JP2006267084A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 高温高湿雰囲気中で使用しても耐湿性に優れるガスセンサを提供する。
【解決手段】 ガスセンサ1は、シリコン基板2上に、SnOを主成分とする金属酸化物半導体部41が形成され、その金属酸化物半導体部41の表面にPdから構成される触媒部42が分散して形成されており、金属酸化物半導体部41と触媒部42とで感応部4として構成されている。さらに、感応部4上にSiOを主成分とする絶縁部7が分散して形成されている。そして、絶縁部7が形成された感応部4の表面において、SiとPdの原子数比であるSi/(Pd+Si)で示される表面添加率が65%以上97%以下、かつ、SiとSnの原子数比であるSi/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%以上97%以下となるように、触媒部42と絶縁部7とは金属酸化物半導体部41の表面に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属酸化物半導体を用いたガスセンサに関するものである。
従来より、酸化スズ(SnO)等の金属酸化物半導体を感応層として用い、その電気的特性の変化(例えば、抵抗値の変化)を利用して、被検知ガスの有無あるいは濃度変化を検出するガスセンサが知られている。このガスセンサに用いられる金属酸化物半導体は、その表面に大気中の酸素がO2−として負電荷吸着することにより、金属酸化物半導体中の伝導電子の数が減少して抵抗値が高くなる性質を有する。このような状態において、測定雰囲気中に、例えば被検知ガスとして一酸化炭素等の還元性ガスが存在すると、このガスによって金属酸化物半導体表面に吸着されたO2−が脱離され、金属酸化物半導体の抵抗値が低くなる。こうした金属酸化物半導体の抵抗値の変化に基づいて、ガスセンサによる被検知ガスの検出が行われる。つまりガスセンサの感度は、被検知ガスの有無による金属酸化物半導体の抵抗値の比によって示すことができる。
ところで、金属酸化物半導体は湿度の影響を受けやすく、湿度の影響によりガスセンサの感度が劣化する問題がある。測定雰囲気中の湿度が増加すると、測定雰囲気中の水分が水酸基OHとして金属酸化物半導体表面のO2−の吸着サイトに吸着する量が増加し、金属酸化物半導体表面に吸着しうるO2−の量が減少する。そのため、被検知ガスが存在していない測定雰囲気中において、本来なら高抵抗値となるべき金属酸化物半導体の抵抗値は小さくなってしまう。また、測定雰囲気中の湿度が高いと水酸基OHの吸着量が多くなり、その分だけO2−が吸着できる量が少なくなる。さらに、金属酸化物半導体に吸着した水酸基OHは、被検知ガスによって脱離されることがない。こうしたことから測定雰囲気中に被検知ガスが存在していても、金属酸化物半導体の抵抗値が小さくならず、大きな抵抗値を示すようになってしまう。このように、測定雰囲気中の湿度が増加することによりガスセンサとしての感度が劣化する。
そこで、ガス検知体(感応層)となる金属酸化物半導体に、バナジウム、ニオブ、タンタル等の5価遷移金属とクロム等の3価遷移金属とを添加することにより、金属酸化物半導体表面と水酸基OHとの結合力よりも、金属酸化物半導体表面とO2−との結合力が大きくなるようにすれば、ガスセンサの耐湿性を向上することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−305089号公報
しかしながら、特許文献1に記載のガスセンサでは、ガスセンサの耐湿性の評価試験として、比較的低負荷の季節依存性が評価されているのみであり、車載用ガスセンサとして要求される高温高湿雰囲気中(例えば60℃、95%RH)での耐湿性については何ら考慮されていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、高温高湿雰囲気中で使用しても耐湿性に優れるガスセンサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のガスセンサは、被検知ガスによって電気的特性が変化する金属酸化物半導体部および前記金属酸化物半導体部の表面に分散されてなる触媒部からなる感応部と、前記感応部の一部を露出させるようにして前記感応部上に形成された絶縁部とを備え、前記金属酸化物半導体部はSnOを主成分とし、前記触媒部は貴金属Mから構成され、前記絶縁部はSiOを主成分とするガスセンサであって、前記絶縁部が形成された前記感応部の表面において、Siと前記貴金属Mの原子数比であるSi/(M+Si)で示される表面添加率が65%以上97%以下であり、かつ、SiとSnの原子数比であるSi/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%以上97%以下であることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のガスセンサは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記貴金属Mは、PdまたはPtであることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明のガスセンサは、請求項1または2に記載の発明の構成に加え、前記金属酸化物半導体部と、前記触媒部と、前記絶縁部とは、それぞれ薄膜形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明のガスセンサは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の構成に加え、シリコン基板と、前記シリコン基板上に形成されると共に、前記金属酸化物半導体部を加熱するための発熱体を埋設した絶縁層とを含み、前記シリコン基板のうち前記発熱体の直下に位置する部位に開口部が形成された基体を備え、前記金属酸化物半導体部が、前記発熱体の直上に位置するように前記絶縁層上に形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明のガスセンサでは、金属酸化物半導体部の表面に触媒部(触媒物質)を分散させて形成し、触媒部が形成された金属酸化物半導体部上(すなわち、感応部上)に絶縁部を分散させて形成している。このとき、金属酸化物半導体部の表面におけるSi/(M+Si)で示される表面添加率を65%以上97%以下とし、Si/(Sn+Si)で示される表面添加率を75%以上97%以下とした。つまり絶縁部の表面には感応部を構成する金属酸化物半導体部や触媒部が露出されており、金属酸化物半導体部の表面に大気中の酸素O2−が負電荷吸着することができるため、ガスセンサとしての機能を果たすことができる。さらに絶縁部を構成するSiOは水酸基OHをトラップする性質を有しており、高温高湿雰囲気中にて金属酸化物半導体部表面のO2−吸着サイトにOHが吸着することを抑制することができる。本発明のガスセンサでは、上記した表面添加率の範囲となるように金属酸化物半導体部の表面に対して触媒部および絶縁部を形成しているので、優れたガス検知精度と耐湿性を有することができる。
Si/(M+Si)で示される表面添加率が65%未満である場合、または、Si/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%未満である場合、絶縁部の間から露出する金属酸化物半導体部や触媒部の割合が大きくなる。すると相対的に絶縁部そのものの割合が小さくなり、高温高湿雰囲気中では水酸基OHがトラップされにくくなるので、ガスセンサとしての感度(被検知ガスが存在しない場合の金属酸化物半導体部の抵抗値に対する被検知ガスが存在する場合の抵抗値の比)が劣化してしまう。一方で、Si/(M+Si)で示される表面添加率が97%より大きい場合、または、Si/(Sn+Si)で示される表面添加率が97%より大きい場合、絶縁部の間から露出する金属酸化物半導体部や触媒部の割合が小さくなる。つまり、ガスセンサのO2−吸着サイトが少なくなるため、被検知ガスの存在の有無にかかわらず金属酸化物半導体部の抵抗値がほとんど変化せず大きい値を示すこととなり、ガスセンサとしての感度が低下する。
また、絶縁部は主成分をSiOとして構成されているので、安価に製造することができ、さらに環境負荷が低い。
なお、本発明において、表面添加率はX線光電子分光法(XPS)により測定し、得られた原子数より求めることができる。具体的にはX線による表面分析装置(Quantera SXM, Physical Electronics社製)にて、検出領域100μm中、検出深さ4〜5nm(取出角45°)の条件で、AlKα線(1486keV)を用いて金属酸化物半導体部上に存在する元素のうち測定対象とする元素の光電子ピーク面積をそれぞれ測定し、以下の(1)に示す式によって測定対象とする各元素の原子数を定量(相対定量)し、定量された各元素の原子数を用いて上述した表面添加率を求めた。
Ci={(Ai/RSFi)/(ΣiAi/RSFi)}×100・・・(1)
ここで、Ciは測定対象とする元素iの定量値(atomic%)、Aiは測定対象とする元素iの光電子ピーク面積、RSFiは測定対象とする元素iの相対感度係数を示すものとする。
また、本発明において「主成分」とは、その成分が、含有される全成分のうち80重量%以上、好ましくは90重量%以上、より好ましくは95重量%以上を占める成分であることを示す。
また、請求項2に係る発明のガスセンサでは、請求項1に係る発明の効果に加え、触媒部を構成する貴金属MとしてPdまたはPtを使用したので、通電耐久性に優れ、測定雰囲気中における還元性ガスの濃度変化を検知する感度に優れたガスセンサとすることができる。
また、請求項3に係る発明のガスセンサでは、請求項1または2に係る発明の効果に加え、金属酸化物半導体部表面のO2−の吸着サイトを薄膜形成した絶縁部により効果的に保護することができ、優れた耐湿性を示すとともに、通電耐久性にも優れたガスセンサとすることができる。
さらに、請求項4に係る発明のガスセンサでは、感応部を構成する金属酸化物半導体部を発熱体の直上に位置するように絶縁層上に形成すると共に、絶縁層を積層してなるシリコン基板のうち発熱体の直下に位置する部位に開口部を形成しているため、ガスセンサ使用時に発熱体によって金属酸化物半導体部を効率良く加熱することができる。発熱体を用いて効率良く金属酸化物半導体部を加熱することで、金属酸化物半導体部が良好に活性化されることになり、測定雰囲気中の被検知ガスの濃度変化をより良好に検出することができる。
以下、本発明を具体化したガスセンサの一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1,図2を参照して、ガスセンサ1の構造について説明する。図1は、ガスセンサ1の部分断面図である。図2は、ガスセンサ1の発熱体コンタクト部9付近の部分断面図である。また、図3は、ガスセンサ1を感応部4が形成された側から平面視した平面図である。
ガスセンサ1は、図3に示すように平面視矩形状のセンサで、図1,図2に示すように、シリコン基板2の表裏両面上に絶縁部3が形成され、一方の面の絶縁部3上に、感応部4および絶縁部7が形成された構造を有する。ガスセンサ1は、被検知ガスによって自身の電気的特性が変化することで、被検知ガスの濃度変化を検知する。ここで被検知ガスは還元性ガスであり、例えば一酸化炭素ガス、炭化水素系ガス(LPG、都市ガス、天然ガス、メタンガス、ハロゲン化炭化水素系ガス等)、アルコール系ガス、アルデヒド系ガス、水素ガス、硫化水素ガス等が挙げられる。ガスセンサ1は、特に、一酸化酸素ガスの濃度変化の検知を行う目的に対して好適に用いることができるものである。
絶縁部3はシリコン基板2の一方の面上に形成された絶縁層31,32,33,34と、他方の面上に形成された絶縁層35,36とから構成される。絶縁層31,35は酸化ケイ素(SiO)からなり、シリコン基板2を挟むように、その厚み方向両側の面上にそれぞれ形成されている。この絶縁層31,35のそれぞれの外側の面上には、窒化ケイ素(Si)からなる絶縁層32,36がそれぞれ形成されている。また、絶縁層32の外側の面上には酸化ケイ素からなる絶縁層33が形成され、さらにその外側の面上に、窒化ケイ素からなる絶縁層34が形成されている。
絶縁層33内には、ガスセンサ1の感度(被検知ガスが存在しない場合の金属酸化物半導体の抵抗値に対する被検知ガスが存在する場合の抵抗値の比)が低下した際に加熱してガスセンサ1の特性を初期状態に回復させるヒートクリーニングのための発熱体5が埋設されている。また、絶縁層33には、発熱体5に接続され、発熱体5に通電するためのリード部12が埋設されており、図2に示すように、このリード部12の末端にて、外部回路と接続するための発熱体コンタクト部9が形成されている。発熱体5およびリード部12は、白金(Pt)層とタンタル(Ta)層から構成された2層構造を有する。また、発熱体コンタクト部9は、チタン層(Ti)および白金層から構成された引き出し電極91の表面上に、金(Au)からなるコンタクトパッド92が形成された構造を有する。なお、発熱体コンタクト部9は、ガスセンサ1に一対設けられている(図3参照)。
また、図1に示すように、シリコン基板2の絶縁層36が形成されている側の面にはシリコン基板2、絶縁層35および絶縁層36の一部が除去され絶縁層31の一部が露出された開口部21が形成されている。この開口部21の形成位置は、絶縁層33内に埋設された発熱体5が配置される位置(換言すると、発熱体5の直下)となっている。
次に、図1に示すように、絶縁層34の表面上には、発熱体5上に位置するように電極6と、電極6に通電するためのリード部10(図2参照)とが形成されている。電極6およびリード部10は、発熱体コンタクト部9の引き出し電極91と同様に、絶縁層34上に形成されるチタン層と、その表面上に形成された白金層とから構成されている。また、図2に示すように、リード部10の末端には、その表面上に金からなるコンタクトパッド11が形成され、外部回路と接続するための金属酸化物半導体コンタクト部8として構成されている。なお、金属酸化物半導体コンタクト部8は、ガスセンサ1に一対設けられている。
次に、図1に示すように、感応部4は、絶縁層34の表面上で電極6を覆うように形成されるとともに、酸化スズ(SnO)を主成分とする金属酸化物半導体部41と、その表面上に分散した状態で形成されたパラジウム(Pd)からなる触媒部42とから構成される。つまり、この触媒部42は、本実施形態において、金属酸化物半導体部41の表面に分散した状態のパラジウム粒子各々を指している。また、感応部4の表面には、酸化ケイ素(SiO)からなる絶縁部7が分散した状態で形成されている。なお、金属酸化物半導体部41(感応部4)は、発熱体4の直上に位置するように絶縁部3(詳細には、絶縁層33,34)上に形成されている。
ところで、本実施の形態のガスセンサ1において、感応部4の触媒部42、および絶縁部7は、それぞれ順に金属酸化物半導体部41の表面上に、構成成分が分散して形成される。これは、金属酸化物半導体部41の表面が触媒部42により完全に覆われず、且つ、金属酸化物半導体部41と触媒部42の表面が絶縁部7により完全に覆われてしまう状態ではないことを意味する。このことは、XPSにより上記構成のガスセンサ1の絶縁部7が形成された感応部4の表面における元素を測定したところ、Si,Pd,Snが測定されたことより確認できた。なお、本実施の形態では、XPSによる分析(測定)を行うにあたり、前述した装置を用いつつ、前述の条件下で行った。そこで本実施の形態では、後述する評価試験の結果に基づき、絶縁部7の表面において、絶縁部7を構成する元素のSiと、触媒部42を構成する元素のPdとの原子数比であるSi/(Pd+Si)で示される表面添加率を65%以上97%以下とし、かつ、Siと、金属酸化物半導体部41を構成する元素のSnとの原子数比であるSi/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%以上97%以下となるようにしている。
[実施例1]
上記構造のガスセンサ1について本発明の効果を確認するため、以下に説明する各工程に基づき、金属酸化物半導体部41におけるSi,触媒部42を構成する貴金属M,Snの表面添加率の異なる7種のサンプルを作製して評価試験を行った。なお、作製途中のガスセンサ1の中間体を、基板と称する。
(1) シリコン基板2の洗浄
まず、厚みが400μmのシリコン基板2を洗浄液中に浸し、洗浄処理を行った。
(2) 絶縁層31,35の形成
上記シリコン基板2を熱処理炉に入れ、熱酸化処理にて厚さが100nmの酸化ケイ素層(絶縁層31,35)をシリコン基板2の全面に形成した。
(3) 絶縁層32,36の形成
次に、LP−CVDにてSiH2Cl2、NH3をソースガスとし、シリコン基板2の一方の面側に、厚さが200nmの窒化ケイ素層(絶縁層32)を形成した。同様に、シリコン基板2の他方の面側に、厚さが100nmの窒化ケイ素層(絶縁層36)を形成した。
(4) 絶縁層33の一部(下層)の形成
次に、プラズマCVDにてTEOS、Oをソースガスとし、絶縁層32の表面上に厚さが100nmの酸化ケイ素層(絶縁層33の一部)を形成した。
(5) 発熱体5およびリード部12の形成
その後、DCスパッタ装置を用い、絶縁層33の表面上に厚さ20nmのタンタル層を形成し、その層上に厚さ220nmの白金層を形成した。スパッタ後、フォトリソグラフィによりレジストのパターニングを行い、ウエットエッチング処理で発熱体5およびリード部12のパターンを形成した。
(6) 絶縁層33(上層)の形成
そして、(4)と同様に、プラズマCVDにてTEOS、Oをソースガスとし、絶縁層33(下層)および発熱体5の表面上に厚さが100nmの酸化ケイ素層(絶縁層33(上層))を形成した。このようにして、厚さ200nmの絶縁層33内に発熱体5およびリード部12を埋設した。
(7) 絶縁層34の形成
さらに、(3)と同様に、LP−CVDにてSiHCl、NHをソースガスとし、絶縁層33の表面上に厚さが200nmの窒化ケイ素層(絶縁層34)を形成した。
(8) 発熱体コンタクト部9の開口の形成
次いで、フォトリソグラフィによりレジストのパターニングを行い、ドライエッチング法で絶縁層33,34のエッチングを行い、発熱体コンタクト部9を形成する部分に穴をあけ、リード部12の末端の一部を露出させた。
(9) 電極6、リード部10および引き出し電極91の形成
次に、DCスパッタ装置を用い、絶縁層34の表面上に厚さ20nmのチタン層を形成し、さらにその表面上に厚さ40nmの白金層を形成した。スパッタ後、フォトリソグラフィによりレジストのパターニングを行い、ウエットエッチング処理で電極6、リード部10および引き出し電極91のパターンを形成した。
(10) コンタクトパッド11,92の形成
そして、DCスパッタ装置を用い、電極部分の作製された基板の電極側の表面上に、厚さ400nmの金層を形成した。スパッタ後、フォトリソグラフィによりレジストのパターニングを行い、ウエットエッチング処理でコンタクトパッド11,92を形成した。
(11) 開口部21の形成
次いで、フォトリソグラフィによりレジストのパターニングを行い、マスクとなる絶縁膜をドライエッチング処理により形成した。そしてTMAH溶液中に基板を浸し、シリコン基板2の異方性エッチングを行うことで、絶縁層35,36が形成された側の面が開口され、発熱体5の配置位置に対応する部分の絶縁層31が露出されるように、開口部21を形成した。
(12) 感応部4および絶縁部7の形成
次に、絶縁層34の表面上に、以下の方法により感応部4を形成した。まず、RFスパッタ装置を用い、発熱体5および開口部21に対応する位置に酸化スズ層(金属酸化物半導体部41)を形成した。次いでRFスパッタ装置を用い、酸化スズ層の表面上に貴金属M(具体的にはPdまたはPt)を付着させて触媒部42を形成することで感応部4を完成した。さらにRFスパッタ装置を用い、感応部4の表面上に酸化ケイ素を付着させることで、絶縁部7を形成した。上記各工程は、各部の形成時の温度が50〜400℃となるように基板を加熱しながら行い、各部を薄膜状に形成した。この工程により金属酸化物半導体部41、触媒部42、絶縁部7を順に形成するが、触媒部42および絶縁部7の形成は、XPSにより絶縁部7の表面を測定して求められるSi/(M+Si)で示される表面添加率が65%以上97%以下、かつ、Si/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%以上97%以下となるように、スパッタ処理を行う時間を調整した。
(13) 基板の熱処理
熱処理炉に基板を挿入し、大気中にて300〜500℃で1〜10時間の熱処理を基板に加えた。
(14) 基板の切断およびガスセンサのエージング処理
ダイシングソーを用いて基板を切断し、平面視、2.6mm×2mmの大きさのガスセンサ1を得た。そして、ガスセンサ1を大気中にて250℃で100時間にわたりエージング処理を行い、ガスセンサ1を完成させた。
なお、このようにして完成されたガスセンサ1は、センサ制御回路などが搭載された回路基板に搭載されて使用に供されることになる。
このような工程により作製されたガスセンサ1のサンプルに対し、被検知ガスの感度について評価試験を行った。なお、第1〜第6のサンプルでは触媒部42を構成する貴金属MとしてPdを用い、第7のサンプルではPtを用いた。そして、表1に示すように、第1〜第7のサンプルのSi/(M+Si)で示される表面添加率が順に、0,67,89,97,99,33,96(%)となるように触媒部42を形成した。さらに、第1〜第7のサンプルのSi/(Sn+Si)で示される表面添加率が順に、0,76,92,97,99,77,97(%)となるように絶縁部7を形成した。
これら各サンプルは、金ワイヤーを用いて測定治具との電気的な接続を行った。そして温度60℃、相対湿度95%RHの雰囲気中に各サンプルを配置し、発熱体5の温度が250℃となるように発熱体に通電した状態で50時間保持し、耐湿試験を行った。また、この耐湿試験を行っている間、金属酸化物半導体部41に対してもガス検知電圧の印加を行った。
評価試験では、上記耐湿試験の前後において、一酸化炭素(CO)ガスに対する感度の変化を比較した。ここで、COガスの感度は、以下の方法で測定したガスセンサの抵抗値に基づいて求めた。まず、温度25℃、相対湿度40%RHとする酸素(O)の分量が20.9vol%である窒素(N)との混合ガスをベースガスとし、ベースガス雰囲気中でガスセンサの抵抗値(Rair)を測定する。次に、ガスセンサの周囲の雰囲気を、ベースガスにCOガスを30ppm混合した雰囲気とし、5秒後にガスセンサの抵抗値(Rgas)を測定する。そして両抵抗値の比(Rgas/Rair)を求め、これを感度(ガス感度応答値)とした。なお、被検知ガスの検知が可能である感度は、0.95未満とした。
第1のサンプルでは、耐湿試験前に測定した感度は0.80であり、耐湿試験後の感度は0.98となった。そこで発熱体に通電し、350℃で30秒間のヒートクリーニングを行ってから再度の感度を測定したところ0.97となり、回復がみられなかった。そこで発熱体に通電して500℃で1分間のヒートクリーニングを行って感度の測定を行ったところ、ガスセンサの感度は0.90となった。また、第6のサンプルでは、耐湿試験前に測定した感度は0.94であり、耐湿試験後の感度は0.97となった。
第2〜第4のサンプルでは、耐湿試験前の感度は順に0.80,0.76,0.81であり、耐湿試験後の感度は0.92,0.90,0.93となった。そして上記同様350℃で30秒間のヒートクリーニングを行ったところ、第2〜第4のサンプルの感度は順に0.84,0.80,0.88となった。
また、第5のサンプルでは、耐湿試験を行う前より感度が0.97の値を示した。
一方で、貴金属MとしてPtを用いた第7のサンプルでは、耐湿試験前の感度は0.85であり、耐湿試験後の感度は0.89となった。そして上記同様350℃で30秒間のヒートクリーニングを行ったところ、感度は0.86となった。
この評価試験の結果、SiOを主成分とする絶縁部7を形成しなかった第1のサンプルでは、耐湿試験後に金属酸化物半導体部41に水酸基OHが吸着することによる感度の劣化がみられた。そして350℃の低温のヒートクリーニングでは感度の回復がみられず、金属酸化物半導体部41に対する負荷の大きい500℃の高温のヒートクリーニングを行うことで感度が回復することが確認できた。
また、上記各添加率がいずれも99%となった第5のサンプルでは、絶縁部7の間から金属酸化物半導体部41を構成するSnOがほとんど露出されないことから、通常時(耐湿試験前)においても感度がよくないことが確認できた。
第6のサンプルでは、Si/(M+Si)で示される表面添加率が65%を下回っており、絶縁部7の間から露出する触媒部42の成分の貴金属MとしてのPdの露出が多く、相対的に絶縁部7の形成量が少なくなるため、耐湿試験後の感度の劣化がみられた。
第2〜第4のサンプルは、Si/(M+Si)で示される表面添加率が65%以上97%以下であり、Si/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%以上97%以下であり、耐湿試験前、耐湿試験後のいずれにおいても、その感度は、被検知ガスの検知が可能な感度である0.95未満の値を示した。さらに、耐湿試験後、350℃の低温のヒートクリーニングを行えば耐湿試験前の感度近傍に回復することも確認できた。
また、触媒部42の貴金属MとしてPtを用いた第7のサンプルにおいても、Si/(M+Si)で示される表面添加率が65%以上97%以下であり、Si/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%以上97%以下であれば、第2〜第4のサンプルと同様に、ガスセンサの感度が良好であることが確認できた。
なお、本発明は上記実施の形態に限られず、各種の変更が可能である。例えば、シリコン基板2はシリコンより作製したが、アルミナや半導体材料から作製してもよい。また、作製されたガスセンサ1の平面形状は矩形に限らず、多角形や円形であってもよく、その大きさ、厚みも限定されるものではない。さらに、上記実施の形態では、金属酸化物半導体部41、触媒部42、絶縁部7を薄膜形成するにあたり、スパッタリング法を用いて形成したが、スパッタリング法以外の気相成長法(例えば蒸着法)を用いて各部を形成してもよい。
本発明は、還元性ガスの検知を行うことができるガスセンサに適用することができる。
ガスセンサ1の部分断面図(詳細には、図3に示すガスセンサ1において、感応部4を含む位置を含みつつ紙面左側から右側にかけて断面をとったときの部分断面図に相当)である。 ガスセンサ1の発熱体コンタクト部9付近の部分断面図である。 ガスセンサ1を感応部4が形成された側から平面視した平面図である。
符号の説明
1 ガスセンサ
2 シリコン基板
4 感応部
5 発熱体
7 絶縁部
21 開口部
41 金属酸化物半導体部
42 触媒部

Claims (4)

  1. 被検知ガスによって電気的特性が変化する金属酸化物半導体部および前記金属酸化物半導体部の表面に分散されてなる触媒部からなる感応部と、
    前記感応部の一部を露出させるようにして前記感応部上に形成された絶縁部と
    を備え、
    前記金属酸化物半導体部はSnOを主成分とし、前記触媒部は貴金属Mから構成され、前記絶縁部はSiOを主成分とするガスセンサであって、
    前記絶縁部が形成された前記感応部の表面において、
    Siと前記貴金属Mの原子数比であるSi/(M+Si)で示される表面添加率が65%以上97%以下であり、かつ、
    SiとSnの原子数比であるSi/(Sn+Si)で示される表面添加率が75%以上97%以下である
    ことを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記貴金属Mは、PdまたはPtであることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
  3. 前記金属酸化物半導体部と、前記触媒部と、前記絶縁部とは、それぞれ薄膜形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスセンサ。
  4. シリコン基板と、前記シリコン基板上に形成されると共に、前記金属酸化物半導体部を加熱するための発熱体を埋設した絶縁層とを含み、前記シリコン基板のうち前記発熱体の直下に位置する部位に開口部が形成された基体を備え、前記金属酸化物半導体部が、前記発熱体の直上に位置するように前記絶縁層上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガスセンサ。
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