JP2006269128A - 燃料電池装置 - Google Patents

燃料電池装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006269128A
JP2006269128A JP2005082479A JP2005082479A JP2006269128A JP 2006269128 A JP2006269128 A JP 2006269128A JP 2005082479 A JP2005082479 A JP 2005082479A JP 2005082479 A JP2005082479 A JP 2005082479A JP 2006269128 A JP2006269128 A JP 2006269128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
hydrogen gas
purge valve
voltage
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005082479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4925594B2 (ja
Inventor
Tomonori Yanai
智紀 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2005082479A priority Critical patent/JP4925594B2/ja
Publication of JP2006269128A publication Critical patent/JP2006269128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4925594B2 publication Critical patent/JP4925594B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】排気手段に故障が生じているか否かを正確に判定することができる燃料電池装置を提供すること。
【解決手段】パージの開始前後において、燃料電池FCnの発生電圧を検知し、その発生電圧の変動量が所定電圧Xよりも大きいか否かを調べる。そして、パージの開始前後で燃料電池FCnの発生電圧が所定電圧Xよりも大きく低下した場合には、パージ弁SVnに故障が生じていないと判断し、パージの開始前後で燃料電池FCnの発生電圧が所定電圧Xよりも大きく低下しない場合(低下量がX以下である場合)には、パージ弁SVnに故障が生じていると判断する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、燃料ガスを用いた電気化学反応による起電力を発生する燃料電池装置に関する。
たとえば、固体高分子型燃料電池の燃料電池セルは、固体高分子膜を両側から挟むように、アノードとカソードとを配置した構成を有している。アノードおよびカソードには、それぞれ水素ガス流路および空気流路が設けられており、水素ガス流路を水素ガスが流れると、アノードにおいて、その水素ガス中の水素の酸化反応によって、プロトン(H+)と電子(e-)とが生成される。そして、そのプロトンが固体高分子膜を透過してカソードに到達すると、カソードにおいて、プロトンと空気流路を流れる空気中の酸素とから水を生成する反応が生じ、その結果として発電が行われる。
このような燃料電池セルでは、空気流路を流れる空気中の窒素が、固体高分子膜を透過してアノード側に移動する。このアノード側に移動した窒素は、反応に寄与せず、水素ガス流路に滞留する。また、固体高分子膜のアノード側はカソード側よりもドライな状態であるため、カソードで生成される水の一部が、固体高分子膜を浸透してアノード側に移動し、水素ガス流路に滞留する。
水素ガス流路に窒素や水などの不純物が滞留すると、水素ガスの流れが悪くなって、出力電圧が低下する。そのため、水素ガス流路には、水素ガスの流通方向におけるアノードの下流側に排出管が分岐して接続されており、一定期間ごとに、その排出管に介装されているパージ弁を開いて、水素ガス流路に滞留した不純物を水素ガスとともに排除すること(パージ)が行われる。
しかしながら、パージ弁が必ずしも正常に動作するとは限らない。パージ弁に故障が生じていると、たとえば、パージ弁が開かないために、水素ガス流路における不純物の滞留が進み、場合によっては、燃料電池セルが発電むら(水素ガスの局所的な供給)による著しいダメージを受けてしまう。そのため、水素ガス流路に水素ガスを供給するための供給路に圧力センサを設け、この圧力センサによって検出される供給路内の水素ガスの圧力の変動に基づいて、パージ弁に故障が生じているか否かを判定することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−91620号公報
燃料電池に備えられているパージ弁が1つだけであれば、そのパージ弁の開閉に伴って、供給路内の水素ガスの圧力が大きく変動するので、パージ弁に開信号(パージ弁の開を指示する信号)または閉信号(パージ弁の閉を指示する信号)が入力される前後における水素ガスの圧力の変動量に基づいて、パージ弁に故障が生じているか否かを判定することができる。
ところが、複数の燃料電池セルまたはスタックの水素ガス流路に共通の供給路から水素ガスが供給される構成の燃料電池において、1つまたは複数の燃料電池セルまたはスタックごとにパージ弁を設けることによって、不純物が滞留したセルまたはスタック部のみパージできるので、燃料の利用率が高くシステムの効率は良いが、多数のパージ弁が備えられるため、1つのパージ弁の開閉による供給路内の水素ガスの圧力の変動量は小さく、上記の提案に係る構成では、パージ弁に故障が生じているか否かを正確に判定することができない。
そこで、1つのパージ弁の開閉に伴って水素ガスの圧力が大きく変動する各水素ガス流路に圧力センサを設け、パージ弁に開信号または閉信号が入力される前後において、各圧力センサによって検出される圧力の変動量に基づいて、パージ弁に故障が生じているか否かを判定することが考えられる。しかしながら、上記提案に係る構成では、燃料電池の動作圧力の計測に必要な圧力センサは1つで良いのにもかかわらず、すべての水素ガス流路に圧力センサを設けるとなると、大幅なコストアップを余儀なくされる。
この発明は、上述のような背景の下になされたものであり、その目的は、排気手段に故障が生じているか否かを正確に判定することができる燃料電池装置を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、燃料電池装置において、燃料ガス供給源と、燃料ガスを用いた電気化学反応により電圧を発生する複数の発電部と、各前記発電部に設けられ、燃料ガスが流通する燃料ガス流路と、各前記燃料ガス流路に共通に接続され、前記燃料ガス供給源からの燃料ガスを各前記燃料ガス流路に分配して供給するための供給路と、前記燃料ガス流路から燃料ガスを排気し、開信号の入力に応じて開き、閉信号の入力に応じて閉じるパージ弁を含む排気手段と、各前記発電部が発生する電圧を検出する電圧検出手段と、各前記電圧検出手段によって検出される、前記パージ弁の開閉による電圧の変動量に基づいて、前記排気手段に故障が生じているか否かを判定する故障判定手段とを備えていることを特徴としている。
前記発電部は、1つまたは複数の燃料電池セルを備える燃料電池であってもよいし、燃料電池セル自体であってもよい。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記発電部は、1つまたは複数の燃料電池セルを備える燃料電池であり、前記故障判定手段は、前記パージ弁への閉信号の入力の前後において、前記電圧検出手段によって検出される電圧の変動量に基づいて、前記パージ弁に故障が生じているか否かを判定するものであることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記供給路内における燃料ガスの圧力を検出する1つの圧力検出手段を備え、前記排気手段は、各前記発電部に対応して設けられていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、各発電部から発生される電圧が電圧検出手段によって検出され、その電圧検出手段によって検出される電圧の変動量に基づいて、排気手段に故障が生じているか否かが判定される。各発電部の燃料ガス供給路から燃料ガスとともに不純物を排除するためのパージ時において、排気手段が正常に動作してれば、燃料ガス供給路における燃料ガスの圧力の急激な低下に伴って、各発電部の発生電圧が急激に低下する。一方、排気手段に故障が生じているために、排気手段による排気が行われない場合には、燃料ガス供給路における燃料ガスの圧力が低下せず、各発電部の発生電圧の急激な低下も生じない。そのため、パージの開始前後または終了前後において、各電圧検出手段によって検出される電圧の変動量に基づいて、排気手段に故障が生じているか否かを正確に判定することができる。
請求項2記載の発明によれば、パージ弁への閉信号の入力の前後、つまりパージの終了前後において、電圧検出手段によって検出される電圧の変動量に基づいて、前記パージ弁に故障が生じているか否かが判定される。パージ終了前後の方が、パージの開始前後よりも発生電圧の変動率が大きいので、パージ弁に故障が生じているか否かをより正確に判定することができる。
請求項3記載の発明によれば、各発電部の発生電圧を検出する電圧検出手段は、各発電部における発電を制御するために不可欠なものであり、燃料電池装置に従来から備えられているので、複数の発電部(燃料電池セルまたは燃料電池スタック)の燃料ガス流路に共通の供給路から燃料ガスが供給され、排気手段が複数備えられているような多系統の構成の燃料電池装置においても、コストアップを招くことなく、既存の構成で排気手段に故障が生じているか否かを正確に判定することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る燃料電池装置を図解的に示す全体構成図である。この燃料電池装置は、3つの発電部としての燃料電池FC1,FC2,FC3と、これらの燃料電池FC1,FC2,FC3に供給される燃料ガスとしての水素ガスを貯留する燃料ガス供給源としての燃料タンク11と、燃料電池FC1,FC2,FC3に空気を供給するためのエアコンプレッサ12と、CPU、ROMおよびRAMを備えるマイクロコンピュータを含む構成の供給適否判定手段および故障判定手段としての電子制御ユニット(ECU)13とを備えている。
各燃料電池FC1,FC2,FC3は、たとえば、燃料電池セル14(図2参照)を複数積み重ねたスタック構造をなしている。
燃料電池セル14は、図2に示すように、パーフルオロスルホン酸膜などのプロトン導電性の固体高分子膜15と、白金などの貴金属の触媒が担持されるカーボンなどの多孔質電極からなるアノード16およびカソード17と、ガス不透過の導電性材料からなるセパレータ18,19と、カーボンペーパなどのガス透過性材料からなる集電体20とを備えている。
アノード16およびカソード17は、固体高分子膜15を、その両側から挟むようにして配置されており、セパレータ18,19は、これらアノード16およびカソード17を、さらにその両側から挟むようにして配置されている。そして、アノード16とセパレータ18との間およびカソード17とセパレータ19との間に、それぞれ集電体20が介在されている。
セパレータ18のアノード16に対向する側の面には、葛折状の燃料ガス流路としての水素ガス内流路21が形成されている。また、セパレータ19のカソード17に対向する側の面には、葛折状の空気流路22が形成されている。
そして、水素ガス内流路21に水素ガスが供給されるとともに、空気流路22に空気が供給されると、電気化学反応が生じ、アノード16とカソード17との間に電圧(起電力)が発生する。
具体的には、水素ガス内流路21に水素ガスが供給されると、その水素ガスがアノード16の全面に供給され、アノード16において、下記式(1)で示されるように、水素ガス中の水素の酸化反応が生じ、プロトン(H+)と電子(e-)とが生成される。
2→2H++2e- ・・・(1)
この酸化反応によって生成されるプロトンは、固体高分子膜15を透過して、カソード17に向かう。そして、そのプロトンがカソード17に到達すると、カソード17において、下記式(2)で示されるように、プロトンと空気流路22を流れる空気中の酸素とから水を生成する反応が生じる。
(1/2)O2+2H++2e-→H2O ・・・(2)
この結果、アノード16で生成される電子が外部回路(図示せず)を介してカソード17に移動し、アノード16とカソード17との間に電圧が発生する。
図1を参照して、各燃料電池FC1,FC2,FC3には、それぞれ水素ガス分配路23,24,25を介して、燃料タンク11から水素ガスが供給される供給路としての水素ガス供給路26が接続されている。この水素ガス供給路26上には、水素ガスの流通方向に順に、水素ガス供給路26を流れる水素ガスの流量を調節する水素ガス流量調節弁27と、水素ガス供給路26における水素ガスの圧力を検出するための圧力検出手段としての圧力センサ28とが設けられている。
燃料タンク11から水素ガス供給路26に供給される水素ガスは、各水素ガス分配路23,24,25を介して、各燃料電池FC1,FC2,FC3に供給され、さらに各燃料電池FC1,FC2,FC3において各燃料電池セル14の水素ガス内流路21に並列に供給される。
また、各燃料電池FC1,FC2,FC3には、それぞれ水素ガス内流路21から流出する水素ガスが流通する水素ガス外流路29,30,31が接続されている。各水素ガス外流路29,30,31には、それぞれ帰還路32,33,34が途中部から分岐して接続されている。そして、各帰還路32,33,34の先端は、水素ガス供給路26の途中部であって、水素ガス流量調節弁27と圧力センサ28との間に接続されている。さらに、各水素ガス外流路29,30,31には、それぞれ帰還路32,33,34の分岐点よりも水素ガスの流通方向の下流側に、各水素ガス外流路29,30,31を開閉するための排気手段としてのパージ弁SV1,SV2,SV3が介装されている。
各パージ弁SV1,SV2,SV3が閉じられた状態では、各燃料電池FC1,FC2,FC3の水素ガス内流路21を流れる水素ガスは、各水素ガス外流路29,30,31を流れ、各帰還路32,33,34を通して水素ガス供給路26に戻される。すなわち、各パージ弁SV1,SV2,SV3が閉じられた状態では、水素ガス供給路26、水素ガス分配路23,24,25、水素ガス内流路21、水素ガス外流路29,30,31および帰還路32,33,34からなる循環路を水素ガスが循環する。
一方、各パージ弁SV1,SV2,SV3が開かれると、各燃料電池FC1,FC2,FC3の水素ガス内流路21を流れる水素ガスは、各水素ガス外流路29,30,31を通して排出される(パージ)。これにより、水素ガス内流路21などに滞留した窒素ガスや水などの不純物が水素ガスとともに排除される。
また、各燃料電池FC1,FC2,FC3には、それぞれ空気分配路38,39,40を介して、エアコンプレッサ12から空気が供給される空気供給路41が接続されている。この空気供給路41上には、各空気分配路38,39,40よりも空気の流通方向の上流側に、空気供給路41を流れる空気の流量を調節する空気流量調節弁42が介装されている。さらに、各燃料電池FC1,FC2,FC3には、それぞれ空気流路22を流れる空気を排出するための空気排出路43,44,45が接続されている。
エアコンプレッサ12から空気供給路41に供給される空気は、各空気分配路38,39,40を介して、各燃料電池FC1,FC2,FC3に供給され、さらに各燃料電池FC1,FC2,FC3において各燃料電池セル14の空気流路22に並列に供給される。そして、各燃料電池FC1,FC2,FC3の空気流路22を流れる空気は、カソード17で生成される水とともに、各空気排出路43,44,45を通して排出される。
さらに、この燃料電池装置では、各燃料電池FC1,FC2,FC3の発生電圧をそれぞれ検出するための電圧検出手段としての電圧検出回路46,47,48が備えられている。各電圧検出回路46,47,48は、電子制御ユニット13に接続されており、電子制御ユニット13では、各電圧検出回路46,47,48から入力される信号に基づいて、各燃料電池FC1,FC2,FC3が発生する電圧を検知することができる。また、電子制御ユニット13には、圧力センサ28が接続されるとともに、水素ガス流量調節弁27、空気流量調節弁42およびパージ弁SV1,SV2,SV3が制御対象として接続されている。
電子制御ユニット13は、水素ガス流量調節弁27、空気流量調節弁42およびパージ弁SV1,SV2,SV3の開閉を制御する。また、圧力センサ28からの入力信号に基づいて、燃料タンク11から水素ガス供給路26への水素ガスの供給が適正に行われているか否かを判定する。具体的には、圧力センサ28によって検出される水素ガスの圧力が予め定める範囲内であれば、燃料タンク11から水素ガス供給路26への水素ガスの供給が適正に行われていると判定し、圧力センサ28によって検出される水素ガスの圧力が予め定める範囲を逸脱していれば、燃料タンク11から水素ガス供給路26への水素ガスの供給が適正に行われていないと判定する。さらに、電圧検出回路46,47,48からの入力信号に基づいて、パージ弁SV1,SV2,SV3に故障が生じているか否かを判定する。
図3は、電子制御ユニット13において実行されるパージ弁故障判定処理の流れを示すフローチャートである。このパージ弁故障判定処理は、各燃料電池FC1,FC2,FC3に対するパージ(水素ガス内流路21などに滞留した窒素ガスや水などの不純物を水素ガスとともに排除する動作)と並行して実行される。
なお、以下の説明において、燃料電池FC1に対するパージと並行して実行されるパージ弁故障判定処理については「n」を1と読み替え、燃料電池FC2に対するパージと並行して実行されるパージ弁故障判定処理については「n」を2と読み替え、燃料電池FC3に対するパージと並行して実行されるパージ弁故障判定処理については「n」を3と読み替えることとする。
燃料電池FCnに対するパージを行うべきタイミング(たとえば、一定期間ごと)になると、そのパージの開始前、つまりパージ弁SVnが開かれる前に、燃料電池FCnの発生電圧Vn’が検知される(ステップS1)。その後、パージを開始するタイミングになると(ステップS2のYES)、パージ弁SVnに対して開信号(パージ弁SVnの開を指示する信号)が出力される(ステップS3)。
つづいて、燃料電池FCnの発生電圧Vnが検知される(ステップS4)。そして、このパージ弁SVnに対して開信号が出力された後の発生電圧Vnが、パージ開始前における燃料電池FCnの発生電圧Vn’から所定電圧Xだけ低下した電圧よりも低いか否かが判断される(ステップS5)。
パージ弁SVnに故障が生じておらず、パージ弁SVnが開信号の入力に応答して正常に開かれた場合、水素ガスが排出されることによって、図4に示すように、燃料電池FCnの各燃料電池セル14の水素ガス内流路21における水素ガスの圧力が急激に低下するとともに、それに伴って、燃料電池FCnの発生電圧が急激に低下する。一方、パージ弁SVnに故障が生じており、パージ弁SVnが開信号の入力にもかかわらず閉じられたままである場合には、水素ガスが排出されないので、燃料電池FCnの各燃料電池セル14の水素ガス内流路21における水素ガスの圧力が低下せず、燃料電池FCnの発生電圧の急激な低下も生じない。
そこで、ステップS5の判断が肯定された場合、つまりパージの開始前後で燃料電池FCnの発生電圧が所定電圧Xよりも大きく低下した場合には、パージ弁SVnに故障が生じていないと判断されて、パージ弁SVnに閉信号(パージ弁の閉を指示する信号)が入力されて、燃料電池FCnに対するパージが終了されるとともに(ステップS6)、このパージ弁故障判定処理が終了される。
一方、ステップS5の判断が否定された場合、つまりパージの開始前後で燃料電池FCnの発生電圧が所定電圧Xよりも大きく低下しない場合(低下量がX以下である場合)には、パージ弁SVnに故障が生じていると判断されて(ステップS7)、この燃料電池装置の動作が停止された後(ステップS8)、このパージ弁故障判定処理が終了される。
以上のように、燃料電池FCnから発生される電圧が検知され、その検知された電圧に基づいて、パージ弁SVnに故障が生じているか否かが判定される。
燃料電池FCnに対するパージ時において、パージ弁SVnが正常に開けば、水素ガス内流路21における水素ガスの圧力の急激な低下に伴って、燃料電池FCnの発生電圧が急激に低下する。一方、パージ弁SVnに故障が生じているために、パージ弁SVnが開かない場合には、水素ガスの圧力が低下せず、燃料電池FCnの発生電圧の急激な低下も生じない。そのため、パージの開始前後において、燃料電池FCnの発生電圧を検知し、その発生電圧の変動量が所定電圧Xよりも大きいか否かを調べることによって、パージ弁SVnに故障が生じているか否かを正確に判定することができる。
また、各燃料電池FC1,FC2,FC3の発生電圧を検出するための電圧検出回路46,47,48は、各燃料電池FC1,FC2,FC3における発電を制御するために不可欠なものであり、燃料電池装置には当然に備えられているので、各電圧検出回路46,47,48によって検出される電圧に基づいて各パージ弁SV1,SV2,SV3の故障の有無を判定する構成を採用したことによって、燃料電池装置のコストアップを招くことはない。
図5は、この発明の他の実施形態に係る燃料電池装置を図解的に示す全体構成図である。この図5において、図1に示す各部と同等な部分には、図1の場合と同一の参照符号を付している。また、以下では、その図5において図1の場合と同一の参照符号を付した各部についての説明を省略する。
この図5に示す燃料電池装置では、1つの燃料電池FCのみが備えられている。そして、この燃料電池FCは、3つの発電部としての燃料電池セルC1,C2,C3を積み重ねたスタック構造をなしている。各燃料電池セルC1,C2,C3は、図2に示す燃料電池セル14と同様な構成を有している。
また、水素ガス外流路30,31は、水素ガス外流路29の途中部に接続されており、各水素ガス外流路30,31を流れる水素ガスは、水素ガス外流路29を流れる水素ガスと合流するようになっている。そして、水素ガス外流路29の途中部であって、水素ガス外流路30,31の合流点よりも水素ガスの流通方向の下流側には、帰還路51が分岐して接続されており、その分岐点よりもさらに下流側には、排気手段としてのパージ弁SVが介装されている。
パージ弁SVが閉じられた状態では、各燃料電池セルC1,C2,C3の水素ガス内流路21を流れる水素ガスは、各水素ガス外流路29,30,31を流れ、帰還路51を通して水素ガス供給路26に戻される。一方、各パージ弁SVが開かれると、各燃料電池セルC1,C2,C3の水素ガス内流路21を流れる水素ガスは、各水素ガス外流路29,30,31を通して排出される(パージ)。
さらに、各燃料電池セルC1,C2,C3の発生電圧をそれぞれ検出するための電圧検出手段としての電圧検出回路52,53,54が備えられている。各電圧検出回路52,53,54は、電子制御ユニット13に接続されており、電子制御ユニット13では、各電圧検出回路52,53,54から入力される信号に基づいて、各燃料電池セルC1,C2,C3が発生する電圧を検知することができる。また、電子制御ユニット13には、圧力センサ28が接続されるとともに、水素ガス流量調節弁27、空気流量調節弁42およびパージ弁SVが制御対象として接続されている。
電子制御ユニット13は、水素ガス流量調節弁27、空気流量調節弁42およびパージ弁SVの開閉を制御する。また、圧力センサ28からの入力信号に基づいて、燃料タンク11から水素ガス供給路26への水素ガスの供給が適正に行われているか否かを判定する。さらに、電圧検出回路52,53,54からの入力信号に基づいて、パージ弁SVに故障が生じているか否かを判定する。
図6は、電子制御ユニット13において実行されるパージ弁故障判定処理の流れを示すフローチャートである。このパージ弁故障判定処理は、燃料電池FC(燃料電池セルC1,C2,C3)に対するパージと並行して実行される。
燃料電池FCに対するパージを行うべきタイミング(たとえば、一定期間ごと)になると、そのパージの開始前、つまりパージ弁SVが開かれる前に、燃料電池セルC1の発生電圧V1’、燃料電池セルC2の発生電圧V2’および燃料電池セルC3の発生電圧V3’が検知される(ステップS11)。その後、パージを開始するタイミングになると(ステップS12のYES)、パージ弁SVに対して開信号(パージ弁SVの開を指示する信号)が出力される(ステップS13)。
つづいて、燃料電池セルC1の発生電圧V1、燃料電池セルC2の発生電圧V2および燃料電池セルC3の発生電圧V3が検知される(ステップS14)。そして、このパージ弁SVに対して開信号が出力された後の発生電圧V1,V2,V3が、それぞれパージ開始前における発生電圧V1’,V2’,V3’から所定電圧Xだけ低下した電圧よりも低いか否かが判断される(ステップS15)。
パージ弁SVnに故障が生じておらず、かつ、燃料電池FC自体にも故障が生じていなければ、パージ弁SVが開信号の入力に応答して正常に開かれると、水素ガスが排出されることによって、各燃料電池セルC1,C2,C3の水素ガス内流路21における水素ガスの圧力が急激に低下し、それに伴って、各燃料電池セルC1,C2,C3の発生電圧が急激に低下する。一方、パージ弁SVに故障が生じており、パージ弁SVが開信号の入力にもかかわらず閉じられたままである場合には、水素ガスが排出されないので、各燃料電池セルC1,C2,C3の水素ガス内流路21における水素ガスの圧力が低下せず、各燃料電池セルC1,C2,C3の発生電圧の急激な低下は生じない。
そこで、ステップS15の各判断がすべて肯定された場合、つまりパージの開始前後で、すべての燃料電池セルC1,C2,C3の発生電圧が所定電圧Xよりも大きく低下した場合には、パージ弁SVに故障が生じていないと判断されて、パージ弁SVに閉信号(パージ弁の閉を指示する信号)が入力されて、燃料電池FCに対するパージが終了されるとともに(ステップS16)、このパージ弁故障判定処理が終了される。
一方、ステップS15の判断が1つでも否定された場合、つまりパージの開始前後で少なくとも1つの燃料電池セルの発生電圧が所定電圧Xよりも大きく低下しなかった場合(低下量がX以下である場合)には、つづいて、パージ弁SVに対して開信号が出力された後の発生電圧V1,V2,V3のうちの少なくとも1つが、それぞれパージ開始前における発生電圧V1’,V2’,V3’から所定電圧Xだけ低下した電圧よりも高いか否かが判断される(ステップS17)。
パージ弁SVに故障が生じており、パージ弁SVが閉じられたままである場合、水素ガスの排出が行われないので、すべての燃料電池セルC1,C2,C3の発生電圧に急激な低下は生じない。これに対し、パージ弁SVは正常であるが、燃料電池セルC1,C2,C3のうちの1つまたは2つが異常である場合には、正常な燃料電池セルの水素ガス内流路21における水素ガスの圧力は急激に低下し、それに伴って、その正常な燃料電池セルの発生電圧のみが急激に低下する。
そこで、ステップS17の各判断が1つまたは2つ肯定された場合、つまり1つまたは2つの燃料電池セルの発生電圧が急激に低下した場合には、パージ弁SVの故障ではなく、燃料電池FCに故障が生じている(異常である)と判断されて(ステップS18)、この燃料電池装置の動作が停止された後(ステップS20)、このパージ弁故障判定処理が終了される。
一方、ステップS17の各判断がすべて肯定された場合、つまりすべての燃料電池セルの発生電圧が急激に低下した場合には、パージ弁SVに故障が生じている(異常である)と判断されて(ステップS19)、この燃料電池装置の動作が停止された後(ステップS20)、このパージ弁故障判定処理が終了される。
このように、3つの燃料電池セルC1,C2,C3からなる燃料電池FCを備え、これらの燃料電池セルC1,C2,C3に共通に設けられたパージ弁SVを開くことによって、各燃料電池セルC1,C2,C3からのパージを達成する構成であっても、各燃料電池セルC1,C2,C3の発生電圧の変動量に基づいて、パージ弁SVに故障が生じているか否かを正確に判定することができる。
また、各燃料電池セルC1,C2,C3の発生電圧を検出するための電圧検出回路52,53,54は、各燃料電池セルC1,C2,C3における発電を制御するために不可欠なものであり、燃料電池装置には当然に備えられているので、各電圧検出回路52,53,54によって検出される電圧に基づいてパージ弁SVの故障の有無を判定する構成を採用したことによって、燃料電池装置のコストアップを招くことはない。
以上、この発明の2つの実施形態を説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。たとえば、図1に示す実施形態では、3つの燃料電池FC1,FC2,FC3を備える構成の燃料電池装置を取り上げたが、燃料電池装置には、2つの燃料電池が備えられていてもよいし、4つ以上の燃料電池が備えられていてもよい。
また、図5に示す実施形態では、3つの燃料電池セルC1,C2,C3からなる燃料電池FCを備える構成の燃料電池装置を取り上げたが、燃料電池FCには、2つの燃料電池セルが備えられていてもよいし、4つ以上の燃料電池セルが備えられていてもよい。3つ以上の燃料電池セルが備えられる場合、1つまたは複数の燃料電池セルごとにパージ弁を設けることによって、複数のパージ弁が備えられていてもよく、その場合に、この発明の効果を顕著に発揮することができる。
さらにまた、パージの開始前後において、燃料電池または燃料電池セルの発生電圧を検知し、その発生電圧の変動量に基づいて、パージ弁に故障が生じているか否かを判定する構成を取り上げたが、パージの終了前後(パージ弁に閉信号が入力される前後)において、燃料電池または燃料電池セルの発生電圧を検知し、その発生電圧の変動量に基づいて、パージ弁に故障が生じているか否かを判定するようにしてもよい。図4から明らかなように、パージの終了前後の方が、パージの開始前後よりも発生電圧の変動率が大きいので、そうすることにより、パージ弁に故障が生じているか否かをより正確に判定することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る燃料電池装置を図解的に示す全体構成図である。 図1に示す燃料電池に備えられる燃料電池セルの概略断面図である。 図1に示す電子制御ユニットにおいて実行されるパージ弁故障判定処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示すパージ弁の正常時および異常時における水素ガス圧力および各燃料電池の発生電圧の変化を示すグラフである。 この発明の他の実施形態に係る燃料電池装置を図解的に示す全体構成図である。 図5に示す電子制御ユニットにおいて実行されるパージ弁故障判定処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11 燃料タンク
13 電子制御ユニット
14 燃料電池セル
21 水素ガス内流路
26 水素ガス供給路
28 圧力センサ
46,47,48 電圧検出回路
52,53,54 電圧検出回路
C1,C2,C3 燃料電池セル
FC 燃料電池
FC1,FC2,FC3 燃料電池
SV パージ弁
SV1,SV2,SV3 パージ弁

Claims (3)

  1. 燃料ガス供給源と、
    燃料ガスを用いた電気化学反応により電圧を発生する複数の発電部と、
    各前記発電部に設けられ、燃料ガスが流通する燃料ガス流路と、
    各前記燃料ガス流路に共通に接続され、前記燃料ガス供給源からの燃料ガスを各前記燃料ガス流路に分配して供給するための供給路と、
    前記燃料ガス流路から燃料ガスを排気し、開信号の入力に応じて開き、閉信号の入力に応じて閉じるパージ弁を含む排気手段と、
    各前記発電部が発生する電圧を検出する電圧検出手段と、
    各前記電圧検出手段によって検出される、前記パージ弁の開閉による電圧の変動量に基づいて、前記排気手段に故障が生じているか否かを判定する故障判定手段とを備えていることを特徴とする、燃料電池装置。
  2. 前記発電部は、1つまたは複数の燃料電池セルを備える燃料電池であり、
    前記故障判定手段は、前記パージ弁への閉信号の入力の前後において、前記電圧検出手段によって検出される電圧の変動量に基づいて、前記パージ弁に故障が生じているか否かを判定するものであることを特徴とする、請求項1記載の燃料電池装置。
  3. 前記供給路内における燃料ガスの圧力を検出する1つの圧力検出手段を備え、
    前記排気手段は、各前記発電部に対応して設けられていることを特徴とする、請求項1または2記載の燃料電池装置。
JP2005082479A 2005-03-22 2005-03-22 燃料電池装置 Expired - Fee Related JP4925594B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005082479A JP4925594B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 燃料電池装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005082479A JP4925594B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 燃料電池装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006269128A true JP2006269128A (ja) 2006-10-05
JP4925594B2 JP4925594B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=37204874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005082479A Expired - Fee Related JP4925594B2 (ja) 2005-03-22 2005-03-22 燃料電池装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4925594B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006351396A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2007035436A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびその起動方法
US7645752B2 (en) 2006-01-13 2010-01-12 Wyeth Llc Sulfonyl substituted 1H-indoles as ligands for the 5-hydroxytryptamine receptors
JP2014127368A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
EP3021407A1 (en) 2014-11-15 2016-05-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control method of flow regulating valve of oxidizing gas and flow regulation device
JP2017216060A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 本田技研工業株式会社 燃料電池システム及びその運転停止方法
JP2018092914A (ja) * 2016-11-28 2018-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池システム
JP2018156743A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08315840A (ja) * 1995-05-04 1996-11-29 Finmecc Spa Azienda Ansaldo 車両用の固体重合体電解質型燃料電池の供給装置
JPH11273700A (ja) * 1998-02-10 1999-10-08 General Motors Corp <Gm> 燃料セルの溢れ状態の検出及び修正を行うシステム及び方法
JP2000040518A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池発電装置およびその運転方法
JP2003178789A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システムの診断装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08315840A (ja) * 1995-05-04 1996-11-29 Finmecc Spa Azienda Ansaldo 車両用の固体重合体電解質型燃料電池の供給装置
JPH11273700A (ja) * 1998-02-10 1999-10-08 General Motors Corp <Gm> 燃料セルの溢れ状態の検出及び修正を行うシステム及び方法
JP2000040518A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池発電装置およびその運転方法
JP2003178789A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システムの診断装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006351396A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP4603427B2 (ja) * 2005-06-17 2010-12-22 本田技研工業株式会社 燃料電池システム
JP2007035436A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システムおよびその起動方法
US7645752B2 (en) 2006-01-13 2010-01-12 Wyeth Llc Sulfonyl substituted 1H-indoles as ligands for the 5-hydroxytryptamine receptors
JP2014127368A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
EP3021407A1 (en) 2014-11-15 2016-05-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control method of flow regulating valve of oxidizing gas and flow regulation device
US9799901B2 (en) 2014-11-15 2017-10-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control method of flow regulating valve of oxidizing gas and flow regulation device
JP2017216060A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 本田技研工業株式会社 燃料電池システム及びその運転停止方法
JP2018092914A (ja) * 2016-11-28 2018-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池システム
JP7108848B2 (ja) 2016-11-28 2022-07-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池システム
JP2018156743A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4925594B2 (ja) 2012-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4925594B2 (ja) 燃料電池装置
JP4434525B2 (ja) 燃料電池の異常検出方法
EP2026396B1 (en) Fuel cell system and shutdown method of the same
US20070196707A1 (en) Fuel cell system and diagnosis system for the fuel cell system
EP2075866B1 (en) Fuel cell system
EP1339125A2 (en) Purging control of fuel cell anode effluent
JP2003045466A (ja) 燃料電池におけるガス漏れ検知方法
JP5804103B2 (ja) 燃料電池システム
JP2005302422A (ja) 燃料電池システム
JP2006253096A (ja) 燃料電池の異常検知装置
JP5186867B2 (ja) 燃料電池システム
JP5139870B2 (ja) 燃料電池システム及びそれを用いたクロスリーク検出方法
US9373858B2 (en) Method for starting fuel cell system and starting apparatus for fuel cell system
JP2013239360A (ja) 燃料電池システム及びその故障診断方法
JP2004281132A (ja) 燃料電池システム
JP2011159538A (ja) 燃料電池システム
JP2007123127A (ja) 燃料電池
JP4008848B2 (ja) 燃料電池のパージ装置
JP3936223B2 (ja) 水素検出装置
JP5098550B2 (ja) 燃料電池システム
JP2018092914A (ja) 燃料電池システム
JP2010103063A (ja) 燃料電池システム及びそれを用いたクロスリーク検出方法
JP4963010B2 (ja) 燃料電池装置
JP2014116069A (ja) 燃料電池システム
JP2006114434A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees