JP2006264215A - 印刷装置 - Google Patents

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成利 松原
Hideyuki Arimoto
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 記録紙の引戻しによる紙詰まりや、無駄な余白部分が発生することをできるだけ回避可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】
記録紙にロール紙を使用し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように設定するフラグを格納する記憶部と、ロール紙を交換する際に開閉する蓋部と、該蓋部の開閉を検出する開閉検出手段と、上記蓋部が開いたことを上記開閉検出手段が検出したと判定すると、上記記憶部に格納されたフラグをオンし、記録紙装填後の初回の印刷は前記記憶部に格納されたフラグのオンに基づいて、記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように制御する制御部と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録紙にロール紙を使用し、排出済み記録紙を手切りする切取り機構を有し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置に関する。
従来の記録紙にロール紙を使用し、排出済み記録紙を手切りする切取り機構を有し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置(例えば、印刷機能を有するファクシミリ装置)では、印刷開始前に記録紙を一旦引き戻すため、その調整するための余白部分を確保する必要があり記録紙の装填時には印刷時の引き戻しに必要な寸法分の記録紙を先に送り出す、或いは記録紙の先端を正確に検出する機能を備え記録紙の待機位置を制御する等の処理を行っている。
このように、記録紙を一旦引き戻す技術は、例えば特許文献1に記載されている。
特開平9−261406号公報
従来の技術では記録紙切取り機構部と印字部が離れた位置に配置されている等の場合、そのまま印刷を開始すると記録紙の先端から印字開始位置まで無駄な余白が発生するため、印刷に先立って先端余白の調整が必要となる場合がある。
この場合には印刷開始前に記録紙が手作業で切り取り、記録紙先端を切取り機構部にセットするか、或いは記録紙の先端を正確に検知する機能を備え、記録紙を適正な印字開始位置まで一旦引き戻してから印刷を開始する必要があるが、仮に記録紙装填時の記録紙先端位置が引き戻しに必要な寸法に満たない状態で位置検出機能も無い場合には引き戻し過ぎによる記録紙の脱落が発生する問題がある。
また、装填した記録紙先端部にしわや傷みがある場合等は、引き込みによる記録紙閉塞が発生する問題がある。そこでこれらの問題点を防止するため記録装填部蓋の開閉を検知すると記録紙装填と認識し、装填時に十分な寸法を前以って送り出しておく方法が取られているが、記録紙装填部蓋と原稿読取部蓋が兼用になっている場合等では、原稿詰まり等の保守のために蓋を開けるだけで記録紙に無関係に再装填とみなされ紙送りが行われることから、無駄紙が発生してしまう問題点が生じる。
本発明は、このような課題を解決する為のものであり、記録紙にロール紙を使用し、排出済み記録紙を手切りする切取り機構を有し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するものである。
請求項1記載の印刷装置は、記録紙にロール紙を使用し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始することを特徴とする。
請求項2記載の印刷装置は、記録紙にロール紙を使用し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、ロール紙を交換する際に開閉する蓋部と、該蓋部の開閉を検出する開閉検出手段と、上記蓋部が開いたことを上記開閉検出手段が検出したと判定すると、記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように制御する制御部と、を有することを特徴とする。
請求項3記載の印刷装置は、記録紙にロール紙を使用し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように設定するフラグを格納する記憶部と、ロール紙を交換する際に開閉する蓋部と、該蓋部の開閉を検出する開閉検出手段と、上記蓋部が開いたことを上記開閉検出手段が検出したと判定すると、上記記憶部に格納されたフラグをオンし、記録紙装填後の初回の印刷は前記記憶部に格納されたフラグのオンに基づいて、記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように制御する制御部と、を有することを特徴とする。
請求項4記載の印刷装置は、請求項3記載の印刷装置であり、前記制御部は、記録紙装填後の初回の印刷が正常に終了したと判定すると、以降の印刷は、記録紙の引き戻しを行い印刷を開始するように制御することを特徴とする。
請求項1〜3に記載の発明によると、特別に記録紙位置検出機能が無く、記録紙装填状況が不確定な状態であっても印刷時の記録紙閉塞や無駄紙を最小限に抑えることができるという効果を奏する。
請求項4記載の発明によると、特別に記録紙位置検出機能が無く、記録紙装填状況が不確定な状態であっても印刷時の記録紙閉塞や無駄紙を最小限に抑えることができるだけでなく、2回目の印刷以降は、記録紙の引戻しを行う為、無駄な余白部分を抑えて記録することが可能である。
第1図は、本発明を印字部を搭載したファクシミリ装置に適用してなる実施例の全体構成を示すブロック図である。
図1において、ファクシミリ機能制御装置1は、ROM(Read Only Memory)2と接続され、ROM2に予め格納されている制御プログラムなどのプログラムに基づいて動作し、後述する各回路の動作を制御する。
ファクシミリ機能制御装置1と各回路はバスにより接続されている。また、このファクシミリ機能制御装置1は、上記ROM2に格納されているプログラムに基づいて、以下で説明する各種ファクシミリ機能の動作を行う。すなわち、ROM2から読み出されたプログラムに基づき、ファクシミリ機能である符号化・復号化処理、モデムの変復調処理などの処理動作を行う各演算処理が行われる。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される電話帳メモリ3は、不揮発性メモリで構成され、例えば、書き換え可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)からなり、相手先の氏名と、この氏名に対応する電話番号及び/或いはFAX番号とを複数件分、50音別あるいはABC順で格納される。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される操作部4は、ダイヤル入力や文字入力を行う為のテンキー、上記電話帳メモリ3に格納された相手先を選択する為の選択キー(上・下キー)、通話目的の発呼や、ファクシミリ送信開始指示や、後述する音声認識の動作で使用する2つのフラグ等を設定するための各種ファンクションキーを有する。この操作部4を用いて、ユーザが相手先の氏名と、この氏名に対応する電話番号及び/或いはFAX番号を入力し、ファクシミリ機能制御装置1は、入力されたこれらデータを電話帳メモリ3に与え、電話帳メモリ3にこれらデータが格納され保存される。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される表示部5は、例えば、液晶表示装置からなり、上記操作部4から入力された電話番号や、上記電話帳メモリ3に格納された相手先氏名や、該相手先氏名に対応する電話番号及びファックス番号等を表示する。尚、着信時に発呼側から電話番号の情報が送られてきた際には、送られてきた電話番号又は、この電話番号が上記電話帳メモリ3に格納されているときには上記電話番号に対応する相手先氏名を表示する。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される印字部6は、サーマルプリンタ、インクジェットプリンタやレーザプリンタで構成され、送信されてきたイメージデータあるいは後述する読取部7で読み取ったイメージデータを印字し、出力する。
ファクシミリ機能制御装置1に接続される読取部7は、例えばCCD(Charge Coupled Device)等からなる光学的読取装置を有しており、原稿上に描かれた画情報を読み取ると共に、読み取るべき原稿の有無(読取位置への原稿のセット状態)を検出する。
ハンドセット8は、マイク81とスピーカ82とで構成され、ハンドセット8はクロスポイントIC回路11を介して回線に接続される。このハンドセット8のオンフック、オフフックは、フック検出部18で検出する。ここで、オンフック状態とは、ハンドセット8を装置にセットした状態、オフフック状態とはハンドセット8を装置から取り外した状態をいう。更に、この実施例においては、ハンズフリー機能による通話を行う場合には、ハンズフリー機能を使用するためのファンクションキーを押下したときにもオフフック状態という。
フック検出部18は、ハンドセット8のオンフック、オフフック状態を検出し、そのフック状態をファクシミリ機能制御装置1に知らせる。ファクシミリ機能制御装置1は、フック検出部18からの出力に基づいて、リレー駆動回路13を制御し、スイッチ12の切り替えを制御して回線を閉結または開放させる。
クロスポイントIC回路11は、ファクシミリ機能制御装置1の制御に基づいて、回線、ハンドセット8、DAC回路15間の信号経路の切り替えを行うものである。このクロスポイントIC回路11は、例えば、ハンドセット8からの音声入力をDAC回路15を介してファクシミリ機能制御装置1内に入力したり、ハンドセット8からの音声信号を回線に与えたり、また、回線からの音声信号をハンドセット8へ与えるなど信号経路の切り替えを行う。
DAC回路15は、クロスポイントIC回路11から与えられたアナログの音声信号をデジタル信号に変換して、ファクシミリ機能制御装置1に与え、また、ファクシミリ機能制御装置1からのデジタル信号をアナログ信号に変換し、クロスポイントIC回路11を介して、ハンドセット8のスピーカ82や本体のスピーカ16へアナログ音声信号を与える。本体に設けられたスピーカ16、マイク17は、操作部4のキー操作により、ハンズフリー動作による送受話動作を行う場合に用いられる。ハンズフリー動作による送受話動作は、回線から入力された音声信号が、スイッチ12クロスポイントIC回路11、DAC回路15を経てファクシミリ機能制御装置1に入力され、ファクシミリ機能制御装置1内のアンプで増幅され、DAC回路15クロスポイントIC回路11を介してスピーカ16から出力される。一方、マイク16から入力された音声信号は、クロスポイントIC回路11、DAC回路15を経てファクシミリ機能制御装置1内に入力され、ファクシミリ機能制御装置1内でゲインを調整した後、DAC回路15、クロスポイントIC回路11、スイッチ12を介して回線へと出力される。
記憶部9は、書き換え可能な記憶装置で構成され、例えばSRAM(Static Random Access Memory)などの半導体メモリからなり、後述する引戻し禁止フラグを格納する。この引戻し禁止フラグとは、印刷開始時に記録紙引戻し処理により印刷開始位置を調整するか否かを制御するフラグであり、このフラグがオンに設定されている場合は記録紙を引戻すことなくそのまま印刷を開始するためのものである。印写系状態判定により記録紙が切れたときに設定され、印刷処理により1ページ分の印刷が正常に終了した時点で解除(オフに設定)される。
着信検出部14は、回線からの着信信号の有無を検出し、その結果をファクシミリ機能制御装置1に通知する。
上記したように、クロスポイントIC回路11は、ファクシミリ機能制御装置1の制御の下でハンドセット8をスイッチ12側又は上記DAC回路15側へ切換接続する。
又、ファクシミリ機能制御装置1には、記録紙センサ20と蓋開閉センサ21が接続されている。
図2は、本実施例装置であるファクシミリ装置の構造を示したものである。
図3は、図2に示すファクシミリ装置の記録紙切取り後の記録紙待機位置を示した図であり、図4は、印刷開始時の記録紙引戻し位置の一例を示したものである。
図5及び図6は、本実施例装置の動作を示すフロー図である。
先ず、ユーザが記録紙を装填する手順について説明する。図2において、原稿読取り部蓋110及び記録紙装填部蓋120を開け、記録紙ロール100を印字部130の隙間を通して記録紙切取り機構部140まで引き出す。
このとき原稿読取り部蓋110を開けると蓋開閉センサ21が検知され、同時に印字部130には記録紙が通る隙間が開く機構となっており、この隙間に記録紙が挿入されると記録紙センサ20が記録紙を検知する。
記録紙装填後は蓋を閉じ、記録紙切取り機構部140のエッジに沿って記録紙を引っ張ることにより図3の位置で記録紙を手切りすることができる。
尚、印刷2回目以降の先頭ページ開始時には図4のように記録紙を適正位置まで引き戻して印刷を開始するものである。
次に本実施例装置の動作について図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。図5において、ファクシミリ装置は待機中に各種機器状態判定と共に印刷系状態判定処理を実行し、蓋の開閉等の印刷系状態判定を行う。
先ず図5のS1ステップにおいて、ファクシミリ機能制御装置1は、蓋開閉センサ21からの信号に基づき、操作部兼原稿読取り部蓋110が開いていると判定するとS2ステップへ処理を進め、そうでなければS3ステップへ処理を進める。
S2ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、表示部5に、例えば「蓋が開いています」と表示し、蓋110が開いていることをユーザに警告して処理を終了する。
S3ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、ファクシミリ機能制御装置1が、記録紙センサ20からの信号に基づき、記録紙がセットされてないと判定するとS4ステップへ処理を進め、セットされていると判定すれば処理を終了する。
S4ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、表示部5に、例えば「記録紙点検」と表示し、記録紙を点検するようにユーザに警告する。
続くS5ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、記憶部9に格納されている引戻し禁止フラグをオンとし、処理を終了する。
次に、図6に示す印字処理の動作について説明する。
先ず、ファクシミリ機能制御装置1は、記録紙センサ20からの信号に基づいて、記録紙がセットされていると判定するとS7ステップへ処理を進め、そうでなければS14ステップへ処理を進める。
S14ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、表示部5を制御することにより、表示部5に例えば、「記録紙点検」と表示し、処理を終了する。
S7ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、記憶部9に格納されている引戻し禁止フラグがオンに設定されていると判定するとS9ステップへ処理を進め、そうでなければS8ステップへ処理を進める。
S8ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、印字部6を制御することにより、記録紙を所定の位置まで引戻し、先端余白を適正値に調整した後、S9ステップへ処理を進める。
S9ステップでは、ファクシミリ機能制御装置1は、印字部6を制御することにより、1頁印刷と区切り線印刷を行う。
このように、上記S7〜S9ステップにおいて、引戻しフラグがオンに設定されていた場合は、記録紙装填後の初回印刷であると判断し、記録紙引戻し処理を実行せず、記録紙はそのままの位置から1ページ印刷と区切り線印刷を行う。又、S7ステップにおいて、引戻し禁止フラグがオフになっている場合は、記録紙装填後に印刷が行われたもので記録紙先端が不確定な状態ではないと判断し、印刷に先立ち記録紙の引戻しを行い先端余白を適正値に調整した後、1ページ印刷と区切り線印刷を行う。
続くS10ステップでは、ファクシミリ制御装置1は、1頁印刷と区切り線印刷が正常に終了したと判定するとS11ステップへ処理を進み、そうでなければ、S14ステップへ処理を進める。
S11ステップでは、ファクシミリ制御装置1は、記憶部9に格納されている引戻し禁止フラグをオフにし、S12ステップへ処理を進める。
S12ステップでは、ファクシミリ制御装置1は、記憶部9に格納されている印刷中の画像データに、次に印刷するデータがあるか否かを判定し、あると判定するとS9ステップへ処理を戻し、そうでなければS13ステップへ処理を進める。
S13ステップでは、ファクシミリ制御装置1は、印字部6を制御することにより、記録紙を送り出し、処理を終了する。
このように、S10〜S13ステップにおいて、ファクシミリ制御装置1は、正常終了判定では1ページ印刷と区切り線印刷が正常に終了したか否かを判定し、異常と判断した場合には記録紙点検表示を行い処理を終了するが、正常終了と判断した場合には次に引戻し禁止フラグ解除に進みフラグを解除し、次回からの記録紙引戻しを許可する。
印刷がマルチページの場合には、ファクシミリ制御装置1は、次ページ有り判断により続くページの印刷のためS9ステップに戻るが、この場合には先頭ページではないため引戻しフラグ判定は必要としない。印刷終了が最終ページであった場合には記録紙送出しにより記録紙が記録紙切取り機構部2のエッジの外に出て切取り可能となる位置まで記録紙の送出しを実行し処理を終了する。
このように、本実施例装置では、記録紙を装填する場合は記録紙装填部蓋120を開け、記録紙先端を切取り機構部140外側まで引き出した後、記録紙装填部蓋120を閉じる。
このとき蓋開閉センサ21により、蓋が開かれ記録紙が印字部を通過した後、再び蓋5が閉じられたことを順次検知した場合は、記録紙が装填されたと認識し、この後の初回の印刷に限り、先端位置や傷み状態に関わらず記録紙を引き戻すことなくそのまま印刷開始し、原稿印刷終了後は最終端が切取り機構部外部に排出される位置に達するまで余分に記録紙を送り出す。本動作によりページ終端は切取り機構部まで達するため手切りが可能となる。その結果、初回の1ページ目は先端に余白が付いた状態での印刷が行われるが、記録紙引き戻しによる不具合は発生しない。次に二枚目以降のページが印刷される場合は記録紙蓋と印字部のセンサに変化が無いため、その後に記録紙が動かされたことが無いと判断し、前回印刷終了時に印刷原稿終端から切取り位置まで余分に送り出した分の記録紙を引き戻すことにより、先頭書き出し位置を適正に調整し印刷を開始することができる。
以上説明したように、本実施例装置は、記録紙にロール紙を使用し、排出済み記録紙を手切りする切取り機構を有し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有するファクシミリ装置において、記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始することにより、特別に記録紙位置検出機能が無く、記録紙装填状況が不確定な状態であっても印刷時の記録紙閉塞や無駄紙を最小限に抑えることができる。
記録紙にロール紙を使用し、排出済み記録紙を手切りする切取り機構を有し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を搭載するものであれば、ファクシミリ装置といった印刷装置を搭載した通信装置にも適用可能である。
本実施例装置のブロック図である。 本実施例装置の主要部分を示す図である。 本実施例装置の主要部分を示す図である。 本実施例装置の主要部分を示す図である。 本実施例装置の動作を示すフロー図である。 本実施例装置の動作を示すフロー図である。
符号の説明
1 ファクシミリ機能制御装置
6 印字部
9 記憶部
20 記録紙センサ
21 蓋開閉センサ
100 記録紙ロール
110 原稿読取部蓋
120 記録紙装填部蓋
130 印字部
140 記録紙切取り機構部

Claims (4)

  1. 記録紙にロール紙を使用し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、
    記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始することを特徴とする印刷装置。
  2. 記録紙にロール紙を使用し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、
    ロール紙を交換する際に開閉する蓋部と、該蓋部の開閉を検出する開閉検出手段と、上記蓋部が開いたことを上記開閉検出手段が検出したと判定すると、記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように制御する制御部と、を有することを特徴とする印刷装置。
  3. 記録紙にロール紙を使用し、印刷時は一旦記録紙を引き戻して先端余白調整を行う機能を有する印刷装置において、
    記録紙装填後の初回の印刷は記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように設定するフラグを格納する記憶部と、ロール紙を交換する際に開閉する蓋部と、該蓋部の開閉を検出する開閉検出手段と、上記蓋部が開いたことを上記開閉検出手段が検出したと判定すると、上記記憶部に格納されたフラグをオンし、記録紙装填後の初回の印刷は前記記憶部に格納されたフラグのオンに基づいて、記録紙の引き戻しを行わずに印刷を開始するように制御する制御部と、を有することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3記載の印刷装置であり、前記制御部は、記録紙装填後の初回の印刷が正常に終了したと判定すると、以降の印刷は、記録紙の引き戻しを行い印刷を開始するように制御することを特徴とする印刷装置。
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