JP2006264980A - 大容量給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でピックアップミスを防止する大容量給紙装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】大容量給紙装置1は、用紙積載台2、ピックアップローラ3、用紙高さセンサ11、および送風機構を備える。用紙積載台2は、画像形成装置100に給紙すべき用紙が置かれる。ピックアップローラ3は、給紙処理時に用紙積載台2に置かれた最上位の用紙を取り出す。送風機構は、給紙処理時における最上位の用紙に対して、設定された強さのエアを吹きつける。用紙高さセンサ11は、給紙処理時における最上位の用紙の位置を検出する。送風機構は、用紙高さセンサ11の検出結果に基づき、送風機構に設定されるエアの吹きつけ強さを調整する。
【選択図】図3

Description

この発明は、用紙に所定の処理を行う処理装置に対して給紙すべき多量の用紙を収容する大容量給紙装置(以下、LCC:Large Capacity Cassette という。)、および、このLCCを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置等の処理装置に備えられるLCCは、処理装置の側面に配置され、その処理装置において最も多用されるサイズの用紙を収納する。LCCに収納された用紙は、ピックアップローラによって順次取り出され、その後処理装置へと搬送される。
ところが、近年の画像形成装置の多機能化が原因でLCCに収納される用紙の種類が増えたため、ピックアップローラによるピックアップミスが発生することがある。これは、用紙の種類によって表面の平滑性および表面抵抗が異なるため、用紙の種類毎にピックアップローラから用紙に加えられるべき力の大きさが異なるからである。例えば、表面抵抗が大きい用紙は、ピックアップ時に大きな力が必要になる。一方で、表面抵抗が大きい用紙に対応するために給紙処理時にピックアップローラから用紙に加える力を増やすと、普通紙を給紙する際に多重送りを発生させ易くなる。
そこで、従来、ピックアップされるべき用紙にエアを吹き付けて浮き上がらせることによって、ピックアップローラのピックアップミスを防止する技術が採用されるようになった。例えば、従来技術の中には、シートの種類に関する入力情報に基づいて、エアの吹き付けを選択的に行なうシート給送装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−31273号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、シートの種類に関する情報がユーザの操作によって入力されるため、シートの種類に関して誤った情報を入力した場合には、ピックアップミスまたはシートの多重送りを発生させる虞がある。
このため、ユーザからの入力情報によらず、用紙に対するエアの吹き付けの制御を自動的に行なうシート給送装置が望まれる。さらに、近年の価格競争の激化を考慮すると、エアの吹き付けの制御のための構成を簡素化し、なるべくコストを下げることが好ましい。
この発明の目的は、簡易な構成でピックアップミスを防止する大容量給紙装置および画像形成装置を提供することである。
(1) 本発明に係る大容量給紙装置は、用紙積載板、ピックアップ手段、送風手段、用紙検出手段、および風力調整手段を備える。用紙積載板は、処理装置に給紙すべき用紙が置かれる。ピックアップ手段は、給紙処理時に用紙積載板に置かれた最上位の用紙を取り出す。送風手段は、給紙処理時における最上位の用紙に対して、用紙積載板に置かれた他の用紙または用紙積載板から捌かれる方向に設定された強さのエアを吹きつける。用紙検出手段は、給紙処理時に他の用紙または用紙積載板の所定量上方の位置で、吹き上げられた最上位の用紙を検出する。風力調整手段は、用紙検出手段の検出結果に基づき、送風手段によるエアの吹きつけ強さを調整する。
給紙処理時における最上位の用紙は、送風手段によってエアを吹き付けられ浮き上がる。これにより、最上位の用紙が1枚に捌かれる。エアによって浮き上げられた最上位の用紙が所定量上方で用紙検出手段によって検出される。この用紙検出手段の検出結果は、風力調整手段によるエアの吹きつけ強さの制御の際に利用される。エアの吹きつけ強さの制御の例として、最上位の用紙が所定高さ以上に浮き上がっている場合には最上位の用紙に当たるエアの吹きつけ強さを弱めること、および最上位の用紙が所定高さ以上に浮き上がっていない場合には最上位の用紙に当たるエアの吹きつけ強さを強めることが挙げられる。
この結果、給紙処理時における最上位の用紙が適度に浮き上がることによって、用紙積載板上の他の用紙から分離するため、用紙の多重送りが発生しにくくなる。特に、用紙検出手段の検出結果に基づいて最上位の用紙にエアを吹き付けるため、最上位の用紙が浮き上がり過ぎることもない。
なお、最上位の用紙の浮き上がり量は、最上位の用紙に吹き付けられるエアの量や向きによって調整することができる。
(2) (1)に記載の大容量給紙装置であって、
風力調整手段は、最上位の用紙が所定量吹き上げられたことが用紙検出手段によって検出されるまで、送風手段に設定されるエアの吹きつけ強さを強くすることを特徴とする。
この構成においては、最上位の用紙が適度に吹き上げられるまで、風力調整手段は最上位の用紙へのエアの吹きつけを強くする。一方で、用紙検出手段によって最上位の用紙が適度に吹き上げられたことが検出されると、風力調整手段は最上位の用紙へのエアの吹きつけの強さをそのまま維持するか、または、弱くなるように制御する。
(3) (1)または(2)に記載の大容量給紙装置であって、
送風手段は、風を発生させる送風機、送風機から発生した風を給紙処理時における最上位の用紙に導く通風路、および通風路と最上位の用紙との間に移動自在に配置されたシャッタを備えており、
風力調整手段は、用紙検出手段の検出結果に基づいてシャッタを移動させることを特徴とする。
この構成においては、風力調整手段がシャッタを移動させることによって、最上位の用紙に対する通風路の開放量を調整する。例えば、用紙検出手段が最上位の用紙が適度に吹き上げられたことを検出しない場合には、通風路の開放量が増えるようにシャッタを移動させる。一方で、用紙検出手段が最上位の用紙が適度に吹き上げられたことを検出した場合には、通風路の開放量をそのまま維持するか、または開放量が減るようにシャッタを移動させる。
(4) 本発明に係る画像形成装置は、
(1)〜(3)のいずれかに記載の大容量給紙装置、画像形成部、用紙搬送路、搬送検出手段、および給紙制御部を備える。画像形成部は、用紙に対して画像形成処理を行なう。用紙搬送路は、大容量給紙装置の用紙を画像形成部に搬送する。搬送検出手段は、用紙搬送路における用紙の搬送を検出する。給紙制御部は、給紙処理を開始した後に所定時間が経過しても搬送検出手段が用紙の搬送を検出しない場合において、用紙検出手段が最上位の用紙を給紙処理時に検出していた場合には用紙ジャムが発生したと判断し、一方、用紙検出手段が最上位の用紙を給紙処理時に検出していなかった場合には再度給紙処理を実行する。
この構成においては、給紙処理に不良が発生した場合に、用紙検出手段の検出結果に基づいて、用紙ジャムの発生またはピックアップミスのいずれか発生したのかを判断する。
このため、実際には用紙ジャムが発生していないにもかかわらず用紙ジャムが発生したと誤った判断をするといった不都合が起こりにくくなる。
(5)本発明に係る大容量給紙装置は、用紙積載板、ピックアップ手段、送風手段を備える。用紙積載板は、処理装置に給紙すべき用紙が置かれる。ピックアップ手段は、給紙処理時に用紙積載板に置かれた最上位の用紙を取り出す。送風手段は、給紙処理時における最上位の用紙に対して、用紙積載板に置かれたその他の用紙または用紙積載板から捌かれる方向と、最上位の用紙全体の上昇を抑制する方向と、の二方向にそれぞれ設定された強さのエアを吹きつける。
この構成においては、送風手段によって、用紙積載板に置かれた最上位の用紙にその他の用紙等から捌かれる方向、つまり最上位の用紙が浮き上がる方向にエアがふきつけられる。また、送風手段によって、最上位の用紙に全体の上昇が抑制される方向、つまり用紙が下方に押さえつけられる方向にエアが吹きつけられる。そのため、最上位の用紙がその他の用紙等から捌かれつつ、用紙全体が上昇しすぎることが抑制されるので、用紙の多重送りが発生しにくく、且つ、用紙の上昇による用紙の斜め搬送の発生も抑制される。
(6) (5)に記載の大容量給紙装置であって、
用紙積載板に置かれたその他の用紙または用紙積載板から最上位の用紙が捌かれる方向のエアは、最上位の用紙における処理装置に給紙される給紙方向の前端周辺の端面側に吹きつけられ、
最上位の用紙全体の上昇を抑制する方向のエアは、最上位の用紙の上面におけるピックアップ手段に当接する位置に吹きつけられることを特徴とする。
この構成においては、最上位の用紙における処理装置に給紙される給紙方向の前端周辺の端面側にエアが吹きつけられて最上位の用紙が捌かれる。また、最上位の用紙の上面におけるピックアップ手段に当接する位置にエアが吹きつけられて最上位の用紙全体の上昇が抑制される。そのため、最上位の用紙がその他の用紙等から捌かれつつ、用紙全体が上昇しすぎることが抑制されるので、用紙の多重送りが発生しにくく、且つ、用紙の上昇による用紙の斜め搬送の発生も抑制される。
(7) (6)に記載の大容量給紙装置であって、
用紙積載板に置かれたその他の用紙または用紙積載板から最上位の用紙が捌かれる方向のエアは、前記最上位の用紙の前端周辺が吹き上がる強さで吹きつけられることを特徴とする。
この構成においては、最上位の用紙が捌かれる方向のエアが、最上位の用紙における処理装置に給紙される給紙方向の前端周辺が吹き上がる強さで吹きつけられる。そのため、給紙処理において少なくとも最上位の用紙の前端周辺が吹き上がるため、重なった用紙同士が離間し(捌かれ)易くなる。
(8) (6)に記載の大容量給紙装置であって、
最上位の用紙全体の上昇を抑制する方向のエアは、最上位の用紙の全体を所定高さ以上に上昇させない強さで吹きつけられることを特徴とする。
この構成においては、最上位の用紙全体の上昇を抑制する方向のエアが最上位の用紙全体を所定高さ以上に上昇させない強さで吹きつけられる。そのため、給紙処理において少なくとも最上位の用紙全体が所定高さ以上となる異常な高さに上昇することが抑制され、用紙の斜め搬送が発生しにくくなる。
(9) (5)に記載の大容量給紙装置は、さらに用紙サイズ検知手段、および風力調整手段を備える。用紙サイズ検知手段は、用紙積載板に置かれた用紙のサイズを検知する。風力調整手段は、用紙サイズ検知手段の検知結果に基づいて、送風手段による二方向のそれぞれのエアの吹きつけ強さを調整する。
この構成においては、用紙積載板に置かれた用紙のサイズによって二方向のエアの吹きつけ強さが調整される。用紙サイズによって最上位の用紙の浮き上がり方が異なるので、エアの吹きつけ強さが調整されることで、最上位の用紙が上昇しすぎることなく適切に捌かれる。
(1)請求項1に係る発明によれば、給紙処理時に用紙の多重送りが発生しにくくなる。
(2)請求項2に係る発明によれば、最上位の用紙の吹き上がり量が適正範囲に保たれる。
(3)請求項3に係る発明によれば、シャッタを移動するという簡易な構成で、最上位の用紙に対するエアの吹きつけ強さが調整される。
(4)請求項4に係る発明によれば、用紙ジャムの発生を誤検出しにくくなる。
(5)請求項5に係る発明によれば、二方向にエアの吹きつける単純な構成のみで用紙の斜め搬送を防止しつつ用紙の多重送りの発生を防止することができる。
(6)請求項6に係る発明によれば、二方向にエアの吹きつける単純な構成のみで用紙の斜め搬送を防止しつつ用紙の多重送りの発生を防止することができる。
(7)請求項7に係る発明によれば、重なった用紙を離間し(捌き)易くでき、用紙の多重送りの発生を防止することができる。
(8)請求項8に係る発明によれば、用紙を浮き上がらせることによる用紙の斜め搬送が発生しにくくなる。
(9)請求項9に係る発明によれば、より適切に用紙の斜め搬送を防止しつつ用紙の多重送りの発生を防止することができる。
(第1実施形態)
図1は、LCC1を備えた画像形成装置100の構成を示す。LCC1は、画像形成装置100の側方に配置される。この実施形態では、給紙装置1は、画像形成装置100の側方に1個のみ配置されているが、並列して複数個配置することもできる。また、給紙装置1は、この実施形態では画像形成装置100にシート体の一例である用紙Pを供給するが、OHPフィルム等の他のシート体を供給することもできる。
画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成プロセスによって用紙Pに画像を形成する画像形成部200を備える。画像形成部200の下側に、給紙カセット101,102,103,104を有する給紙部300が配置される。また、画像形成部200の上側に排紙トレイ105が配置される。
給紙カセット101,102,103と排紙トレイ105との間に用紙搬送路F1が設けられる。用紙搬送路F1の近傍に感光体ドラム106が配置される。感光体ドラム106の周囲に、帯電装置107、光走査ユニット108、現像ユニット109、転写装置110、クリーニングユニット111が設けられる。用紙搬送路F1における感光体ドラム106の上流側にレジストローラ112が配置される。レジストローラ112は、感光体ドラム106と転写装置110との間の転写部に、感光体ドラム106の回転に同期して用紙Pを供給する。用紙搬送路F1における感光体ドラム106の下流側には、定着装置113が配置される。
帯電装置107は、感光体ドラム106の外周面を所定の電位に帯電させる。光走査ユニット108は、外部から入力された画像データに基づいて感光体ドラム106の外周面に静電潜像を形成する。現像ユニット109は、感光体ドラム106の外周面にトナーを供給して静電潜像を可視化し、トナー像を形成する。転写装置110は、感光体ドラム106の外周面に形成されたトナー像を用紙Pに転写する。定着装置113は、用紙に転写したトナー像を用紙Pに定着する。クリーニングユニット111は、トナー像が用紙Pに転写された後に感光体ドラム106の外周面に残留するトナーを回収する。なお、トナー像が定着された用紙Pは、排紙トレイ105に排出される。
また、画像形成装置100は、用紙搬送路F1の他に反転搬送路F2および用紙搬送路F3を備える。反転搬送路F2は、用紙Pの両面に画像を形成する際に、片面に画像を形成した用紙Pの表裏を反転させて転写部に搬送する。用紙搬送路F3は、略水平に設けられており、給紙カセット104、手差しトレイ114、およびLCC1に収容される用紙を用紙搬送路F1との合流地点まで搬送する。なお、手差しトレイ114は、画像形成装置100の側面に設けられ不定型サイズの用紙が置かれる。また、LCC1は、用紙受入部115を介して画像形成装置100に接続される。
図2は、LCC1の構成を示す前面の断面図である。LCC1は、用紙載置台2、ピックアップローラ3、フィードローラ4、リバースローラ5、搬送ローラ6を備える。
用紙載置台2は、積載板21、前基準板22、側面基準板23,24(側面基準板24は図示されない。)および図示しない後端基準板を備える。用紙Pは、水平に配置された積載板21上に積層して収納されるとともに、前基準板22、側面基準板23,24および後端基準板によって位置決めされる。
ピックアップローラ3は、フィードローラ4の回転軸を中心軸として、上下方向の所定範囲内において揺動自在にされる。ピックアップローラ3は、積載板21上に載置された用紙Pの最上面に当接して回転し、最上部の用紙Pをフィードローラ4とリバースローラ5との間に導く。
用紙Pは、フィードローラ4とリバースローラ5との間を通過する。フィードローラ4およびリバースローラ5は、ともに図2中時計方向に回転する。ピックアップローラ3が同時に複数枚の用紙Pをフィードローラ4とリバースローラ5との間に導いた場合、最上部の1枚の用紙Pのみがフィードローラ4に当接して搬送ローラ6に導かれる。最上部の1枚以外の用紙は、リバースローラ5によって積載板21側に戻される。
LCC1は、積載板21上に多数(この実施形態では約5000枚)の用紙Pを収納可能にされている。また、LCC1は、A3サイズ、B4サイズ、A4サイズおよびB5サイズ等の複数のサイズの用紙を収納可能にされている。
このため、側面基準板23,24は、積載板21上において、LCC1の前後方向、すなわち、用紙の給紙方向に直交する方向について、所定範囲内に移動自在にされている。側面基準板23,24の一方の移動は、他方に反対方向に伝達される。この結果、積載板21上に載置された用紙は、給紙方向に直交する方向の中央位置を基準に給紙される。また、後端基準板は、積載板21上において、LCC1の左右方向、すなわち用紙の給紙方向について、所定範囲内に移動自在にされている。
用紙載置台2の背面には、昇降用モータが備えられている。昇降用モータの回転がワイヤを介して伝達されることにより、積載板21は、水平状態を保ったまま、図示しないガイドシャフトに沿って上下方向に昇降する。LCC1の内壁面および用紙載置台2の外壁面の互いに対向する部分には、スライドレール7,8が設けられる。
図3は、送風機構の概略構成を示す図である。送風機構は、送風機9、ダクト16A,16B、側面基準板23に形成された開口18A、側面基準板24に形成された開口18B、可動シャッタ14,14B、および用紙高さセンサ11を備える。送風機9は、風(エア)を送り出すファンである。ダクト16A,16Bは、送風機9から発生した風を給紙位置における最上位の用紙Pに向かって案内する。なお、給紙位置は、給紙処理時に積載板21に載置された用紙Pのうち最上位の用紙Pの位置を示す。
開口18A,18Bは、ダクト16A,16Bを通り抜けた風を、給紙位置に招き入れるための孔である。可動シャッタ14A,14Bは、複数のスリットを有しており、図中矢印Y方向に移動自在にされている。また、可動シャッタ14A,14Bは、ダクト16A,16Bと給紙位置における最上位の用紙Pとの間に配置されている。可動シャッタ14Aとダクト16Aとの間には、間隙部50が設けられている。
用紙高さセンサ11は、給紙処理時に積載板21に載置された他の用紙Pまたは積載板21の所定量上方の位置で、吹き上げられた最上位の用紙Pを検出する。具体的には、用紙高さセンサ11は、給紙位置における最上位の用紙Pの一部が2〜3ミリ程度浮き上がっているか否かを検出する。用紙高さセンサ11は、図4に示すように、ピックアップローラ3よりも所定量上の位置で大容量給紙装置1の上部フレーム17に固着される。ここで、所定量は、用紙が上昇することにより斜め搬送が発生しにくい高さである。用紙の全体が異常に上昇すると用紙の向きも変化することが多く、向きが変化したままの状態で用紙が搬送(斜め搬送)されるからである。
図5は、可動シャッタ14Aおよび側壁28Aの構成を示している。可動シャッタ14Aは、複数のスリット20Aを有する。可動シャッタ14Aは、図示しないガイド部材に案内されながら上下方向に移動するように配置される。可動シャッタ14Aの側面29には図示しないラック部が形成され、このラック部に噛み合うようにピニオンギア13が配置される。ピニオンギア13の回転軸25は側面基準板23に回転自在に支持される。側面基準板23の内部には、モータ19、伝達ギア26,27が配置される。モータ19の出力軸に伝達ギア27が取り付けられ、伝達ギア27に噛み合う伝達ギア26が回転軸25に取り付けられる。このため、モータ19の回転力は、伝達ギア26,27を介してピニオンギア13に伝達され、さらにピニオンギア13およびラック部によって可動シャッタ14Aを直線往復運動させる力に変換される。なお、可動シャッタ14Bおよび側壁28B等の構成は、可動シャッタ14Aおよび側壁28Aと同様であるため、ここでは説明を省略する。
図6(A)は、スリット20Aと開口18Aとが重なり合わない状態を示す。この例では、ダクト16Aと開口18Aとの間が可動シャッタ14Aによって完全に遮断されているため、送風機9からの風が給紙位置の最上位の用紙Pにまで到達しない。
図6(B)は、スリット20Aと開口18Aとが少しだけ重なり合う状態を示す。この例では、ダクト16Aと開口18Aとの間にスリット20Aの一部が配置される。このため、スリット20Aの一部を介して送風機9からの風が給紙位置における最上位の用紙Pに導かれる。
図6(C)は、スリット20Aと開口18Aとが大きく重なり合う状態を示す。この例では、ダクト16Aと開口18Aとの間にスリット20Aの全部が配置されるため、ダクト16Aの給紙位置に対する開放量が最大になる。このため、このスリット20Aを介して最上位の用紙に吹きつけられる風が強くなる。なお、送風機9からの風のうち開口18A,18Bに進入できない風は、間隙部50から外部に流出する。
図7は、画像形成装置100の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、CPU150、ROM151、RAM152、画像形成部200、給紙部300、操作部400、搬送検出センサ15、LCC1、およびCPU150を備える。
CPU150は、画像形成装置100の各部を統括的に制御する。ROM151は、画像形成装置100の動作に必要なプログラムを格納する。RAM152は、一時的にデータを保持するための揮発性メモリである。操作部400は、ユーザからの入力操作を受け付ける操作パネルと、ユーザに対して情報を示す液晶ディスプレイとを備える。搬送検出センサ15は、用紙搬送路F3を通過する用紙を検出する。
LCC1は、給紙機構、用紙高さセンサ11、ドライバ12A,12B、送風機9、モータ19、およびマイコン10を備える。ドライバ12Aは、マイコン10からの信号に基づいて送風機9を駆動する。ドライバ12Bは、マイコン10からの信号に基づいてモータ19を駆動する。
マイコン10は、LCC1の各部を統括的に制御する。本実施形態では、マイコン10は、用紙高さセンサ11からの検出信号に基づいてモータ19を正回転、逆回転、または停止させることにより、給紙位置の用紙に吹きつけられる強さを調整する。
スリット20Aと開口18Aとが重なり合う面積すなわちダクト16Aの給紙位置に対する開放量と、給紙位置に位置する用紙に吹きつけられる風の強さとは比例する。つまり、複数のスリット20Aと開口18Aとの重なり合う面積が小さければ、給紙位置に導かれる風の強さは弱くなり、複数のスリット20Aと開口18Aとの重なり合う面積が大きければ、給紙位置に導かれる風の強さは強くなる。
マイコン10は、給紙処理時に用紙高さセンサ11により給紙位置にある最上位の用紙Pの一部が2〜3ミリ浮き上がったことが検出されるまで、ダクト16Aの給紙位置に対する開放量が大きくなるように可動シャッタ14Aを移動させる。一方、マイコン10は、用紙高さセンサ11により給紙位置にある最上位の用紙の一部が2〜3ミリ浮き上がったことが検出された後には、ダクト16Aの給紙位置に対する開放量が小さくなるように可動シャッタ14Aを移動させる。
図8は、LCC1使用時のCPU150の動作手順を示すフローチャートである。操作部400を介して印刷命令がされると、CPU150はマイコン10に対して給紙命令を出力する(S1)。マイコン10は、給紙命令を受け取って送風機9の駆動、風量の調整等を開始して風を用紙Pのうちの最上位の用紙に吹きつける等の給紙処理を開始する。
給紙命令を出力した後に、CPU150は用紙搬送エラーが発生したか否かを判断する(S2)。S2の判断ステップでは、CPU150は、給紙命令を出力してから所定時間内に搬送検出センサ15が用紙の搬送を検出したか否かを確認することによって用紙搬送エラーの有無を判断する。
S2の判断ステップにおいて、用紙搬送エラーが発生していないと判断した場合には、CPU150は他に搬送すべき用紙があるか否か、すなわち印刷処理が終了したか否かを判断する(S6)。S6の判断ステップにおいて、印刷処理が終了している場合には、LCC1からの給紙処理を終了する。この時、マイコン10は、送風機9の駆動を停止して送風を終了する。一方、S6の判断ステップにおいて、印刷処理が終了していない場合には、CPU150は、S1のステップに移行し、再度給紙処理を実行させる。
S2の判断ステップにおいて、用紙搬送エラーが発生したと判断した場合には、用紙高さセンサ11が最上位の用紙を検出しているか否かを判断する(S3)。S3の判断ステップにおいて、用紙高さセンサ11が最上位の用紙Pを検出している場合には、用紙ジャムの発生を通知し(S4)、その後、LCC1からの給紙処理を終了する。一方で、S3の判断ステップにおいて、用紙高さセンサ11が最上位の用紙Pを検出していない場合には、CPU150は、マイコン10を介してモータ19を回転させて、給紙位置における最上位の用紙Pに吹きつけられる風の強さを強くする(S5)。その後、CPU150は、マイコン10に信号を出力し、LCC1からの給紙処理を再度実行する。
このように画像形成装置100では、適度な強さの風を給紙位置における最上位の用紙に吹きつけるため、ピックアップミスが発生しにくい。また、用紙搬送不良が発生した場合に、ピックアップミスが原因なのか、またはジャムが原因なのかを判断するため、用紙ジャムが発生したと誤通知することを防止できる。
(第2実施形態)
本実施形態では、図9に示すように、送風機9からの風を給紙位置における最上位の用紙Pに導くダクト216A,216Bが開口18A,18Bに接続され、第1実施形態のように可動シャッタ14A,14B,モータ19等を備えていない。また、ダクト216Bから分岐したダクト216Cを備えている。さらに、用紙高さセンサ11も備えていない。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
図9に示すように、送風機構(本発明の送風手段)は、送風機9、ダクト216A,216B,216C、側面基準板23に形成された開口18A、側面基準板24に形成された開口18Bを備える。送風機9は、風を送り出すファンであり、図10に示すようにドライバ12Aを介してマイコン10に接続されている。ドライバ12Aは、マイコン10からの信号を受け取って送風機9を駆動する。
ダクト216A,216Bは、送風機9から発生した風を給紙位置における最上位の用紙Pに向かって案内する。ダクト216A,Bに接続された開口18A,18Bは、給紙処理時にダクト216A,216Bを通り抜けた風を、給紙位置に招き入れるための孔である。最上位の用紙Pは、用紙Pの給紙方向における前端周辺の端面側に開口18A,18Bから導かれた風が吹きつけられる。これにより、少なくとも最上位の用紙Pの前端周辺が浮き上がらせることができる。
ダクト216Cは、ダクト216Bから分岐し、上部フレーム17に設けられた開口17Aに接続され、送風機9から発生した風を給紙位置における最上位の用紙の上面に吹きつける。開口17Aは、平面視において用紙Pを搬送する方向のピックアップローラ3の位置よりも上流側に位置し、給紙処理時に最上位の用紙の上面にピックアップローラ3が当接する位置を含む周辺に向けて風を送り出す。これにより、最上位の用紙は、風に押さえつけられ、全体が所定高さ以上に上昇することを抑制できる。
ここで、所定高さとは、用紙が上昇することにより斜め搬送が発生しにくい高さである。用紙の全体が異常に上昇すると用紙の向きも変化することが多く、向きが変化したままの状態で用紙が搬送(斜め搬送)される。
また、ダクト216Cは、ダクト216A,216Bに比べて断面積が小さい。これにより、単一の送風機9を用いてもダクト216A、216Bから最上位の用紙に吹きつけられる風の強さと、ダクト216Cから最上位の用紙に吹きつけられる風の強さとを適切な強さに設定することができる。したがって、本実施形態では、ダクト216Cの風の方がダクト216A,216Bの風よりも弱い。なお、各方向の風の強さは、適用されるLCC1が対応する用紙サイズ等に応じて設定するのがよい。
以上のように、給紙処理時における最上位の用紙Pに対して、積載板21に置かれたその他の用紙Pまたは積載板21から捌かれる方向と、最上位の用紙P全体の上昇を抑制する方向と、の二方向にそれぞれ設定された強さで風を吹きつけることによって、用紙高さを検出する手段等を設けることなく、最上位の用紙に二方向の風を吹きつけるのみの単純な構成で、上述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、単一の送風機9を用いたが、風の各方向毎に複数の送風機を用いてもよい。
(第3実施形態)
本実施形態では、図11に示すようにシャッタ機構70がダクト216Cに配設されている。また、風の強さを変更自在な送風機209、および用紙サイズを検知する用紙サイズ検知手段80を備えている。その他の構成は、第2実施形態と同様である。
ダクト216Cには、図11に示すようにシャッタ機構70が配設されている。シャッタ機構70は、図13(A),(B)に示すようにシャッタ71、モータ72およびギヤ73A,73Bを備えている。シャッタ71は、円筒形状を呈し、円筒形のダクト216Cに回転自在に遊嵌している。また、シャッタ71は、図11(B)に示すようにダクト216Cに形成された開口216CAと同形状の開口71Aを有し、回転によって開口216CAを開閉する。
開口216CAは、外部に露出することにより、内部の空気を外部に逃がす。これにより、ダクト216Cに導かれる風の強さを調整できる。
モータ72は、図11(A)、(B)に示す状態にギヤ73A,73Bを介してシャッタ71を回転させる。また、モータ72は、図12に示すようにドライバ212Cを介してマイコン310に接続されている。ドライバ212Cは、マイコン310からの信号を受け取ってモータ72を駆動する。
なお、図11(A)は、開口216CAがシャッタ71によって被覆された状態を示す。図11(B)は、開口216CAが開口71Aと重なって露出した状態を示す。
送風機209は、ドライバ212Aを介してマイコン310に接続されている。マイコン310は、用紙サイズ検知手段80による検知結果に応じて送風機209の風の強さを設定する。ドライバ212Aは、マイコン310の信号を受け取って送風機209を駆動する。
用紙サイズ検知手段80は、図12に示すように用紙幅センサ81および用紙長さセンサ82を備え、積載板21に載置されている用紙のサイズを検知する。用紙幅センサ81は、側面基準版23の位置を検知する。用紙長さセンサ82は、後端基準版の位置を検知する。つまり、用紙サイズ検知手段80は、用紙の幅および長さを検知することで用紙サイズを検知する。各センサ81,82は、検知結果をマイコン310に出力する。マイコン310は、記憶部311から受信した検知結果に対応する風の強さを読み出して設定する。マイコン310は、読み出された風の強さでドライバ212Aに送風機209を駆動する信号を送る。
ここで、送風機209の風の強さは、開口18A,18Bから送りだされる風の強さである。そのため、マイコン310は、記憶部311から検知結果に対応するシャッタ70の移動量を読み出し、これに応じてモータ72を駆動制御する。これにより、開口216CAの開口量が変化して用紙サイズに応じて開口17Aから吹きつけられる風の強さを調整できる。記憶部311は、HDD等であり、データを記憶する。
なお、シャッタ機構70、マイコン310を備えた構成が本発明の風力調整手段に相当する。
以上のように、給紙処理時における最上位の用紙Pに対して、積載板21に置かれたその他の用紙Pまたは載置板11から捌かれる方向と、最上位の用紙P全体の上昇を抑制する方向と、の二方向にそれぞれ設定された強さで風を吹きつけることによって、上述の第1実施形態および第2実施形態と同様の効果を奏することができる。また、検知した用紙サイズに応じて各方向の風の強さを調整できるので、より適切に用紙の斜め搬送を防止しつつ用紙の多重送りの発生を防止することができる。
なお、本実施形態では、単一の送風機209を用いたが、風の各方向毎に複数の送風機を用いてもよい。また、送風機209の風の強さを調整せずに、第1実施形態のように可動シャッタ14A,14Bの構成を用いて風の強さを調整してもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の大容量給紙装置の概略構成を示す図である。 本発明の送風手段の概略構成を示す図である。 本発明の大容量給紙装置の構成を示す図である。 本発明の風力調整手段の概略構成を示す図である。 本発明の風力調整手段の概略構成を示す図である。 本発明の画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 大容量給紙装置からの給紙処理時におけるCPUの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の送風手段の概略構成を示す図である。 本発明の画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の送風手段の概略構成を示す図である。 本発明の画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 シャッタ機構の構成を示す外観図である。
符号の説明
1−LCC
2−用紙載置台
7,8−スライドレール
9,209−送風機
11−用紙高さセンサ
14(14A,14B)−可動シャッタ
21 積載板
70 シャッタ機構
80 用紙サイズ検知手段
100 画像形成装置

Claims (9)

  1. 処理装置に給紙すべき用紙が置かれる用紙積載板と、
    給紙処理時に前記用紙積載板に置かれた最上位の用紙を取り出すピックアップ手段と、
    給紙処理時における最上位の用紙に対して、前記用紙積載板に置かれた他の用紙または前記用紙積載板から捌かれる方向に設定された強さでエアの吹きつけを行なう送風手段と、
    給紙処理時に前記他の用紙または前記用紙積載板の所定量上方の位置で、吹き上げられた最上位の用紙を検出する用紙検出手段と、
    前記用紙検出手段の検出結果に基づき、前記送風手段によるエアの吹きつけ強さを調整する風力調整手段と、
    を備えたことを特徴とする大容量給紙装置。
  2. 前記風力調整手段は、最上位の用紙が前記所定量吹き上げられたことが前記用紙検出手段によって検出されるまで、前記送風手段によるエアの吹きつけ強さを強くすることを特徴とする請求項1に記載の大容量給紙装置。
  3. 前記送風手段は、風を発生させる送風機、前記送風機から発生した風を給紙処理時における最上位の用紙に導く通風路、および前記通風路と前記最上位の用紙との間に移動自在に配置されたシャッタを備えており、
    前記風力調整手段は、前記用紙検出手段の検出結果に基づいて前記シャッタを移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の大容量給紙装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の大容量給紙装置と、
    用紙に対して画像形成処理を行なう画像形成部と、
    前記大容量給紙装置の用紙を前記画像形成部に搬送する用紙搬送路と、
    前記用紙搬送路における用紙の搬送を検出する搬送検出手段と、
    給紙処理を開始した後に所定時間が経過しても前記搬送検出手段が用紙の搬送を検出しない場合において、前記用紙検出手段が前記用紙を前記給紙処理時に検出していた場合には用紙ジャムが発生したと判断し、一方、前記用紙検出手段が前記用紙を前記給紙処理時に検出していなかった場合には再度給紙処理を実行する給紙制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 処理装置に給紙すべき用紙が置かれる用紙積載板と、
    給紙処理時に前記用紙積載板に置かれた最上位の用紙を取り出すピックアップ手段と、
    給紙処理時における最上位の用紙に対して、前記用紙積載板に置かれたその他の用紙または前記用紙積載板から捌かれる方向と、前記最上位の用紙全体の上昇を抑制する方向と、の二方向にそれぞれ設定された強さでエアの吹きつけを行なう送風手段と、
    を備えたことを特徴とする大容量給紙装置。
  6. 前記用紙積載板に置かれたその他の用紙または前記用紙積載板から前記最上位の用紙が捌かれる方向のエアは、前記最上位の用紙における前記処理装置に給紙される給紙方向の前端周辺の端面側に吹きつけられ、
    前記最上位の用紙全体の上昇を抑制する方向のエアは、前記最上位の用紙の上面における前記ピックアップ手段に当接する位置に吹きつけられることを特徴とする請求項5に記載の大容量給紙装置。
  7. 前記用紙積載板に置かれたその他の用紙または前記用紙積載板から前記最上位の用紙が捌かれる方向のエアは、前記前記最上位の用紙の前記前端周辺が吹き上がる強さで吹きつけられることを特徴とする請求項6に記載の大容量給紙装置。
  8. 前記最上位の用紙全体の上昇を抑制する方向のエアは、前記最上位の用紙の全体を所定高さ以上に上昇させない強さで吹きつけられることを特徴とする請求項6に記載の大容量給紙装置。
  9. 前記用紙積載板に置かれた用紙のサイズを検知する用紙サイズ検知手段と、
    前記用紙サイズ検知手段の検知結果に基づいて、前記送風手段による前記二方向のそれぞれのエアの吹きつけ強さを調整する風力調整手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の大容量給紙装置。
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