JP2013209770A - 衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧迫感がなく、着用するだけで高いマッサージ効果を得ることが可能な衣類を提供する。
【解決手段】 本発明の衣類は、衣類本体101と、押圧部105とを含む衣類であって、衣類本体101の身体の伸縮箇所近傍に押圧部105が設けられており、押圧部105を肌側に加圧する加圧部102を有し、加圧部102は、前記伸縮箇所が伸びるとき、または、前記伸縮箇所が伸びていないときのいずれか一方において押圧部105を肌側に加圧し、かつ、他方において前記加圧状態を解除するように衣類本体101に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、衣類に関する。
従来、衣類、特にインナーウェアに関しては、着用時に身体にフィットさせるだけでなく、マッサージ効果をもたらす技術が提案されている。例えば、特許文献1には、編地を切り替えて衣類内面に突出する畝を形成することによってマッサージ効果を得るインナーウェアが提案されている。また、特許文献2には、鼡径部および下腹部を加圧ベルトによって押圧するリンパ浮腫用の治療ベルトが提案されている。
特許第3415617号公報 実用新案登録第3113340号公報
しかし、前記特許文献1の技術では、突部である畝が十分に身体に当たらず、マッサージ効果が十分でないという問題がある。一方、前記特許文献2の技術では、着用中常に下腹部などが押圧されている状態であるため、圧迫感が強く、着用感が悪いという問題がある。
そこで、本発明は、圧迫感がなく、着用するだけで高いマッサージ効果を得ることが可能な衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の衣類は、
衣類本体と、押圧部とを含む衣類であって、
衣類本体の身体の伸縮箇所近傍に前記押圧部が設けられており、
前記押圧部を肌側に加圧する加圧部を有し、
前記加圧部は、前記伸縮箇所が伸びるとき、または、前記伸縮箇所が伸びていないときのいずれか一方において前記押圧部を肌側に加圧し、かつ、他方において前記加圧状態を解除するように前記衣類本体に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の衣類は、
衣類本体と、押圧部とを含む衣類であって、
衣類本体の身体の伸縮箇所近傍に前記押圧部が設けられており、
前記押圧部を肌側に加圧する加圧部を有し、
前記加圧部は、前記伸縮箇所が伸びていないときは前記押圧部を加圧せず、前記伸縮箇所が伸びるときは前記押圧部を肌側に加圧可能となるように形成されていることを特徴とする。
本発明の衣類によれば、身体の曲げ伸ばしによって押圧部が身体に押し込まれたり離れたりするため、着用していつもどおりの生活をするだけで、身体を十分に押圧でき、高いマッサージ効果を得ることができる。また、本発明の衣類によれば、着用中常に身体を押圧するのではなく、前述のように押圧部が押し込まれたり離れたりするため、圧迫感が少なく、楽な着用感を実現できる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスパッツ100の正面図である。 図2は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100を横から見た図である。 図3は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100の着用状態を示す図である。 図4は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100のパターンの図である。 図5は、従来のスパッツのパターンを示す図である。 図6は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100の押圧部が押圧する腸の箇所を示す図である。 図7は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100の押圧部の模式図である。 図8(a)は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100の押圧部の取り付け状態を示す図である。図8(b)(c)は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100の収納部の構造を示す図である。 図9(a)は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100を着用して脚を曲げた状態の図、図9(b)は、脚を伸ばした状態の図である。 図10(a)(b)は、前記第1の実施形態に係るスパッツ100のシート部を示す図である。図10(c)(d)は、押圧部の押圧の状態を示す図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係るスパッツ200を示す図である。図11(a)は、正面図、図11(b)は、横から見た図である。 図12は、本発明の第3の実施形態に係るスパッツ300を示す図である。図12(a)は、背面図、図12(b)は、着用状態を示す図である。 図13は、本発明の第4の実施形態に係るTシャツ400の着用状態を示す図である。 図14は、本発明の第5の実施形態に係るTシャツ500の着用状態を示す図である。 図15は、本発明の第6の実施形態に係るフード付き衣類600を示す図である。図15(a)は、背面図、図15(b)は、着用状態を示す図である。 図16は、着用客観評価1の結果を示すグラフである。 図17は、着用客観評価2の結果を示す表である。 図18は、関節部の伸縮を示す模式図である。
前述のように、本発明の衣類は、衣類本体と、押圧部とを含む衣類であって、
衣類本体の身体の伸縮箇所近傍に前記押圧部が設けられており、
前記押圧部を肌側に加圧する加圧部を有し、
前記加圧部は、前記伸縮箇所が伸びるとき、または、前記伸縮箇所が伸びていないときのいずれか一方において前記押圧部を肌側に加圧し、かつ、他方において前記加圧状態を解除するように前記衣類本体に形成されていることを特徴とする。
また、前述のように、本発明の衣類は、衣類本体と、押圧部とを含む衣類であって、
衣類本体の身体の伸縮箇所近傍に前記押圧部が設けられており、
前記押圧部を肌側に加圧する加圧部を有し、
前記加圧部は、前記伸縮箇所が伸びていないときは前記押圧部を加圧せず、前記伸縮箇所が伸びるときは前記押圧部を肌側に加圧可能となるように形成されていることを特徴とする。
本発明において、前記「身体の伸縮箇所」とは、身体の伸縮可能な箇所をいい、特に制限されないが、例えば、股関節、肩関節、背中の肩甲骨周辺部、腰部、首部などの関節部をいう。
本発明において、前記「伸縮箇所が伸びていない」とは、前記関節部などが縮んでいること、前記「伸縮箇所が伸びる」とは、前記関節部などが伸びていることを意味する。例えば、(i)押圧したい箇所が関節の内側、すなわち折れ曲がる側(図18(a)のJ側)である場合には、図18(a)で示すように、関節部Fを屈曲した状態が縮んだ状態であり、関節部Fをまっすぐにした状態が伸びた状態である。また、例えば、(ii)押圧したい箇所が関節の外側、すなわち折れ曲がる側と反対側(図18(b)のK側)である場合には、図18(b)で示すように、関節部Fをまっすぐにした状態が縮んだ状態であり、関節部Fを屈曲した状態が伸びた状態である。このように、例えば、図18(a)の下図と図18(b)の上図のように、同じ状態をさしていても、押圧したい箇所に応じて、伸縮箇所が「伸びている」か、「伸びていない」かは相対的に決定される。
前記(i)、(ii)のいずれの説明があてはまるかは、押圧したい箇所を押圧する態様によって決定される。例えば、押圧したい箇所が、股関節における鼡径部近傍である場合、脚を伸ばした状態で押圧部が加圧され、脚を曲げた状態で加圧状態が解除される態様にする場合には、前記(i)の説明があてはまる。なお、「加圧状態を解除する」とは、押圧部が肌を押圧する圧力が加圧状態よりも相対的に小さくなる状態を意味する。また、例えば、押圧したい箇所が腰部である場合、前かがみの姿勢になった状態で加圧され、腰部をまっすぐに起こした状態で加圧状態が解除される態様にする場合には、前記(ii)の説明があてはまる。そして、例えば、押圧したい箇所が首部である場合、首を前に倒した状態で加圧され、頭部をまっすぐに起こした状態で加圧状態が解除される態様にする場合には、前記(ii)の説明があてはまる。一方、首をまっすぐにした状態で加圧され、頭部を後側に倒した状態で加圧状態が解除される態様にする場合には、前記(i)の説明があてはまる。さらに、例えば、押圧したい箇所が肩部である場合、例えば、腕を前方向に振った状態で加圧され、腕を体の側面に戻した状態で加圧状態が解除される態様にする場合には、前記(ii)の説明があてはまる。また、例えば、押圧したい箇所が肩部の前側の腕の付け根付近である場合、腕が体の側面にある状態で加圧され、腕を前方向に振った状態で加圧状態が解除される態様にする場合には、前記(i)の説明があてはまる。
次に、本発明の衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。
(第1の実施形態)
図1および図2に、本発明の第1の実施形態に係るスパッツ100を示す。図1は、スパッツ100の正面図、図2は、スパッツ100を横から見た図、図3は、スパッツ100の着用状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態において、スパッツ100は、衣類(以下、第1〜第3の実施形態においては、「スパッツ」ともいう。)本体101と、押圧部105とを含む。押圧部105は、スパッツ本体101の肌側に設けられている。また、押圧部105は、腸の一部を押圧可能となる位置に設けられている。押圧部105のスパッツ本体101側には、加圧部102を有する。
図2に示すように、本実施形態において、スパッツ本体101は、股関節が屈曲した状態に合わせて形成されている。本実施形態において、股関節が屈曲した状態とは、図3に示すように、両脚を曲げた状態をいう。
図4に、本実施形態に係るスパッツ100のスパッツ本体101を形成するパターンの図を示す。図4は、スパッツ本体101の着用時の左半身に該当する部分を形成するパターンである。図示のように、スパッツ本体101は、脚部内側布101A、脚部外側布101B、前中心布101C、後中心布101D、および加圧部布101Eから構成され、前中心布101Cは、脚部内側布101Aの上辺に固着されている。スパッツ本体101の左半身は、脚部内側布101Aおよび前中心布101Cの辺L1と、加圧部布101Eの辺L2とが固着され、加圧部布101Eの辺S1と、脚部外側布101Bの辺S2とが固着され、脚部内側布101Aの辺T1と、脚部外側布101Bの辺T2とが固着され、脚部外側布101Bの辺U1と、後中心布101Dの辺U2とが固着され、後中心布101Dの辺X2と、脚部内側布101Aの辺X1とが固着されて、形成される。
一方、図5に、従来のスパッツの左半身を、前述のスパッツ本体101のパターンに合わせて展開した図を示す。図5において、101A’は、図4の101Aに、101B’は、図4の101Bに、101C’は、図4の101Cに、101D’は、図4の101Dに、101E’は、図4の101Eに、それぞれ対応する箇所である。図5において斜線で示す部分を除けば、図4に示すパターンと同じとなる。図4および図5を比較すると、図4に示す本実施形態に係るスパッツ100では、前中心布101Cが、前方向に傾斜していることがわかる。前方向とは、着用者から見た身体の前方向をいう。このように、図4に示すパターンにすることにより、股関節が屈曲した状態に合わせた形状のスパッツ100を形成することができる。
本実施形態において、前中心布101Cの傾斜角度θ(脚部内側布101Aの上辺を水平に伸ばした線と、前中心布101Cとで形成される角度)は、15°〜80°が好ましく、より好ましくは30°〜70°であり、さらに好ましくは40°〜60°である。
本実施形態において、スパッツ本体101に使用する素材は、特に制限されないが、例えば、トリコットまたはツーウェイトリコット等の経編地、ベア天竺等の丸編地などがあげられる。
本実施形態において、押圧部105は、スパッツ本体101の肌側の、腸の一部を押圧可能となる位置2箇所に設けられている。前記位置は、身体の伸縮箇所である股関節の近傍である。そして、押圧部105のスパッツ本体101側には、それぞれ加圧部102が配置されている。本実施形態では、加圧部102は、スパッツ本体101の一部(前記加圧部布101E)を構成し、押圧部105は、加圧部102の肌側に設けられている。ただし、本発明はこれに限られず、加圧部がスパッツ本体とは別部材として設けられていてもよい。この場合、加圧部は、スパッツ本体の肌側に配置されてもよいし、肌側とは反対側(押圧部と反対側)に配置されてもよい。また、本実施形態では、加圧部102は、加圧部布101Eを接ぎ合わせることで形成されているが、スパッツ本体101と一体で、例えば、スパッツ本体101の編地を切り替えたり、樹脂加工を施したりすることで形成されていてもよい。
図6に、押圧部105が押圧する腸の箇所Wを示す。図示のような箇所Wで腸の一部をマッサージすることは、便秘の改善に効果がある。なお、本実施形態においては、押圧部105は2箇所設けられているが、本発明はこれに限られない。押圧部105は、マッサージを施す箇所に応じて、1箇所でも良いし、2以上の複数箇所設けられていてもよい。
また、本実施形態では、箇所Wをマッサージする例を挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、マッサージ効果の得られる股間節近傍の他の箇所を押圧部105が押圧するようにしてもよい。
本実施形態において、押圧部105は、円柱状の部材である。図7に、押圧部105の模式図を示す。押圧部105の直径は、2cm〜10cmが好ましく、より好ましくは4cm〜8cmであり、さらに好ましくは5cm前後である。押圧部の厚みは、0.3cm〜5cmが好ましく、より好ましくは0.5cm〜4cmであり、さらに好ましくは2cm前後である。なお、本発明において、押圧部の形状は、円柱状に限られない。押圧部の平面形状の例としては、例えば、長方形、正方形、その他多角形、矩形、楕円形、小判形などがあげられる。長方形、正方形、その他多角形など、角のある形状のものでは、その角の部分を弧状に面取りすれば、押圧した際に角が身体に当たることによる刺激をなくすことができ、好ましい。
押圧部105に使用する素材は、特に制限されないが、身体を押圧した際に痛みを感じない程度の硬さであることが好ましい。使用する素材としては、例えば、プラスチック発泡体、フェルト等の圧縮繊維、不織布、ゴム、樹脂、シリコン、嵩高性のある編地(例えば、表地と裏地が中糸で連結された立体構造を有するダンボールニット等の編地)、ウレタン、ポリエチレンなどがあげられる。
図8(a)に、押圧部105のスパッツ本体101への取り付け状態を肌側から見た図を示す。図8(a)に示すように、本実施形態において、押圧部105は、加圧部102の肌側に設けられた収納部103内に収納されている。
収納部103に使用する素材は、特に制限されないが、例えば、パワーネット、トリコットまたはツーウェイトリコット等の経編地、ベア天竺等の丸編地等があげられる。収納部103は、伸縮性のある素材で形成されていることが、押圧部105のスパッツ本体101への取り付け位置が安定するため、好ましい。図8(b)(c)に、収納部103の構造の一例を示す。図示のように、収納部103は、上側開口部103Aと、下側開口部103Bとを有する袋状とすることができる。上側開口部103Aおよび下側開口部103Bを、図8(b)に示すようにそれぞれ矢印方向に引くことにより、図8(c)に示すように開口部Pができ、開口部Pから押圧部105を容易に収納可能である。
なお、本実施形態では、押圧部105は収納部103に収納されることでスパッツ本体101へ取りつけられているが、本発明はこれに限られず、例えば接着剤等により、押圧部が衣類本体の肌側へ直接固着されていてもよい。また、本実施形態では、収納部103は、開口部Pを有し、押圧部105を出し入れ可能となっているが、本発明はこれに限られず、押圧部105は開口部を有さない収納部に収納されていてもよい。
本実施形態において、加圧部102は、押圧部105のスパッツ本体101側に、身体の伸縮方向に沿って、鼡径部(股関節の前方部)をまたいで設けられている。なお、本実施形態において、加圧部102は、スパッツ本体101の一部を構成しているが、前述のとおり、本発明はこれに限定されず、加圧部は、スパッツ本体とは別部材として設けられていてもよい。この場合、加圧部は、スパッツ本体の肌側に配置されてもよいし、肌側とは反対側(押圧部と反対側)に配置されてもよい。また、前述のとおり、加圧部102は、スパッツ本体101の編地を切り替えたり、樹脂加工を施すことで形成されてもよい。
加圧部102は、身体の伸縮方向に難伸縮であることが好ましい。難伸縮とは、スパッツ本体の他の部分よりも伸縮性が低いことをいう。これにより、身体が伸びる際、加圧部102は伸びず、張りが生じる。このため、身体が伸びた時に、加圧部102には押圧部105を肌側に加圧する力が働く。加圧部102に使用する素材は、特に制限されないが、例えば、トリコットまたはツーウェイトリコット等の経編地、ベア天竺等の丸編地、ハリ、コシを有する難伸縮性の素材を用いても良い。また、樹脂プリントを施した素材を用いても良いし、抜蝕加工を施した素材を用いても良い。なお、本発明はこれに限られず、加圧部は、例えば、スパッツ本体の他の部分と同じ素材を重ね合わせて形成するなどして、伸縮性を前記他の部分と比べて低くしてもよい。
加圧部102の身体が伸びる方向と略直交する方向の幅は、押圧部105を加圧可能であればよく、特に制限されないが、例えば、押圧部105の幅よりも広めに設定してもよい。また、充分に押圧部105を加圧可能であるならば、押圧部105の幅よりも狭めに設定してもよい。加圧部102の身体が伸びる方向の長さは、前述のとおり、押圧部105を加圧可能であればよく、特に制限されないが、例えば、10cm〜50cmが好ましく、より好ましくは20cm〜40cmであり、さらに好ましくは35cm前後である。
次に、本実施形態におけるスパッツ100の作用を説明する。スパッツ100は、前述のように、股関節が屈曲した状態に合わせて形成されていることから、着用者が脚(股関節)を伸ばすと、屈曲している部分の周辺部が着丈方向に張る状態となる。前記屈曲している部分の周辺部において、加圧部102が、鼡径部(股関節の前方部)をまたいで設けられている。加圧部102は、着丈方向に難伸縮であるため、加圧部102の張りは、他の部分と比較して強くなる。これにより、加圧部102によって、押圧部105が加圧され、腹部へ押し込まれる。一方、着用者が脚を曲げると、スパッツ本体101および加圧部102の張りが解消されるため、加圧部102は押圧部105を加圧せず、押圧部105は、腹部に触れているだけの状態となる。
図9に、スパッツ100を着用して脚を曲げた状態および脚を伸ばした状態の図を示す。図9(a)は、脚を曲げた状態の図、図9(b)は、脚を伸ばした状態の図である。図9(a)に示すように、脚を曲げた状態では、押圧部105は腹部に押し込まれていない。これに対し、図9(b)に示すように、脚を伸ばした状態では、押圧部105が加圧部102によって太く示した矢印方向に加圧され、腹部に押し込まれる。
このように、本実施形態によれば、脚の曲げ伸ばしによって押圧部105が腹部に押し込まれたり離れたりするため、着用していつもどおりの生活をするだけで、腹部をマッサージできる。例えば、スパッツ100を就寝時に着用すると、寝返りを打つなどの動きをするたびに、押圧部105が腹部に押し込まれたり離れたりするため、スパッツ100を着用して眠るだけで、腹部を十分にマッサージできる。そして、前述のとおり、腸の一部に該当する腹部のマッサージは、便秘の解消に効果があるため、本発明によれば、便秘の解消を図ることができる。便秘に悩む人からは、薬に頼ったり、無理に食生活を変えたりすることなく、いつもどおりの生活で健康的に便秘を解消したいという意見がある。本発明によれば、このような意見に応えることが可能である。
また、本実施形態によれば、着用中常に腹部を押圧するのではなく、前述のように押圧部105が押し込まれたり離れたりするため、圧迫感がなく、楽な着用感を実現できる。なお、本実施形態において、例えば、ウエスト部およびヒップ部をゆとりのある設計にすれば、さらに楽な着用感となり、例えば、部屋着またはパジャマに適した構造となるため、好ましい。
なお、本発明は、図10(a)(b)に示すように、さらに、加圧部102と押圧部105との間に、難伸縮性のシート部104が設けられていても良い。図10(a)は、押圧部105周辺を肌側から見た図、図10(b)は、図10(a)のI−I方向における断面図である。シート部104を設けることにより、加圧の際に押圧部105が身体側からスパッツ本体101方向に押し出されて、衣類の外側に突き出してしまい(図10(c)に示す状態)、身体側への押圧が弱まってしまうことを防ぎ、加圧部102が押圧部105を加圧する力をさらに強くすることができる。図10(d)に、シート部104を設けた場合の、押圧部105の状態を示す。ここでの難伸縮とは、前述のとおりであり、加圧部102と同程度の伸縮性であってもよいが、加圧する力を強くするためには、シート部104は、身体の伸縮方向のみではなく、身体の伸縮方向と直交する方向にも難伸縮であることが好ましい。シート部104に使用できる素材は、例えば、ハリ、コシを有する難伸縮性の素材、例えば、ラミネート加工を施した難伸縮性の編地が好適である。また、樹脂プリントを施した素材を用いていても良いし、抜蝕加工を施した素材を用いても良い。シート部104は、非伸縮性であってもよい。ここで、「非伸縮」とは、身体の伸縮方向にも、身体の伸縮方向に直交する方向にも伸縮しないことをいう。シート部104が非伸縮性である場合、使用できる素材は、例えば、ラミネート加工を施した非伸縮性の編地等があげられる。シート部104の大きさは、特に制限されないが、押圧部105よりも広い面積であることが、押圧部105をしっかり加圧することができるため、好ましい。ただし、着用感の観点から、鼡径部に掛からない大きさであることが好ましい。
(第2の実施形態)
図11(a)(b)に、本発明の第2の実施形態に係るスパッツ200を示す。図11(a)は、スパッツ200の正面図、図11(b)は、スパッツ200を横から見た図である。
図11(a)(b)に示すように、本実施形態において、加圧部202は、スパッツ本体201とは別部材で構成されている。そして、加圧部202は、スパッツ本体201の肌側と反対側(すなわち、表側)に配置され、上側固着部Nおよび下側固着部M以外では、スパッツ本体201から分離している。また、加圧部202は、押圧部105よりも幅が狭くなっている。その他は、第1の実施形態と同様である。なお、本実施形態では、加圧部202は上側固着部Nおよび下側固着部M以外では、スパッツ本体201から分離しているが、本発明はこれに限られない。例えば、加圧部202の両側辺のみがスパッツ本体201に固着されている態様などでもよいし、加圧部202全体がスパッツ本体201に固着されている態様でもよい。
また、本実施形態では、押圧部105がスパッツ本体201の肌側に設けられ、加圧部202がスパッツ本体201の表側に設けられている例を挙げているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、加圧部202の肌側面に押圧部105を設けるようにしてもよい。この場合には、押圧部105は加圧部202とスパッツ本体201の間に配置されるため、押圧部105をスパッツ本体に内蔵させる必要がない点でメリットがある。
このように、本発明において、加圧部はスパッツ本体と一部分離させることができるため、加圧部に様々なデザインを施すことができる。
(第3の実施形態)
図12(a)(b)に、本発明の衣類の第3の実施形態に係るスパッツ300を示す。図12(a)は、スパッツ300の背面図、図12(b)は、スパッツ300の着用状態を示す図である。
図12(a)に示すように、本実施形態において、押圧部305は、スパッツ本体301の肌側に、腰部を押圧可能となる位置に2箇所設けられている。押圧部305を配置する箇所および数については、特に制限されず、1箇所でもよいし、例えば、腰椎を挟んで左右対称となる位置に複数箇所設けられてもよい。
本実施形態において、スパッツ本体301は、身体の腰部を覆う部分が、腰部をまっすぐに起こした状態に合わせて形成されている。これは、一般的なスパッツの形態と同様である。そして、押圧部305のスパッツ本体301側には、加圧部302が設けられている。本実施形態において、加圧部302は、スパッツ本体301の一部を構成しているが、本発明はこれに限られないことは、前記第1の実施形態で説明したとおりである。加圧部302は、腰部の伸縮方向(着用時における上下方向)に沿って設けられている。その他、押圧部305および加圧部302についての説明は、前記第1の実施形態における説明を援用できる。
本実施形態におけるスパッツ300の作用を説明する。着用者が、図12(b)のように横になって脚を曲げたり、または立った状態、座った状態で前かがみになったりすると、着用者の腰部が曲がり、腰部周辺の衣類を伸ばそうとする力が働く。すると、加圧部302が張り、加圧部302によって押圧部305が腰部に押し込まれる。一方、着用者が姿勢をまっすぐにした際には、加圧部302の張りが解消され、押圧部305は、腰部に触れているだけの状態となる。このように、本実施形態によれば、着用するだけで、腰部のマッサージができる。
本実施形態において、さらに、第1の実施形態の構成を有し、腹部に押圧部を設けても良い。このような態様にすることにより、腰部と腹部との両方をマッサージ可能なスパッツを実現することができる。
(第4の実施形態)
図13に、本発明の第4の実施形態に係るTシャツ400を示す。図13は、Tシャツ400の着用状態を示す図である。
本実施形態において、Tシャツ400は、衣類(Tシャツ)本体401が、両脇を閉め、両腕を真下に下ろした状態に合わせて形成されている。そして、Tシャツ本体401の肌側に、押圧部405が、両脇部を押圧可能となる位置に設けられている。押圧部405のTシャツ本体401側には、加圧部402が設けられている。加圧部402は、肩部から脇部にかけての方向に沿って設けられている。そして、加圧部402は、Tシャツ本体401の一部を構成している。押圧部405および加圧部402についての説明は、前記第1の実施形態における説明を援用できる。
Tシャツ400の作用を説明する。着用者が、図13のように腕を後ろに振ったり、または横に広げたりすると、着用者の脇部が伸び、脇部周辺の衣類を伸ばそうとする力が働く。すると、加圧部402が張り、加圧部402によって押圧部405が脇部に押し込まれる。一方、着用者が腕を身体の真横に戻すと、押圧部405は、脇部に触れているだけの状態となる。
このように、本発明は、トップスにも適用できる。本実施形態によれば、着用するだけで、脇部のマッサージができる。脇部には、リンパ節が存在する。そのため、Tシャツ400を着用することにより、リンパマッサージを行うことができ、リンパの流れを良くすることができる。
なお、本実施形態では、着用者が、腕を後ろに振ったり、または横に広げたりすると、押圧部405が脇部に押し込まれ、着用者が腕を身体の真横に戻すと、押圧部405は脇部に触れているだけの状態となる態様について説明したが、本発明はこれに限られない。本発明は、例えば、Tシャツ本体が、腕を前に振り上げた状態に合わせて形成されていてもよい。この場合、例えば、押圧部は、肩部の前側の腕の付け根付近や、脇部の前側を押圧可能となる位置に設けられており、着用者が、腕を身体の真横または真横より後側にもっていくと、押圧部が身体に押し込まれ、腕を前に振り上げると、押し込まれないという態様にすることが可能である。
(第5の実施形態)
図14に、本発明の第5の実施形態に係るTシャツ500を示す。図14は、Tシャツ500の着用状態を示す図である。
本実施形態において、Tシャツ500は、衣類(Tシャツ)本体501が、両脇を閉め、両腕を真下に下ろした状態に合わせて形成されている。そして、Tシャツ本体501の肌側に、押圧部505が、肩甲骨下部を押圧可能となる位置に設けられている。押圧部505のTシャツ本体501側には、加圧部502が設けられている。加圧部502は、肩部から肩甲骨下部をとおり、脇部にかけての方向に沿って設けられている。そして、加圧部502は、Tシャツ本体501の一部を構成している。押圧部505および加圧部502についての説明は、前記第1の実施形態における説明を援用できる。
Tシャツ500の作用を説明する。着用者が、図14のように腕を前に振ったり、または右腕を左側に、左腕を右側に動かすと、着用者の肩甲骨下部が伸び、肩甲骨周辺の衣類を伸ばそうとする力が働く。すると、加圧部502が張り、加圧部502によって押圧部505が肩甲骨下部に押し込まれる。一方、着用者が腕を身体の真横に戻すと、押圧部505は、肩甲骨下部に触れているだけの状態となる。
本実施形態によれば、着用するだけで、肩甲骨下部のマッサージができ、こりをほぐすことができる。また、本実施形態は、さらに、前記第4の実施形態における押圧部405よび加圧部402を設けてもよい。これにより、肩甲骨下部と脇部との両方をマッサージすることができる。なお、本実施形態において、押圧部505は肩甲骨下部に設けられているが、本発明はこれに限られない。押圧部は、例えば、両肩部に設けてもよく、両肩部、肩甲骨下部、および脇部に設けてもよい。このように、本発明は、マッサージしたい箇所に応じて、押圧部を設けることができる。
(第6の実施形態)
図15(a)(b)に、本発明の第6の実施形態に係るフード付き衣類600を示す。図15(a)は、フード付き衣類600の背面図、図15(b)は、着用状態を示す図である。
本実施形態において、フード付き衣類600は、フードの付け根部分Qから、頭頂部Rまでの長さが、頭部をまっすぐに起こした状態での身体の肩部から頭頂部までの長さと同じになるように形成されている。そして、フード付き衣類本体601の肌側に、押圧部605が、首の後側の頸椎を挟んだ2箇所を押圧可能となる位置に設けられている。押圧部605のフード付き衣類本体601側には、加圧部602が設けられている。加圧部602は、頭頂部から肩部にかけての方向に沿って設けられている。本実施形態において、加圧部602は、フード付き衣類本体601の一部を構成している。押圧部605および加圧部602についての説明は、前記第1の実施形態における説明を援用できる。
図15(a)に示すように、本実施形態において、加圧部602は、押圧部605を2箇所とも押圧可能に設けられているが、本発明はこれに限られず、それぞれの押圧部ごとに加圧部が設けられてもよい。また、本実施形態において、押圧部605は2箇所設けられているが、本発明はこれに限られず、1箇所でもよいし、2以上の複数箇所に設けられていてもよい。
フード付き衣類600の作用を説明する。着用者が、図15(b)のように、頭を前に倒すと、着用者の首の後側が伸び、首の後側の衣類を伸ばそうとする力が働く。すると、加圧部602が張り、加圧部602によって押圧部605が首の後側に押し込まれる。一方、着用者が頭をまっすぐに起こすと、押圧部605は、首の後側に触れているだけの状態となる。
本実施形態によれば、着用するだけで、首の後側のマッサージができ、首のこりをほぐすことができる。また、本実施形態は、さらに、両肩部にも押圧部および加圧部を設けてもよい。
なお、本実施形態においては、頭を前に倒すと、押圧部605が首の後側に押し込まれ、着用者が頭をまっすぐに起こすと、押圧部605が首の後側に触れているだけの状態となる態様について説明したが、本発明はこれに限られない。本発明は、例えば、頭を後ろに倒した状態に合わせ、フード付き衣類本体のフードの付け根部分Qから頭頂部Rまでの長さが、頭部をまっすぐに起こした状態での身体の肩部から頭頂部までの長さよりも短くなるように形成されていてもよい。この場合、着用者が頭をまっすぐに起こすと、押圧部が首の後側に押し込まれる。ただし、この場合、押圧部がほぼ常に首の後側に押し込まれている状態になるため、押圧部が身体に押し込まれたり離れたりすることによるマッサージ効果を得るためには、前記第6の実施形態に示した態様が好ましい。
(着用客観評価)
[評価1]
図1に示すタイプの本発明の衣類の実施形態1に係るスパッツ100を作製し、着用評価を行った。前記スパッツ100を、モニターが着用して横になり、脚を曲げた状態、片脚を伸ばした状態、両脚を伸ばした状態それぞれについて、押圧部の衣服圧を測定した。前記測定は、押圧部の内側に衣服圧センサーを取り付けることによって行った。
その結果を、図16のグラフに示す。図示のように、脚を曲げた状態では、押圧部の衣服圧が20hpa〜35hpaであるのに対し、片脚を伸ばした状態での伸ばした脚側の押圧部では、30hpa〜50hpa、両脚を伸ばした状態では、40hpa〜60hpaの衣服圧が得られた。発明者らが研究を重ねたところ、就寝中に腹部に行うマッサージとしては、40hpaよりも圧力が小さいとマッサージ効果が充分に得られない可能性が高くなる。一方、60hpaよりも圧力が大きいと圧力が大きすぎて着用者が目覚めてしまい易くなる。このため、約40hpa〜60hpa程度の圧力で腹部のマッサージを行うことが効果的であるとの知見を得ている。このため、本発明のスパッツ100を着用して脚の曲げ伸ばしをすると、押圧に強弱をつけることができ、就寝時等において効果的なマッサージ行うことができる。
[評価2]
図1に示すタイプの本発明の衣類の実施形態1に係るスパッツ100を作製し、着用評価を行った。前記スパッツ100を、17日間、2名のモニターが着用して就寝し、着用期間中の排便の有無、そして排便有りの場合は排便の時間帯および回数を記録した。全てのモニターにおいて、着用期間中、運動、食事などの生活習慣は普段と変えなかった。また、比較例として、それぞれのモニターについて、スパッツ100の着用期間前11日間、および、着用期間後6日間の排便を記録した。
その結果を、図17の表に示す。まず、モニターAでは、着用期間前および着用期間後では、排便がない日が存在するのに対し、スパッツ100の着用期間中は、毎日排便があり、そのうち4日は、一日に2回排便があった。また、着用期間前および着用期間後は、昼または夜に排便がある日が存在するのに対し、着用期間中は、全ての日において、朝に排便があった。次に、モニターBでは、着用期間前および着用期間後は、排便が一日おきであったり、数日連続して排便のない日があるのに対し、スパッツ100の着用期間中は、着用後2日目と3日目に排便のない日があったものの、着用開始後1日目には、朝、昼、夜の合計3回排便があり、着用後4日目からは、毎日排便があった。これにより、スパッツ100には、腸のマッサージ効果があり、その結果として便秘が解消されることがわかった。
[評価3]
評価2と同様にして、21名のモニターについて、着用評価を行った。そして、(i)着用期間前後と比較して、着用期間中は排便がある日の頻度が増えた、または、(ii)着用期間前後と比較して、着用期間中は、朝に排便がある日が増えた、のいずれかの効果が得られた場合には、「効果あり」と評価した。その結果、21名中16名において、「効果あり」との評価が得られ、着用によって有意な効果があることがわかった。
(着用主観評価)
図1に示すタイプの本発明の実施形態1に係るスパッツ100を作製し、モニターに着用してもらい、着用者のコメントを求めた。その結果、「お通じがよくなった」(21名中16名)、「寝ていても苦しくない、違和感がない」(21名中20名)、「(指圧効果により)お腹が気持よかった」(21名中15名)、「(着用テスト終了後も)着用を続けたい」(21名中16名)という回答が得られた。具体的なコメントしては、「お腹指圧のようにグーッと押す感じ」、「おなかがぐるぐるいう」、「おなかの中が、温まる感じで気持ちよく、ぐっすり寝れた」、「はいている間、大変朝のお通じが良かった」、「便通が良かった。お腹が温まったせいか、身体が温かかった」というものがあった。これにより、本発明に係るスパッツには、マッサージ効果があり、かつ、圧迫感がなく着用感が楽であることが確認できた。
以上、実施の形態の具体例として、スパッツ、Tシャツ、フード付き衣類をあげて本発明を説明したが、本発明の衣類は、これらの具体例で記載されたもののみに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のような衣類以外にも、レギンス、腹巻、トレーナー、パンツ、部屋着、オーバーオール、ベストなど、その他各種の衣類に適用可能である。
本発明の衣類は、種々の態様が可能である。例えば、上記の実施形態のような衣類以外にも、スポーツ衣類、アウターなど、各種の衣類に適用できる。
100、200、300 スパッツ
400、500 Tシャツ
600 フード付き衣類
101、201、301、401、501、601 衣類本体
101A、101A’ 脚部内側布
101B、101B’ 脚部外側布
101C、101C’ 前中心布
101D、101D’ 後中心布
101E、101E’ 加圧部布
102、202、302、402、502、602 加圧部
103 収納部
103A 上側開口部
103B 下側開口部
104 シート部
105、305、405、505、605 押圧部

L1、L2、S1、S2、T1、T2、U1、U2、X1、X2 辺
P 開口部
N 上側固着部
M 下側固着部
Q 肩部
R 頭頂部
W 腸の一部
F 関節部

Claims (12)

  1. 衣類本体と、押圧部とを含む衣類であって、
    衣類本体の身体の伸縮箇所近傍に前記押圧部が設けられており、
    前記押圧部を肌側に加圧する加圧部を有し、
    前記加圧部は、前記伸縮箇所が伸びるとき、または、前記伸縮箇所が伸びていないときのいずれか一方において前記押圧部を肌側に加圧し、かつ、他方において前記加圧状態を解除するように前記衣類本体に形成されていることを特徴とする、衣類。
  2. 衣類本体と、押圧部とを含む衣類であって、
    衣類本体の身体の伸縮箇所近傍に前記押圧部が設けられており、
    前記押圧部を肌側に加圧する加圧部を有し、
    前記加圧部は、前記伸縮箇所が伸びていないときは前記押圧部を加圧せず、前記伸縮箇所が伸びるときは前記押圧部を肌側に加圧可能となるように形成されていることを特徴とする、衣類。
  3. 前記加圧部が、前記衣類本体と別部材で形成され、身体の伸縮方向に沿って設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の衣類。
  4. 前記加圧部が、身体の伸縮方向に対して難伸縮であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の衣類。
  5. 前記加圧部が、前記衣類本体から少なくとも一部が分離していることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の衣類。
  6. さらに、前記加圧部と前記押圧部との間に、難伸縮性または非伸縮性のシートが設けられていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の衣類。
  7. 前記衣類が、ボトム衣類であり、
    前記衣類本体が、股関節が屈曲した状態に合わせて形成され、
    前記加圧部が、鼡径部をまたいで設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の衣類。
  8. 前記押圧部が、腸の一部を押圧可能となる位置に設けられていることを特徴とする、請求項7記載の衣類。
  9. 前記衣類本体が、脚部内側布、脚部外側布、前中心布、後中心布および加圧部布から構成され、
    前記前中心布は、前方向に傾斜して前記脚部内側布の上辺に固着されていることを特徴とする、請求項7または8記載の衣類。
  10. 前記衣類が、ボトム衣類であり、
    前記押圧部が、腰部の少なくとも一部を押圧可能となる位置に設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の衣類。
  11. 前記衣類が、トップスであり、
    前記衣類本体が、両脇を閉め、両腕を真下に下ろした状態に合わせて形成され、
    前記押圧部が、脇部および肩甲骨下部の少なくとも一方を押圧可能となる位置に設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の衣類。
  12. 前記衣類が、フード付き衣類であり、
    前記衣類のフードの付け根部分から頭頂部までの長さが、身体の肩部から頭頂部までの長さと同じになるように形成され、
    前記押圧部が、首の後側の少なくとも一部を押圧可能となる位置に設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の衣類。
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