JP2006263024A - 弾球遊技機、弾球遊技機用プログラム及び弾球遊技機を成すコンピュータにより読み取り可能な弾球遊技機用プログラムを記録した情報記録媒体 - Google Patents

弾球遊技機、弾球遊技機用プログラム及び弾球遊技機を成すコンピュータにより読み取り可能な弾球遊技機用プログラムを記録した情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技者に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態へ移行すること、または移行したことを知らせることで、遊技者の遊技意欲を高め、視覚的にも遊技性を向上させることができる弾球遊技機、弾球遊技機用プログラム及びこの弾球遊技機用プログラムを記録した弾球遊技機を成すコンピュータにより読み取り可能な情報記録媒体を提供する。
【解決手段】 本発明は、大当たり状態に移行可能な第1大入賞口41、第2大入賞口42とを備えたぱちんこ遊技機Aにおいて、遊技盤面上の所定の方向に投光するサーチライト91と、サーチライト91の投光方向を変化させるサーチライト駆動装置92とを具備する投光装置90を備え、投光装置90により、第1大入賞口41、第2大入賞口42のうちの、大当たり状態に移行することが確定したものに向けて投光するようにしたことを特徴とするものとする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば、遊技球が入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するようにされ、特定の入賞口に入賞すると可動入賞役物により通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能なぱちんこ遊技機等の弾球遊技機、弾球遊技機用プログラム及び弾球遊技機を成すコンピュータにより読み取り可能な弾球遊技機用プログラムを記録した情報記録媒体に関する。
従来のぱちんこ遊技機は、遊技盤に形成した遊技領域に入賞口を設け、その入賞口近傍にいわゆる電動チューリップを配設したり、遊技盤に図柄を表示させ、遊技球が入賞すると電動リューリップが拡開したり図柄が変化して、賞球を得るとともに遊技状態を変化させることで遊技性を持たせて遊技者を飽きさせないようにしている。
ぱちんこ遊技機による遊技性は、遊技者がいかに入賞口に遊技球を入賞させて多くの入賞玉を出すことができるかにあり、それは、ぱちんこ台の持つ固有の特性(玉が出やすいか出にくいかの個体差)や遊技者の技量によるところが多い。
例えば、打ち出した遊技球が特定の入賞口に入賞した場合には、複数個設けられた電動チューリップや大入賞口(アタッカー等)等のうちの特定された入賞口が拡開して遊技者にとって有利な遊技状態に移行する。この遊技状態が継続する時間は限られており、従って、遊技者が遊技球を如何に効率良く入賞させるかによって、遊技者に付与される遊技価値の量に違いが生じる。
また、遊技機にサーチライトを備え、いわゆる「大当たり」が出た時に一定時間だけサーチライトを点灯させて、遊技者に大入賞を知らせて遊技意欲の促進を図るようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
特開平5−237215号公報
しかしながら、遊技者が気付かない時に遊技球が入賞した場合には、特定された入賞口のうちのどの入賞口が拡開するのか解からない場合があった。
このため、拡開された入賞口とは違う場所に遊技球を打ち出してしまうと、限られた時間の中で、遊技球の入賞する確率が低くなり遊技球を無駄にしてしまうという問題点があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みなされたものであって、遊技者に特定の入賞口の遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態へ移行すること、または移行したことを知らせることで、遊技者の遊技意欲を高め、視覚的にも遊技性を向上させることができる弾球遊技機、弾球遊技機用プログラム及びこの弾球遊技機用プログラムを記録した弾球遊技機を成すコンピュータにより読み取り可能な情報記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る弾球遊技機、これに使用する弾球遊技機用プログラム及びこの弾球遊技機用プログラムを記録した弾球遊技機をなすコンピュータにより読み取り可能な情報記録媒体の各構成は、次のとおりである。
請求項1に記載した弾球遊技機は、遊技盤面上の遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するものであって、特定の入賞口に入賞することにより通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能な可動入賞役物を備えた弾球遊技機において、遊技盤面上の所定の方向に投光する投光体と、前記投光体の投光方向を変化させる投光体変位手段とを具備する投光手段を備え、前記投光手段は、複数箇所に設けられた可動入賞役物のうちの、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光するようにしたことを特徴とするものである。
請求項2に記載した弾球遊技機は、請求項1の構成に加えて、前記投光手段を、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物が、その移行動作を開始する前に該可動入賞役物に向けて投光するようにしたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の弾球遊技機は、請求項1または2に記載した構成に加えて、前記複数箇所に設けられた可動入賞役物の構成に、前記投光手段からの光を透過させる透過部材と、前記投光手段からの光を反射させる反射部材とを用いることを特徴とするものである。
請求項4に記載の弾球遊技機は、請求項1乃至3の何れか一項に記載した構成に加えて、前記投光体を、遊技盤面下部に配置し、上方に向かい投光するようにしたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の弾球遊技機は、請求項1乃至3の何れか一項に記載した構成に加えて、前記投光体を、遊技盤面上部に配置し、下方に向かい投光するようにしたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の弾球遊技機は、請求項1乃至5のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記投光体を複数箇所に配置することを特徴とするものである。
請求項7に記載の弾球遊技機に用いる弾球遊技機用プログラムは、遊技盤面上の遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するものであって、特定の入賞口に入賞することにより通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能な可動入賞役物を備えた弾球遊技機に用いる弾球遊技機用プログラムにおいて、遊技盤面上の所定の方向に投光する機能と、投光方向を変化させる機能と、複数箇所に設けられた可動入賞役物のうちの、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光する機能とを弾球遊技機を成すコンピュータに実現させることを特徴とするものである。
請求項8に記載の弾球遊技機を成すコンピュータにより読み取り可能な情報記録媒体は、請求項7に記載の弾球遊技機用プログラムを記録したことを特徴とするものである。
請求項1乃至6に記載した発明によれば、遊技盤面上の遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するものであって、特定の入賞口に入賞することにより通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能な可動入賞役物を備えた弾球遊技機において、遊技盤面上の所定の方向に投光する投光体(例えば、サーチライト)と、前記投光体の投光方向を変化させる投光体変位手段とを具備する投光手段(例えば、駆動モータや該駆動モータを動作させる制御手段)とを備え、前記投光手段は、複数箇所に設けられた可動入賞役物のうちの、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光して照射するようにしたことで、遊技者がどの可動入賞手段が遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定したかを知ることができ、これにより、遊技者の遊技意欲を高め、視覚的にも遊技性を向上させることができる。
また、請求項1〜6に記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項に記載した発明によれば次の各効果を得ることができる。
詳しくは、請求項2に記載した発明によれば、前記投光手段を、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物が、その移行動作を開始する前に該可動入賞役物に向けて投光するようにしたことで、遊技者が事前に遊技者にとって有利な遊技状態に移行する可動入賞役物を知ることができるので、遊技球を打ち出す位置を特定して遊技球を集中させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記複数箇所に設けられた可動入賞役物の構成に、前記投光手段からの光を透過させる透過部材と、前記投光手段からの光を反射させる反射部材とを用いたことで、例えば、可動入賞役物の外装部の一部に透過部材を採用し、その投光方向に延長線上の該可動入賞役物内部に反射部材を採用することで、容易に可動入賞役物内部に光を入射させ、該可動入賞役物内部で入射光を反射させることができるので、遊技者にとってこれから動作する可動入賞役物を容易に確認することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記投光体を遊技盤面下部に配置し、上方に向かい投光するようにしたことで、下方から可動入賞役物を照らし出すことができる。例えば、前記可動入賞役物の下部に光を反射させる反射部材を設けることで、さらに光による演出効果を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記投光体を遊技盤面上部に配置し、下方に向かい投光するようにしたことで、上方から可動入賞役物を照らし出すことができる。例えば、前記可動入賞役物の上部に光を反射させる反射部材を設けることで、さらに光による演出効果を高めることができる。
請求項6に記載の発明によれば、前記投光体を複数箇所に配置したことで、複数方向から可動入賞役物を照らし出すことができるので、さらに、複雑な演出が可能となり、さらに光による演出効果を高めることができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、遊技盤面上の遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するものであって、特定の入賞口に入賞することにより通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能な可動入賞役物を備えた弾球遊技機に用いる弾球遊技機用プログラムにおいて、遊技盤面上の所定の方向に投光する機能と、投光方向を変化させる機能と、複数箇所に設けられた可動入賞役物のうちの、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光する機能とを弾球遊技機を成すコンピュータに実現させることで、既製の遊技機を大きく変更することなく、遊技者がどの可動入賞役物が遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定したかを知ることができ、これにより、遊技者の遊技意欲を高め、視覚的にも遊技性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、本発明に係る弾球遊技機用プログラムを容易に弾球遊技機に実現させることができる。
いわゆるホール等に設置されている各種の遊技機は、直径約25(ミリ)のメダルや外径約11(ミリ)の遊技球その他の遊技媒体の供給に基づいて、種々の遊技(ゲーム)を行うことができるようになっている。
上述した従来の各種遊技機は、それら各々の遊技性を基準として、風俗営業の適正化等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」という。)及び同法施行規則において、ぱちんこ遊技機,回動式遊技機等として区分されている。
上記のぱちんこ遊技機では、これに設けられている電動役物の違いにより、さらに次のように分類されている。
「第1種」
第1種特別電動役物に係る役物連続作動装置が搭載されている遊技機である。
具体的には、特定の入賞口に遊技球が入賞すると、遊技領域に配設されているディスプレイに識別情報の変動態様が表示され、その後、当該識別情報の所定の停止態様が表示されることにより、通常の遊技状態からこれよりも遊技者にとって有益な遊技状態に移行することを内容としたものである。
「第2種」
第2種特別電動役物に係る役物連続作動装置が搭載されている遊技機である。
具体的には、特定の入賞口に遊技球が入賞すると、遊技領域に配設されている役物の羽根の開閉動作が1又は2回行なわれ、その開閉動作の間に、役物内に遊技球が入賞し、かつ、その役物内のいわゆるVゾーンに入賞することにより、通常の遊技状態から遊技者にとって有益な遊技状態に移行することを内容とするものである。
「第3種」
通常の遊技状態からこれよりも遊技者にとって有益な遊技状態に移行させるための所定の条件が満たされている間に、その遊技者にとって有益な遊技状態にするために、特定の入賞口に遊技球を入賞させることが必要となる内容とするものである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明するが、ここでは、上記遊技媒体として示した遊技球やメダルのうち、遊技球を用いた遊技を行う遊技機として弾球遊技機たるぱちんこ遊技機を例とし、さらに詳しくは、上記した第1種の電動役物を設けたぱちんこ遊技機の一側部に、プリペイドカードに記録されている情報を読み取るためのプリペイドカードユニット(以下「CRユニット」という。)16を並設した構成のものについて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るぱちんこ遊技機及びCRユニットの外観斜視図、図2は前記ぱちんこ遊技機の受け皿付扉を取り外した状態の正面図である。
なお、本実施形態においては、上述したように弾球遊技機としてぱちんこ遊技機を示している。
本実施形態に係るぱちんこ遊技機Aは、図1,2に示すように、遊技盤1を、これの遊技領域1aを正面から見えるように固定した遊技機本体2に、その遊技盤1を覆う主扉3と受け皿付扉4とを上下に配置しかつ開閉自在に取り付けた外観構成になっている。
上記の遊技機本体2は、縦横800×500(ミリ)程の大きさのものであり、ホール等に設置した例えば木製からなる外枠5に内設されることにより、いわゆる島設備等に配列固定されるようになっている。
主扉3は、図1に示すように、詳細を後述する遊技盤1を視認できる略円形の窓孔3aを形成した扉板6に、ガラスや樹脂等で形成した透明板7を嵌め込んだものであり、その扉板6の上部中央に枠ランプ8を、また、これの左右両側にスピーカ9,9を配設している。
なお、この主扉3は、図示しないロック機構により遊技機本体2に対してロック及びアンロックされるようになっている。
遊技盤1は、縦横約400〜500(ミリ)程の略正方形にした例えば木製のものであり、主扉3の上記窓孔3aに対向して配置され、かつ、遊技機本体2に対して着脱可能になっている。
受け皿付扉4で覆われる上記遊技機本体2の正面には、図2に示すように、発射駆動装置11がやや左側部寄りに、また、遊技球貯溜部12がほぼ中央部分に配設されている。
受け皿付扉4の上部側には、払い出された多数の遊技球a・・・を貯留できかつそれら遊技球a・・・を発射駆動装置11に向けて案内する案内通路が設けられた受け皿13が突設されているとともに、下部側には、回動式操作ハンドル(以下「操作ハンドル」という。)Hと回動可能な灰皿14とが、上記受け皿13を挟む両側下方に配設されている。
なお、符号15,15は、受け皿13に貯留させた遊技球aを、いわゆるドル箱とも呼称される遊技球収集箱(図示しない)に排出させるための排出釦である。
操作ハンドルHは、発射駆動装置11に案内された遊技球aを遊技盤1内に区画形成された詳細を後述する遊技領域1aに向けての打出し操作を行うためのものである。
灰皿14の上側には、CRユニット16のカード挿入口16aに挿入したプリペイドカードCのカード返却釦17と貸し球用釦18を配設した凸部19が形成されているとともに、操作ハンドルHの上側には当該凸部19と正面視左右対称の位置に同径同大の凸部20が形成されている。
なお、受け皿付扉4は、前記した主扉3と同じく、図示しないロック機構によって遊技機本体2に対してロック及びアンロックされるようになっている。
遊技盤1の正面には、図2に示すように、上記打ち出された遊技球aを摺接ガイドする機能を有し、かつ、適宜に配設された多数本の遊技くぎ21・・・からなるゲージを囲繞することにより、直径約300(ミリ)程度の遊技領域1aを略円形に区画形成するガイドレール22,23が撓曲形成されている。
ガイドレール22の終端部近傍には、打ち出される遊技球aを検知する打出し球検知センサ22aが設けられている。
遊技領域1aのほぼ中央部分には、液晶枠部材25により略矩形状に仕切られた特定遊技領域としていわゆるセンター役物80が遊技盤面より後方に凹んだ位置に配設されている。
ここで、センター役物80とその付近の構成について詳細に説明する。
図3は本実施形態に係るぱちんこ遊技機のセンター役物及び電露チューリップとその付近の構成を示す説明図である。
センター役物80は、主に、中央部に配置された表示部(以下、ディスプレイと称する。)24、該ディスプレイ24の下側で遊技球aを一時的に貯溜するとともに遊動させる遊技球貯溜部としてのステージ28とにより構成されている。
ディスプレイ24は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなり、横長にした略矩形を呈し、該ディスプレイ24を囲繞する略矩形状の液晶枠部材25により、遊技盤面より後方に凹んだ位置に配置されている。
液晶枠部材25の上枠部25aの正面には、4つの特定保留数表示ランプ26a,26b,26c,26dが横一列に配列された特定保留数表示部26が設けられている。この4つの特定保留数表示ランプ26a,26b,26c,26dは、通常の遊技状態から、これよりも遊技者にとって有利な遊技状態に移行するか否かの判定を行える回数を示すものであり、ディスプレイ24の表示の途中(抽選結果の報知の前段)で特定入賞口37に入賞した球の判定を保留している状態表示となる、いわゆる「保留球」の数を示している。
また、液晶枠部材25の左右の側壁部25c,25cには、図示しないワープ通路を介して第1入賞口31と連通して遊技領域1aからセンター役物80内に誘導される遊技球をステージ28上に導入する遊技球導入部30,30が、遊技球aを落下させる出口孔30aを略下方に向けて液晶枠部材25内側に向かい突設されている。
ステージ28は、上部28aにあっては、正面視で両側端と中央部とを低くした波状に形成されている。詳しくは、上部28aの略中央部には、正面視で前後方向に沿って下方に凹んだ案内溝28a1が形成されるとともに、該案内溝28a1を挟んで幅方向左右側には、上方に向かい円弧状に膨出した凸部28a2,28a2と、その凸部28a2から連続して下方に向かい円弧状に傾斜した遊技球受け部28a3とが形成されている。
尚、遊技球aの落下を受けるステージ面は、後方から前方に向かい傾斜する下り傾斜となっている。
案内溝28a1は、遊技盤1上の正面視で特定入賞口37の略真上に位置するように構成されている。
一方、ステージ28の下部28bにあっては、液晶枠部材25の下側の下枠部25bに沿って下方に向かい円弧状に突出形成されている。
ステージ28上に落下した遊技球aは、ステージ28上に一時的に貯溜するとともに遊動して、凸部28a2を挟んで案内溝28a1に沿った経路またはその他の経路、例えば、遊技球受け部28a3に沿った経路を通ってセンター役物80外部に向かうようになっている。
センター役物80の上方には、遊技球を入賞させるための第1入賞口31が設けられている。この第1入賞口31は、入球した遊技球aを遊技盤1の裏側を通ってセンター役物80内に遊技球aを誘導する、いわゆるワープ通路(図示省略)に連通している。
第1入賞口31の入賞口付近には、第1入賞口31に入賞した遊技球aを検知するための第1入賞球検知センサ31aが設けられている。
また、センター役物80を挟んで両側方の遊技領域1aには、図2に示すように、上側風車33,33′、遊技球aを通過させた後に再び落下させるための入賞口である通過入賞口(以下「スルーチャッカ」という。)34,34′及び下側風車35,35′が、遊技盤1の正面視において「ハ」字形をなしかつ互いに所要の間隔で配設されており、また、当該センター役物80の下方中央部には、電動チューリップ36を近設した始動口としての特定入賞口37が配設されている。
上側,下側風車33,33′,35,35′は、遊技球aの落下方向に変化を与えるものであり、風車型のものである。
スルーチャッカ34,34′は、これを遊技球aが通過することにより普通図柄LED(図示省略)を変動表示させる契機とするためのものであり、これの正面には、入賞口指示ランプ34a,34a′が設けられている。
スルーチャッカ34,34′の入球口付近には、スルーチャッカ34,34′を通過した遊技球aを検知するスルーチャッカ入賞球検知センサ34bが設けられている。
電動チューリップ36は、特定入賞口37を拡縮するための一対の可動片36a,36aと、これを駆動するアクチュエータたるソレノイド(図示省略)を有して構成されている。
可動片36a,36aは、遊技球aの入賞を容易に行える拡開位置(イ)と、遊技球aの入賞を容易に行えない縮開位置(ロ)との間で移動できるようになっている。
特定入賞口37には、始動入賞球検知センサ56(図5を参照)が配設されており、前記発射駆動装置11から発射された遊技球aが、その始動入賞球検知センサ56によって検知されることによって、大当たり等の判定を行うための抽選や、特別図柄(識別情報)の変動態様,停止態様(仮停止態様を含む)をディスプレイ24に表示させ、また、所定数の遊技球を賞球として払い出す契機とされている。
「特別図柄」とは、数字,文字その他の記号を含むものである。
「特別図柄(識別情報)の変動態様」とは、特別図柄が例えば上下に高速で移動している表示内容をいう。
「特別図柄(識別情報)の停止態様」とは、その表示内容が確定した状態をいう。
「特別図柄(識別情報)の仮停止態様」とは、表示内容が確定していない状態をいう。具体的には、数字等が上下左右に細かく振動(徴動)している状態で表示される。
特定入賞口37の左側方には、遊技球aの入賞口であるチャッカ(以下、単に「チャッカ」という。)39が配設され、右側方には、第2大入賞口42が配設されるとともに、該特定入賞口37の下方には、第1大入賞口41が配設されている。
チャッカ39は、これに遊技球が入賞することにより規定個数の遊技球が賞球として払い出されるようになっており、その正面には、入賞口指示ランプ39aが設けられている。
第2大入賞口42の下方には、入賞しなかった遊技球aを回収するためのアウト口43を形成した飾り部材44が配置されている。
アウト口43の下方には、遊技盤面上の所定の方向に投光する投光装置(投光手段)90が設けられている。
ここで、本実施形態に係る第1大入賞口41,第2大入賞口42について、第1大入賞口41を例に挙げて図面を参照して詳細に説明する。
図4は本実施形態に係るぱちんこ遊技機の大入賞口の構成を示す正面図、図5は図4のB矢視図であって、前記大入賞口の構成を示す側面図である。
第1大入賞口41は、図4に示すように、正面視で横長矩形状を呈した開口部41aを備え、その上部には長手方向に沿って長い矩形状の上扉41bが設けられ、一方、下部には長手方向に沿って長い矩形状の下扉41cが設けられている。
上扉41bは、一端部(上側端部)41b1を支点として他端部(下側端部)41b2を前側上方(図5中の矢印T1方向)に回動可能に設けられている。
上扉41bの閉じた状態で遊技盤内側に向かう一面(裏面)41b3には、光を反射する機能を有するミラー処理が施されている。このミラー処理は、光を全て反射する全ミラーであってもよく、一部の光を反射するとともに一部の光を透過させるハーフミラーであっても良い。
下扉(透過部材)41cは、一端部(下側端部)41c1を支点として他端部(上側端部)41c2を前側下方(図5中の矢印T2方向)に回動可能に設けられている。
符号41dは、下扉41cの開放時の位置決めを行うストッパである。
下扉41cは、光を透過するプラスチック製の部材で形成されている。この部材は、光を透過するものであれば、着色されたものであっても良い。また、下扉41cの表面に一部の光を反射するとともに一部の光を透過させるミラー処理(ハーフミラー)を施したものであっても良い。
上扉41bと下扉41cは、開口部41aを閉じた状態では、上扉41b,下扉41cのそれぞれの他端部41b2,41c2とが相対向した状態で、遊技盤面と略面一に配置されている。
一方、開口部41aを開口した状態では、上扉41bと下扉41cとは、左右方向に略水平で且つ互いに略平行に配設され、上扉41bの他端部41b2よりも下扉41cの他端部41c2の方が遊技盤面に対して略垂直方向前方に突出した状態で配設されている。
この上扉41b、下扉41cは、図示しない駆動部(ソレノイド等)により動作されて、開口部41aを開閉するようになっている。
尚、本実施形態では、下扉41cは、開口部41aを開口した状態で、遊技盤面に対して略垂直に配置するようにされているが、変形例として、下扉41cの一端部41c1側を他端部41c2側より下方に位置させて、前方に向かうに連れて上方に傾斜するようにしても良い。
このように構成することで、下扉41c上に落下してきた遊技球aは、他端部41c2側から一端部41c1側に向かい転がっていくので、該遊技球aを該開口部41aに入賞し易くできる。
次に、本実施形態に係る投光装置90について、図面を参照して詳細に説明する。
図6は本実施形態に係るぱちんこ遊技機の投光装置の概略構成を示す説明図、図7は前記ぱちんこ遊技機の投光装置とアウト口付近の構成を示す部分詳細図である。
前記投光装置90は、遊技盤面に沿って投光するサーチライト(投光体)91と、該サーチライト91を回動させて投光方向を変化させるサーチライト駆動装置(投光体変位手段)92とを具備している。
サーチライト91は、遊技盤面下部に設けられたアウト口43付近のガイドレール22の下方に配設され、遊技盤に向かう遊技者からは見えないようになっている。
サーチライト91は、サーチライト駆動装置92によって回動(首振り動作)可能に設けられ、サーチライト91の投光角度を変化させて遊技盤面の略全域に渡り該遊技盤面上に沿って遊技盤下方から上方に向かい投光可能に設けられている。
符号X1,X2,X3は、それぞれサーチライト91から投光される光の光軸方向を示すものである。
また、サーチライト91は、後記する主制御装置45と可動物制御装置53とにより、動作態様、動作タイミング等が制御されている。
サーチライト91の動作態様とは、サーチライト91を連続的に照射させる連続動作、間欠的に点滅させる間欠動作、前述した連続動作と間欠動作を組み合せた混合動作等の動作を示す。
サーチライト91の動作タイミングは、本実施形態においては、第1大入賞口41,第2大入賞口42のうちの少なくとも一方が動作する条件を満たしたこと(遊技者にとって有利な遊技状態となる大当たりが確定したこと)を契機に、該第1大入賞口41,第2大入賞口42のうちの少なくとも一方が動作する前に投光を開始するものとしている。
サーチライト駆動装置92は、サーチライト駆動用モータ92aを駆動源としてサーチライト91を回動させるとともに、後記する主制御装置45と可動物制御装置53とにより、動作態様、動作タイミングなどを制御するものである。
サーチライト駆動装置92の動作態様とは、サーチライト91を連続的に回動させる連続動作、サーチライトを間欠的に回動させる間欠動作、前述した連続動作と間欠動作を組み合せた混合動作、等の動作を示す。
サーチライト駆動装置92の動作タイミングは、本実施形態においては、第1大入賞口41,第2大入賞口42のうちの少なくとも一方が動作する条件を満たしたこと(大当たりが確定したこと)を契機に、該第1大入賞口41,第2大入賞口42のうちの少なくとも一方が動作する前に投光を開始するものとしている。
また、サーチライト駆動装置92は、サーチライト91を予め定められた動作タイミングで、第1大入賞口41,第2大入賞口42のうちの少なくとも一方に向けるようにされている。
尚、サーチライト駆動装置92は、通常の遊技状態であっても、予めプログラムされた動作によってサーチライト91を規則的に回動させることも可能である。
アウト口43付近のガイドレール22には、図7に示すように、下方に配置されたサーチライト91と対向する部分に、該サーチライト91が回動する範囲で光が透過可能な透明プラスチック製のレール部材22bが組込まれている。
次に、本実施形態に係る投光装置90による投光動作について、図面を参照して具体的に説明する。
投光装置90によって第1大入賞口41,第2大入賞口42のうちの第1大入賞口41に投光する場合を例に挙げて説明する。
第1大入賞口41が動作することが確定した場合、投光装置90によって第1大入賞口41に向かい投光される(光軸方向X2)。
投光装置90のサーチライト91から出射された光は、図7に示すように、遊技盤面に沿って第1大入賞口41方向を照射する。
この時、サーチライト91は、ガイドレール22の下側に配置されて僅かに遊技盤面よりも前側に位置しているため、サーチライト91から出射された光によって遊技盤面上に第1大入賞口41に向かう光路を形成することができる。
これによって、遊技者は第1大入賞口41が動作することを確認できる。
第1大入賞口41が閉じている状態では、図4、図7に示すように、第1大入賞口41が遊技盤面と略面一に構成されているので、上扉41b、下扉41cの表面が遊技盤下部方向から斜めに照射される。
上扉41bは、透明プラスチック製で形成されているので、サーチライト91からの投光により開口部41a内部を斜め下方から照射することができる。
これにより、遊技者は第1大入賞口41が閉じた状態であっても、第1大入賞口41が動作すること容易に確認できる。
さらに、開口部41a内に反射部材を設けることで、開口部41a内に入射した光を乱反射させてより視認性を高めることができる。
一方、第1大入賞口41が拡開した状態では、図5に示すように、上扉41b、下扉41cが前方に突出して拡開されているので、下扉41cを通過した光は上扉41bのミラー処理された裏面41b3で反射して開口部41a付近を照射することができる。
これにより、遊技者は第1大入賞口41が拡開したことを容易に確認できる。
ここでは、第1大入賞口41について説明したが、第2大入賞口42においても、同様な作用効果を実現できる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、サーチライト91により、大入賞して拡開する第1大入賞口41,第2大入賞口42のうちの一方に向けて投光することで、遊技者は、どの大入賞口が拡開するのかを事前に知ることができる。
また、本実施形態では、第1大入賞口41,第2大入賞口42の下扉41c,42cを透明プラスチックで構成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ハーフミラー処理を施すようにしても良い。このように構成することで、光を透過させて開口部41a内部に入射するとともに、光を反射することができるので、さらに視認性を高めることができる。
次に、本実施形態に係るぱちんこ遊技機の回路系統について図8を参照して説明する。
図8は本発明の一実施形態に係るぱちんこ遊技機の制御回路を示すブロック図である。
符号45はコンピュータである主制御装置であり、CPU(Central Processing Unit)46,制御プログラムや本発明遊技機用プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)47,上記CPU46のワーク用メモリ(乱数メモリ等を含む)としてのRAM(Random Access Memory)48、及び水晶発振回路部49を有して構成されている。
CPU46は、上記のROM47に記憶されている制御プログラムや後述する遊技機用プログラムに従って、本ぱちんこ遊技機Aの全体を制御する機能を有している。
水晶発振回路部49は、発振パルスを分周することにより、制御動作の基準となる例えば4(ミリ秒)毎のタイミングパルスを生成するものである。
ROM47には、制御プログラムや本発明遊技機用プログラム等の他に、電動チューリップ36の可動片36a,36aの拡縮順序が記録されている。
RAM48は所要量の情報が記録可能になっており、これは、遊技の履歴や遊技者にとって有利な遊技状態に移行している間に獲得した遊技利益等が記憶されるようになっている。
「遊技の履歴」は、当該ぱちんこ遊技機Aにおいて、本装置の電源を投入してから現在までに行われた遊技内容の経時的な記録であり、例えば前記したスルーチャッカ34,34′やチャッカ39に遊技球aが一定時間内に入賞した個数、第1大入賞口41,第2大入賞口42の開閉扉の開放時間や回数、その第1大入賞口41,第2大入賞口42に入賞した遊技球の個数等を含むものである。
なお、上記遊技の履歴等は、情報記録媒体の一例に係る上記RAM48等に記憶しておくことに限らず、例えばスマートメディア等のリムーバブルメモリ、すなわち携帯型情報記録媒体や内蔵されているハードディスク等の非携帯型情報記録媒体に記録するようにしてもよい。
主制御装置45(CPU46)は、上記ROM47に記憶されている制御用プログラムや本発明遊技機用プログラムを実行することによって、上記したRAM48や後述する各副制御装置等とともに所要の各機能を実現するようになっている。
すなわち、本発明の遊技機用プログラムは、遊技盤面上の遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するものであって、特定の入賞口に入賞することにより通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能な可動入賞役物を備えた弾球遊技機用プログラムであって、
(1)遊技盤面上の所定の方向に投光する機能
(2)投光方向を変化させる機能
(3)複数箇所に設けられた可動入賞役物のうちの、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光する機能
という機能をコンピュータに実現させて、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光して照射することで、光によって遊技者がどの可動入賞手段が遊技者にとって有利な遊技状態に移行するかを知らせることを内容としている。
本実施形態において、本発明遊技機用プログラムは、上述した機能を実現するために、次の各ステップを有している。
(1)大当たりが確定したか否かを判定するステップ
(2)どの大入賞口に対する大当たりかを判定するステップ
(3)サーチライトを回動するステップ
(4)サーチライトを点灯するステップ
(5)サーチライトの回動を停止するステップ
(6)大当たり処理が終了したか否かを判定するステップ
(7)サーチライトを消灯するステップ
上記ROM47に記憶されている本発明遊技機用プログラムや制御用プログラムを実行することにより、主制御装置45(CPU46)は、上記したRAM48や後述する各副制御装置等とともに下記の各機能を実現している。
(1)判定用乱数を生成する機能(以下「乱数生成手段46a」という。)
乱数を生成する数値範囲は、本実施形態においては「0〜699」を想定し、この数値範囲内で生成される乱数に基づいて、大当たり状態への移行に係る大当たり判定用乱数と、それ以外の判定用乱数を割り当てるようにしている。
また、大当たり判定用以外の判定用乱数を例示すると、演出の変動パターン決定用の乱数生成範囲としては「0〜39」,表示図柄選択用の乱数生成範囲としては「0〜11」等である。
(2)遊技者にとって有利な遊技状態に変更する機能(以下「遊技状態変更手段52」という。)
本実施形態においては、遊技状態変更手段52を、主制御装置45(CPU46)、可動物制御装置53とにより構成している。
(3)遊技状態変更手段52により変更した、遊技者にとってより有利な遊技状態に移行する機能(以下「遊技状態移行手段46b」という。)
本実施形態において、「遊技者にとってより有利な遊技状態」とは、電動チューリップ36の可動片36a,36aを拡縮動作することや、第1大入賞口41,第2大入賞口42を拡開することである。
(4)大当たりしたか否かを判定する機能(以下「大当たり判定手段46c」という。)
本実施形態では、始動口としての特定入賞口37に配置されている始動入賞球検知センサ56によって遊技球を検知したことにより判定を開始するようになっており、その判定は、主制御装置45のCPU46により当否判定用の乱数と上記したROM47内の当否判定用のテーブルに基づき行われる。
大当りする確率は、当否判定用の乱数の生成範囲として「0〜699」の中から大当り数値を2つ選択することにより、1/350程度となっている。
(5)大当たり状態に移行する機能(以下「大当たり状態移行手段46d」という。)
「大当たり状態」は、前述したように、第1大入賞口41,第2大入賞口42の開閉扉を所定時間だけ開放するという態様であり、この態様は、その第1大入賞口41,第2大入賞口42内に設けられた通過領域(いわゆるVゾーン)(図示しない)に遊技球が入賞することによって既定の回数だけ継続して繰り返されるようになっている。
また、大当たり状態の終了後の所定期間内において、通常の遊技状態のときよりも高い確率で大当たりとなる高確率遊技状態に移行することを含めることができる。
(6)遊技状態変更手段52を構成する一機能であって、大当たり状態移行手段46dに応じてサーチライト91や該サーチライト91を回動させるサーチライト駆動用モータ92aを動作させる機能(以下「投光装置制御手段46e」という。)
実施形態においては、サーチライト91を目的の大入賞口に向けて回動させたり、該サーチライト91を点灯、消灯させることである。
この投光装置制御手段46eは、主制御装置45(CPU46)及び可動物制御装置53により、サーチライト91やサーチライト駆動用モータ92aの動作時期、動作タイミング、動作時間など様々な制御が可能である。
前記主制御装置45の入力側には、電源供給装置54の他、入力インターフェース55を介して、始動入賞球検知センサ56、大入賞球検知センサ57、継続球検知センサ58、通過入賞球検知センサ59、その他入賞球検知センサ60、遊技球払出検知センサ61、及びエラー検知センサ62、打出し球検知センサ22a、第1入賞球検知センサ等が接続されている。
前記主制御装置45の出力側には、集中管理装置63の他、出力インターフェース64を介して、それぞれ詳細を後述する図柄制御装置65,ランプ制御装置66,音声制御装置67,払出制御装置68及び可動物制御装置53等の各副制御装置が接続されている。
上記した各副制御装置の詳細は次のとおりである。
図柄制御装置65は、CPU65A、このCPU65Aに接続されたROM65B及びRAM65Cが搭載されてなるものであり、これの出力側には、ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP:Video Display Processor)70を介して前記ディスプレイ24が接続されている。
この図柄制御装置65により、上記主制御装置45から送信される制御信号に基づき、ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ70を介してディスプレイ24を表示制御するようになっている。
ランプ制御装置66は、CPU66A、このCPU66Aに接続されたROM66B及びRAM66Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置45から送信される制御信号に基づいて、特定保留数表示ランプ26a〜26d、入賞口指示ランプ34a,34a′,39a、盤面及び主扉関係の電飾71等を点滅制御する機能を有している。
音声制御装置67は、CPU67A、このCPU67Aに接続されたROM67B及びRAM67Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置45から送信される制御信号に基づいて、主扉3に配設された前記スピーカ9,9や、サウンドプロセッサを含む音声発生装置73を制御する機能を有するものである。
払出制御装置68は、CPU68A、このCPU68Aに接続されたROM68B及びRAM68Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置45から送信される制御信号に基づいて、遊技球払出装置74及び前記したCRユニット16を制御する機能を有している。
なお、符号75は球貸し信号制御装置であり、本実施形態においては、払出制御装置68と直接通信できるように回路接続されている。
可動物制御装置53は、前記したサーチライト91、サーチライト駆動用モータ92a、電動チューリップ36の可動片36a,36a、及び第1大入賞口41,第2大入賞口42の開閉扉等を適宜駆動制御するものである。
符号69は発射制御装置であり、上記した操作ハンドルHによる遊技球発射信号、発射停止ボタン11aからの停止信号、及び上記主制御装置45から送信される制御信号に基づき、発射駆動装置11を制御する機能を有している。
このように構成されたぱちんこ遊技機の処理動作は、各センサからの入力信号を契機に主制御装置45を中心に各制御プログラムに基づき実行される。
ここで、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における遊技状態移行処理の一例について、フローチャートを参照して詳細に説明する。
図9は本実施形態の処理動作の一例に係る投光装置による投光を伴う遊技状態移行処理を示すフローチャートである。
ステップS1(図6中、S1と略記する。以下同様):遊技が開始されて、特定された入賞口に入賞することにより大当たりが確定したか否かが判断される。大当たりが確定したと判断された場合は、ステップS2に進む。
大当たりが確定していないと判断された場合はステップS1に戻る。
ステップS2:大当たり状態に移行するものは第1大入賞口41か否かが判断される。動作するものが第1大入賞口41である場合はステップS3に進む。
動作するものが第1大入賞口41ではないと判断された場合はステップS4に進む。
ステップS3:サーチライト駆動用モータ92aを駆動させて、サーチライト91を第1大入賞口41の方向に回動させる。そして、ステップS6に進む。
ステップS4:大当たり状態に移行するものは第2大入賞口42か否かが判断される。動作するものが第2大入賞口42である場合はステップS5に進む。
動作するものが第2大入賞口42ではないと判断された場合はステップS1に戻る。
ステップS5:サーチライト駆動用モータ92aを駆動させて、サーチライト91を第1大入賞口42の方向に回動させる。そして、ステップS6に進む。
ステップS6:サーチライト駆動用モータ92aの駆動を停止する。そして、ステップS7に進む。
ステップS7:サーチライト91による投光を開始する。そして、ステップS8に進む。
ステップS8:大当たりの処理がすべて終了したか否かが判断される。大当たりの処理が全て終了したと判断された場合は、ステップS9に進む。
大当たりの処理が終了していないと判断された場合は、ステップS8に戻る。
ステップS9:サーチライト91による投光を停止する。
こうして遊技状態移行処理は終了する。
尚、この処理動作は、大当たりが確定する毎に繰り返し行われる。
本実施形態に係る遊技機用プログラムは、業務用又は家庭用のテレビゲーム機、インターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等に読み込まれることによって、それら業務用又は家庭用のテレビゲーム機、インターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等を遊技機として機能させるプログラムを含むものである。
換言すると、前述した遊技機用プログラムは、遊技機で実行されるようにしたものの他、業務用又は家庭用のテレビゲーム機、インターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等によって本発明を実行するように構成したものを含んでいる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、大当たりが確定して大当たり状態に移行する大入賞口(例えば、第1大入賞口41)をサーチライト91が投光するようにしたので、遊技者は、特定された大入賞口(例えば、第1大入賞口41)が大当たり状態に移行する前に知ることができるので、大入賞口への入賞率を上げて、遊技者の遊技意欲を高めて、気持ち良く遊技を持続させることができる。
尚、本実施形態では、可動入賞役物として第1大入賞口41,第2大入賞口42を2箇所に設けて、いわゆるダブルアタッカーとしているが、本発明は可動入賞役物の構成に限定されるものではなく、例えば、第1大入賞口41を挟んで反対側に第3の大入賞口を設けて、3つの大入賞口を選択的に大当たり状態に移行するようにしたものであっても良い。
また、本発明に係る可動入賞役物は、大入賞口に限定されるものではなく、いわゆる電動チューリップ等ように遊技者にとって有利な状態に移行する可動役物を含むものである。
また、本実施形態では、投光装置90を遊技盤下方に設けているが、本発明は投光装置の構成や配置に限定されるものではなく、例えば、変形例として、図10に示すように、投光装置190を遊技盤上部に配置するようにしたものであっても良い。
符号141は第1大入賞口、142は第2大入賞口を示し、それらの構成は前述した実施形態における第1大入賞口41、第2大入賞口42と同様な構成を有する。
また、符号Y1,Y2,Y3は、それぞれ投光装置190から投光される光の光軸方向を示すものである。
このように構成することで、第1大入賞口141,第2大入賞口142が大当たり状態に移行して開口した場合に、該第1大入賞口141,第2大入賞口142の開口部内を容易に照射することができるので、大当たり状態に移行した大入賞口を容易に確認できる。
さらに、開口部内に反射部材で設けることで、さらに開口部内に入射した光を乱反射させてより視認性を高めることができる。
また、その他の変形例として、図11に示すように、投光装置290を、第1大入賞口241,第2大入賞口242に近い遊技盤斜め上部に配置するようにしたものであっても良い。
第1大入賞口241、第2大入賞口242の構成は、前述した実施形態における第1大入賞口41、第2大入賞口42と同様な構成を有する。
符号Z1,Z2,Z3は、それぞれ投光装置290から投光される光の光軸方向を示すものである。
すなわち、投光装置290から第1大入賞口241,第2大入賞口242に向かう光(光軸方向Z2,Z3)が、遊技盤を構成する遊技くぎや風車等に遮蔽されることが無いように配置するものである。
このように構成することで、第1大入賞口241,第2大入賞口242に確実に投光することができる。
また、上述した実施形態や変形例を複合させて、投光装置を複数箇所に設けるようにしたものであっても良い。さらに、複数の投光装置から投光される光の色を異なるようにしても良い。
このように構成することで、複数方向からの投光により、視覚的にも遊技性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るぱちんこ遊技機及びCRユニットの外観斜視図である。 前記ぱちんこ遊技機の受け皿付扉を取り外した状態の正面図である。 前記ぱちんこ遊技機のセンター役物及び電動リューリップとその付近の構成を示す説明図である。 前記ぱちんこ遊技機の大入賞口の構成を示す正面図である。 前記大入賞口の構成を示す側面図である。 本実施形態に係るぱちんこ遊技機の投光装置の概略構成を示す説明図である。 前記ぱちんこ遊技機の投光装置とアウト口付近の構成を示す部分詳細図である。 前記ぱちんこ遊技機の制御回路を示すブロック図である。 本実施形態の処理動作の一例に係る投光装置による投光を伴う遊技状態移行処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る投光装置の構成の一変形例を示す説明図である。 本実施形態に係る投光装置のその他の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 遊技盤
1a 遊技領域
22,23 ガイドレール
22b レール部材
41,141,241 第1大入賞口(可動入賞役物)
41a 開口部
41b,42b 上扉
41b1 他端部
41b2,41c2 他端部
41b3 裏面(反射部材)
41c,42c 下扉(透過部材)
41c1,42c1 一端部
41d ストッパ
42,142,242 第2大入賞口(可動入賞役物)
43 アウト口
45 主制御装置
46 CPU(遊技価値付与手段)
46a 乱数生成手段
46b 遊技状態移行手段
46c 大当たり判定手段
46d 大当たり状態移行手段
46e 投光装置制御手段
52 遊技状態変更手段
53 可動物制御装置
90,190,290 投光装置(投光手段)
91 サーチライト(投光体)
92 サーチライト駆動装置(投光体変位手段)
92a サーチライト駆動用モータ
A ぱちんこ遊技機
a 遊技球
T1,T2 矢印
X1,X2,X3 光軸方向
Y1,Y2,Y3 光軸方向
Z1,Z2,Z3 光軸方向

Claims (8)

  1. 遊技盤面上の遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するものであって、特定の入賞口に入賞することにより通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能な可動入賞役物を備えた弾球遊技機において、
    遊技盤面上の所定の方向に投光する投光体と、前記投光体の投光方向を変化させる投光体変位手段とを具備する投光手段を備え、
    前記投光手段は、複数箇所に設けられた可動入賞役物のうちの、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記投光手段は、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物が、その移行動作を開始する前に該可動入賞役物に向けて投光することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記複数箇所に設けられた可動入賞役物の構成に、前記投光手段からの光を透過させる透過部材と、前記投光手段からの光を反射させる反射部材とを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記投光体は、遊技盤面下部に配置され、上方に向かい投光することを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の弾球遊技機。
  5. 前記投光体は、遊技盤面上部に配置され、下方に向かい投光することを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の弾球遊技機。
  6. 前記投光体は、複数箇所に配置されることを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか一項に記載の弾球遊技機。
  7. 遊技盤面上の遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると遊技価値付与手段により所定の遊技価値を付与するものであって、特定の入賞口に入賞することにより通常の遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行可能な可動入賞役物を備えた弾球遊技機に用いる弾球遊技機用プログラムにおいて、
    遊技盤面上の所定の方向に投光する機能と、
    投光方向を変化させる機能と、
    複数箇所に設けられた可動入賞役物のうちの、遊技者にとって有利な遊技状態に移行することが確定した可動入賞役物に向けて投光する機能とを弾球遊技機を成すコンピュータに実現させることを特徴とする弾球遊技機用プログラム。
  8. 請求項7に記載の弾球遊技機用プログラムを記録したことを特徴とする弾球遊技機を成すコンピュータにより読み取り可能な情報記録媒体。

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