JP3200084U - 膝掛け - Google Patents

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Abstract

【課題】着座時、移動時、排泄時の何れにも利用可能であって、ずれ落ちを防ぐことが可能な膝掛けを提供する。【解決手段】使用者の胴体を被包可能に形成された帯状部2と、帯状部2から延び、使用者の大腿部から下腿部を覆う被覆部3と、を備え、略T字形状に形成された膝掛け1であって、帯状部2は、帯状部2の上縁部近傍に内挿され、胴回りの方向に伸縮性を有する伸縮部5と、使用者の胴体を被包した状態で固定するための固定部61と、と備え、帯状部2の下縁部から被覆部3の側縁部にかけて縁部が略弧状に形成され、装着時に臀部及び後大腿部が開放されること、を特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、膝掛けに係わり、特に、ずれ落ちを防ぎ、脚部の保温性を高めた膝掛けに関するものである。
従来、座った姿勢での下半身の防寒を目的として、膝掛けが利用されている。特に、高齢者には、冬場の保温を目的として活用されている。
一般的なひざ掛けは、略長方形に形成されており、大腿部から下腿部に覆い被せたり、大腿部や腹部に巻きつけたりして使用される。
しかしながら、膝からずれ落ちてしまったり、隙間から風が入り込んだりして、十分な防寒性、保温性を確保することができていなかった。
このような不具合に対応するために、例えば、引掛手段を用いて椅子の所定個所に引掛け、面ファスナーによって下腿部を被包可能に形成することで、着座時の保温性を高めた膝掛けが知られている(特許文献1)。
また、腹部から足部に至る長さを有した略T字形布地によって、腹部並びに下腿部を被包可能に形成した膝掛けが知られている(特許文献2)。
特開2005−23433号公報 実用新案登録第3120276号
前述した技術により、着座時の膝掛けのずれ落ちを防ぎ、脚部の保温性を高めることが可能となった。しかしながら、これらの技術は特に、次のような改善すべき問題点が残されている。
即ち、特許文献1及び特許文献2は、下腿部を袋状部で被包する構造を備えている。そのため、高齢者が一人で着脱することは困難であり、着脱を補助する者に対する負担も大きい。
更に、椅子等から立ち上がり移動する際には、その都度、膝掛けを脱ぐ必要が生じ、膝掛けを脱ぐ際に体温を奪われてしまう。また、立ち上がって移動する際の防寒には適さない。特許文献1の技術では、膝掛けを椅子の所定個所に引掛けることですれ落ちを防止しており、椅子等から立ち上がる際には引掛けた部分を外す作業が必要となる。
以上のように、従来の、ずれ落ちを防いだ膝掛けは、立ち上がっての移動や排泄の際に利用することが困難であった。立ち上がる際には膝掛けを取り外す必要があり、せっかく膝掛けによって保持されていた温度が、失われることとなる。加えて、特に冬季の廊下やトイレでは気温が非常に低く、高齢者がトイレに移動する際や排泄時に、体温を奪われてしまっていた。
そのため、保温性を高めながら、椅子や車椅子などへの着座時はもとより、立ち上がった状態での移動時や、排泄時の何れにも脱衣することなく利用可能なひざ掛けが求められていた。
本考案は、上記のような実状に鑑みてなされたものであり、着座時、移動時、排泄時の何れにも利用可能であって、ずれ落ちを防ぐことが可能な膝掛けを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は、使用者の胴体を被包可能に形成された帯状部と、前記帯状部から延び、使用者の大腿部から下腿部を覆う被覆部と、を備え、略T字形状に形成された膝掛けであって、前記帯状部は、前記帯状部の上縁部近傍に内挿され、胴回りの方向に伸縮性を有する伸縮部と、使用者の胴体を被包した状態で固定するための固定部と、と備え、前記帯状部の下縁部から前記被覆部の側縁部にかけて縁部が略弧状に形成され、装着時に臀部及び後大腿部が開放されること、を特徴とする。
このような構成とすることによって、使用者の胴部に膝掛けを固定することができ、膝掛けのずれ落ちを防止することができる。ウェスト部分には、腰回りの方向に伸縮性を有する伸縮部が備えられており、これにより、腹部への圧迫を軽減することができる。
また、前記帯状部の下縁部から前記被覆部の側縁部にかけて、縁部が略弧状に形成されていることにより、帯状部を腰に巻きつけた際に、被覆部が身体に巻きつくように固定することができる。更に、着座時における帯状部と被覆部の隙間を減らし、保温性を高めることができる。また、装着時に臀部及び後大腿部部分が開放されているため、膝掛けを装着した状態で便座に腰かけ、排泄を行うことができる。
そのため、着座時、立ち上がっての移動時、車椅子での移動時、排泄時、何れの際にも利用することができ、膝掛けを取り外すことなく椅子等から移動して排泄等を行うことができる。
本考案の好ましい形態では、前記被覆部の側縁部から下縁部にかけて、縁部が略弧状に形成されていることを特徴とする。
このような構成とすることによって、被覆部の下縁部の床への接触を防ぐことができる。これにより、排泄時や車椅子での移動時に膝掛けが汚れることを防ぎ、好適に利用することができる。
本考案の好ましい形態では、前記被覆部の側縁部近傍に、前記被覆部の側縁方向の長さを調節するための調節部を備えることを特徴とする。
本考案の好ましい形態では、前記調設部は、前記被覆部の側縁方向に延びる袋状部と、前記袋状部の開口から挿通され、前記袋状部の内部で前記被覆部に固定された調節紐と、前記調節紐を所定の長さだけ引き出した位置で固定するための調節固定部と、を備えることを特徴とする。
このような構成とすることによって、足の長さや帯状部の装着位置の好みに対応した膝掛けを提供することができる。また、車椅子への着座時に、膝掛けの側縁部が車輪に巻き込まれることを防止し、好適に利用することができる。
本考案の好ましい形態では、前記固定部は、面ファスナーによって形成されていることを特徴とする。
このような構成とすることで、着脱の極めて容易な膝掛けを提供することができる。
着座時、移動時、排泄時に好適に利用可能であって、ずれ落ちを防ぐことが可能な膝掛けを提供することができる。
本考案の実施形態に係る膝掛けを示す図である。(a)は膝掛け全体の正面図を、(b)は膝掛け全体の背面図を示す。 本考案の実施形態に係る膝掛けを示す図である。(a)調節部の部分拡大図を、(b)は調節部によって長さを狭められたひざ掛けを示す。 本考案の実施形態に調節部の他の実施例を示す図である。 本考案の実施形態に係る膝掛けを使用者に装着した状態を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る膝掛けを使用者に装着した状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本考案に係る膝掛けを示す図であり、図1(a)は膝掛けの正面図を、図1(b)は膝掛けの背面図を示している。
図において符号1は、膝掛けを示し、この膝掛け1は、使用者(M)の腰部や腹部等、胴体に巻きつけることで膝掛け1を身体に固定するための帯状部2と、大腿部から下腿部を覆う被覆部3と、使用者Mが手や物を入れるためのポケット4と、を備えている。
膝掛け1は、広げた状態で、この帯状部2及び、帯状部から延びた被覆部3によって、略T字形に形成されている。ポケット4は、手を入れたり、カイロを入れるなどして使用される。
さらに細述すれば、本実施形態においては、膝掛け1は、綿製のタオル地で形成されている。なお、膝掛け1に使用される生地、材質等には特に制限はなく、使用状況や季節に応じて、種々の生地で形成してかまわない。例えば、綿毛布やタフト毛布などを用いれば、保温性に優れた冬季向けの膝掛けを形成することができる。
帯状部2は、伸縮性を有する伸縮部5と、帯状部2を使用者Mの胴体に巻きつけた状態で固定するための固定部6と、を備えている。
本実施形態における伸縮部5は、帯状のゴムを、帯状部2の上縁部(図1における上側の縁部)に内挿して、両端を固定することで形成されている。
本実施形態における固定部6は、帯状部2の上縁部に対になるように備えられた面ファスナー61によって形成されている。
被覆部3は、被覆部3の側縁部の長さ(図1における上下方向の長さ)を調節するための、調節部7を備えている。図2(a)に示すように、本実施形態に係る調節部7は、被覆部3のそれぞれの側縁部近傍に設けられており、調節紐71と、袋状部72と、調節固定部73と、を備えている。
図示例の被覆部3は、大腿部から下腿部を覆う程度の大きさに形成されており、帯状部2を介して使用者Mに、前掛けのように装着される。
帯状部2の下縁部(図1における下側の縁部)から被覆部3の側縁部(図1における左右方向の縁部)にかけては、縁部が弧を描くようにひとつながりに形成されている。また、被覆部3の側縁部から被覆部3の下縁部にかけても、縁部が弧状に形成されている。これにより、装着時に、使用者Mの臀部及び後大腿部が開放されている。
本実施形態におけるにおける調節紐71は、伸縮性を有するゴム紐で形成されている。袋状部72の内部には、調節部71の端が固定されており、調節紐71を引き、コードストッパー(調節固定部73)で固定することで、被覆部3の側縁部の長さを狭めた状態を保持することができる。図2(b)は、調節部7を絞り、被覆部3の側縁部の長さを狭めた状態の膝掛け1を示す正面図である。
また、調節部7を別の形態で構成しても構わない。図3は、調節部7の別の実施例を示す部分拡大図である。図3(a)に示すように、調節紐71を被覆部3内に挿通してその端部を固定し、被覆部3と一体となった袋状部72の開口に、ハトメを設けるように構成してもよい。
また、図3(b)に示すように、紐(調節紐71)及び、面ファスナーやスナップボタン(調節固定部73)を用いて、調節部7を構成してもよい。この場合であっても袋状部72は、必ずしも被覆部3の表面に設けられている必要はなく、被覆部3が袋状部72を兼ねるように構成しても構わない。
膝掛け1が使用者Mに装着された状態を、図4に示す。この例では、椅子に腰掛けた使用者Mに膝掛け1を装着した状態を示している。前記一対の面ファスナー61を、前記使用者Mの胴体を取り囲むように位置させた後に、前記面ファスナー61によって相互に連結することにより、前記使用者Mに装着される。
これにより、使用者Mが椅子や車椅子などへの着座した状態から立ち上がって移動する場合等に、膝掛け1を取り外すことなく必要が無くなる。そのため、膝掛けの取り外しに係る体温の低下を防ぐことができる。
加えて、膝掛け1は伸縮部5を有する帯状部2によって、使用者Mの胴体に装着されている。そのため、前記面ファスナー61を相互に連結した状態で、ズボンを着脱するように、膝掛け1を装着することが可能となる。
ここで、帯状部2の下縁部から被覆部3の側縁部にかけて縁部が弧を描くようにひとつながりに形成されてことから、帯状部2で胴体を取り囲んだ際に、被覆部3が使用者の胴体を包み込むように覆うことができる。そのため、被覆部3が風により煽られることを防ぎ、保温性を高めることができる。
さらに、図5に示すように、本実施形態においては、帯状部2で胴体を取り囲んだ際に、この弧状の縁部に沿って臀部が露出するように構成されている。これにより、排泄時においても膝掛け1を取り外す必要が無くなる。
また、被覆部3の側縁部から被覆部3の下縁部にかけて縁部が弧状に形成されていることにより、着座時、特に屋外で座る際や車椅子に着座した際に、被覆部3の下縁部の床等への接触を防ぐことができる。これにより、膝掛け1が汚れることを防ぐことができる。
更に、調節部7が設けられていることにより、被覆部3の長さ調節が可能となる。これにより、使用者Mの好ましい位置、長さで膝掛け1を装着することが可能となる。加えて、車椅子への着座時に、車輪への被覆部3の巻き込みを防止することが可能となる。
このように本実施形態の膝掛け1によれば、着座時、移動時、排泄時に好適に利用可能であって、ずれ落ちを防ぐことが可能な膝掛け1を提供することができる。排泄時や車椅子への着座時等であっても常に装着した状態を維持することができるため、効果的に保温を行うことができる。
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
たとえば、前記固定部6として、面ファスナー61のものを示したが、これに代えて紐を結び合わせたり、ボタンやスナップボタンで留め合わせる構成にしてもよい。
高齢者が、移動や排泄などを行う際にも常に装着した状態を維持する可能な膝掛けを提供することができる。
1 膝掛け
2 帯状部
3 被覆部
4 ポケット
5 伸縮部
6 固定部
61 面ファスナー
7 調節部
71 調節紐
72 袋状部
73 調節固定部
M 使用者

Claims (5)

  1. 使用者の胴体を被包可能に形成された帯状部と、前記帯状部から延び、使用者の大腿部から下腿部を覆う被覆部と、を備え、略T字形状に形成された膝掛けであって、
    前記帯状部は、前記帯状部の上縁部近傍に内挿され、胴回りの方向に伸縮性を有する伸縮部と、
    使用者の胴体を被包した状態で固定するための固定部と、と備え、
    前記帯状部の下縁部から前記被覆部の側縁部にかけて縁部が略弧状に形成され、装着時に臀部及び後大腿部が開放されること、を特徴とする膝掛け。
  2. 前記被覆部の側縁部から下縁部にかけて、縁部が略弧状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膝掛け。
  3. 前記被覆部の側縁部近傍に、前記被覆部の側縁方向の長さを調節するための調節部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の膝掛け。
  4. 前記調設部は、前記被覆部の側縁方向に延びる袋状部と、
    前記袋状部の開口から挿通され、前記袋状部の内部で前記被覆部に固定された調節紐と、
    前記調節紐を所定の長さだけ引き出した位置で固定するための調節固定部と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の膝掛け。
  5. 前記固定部は、面ファスナーによって形成されていることを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の膝掛け。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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