JP2002374566A - 認証データ管理システム及びそのシステムに用いられる電子機器及び電子装置 - Google Patents

認証データ管理システム及びそのシステムに用いられる電子機器及び電子装置

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JP2002374566A
JP2002374566A JP2001179091A JP2001179091A JP2002374566A JP 2002374566 A JP2002374566 A JP 2002374566A JP 2001179091 A JP2001179091 A JP 2001179091A JP 2001179091 A JP2001179091 A JP 2001179091A JP 2002374566 A JP2002374566 A JP 2002374566A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話機等の携帯装置のセキュリティを向上
し、不正利用を防止すること。 【解決手段】認証データとしての指紋データを記憶した
携帯装置としての携帯電話機1は、その記憶した指紋デ
ータの変更を行う際、機器IDデータを記憶した対応装
置としての充電台2から、当該携帯電話機1が記憶した
機器IDデータに一致する機器IDデータが受信できた
ことを条件として、上記指紋データの変更を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体的特徴を利用
した個人認証機能を持つ携帯電話機等の携帯装置とその
対応装置とを用いた認証データ管理システム、及び、そ
のシステムに用いられる上記携帯装置としての電子機器
並びに上記対応装置としての電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機の普及が急速に進んで
いる。
【0003】この携帯電話機には、電話番号等のデータ
を登録しておくことが可能であり、暗証番号により、そ
のデータを不正に使用されることがないようにしてい
る。
【0004】しかし、暗証番号には、その入力誤りなど
操作性の問題だけでなく、真のユーザが記憶していた暗
証番号を予想したり、総当りすること、更には、偶然や
盗み見等によって、他人に漏洩するおそれがあった。
【0005】そこで、特開平4−352548号公報に
開示されているように、個人の身体的特徴である指紋の
照合による個人認証装置を携帯電話機に搭載することが
考えられている。
【0006】このような個人認証機能付き携帯電話機で
は、暗証番号が他人に漏洩し、不正に使用される可能性
をなくし、セキュリティを充分に確保することができ、
また暗証番号を忘れたり、暗証番号の入力誤りなど操作
性の問題などを解決することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような身体的特徴
を利用した個人認証装置を搭載した場合、まず最初に個
人の身体的特徴などを登録する動作があり、この登録さ
れたデータとの照合により本人確認を行うことになる。
そして、その最初に登録した特徴の状態が悪い場合や特
徴が変化してしまった場合には、再度登録が必要にな
る。
【0008】そこで、もし悪意の第三者が個人認証装置
を欺こうとした場合、この登録動作を本人に代わり行っ
てしまうのが最も有効であり且つ簡単である。なぜなら
ば、身体的特徴を利用した認証装置の仕様として本人拒
否が起こった場合に備えて必ず何らかの新規登録、再登
録用パスワードなど本人が記憶できるものが用意されて
おり、これを破ることは普通の暗証番号を破ることと同
義になってしまい、安全性の面では個人認証装置を搭載
する意味がなくなってしまうからである。
【0009】更に、悪意の第三者にとっては、こうして
偽の本人登録を行った以後の利便性が良くなってしま
う。
【0010】本発明の課題は、携帯電話機等の携帯装置
のセキュリティを向上し、不正利用を防止することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による認証データ管理システムは、認証デ
ータを記憶した携帯装置と、所定のIDデータを記憶し
た対応装置と、からなる認証データ管理システムであっ
て、上記携帯装置は、上記記憶した認証データの変更を
行う際、上記対応装置から上記所定のIDデータが受信
できたことを条件として、上記認証データの変更を実行
することを特徴とする。
【0012】即ち、本発明の認証データ管理システムに
よれば、携帯装置(例えば携帯電話機)が記憶している
認証データを変更する際は、対応装置(例えば所定の場
所に置かれた充電台)から所定のIDデータが受信でき
たことを(接続されていなければできない)条件として
実行するようにしている。
【0013】従って、対応装置が無ければ認証データを
変更することができないので、携帯電話機等の携帯装置
のセキュリティを向上し、不正利用を防止することがで
きる。
【0014】なお、上記認証データは指紋データであ
り、上記携帯装置は、指紋認証機能を持つことが好まし
い。
【0015】また、上記携帯装置は、上記認証データの
変更を実行したとき、新たにIDデータを生成し、それ
を上記対応装置に上記所定のIDデータとして記憶させ
るようにしても良い。
【0016】さらに、上記対応装置は、所定の操作によ
り上記IDデータを消去する手段を備え、上記認証デー
タ管理システムは、上記対応装置において上記IDデー
タが消去された場合に、新たにIDデータを発行するネ
ットワーク上のセンタを更に含むようにしても良い。
【0017】この場合、上記センタは、上記携帯装置に
記憶された認証データにより正規のユーザであることを
確認したとき、上記IDデータを発行するようにするこ
とが好ましい。
【0018】なお、上記携帯装置は携帯電話装置であ
り、上記対応装置は当該携帯電話装置を充電する充電装
置とすることができる。
【0019】また、本発明による電子機器は、認証デー
タを記憶する認証データ記憶手段と、上記認証データ記
憶手段に記憶された認証データに基づき認証処理を行う
認証実行手段と、所定のIDデータを記憶するIDデー
タ記憶手段と、上記認証データ記憶手段に記憶された認
証データの変更を行う際、当該電子機器に対応する装置
から上記所定のIDデータが受信できたことを条件とし
て、上記認証データの変更を実行する変更手段とを具備
したことを特徴とする。
【0020】即ち、本発明の電子機器によれば、認証デ
ータ記憶手段に記憶された認証データの変更を行う際、
上記IDデータ記憶手段に記憶された上記所定のIDデ
ータに対応するIDデータが当該電子機器(例えば携帯
電話機)に対応する装置(例えば所定の場所に置かれた
充電台)から受信できたことを条件として、上記認証デ
ータの変更を実行するようにしている。
【0021】従って、対応装置が無ければ認証データを
変更することができないので、携帯電話機等の電子機器
のセキュリティを向上し、不正利用を防止することがで
きる。
【0022】なお、上記変更手段により認証データの変
更を実行したとき、新たにIDデータを生成するIDデ
ータ生成手段と、上記IDデータ生成手段により新しく
生成されたIDデータを上記対応装置に上記所定のID
データとして記憶させる書き込み手段とを更に具備する
ことが好ましい。
【0023】また、本発明による電子装置は、認証デー
タを記憶する携帯装置に対応する電子装置であって、上
記携帯装置に関するIDデータを記憶するIDデータ記
憶手段と、上記携帯装置が上記記憶した認証データの変
更を行う際、上記IDデータ記憶手段に記憶されたID
データを上記携帯装置に送信する送信手段と、所定の動
作により上記IDデータ記憶手段に記憶されたIDデー
タを消去する消去手段とを具備したことを特徴とする。
【0024】即ち、本発明の電子装置によれば、認証デ
ータを記憶する携帯装置(例えば携帯電話機)が上記記
憶した認証データの変更を行う際、IDデータ記憶手段
に記憶されたIDデータを上記携帯装置に送信する。ま
た、所定の動作により上記IDデータ記憶手段に記憶さ
れたIDデータを消去する。
【0025】従って、上記携帯装置では上記送信された
IDデータのチェックにより認証データの変更可否を決
定するようにすれば、該電子装置(例えば充電台)が無
ければ認証データを変更することができないので、携帯
装置のセキュリティを向上し、不正利用を防止すること
ができる。また、所定の動作、例えば電源プラグオフに
より、記憶されたIDデータを消去するので、例えば携
帯装置と電子装置が一緒に盗まれたとしても、IDデー
タが消去されているための携帯装置の認証データを変更
することができないので、携帯装置のセキュリティを向
上し、不正利用を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1の(A)乃至図3の(B)を参照して説明する。
【0027】図1の(A)は、本発明の一実施の形態に
係る認証データ管理システムの構成を示す図である。
【0028】即ち、この認証データ管理システムは、携
帯装置である携帯電話機1と、対応装置である携帯電話
を充電するための充電台2とから構成されている。ここ
で、携帯電話機1は、ユーザが持ち歩くものであり、充
電台2は、ユーザの自宅等に置かれるものである。
【0029】また、上記携帯電話機1は、センタ3との
間で電話回線を利用したデータ通信を行えるようになっ
ている。このセンタ3には、加入者データベース(D
B)が備えられており、各加入者(携帯電話機1のユー
ザ)の指紋データと、機器照合データとしての機器ID
とが登録されている。なお、この機器IDは、十分な桁
数を持った暗証番号であり、例えば携帯電話機1の販売
時に付与されるものとする。
【0030】さらに、上記携帯電話機1は、Bluet
ooth等の近距離無線通信により、種々の店舗に備え
られた店舗端末5との間でデータ通信を行うことが可能
となっている。
【0031】図1の(B)は、上記携帯電話機1及び充
電台2の構成を示すブロック図である。
【0032】即ち、上記充電台2は、暗証データ保持装
置として機能するもので、そのために、制御部201、
機器ID記憶部202、及びインタフェース(I/F)
203を備えている。また、通常の充電機能を果たすた
めの充電部204を備えている。
【0033】ここで、制御部201は、当該充電台2の
全体の制御を司るものである。機器ID記憶部202
は、機器IDを記憶するものである。I/F203は、
上記携帯電話機1との間のデータ授受のためのインタフ
ェース部である。
【0034】また、充電部204は、一般家庭用電源に
接続される充電用アダプタとケーブルで結ばれている。
【0035】一方、上記携帯電話機1は、制御部10
1、表示部102、入力部103、マイク部104、ス
ピーカ部105、電話部106、無線部107、指紋読
取部108、認証部109、近距離無線通信部110、
インタフェース(I/F)111、及び充電制御部11
2から構成されている。
【0036】ここで、制御部101は、各部の制御を司
るものである。
【0037】表示部102は、電話番号や個人認証の判
定情報などを表示するためのものであり、入力部103
は、通話先の電話番号などを入力するためのキーボード
である。また、マイク部104は、送信する音声情報を
入力するためのものであり、スピーカ部105は、受信
した音声情報を出力するためのものである。
【0038】電話部106は、上記制御部101からの
制御情報によりダイヤルし、上記マイク部104からの
送信する音声情報を無線部107に出力し、また、その
無線部107からの受信した音声情報をスピーカ部10
5に出力する。無線部107は、上記電話部106から
のダイヤル情報や通話音声情報を無線により送受信す
る。
【0039】指紋読取部108は、当該携帯電話機1を
保持している人の指紋を読み取るためのものである。認
証部109は、認証データとして予め登録された当該携
帯電話機1のユーザの指紋データと、機器照合データと
しての機器IDとを記憶しているもので、上記指紋読取
部108で読み取った指紋と上記予め登録されている指
紋との照合を行ったり、上記充電台2の機器ID記憶部
202に記憶されている機器IDと上記予め登録されて
いる機器IDとの照合を行ったりするものである。
【0040】近距離無線通信部110は、同じ通信規格
に対応する機器との間でデータを無線により送受信する
ものである。また、I/F111は、上記充電台2との
間のデータ授受のためのインタフェースである。
【0041】そして、充電制御部112は、上記充電台
2の充電部204による当該携帯電話機の不図示バッテ
リの充電を制御するものである。
【0042】次に、このような構成における動作を説明
する。上記のような構成の携帯電話機1及び充電台2に
おいて、ユーザは、通常、充電台2は家庭に置いたま
ま、携帯電話機1のみを所持して外出する。
【0043】ここで、携帯電話機1が普及して個人が1
台持つようになると、携帯電話機1が個別の番号(電話
番号)を有することから一種のID機器として扱うこと
が可能になり、クレジットカードの機能等を持たせるこ
とが考えられる。その場合、決済が本人によるものか、
及び正規な携帯電話機1によるものかを判別することが
必要になる。
【0044】そこで、本実施の形態においては、携帯電
話機1及び店舗端末5は、図2の(A)に示すフローチ
ャートのように動作する。なお、これらのフローチャー
トは、携帯電話機1の制御部101を構成するCPU及
び店舗端末5を構成するコンピュータのCPUが読み取
り可能なプログラムコードの形態で図示しないそれぞれ
の記録媒体に格納されているものとする。勿論、店舗端
末5においては、全ての機能を記録媒体に格納する必要
は無く、必要に応じて、その一部若しくは全部をWA
N、LANなどのネットワークを介してサーバなどから
受信して実現する様にしても良い。
【0045】即ち、店舗端末5の不図示CPUは、ま
ず、携帯電話機1に対して近距離無線通信により認証要
求を行う(ステップS501)。
【0046】携帯電話機1は、通常、無線部107又は
近距離無線通信部110による通信待ち受け状態となっ
ており、近距離無線通信部110にて上記認証要求を受
信すると、携帯電話機1の制御部101は、表示部10
2にて、ユーザに指紋入力を行うよう要求メッセージを
表示する(ステップS101)。
【0047】そして、指紋読取部108でユーザの指紋
を読み取る(ステップS102)。その後、認証部10
9により、上記読み取った指紋データが予め登録されて
いる指紋データと一致するか否かにより、照合の可否を
判別する(ステップS103)。
【0048】ここで、照合がNGであった場合には、表
示部102及びスピーカ部105によりエラー報知を行
って(ステップS104)、処理を終了する。
【0049】これに対して、照合がOKであったなら
ば、認証部109に予め登録してある機器IDデータを
上記店舗端末5に対して近距離無線通信により送信して
(ステップS105)、処理を終了する。
【0050】上記店舗端末5では、上記携帯電話機1か
らの機器IDを受信すると、取引を行おうとする当該携
帯電話機1の保持者が正当な者であるとして、ネットワ
ークを通じてセンタ3に対し、上記IDデータを送信す
ると共に、与信確認要求を行って(ステップS50
2)、取引処理を行うことになる(ステップS50
3)。
【0051】このようにして、携帯電話機1にクレジッ
トカード機能を持たせることが可能となる。
【0052】ここで、例えば指紋登録した指の怪我など
の理由で登録指紋データを変更する必要が生じた場合、
携帯電話機1だけで変更を行わせるようにすると、携帯
電話機1を落としたり盗まれたりして第三者に不正に他
の指紋データに変更されるおそれもある。そこで、携帯
電話機1が盗まれても、単独では登録指紋データの変更
ができないようにすることが必要となる。
【0053】図2の(B)及び図3の(A)は、そのよ
うな再登録時の携帯電話機1及び充電器2の動作を説明
するためのフローチャートを示している。なお、これら
のフローチャートは、携帯電話機1の制御部101を構
成するCPU及び充電台2の制御部201を構成するC
PUが読み取り可能なプログラムコードの形態でそれぞ
れ図示しない記録媒体に格納されているものとする。
【0054】即ち、入力部103により所定の再登録指
示がなされると、携帯電話機1の制御部101は、ま
ず、表示部102にて、ユーザに指紋入力を行うよう要
求メッセージを表示する(ステップS111)。そし
て、指紋読取部108でユーザの指紋を読み取って、認
証部109により、その読み取った指紋データが予め登
録されている指紋データと一致するか否かにより、照合
の可否を判別する(ステップS112)。
【0055】ここで、照合がOKであったならば、上記
指紋読取部108による新たな指紋データの入力を受付
け(ステップS113)、入力された新しい指紋データ
を認証部109に登録すると共に、無線部107により
センタ3にその指紋データを送信して、加入者DB4に
登録されている指紋データを更新する(ステップS11
4)。その後、例えば乱数を元に新しい機器IDを生成
して(ステップS115)、その新しい機器IDの書き
込み処理を実行する(ステップS116)。ここで、こ
の新しい機器IDの書き込み処理は、認証部109にそ
れを登録することに加えて、その新しい機器IDを、無
線部107によりセンタ3に送信して加入者DB4を更
新することと、I/F111を介して充電台2に送信し
て、充電台2の機器ID記憶部202のデータを書き換
えることとを含む。
【0056】なお、充電台2の制御部201は、携帯電
話機1からの機器ID要求の受信(ステップS20
1)、機器IDの書き込み指令の受信(ステップS20
2)、及び充電用アダプタのプラグが一般家庭用電源か
ら抜かれる(プラグオフ)か(ステップS203)の何
れかのイベント待ちとなっている。
【0057】よって、上記ステップS116の新しい機
器IDの書き込み処理により、機器IDの書き込み指令
が与えられると、I/F203を介して携帯電話機1か
ら送られてきた新しい機器IDを、機器ID記憶部20
2に書き込む(ステップS204)。
【0058】一方、上記ステップS112において、照
合がNGであった場合には、携帯電話機1の制御部10
1は、I/F111を介して充電台2の制御部201に
機器ID要求を送信する(ステップS117)。
【0059】充電台2の制御部201は、この機器ID
要求をI/F203を介して携帯電話機1から受信した
とき(ステップS201)、機器ID記憶部202に記
憶されている機器IDをI/F203を介して携帯電話
機1に送信する(ステップS205)。
【0060】携帯電話機1の制御部101は、I/F1
11を介して充電台2から機器IDを受信して(ステッ
プS118)、認証部109によりその受信した機器I
Dが予め登録されている機器IDと一致するか否かを判
別する(ステップS119)。そして、両機器IDが一
致する、即ち機器IDチェックがOKであれば、上記ス
テップS113に進んで、新たな指紋データの登録が可
能となる。
【0061】これに対して、機器IDチェックがNGで
あった場合には、表示部102及びスピーカ部105に
よりエラー報知を行って(ステップS104)、処理を
終了する。
【0062】このように、指紋再登録は、指紋データが
一致しない場合には、充電台2に記憶した機器IDが一
致することを確認してから行うようにすることで、携帯
電話機1だけを盗んだり拾ったりしても、指紋再登録が
不可能となっている。
【0063】また、充電台2においては、プラグオフを
検出したとき(ステップS203)、機器ID記憶部2
02に記憶されている機器IDを消去するようにしてい
る(ステップS206)。
【0064】即ち、携帯電話機1と暗証データ保持装置
としての充電台2が一緒に盗まれた場合の対策として、
充電台2は、電源が抜かれると、保持している機器照合
データとしての機器IDを消去する。
【0065】従って、誤って電源を抜いてしまった場合
には、機器IDの再設定が必要となる。
【0066】図3の(B)は、その場合の携帯電話機1
及びセンタ3の動作を説明するためのフローチャートを
示している。なお、これらのフローチャートは、携帯電
話機1の制御部101を構成するCPU及びセンタ3を
構成するコンピュータのCPUが読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で図示しないそれぞれの記録媒体に格
納されているものとする。勿論、センタ3においては、
全ての機能を記録媒体に格納する必要は無く、必要に応
じて、その一部若しくは全部をWAN、LANなどのネ
ットワークを介してサーバなどから受信して実現する様
にしても良い。
【0067】即ち、携帯電話機1において、入力部10
3により所定の再設定指示がなされると、制御部101
は、まず、電話部106及び無線部107によって、セ
ンタ3に機器ID再設定要求を送信する(ステップS1
31)。
【0068】センタ3の不図示CPUは、この機器ID
再設定要求を受けて、まず、当該携帯電話機1に対して
指紋入力要求を返信する(ステップS301)。
【0069】携帯電話機1の制御部101は、この指紋
入力要求に応答して、表示部102にて、ユーザに指紋
入力を行うよう要求メッセージを表示し、指紋読取部1
08でユーザの指紋を読み取って、その指紋データをセ
ンタ3へ送信する(ステップS132)。
【0070】センタ3のCPUは、この送られてきた指
紋データが、加入者DB4に登録されている当該携帯電
話機1のユーザつまり加入者の指紋データと一致するか
否かにより、照合の可否を判別する(ステップS30
2)。
【0071】ここで、照合がNGであった場合には、処
理を終了することで、機器IDの再設定を行わないもの
とする。
【0072】これに対して、照合がOKであったなら
ば、新しい機器IDを発行して、加入者DB4を更新す
る(ステップS303)。そして、その新しい機器ID
の書き込み命令を、携帯電話機1に送信して(ステップ
S304)、処理を終了する。
【0073】而して、携帯電話機1の制御部101は、
この機器ID書き込み命令に応じて、上記新しい機器I
Dの書き込み処理を実行した後(ステップS133)、
処理を終了する。即ち、この機器IDの書き込み処理に
おいては、認証部109にそれを登録すると共に、その
新しい機器IDを、I/F111を介して充電台2に送
信して、充電台2の機器ID記憶部202のデータを書
き換える。
【0074】このように、機器IDを再設定するには、
センタ3に連絡して、電話で新しい機器IDを送っても
らうものとし、その際、指紋データを読み取ってセンタ
3に送信し、センタ3が同一人物であると認定した場合
にのみ、機器IDが送られてくるようにしている。
【0075】以上のように、危険が大きい身体情報登録
時の暗証番号を総当りの攻撃に対して十分な長さの桁数
を持たせた場合、暗証番号を忘れたり、暗証番号の入力
誤りなど操作性が悪くなるが、本実施の形態によれば、
安全な自宅に保持し簡単に入出力することができること
により安全性と利便性を両立できる。また、機器ID記
憶部202を充電台2に内蔵することにより、ICカー
ドなど余計な装置をユーザが持つ必要がない。
【0076】以上、実施の形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能なことは勿論である。
【0077】例えば、携帯電話を例に説明したが、本発
明は他の携帯装置にも同様に適用可能である。
【0078】また、身体的特徴も、指紋に限定されるも
のではない。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、充電台等の対応装置が
無ければ認証データを変更することができないので、携
帯電話機等の携帯装置のセキュリティを向上し、不正利
用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態に係る認証デー
タ管理システムの構成を示す図であり、(B)は携帯電
話機及び充電台の構成を示すブロック図である。
【図2】(A)は店舗における取引時の店舗端末と携帯
電話機の動作を説明するためのフローチャートを示す図
であり、(B)は指紋の再登録時の携帯電話機の動作を
説明するためのフローチャートを示す図である。
【図3】(A)は充電台の動作を説明するためのフロー
チャートを示す図であり、(B)は機器IDの再設定時
の携帯電話機とセンタの動作を説明するためのフローチ
ャートを示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 充電台 3 センタ 4 加入者データベース(DB) 5 店舗端末 101 制御部 102 表示部 103 入力部 104 マイク部 105 スピーカ部 106 電話部 107 無線部 108 指紋読取部 109 認証部 110 近距離無線通信部 111、203 インタフェース(I/F) 112 充電制御部 201 制御部 202 機器ID記憶部 204 充電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/673 H04L 9/00 673B 673D Fターム(参考) 5B085 AE26 BA07 CA04 CA07 5J104 AA07 KA01 KA02 KA17 MA01 NA05 PA02 5K027 AA11 BB09 GG04 HH11 HH23 HH24 5K067 AA32 BB04 BB21 DD17 EE02 HH32 KK06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 認証データを記憶した携帯装置と、所定
    のIDデータを記憶した対応装置と、からなる認証デー
    タ管理システムにおいて、 上記携帯装置は、上記記憶した認証データの変更を行う
    際、上記対応装置から上記所定のIDデータが受信でき
    たことを条件として、上記認証データの変更を実行する
    ことを特徴とする認証データ管理システム。
  2. 【請求項2】 上記認証データは指紋データであり、 上記携帯装置は、指紋認証機能を持つことを特徴とする
    請求項1に記載の認証データ管理システム。
  3. 【請求項3】 上記携帯装置は、上記認証データの変更
    を実行したとき、新たにIDデータを生成し、それを上
    記対応装置に上記所定のIDデータとして記憶させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の認証データ管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記対応装置は、所定の操作により上記
    IDデータを消去する手段を備え、 上記認証データ管理システムは、上記対応装置において
    上記IDデータが消去された場合に、新たにIDデータ
    を発行するネットワーク上のセンタを更に含むことを特
    徴とする請求項1に記載の認証データ管理システム。
  5. 【請求項5】 上記センタは、上記携帯装置に記憶され
    た認証データにより正規のユーザであることを確認した
    とき、上記IDデータを発行することを特徴とする請求
    項4に記載の認証データ管理システム。
  6. 【請求項6】 上記携帯装置は携帯電話装置であり、上
    記対応装置は当該携帯電話装置を充電する充電装置であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のうち1つに記載の
    認証データ管理システム。
  7. 【請求項7】 認証データを記憶する認証データ記憶手
    段と、 上記認証データ記憶手段に記憶された認証データに基づ
    き認証処理を行う認証実行手段と、 所定のIDデータを記憶するIDデータ記憶手段と、 上記認証データ記憶手段に記憶された認証データの変更
    を行う際、当該電子機器に対応する装置から上記所定の
    IDデータが受信できたことを条件として、上記認証デ
    ータの変更を実行する変更手段と、 を具備したことを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 上記変更手段により認証データの変更を
    実行したとき、新たにIDデータを生成するIDデータ
    生成手段と、 上記IDデータ生成手段により新しく生成されたIDデ
    ータを上記対応装置に上記所定のIDデータとして記憶
    させる書き込み手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項7に記載の電子
    機器。
  9. 【請求項9】 認証データを記憶する携帯装置に対応す
    る電子装置であって、 上記携帯装置に関するIDデータを記憶するIDデータ
    記憶手段と、 上記携帯装置が上記記憶した認証データの変更を行う
    際、上記IDデータ記憶手段に記憶されたIDデータを
    上記携帯装置に送信する送信手段と、 所定の動作により上記IDデータ記憶手段に記憶された
    IDデータを消去する消去手段と、 を具備したことを特徴とする電子装置。
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