JP2006262107A - リモートチャージシステム、充電器、及びリモートチャージ方法 - Google Patents

リモートチャージシステム、充電器、及びリモートチャージ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006262107A
JP2006262107A JP2005077060A JP2005077060A JP2006262107A JP 2006262107 A JP2006262107 A JP 2006262107A JP 2005077060 A JP2005077060 A JP 2005077060A JP 2005077060 A JP2005077060 A JP 2005077060A JP 2006262107 A JP2006262107 A JP 2006262107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
charging device
chip
charging
mobile communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005077060A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4684692B2 (ja
Inventor
Jun Anzai
潤 安齋
Noritake Okada
憲武 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005077060A priority Critical patent/JP4684692B2/ja
Publication of JP2006262107A publication Critical patent/JP2006262107A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4684692B2 publication Critical patent/JP4684692B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性と、利便性向上を図ることができるリモートチャージシステム、そのシステムに用いる充電台、および、そのシステムに用いる携帯通信端末を提供する。
【解決手段】リモートチャージシステムに於いては、携帯電話1は、充電台2による充電池17の充電時に、充電台2と通信を行う携帯電話通信部15と、充電台2から受信した識別情報に基づいて電子バリューのチャージ可、不可を判定するICチップから、チャージ可の通知を受け付けた場合、リモートチャージ用サーバ3と通信を行い、非接触ICチップ4の電子バリューをチャージする携帯電話制御16と、を備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯通信端末に電子マネーをチャージするリモートチャージシステム、そのシステムに用いる充電台、および、そのシステムに用いる携帯通信端末に関する。
近年、非接触ICカード(非接触ICチップも含む)を利用した、様々なサービスが提供されている。例えば、店舗や自動販売機における料金の精算、鉄道やバスなどの交通手段における乗車運賃の精算、または、各種会場における入場者の入退場の管理、などが挙げられる。例えば鉄道施設内における非接触ICカードを利用したシステムの場合、駅の券売機に設置されたチャージ端末に非接触ICカードを挿し込み、現金を投入することで、非接触ICカードに電子マネーが補充されるようになっている。
また、非接触ICカードを利用したシステムとして、上記のようなチャージ端末によって電子マネーをチャージしなくても、ネットワーク経由で電子マネー決済を行うことができる電子決済システムも提案されている(例えば特許文献1参照)。この電子決済システムは、利用者の識別ID及び電子バリュー残高を記憶した非接触ICカードと、この非接触ICカードと通信可能で、本システムによる電子決済を行うことが可能な非接触ICカードの識別ID情報を管理する情報管理サーバと、金融機関等に設置された請求サーバから構成されており、情報管理サーバは本システムによる電子決済を行うことが可能な非接触ICカードの識別IDをデータベースに記憶している。
上記の電子決済システムは、例えば鉄道施設において利用される場合、上記の非接触ICカードの利用者が情報管理サーバと接続された自動改札機を通過すると、非接触ICカードと自動改札機との間で非接触の通信が行われ、非接触ICカードから情報管理サーバに識別ID及び電子バリュー残高が伝達される。情報管理サーバは、その非接触ICカードの識別IDが本システムによる電子決済を行うことが可能なものあると認識すると、決済金額(鉄道利用金額)分を減じた電子バリュー残高を非接触ICカードに送信する。このとき、情報管理サーバは、決済金額(鉄道利用金額)分を減じたことにより電子バリュー残高が所定額以下になった場合には、所定の金額を補充した電子バリュー残高を非接触ICカードに送信するとともに、請求サーバにその補充した金額と非接触ICカードの識別IDを送信する。請求サーバは、情報管理サーバから送信された識別IDから利用者を特定し、その利用者が予め指定した支払方法に応じて、情報管理サーバにより補充した金額の請求処理を行う。
このように、上記の電子決済システムにより、利用者は、非接触ICカードが記憶する電子バリュー残高が所定額以下になったときに自動的に電子バリューの補充を行うことができるため、電子バリュー残高が少なくなるたびにチャージ端末などにより電子マネーを補充する手間がかからず、利便性が向上する。
特許第3497144号公報
しかしながら、上記のような従来の電子決済システムにおいては、情報管理サーバが非接触ICカードと通信を行ったときに非接触ICカードの識別IDを認証しているが、所有者が紛失した非接触ICカードを他人が利用した場合でも、電子決済を行うことができ、さらに、電子決済を行って電子バリュー残高が所定額以下になる度に自動的に補充されるためるため、非接触ICカード紛失時の被害が大きくなる可能性があった。
また、非接触ICカード紛失した場合に備えて、非接触ICカードによるサービス利用毎に、非接触ICカードの識別ICによる認証以外に、サービス利用者が他の認証(例えば、パスワードの入力)をするようにしても良いが、この手続はサービス利用者に手間をかけさせてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、非接触ICチップの電子バリューをリモートチャージする際の、システム利用者の利便性と、非接触ICチップ、または、非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性と、を向上を図ることができるリモートチャージシステム、そのシステムに用いる充電台、および、そのシステムに用いる携帯通信端末を提供することを目的とする。
本発明のリモートチャージシステムは、前記携帯通信端末と通信可能なリモートチャージ用サーバと、から構成される前記ICチップの電子バリューをチャージするリモートチャージシステムであって、前記充電装置が、当該充電装置による前記携帯通信端末の充電池の充電時に、前記携帯通信端末と通信を行う充電装置通信手段と、前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を記憶する充電装置記憶手段と、を備え、前記充電装置通信手段が、前記充電装置記憶手段に記憶した識別情報を前記携帯通信端末に送信し、前記携帯通信端末が、前記充電装置による当該携帯通信端末の充電池の充電時に、前記充電装置と通信を行う携帯通信端末通信手段と、前記充電装置から受信した識別情報に基づいて電子バリューのチャージ可、不可を判定する前記ICチップから、電子バリューのチャージ可、不可の通知を受け付ける通知受付手段と、前記通知受付手段により電子バリューのチャージ可の通知を受け付けた場合、前記リモートチャージ用サーバと通信を行い、前記ICチップへ電子バリューをチャージするよう制御する携帯通信端末制御手段と、を備えるものである。
本発明の充電装置は、ICチップの電子バリューをチャージ可能な携帯通信端末に備わる充電池を充電する充電装置であって、当該充電装置による前記携帯通信端末の充電池の充電時に、前記携帯通信端末と通信を行う充電装置通信手段と、前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を記憶する充電装置記憶手段と、を備え、前記充電装置通信手段は、前記充電装置記憶手段に記憶した識別情報を前記携帯通信端末に送信するものである。
本発明の携帯通信端末は、ICチップを搭載し、前記ICチップの電子バリューをチャージするためのリモートチャージ用サーバと通信可能な携帯通信端末であって、当該携帯通信端末に備わる充電池を充電する充電装置と、当該充電装置による当該携帯通信端末の充電池の充電時に、通信を行う携帯通信端末通信手段と、前記携帯通信端末通信手段により前記充電装置から受信した、前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報に基づいて電子バリューのチャージ可、不可を判定する前記ICチップから、電子バリューのチャージ可、不可の通知を受け付ける通知受付手段と、前記通知受付手段により電子バリューのチャージ可の通知を受け付けた場合、前記リモートチャージ用サーバと通信を行い、前記ICチップの電子バリューをチャージするよう制御する携帯通信端末制御手段と、を備えるものである。
この構成により、ICチップの電子バリューをリモートチャージする際の、システム利用者の利便性と、ICチップ、または、ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性と、を向上を図ることができる
また、本発明の充電装置であって、前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可された携帯通信端末を、識別する充電装置識別手段を備え、前記充電装置通信手段は、チャージを許可された携帯通信端末を前記充電装置識別手段が識別した場合、前記充電装置記憶手段に記憶した識別情報を前記携帯通信端末に送信するものを含む。
また、本発明の携帯通信端末であって、前記充電装置による当該携帯通信端末の充電池の充電時に、当該充電装置を識別する携帯通信端末識別手段を備え、前記携帯通信端末通信手段は、所定の充電装置であることを前記携帯通信端末識別手段が識別した場合、前記充電装置から前記識別情報を受信するものを含む。
この構成により、ICチップ、または、ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性のさらなる向上を図ることができる
また、本発明の充電装置は、前記携帯通信端末により前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定する充電装置判定手段を備え、前記充電装置通信手段が、前記ICチップの利用状況を前記携帯通信端末から受信し、前記充電装置判定手段が、前記充電装置通信手段により受信した前記ICチップの利用状況に基づいて、前記携帯通信端末により前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定し、前記充電装置通信手段が、前記充電装置判定手段による判定結果を前記携帯通信端末に送信するものを含む。
この構成により、電子バリューの残高などのICチップの利用状況に応じて、電子バリューをチャージするタイミングを設定できるため、ICチップに効果的に電子バリューをチャージすることができる。
また、本発明の充電装置は、前記ICチップの利用状況に対する前記充電装置判定手段による判定条件を設定する第1充電装置設定手段を備え、前記充電装置判定手段は、前記第1充電装置設定手段により設定した、前記ICチップの利用状況に対する判定条件に基づいて、前記携帯通信端末により前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定するものを含む。
また、本発明の充電装置は、前記ICチップの利用状況は、少なくとも、電子バリューの残高が含まれ、前記判定条件は、少なくとも、前記電子バリューの残高がある閾値以下であること、が含まれるものを含む。
この構成により、ICチップ利用者ごとの利用状況に応じて、電子バリューをチャージするタイミングを設定できるため、ICチップにより効果的に電子バリューをチャージすることができる。
また、本発明の充電装置は、前記携帯通信端末による前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を設定する第2充電装置設定手段を備え、前記充電装置記憶手段は、前記第2充電装置設定手段により設定した識別情報を記憶するものを含む。
また、本発明の充電装置は、前記充電装置通信手段が、前記携帯通信端末による前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を前記携帯通信端末から受信し、前記充電装置記憶手段が、前記充電装置通信手段により受信した識別情報を記憶するものを含む。
この構成により、前記携帯通信端末による前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を設定することができるため、識別情報を他人に特定される可能性が低くなり、ICチップ、または、ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性を向上することができる。
また、本発明の充電装置は、各種情報を表示する充電装置表示部を備え、前記充電装置表示部は、前記充電装置通信手段により前記携帯通信端末から受信した前記ICチップの利用状況を表示するものを含む。
この構成により、利用者は、上述の設定を容易に行うことができる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記ICチップの利用状況に基づいて、当該ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定する携帯通信端末判定手段を備え、前記携帯通信端末制御手段は、前記携帯通信端末判定手段による判定結果に応じて、前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを制御するものをふくむ。
この構成により、電子バリューの残高などのICチップの利用状況に応じて、電子バリューをチャージするタイミングを設定できるため、ICチップに効果的に電子バリューをチャージすることができる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記ICチップの利用状況に対する前記携帯通信端末判定手段による判定条件を設定する第1携帯通信端末設定手段を備え、前記携帯通信端末判定手段が、前記第1携帯通信端末設定手段により設定した、前記ICチップの利用状況に対する判定条件に基づいて、前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定するものを含む。
また、本発明の携帯通信端末は、前記ICチップの利用状況は、少なくとも、電子バリューの残高が含まれ、前記判定条件は、少なくとも、前記電子バリューの残高がある閾値以下であること、が含まれるものを含む。
この構成により、ICチップ利用者ごとの利用状況に応じて、電子バリューをチャージするタイミングを設定できるため、ICチップにより効果的に電子バリューをチャージすることができる。
また、本発明の携帯通信端末は、当該携帯通信端末による前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を設定する第2携帯通信端末設定手段を備え、前記携帯通信端末通信手段が、前記第2充電装置設定手段により設定した識別情報を前記充電装置に送信するものを含む。
この構成により、前記携帯通信端末による前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を設定することができるため、識別情報を他人に特定される可能性が低くなり、ICチップ、または、ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性を向上することができる。
また、本発明のリモートチャージシステムは、本発明の充電装置と、本発明の携帯通信端末と、前記携帯通信端末と通信可能なリモートチャージ用サーバと、から構成されるものである。
本発明のリモートチャージシステム、そのシステムに用いる充電台、および、そのシステムに用いる携帯通信端末によれば、非接触ICチップの電子バリューをリモートチャージする際の、システム利用者の利便性と、非接触ICチップ、または、非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性と、を向上を図ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムについて、図面を用いて説明する。図1に、本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムの構成を示すブロック図を示す。
本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムは、非接触ICチップ4を搭載した携帯電話1、携帯電話に備わる充電池を充電するための充電台2、非接触ICチップ4へ電子バリューを補充(チャージ)するリモートチャージ用サーバ3、とを含んで構成される。
携帯電話1は、携帯電話操作部11、携帯電話表示部12、携帯電話無線部13、携帯電話記憶部14、携帯電話通信部15、携帯電話制御部16、充電池17、携帯電話側通信用インタフェース18、携帯電話側充電用インタフェース19、非接触ICチップ4、とを含んで構成される。携帯電話操作部11は、携帯電話利用者からの入力操作を受け付ける。携帯電話表示部12は、各種情報を表示する。携帯電話無線部13は、携帯電話通信用の基地局(図示せず)と無線通信を行い、その基地局を介してリモートチャージ用サーバ3と通信を行う。携帯電話記憶部14は、各種データを記憶する。携帯電話通信部15は、携帯電話側通信用インタフェース18を介して充電台2とデータ通信を行う。携帯電話制御部16は、充電池17からの電力の供給を受けて動作する上記の各部(点線で囲まれる範囲にある部)を制御する。充電池17は、携帯電話側充電用インタフェース19を介して接続される充電台2により充電される。また、携帯電話1は、近距離にある非接触ICチップ用リーダ(図示せず。例えば、上記の背景技術で述べた自動改札機)と無線による通信を行う非接触ICチップ4を搭載している。なお、携帯電話1は、近年の携帯電話が備える各種機能部を備えるようにしても構わない。
携帯電話記憶部14は、携帯電話操作部11により入力を受け付けた、充電台2に携帯電話1を載置時にチャージする条件、例えば、チャージするかしないか、非接触ICチップ4の電子バリュー残高がどの程度の金額の時点でチャージするのか、一回にどの程度の金額をチャージするのかなど、の条件を記憶している。
携帯電話通信部15は、携帯電話制御部16から入力する制御信号に従って、携帯電話側通信用インタフェース18を介して充電台2とデータ通信を行う。
携帯電話制御部16は、リモートチャージ用サーバ3にアクセスして非接触ICチップ4の電子バリュー残高を補充(チャージ)処理を実行する際、携帯電話記憶部14に記憶したPIN(Personal Identification Number)による個人認証プログラムを起動して、この認証が成功した場合にのみ、チャージ処理を実行する。携帯電話制御部16は、この認証に必要なPINを携帯電話通信部15を介して充電台2から入力する。すなわち、携帯電話1を充電台2に載置した状態で、かつ、PINによる個人認証に成功した場合にのみ、非接触ICチップ4の電子バリュー残高をチャージすることができるため、非接触ICチップを備えたICカードや携帯電話紛失時に、他人によってチャージ処理がなされることを防ぐことができる。なお、PINによる個人認証する場合について述べたが、これに限るものではない。
また、携帯電話1が充電台2に載置された際にPINによる個人認証を行い、成功した場合に携帯電話1に搭載された非接触ICチップ4の電子バリュー残高をチャージする構成により、携帯電話利用者が頻繁に行う携帯電話充電時に、同時に電子バリュー残高のチャージを行うことができるため、チャージ処理にかける携帯電話利用者の手間を省くことができる。
なお、携帯電話1を充電第2に載置するという条件に加え、個人認証に成功するという条件が必要な理由は、ある端末種別の携帯電話が複数人に利用されているために同じタイプの充電台を複数人が所有している場合や、あるタイプの充電台により端末種別の異なる複数の携帯電話を充電することができる場合が考えられ、携帯電話と充電台を1対1に対応させることが困難であるため、個人認証が必要になる。
携帯電話側通信用インタフェース18は、充電台2とデータ通信を行うためのものである。携帯電話の筐体表面に端子を設けて、その端子を充電台2に接続するようにしても良いし、携帯電話側通信用インタフェース18を携帯電話側充電用インタフェース19と兼用とし、携帯電話側充電用インタフェース19を介して充電台2に接続してデータ通信するようにしても良い。また、携帯電話側通信用インタフェース18は、充電台2と非接触の状態により通信を行う構成としても良い。
非接触ICチップ4は、ICが内蔵されたチップカードを指し、IC制御部41、IC記憶部42、IC無線部43、を含んで構成される。非接触ICチップ4は、IC無線部43に含まれるアンテナ(図示せず)を介して、非接触ICチップ4への電力供給、および、非接触ICチップ用リーダとのデータ通信が行われる。用途によって「RF−ID(Radio Frequency Identification)」や「RFタグ」と呼ばれることもあるが、基本的には同じものを指す。
IC制御部41は、IC記憶部42にデータを書き込みあるいはデータを読み出し、また、IC無線部43による非接触ICチップ用リーダとの無線通信を制御してデータを送受信し、さらに、IC記憶部42またはIC無線部43から入力するデータのデータ処理を行う。また、IC制御部41は、携帯電話制御部16とデータ通信できるように接続されており、携帯電話制御部16からデータ書き込み指示を受けてIC記憶部42へデータを書き込んだり、あるいは、携帯電話制御部16からデータ読み出し指示を受けてIC記憶部42から読み出したデータを携帯電話制御部16に出力したりすることができる。
IC記憶部42は、非接触ICチップ4毎に割り当てられた識別ID、および、非接触ICチップ4を利用したサービスに用いることができる電子バリューの残高を少なくとも記憶している。
充電台2は、携帯電話1に備わる充電池17の充電と携帯電話1とのデータ通信を行うことができる構成であり、充電台操作部21、充電台表示部22、充電台記憶部23、充電台通信部24、接続検知部25、充電台制御部26、電源供給部27、充電台側通信用インタフェース28、充電台側充電用インタフェース29、を含んで構成される。充電台操作部21は、携帯電話利用者からの入力操作を受け付ける。充電台表示部22は、各種情報を表示する。充電台記憶部23は、各種データを記憶する。充電台通信部24は、携帯電話1が充電台2に載置されたときに、充電台側通信用インタフェース28を介して携帯電話1とデータ通信を行う。接続検知部25は、携帯電話1が充電のために充電台2に載置されたことを検知する。充電台制御部26は、電源供給部27からの電力の供給を受けて動作する上記の各部(点線で囲まれる範囲にある部)を制御する。電源供給部27は、コンセント(図示せず)からの電力供給を受けて、充電台2の点線で囲まれた範囲にある各部および充電台側充電用インタフェース29に供給可能な電力に変換し、電力を供給する。
充電台操作部21は、充電台2が携帯電話1載置時にチャージするか否かの条件の設定を受け付ける。
充電台表示部22は、充電台操作部21による操作を受け付ける際に、携帯電話利用者に手間をかけさせることなく設定を行わせるために、その設定の設定操作を促すための文字、画像、を表示する。また、充電台表示部22は、携帯電話1が充電台2に載置時に、充電台通信部24を介して読み出した非接触ICチップ4の電子バリュー残高や非接触ICチップ4の利用履歴を表示するようにして、非接触ICチップ4の利用状況を携帯電話利用者に通知するようにしても良い。
充電台記憶部23は、充電台制御部26が充電台の各部を制御するためのプログラムを記憶し、さらに、PINを記憶している。また、充電台記憶部23は、携帯電話1が充電台2に載置時に、充電台通信部24を介して読み出した非接触ICチップ4の電子バリュー残高や非接触ICチップ4の利用履歴を、読み出した時刻に対応させて記憶するようにしても良い。これにより、充電台制御部26は、充電台記憶部23から過去の非接触ICチップ4の電子バリュー残高や非接触ICチップ4の利用履歴を読み出して、電子バリュー残高の推移や利用履歴一覧を充電台表示部22に表示することができる。
充電台通信部24は、充電台制御部26から出力される制御信号に従って、携帯電話通信部15とデータ通信を行う。
接続検知部25は、携帯電話1が充電のために充電台2に載置されたことを、充電台側充電用インタフェース29を流れる電流、電圧などの変化から検知し、充電台制御部26に通知する。
充電台制御部26は、充電台記憶部23に記憶されたプログラムを基に、各部の処理を制御する。充電台制御部26は、接続検知部25から携帯電話1が充電台2に載置されたことを通知されると、充電台通信部24に携帯電話通信部15と通信を開始するよう制御する。充電台制御部26は、PINを携帯電話通信部15に出力するよう要求するPIN要求を充電台通信部24から入力すると、充電台記憶部23からPINを読み出し、この読み出したPINを携帯電話通信部15に送信するよう充電台通信部24を制御する。
充電台側通信用インタフェース28は、携帯電話1とデータ通信を行うためのものである。充電台2の筐体表面に端子を設けて、その端子を携帯電話1筐体表面に設けた端子に接続するようにしても良いし、充電台側通信用インタフェース28を充電台側充電用インタフェース29と兼用とし、充電台側充電用インタフェース29を介して充電台に接続してデータ通信するようにしても良い。また、充電台側通信用インタフェース28は、携帯電話1と非接触の状態により通信を行う構成としても良い。
なお、充電台2は、少なくとも、携帯電話1からPIN要求があった場合にPINを携帯電話1に通知することができる構成であれば良く、この構成が最も簡易でコストを抑えることが可能なものであるが、充電台操作部21および充電台表示部22構成として加えることにより、より効果的なユーザインタフェースを携帯電話利用者に提供することができる。
リモートチャージ用サーバ3は、携帯電話1とのデータ通信を行うことができ、上記の背景技術で述べた、この非接触ICチップ4と通信可能で、電子決済を行うことが可能な非接触ICカードの識別ID情報を管理する情報管理サーバと、基本的には同様の構成である。リモートチャージ用サーバ3は、サーバ制御部31、サーバ通信部32、サーバ記憶部33、を含んで構成される。サーバ通信部32は、携帯電話通信用の基地局と通信を行い、その基地局を介して携帯電話1と通信を行う。サーバ記憶部33は、電子決済を行うことが可能な非接触ICチップ4の識別ID情報を記憶する。サーバ制御部31は、サーバ記憶部33に記憶されたデータを書き込みあるいはデータを読み出し、また、サーバ通信部32を制御してデータを送受信し、さらに、サーバ通信部32、サーバ記憶部33から入力するデータのデータ処理を行う。
サーバ制御部31は、携帯電話1からチャージ要求がなされたことをサーバ通信部32から通知されると、サーバ通信部32からチャージ要求時に併せて通知される非接触ICチップ4の識別IDに該当するものがサーバ記憶部33にある場合、背景技術で述べた請求サーバ(図示せず)と通信を行って当該識別IDを割り当てられた人物が保有する預金口座の残高を確認し、預金残高がチャージ要求金額よりも大きいことを確認すると、チャージ要求金額を補充した電子バリュー残高を携帯電話1に送信するようサーバ通信部33を制御するとともに、請求サーバにそのチャージ要求金額と非接触ICカードの識別IDを送信する。請求サーバは、情報管理サーバから送信された識別IDから利用者を特定し、その利用者が予め指定した支払方法に応じて、情報管理サーバによりチャージ要求金額の請求処理を行う。
以上のように構成された本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムについて、チャージ処理の流れを図2のフローチャートを用いて説明する。
携帯電話制御部16は、携帯電話1が充電台2に載置され、充電池への電力供給が開始されると、携帯電話記憶部14に記憶した、チャージ処理を開始すべき非接触ICチップ4の電子バリュー残高の閾値と、非接触ICチップ4から読み出した非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高と、を比較し(S110)、非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高がこの閾値を下回っていれば(S111、YES)、リモートチャージ用サーバ3にチャージ要求信号を送信するよう携帯電話無線部13を制御する(S112)。チャージ要求信号には、非接触ICチップ4の識別IDやチャージ要求金額などが含まれる。ステップS111の処理において、非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高がこの閾値を上回っていれば(S111、NO)、チャージ処理を終了とするようにしても良い。なお、携帯電話制御部16は、携帯電話記憶部14に記憶した、チャージ処理を開始すべき非接触ICチップ4の電子バリュー残高の閾値と、非接触ICチップ4から読み出した非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高と、を判定の条件として参照するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、前回のチャージした日時から所定の日数が経過しているかを判定の条件としたり、チャージ処理を行う日時が指定された日時を満たしているかを判定の条件にするなど、時間的な条件を参照するようにしても良い。
サーバ制御部31は、携帯電話1からチャージ要求がなされたことをサーバ通信部32から通知されると(S130)、サーバ通信部32からチャージ要求信号に含まれる非接触ICチップ4の識別IDに該当するものがサーバ記憶部33にある場合、背景技術で述べた請求サーバ(図示せず)と通信を行って当該識別IDを割り当てられた人物が保有する預金口座の残高を確認し、預金残高がチャージ要求金額よりも大きいことを確認すると(S131、YES)、チャージ処理の開始を許可したことを表すチャージ許可信号を携帯電話1にするようサーバ通信部32を制御する(S132)。サーバ制御部31は、逆に、預金残高がチャージ要求金額よりも小さいことを確認すると(S131、NO)、チャージ処理の開始を許可しないことを表すチャージ不許可信号を携帯電話1にするようサーバ通信部32を制御し、この時点でチャージ処理は終了することになる。
携帯電話制御部16は、リモートチャージ用サーバ3からチャージ処理が許可されたことを携帯電話無線部から通知されると(S113)、充電台2の充電台通信部24と通信回線を確立するよう携帯電話通信部15を制御する(S114)。このとき、携帯電話通信部15は、通信回線を確立することができない場合は(S115、NO)、チャージ処理は終了する、あるいは、通信回線を確立するまで確立処理を繰り返すことになる。携帯電話制御部16は、通信回線確立後(S115、YES)、PINを送信するよう要求するPIN要求を充電台2に送信するよう携帯電話通信部15を制御する(S116)。
携帯電話制御部16は、上記の通信回線を確立後、認証用識別情報、例えばIDおよびパスワード、を入力する促す画面を携帯電話表示部12に表示し、予め設定された認証様式別情報(この認証様式別情報を携帯電話記憶部14に記憶しても良いし、充電台記憶部23に記憶しても良い)を携帯電話操作部11により受け付けた場合に、通信を開始するようにしても良い。
また、この認証形態としては、一般的なチャレンジ‐レスポンス型の相手認証アルゴリズムを実装してもよい。具体的には、予め充電台記憶部23と携帯電話記憶部14に共有鍵を設定しておく。充電台2は携帯電話1にチャレンジを送信し、携帯電話1はチャレンジと共通鍵を入力して認証コードAを生成し、充電台2に送信する。一方、充電台2は受信した認証コードAが、自身の共通鍵と自身で生成したチャレンジとから得られた認証コードA’と等しいことを確認する。そして、充電台2は認証コードが等しければ、PINによるICチップのロック解除の処理に進む。携帯電話1が充電台2を認証する場合も、上記の携帯電話1と充電台の処理を入れ替えれば、同様に可能である。この構成により、非接触ICカードや非接触ICチップを備えた携帯電話紛失時の安全性を、さらに高めることができる。
一方、充電台制御部26は、接続検知部25から携帯電話1が充電台2に載置されたことを通知されると、携帯電話1の携帯電話通信部15と通信回線を確立するよう充電台通信部24を制御する。充電台制御部26は、通信回線確立後、携帯電話1からPIN要求がなされたことを充電台通信部24から通知されると(S120)、充電台記憶部23からPINを読み出し(S121)、この読み出したPINを携帯電話通信部15に送信するよう充電台通信部24を制御する(S122)。
携帯電話制御部16は、充電台2からPINを受信したことを携帯電話通信部15から通知されると(S117)、携帯電話記憶部14に記憶した個人認証プログラムを起動して、このPINによる個人認証を行う。この認証が成功した場合にのみ(S118)、チャージ処理を開始する。
サーバ制御部31は、チャージ要求金額を補充した電子バリュー残高を携帯電話1に送信するようサーバ通信部32を制御するとともに、請求サーバにそのチャージ要求金額と非接触ICカードの識別IDを送信する(S133)。請求サーバは、情報管理サーバから送信された識別IDから利用者を特定し、その利用者が予め指定した支払方法に応じて、情報管理サーバによりチャージ要求金額の請求処理を行う。サーバ制御部31は、これらの処理が終わると、チャージ処理が完了したことを携帯電話に通知するようサーバ通信部32を制御する(S134)。
本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムによれば、非接触ICチップの電子バリューをリモートチャージする際の、システム利用者の利便性と、非接触ICチップ、または、非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性と、を向上を図ることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態のリモートチャージシステムについて、図面を用いて説明する。本発明の第2実施形態のリモートチャージシステムの構成は、本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムの構成と同一である。第1実施形態では携帯電話1の携帯電話制御部16が主体的な制御を行ってリモートチャージ処理を行うことにより携帯電話1がユーザインタフェースの役割を果たしたが、第2実施形態では充電台2の充電台制御部26が主体的な制御を行ってリモートチャージ処理を行うことにより充電台2がユーザインタフェースの役割を果たす。以下、第1実施形態と同一の機能を有する部については、説明を省略する。
充電台操作部21は、充電台2が携帯電話1載置時にチャージする条件、例えば、チャージするかしないか、非接触ICチップ4の電子バリュー残高がどの程度の金額の時点でチャージするのか、一回にどの程度の金額をチャージするのかなど、の条件の設定を受け付ける。また、充電台操作部21は、PINの設定を受け付けることもできる構成として良い。また、充電台操作部21は、PINの設定を受け付けることもできる構成として良い。充電台2によるPINの設定については、後述する。
充電台表示部22は、充電台操作部21による操作を受け付ける際に、携帯電話利用者に手間をかけさせることなく設定を行わせるために、その設定の設定操作を促すための文字、画像、を表示する。また、充電台表示部22は、携帯電話1が充電台2に載置時に、充電台通信部24を介して読み出した非接触ICチップ4の電子バリュー残高や非接触ICチップ4の利用履歴を表示するようにして、非接触ICチップ4の利用状況を携帯電話利用者に通知するようにしても良い。
充電台記憶部23は、充電台制御部26が充電台の各部を制御するためのプログラムを記憶し、さらに、PINを記憶している。また、充電台記憶部23は、充電台操作部21により入力を受け付けた、充電台2に携帯電話1を載置時にチャージする条件、例えば、チャージするかしないか、非接触ICチップ4の電子バリュー残高がどの程度の金額の時点でチャージするのか、一回にどの程度の金額をチャージするのかなど、の条件を記憶している。また、充電台記憶部23は、携帯電話1が充電台2に載置時に、充電台通信部24を介して読み出した非接触ICチップ4の電子バリュー残高や非接触ICチップ4の利用履歴を、読み出した時刻に対応させて記憶するようにしても良い。これにより、充電台制御部26は、充電台記憶部23から過去の非接触ICチップ4の電子バリュー残高や非接触ICチップ4の利用履歴を読み出して、電子バリュー残高の推移や利用履歴一覧を充電台表示部22に表示することができる。
充電台制御部26は、充電台記憶部23に記憶されたプログラムを基に、各部の処理を制御する。充電台制御部26は、接続検知部25から携帯電話1が充電台2に載置されたことを通知されると、充電台通信部24に携帯電話通信部15と通信を開始するよう制御する。充電台制御部26は、充電台記憶部23に記憶したチャージ処理を開始すべき非接触ICチップ4の電子バリュー残高の閾値と、携帯電話1を介して非接触ICチップ4から読み出した非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高と、を比較し、非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高がこの閾値を下回っていれば、充電台機億部23に記憶したPINを携帯電話通信部15に送信するよう充電台通信部24を制御して、チャージ処理を開始する。なお、充電台制御部26は、充電台記憶部23に記憶した、チャージ処理を開始すべき非接触ICチップ4の電子バリュー残高の閾値と、携帯電話1を介して非接触ICチップ4から読み出した現在の非接触ICチップ4の電子バリュー残高と、を判定の条件として参照するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、前回のチャージした日時から所定の日数が経過しているかを判定の条件としたり、チャージ処理を行う日時が指定された日時を満たしているかを判定の条件にするなど、時間的な条件を参照するようにしても良い。
以上のように構成された本発明の第2実施形態のリモートチャージシステムについて、チャージ処理の流れを図3および図4のフローチャートを用いて説明する。
充電台制御部26は、接続検知部25から携帯電話1が充電台2に載置されたことを通知されると、携帯電話1の携帯電話通信部15と通信回線を確立するよう充電台通信部24を制御する(S220)。このとき、充電台通信部24は、通信回線を確立することができない場合は(S221、NO)、チャージ処理は終了する、あるいは、通信回線を確立するまで確立処理を繰り返すことになる。充電台制御部26は、通信回線確立後(S221、YES)、非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高を照会するための残高照会信号を携帯電話通信部15に送信するよう充電台通信部24を制御する(S222)。
一方、携帯電話制御部16は、充電台通信部24から残高照会信号を受信したことを携帯電話通信部15から通知されると(S210)、非接触ICチップ4から現在の電子バリュー残高を読み出し(S211)、その読み出した電子バリュー残高を充電台通信部24に送信するよう携帯電話通信部15を制御する(S212)。
充電台制御部26は、非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高を携帯電話1を介して充電台通信部24から受信し(S223)、この現在の電子バリュー残高と、充電台記憶部23に記憶したチャージ処理を開始すべき非接触ICチップ4の電子バリュー残高の閾値と、を比較し、非接触ICチップ4の現在の電子バリュー残高がこの閾値を下回っていれば(S224、YES)、携帯電話通信部15にチャージ要求信号を送信するよう充電台通信部24を制御する(S225)。チャージ要求信号には、非接触ICチップ4の識別IDやチャージ要求金額などが含まれる。
充電台制御部26は、上記の通信回線を確立後、認証用識別情報、例えばIDおよびパスワード、を入力する促す画面を充電台表示部22に表示し、予め設定された認証様式別情報(この認証様式別情報を携帯電話記憶部14に記憶しても良いし、充電台記憶部23に記憶しても良い)を充電台操作部21により受け付けた場合に、通信を開始するようにしても良い。この構成により、非接触ICチップを備えた携帯電話充電時に、他人によるチャージ処理がなされることを防ぐことができる。
一方、携帯電話制御部16は、充電台通信部24からチャージ要求信号を受信したことを携帯電話通信部15から通知されると(S213)、同じチャージ要求信号をリモートチャージ用サーバ3に送信するよう携帯電話無線部13を制御する(S214)。
サーバ制御部31は、携帯電話1からチャージ要求がなされたことをサーバ通信部32から通知されると(S230)、サーバ通信部32からチャージ要求信号に含まれる非接触ICチップ4の識別IDに該当するものがサーバ記憶部33にある場合、背景技術で述べた請求サーバ(図示せず)と通信を行って当該識別IDを割り当てられた人物が保有する預金口座の残高を確認し、預金残高がチャージ要求金額よりも大きいことを確認すると(S231、YES)、チャージ処理の開始を許可したことを表すチャージ許可信号を携帯電話1にするようサーバ通信部32を制御する(S232)。サーバ制御部31は、逆に、預金残高がチャージ要求金額よりも小さいことを確認すると(S231、NO)、チャージ処理の開始を許可しないことを表すチャージ不許可信号を携帯電話1にするようサーバ通信部32を制御し、この時点でチャージ処理は終了することになる。
携帯電話制御部16は、リモートチャージ用サーバ3からチャージ許可信号を受信したことを携帯電話無線部13から通知されると(S215)、同じチャージ許可信号を充電台通信部24に送信するよう携帯電話通信部15を制御する(S216)。
充電台制御部26は、携帯電話通信部15からチャージ許可信号を受信したことを充電台通信部24から通知されると(S226))、充電台記憶部23からPINを読み出し(S227)、この読み出したPINを携帯電話通信部15に送信するよう充電台通信部24を制御する(S228)。
携帯電話制御部16は、充電台2からPINを受信したことを携帯電話通信部15から通知されると(S217)、携帯電話記憶部14に記憶した個人認証プログラムを起動して、このPINによる個人認証を行う。この認証が成功した場合にのみ(S218)、チャージ処理を開始する。
サーバ制御部31は、チャージ要求金額を補充した電子バリュー残高を携帯電話1に送信するようサーバ通信部32を制御するとともに、請求サーバにそのチャージ要求金額と非接触ICカードの識別IDを送信する(S233)。請求サーバは、情報管理サーバから送信された識別IDから利用者を特定し、その利用者が予め指定した支払方法に応じて、情報管理サーバによりチャージ要求金額の請求処理を行う。サーバ制御部31は、これらの処理が終わると、チャージ処理が完了したことを携帯電話に通知するようサーバ通信部32を制御する(S234)。
本発明の第2実施形態のリモートチャージシステムによれば、非接触ICチップの電子バリューをリモートチャージする際に充電台をユーザインタフェースとして利用することができ、システム利用者の利便性と、非接触ICチップ、または、非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性と、を向上を図ることができる。
また、充電台制御部26に、充電台記憶部23に記憶した充電時毎の電子マネーの残高や電子マネーの使用量の履歴に基づいて、チャージするか否かの判定基準(電子バリュー残高の閾値、チャージを行う時点などの条件)や非接触ICチップ4にリモートチャージさせるチャージ要求金額を設定させることで、自動的にチャージ金額が設定され、使い勝手がさらに良いものとなる。充電台制御部26のチャージ要求金額設定例としては、例えば、過去数日分の非接触ICチップの利用履歴から、1日当たりの利用金額を算出し、一日に一度、その算出した利用金額分をチャージするように設定することが上げられる。
更に、充電台2に記憶したPINは、携帯電話1からも充電台2からも変更することができる構成としても良い。すなわち、充電台制御部26は、PIN変更専用のパスワードを充電台操作部21から入力することによりPIN変更の処理を開始し、その後、充電台操作部21から受け付けた新たなPINを充電台記憶部23に登録する。また、携帯電話1にPIN変更専用のパスワードと新しいPINとが入力された状態の携帯電話1を充電台2に載置すると、充電台通信部24は、そのPIN変更専用のパスワードと新しいPINを受信して充電台制御部26に通知し、充電台制御部26は、充電台通信部24から通知されたPIN変更専用のパスワードが正しい場合にPIN変更の処理を開始し、その新しいPINを充電台記憶部23に登録する。
この構成により、前記携帯通信端末による前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を設定することができるため、識別情報を他人に特定される可能性が低くなり、非接触ICチップ、または、非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性を向上することができる。
以上のように、本発明のリモートチャージシステム、そのシステムに用いる充電台、および、そのシステムに用いる携帯通信端末によれば、非接触ICチップの電子バリューをリモートチャージする際の、システム利用者の利便性と、非接触ICチップ、または、非接触ICチップを搭載した携帯電話などの携帯通信端末紛失時の安全性と、を向上を図ることができるという効果を奏し、携帯通信端末を用いたリモートチャージシステムとして有用である。
本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムの構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態のリモートチャージシステムにおける、チャージ処理のフローチャート 本発明の第2実施形態のリモートチャージシステムにおける、チャージ処理のフローチャート 本発明の第2実施形態のリモートチャージシステムにおける、チャージ処理のフローチャート
符号の説明
1 携帯電話
11 携帯電話操作部
12 携帯電話表示部
13 携帯電話無線部
14 携帯電話記憶部
15 携帯電話通信部
16 携帯電話制御部
17 充電池
18 携帯電話側通信用インタフェース
19 携帯電話側充電用インタフェース
2 充電台
21 充電台操作部
22 充電台表示部
23 充電台記憶部
24 充電台通信部
25 接続検知部
26 充電台制御部
27 電源供給部
28 充電台側通信用インタフェース
29 充電台側充電用インタフェース
3 リモートチャージ用サーバ
31 サーバ制御部
32 サーバ通信部
33 サーバ記憶部
4 非接触ICチップ
41 IC制御部
42 IC記憶部
43 IC無線部

Claims (16)

  1. ICチップを搭載した携帯通信端末と、前記携帯通信端末に備わる充電池を充電する充電装置と、前記携帯通信端末と通信可能なリモートチャージ用サーバと、から構成される前記ICチップの電子バリューをチャージするリモートチャージシステムであって、
    前記充電装置は、
    当該充電装置による前記携帯通信端末の充電池の充電時に、前記携帯通信端末と通信を行う充電装置通信手段と、
    前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を記憶する充電装置記憶手段と、を備え、
    前記充電装置通信手段が、前記充電装置記憶手段に記憶した識別情報を前記携帯通信端末に送信し、
    前記携帯通信端末は、
    前記充電装置による当該携帯通信端末の充電池の充電時に、前記充電装置と通信を行う携帯通信端末通信手段と、
    前記充電装置から受信した識別情報に基づいて電子バリューのチャージ可、不可を判定する前記ICチップから、電子バリューのチャージ可、不可の通知を受け付ける通知受付手段と、
    前記通知受付手段により電子バリューのチャージ可の通知を受け付けた場合、前記リモートチャージ用サーバと通信を行い、前記ICチップへ電子バリューをチャージするよう制御する携帯通信端末制御手段と、
    を備えるリモートチャージシステム。
  2. ICチップの電子バリューをチャージ可能な携帯通信端末に備わる充電池を、充電する充電装置であって、
    当該充電装置による前記携帯通信端末の充電池の充電時に、前記携帯通信端末と通信を行う充電装置通信手段と、
    前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を記憶する充電装置記憶手段と、を備え、
    前記充電装置通信手段は、前記充電装置記憶手段に記憶した識別情報を前記携帯通信端末に送信する充電装置。
  3. 請求項2に記載の充電装置であって、
    前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可された携帯通信端末を、識別する充電装置識別手段を備え、
    前記充電装置通信手段は、チャージを許可された携帯通信端末を前記充電装置識別手段が識別した場合、前記充電装置記憶手段に記憶した識別情報を前記携帯通信端末に送信する充電装置。
  4. 請求項2または3記載の充電装置であって、
    前記携帯通信端末により前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定する充電装置判定手段を備え、
    前記充電装置通信手段は、前記ICチップの利用状況を前記携帯通信端末から受信し、
    前記充電装置判定手段は、前記充電装置通信手段により受信した前記ICチップの利用状況に基づいて、前記携帯通信端末により前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定し、
    前記充電装置通信手段は、前記充電装置判定手段による判定結果を前記携帯通信端末に送信する充電装置。
  5. 請求項4記載の充電装置であって、
    前記ICチップの利用状況に対する前記充電装置判定手段による判定条件を設定する第1充電装置設定手段を備え、
    前記充電装置判定手段は、前記第1充電装置設定手段により設定した、前記ICチップの利用状況に対する判定条件に基づいて、前記携帯通信端末により前記ICチップの電子バリューをチャージするか否かを判定する充電装置。
  6. 請求項2から5のいずれか1項に記載の充電装置であって、
    前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を設定する第2充電装置設定手段を備え、
    前記充電装置記憶手段は、前記第2充電装置設定手段により設定した識別情報を記憶する充電装置。
  7. 請求項2から5のいずれか1項に記載の充電装置であって、
    前記充電装置通信手段は、前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を前記携帯通信端末から受信し、
    前記充電装置記憶手段は、前記充電装置通信手段により受信した識別情報を記憶する充電装置。
  8. 請求項2から7のいずれか1項に記載の充電装置であって、
    各種情報を表示する充電装置表示手段を備え、
    前記充電装置表示手段は、前記充電装置通信手段により前記携帯通信端末から受信した前記ICチップの利用状況を表示する充電装置。
  9. 請求項4から8のいずれか1項に記載の充電装置であって、
    前記ICチップの利用状況は、少なくとも、電子バリューの残高が含まれ、
    前記判定条件は、少なくとも、前記電子バリューの残高がある閾値以下であること、が含まれる充電装置。
  10. ICチップを搭載し、前記ICチップの電子バリューをチャージするためのリモートチャージ用サーバと通信可能な携帯通信端末であって、
    当該携帯通信端末に備わる充電池を充電する充電装置と、当該充電装置による当該携帯通信端末の充電池の充電時に、通信を行う携帯通信端末通信手段と、
    前記携帯通信端末通信手段により前記充電装置から受信した、前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報に基づいて電子バリューのチャージ可、不可を判定する前記ICチップから、電子バリューのチャージ可、不可の通知を受け付ける通知受付手段と、
    前記通知受付手段により電子バリューのチャージ可の通知を受け付けた場合、前記リモートチャージ用サーバと通信を行い、前記ICチップの電子バリューをチャージするよう制御する携帯通信端末制御手段と、
    を備える携帯通信端末。
  11. 請求項10に記載の携帯通信端末であって、
    前記充電装置による当該携帯通信端末の充電池の充電時に、当該充電装置を識別する携帯通信端末識別手段を備え、
    前記携帯通信端末通信手段は、所定の充電装置であることを前記携帯通信端末識別手段が識別した場合、前記充電装置から前記識別情報を受信する携帯通信装置。
  12. 請求項10または11に記載の携帯通信端末であって、
    前記ICチップの利用状況に基づいて、当該ICチップへ電子バリューをチャージするか否かを判定する携帯通信端末判定手段を備え、
    前記携帯通信端末制御手段は、前記携帯通信端末判定手段による判定結果に応じて、前記ICチップへ電子バリューをチャージするか否かを制御する携帯通信端末。
  13. 請求項12記載の携帯通信端末であって、
    前記ICチップの利用状況に対する前記携帯通信端末判定手段による判定条件を設定する第1携帯通信端末設定手段を備え、
    前記携帯通信端末判定手段は、前記第1携帯通信端末設定手段により設定した、前記ICチップの利用状況に対する判定条件に基づいて、前記ICチップへ電子バリューをチャージするか否かを判定する携帯通信端末。
  14. 請求項10から13いずれか1項に記載の携帯通信端末であって、
    前記ICチップへの電子バリューのチャージを許可するための識別情報を設定する第2携帯通信端末設定手段を備え、
    前記携帯通信端末通信手段は、前記第2携帯通信端末設定手段により設定した識別情報を前記充電装置に送信する携帯通信端末。
  15. 請求項12から14のいずれか1項に記載の携帯通信端末であって、
    前記ICチップの利用状況は、少なくとも、電子バリューの残高が含まれ、
    前記判定条件は、少なくとも、前記電子バリューの残高がある閾値以下であること、が含まれる携帯通信端末。
  16. 請求項3から9のいずれか1項に記載の充電装置と、請求項11から15のいずれか1項に記載の携帯通信端末と、前記携帯通信端末と通信可能なリモートチャージ用サーバと、から構成されるリモートチャージシステム。
JP2005077060A 2005-03-17 2005-03-17 リモートチャージシステム、充電器、及びリモートチャージ方法 Expired - Fee Related JP4684692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077060A JP4684692B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 リモートチャージシステム、充電器、及びリモートチャージ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077060A JP4684692B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 リモートチャージシステム、充電器、及びリモートチャージ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006262107A true JP2006262107A (ja) 2006-09-28
JP4684692B2 JP4684692B2 (ja) 2011-05-18

Family

ID=37100848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077060A Expired - Fee Related JP4684692B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 リモートチャージシステム、充電器、及びリモートチャージ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4684692B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020141454A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 ニチコン株式会社 急速充電器

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1042035A (ja) * 1996-07-23 1998-02-13 Casio Comput Co Ltd 無線通信システムおよびその端末装置および充電装置
JP2001273451A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Toshiba Corp 移動通信端末
JP2002374566A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Casio Comput Co Ltd 認証データ管理システム及びそのシステムに用いられる電子機器及び電子装置
JP2003289352A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Kyocera Corp 携帯端末及び充電器
JP2004015511A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Nec Corp データ保存システムおよびデータ保存方法
JP2004274528A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Tdk Corp 充電装置及び方法
JP2004273451A (ja) * 2003-02-21 2004-09-30 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 非水系電解質二次電池用正極活物質および非水系電解質二次電池
JP2004355507A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Hitachi Ltd 携帯端末とその管理装置及びicカードの管理方法
JP2005063248A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Hitachi Communication Technologies Ltd 決済システムおよび商品購入方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1042035A (ja) * 1996-07-23 1998-02-13 Casio Comput Co Ltd 無線通信システムおよびその端末装置および充電装置
JP2001273451A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Toshiba Corp 移動通信端末
JP2002374566A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Casio Comput Co Ltd 認証データ管理システム及びそのシステムに用いられる電子機器及び電子装置
JP2003289352A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Kyocera Corp 携帯端末及び充電器
JP2004015511A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Nec Corp データ保存システムおよびデータ保存方法
JP2004273451A (ja) * 2003-02-21 2004-09-30 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 非水系電解質二次電池用正極活物質および非水系電解質二次電池
JP2004274528A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Tdk Corp 充電装置及び方法
JP2004355507A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Hitachi Ltd 携帯端末とその管理装置及びicカードの管理方法
JP2005063248A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Hitachi Communication Technologies Ltd 決済システムおよび商品購入方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020141454A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 ニチコン株式会社 急速充電器
JP7217174B2 (ja) 2019-02-27 2023-02-02 ニチコン株式会社 急速充電器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4684692B2 (ja) 2011-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3492308B1 (en) System and method of authorizing off-line electric vehicle charging station
US20190050610A9 (en) Smart card systems comprising a card and a carrier
KR100683093B1 (ko) 휴대 단말기 및 그 관리 장치와 ic 카드의 관리 방법
US20090281947A1 (en) Method and system for mobile commerce
KR20180105185A (ko) 이동 단말기의 카드 에뮬레이션에 기초한 신용 결제 방법 및 장치
JP4177853B2 (ja) 携帯端末及びその制御方法
JP2004287720A (ja) サービス提供システム、第2の接続部、サービス提供装置、第2の接続部制御プログラム、及び、サービス提供装置制御プログラム
US8991695B2 (en) Methods and apparatus for use in docking
CN101681443A (zh) 智能卡装置中的功率管理及定时
CN203205893U (zh) 充电站和充电系统
CN106097504A (zh) 一种酒店自行入住的实现方法
JP6363503B2 (ja) 情報処理システム及び情報処理方法
CN101247428A (zh) 便携终端及其控制程序
US20100287095A1 (en) Portable Terminal Device, Charging Management Component, and Program for Controlling Portable Terminal
US20030208446A1 (en) Method for loading money, an electronic device, and a system
KR100856831B1 (ko) 심 카드 및 안테나 모듈 교환이 가능한 이동통신 단말기액세서리
JP4684692B2 (ja) リモートチャージシステム、充電器、及びリモートチャージ方法
JP5178267B2 (ja) Icカードおよびicカードに用いられるアプリケーションプログラムの制御方法
JP2007214801A (ja) 作業者認証管理システム
JP6783532B2 (ja) 改札管理装置、および自動改札機システム
JP4309209B2 (ja) 通信システム、カード読み取り装置、カード装置
JP2006023951A (ja) 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理装置
JP4032358B2 (ja) Rfid認証システムおよびrfid認証方法およびそのためのプログラム
JP2002334306A (ja) 機器処理装置、ic機器システム、ic機器の処理方法およびカード処理装置
US11720073B2 (en) Smart electrical outlet for monitoring and tracking electricity usage

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071113

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees