JP2006264244A - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】裏紙を適切に分別し、また、美観を損ねることなく裏紙表面に適切に画像形成を行うことが可能な画像形成装置、及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】既に片面に画像が形成されたICタグを有する用紙を裏紙として利用する際に、当該用紙に既に形成されている画像の種類(カラー画像、モノクロ画像)や印刷情報(片面印刷、両面印刷)などの用紙情報をICタグから取得し、用紙に形成する画像の種類(カラー画像、モノクロ画像)などを示す画像情報と用紙情報とを比較して、画像形成を行うか否かを判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置、及び画像形成方法に関し、特に、裏紙の表面に画像形成を行うことが可能な画像形成装置、及び画像形成方法に関する。
プリンタやコピー機、複合機などの画像形成装置では、既に片面に画像が形成された用紙(裏紙)の白面(表面)に画像形成(印刷)を行うに際して、給紙トレイに裏紙の表裏が誤った向きでセットされると、裏紙の既に画像が形成されている面(裏面)に重複して画像を形成してしまうことがある。
また、裏紙の表面に画像形成を行った場合においても、画像形成済みの裏紙を保管している間に、今回画像形成を行った面がどちらだったのかが分からなくなることも多い。
さらに、画像形成済みの用紙を廃棄する際には、カラー印刷とモノクロ印刷を分別する必要があり、モノクロ印刷の場合でも、1cm2以上のべた塗りがある場合は、カラー印刷として分別する必要がある。
裏紙の表面を判断する方法としては、例えば、裏紙をスキャンして画像を読み取り、このスキャンデータに基づいて、白面であるか否かを判断する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、給紙トレイから用紙を給紙した後に、給紙した用紙の特定の位置に記された検知パターンを検知して、白面か否かを判断する方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−226031号公報 特開2003−312099号公報 特開2002−323830号公報
しかし、スキャンデータから白面であるか否かを判断する方法では、裏紙の面全体をスキャンするため処理に時間がかかり、また、YMCで作成された黒(プロセスブラック)が使用されていた場合は、カラー印刷と判断しなければならないが、スキャンデータからはプロセスブラックであるか否かの判断を行うことができず、さらに、裏紙表面にごみが付着している場合であっても白面ではないと判断されることがある。
用紙に記された検知パターンを検知して白面を判断する方法では、検知パターンを裏紙裏面に形成すると既に画像形成されている画像と干渉する恐れがあるため、白面である表面に検知パターンを形成しなければならず、表面に必要な情報を画像形成した後にも検知パターンが表面に残るため、美観を著しく損ねていた。
そこで本発明では、裏紙を適切に分別し、また、美観を損ねることなく裏紙表面に適切に画像形成を行うことが可能な画像形成装置、及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明における画像形成装置は、用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取る読み取り手段と、前記用紙に形成する画像の画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報と前記用紙情報とから画像形成を行うか否かの判断を行う判断手段と、前記画像情報に基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成手段とを具備する。
また、前記用紙を格納する格納手段と、前記格納手段から前記用紙を給紙する搬送手段とをさらに具備し、前記判断手段は、前記格納手段から給紙された前記用紙に前記画像情報に基づいて画像を形成するか否かの判断を行い、前記搬送手段は、前記判断手段で画像形成を行わないと判断すると前記格納手段から新たな用紙を給紙する。
また、前記格納手段は、裏面に画像が既に形成されている裏紙を格納し、前記画像形成手段は、前記裏紙の表面に画像を形成すると該裏紙の裏面に裏面情報を画像形成する。
また、前記画像形成手段は、前記裏面にカラー画像が既に形成されているカラー裏紙に画像を形成すると該カラー裏紙の裏面に前記裏面情報をモノクロ画像で画像形成し、前記裏面にモノクロ画像が既に形成されているモノクロ裏紙に画像を形成すると該モノクロ裏紙の裏面に前記裏面情報をカラー画像で画像形成する。
また、本発明における画像形成装置は、用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取る読み取り手段と、前記用紙の裏面に形成されている画像の種類毎に該用紙を格納する格納手段と、前記用紙に形成する画像の画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報に基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像情報に基づいて前記画像形成手段に給紙する前記用紙の前記格納手段を判断する格納手段判断部とを具備する。
また、前記画像形成手段は、裏面に画像が既に形成されている裏紙を格納する前記格納手段から前記用紙が給紙され、前記裏紙の表面に画像を形成すると該裏紙の裏面に裏面情報を画像形成する。
また、前記画像形成手段は、前記裏面にカラー画像が既に形成されているカラー裏紙を格納する前記格納手段から前記用紙が給紙されると該用紙の裏面に前記裏面情報をモノクロ画像で画像形成し、前記裏面にモノクロ画像が既に形成されているモノクロ裏紙を格納する前記格納手段から前記用紙が給紙されると該用紙の裏面に前記裏面情報をカラー画像で画像形成する。
また、前記ICタグに用紙情報を記録・更新する書き込み手段をさらに具備し、前記書き込み手段は、前記用紙に画像が形成されると該用紙のICタグに用紙情報を記録又は更新する。
また、本発明における画像形成装置は、用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取る読み取り手段と、前記用紙情報に基づいて前記用紙を分別する用紙分別手段と、前記用紙分別手段で分別された前記用紙をそれぞれ格納する格納手段とを具備する。
次に本発明における画像形成方法は、用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取り手段で読み取り、前記用紙に形成する画像の画像情報を画像情報取得手段で取得し、前記画像情報と前記用紙情報とから画像形成を行うか否かを判断手段で判断し、前記画像情報に基づいて前記用紙に画像形成手段で画像を形成する。
本発明では、裏紙表面に適切に画像形成を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る画像形成装置、及び画像形成方法を実施するための最良の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例における画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、画像形成装置1には、給紙トレイ10と、用紙反転部11と、通過用紙格納トレイ12と、排紙トレイ13と、画像形成部14と、制御部15と、制御プログラム格納部16と、ICタグリーダ17と、ICタグライタ18と、用紙判断部19と、用紙搬送部20とが設けられており、LAN(Local Area Network)などのネットワーク2介してPC(personal computer)などの情報処理装置3と接続している。
給紙トレイ10は、画像形成を行う用紙を格納するトレイであり、モノクロ又はカラーの画像が片面に形成された裏紙、及び未使用の用紙が混在し、白面が印刷面側に向けられて格納されている。
用紙反転部11は、両面印刷時など、用紙の裏面を印刷面側に向けなければならない場合に当該用紙の表裏を反転させる。
通過用紙格納トレイ12は、給紙トレイ10から給紙されたものの用紙判断部18の判断によって画像形成が行われない用紙を格納する。
排紙トレイ13は、画像形成が行われた用紙を排紙する。
画像形成部14は、画像情報に基づいて用紙に画像を形成する。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置からなり、画像形成装置全体を制御するための処理を行う。
制御プログラム格納部16は、ROM(Read Only Memory)などの記憶装置からなり、制御部15で画像形成装置全体を制御する際に必要な制御プログラムを格納する。
ICタグリーダ17は、用紙に設けられているICタグから当該用紙に形成されている画像の種類(モノクロ画像、又はカラー画像)、1cm2以上のベタ塗りの有無、プロセスブラックの有無、片面印刷済み、又は両面印刷済みといった用紙情報を取得する。
ICタグライタ18は、用紙に設けられているICタグに対して用紙情報の書き込みや更新を行う。
用紙判断部19は、用紙情報と画像情報とに基づいて、給紙トレイから給紙された用紙に画像を形成するか否かの判断を行う。
用紙搬送部20は、給紙トレイ10から画像形成部14に用紙を搬送する。
なお、用紙判断部19は、ソフトウェア等により実現される部分である。
上記構成を用いて本実施例における画像形成装置では、画像形成を行う画像と給紙されている用紙の種類との関係から当該用紙に画像を形成するか否かの判断を行い、画像を形成しないと判断した場合は次の用紙を給紙する。
図2は、画像形成装置における画像形成時の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、印刷(画像形成)指示を受信し(ステップ100)、画像情報を取得する(ステップ101)と、給紙トレイから用紙を給紙し(ステップ102)、用紙のICタグから用紙情報を取得する(ステップ103)。
そして、画像情報と用紙情報とから、後に図3を用いて詳述するように現在給紙している用紙に画像形成を行うか否かの判断を行い(ステップ104)、当該用紙に画像を形成しないと判断する(ステップ104でNO)と、現在給紙している用紙を通過用紙格納トレイに排紙し(ステップ105)、給紙トレイから次の用紙を給紙する(ステップ102)。
一方、ステップ104において現在給紙している用紙に画像を形成すると判断する(ステップ104でYES)と、画像情報に従って当該用紙に画像を形成し(ステップ106)、画像を形成した用紙の種類(未使用用紙、カラー画像が片面に形成されているカラー裏紙、モノクロ画像が片面に形成されているモノクロ裏紙)を判断する(ステップ107)。
ここで、未使用用紙であると判断すると、当該用紙のICタグに片面印刷済み、及び形成した画像の種類(モノクロ画像、又はカラー画像)などを示す情報を用紙情報として記録し(ステップ108)、用紙を排紙トレイに排紙する(ステップ109)。
また、ステップ107においてカラー裏紙であると判断すると、用紙反転部で用紙を反転させて、用紙全体に広がる大きな「×」など、裏面であることを示す裏面情報をモノクロ画像で裏面に画像形成し(ステップ110)、その後、再び用紙を反転させ、当該用紙のICタグに記録されている用紙情報の「片面印刷済み」を「両面印刷済み」に更新して(ステップ108)、排紙トレイに用紙を排紙する(ステップ109)。
一方、ステップ107においてモノクロ裏紙であると判断すると、用紙反転部で用紙を反転させて裏面にカラー画像で裏面情報を画像形成し(ステップ111)、その後、再び用紙を反転させ、当該用紙のICタグに記録されている用紙情報の「片面印刷済み」を「両面印刷済み」に更新して(ステップ108)、排紙トレイに用紙を排紙する(ステップ109)。
そして、画像を形成した用紙を排紙トレイに排紙する(ステップ109)と、次の画像情報があるか否かの判断を行い(ステップ112)、画像情報があると判断する(ステップ112でYES)と、給紙トレイから用紙を給紙し(ステップ102)、次の画像情報が無いと判断する(ステップ112でNO)と処理を終了する。
図3は、図2のステップ104における用紙判断の流れを示すフローチャートである。
まず、用紙情報を取得する(ステップ103)と、片面印刷済み若しくは両面印刷済みを示す印刷情報があるか否かの判断を行い(ステップ200)、印刷情報が無いと判断する(ステップ200でNO)と、未使用用紙とみなして画像形成を行う(ステップ106)。
一方、ステップ200において印刷情報があると判断する(ステップ200でYES)と、当該印刷情報が片面印刷済みを示す印刷情報であるか否かの判断を行い(ステップ201)、片面印刷済みを示さない(両面印刷済みを示す)と判断する(ステップ201でNO)と、現在給紙している用紙に画像を形成しないと判断して、当該用紙を通過用紙格納トレイに排紙する(ステップ105)。
また、ステップ201において片面印刷済みを示すと判断する(ステップ201でYES)と、画像情報がカラー画像の画像情報であるか否かの判断を行い(ステップ202)、カラー画像の画像情報であると判断する(ステップ202でYES)と、給紙している用紙がカラー裏紙であるか否かの判断を行う(ステップ203)。
そして、ステップ203においてカラー裏紙であると判断する(ステップ203でYES)と、現在給紙している用紙に画像を形成し(ステップ106)、カラー裏紙ではない(モノクロ裏紙である)と判断する(ステップ203でNO)と、現在給紙している用紙に画像を形成しないと判断して、当該用紙を通過用紙格納トレイに排紙する(ステップ105)。
一方、ステップ202において、カラー画像の画像情報ではない(モノクロ画像の画像情報である)と判断する(ステップ202でNO)と、給紙している用紙がモノクロ裏紙であるか否かの判断を行う(ステップ204)。
そして、ステップ204においてモノクロ裏紙であると判断する(ステップ204でYES)と、現在給紙している用紙に画像を形成し(ステップ106)、モノクロ裏紙ではない(カラー裏紙である)と判断する(ステップ204でNO)と、現在給紙している用紙に画像を形成しないと判断して、当該用紙を通過用紙格納トレイに排紙する(ステップ105)。
なお、用紙情報に1cm2以上のベタ塗り、若しくはプロセスブラックによる画像が有るという情報が記録されている場合は、モノクロ裏紙であることを示す情報が用紙情報に記録されていても、裏紙の種類を判断する際にカラー裏紙と判断する。
また、本実施例では、給紙したにも関わらず画像を形成しないと判断した用紙を通過用紙格納トレイに排紙しているが、画像を形成した用紙と同様に排紙トレイに排紙し、ユーザが選り分けてもよい。
このように本実施例では、画像の種類に応じた適切な用紙に画像を形成することができる。
また、未使用用紙やカラー裏紙、モノクロ裏紙が給紙トレイに混在する場合は、画像の種類に応じて適切な用紙を選択して画像を形成することができる。
ところで本実施例では、種類の異なる用紙を給紙トレイに混在しているが、種類に応じて予め用紙を選別してトレイに格納しておき、形成する画像の種類に応じてトレイから用紙を給紙してもよく、以下、実施例2を用いて詳細に説明する。
図4は、本実施例における画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、画像形成装置1には、裏紙分別トレイ21と、用紙反転部11と、カラー裏紙格納トレイ22と、モノクロ裏紙格納トレイ23と、未使用用紙格納トレイ24と、両面印刷済み用紙排紙トレイ25と、排紙トレイ13と、画像形成部14と、制御部15と、制御プログラム格納部16と、ICタグリーダ17と、ICタグライタ18と、給紙トレイ判断部26と、用紙搬送部20とが設けられており、ネットワーク2介して情報処理装置3と接続している。
裏紙分別トレイ21は、モノクロ裏紙又はカラー裏紙に分別する用紙を一括して載置するトレイである。
カラー裏紙格納トレイ22は、カラー裏紙を格納する。
モノクロ裏紙格納トレイ23は、モノクロ裏紙を格納する。
未使用用紙格納トレイ24は、未使用用紙を格納する。
両面印刷済み用紙排紙トレイ25は、両面印刷済みの用紙を格納する。
給紙トレイ判断部26、裏紙分別トレイ21に載置された各用紙をどのトレイに格納するかを判断し、また、画像形成時には、どのトレイに格納されている用紙に画像を形成するかを画像情報に基づいて判断する。
用紙搬送部20は、裏紙分別トレイ21からカラー裏紙格納トレイ22、モノクロ裏紙格納トレイ23、未使用用紙格納トレイ24に用紙を搬送し、また、カラー裏紙格納トレイ22、モノクロ裏紙格納トレイ23、未使用用紙格納トレイ24から画像形成部14に用紙を搬送する。
なお、図1と共通な機能を果たす部分には、図1で使用した符号と同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
また、給紙トレイ判断部25は、ソフトウェア等により実現される部分である。
図5は、本実施例における用紙の構成の一例を示す模式図である。同図に示すように用紙30には、複数のICタグ31、32がそれぞれ上下左右方向に対称とならない位置に設けられている。
このため、表裏が異なれば上下方向の向きを入れ替えてもICタグの位置は完全に一致せず、ICタグリーダでICタグが存在する位置を検出することにより、用紙のどちらの面が印刷面側を向いているかを判断することができる。
ICタグの位置検出方法としては、例えば、用紙を一枚づつ搬送する搬送路に用紙の表裏を検出する検出部を設け、この検出部においてICタグが存在する可能性がある全ての個所にICタグリーダを設置し、どのICタグリーダがICタグにアクセスできたかに基づいてICタグの位置を判断する方法など、任意の方法を用いることができる。
また、ICタグには、画像が形成されている面を示す面情報が用紙情報として記録されている。
上記構成に基づいて本実施例における画像形成装置は、用紙の種類に応じて予め各トレイに用紙を格納しておき、画像情報に基づいて画像形成に適した用紙が格納されているトレイから用紙を給紙して画像を形成する。
図6は、裏紙分別トレイに一括して載置された用紙を分別する際の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、裏紙分別トレイに用紙が載置され、分別開始が指示される(ステップ300)と、用紙を一枚給紙し(ステップ301)、ICタグから用紙情報を取得する(ステップ302)。
そして、用紙情報の印刷情報から両面印刷済みであるか否かの判断を行い(ステップ303)、両面印刷済みであると判断する(ステップ303でYES)と、当該用紙を両面印刷済み排紙トレイに排紙し(ステップ304)、分別する次の用紙があるか否かの判断を行う(ステップ305)。
また、ステップ303において両面印刷済みではない(印刷情報なし、若しくは片面印刷済みである)と判断する(ステップ303でNO)と、既に画像が形成されている面(裏面)が印刷面側に向いているか否かの判断を行い(ステップ306)、裏面が印刷面を向いていないと判断する(ステップ306でNO)と、既に形成されている画像の種類を用紙情報から判断する(ステップ307)。
一方、ステップ306で裏面が印刷面を向いていると判断する(ステップ306でYES)と、用紙の表裏を反転させ(ステップ308)、その後、既に形成されている画像の種類を用紙情報から判断する(ステップ307)。
画像種類の判断(ステップ307)において、画像の種類に関する情報が用紙情報にない場合は、未使用用紙であると判断し、当該用紙を未使用用紙格納トレイに排紙し(ステップ309)、分別する次の用紙があるか否かの判断を行う(ステップ305)。
また、画像種類の判断(ステップ307)において、画像の種類がカラー画像であることを示す情報が用紙情報にある場合は、カラー裏紙であると判断し、当該用紙をカラー裏紙格納トレイに排紙し(ステップ310)、分別する次の用紙があるか否かの判断を行う(ステップ305)。
一方、画像種類の判断(ステップ307)において、画像の種類がモノクロ画像であることを示す情報が用紙情報にある場合は、モノクロ裏紙であると判断し、当該用紙をモノクロ裏紙格納トレイに排紙し(ステップ311)、分別する次の用紙があるか否かの判断を行う(ステップ305)。
そして、ステップ305において分別する次の用紙があるか否かの判断を行い、次の用紙があると判断する(ステップ305でYES)と、裏紙分別トレイから用紙を給紙し(ステップ301)、次の用紙が無いと判断する(ステップ305でNO)と処理を終了する。
なお、用紙情報に1cm2以上のベタ塗り、若しくはプロセスブラックによる画像が有るという情報が記録されている場合は、モノクロ裏紙であることを示す情報が用紙情報に記録されていても、裏紙の種類を判断する際にカラー裏紙と判断する。
図7は、画像形成装置における画像形成時の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、印刷(画像形成)指示を受信し(ステップ400)、画像情報を取得する(ステップ401)と、画像情報において両面印刷が指示されているか否かの判断を行う(ステップ402)。
そして、両面印刷が指示されていると判断する(ステップ402でYES)と、未使用用紙格納トレイから用紙を給紙して当該用紙の両面に画像を形成し(ステップ403)、ICタグに両面印刷済みを示す印刷情報を記録して(ステップ404)、排紙トレイに用紙を排紙する(ステップ405)。
また、ステップ402で両面印刷ではない(片面印刷である)と判断する(ステップ402でNO)と、用紙に形成する画像がカラー画像であるか否かの判断を行う(ステップ406)。
ここで、カラー画像であると判断する(ステップ406でYES)と、カラー裏紙格納トレイに用紙が格納されているか否かの判断を行い(ステップ407)、用紙が格納されている(カラー裏紙がある)と判断する(ステップ407でYES)と、カラー裏紙格納トレイから用紙を給紙して当該用紙に画像を形成する(ステップ408)。
そして、用紙反転部で用紙を反転させて裏面にモノクロ画像で裏面情報を画像形成し(ステップ409)、その後、再び用紙を反転させ、ICタグの印刷情報を両面印刷済みに更新して(ステップ404)、排紙トレイに用紙を排紙する(ステップ405)。
また、ステップ407において用紙が格納されていない(カラー裏紙がない)と判断する(ステップ407でNO)と、未使用用紙格納トレイから用紙を給紙して当該用紙に画像を形成し(ステップ403)、ICタグの印刷情報に画像の種類、及び片面印刷済みを示す情報を記録して(ステップ404)、排紙トレイに用紙を排紙する(ステップ405)。
一方、ステップ406においてカラー画像ではない(モノクロ画像である)と判断する(ステップ406でNO)と、モノクロ裏紙格納トレイに用紙が格納されているか否かの判断を行い(ステップ410)、用紙が格納されている(モノクロ裏紙がある)と判断する(ステップ410でYES)と、モノクロ裏紙格納トレイから用紙を給紙して当該用紙に画像を形成する(ステップ411)。
そして、用紙反転部で用紙を反転させて裏面にカラー画像で裏面情報を画像形成し(ステップ412)、その後、再び用紙を反転させ、ICタグの印刷情報を両面印刷済みに更新して(ステップ404)、排紙トレイに用紙を排紙する(ステップ405)。
また、ステップ410において用紙が格納されていない(モノクロ裏紙がない)と判断する(ステップ410でNO)と、未使用用紙格納トレイから用紙を給紙して当該用紙に画像を形成し(ステップ403)、ICタグの印刷情報に画像の種類、及び片面印刷済みを示す情報を記録して(ステップ404)、排紙トレイに用紙を排紙する(ステップ405)。
なお、上記各実施例では、情報処理装置からネットワークを介して画像情報を受信することで画像情報を取得し、この画像情報に基づいて画像形成を行っているが、原稿台を設け、当該原稿台に載置された原稿をスキャンして画像情報を取得してもよく、さらには、電話通信回線網を介してFAX送信された画像情報を受信することで画像情報を取得し、この画像情報に基づいて画像形成を行うことも可能であり、画像情報の取得は任意の方法を用いることができる。
このように本実施例では、画像の種類に応じた適切な用紙に画像を形成することができる。
また、表裏を含めて用紙を予め適切に分別してトレイに格納しているため、画像形成時の処理を短時間で実行することが可能であり、さらに、必要な場合のみ未使用用紙を使用する為、未使用用紙の消費を抑えることができる。
実施例1における画像形成装置の構成を示す機能ブロック図 実施例1における画像形成時の処理の流れを示すフローチャート 実施例1における用紙判断の流れを示すフローチャート 実施例2における画像形成装置の構成を示す機能ブロック図 実施例2における用紙の構成の一例を示す模式図 実施例2における用紙を分別する際の処理の流れを示すフローチャート 実施例2における画像形成時の処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
1…画像形成装置
2…ネットワーク
3…情報処理装置
10…給紙トレイ
11…用紙反転部
12…通過用紙格納トレイ
13…排紙トレイ
14…画像形成部
15…制御部
16…制御プログラム格納部
17…ICタグリーダ
18…ICタグライタ
19…用紙判断部
20…用紙搬送部
21…裏紙分別トレイ
22…カラー裏紙格納トレイ
23…モノクロ裏紙格納トレイ
24…未使用用紙格納トレイ
25…両面印刷済み用紙排紙トレイ
26…給紙トレイ判断部
30…用紙
31、32…ICタグ

Claims (10)

  1. 用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取る読み取り手段と、
    前記用紙に形成する画像の画像情報を取得する画像情報取得手段と、
    前記画像情報と前記用紙情報とから画像形成を行うか否かの判断を行う判断手段と、
    前記画像情報に基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙を格納する格納手段と、
    前記格納手段から前記用紙を給紙する搬送手段と
    をさらに具備し、
    前記判断手段は、
    前記格納手段から給紙された前記用紙に前記画像情報に基づいて画像を形成するか否かの判断を行い、
    前記搬送手段は、
    前記判断手段で画像形成を行わないと判断すると前記格納手段から新たな用紙を給紙する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記格納手段は、裏面に画像が既に形成されている裏紙を格納し、
    前記画像形成手段は、前記裏紙の表面に画像を形成すると該裏紙の裏面に裏面情報を画像形成する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段は、
    前記裏面にカラー画像が既に形成されているカラー裏紙に画像を形成すると該カラー裏紙の裏面に前記裏面情報をモノクロ画像で画像形成し、
    前記裏面にモノクロ画像が既に形成されているモノクロ裏紙に画像を形成すると該モノクロ裏紙の裏面に前記裏面情報をカラー画像で画像形成する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取る読み取り手段と、
    前記用紙の裏面に形成されている画像の種類毎に該用紙を格納する格納手段と、
    前記用紙に形成する画像の画像情報を取得する画像情報取得手段と、
    前記画像情報に基づいて前記用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像情報に基づいて前記画像形成手段に給紙する前記用紙の前記格納手段を判断する格納手段判断部と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は、
    裏面に画像が既に形成されている裏紙を格納する前記格納手段から前記用紙が給紙され、
    前記裏紙の表面に画像を形成すると該裏紙の裏面に裏面情報を画像形成する
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段は、
    前記裏面にカラー画像が既に形成されているカラー裏紙を格納する前記格納手段から前記用紙が給紙されると該用紙の裏面に前記裏面情報をモノクロ画像で画像形成し、
    前記裏面にモノクロ画像が既に形成されているモノクロ裏紙を格納する前記格納手段から前記用紙が給紙されると該用紙の裏面に前記裏面情報をカラー画像で画像形成する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記ICタグに用紙情報を記録・更新する書き込み手段をさらに具備し、
    前記書き込み手段は、前記用紙に画像が形成されると該用紙のICタグに用紙情報を記録又は更新する
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載の画像形成装置。
  9. 用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取る読み取り手段と、
    前記用紙情報に基づいて前記用紙を分別する用紙分別手段と、
    前記用紙分別手段で分別された前記用紙をそれぞれ格納する格納手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  10. 用紙のICタグに記録されている用紙情報を読み取り手段で読み取り、
    前記用紙に形成する画像の画像情報を画像情報取得手段で取得し、
    前記画像情報と前記用紙情報とから画像形成を行うか否かを判断手段で判断し、
    前記画像情報に基づいて前記用紙に画像形成手段で画像を形成する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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