例を示す図面である。 第3実施形態のブラジャーを示す図面である。 (A)(B)は第4実施形態のガードルを示す図面である。 図7(A)のX−X線の拡大断面図である。 (A)(B)は肩周辺の肩コリに効くと言われている経穴(ツボ)を示す図面である。 (A)は腹部の冷えに効くと言われている経穴(ツボ)を示す図面、(B)は腰部の冷えに効くと言われている経穴(ツボ)を示す図面である。
符号の説明
10 ブラジャー
11 カップ部
14 肩紐
14a 肩紐本体
15 幅広帯部
16 被覆布
20 弾性小突起
P1〜P13 経穴(ツボ)
40 ガードル

Claims (11)

  1. 着衣時に人体の経穴を覆う位置の衣類の内面側に、1つの経穴に対して50mm〜120mmの領域内に、底面部の直径を2〜4mmとした弾性小突起を複数個設け、前記衣類に位置ズレが生じたり、着用者の体格にかかわらず前記弾性小突起のうちのいずれか1つの弾性小突起が前記経穴と対向位置に位置されて経穴に触刺激を与えることができる構成としていることを特徴とする衣類。
  2. 前記50mm〜120mm内に設ける前記弾性小突起の個数は4個として90度間隔で配置し、これを一組として規則性を持たせて配置している請求項1に記載の衣類。
  3. 前記弾性小突起の高さを2〜4mmとしている請求項1または請求項2に記載の衣類。
  4. 前記弾性小突起を設ける基材が張り強い素材からなる場合は前記弾性小突起は前記範囲内で低くする一方、張りが弱い素材からなる場合は前記範囲内で高くしている請求項3に記載の記載の衣類。
  5. 前記弾性小突起は、樹脂もしくは繊維で形成し、該弾性小突起への無荷重時と50g荷重時の高さの差を1mm未満とし、かつ、
    各弾性小突起を半球状、球状もしくは先端を円弧面とした円錐形状としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の衣類。
  6. 前記弾性小突起を設ける基材は、非伸縮性材あるいは難伸縮性材とし、該基材を衣類本体の所要位置に固定的に取り付け、あるいは、衣類本体の所要位置に設けた保持部に着脱自在に取り付け、取付状態で前記弾性小突起を肌側に突出させる構成としている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の衣類。
  7. 前記弾性小突起を設けた領域を柔軟性を有する薄布からなる被覆布で覆い、該被覆布を介して前記弾性小突起を着用者の肌に当接させる構成としている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の衣類。
  8. 前身頃から後身頃へと取り付けられる左右両側の肩紐本体には、少なくとも肩上周辺の前記経穴を覆う位置に、非伸縮性材あるいは難伸縮性材からなる幅広基材を首方向側に突出させて付設し、該幅広基材の肌側内面の各経穴を覆う位置に前記弾性小突起を設けている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の衣類。
  9. 前身頃から後身頃へと取り付けられる左右両側の肩紐本体を前身頃側および後身頃側で互いに近接させて連結して、肩上通過領域を前記経穴を覆う首方向側へと寄せていると共に該肩上通過領域の肩紐本体を幅広にすると共に非伸縮性材あるいは難伸縮性材からなる基材で形成し、
    前記幅広とした肩上通過領域の肌側内面の各経穴を覆う位置に、前記弾性小突起を設けている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の衣類。
  10. 前記背中、腹部あるいは/および腰部に位置する経穴を覆う位置に、前記弾性小突起を設けている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の衣類。
  11. ブラジャー、ブラスリップ、ランジェリー、シャツ、ガードル、ショーツ、パンツ等からなる肌着、水着、レオタード等のスポーツ用衣類からなる請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の衣類。
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