JP3782439B1 - 脚枕 - Google Patents
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Abstract
【課題】寝返りを打っても継続して脚を高くすることができ、蹴飛ばすこともなく、仰臥時でも横臥時でも使用でき、更に、腰に負担がかかりにくいことを特徴とする、疲労回復などのために快適に使用することができる脚枕を提供する。
【解決手段】断面略C字状の細長い枕状体本体部10であって、高分子材料の弾性体よりなり、外形は先細りの円錐台形であると共に、内面は外形とは逆の先細り形状の円錐台形の空間を形成している脚枕である。左右の脚に一つずつ装着すると、仰臥時でも横臥時でも脚を高くすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】断面略C字状の細長い枕状体本体部10であって、高分子材料の弾性体よりなり、外形は先細りの円錐台形であると共に、内面は外形とは逆の先細り形状の円錐台形の空間を形成している脚枕である。左右の脚に一つずつ装着すると、仰臥時でも横臥時でも脚を高くすることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、仰臥時もしくは横臥時に両脚部に設置して脚の疲れやむくみを取る脚枕に関するものである。
仰臥時や横臥時に脚を少し高くして寝ると、脚の疲れやむくみが取れやすい。この手段として、従来、枕や座布団などを足元に置く方法が一般的であった。しかし、この方法では、寝返りを打ったり蹴飛ばしたりすると枕や座布団の位置がずれるので、継続して脚を少し高くするのが難しいという問題点や、枕や座布団が一点で脚を支えるため腰に負担がかかるという問題点があった。
そこで、足首を突っ込む孔を有するドーナツ型のものや、取り外し可能なクッション付きのレッグウォーマーや、膝窩を受ける側から踵部を受ける側に向かって次第に脚が高くなるように形成されている台(特許文献1参照。)や、膝窩から踵部までを乗せることを可能とする台(特許文献2参照。)や、散点状に脚部を下支えする凸凹連続面と膝窩を下支えする凹面を設けた枕(特許文献3参照。)が提案されている。
しかし、前記ドーナツ型の枕では腰に負担がかかりやすい問題点が残っており、レッグウォーマーでは仰臥時のみに脚を上げるように形成されているので、横臥時には脚が上がらないという問題点やクッションがレッグウォーマーに固定されるので、寝返りを打ったときにレッグウォーマーごとふくらはぎからずれてしまうことがあるという問題点が残っている。また、レッグウォーマー装着時に生地の厚い長ズボンを着用している際、ズボンの中にしかレッグウォーマーを装着できないので、ズボンの口が狭いとクッションが装着できず、脚を上げることができないという問題点が残っている。また、前記台や前記枕では、寝返りを打ったり蹴飛ばしたりして、台や枕の位置がずれて継続して脚を少し高くすることが難しいという問題点や仰臥時で使用するように作られているため横臥時では使用しにくいという問題点が残っている。
また、脚の指を開くことでも脚の疲れが取れやすい。この手段として、指開きという健康グッズが汎用されている。しかし、この健康グッズは指を大きく開くように設計されていることが多いので、長時間使用すると、脚の指が痛くなるという問題点があった。
本発明は、前記問題点を解決しようとするものであり、寝返りを打っても継続して脚を高くすることができ、蹴飛ばすこともなく、仰臥時でも横臥時でも使用でき、更に、腰に負担がかかりにくい脚枕を実現することを目的とするものである。
前記課題を達成するため、本発明は、断面略C字状の細長い枕状体であって、高分子材料の弾性体よりなり、外形は先細りの円錐台形であると共に、内面は外形とは逆の先細り形状の円錐台形の空間を形成している脚枕において、前記枕状体の長手方向両端部は、閉じたC字状の断面形状であり、長手方向中央部は、C字状の両端部を短くしてコの字状の断面形状を有する脚枕である。
また、第二の解決手段は、前記略円錐台形状内部空間の細い方に柔軟性のある輪を前記枕状体本体部に設けた脚枕である。
本発明の脚枕は、内部空間に足を入れC字状の本体部で脚を包みこむことで脚枕を脚に固定するので、寝返りを打っても一晩中脚を高くすることができ、本発明品を蹴飛ばすこともない。また、本体部が足首からふくらはぎにかけて脚を持ち上げるように構成しているので、腰に負担がかかりにくくなっている。さらに、本体部が脚の両脇と後ろを覆っているので、仰臥時でも横臥時でも脚を高くした状態を維持できる。
図1は本発明における脚枕の第一実施例の斜視図である。本発明の脚枕は、断面略C字状の細長い枕状体の本体部10からなる。図2に示すように、本体部10は、外形は先細りの円錐台形であり、内面は外形とは逆の先細り円錐台形の空間を形成している。図3は本体部10の外形が太くなっていく側(足首側)11の断面図であり、図4は本体部10の外形が細くなっていく側(ふくらはぎ側)12の断面図である。本体部10の材質としては、高通気性で低反発性かつ軽量の材質が適している。高通気性にすることで、熱や汗の湿気がこもりにくくなり快適に本発明脚枕を使用でき、また、低反発性にすることで、荷重をより均一に分散させることができるので、より腰に負担をかけずに使用できる。さらに軽量にすることで、寝返りなどで脚を動かすことが容易になる。例えば、通気度1〜4.7dm3/sで反発弾性率が1〜20%程度のポリウレタンフォームがある。
本体部10の長さは平均的な人の足首からふくらはぎの一番太いところまでの長さであり、20cm〜30cmである。外形が太くなっていく足首側11の空間を足首に固定し、外形が細くなっていくふくらはぎ側12の空間をふくらはぎの一番太いところに固定する。内部空間は平均的な人の足首からふくらはぎの一番太いところまでの曲線にあわせてある。左右の脚に本発明の脚枕を一つずつ装着して使用する。脚の太さによって、C字状が閉じたり、開いたりして脚に固定する構成になっているので、生地の厚い長ズボンを着用している際でも、ズボンの上から脚枕を固定することができる。
本体部10の厚さは足首側11で5cm〜15cm、ふくらはぎ側12で5mm〜30mmである。本体部10の厚さは両側部から底部にかけてほぼ同じ厚さになっている。従って、本発明の脚枕を装着することによって、仰臥時でも横臥時でも脚を次第に高くすることができる。また、本体部10の長さが足首からふくらはぎの一番太いところまであるので、脚枕が、足首から太ももの一番太いところまでで脚を支えて重力を分散させるので、足首のみで脚を支えるよりも腰に負担がかかりにくくなっている。また、本体部10の長さが、膝窩までではなく、ふくらはぎの一番太いところまでなので、膝の屈折が容易にでき、様々な姿勢に対応できるようになっている。さらに、軽量素材を用いた場合、脚枕を脚に固定したまま歩行することが容易なり、夜中にトイレに行くときなどに便利である。
図5は本発明における脚枕の第二実施例の斜視図である。第一実施例の本体部10の断面略C字状の両端部を開放し短くしてコの字上にし、本体部10に開放部を閉塞可能な接続部材20を設けた脚枕である。接続部材20は少なくとも一端が着脱可能になっており、柔軟な素材からなる。接続部材20を開いた状態で脚を内部空間に設置し、接続部材20を締めて脚に脚枕を固定する。開放部を設けることで、脚枕が脚に接着する面積が少なくなるので、装着時の蒸れを軽減することができ、また、脚枕装着時に脚枕に脚を設置するのが容易になる。
さらに、接続部材20にアジャスターを設けるように構成すると、様々な足の太さに対応できる。接続部材20の例としては、ベルクロファスナーやスナップボタンなどがある。また、接続部位は一つよりも図6のように足首側とふくらはぎ側の少なくとも二つ設けたほうが、よりしっかりと脚を脚枕に固定できる。
図9は本発明における脚枕の第三実施例の斜視図である。第一実施例の本体部10において、足首側11とふくらはぎ側12はそのままにして、本体部10の長手方向中央部のC字状の断面の両端部を短くして開放した構成の脚枕である。足首側11とふくらはぎ側12で脚に固定する。中央部に開放部を設けることで、脚枕が脚に接着する面積が少なくなるので、装着時の蒸れを軽減することができる。また、閉じたC字状になっているのは一部なので、全体が閉じたC字状になっているときよりも装着が容易なる。
本発明における脚枕の第四実施例として、図5に示すように本体部の足首側11に足の指に引っ掛ける柔軟な素材からなる輪30を用いた構成をとることもできる。輪30をすべての趾間に通すことで、輪の厚みの分だけ趾間を開くことができ、脚の疲れをより取ることができる。また、図6および図9に示すように輪を一つでなく二つ設ける構成をとることもできる。この場合、人差し指と薬指に一つずつ輪を引っ掛ける。輪は一つよりも二つにしたほうが、趾間に通しやすく趾間から外れにくい。
輪を二つ設ける構成をとる場合、様々な足の長さに対応できるように、それぞれの輪の長さを50cm程度にする。また、趾間に当たる可能性のある部分には5mm〜10mmのクッション性の材質を用いる。クッション性の材質が輪全体を構成する柔軟な素材に包まれるように構成してもよい。クッション性の材質を用いて輪に厚みを持たせることで、輪を趾間に通したとき、適度に趾間を開くことができる。さらに、輪を伸縮自在にして輪の長さを調節できるように構成すると、足の小さい人でも輪の遊びの部分が少なくなるので、輪が外れにくくなり、使用しやすい。
本発明における脚枕の第五実施例として、本体部10および輪が、外側が柔軟性を有するプラスチックシートからなり、前記プラスチックシートの内部を空気で充填し、接続部材が柔軟性を有するプラスチックからなるという構成をとることもできる。輪はプラスチックシートに厚みを持たせれば、内部に空気を充填させることのできない構成でもよい。プラスチックシートを用いる場合、通気性が悪いので、蒸れやすいが、前記プラスチックシートに空気が出入りできる穴と前記穴をふさぐ蓋を設ける構成をとると、未使用時には、前記プラスチックシートの内部から空気を排出し、使用時に前記プラスチックシートの内部に空気を充填させて使うことができるので、旅行など携帯用に便利である。
図10は本発明における脚枕の第六実施例を示す断面図であり、本体部10の表面に布からなるカバー40をかけたものである。カバー40の材質としては吸湿性が高く感触性のよい綿や絹や麻が適当である。さらに、カバーが本体部から取り外し可能で、丸洗いできるという構成ととることもできる。この場合、カバー40を綿などの洗濯が容易な材質にすると、汚れたらすぐにカバーが洗えるので、衛生的である。また、カバー40の材質としては、綿や絹や麻のほかにも生体電流を活性化させて血流をよくする事で筋肉のコリや疲労を緩和させるゲルマニウムやチタンを織り込んだものも適している。
また、接続部材や輪を設けた構成をとる場合、図11で示したように接続部材や輪が、本体部10からではなくカバー40に接続した構成をとることもできる。接続部材が洗濯可能な布からなり、輪が洗濯可能なクッション性の材質を包み込んだ洗濯可能な布からなる場合、カバーと一緒に接続部材や輪を本体部から取り外して洗うことが可能になる。皮膚に直接触れる部分すべてが洗えることになり、衛生的である。
本発明における脚枕の第七実施例において、輪を設けず、本体部と接続部のみからなる構成にすることもできる。靴下を履いたまま寝る人や、趾間を広げた状態を維持することに抵抗のある人には有用である。
以上の実施例で示した本発明における脚枕は、本体部の長さが短い構成や、本体部の長さが長い構成をとることもできる。本体部の長さが短い構成では、足捌きはよくなるが、腰に負担がかかりやすいという欠点が出てくる。また、本体部の長さが長い構成では、腰に負担がさらにかかりにくくなるが、膝を曲げるのが難しくなり、脚枕の使用時の体勢に制限が出てくるという欠点がある。
10 本体部
11 本体部の外形が太くなっていく側(足首側)
12 本体部の外形が細くなっていく側(ふくらはぎ側)
20 接続部材
30 輪
40 カバー
11 本体部の外形が太くなっていく側(足首側)
12 本体部の外形が細くなっていく側(ふくらはぎ側)
20 接続部材
30 輪
40 カバー
Claims (2)
- 断面略C字状の細長い枕状体であって、高分子材料の弾性体よりなり、外形は先細りの円錐台形であると共に、内面は外形とは逆の先細り形状の円錐台形の空間を形成している脚枕において、前記枕状体の長手方向両端部は、閉じたC字状の断面形状であり、長手方向中央部は、C字状の両端部を短くしてコの字状の断面形状を有する脚枕。
- 請求項1の脚枕において、前記略円錐台形状内部空間の細い方に柔軟性のある輪を前記枕状体本体部に設けた脚枕。
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JP2005231498A JP3782439B1 (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 脚枕 |
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JP3782439B1 true JP3782439B1 (ja) | 2006-06-07 |
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2005
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