JP4177853B2 - 携帯端末及びその制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、携帯情報端末(PDA; Personal Data Assistance)などの携帯端末に関わり、特に、通信を行うICモジュールを搭載した携帯端末とその制御方法に関する。
特許文献1に開示されている携帯電話は、特定の場所に入退場する際にICカード使うことにより、携帯電話のある場所を検出し、メモリが保持する識別データに基づいて、その場所での通話動作を禁止したり許可したりする。
また、特許文献2に開示されている携帯電話は、特定の場所に入退場する際にICカード使うことにより、携帯電話のある場所や時間を検出し、携帯電話の動作モードをその場所や時間に相応しいもの、例えば、マナーモードに変更する。
特開平10−191454号公報 特開2004−349994号公報
従来の技術では、通信を行うことができない場所や、通信を行う必要が無い場所においても、通信が許可されていれば通信モジュールの電源をオンして、機能を有効にする。そのため、携帯端末の消費電力が増大してしまう。
また、複数の通信手段を備えている端末の場合、提供されている無線通信サービスにあわせて、利用する通信手段の優先度をユーザが手動で設定しなければならず、手間がかかり、利便性が低いという問題があった。
本発明はこの点に着目してなされたもので、携帯端末の消費電力を抑えることを目的とする。
また、本発明は、通信モジュールが動作する必要がないときに、その通信モジュールの機能を無効・オフにしたり、動作状態を変更したりすることができる携帯端末とその制御方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、利便性の高い携帯端末を提供することも目的とする。
さらに、本発明は、自動的に複数の通信手段の優先度を変更可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の携帯端末は、
ICモジュールと、
データを送受信する無線通信モジュールと、
前記無線通信モジュールの機能の有効/無効を切り替えるモジュール制御部と、
を備えた携帯端末であって、
前記ICモジュールは、外部のICカードリーダ/ライタと通信を行い、
前記ICモジュールは、前記ICカードリーダ/ライタが設置された付近の場所での無線通信サービスの提供状況を示す無線サービス提供状況情報を前記ICカードリーダ/ライタから受信し、受信した前記無線通信サービスの提供状況情報を前記モジュール制御部に送信し、
前記モジュール制御部には、該携帯端末が加入している前記無線通信サービスを示す所定の情報がセットされており、
前記モジュール制御部は、前記無線通信サービス提供状況情報から、前記無線通信サービスが提供されているか否かを判別し、提供されていると判別したとき、この携帯端末が前記無線通信サービスに加入しているか否かを前記所定情報に基づいて判別し、加入していれば前記無線通信モジュールの機能を有効とし、加入していなければ、前記無線通信モジュールの機能を無効とする
例えば、前記モジュール制御部は、前記無線通信サービス提供状況情報に従って、その場所で前記無線通信サービスが提供されていると判明した場合、前記無線通信モジュールの電源をオンし、提供されていないと判別した場合、前記無線通信モジュール電源をオフにする。
例えば、前記モジュール制御部は、前記無線通信サービスが提供されているが、この携帯端末が前記無線通信サービスに加入していない場合に、利用可能な前記無線通信サービスが存在することを前記端末のユーザに通知する手段を備える。
例えば、前記無線通信サービス提供状況情報は、前記無線通信サービスを利用する際に必要となる設定情報を含み、前記モジュール制御部は、前記無線通信サービス提供状況情報から、前記無線通信サービスが提供されていると判別した場合に、受信した提供情報に含まれている設定情報に従って、前記無線通信モジュールの設定を行う。
例えば、前記モジュール制御部は、前記無線通信モジュールの電源がオンになっているとき、所定の時間以上、前記無線通信サービスを利用しない場合、前記無線通信モジュールの電源をオフする。
例えば、前記ICモジュールは、通信を行ったときに、通信を行ったことを前記モジュール制御部に通知し、前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記無線通信モジュールの機能を有効にする。
例えば、前記モジュール制御部は、前記無線通信モジュールの機能を有効にするためにその電源をオンし、前記無線通信モジュールの機能を無効にするためにその電源をオフする。
例えば、前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知され、かつ、前記無線通信モジュールの機能が無効であるときに、前記無線通信モジュールの機能を有効にする。
前記無線通信モジュールは、動作状態を有効と無効との間で変更することができ、前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたときに前記無線通信モジュールの動作状態を変更する。
例えば、前記モジュール制御部は、前記無線通信モジュールの機能が有効になっているとき、所定の時間以上、前記無線通信モジュールが前記無線通信サービスを利用できない場合、前記無線通信モジュールの動作状態を変更する。
例えば、前記無線通信モジュールは、無線通信システムの捕捉のために行う動作の頻度を変更する機能を備え、前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記無線通信モジュールが無線通信システムの捕捉のために行う動作の頻度を変更する。
例えば、前記無線通信モジュールは、それぞれ優先度を持った複数の無線通信機能を持ち、前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記複数の無線通信機能のそれぞれの優先度を変更する。
例えば、前記無線通信モジュールは、それぞれ優先度を持った複数の無線通信モジュールから構成され、前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記複数の無線通信モジュールの優先度を変更する。
コンピュータを、上記携帯端末として動作させるためのコンピュータプログラムを作成し、配布し、貸与し、コンピュータにインストールして使用してもよい。
また、この発明に係るICモジュールと無線通信モジュールとを備える携帯端末の制御方法は、
ICモジュールと外部のICカードリーダ/ライタとの間で通信を行って、ICカードリーダ/ライタから、前記ICカードリーダ/ライタが設置された付近の場所での無線通信サービスの提供状況を示す無線サービス提供状況情報を受信し、
受信した無線サービス提供状況情報と該携帯端末が加入している前記無線通信サービスを示す情報とに基づいて、加入している無線通信サービスが提供されているか否かを判別し、加入している無線サービスが提供されていれば前記無線通信モジュールの機能を有効とする、
ことを特徴とする。
携帯電話が備えるコンピュータに、上記制御方法を実行させるためのコンピュータプログラムを作成し、配布し、貸与し、コンピュータにインストールして使用してもよい。





この発明による携帯端末は、通信を行う必要の無いとき、通信モジュールの機能を無効にでき、消費電力の削減を行うことが可能となる。
図1は、この発明の実施の形態に係る携帯端末100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯端末100は、制御部110と、携帯端末通信モジュール120と、記憶部130と、表示部140と、入力部150と、広域無線通信モジュール160と、非接触ICモジュール170と、から構成される。
制御部110は例えば演算処理等を行うCPU111や、動作プログラムを格納するROM (Read Only Memory)112、ワーキングメモリとして機能するRAM (Random Access Memory)113等を有する装置である。
制御部110は、以下の各装置と接続し、各装置を制御する。例えば、制御部110は、非接触ICモジュール170を制御して、非接触ICモジュール170本来の処理、例えば、本人認証、電子マネーのチャージ・引き落とし等の制御を実行する。また、制御部110は、非接触ICモジュール170を介して外部のICカードリーダ/ライタ230から提供された無線通信サービスの提供状況情報に基づいて、近傍で提供されているW-LANサービスの内容を判別し、携帯端末通信モジュール120の電源をオン・オフしたり、携帯端末通信モジュール120と広域無線通信モジュール160との間の優先度の切り換え(どちらを使用するかの切り換え)の制御などを行う。
携帯端末通信モジュール120は制御部110の要求に応じ外部の機器、主に、W-LAN 基地局210と通信する。携帯端末通信モジュール120はBluetooth(登録商標)、W-LAN(Wireless Local Area Network)などの近距離通信・狭域通信を行うデバイスから構成される。ここでは、W- LANを備えているものとする。
記憶部130は例えばフラッシュメモリ131、ハードディスク、光ディスク等から構成され、サービス加入情報や通信によって取得したデータ等を記憶しており、制御部110の要求に応じ、要求されたデータを制御部110に転送する。
表示部140は液晶ディスプレイ(LCD)装置141や有機EL(Electro Luminescence)によるディスプレイ装置から構成され、制御部110の要求に応じて制御部110が検索したサービス加入情報や通信によって取得したデータ等を表示する。
入力部150はユーザが携帯端末に情報を入力するときに使用する。入力部150としては、例えばキーボード151、各種釦、ソフトキー、タッチパネル152、音声入力装置等を用いる。
広域無線通信モジュール160は、制御部110の要求に応じ広域無線網を通して通信を行う。広域無線通信モジュール160が使用する広域無線網通信システムとしては携帯電話無線システムを用いる。この場合、広域無線通信モジュール160は、例えば、携帯電話システム無線基地局220との間で通信を行う。
非接触ICモジュール170は、所謂非接触ICカード等から構成され、外部のICカードリーダ/ライタ230に近づけられたとき、そのICカードリーダ/ライタ230と通信を行う。この通信のフォーマットや内容は任意であるが、非接触ICモジュール170の本来の任務のための情報(例えば、本人確認、保持している電子マネーの消費等)に加えて、その付近の無線通信サービスの提供状況情報を含む。提供状況情報は、例えば、近傍で提供されているW-LANの有無、W-LANの識別情報、W-LANを利用するための種々の設定情報などを含む。非接触ICモジュール170は、取得した情報を制御部110に転送する。また、制御部110の要求に従ってデータを送受信する。
なお、非接触ICモジュール170の外形形状は、任意であり、カード状でも、棒状でもよい。
図1に示した例では、携帯端末100が表示装置を備えているが、これに限定されるものではない。携帯端末100とは別に、表示装置や音声出力装置を設けてもよい。この場合、表示装置や音声出力装置にサービス加入情報や通信によって取得したデータ等を出力する出力装置を携帯端末に設ける。
図1に示した例では、携帯端末100は、携帯端末通信モジュール120と広域無線通信モジュール160との2つの通信モジュールを備えている。携帯端末通信モジュール120は高速な通信が可能だが、通信可能エリアが狭いものとする。広域無線通信モジュール160は通信可能エリアが携帯端末通信モジュール120よりも広いが、低速な通信しかできないものとする。
また、携帯端末通信モジュール120は、携帯端末通信モジュール120に対応した無線通信サービスが提供されていないエリアに所定の時間以上存在した場合、それを制御部110に通知する。制御部110は、この通知に応答して、携帯端末通信モジュール120の電源をOFF(オフ)にし、機能を無効にする。ここで、携帯端末通信モジュール120の電源をオフするまでの所定の時間を30秒とするが、この値自体は任意であり、また、この所定の時間を、ユーザが入力部150を操作して変更したり、制御部110の制御で変更するようにしても良い。
非接触ICモジュール170と外部のICカードリーダ/ライタが送受信するデータは無線通信サービスの提供状況情報に限るものではなく、その他のデータを送受信しても良い。また、無線通信サービスの提供状況情報とともに、その他のデータを送受信しても良い。例えば、無線通信サービスの提供状況情報とともに携帯端末の所有者情報をやり取りしても良い。
図2は携帯端末100の動作を示すフローチャートである。以下図2を参照しながら本発明に係る携帯端末100の動作を説明する。
携帯端末100の電源投入後、制御部110は、初期設定などの処理を終了した後、他の処理と並列的に図2のフローチャートに示す通信モジュール制御処理を繰り返して実行する。
まず、制御部110は、広域無線通信モジュール160すなわち携帯電話無線システムの電源をONにし、記憶部130、表示部140、入力部150、広域無線通信モジュール160、非接触ICモジュール170に電力を供給する(ステップS200)。その後、制御部110は、非接触ICモジュール170が近隣のICカードリーダ/ライタからデータを受信するまで待機する(ステップS201)。非接触ICモジュール170がデータを受信すると、非接触ICモジュール170は、受信データを制御部110に提供する。前述のように、このICカードリーダ/ライタは、その近傍で提供されている無線通信サービスの提供状況を示す提供状況情報を送信している。
制御部110は、非接触ICモジュール170がデータを受信したことを判別し(ステップS201;Yes)、制御部110はそのデータ、特に、提供状況情報を解析しW-LANサービスが存在するかを調べる(ステップS202)。W-LANサービスが存在していると判別した場合(ステップS202;Yes)、即ち、ICカードリーダ/ライタが、W-LANサービスが存在していることを示す提供状況情報を送信している場合、制御部110は携帯端末通信モジュール120すなわちW-LANモジュールの電源をONにしてその機能を有効にし(ステップS203)、端末通信モジュール120の機能が有効であることを表示部140に表示させる。
続いて、携帯端末通信モジュール120が、携帯端末通信モジュール120が機能していない所定時間(ここでは、30秒)を計測するための内部タイマーをスタートさせる(ステップS204)。その後、制御部110は携帯端末通信モジュール120がW-LAN基地局(210)を捕捉していてW-LAN通信が可能かどうかを、携帯端末通信モジュール120と通信を行って判別する(ステップS206)。携帯端末通信モジュール120がW-LAN基地局(210)を捕捉していてW-LAN通信が可能であれば(ステップS206;Yes)、タイマーをストップさせ(ステップS205)、再びタイマーをスタートさせる(ステップS204)。
一方、W-LAN基地局を捕捉しておらず、W-LAN通信が不可能であれば(ステップS206;No)、タイマースタートが30秒を計時したか否か、即ち、タイマースタートから30秒が経過したかどうかを判別する(ステップS207)。30秒が経過していなければ(ステップS207;No)、携帯端末通信モジュール120がW-LAN基地局を捕捉していてW-LAN通信が可能かどうか再び確認する(ステップS206)。経過していれば(ステップS207;Yes)、タイマーをストップさせ(ステップS208)、携帯端末通信モジュール120の電源をOFFにしてその機能を無効にし(ステップS209)、携帯端末通信モジュール120の機能が無効であることを表示部140に表示させる。
その後、フローはステップS201に戻り、上述の処理を繰り返す。
このような構成によれば、外部に設置されたICカードリーダ/ライタから情報により、近傍において、W−LANサービスが存在すると判別されたときに、携帯端末通信モジュール120の電源がONされ、その機能が有効となる。また、W−LANサービスが存在しない場合や使用されていない場合には、携帯端末通信モジュール120の電源がOFFされる。従って、携帯端末通信モジュール120は、それが使用可能な状態にあるときにのみ電源がONとなってその機能が有効にされる。従って、不要な電力の消費を抑えることができる。
なお、図2の例において、携帯端末通信モジュール120の電源ON/OFFは、ユーザの入力部150への入力を受けて、制御部110が制御してもよい。
この場合、例えば、図3(a)に示すように、ステップS202で、Yes(W−LANサービスが存在する)と判別された際に、「W−LANサービスを使用しますか?」等のメッセージを表示部140のLCD141に表示し(ステップS211)、使用者が入力部150を操作して使用すること或いは電源ONを指示したときに(ステップS212;Yes)、携帯端末通信モジュール120の電源を投入する(ステップS203)。使用者が使用しないこと或いは電源OFFを指示したときに(ステップS212;No)は、ステップS201にリターンし、携帯端末通信モジュール120の電源をOFFに維持する。
また、例えば、図3(b)に示すように、ステップS208で、タイマーをストップした後、ステップS213で、「W−LANをOFFします。よろしいですか?」等のメッセージを表示部140のLCD141に表示し、使用者が入力部150を操作して、OFFすることを指示したときに(ステップS214;Yes)、携帯端末通信モジュール120で電源をOFFする(ステップS209)。使用者が、OFFすることを否定したときには(ステップS214;No)、携帯端末通信モジュール120で電源をON状態に維持する。
また、例えば、W−LANサービスの利用に利用登録が必要であるような場合には、図4に示すように、ステップS202’で、W−LANサービスが存在し、且つ、自携帯端末100が加入者であるか否か(又は、加入を要件としない)を判別すればよい。そして、W−LANサービスが存在し、且つ、自携帯端末100が加入者である(又は、加入を要件としない)と判別した場合にのみW−LANサービスを享受するために携帯端末通信モジュール120をONすればよい。
自携帯端末100がW−LANサービスの会員であるか否かは、例えば、ICカードリーダ/ライタ230から通知された提供されているW−LANサービスの識別情報が自携帯端末100のフラッシュメモリ131に予め登録されているか否かを判別すること、等により、判別可能である。
また、W−LANサービスの利用に登録が必要であり、自携帯端末100が未登録であると判別した場合に、登録を行うか否かをユーザに問い合わせ、ユーザが登録を行った場合には、携帯端末通信モジュール120の電源をONするようにしてもよい。
この場合には、例えば、図5に示すように、ステップS202で、W−LANサービスが存在すると判別した場合(ステップS202;Yes)、さらに、自携帯端末100が通知されたW−LANサービスの利用契約をしているか(利用権限を有するか)否かを判別する(ステップS221)。利用契約をしている(利用権限を有する:例えば、既に会員である、全員に開放している等)と判別した場合には(ステップS221;Yes)、ステップS203に進んで、携帯端末通信モジュール120をONする。一方、自携帯端末100が通知されたW−LANサービスの利用契約をしていない(利用権限を有しない)と判別した場合(ステップS221;No)、「W−LANサービスが提供されています。利用登録をしますか?」等の告知メッセージ(勧誘メッセージ、推奨メッセージ)を表示部140のLCD141に表示し(ステップS222)、使用者が入力部150を操作して使用すること或いは電源ONを指示したときに(ステップS223;Yes)、ICカードリーダ/ライタ230からの通知に沿って、利用登録用のWebページにアクセスして、表示するようにすればよい(ステップS224)。
そして、利用者が利用登録用Webページ上で必要な入力動作などを行って、利用登録が完了すると、携帯端末通信モジュール120の電源をONし、利用登録を行わない場合には、携帯端末通信モジュール120のOFF状態を維持する。
(応用例)
以下、図1及び図2に示す携帯端末100の具体的な応用例について説明する。
図6に携帯端末の所有者情報をあるエリア(例えば、部屋、駅の改札内)への入場管理に使用する例を示す。
この例では、入場管理装置300は、あるエリアへの入り口には電子的に鍵の開閉を制御でき閉じられたとき自動で鍵が掛かるドア(ゲート)301と、ドア301の横に設置されたICカードリーダ/ライタ302と、ドア開閉制御装置303とが設置されている。
この例では、あるエリアは、例えば、任意の施設、任意のビル、部屋、駅のホーム等である。
ドア301は、エリアの入り口に設置され、電子的に鍵の開閉を制御でき、閉じられたとき自動で鍵が掛かる構成のものである。ICカードリーダ/ライタ302は、ドア301の横に設置されている。ドア開閉制御装置303は、ドア301に近づいた人物の所持する携帯端末100の非接触ICモジュール170とICカードリーダ/ライタ302との間で通信を行い、ドア301に近づいた人物が所持する携帯端末の所有者情報を取得し、そのエリアに進入を許可された人物であればドア301の鍵を開錠する。この場合、非接触ICモジュール170には、例えば、認証情報と認証プログラム、入場料に相当する課金情報等が格納されている。
また、ドア開閉制御装置303は、ドア301に近づいた人物がそのエリアに進入を許可された人物であった場合(或いは、例えば、入場料が引き落としできた場合)、エリア内で提供されている無線通信サービスを示す無線通信サービス情報をICカードリーダ/ライタ302によって非接触ICモジュール170に送信する。ドア301に近づいた人物が所持する携帯端末100の制御部110は受信した無線通信サービス情報を解析し、携帯端末100が具備する携帯端末通信モジュール120がその通信サービスを利用することができるとき、携帯端末通信モジュール120の電源をONにして、その機能を有効にして、通信ができるようにする。
図6の例において、あるエリアへの入り口に設置され、入場の制限をするドア301は、一般のドアに限るものではなく、例えば、駅の自動改札機やビルの入門ゲートのように、棒状や板状の物体で通行を遮断できるものでも良い。
所定エリアが例えば、駅の改札内である場合、ドア301は、例えば、駅の自動改札機から構成され、非接触ICモジュール170は、例えば、ICカードから構成されたプリペイド式の乗車件や定期乗車券、或いは、後払い式の乗車券や定期乗車券から構成される。そして、ドア開閉制御装置303は、ICカードリーダ/ライタ302を介して非接触ICモジュール170と交信を行って、改札内に入場する権利を有するか否か(定期券を持っているか、或いは、運賃の引き落としができたか否かなど)を判別し、入場する権利を有すると判別すると、自動改札機のゲート301を開き、ゲート301を通過するとゲートを閉じる。また、ドア開閉制御装置303は、改札内への進入を許可された人物であった場合、ホーム等で提供されている無線通信サービスを示す無線通信サービス情報をICカードリーダ/ライタ302によって非接触ICモジュール170に送信する。ゲート301に近づいた人物が所持する携帯端末100の制御部110は受信した無線通信サービス情報を解析し、携帯端末100が具備する携帯端末通信モジュール120がその通信サービスを利用することができるとき、携帯端末通信モジュール120の電源をONにして、その機能を有効にして、通信ができるようにする。
駅の改札内から改札外に出る場合の動作も上述の動作とほぼ同一である。
図7は図6の例のドア開閉制御装置303の動作を示すフローチャートである。以下図7と図2を参照しながら図6の例の動作を説明する。ドア開閉制御装置303は、電源ON後、図7のフローチャートに示す処理を実行する。
まず、ドア開閉制御装置303はドア301に施錠するように命令を出し、ドア301は施錠する(ステップS400)。その後、携帯端末100に内蔵されている非接触ICモジュール170からデータを受信するまで待機する(ステップS401)。携帯端末100がICカードリーダ/ライタ302に近づけられたとき、ICカードリーダ/ライタ302は非接触ICモジュール170と通信を行い、携帯端末100の所有者情報を取得し、ドア開閉制御装置303に転送する。これにより、ドア開閉制御装置303は、ステップS401でYesと判別する。ドア開閉制御装置303は、正しく所有者情報を受信できた場合、その所有者情報からその携帯端末を所持している人物が入場を許可された人物かどうかを判定する(ステップS402)。入場が許可された人物であれば(ステップS402;Yes)、ドア301を開錠する(ステップS403)。さらに、ドア開閉制御装置303は、エリア内で提供されている無線通信サービスの情報をICカードリーダ/ライタ302を介して、非接触ICモジュール170に送信する(ステップS404)。非接触ICモジュール170は、通知された情報を制御部110に伝達する。
ドア開閉制御装置303はタイマーをスタートさせる(ステップS405)。ドア301はドア301が開閉されたかを判定し(ステップS406)、開閉されたならタイマーをストップさせ(ステップS408)、再びドア301を施錠する(ステップS400)。ドア301が開閉されていなければ、タイマーを調べ所定の時間が経過したか確認する(ステップS407)。この例では、所定の時間を60秒とするが、この値はユーザが変更しても良い。所定の時間(60秒)が経過していなければ、再びドア301の開閉確認を行う(ステップS406)。経過していれば、タイマーをストップさせ(ステップS408)、再びドア301を施錠する(ステップS400)。
携帯端末100の制御部110は、非接触ICモジュール170を介してドア開閉制御装置303から、データを受信すると(図2ステップS201;Yes)、提供状況情報を解析しW-LANサービスが存在するかを調べる(ステップS202)。W-LANサービスが存在していると判別した場合(ステップS202;Yes)、即ち、ドア開閉制御装置303が、ドア301を通過したエリアにW-LANサービスが存在していることを示す提供状況情報を送信した場合、制御部110は携帯端末通信モジュール120すなわちW-LANモジュールの電源をONにしてその機能を有効にする(ステップS203)。
続いて、携帯端末通信モジュール120が、所定時間(ここでは、30秒)を計測するための内部タイマーをスタートさせる(ステップS204)。その後、制御部110は携帯端末通信モジュール120がW-LAN基地局を捕捉していてW-LAN通信が可能かどうかを、携帯端末通信モジュール120と通信を行って判別する(ステップS206)。携帯端末通信モジュール120がW-LAN通信が可能であれば(ステップS206;Yes)、内部タイマーをストップさせ(ステップS205)、再びタイマーをスタートさせる(ステップS204)。
一方、W-LAN通信が不可能であれば(ステップS206;No)、内部タイマーが30秒を計時したか否か、即ち、タイマースタートから30秒が経過したかどうかを判別する(ステップS207)。30秒が経過していなければ(ステップS207;No)、W-LAN通信が可能かどうか再び確認する(ステップS206)。経過していれば(ステップS207;Yes)、内部タイマーをストップさせ(ステップS208)、携帯端末通信モジュール120の電源をOFFにしてその機能を無効にする(ステップS209)。
その後、フローはステップS201に戻り、上述の処理を繰り返す。
図6の入場管理装置300によれば、携帯端末100の使用者は、ドア301内のエリア内に進入する際、意識せずにエリア内でサービスが提供されているW-LANを有効にすることができる。
なお、図3〜図5に示した変形例を図6の構成例に適用することも可能である。例えば、上述の説明では、図6の構成で、ドア301内のエリアに進入した際に、携帯端末100がエリア内で提供されているW-LANサービスに加入していない場合、ステップS202で、Noとなって、制御部110は携帯端末通信モジュール120の電源をOFFにして、機能を無効にする。この場合に、図5のフローに示した手順を実行して、このエリア内でW-LANサービスが提供されているが、そのサービスに加入していないため使用できないことを表示部140に表示したり、そのサービスへの加入を促す表示をさせても良い。
また、図6の例で、エリア内で提供されている無線通信サービスの情報を非接触ICモジュール170を通して携帯端末100に送信する際(ステップS404)、その無線通信サービスに接続するために必要となる暗号キー、制御パラメータ等の設定情報も共に送信し、携帯端末100の制御部110はそれを受信して携帯端末通信モジュール120に必要な設定を行うようにしても良い。
図6の例では、あるエリアへの進入時に非接触ICモジュール170を使う場合について示したが、それ以外にも、非接触ICモジュール170を使用した際にその近辺でW-LANサービスが提供されていれば、ICカードリーダ/ライタがそのW-LANサービスが提供されていることを非接触ICモジュール170を通して通知し、制御部110はそれを受信して、携帯端末通信モジュール120の電源をONにして、機能を有効にしても良い。例えば、セルフサービスの喫茶店で、商品を購入する際に非接触ICモジュール170を使用して代金を払った場合(ICモジュールに蓄積されているプリペイドからの引き落とし、或いは、クレジット処理等)、その喫茶店店内でW-LANサービスが提供されていれば、ICカードリーダ/ライタはそのW-LANサービス提供情報を代金の決済情報と共に通知し、携帯端末の制御部110はそれを受信して携帯端末通信モジュール120の電源をONにして、機能を有効にする。
また、非接触ICモジュール170は、それが使用されたとき、「使用されたこと」を制御部110に通知し、制御部110はその通知を受け取ったとき、携帯端末通信モジュール120の電源をONにして、機能を有効にしても良い。例えば、図6の入場管理装置300で、入場者管理を行う場合の例を挙げる。その動作のフローチャートを図8に示す。
まず、携帯電話無線システム電源のON(ステップS501)後、非接触ICモジュール170は、ICカードリーダ/ライタ302と通信を行ったことを制御部110に通知し、制御部110はその通知を受信したとき(ステップS502;Yes)、携帯端末通信モジュール120の電源をONにして機能を有効にする(ステップS503)。
その後、携帯端末100の所有者がドア301を通って無線通信サービスが提供されているエリアに入ると(ステップS506;Yes)、携帯端末通信モジュール120を使用して無線通信サービスを利用することができる(ステップS204→S206→S205→S204→・・・)。
その後、携帯端末100の所有者が無線通信サービスの提供されているエリアから出ると、携帯端末通信モジュール120は無線通信サービスを利用できなくなるが(ステップS506;No)、所定の時間(例えば、30秒)無線通信サービスを利用することができない状態が持続した場合(ステップS507;No)、携帯端末通信モジュール120は制御部110にそれを通知し、制御部110はその通知を受信したとき、携帯端末通信モジュール120の電源をOFFにし、機能を無効にする(ステップS509)。ここで所定の時間を30秒とするが、この値は他の値でも、ユーザが変更しても良い。
また、制御部110は、携帯端末通信モジュール120を制御する際、携帯端末通信モジュール120の動作状態を変更しても良い。例えば、図6の例で、非接触ICモジュール170は、ICカードリーダ/ライタ302と通信を行ったことを制御部110に通知し、制御部110はその通知を受信したとき、携帯端末通信モジュール120が無線通信サービスの捕捉動作を行う頻度を上げる(例えば、複数の頻度のうちから1ランク上げる、頻度を設定する割り込みタイマの設定を変更する等)。
また、携帯端末100の所有者がその無線通信サービスの提供されているエリアから出ると、携帯端末通信モジュール120はその無線通信サービスを利用できなくなるが、所定の時間、その無線通信サービスを利用することができない状態が持続した場合、携帯端末通信モジュール120は制御部110にそれを通知し、制御部110はその通知を受信したとき、携帯端末通信モジュール120が無線通信サービスの捕捉動作を行う頻度を下げる(例えば、複数の頻度のうちから1ランク下げる、頻度を設定する割り込みタイマの設定を変更する等)。
この動作のフローチャートは、図9に示すように、図8のフローチャートでステップS503を「捕捉動作頻度を上げる」にし、ステップ509を「捕捉動作頻度を下げる」に変更したものになる。
図1の携帯端末100は携帯端末通信モジュール120と広域無線通信モジュール160の2種類の通信モジュールを持っている。これらの通信モジュールの優先度を決めておき、携帯端末100で通信を行う際、優先度の高い通信モジュールを優先的に利用して通信を行うようにしても良い。優先度の高い通信モジュールがそのエリアで利用できる無線通信サービスが提供されていない等の理由で、優先度の高い通信モジュールで通信ができなかったり、優先度の高い通信モジュールを利用したそのエリアでの無線通信サービスでは携帯端末100のユーザの要求を満たせなかったりした場合、優先度の低い通信モジュールを利用して通信を行う。使用しない通信モジュールについては、電力の供給を停止して、OFFにすることが望ましい。
例えば、図1の携帯端末100では、携帯端末通信モジュール120としてW-LANモジュールを利用し、広域無線通信モジュール160として携帯無線システムを利用している。W-LANは通信速度が高速で通信料金が安価であるという長所を持つが、通信可能エリアが狭いという短所を持つ。一方、携帯無線システムは通信可能エリアが広いという長所を持つが、通信速度が低速で通信料金が高価であるという短所を持つ。
そこで、W-LANモジュールである携帯端末通信モジュール120の優先度を高くし、携帯無線システムである広域無線通信モジュール160の優先度を低く設定すると、W-LANサービスが提供されているエリアではW-LANを優先的に利用するので、高速で安価な通信を利用することができる。W-LANが提供されていないエリアでは携帯無線システムを利用することになるが、通信を行うというユーザの希望を満たすことができる。これらの優先度は、例えば、記憶部130にデフォルトで設定される。或いは、ユーザが、入力部150を操作して、優先度情報を入力して記憶部130に記憶させたり、デフォルトの優先度を変更できるようにしてもよい。
ただし、携帯電話無線システム(広域無線通信モジュール160)の優先度を高くすると、W-LAN使用可能エリアでも携帯無線システムを使用してしまい、W-LANを使用する機会が無くなる虞がある。例えば、図10に示す携帯無線電話使用可能でW−LAN使用不可であるエリアにある携帯端末100(図10状態(a))が、図10に示す携帯無線電話が使用可能でかつW−LANが使用可能であるエリアに移動した(図10状態(b))としても、携帯無線システムを使用し、W-LANを使用する機会が無い。
そこで、非接触ICモジュール170は、ICカードリーダ/ライタ230(302)と通信を行ったことを制御部110に通知し、制御部110はその通知を受信したとき、携帯端末通信モジュール120と広域無線通信モジュール160の2つの通信モジュールの優先度を変更しても良い。
一例として、例えば、電源の確保の難しい屋外では携帯無線システムである広域無線通信モジュール160を優先させ、電源の確保の容易な屋内ではW-LANモジュールである携帯端末通信モジュール120を優先させる実施例を図11と図12を参照して以下に説明する。
図6の入場管理装置300が設置されている建物310があり、建物310の外(図11の状態(c))から建物310の中に移動する際に、ドア開閉制御装置303は、携帯端末100の非接触ICモジュール170と通信を行い、携帯端末100の所有者が屋内への進入を許可された人物であるかどうかの確認を行う。それと同時に、非接触ICモジュール170は制御部110に、非接触ICモジュール170を使用したことを通知する。その際、制御部110はW-LANモジュールである携帯端末通信モジュール120の優先度を上げ、携帯無線システムである広域無線通信モジュール160より優先的に使用するようにする(図11の状態(d))。これにより、建物310の屋内では、高速で安価なW-LAN通信を優先的に利用できるようになる(図11の状態(e))。また、携帯端末100が建物310の屋外に出たときは、W-LANモジュールである携帯端末通信モジュール120はW-LAN通信サービスが使用できなくなる(図12の状態(g))。その状態が所定の時間継続した場合、制御部110は携帯無線システムである広域無線通信モジュール160の優先度を上げ、W-LANモジュールである携帯端末通信モジュール120より優先的に使用するようにする。これにより、屋外では、通信可能エリアが広い携帯無線システムを優先的に利用できるようになる(図12状態(h))。
この動作のフローチャートは、図13に示すように、図8のフローチャートでステップS503を「W-LANを優先」に切り換えるステップS503”にし、ステップ509を「携帯無線システムを優先」に切り換えるステップS509”に変更したものになる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の携帯においては、携帯端末通信モジュール120と広域無線通信モジュール160とは、それぞれ、1つの通信機能を備えていたが、複数の通信機能をそなえていてもよい。例えば、携帯端末通信モジュール120が規格や周波数帯域、変調方式の異なる複数の通信機能を備え、広域無線通信モジュール160が世代の異なる携帯電話通信機能とPHS機能とを備えるようにしてもよい。この場合、制御部110は、例えば、使用する機能を有効として、使用しない機能を無効とする。そして、ある通信モジュールについて、全ての機能を使用しない場合には、その電源をOFFする。また、携帯端末通信モジュール120が有する複数の通信機能及び/又は広域無線通信モジュール160が有する複数の通信機能との間で優先度を付けて、非接触ICモジュール170の通信内容(又は通信したこと)に応じて、優先度を変更してもよい。
さらに、複数の携帯端末通信モジュール120を配置したり、複数の広域無線通信モジュール160を配置してもよい。例えば、規格や周波数帯域、変調方式の異なる複数の携帯端末通信モジュール120を配置したり、世代の異なる携帯電話通信用の広域無線通信モジュール160やPHS用広域無線通信モジュール160を配置する等してもよい。この場合、制御部110は、例えば、使用する通信モジュールの電源をONして有効として、使用しない通信モジュールの電源をOFFして無効とする。また、複数の携帯端末通信モジュール120及び/又は複数の広域無線通信モジュール160の間で優先度を付けて、非接触ICモジュール170の通信内容(又は通信したこと)に応じて、優先度を変更してもよい。
上記実施の形態においては、制御情報を送受信するための装置として、非接触ICモジュール170とICカードリーダ/ライタ230を使用した。これに限定されず、任意の通信手法を使用可能である。
携帯端末100として携帯電話端末を例示したが、所謂PDA(Personal Data Assistance),パーソナルコンピュータ(ノート型、ラップトップ型等)、ウエアラブルコンピュータ、車両・船舶などの移動体に設定されたコンピュータなどを広く利用可能である。
また、専用のコンピュータシステムに限定されず、通信機能を備える任意のコンピュータを用いて実現可能である。即ち、コンピュータを上述の携帯端末として機能・動作させるためのコンピュータプログラムを作成し、配布し、貸与し、これをコンピュータにインストールして、上記携帯端末として、これを使用、譲渡、貸与などしてもよい。
この発明の実施の形態に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 図2に示すフローチャートの変形例を示すフローチャートである。 図2に示すフローチャートの変形例を示すフローチャートである。 図2に示すフローチャートの変形例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る携帯端末を利用した例を示す図である。 この発明の実施の形態に係る携帯端末を利用した入場管理装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る携帯端末を利用した例の動作を示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートの変形例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係る携帯端末を利用した例を示す図である。 この発明の実施の形態に係る携帯端末を利用した例を示す図である。 この発明の実施の形態に係る携帯端末を利用した例を示す図である。 図8に示すフローチャートの変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯端末
110 携帯端末の制御部
111 CPU
112 ROM
113 RAM
120 携帯端末の携帯端末通信モジュール
130 携帯端末の記憶部
131 フラッシュメモリ
140 携帯端末の表示部
141 液晶ディスプレイ装置
150 携帯端末の入力部
151 キーボード
152 タッチパネル
160 携帯端末の広域無線通信モジュール
170 携帯端末の非接触ICモジュール
210 W-LAN 基地局
220 携帯電話システム無線基地局
230 ICカードリーダ/ライタ
300 入場管理装置
301 ドア
302 ICカードリーダ/ライタ
303 ドア開閉制御装置
310 建物

Claims (16)

  1. ICモジュールと、
    データを送受信する無線通信モジュールと、
    前記無線通信モジュールの機能の有効/無効を切り替えるモジュール制御部と、
    を備えた携帯端末において、
    前記ICモジュールは、外部のICカードリーダ/ライタと通信を行い、
    前記ICモジュールは、前記ICカードリーダ/ライタが設置された付近の場所での無線通信サービスの提供状況を示す無線サービス提供状況情報を前記ICカードリーダ/ライタから受信し、受信した前記無線通信サービスの提供状況情報を前記モジュール制御部に送信し、
    前記モジュール制御部には、該携帯端末が加入している前記無線通信サービスを示す所定の情報がセットされており、
    前記モジュール制御部は、前記無線通信サービス提供状況情報から、前記無線通信サービスが提供されているか否かを判別し、提供されていると判別したとき、この携帯端末が前記無線通信サービスに加入しているか否かを前記所定情報に基づいて判別し、加入していれば前記無線通信モジュールの機能を有効とし、加入していなければ、前記無線通信モジュールの機能を無効とする、
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記モジュール制御部は、前記無線通信サービス提供状況情報に従って、その場所で前記無線通信サービスが提供されていると判明した場合、前記無線通信モジュールの電源をオンし、提供されていないと判別した場合、前記無線通信モジュール電源をオフにする、
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末。
  3. 前記モジュール制御部は、前記無線通信サービスが提供されているが、この携帯端末が前記無線通信サービスに加入していない場合に、利用可能な前記無線通信サービスが存在することを前記端末のユーザに通知する手段を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記無線通信サービス提供状況情報は、前記無線通信サービスを利用する際に必要となる設定情報を含み、
    前記モジュール制御部は、前記無線通信サービス提供状況情報から、前記無線通信サービスが提供されていると判別した場合に、受信した提供情報に含まれている設定情報に従って、前記無線通信モジュールの設定を行う、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記モジュール制御部は、前記無線通信モジュールの電源がオンになっているとき、所定の時間以上、前記無線通信サービスを利用しない場合、前記無線通信モジュールの電源をオフする、ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記ICモジュールは、通信を行ったときに、通信を行ったことを前記モジュール制御部に通知し、
    前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記無線通信モジュールの機能を有効にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  7. 前記モジュール制御部は、前記無線通信モジュールの機能を有効にするためにその電源をオンし、前記無線通信モジュールの機能を無効にするためにその電源をオフする、ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末。
  8. 前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知され、かつ、前記無線通信モジュールの機能が無効であるときに、前記無線通信モジュールの機能を有効にする、ことを特徴とする請求項又はに記載の携帯端末。
  9. 前記無線通信モジュールは、動作状態を有効と無効との間で変更することができ、
    前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたときに前記無線通信モジュールの動作状態を変更する、ことを特徴とする請求項又はに記載の携帯端末。
  10. 前記モジュール制御部は、前記無線通信モジュールの機能が有効になっているとき、所定の時間以上、前記無線通信モジュールが前記無線通信サービスを利用できない場合、前記無線通信モジュールの動作状態を変更する、ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の携帯端末。
  11. 前記無線通信モジュールは、無線通信システムの捕捉のために行う動作の頻度を変更する機能を備え、
    前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記無線通信モジュールが無線通信システムの捕捉のために行う動作の頻度を変更する、ことを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の携帯端末。
  12. 前記無線通信モジュールは、それぞれ優先度を持った複数の無線通信機能を持ち、
    前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記複数の無線通信機能のそれぞれの優先度を変更する、
    ことを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の携帯端末。
  13. 前記無線通信モジュールは、それぞれ優先度を持った複数の無線通信モジュールから構成され、
    前記モジュール制御部は、前記ICモジュールが通信を行ったことを通知されたとき、前記複数の無線通信モジュールの優先度を変更する、
    ことを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の携帯端末。
  14. コンピュータを、請求項1乃至1のいずれか1項に記載の携帯端末として動作させるためのコンピュータプログラム。
  15. ICモジュールと無線通信モジュールとを備える携帯端末の制御方法であって、
    ICモジュールと外部のICカードリーダ/ライタとの間で通信を行って、ICカードリーダ/ライタから、前記ICカードリーダ/ライタが設置された付近の場所での無線通信サービスの提供状況を示す無線サービス提供状況情報を受信し、
    受信した無線サービス提供状況情報と該携帯端末が加入している前記無線通信サービスを示す情報とに基づいて、加入している無線通信サービスが提供されているか否かを判別し、加入している無線サービスが提供されていれば前記無線通信モジュールの機能を有効とする、
    ことを特徴とする携帯端末の制御方法。
  16. 携帯電話が備えるコンピュータに、請求項15に記載の制御方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
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