JP2007266864A - 携帯端末の機能制限システム、携帯端末、制御装置、携帯端末の機能制限方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末の機能制限システム、携帯端末、制御装置、携帯端末の機能制限方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末に撮影機能や録音機能を制限するための制限手段が組み込まれているか否かを容易にチェックできるようにする。
【解決手段】機能制限区域70に入場する際、携帯端末10が、撮影機能および録音機能を制限する機能制限アプリケーションを備えていることを示すアプリケーション格納済フラグを、制御装置RFID通信装置20Aを介して制御装置30へ送信する。制御装置30は、受信したアプリケーション格納済フラグが不正なものであった場合およびアプリケーション格納済フラグを受信できなかった場合、機能制限アプリケーションが実装されていない旨を表示したり、入場ゲートを閉めたりする入場禁止処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(personal digital assistant)等の携帯端末が備えている撮影機能や録音機能を制限する機能制限技術に関し、特に、撮影や録音が禁止されている場所において、携帯端末を用いた撮影や録音を防止することができる機能制限技術に関する。
近年、携帯電話機などの携帯端末においては、多機能化が進み、撮影機能や録音機能を備えたものが普及している。このような機能を有する携帯端末は、専用のカメラやボイスレコーダに比べ、秘匿性や利便性が高いため、美術館、博物館などの撮影が禁止されている施設での不正撮影や、演奏会場などの録音が禁止されている施設での不正録音に利用されることが多く、著作権上の問題が生じている。
そこで、このような問題を解決するため、携帯端末による撮影や録音を禁止する機能制限区域内に、撮影機能や録音機能を制限する制限信号を送信する制限信号送信装置を設置し、携帯端末に、制限信号を受信した場合、撮影機能や録音機能を制限する機能制限手段を組み込むことにより、不正撮影や不正録音を防止するようにした技術が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、撮影機能や録音機能を制限する技術ではないが、携帯端末が備えている機能を制限する技術として次のような技術も知られている(例えば、特許文献2、3参照)。特許文献2に記載されている従来の技術は、携帯端末に格納されているデータ(電話帳データ、メールの送受信記録など)のセキュリティを確保するための技術であり、ユーザがデータアクセス機能を指定して予め定められている暗証番号を入力することにより、データアクセス機能の使用を制限できるようにしている。また、特許文献3に記載されている従来の技術は、携帯端末の通信モード(非制限モード、マナーモード、リアルタイム系通信禁止モード等)を制限する技術であり、ユーザが携帯端末を持って改札外から自動改札機を通過して改札内に進行する際、自動改札機から携帯端末に対して通信機能制限要求を送信し、携帯端末では、現在自端末に設定されている通信モードよりも上記通信機能制限要求によって要求されている通信モードの方が厳しいものである場合、自端末の通信モードを通信機能制限要求によって要求された通信モードに変更するようにしている。特許文献1、2に記載されている従来の技術は、データアクセス機能や、通信モードを制限するものであり、本発明のように、撮影機能や、録音機能を制限するものではない。
特開2005−191775号公報 特開2002−27092号公報 特開2002−199457号公報
上述した特許文献1に記載されている従来の技術は、撮影機能や録音機能を制限する機能制限手段が携帯端末に組み込まれていることを前提にしているため、機能制限区域内に機能制限手段が組み込まれていない携帯端末が持ち込まれないようにする点は全く考慮されていない。このため、特許文献1に記載されている従来の技術では、機能制限手段が組み込まれていない携帯端末が機能制限区域内に持ち込まれ、不正撮影や不正録音が行われてしまう危険性がある。このような問題を解決するには、例えば、機能制限区域の入り口で、係員がユーザが携帯する携帯端末に機能制限手段が組み込まれているか否かをチェックするようにすれば良い。チェックの方法としては、携帯端末の型番に基づいてチェックする方法や、実際に制限信号を携帯端末へ送信し、撮影機能や録音機能が制限されたか否かをチェックする方法などが考えられるが、何れの方法にしても、係員がユーザの携帯端末を1つ1つチェックしなければならないため、チェック時間が長くなり、現実的ではない。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、携帯端末に撮影機能や録音機能を制限するための制限手段が組み込まれているか否かを容易にチェックできるようにすることにより、機能制限区域内に機能制限手段が組み込まれていない携帯端末が持ち込まれないようにすることにある。
本発明にかかる第1の携帯端末の機能制限システムは、
撮影機能および録音機能を有する携帯端末と、該携帯端末に対して制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する制御装置とを有する、携帯端末の機能制限システムにおいて、
前記携帯端末が、
前記制御装置に対して機能制限手段を備えていることを示すフラグを送信すると共に、前記制御装置から送られてきた機能制限情報を保持するRFID部と、
該RFID部に保持されている機能制限情報中の種別情報が撮影機能を示している場合は、前記撮影機能の実行を禁止し、前記機能制限情報中の種別情報が録音機能を示している場合は、前記録音機能の実行を禁止する機能制限手段とを備え、
前記制御装置が、
受信したフラグが正当なものであるか否かを判断するフラグチェック手段と、
該フラグチェック手段においてフラグが正当なものであると判断された場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する機能制限情報送信手段と、
前記フラグチェック手段においてフラグが不正なものであると判断された場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示する入場禁止手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第2の携帯端末の機能制限システムは、第1の携帯端末の機能制限システムにおいて、
前記RFID部が、前記フラグと自端末固有の端末IDとの対を前記制御装置に送信する構成を有し、
前記制御装置が、予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されたクラス別端末ID記憶部を備え、
前記機能制限情報送信手段が、受信した端末IDと前記クラス別端末ID記憶部の内容とに基づいて携帯端末が属しているクラスを認識し、該認識したクラスに応じた機能制限情報を前記携帯端末に送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第3の携帯端末の機能制限システムは、第2の携帯端末の機能制限システムにおいて、
前記制御装置が、
端末ID記憶部と、
機能制限解除情報送信手段とを備え、
前記フラグチェック手段が、受信したフラグが正当なものである場合、前記フラグと対になっている端末IDを前記端末ID記憶部に格納する構成を有し、
前記機能制限解除情報送信手段が、受信した端末IDと同一の端末IDが前記端末ID記憶部に格納されている場合、前記端末IDの送信元の携帯端末に対して、機能制限解除情報を送信する構成を有し、
前記RFID部が、機能制限解除情報を受信したとき、保持している機能制限情報を消去する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる携帯端末は、
撮影機能および録音機能を有する携帯端末において、
制御装置に対して機能制限手段を備えていることを示すフラグを送信すると共に、前記制御装置から送られてきた、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を保持するRFID部と、
該RFID部に保持されている機能制限情報中の種別情報が撮影機能を示している場合は、前記撮影機能の実行を禁止し、前記機能制限情報中の種別情報が録音機能を示している場合は、前記録音機能の実行を禁止する機能制限手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1の制御装置は、
受信したフラグが正当なものであるか否かを判断するフラグチェック手段と、
該フラグチェック手段においてフラグが正当なものであると判断された場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する機能制限情報送信手段と、
前記フラグチェック手段においてフラグが不正なものであると判断された場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示する入場禁止手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第2の制御装置は、第1の制御装置において、
予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されたクラス別端末ID記憶部を備え、且つ、
前記機能制限情報送信手段が、受信した端末IDと前記クラス別端末ID記憶部の内容とに基づいて携帯端末が属しているクラスを認識し、該認識したクラスに応じた機能制限情報を前記携帯端末に送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第3の制御装置は、第2の制御装置において、
端末ID記憶部と、
機能制限解除情報送信手段とを備え、且つ、
前記フラグチェック手段が、受信したフラグが正当なものである場合、前記フラグと対になっている端末IDを前記端末ID記憶部に格納する構成を有し、
前記機能制限解除情報送信手段が、受信した端末IDと同一の端末IDが前記端末ID記憶部に格納されている場合、前記端末IDの送信元の携帯端末に対して、機能制限解除情報を送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる携帯端末の機能制限方法は、
撮影機能および録音機能を有する携帯端末が、制御装置に対して機能制限手段を備えていることを示すフラグを送信し、
前記制御装置が、受信したフラグが正当なものであった場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信し、受信したフラグが不正なものであった場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示し、
前記携帯端末が、制御装置から送られてきた機能制限情報の種別情報が撮影機能を示している場合は、前記撮影機能の実行を禁止し、前記機能制限情報中の種別情報が録音機能を示している場合は、前記録音機能の実行を禁止することを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、
コンピュータを、
受信したフラグが正当なものであるか否かを判断するフラグチェック手段、
該フラグチェック手段においてフラグが正当なものであると判断された場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する機能制限情報送信手段、
前記フラグチェック手段においてフラグが不正なものであると判断された場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示する入場禁止手段として機能させる。
本発明にかかる第2のプログラムは、第1のプログラムにおいて、
前記コンピュータが、予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されたクラス別端末ID記憶部を備え、且つ、
前記機能制限情報送信手段が、受信した端末IDと前記クラス別端末ID記憶部の内容とに基づいて携帯端末が属しているクラスを認識し、該認識したクラスに応じた機能制限情報を前記携帯端末に送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第3のプログラムは、第2のプログラムにおいて、
前記コンピュータが、端末ID記憶部を備え、
前記フラグチェック手段が、受信したフラグが正当なものである場合、前記フラグと対になっている端末IDを前記端末ID記憶部に格納する構成を有し、且つ、
前記コンピュータを、受信した端末IDと同一の端末IDが前記端末ID記憶部に格納されている場合、前記端末IDの送信元の携帯端末に対して、機能制限解除情報を送信する機能制限解除情報送信手段として機能させる。
〔作用〕
携帯端末内のRFID部が、制御装置に対して撮影機能および録音機能に対する機能制限手段を備えていることを示すフラグを送信する。制御装置では、フラグチェック手段が、受信したフラグが正当なものであるか否かを判断する。そして、正当であると判断された場合は、機能制限情報送信手段が、携帯端末に対して制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する。これに対して、フラグが不正なものであると判断された場合およびフラグを受信できなかった場合は、入場禁止手段が機能制限手段が実装されていない旨を表示する。この表示を見た係員は、携帯端末を預かる等の処置を行う。
本発明によれば、携帯端末に撮影機能や録音機能を制限するための制限手段が組み込まれているか否かを容易にチェックすることが可能になり、その結果、機能制限区域内に機能制限手段が組み込まれていない携帯端末が持ち込まれ、不正撮影や不正録音が行われないようにすることができる。その理由は、携帯端末が、機能制限手段を備えていることを示すフラグを制御装置へ送信するRFID部を備え、制御装置が、受信したフラグが正当なものであるか否かをチェックするフラグチェック手段を備えているからである。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施の形態の構成の説明〕
図1は、本発明にかかる携帯端末の機能制限システムの第1の実施の形態の構成例を示すブロック図であり、撮影機能および録音機能が搭載された携帯端末10と、RFID(radio frequency identity)通信装置20A,20Bと、制御装置30とから構成されている。
携帯端末10には、撮影機能や録音機能を制限する機能制限アプリケーションプログラム(単にアプリケーションという場合もある)が組み込まれている。この機能制限アプリケーションは、製品の製造時に予め組み込んであってもよいし、図2に示すように、インターネット等のネットワーク50を介してアプリケーション提供サーバ60からダウンロードするようにしてもよい。更に、NFC(near field communication),Felica等の近距離無線通信によりダウンロードするようにしてもよい。
また、RFID通信装置20A,20Bは、例えば、演奏会場や美術館などの機能制限区域70の入口および出口にそれぞれ設置されている。携帯端末10のユーザは、機能制限区域70に入場する際、入口用のRFID通信装置20Aに携帯端末10をかざす。これにより、携帯端末10とRFID通信装置20Aは、NFC,Felica等の近距離無線通信を行い、携帯端末10は、自端末に機能制限アプリケーションが格納されているか否かを示すアプリケーション格納済フラグをRFID通信装置20Aに送信し、RFID通信装置20Aは、携帯端末10から送られてきたアプリケーション格納済フラグを制御装置30へ送り、制御装置30から送られてきた機能制限情報を携帯端末10へ送信する。また、機能制限区域から退場する場合には、ユーザは、出口用のRFID通信装置20Bに携帯端末10をかざす。これにより、携帯端末10とRFID通信装置20Bは、近距離無線通信を行い、RFID通信装置20Bは、制御装置30から送られてきている機能制御解除情報を携帯端末10へ送信する。
図3は携帯端末10の構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、携帯端末10は、インターネット等のネットワーク50に接続するための通信部101と、カメラ部102と、マイク部103と、スピーカ部104と、テンキー,ファンクションキー等が設けられた操作部105と、LCD等の表示部106と、記憶部107と、RFID通信装置20A,20Bと通信するためのRFIDタグ等の非接触ICチップやアンテナで構成されるRFID部108と、各部を制御するCPUによって実現される制御部109と、日時を表示するタイマ110とから構成される。
図4に記憶部107の内容例を示す。同図に示すように、記憶部107には、携帯端末10の基本機能を実現する端末制御プログラム1071と、カメラ制御アプリケーション1072と、ボイスレコーダアプリケーション1073と、機能制限アプリケーション1074とが格納されている。なお、他の機能を実現するアプリケーションが格納されていても良い。
端末制御プログラム1071は、携帯端末10が例えば携帯電話機の場合、通話機能等を実現する。カメラ制御アプリケーション1072は、カメラ部102、操作部105、及び表示部106等を制御して、静止画や動画の撮影を行うためのものであり、ボイスレコーダアプリケーション1073は、マイク部103、スピーカ部104、操作部105等を制御して、音声等の録音を行うためのものである。また、機能制限アプリケーション1074は、携帯端末10に搭載された各機能アプリケーションに対する実行要求を監視し、アプリケーションの実行を許諾/禁止するものである。
RFID通信装置20A、20Bは、携帯端末10のRFID部108との間で近距離無線通信を行うためのアンテナ等(図示せず)を備えており、RFID部108から送られてきた情報を受信して制御装置30へ送信したり、制御装置30から送られてきた情報を携帯端末10へ送信したりする。また、機能制限区域70の入口に設置されているRFID通信装置20Aには、携帯端末10がかざされたことを検出する音波センサなどの検出手段(図示せず)が設けられており、この検出手段は、携帯端末10がかざされたことを検出すると、制御装置30へ検出信号を送信する。
図5は、制御装置30の構成例を示すブロック図である。同図を参照すると、制御装置30は、機能制限情報作成手段31と、機能制限情報送信手段32と、アプリケーション格納済フラグチェック手段33と、入場禁止手段34と、機能制限解除情報送信手段35と、入出力部36、37と、キーボード等の入力部38と、LCDなどの表示部39と、機能制限情報記憶部401を有する記憶装置40とを備えている。
機能制限情報作成手段31は、制限する機能の種別を示す種別情報および機能を何時まで制限するのかを示す制限期間情報を含んだ機能制限情報を作成し、作成した機能制限情報を機能制限情報記憶部401に格納する。より具体的には、機能制限情報作成手段31は、図6に示すような機能制限情報作成画面310を表示部39に表示し、この機能制限情報作成画面310を用いてユーザが入力した情報に基づいて、機能制限情報を作成する。機能制限情報作成画面310は、図6に示すように、制限する機能を選択するための選択欄311と、機能の制限期間を日時によって指定する場合に用いられる制限解除日時の入力欄312と、機能の制限期間を機能制限区域70から退場するまでとする場合に用いられるチェック欄313とを備えている。図6の例は、撮影機能を退場時まで制限し、録音機能を2006年3月1日16時00分まで制限し、メール機能を制限しないようにする場合の入力例を示している。そして、ユーザが機能制限情報作成画面310を用いて図6に示すような入力を行った場合は、機能制限情報作成手段31は、種別情報として「撮影機能」および「録音機能」を含み、撮影機能および録音機能に対する制限期間情報としてそれぞれ「退場まで」および「2006年3月1日16時00分まで」を含んだ機能制限情報を作成する。
アプリケーション格納済フラグチェック手段33は、RFID通信装置20Aから送られてきたアプリケーション格納済フラグが正当なものであるか否かをチェックし、正当なものである場合には、機能制限情報送信手段32を起動し、不当なものである場合には、入場禁止手段34を起動する。また、RFID通信装置20Aから検出信号が送られてきてから所定時間以内に、RFID通信装置20Aからアプリケーション格納済フラグが送られて来なかった場合も入場禁止手段34を起動する。
機能制限情報送信手段32は、アプリケーション格納済フラグチェック手段33から起動されると、機能制限情報記憶部401に格納されている機能制限情報を、入出力部36を介してRFID通信装置20Aに送信する。
入場禁止手段34は、アプリケーション格納済フラグチェック手段33から起動されると、例えば、表示部39に「入場者が所持している携帯端末には機能制限アプリケーションが組み込まれていません。チェックして下さい。」いった警告メッセージを表示したり、警告ランプ(図示せず)を点灯したり、入場ゲート(図示せず)を閉じるといった入場禁止処理を行う。
機能制限解除情報送信手段35は、入出力部37を介してRFID通信装置20Bに機能制限解除情報を送信する。
なお、制御装置30は、コンピュータによって実現可能なものであり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを制御装置30として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御し、自コンピュータ上に機能制限情報作成手段31、機能制限情報送信手段32、アプリケーション格納済フラグチェック手段33、入場禁止手段34および機能制限解除情報送信手段35を実現する。
〔第1の実施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
図7に、制御装置側(RFID通信装置20A及び制御装置30)と携帯端末10で実行される処理のフローチャートを示す。
機能制限区域70の管理者は、予め制御装置30の機能制限情報作成手段31を利用して機能制限情報を作成し、機能制限情報記憶部401に登録しておく(ステップS101)。より具体的には、管理者は、機能制限情報作成手段31によって表示部39に表示される機能制限情報作成画面310の選択欄311を用いて制限する機能を選択し、更に、制限解除日時の入力欄312に制限解除日時を入力するか、或いは該当するチェック欄313をチェックする(図6参照)。機能制限情報作成手段31は、管理者が機能制限情報作成画面310を用いて入力した情報に基づいて機能制限情報を作成し、作成した機能制限情報を機能制限情報記憶部401に格納する。この作業は、管理者が開場前に行っておく準備作業である。
一方、機能制限区域70に入場しようとしているユーザは、自身の携帯端末10に機能制限アプリケーション1074が内蔵されていない場合、端末制御プログラム1071を利用して、アプリケーション提供サーバ60から機能制限アプリケーションをダウンロードして記憶部107に格納しておく(ステップS201)。この作業は、ユーザが入場前に行っておく準備作業である。また、機能制御プログラム1071は、機能制限アプリケーションプログラム1074を記憶部107に格納すると、RFID部108の非接触ICチップに、機能制限アプリケーション1074が格納済であることを示すアプリケーション格納済フラグを書き込む。なお、製品製造時に機能制限アプリケーション1074を組み込んだ場合にも、非接触ICチェックにアプリケーション格納済フラグを書き込んでおく。
次に、入場時に行われる処理について説明する。ユーザは、機能制限区域70に入場する場合、自身の携帯端末10を入口に設けられたRFID通信装置20Aにかざす。RFID通信装置20Aは、携帯端末10がかざされると、RFID部108との間で近距離無線通信を開始する(ステップS102)。また、RFID通信装置20Aに設けられている検出手段(図示せず)は、携帯端末10がかざされたことを検出すると、検出信号を制御装置30へ送る。
携帯端末10内のRFID部108は、RFID通信装置20Aからの信号を受信すると、アプリケーション格納済フラグを送信する(ステップS202)。この際、携帯端末10内に機能制限アプリケーション1074が存在しない場合は、アプリケーション格納済フラグの送信は行われない。
携帯端末10から送信されたアプリケーション格納済フラグは、RFID通信装置20Aを介して制御装置30に送られる。携帯端末10内のアプリケーション格納済フラグチェック手段33は、アプリケーション格納済フラグの受信結果に応じて、携帯端末10に機能制限アプリケーション1074が格納されているかどうかを判断する(ステップS103)。より具体的には、受信したアプリケーション格納済フラグが正当なものである場合には、機能制限アプリケーション1074が格納されていると判断し、受信したアプリケーション格納済フラグが不正なものであった場合、およびRFID通信装置20Aに携帯端末10がかざされたことを示す検出信号が送られてきてから、所定時間が経過してもアプリケーション格納済フラグを受信できなかった場合は、機能制限アプリケーション1074が格納されていないと判断する。
そして、機能制限アプリケーション1074が格納されていないと判断した場合は、入場禁止手段34を起動する。これにより、入場禁止手段34は、表示部39に「入場者が所持している携帯端末には機能制限アプリケーションが組み込まれていません。チェックして下さい。」いった警告メッセージを表示したり、警告ランプを点灯したり、入場ゲートを閉じるといった入場禁止処理を行う(ステップS104)。上記したような入場禁止処理が行われた場合、入口の係員は、例えば、ユーザの携帯端末10を退場時まで預かる等の処置を行う。
これに対して、機能制限アプリケーション1074が格納されていると判断した場合は、アプリケーション格納済フラグチェック手段33は、機能制限情報送信手段32を起動する。これにより、機能制限情報送信手段32は、機能制限情報記憶部401に格納されている機能制限情報をRFID通信装置20Aへ送信する(ステップS105)。
RFID通信装置20Aは、制御装置30から送られてきた機能制限情報を近距離無線通信により携帯端末10へ送信する。携帯端末10内のRFID部108は、機能制限情報を受信すると、それを内部に設けられている非接触ICチップに書き込む(ステップS203)。以上が、入場時に行われる処理である。
次に、図8のフローチャートを参照して、携帯端末10の撮影機能や録音機能をどのようにして制限するかを説明する。なお、ステップS301,S302は、端末制御プログラム1071が、ステップS303〜S306は、機能制限アプリケーション1074が実行する処理である。
端末制御プログラム1071は、操作部105からの入力操作に応答して、所定の処理を実行している(ステップS301)。このとき、操作部105から撮影機能や録音機能、その他の機能の起動要求が入力された場合は、機能制限アプリケーション1074を起動する(ステップS302)。好適には、機能制限アプリケーション1074の実行は特に画面表示はなされず、ユーザが意識しない状態(バックグラウンド)で実行される。
機能制限アプリケーション1074は、起動されると、RFID部108の非接触ICチップに書き込まれている機能制限情報を参照し(ステップS303)、ステップS301で要求された機能の実行が、現時点で制限されているかどうかを判断する(ステップS304)。より具体的には、ステップS301で要求された機能を示す種別情報が機能制限情報に含まれており、且つ現時点が上記機能制限情報に対応する制限期間情報によって示される期間内である場合には、制限されていると判断し、それ以外の場合は制限されていないと判断する。なお、制限期間情報が日時によるものである場合には、タイマ110が表示している日時が制限期間情報が示している日時を過ぎていれば、制限されていないと判断し、該当する種別情報および制限期間情報を削除する。また、制限期間情報が「退場まで」となっている場合は制限されていると判断する。
そして、制限されていると判断した場合(ステップS305がYES)は、例えば「本機能の実行は現在禁止されています」といった制限メッセージを表示部106に表示する(ステップS305)。これに対して、制限されていないと判断した場合(ステップS304がNO)は、要求された機能の実行に遷移する(ステップS306)。
次に、退場時の動作について説明する。ユーザは、機能制限区域70から出る場合、出口に設置されているRFID通信装置20Bに携帯端末10をかざす。RFID通信装置20Bからは、機能制限解除情報が出力されており、携帯端末10内のRFID部108は、機能制限解除情報を受信すると、その内部の非接触ICチップに書き込まれている機能制限情報を全て削除する。
〔第1の実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、携帯端末10に撮影機能や録音機能を制限するための機能制限アプリケーション1074が組み込まれているか否かを容易にチェックすることが可能になり、その結果、機能制限区域70内に機能制限アプリケーション1074が組み込まれていない携帯端末10が持ち込まれ、不正撮影や不正録音が行われないようにすることができる。その理由は、携帯端末10が、機能制限アプリケーション1074を備えていることを示すアプリケーション格納済フラグを制御装置30へ送信するRFID部108を備え、制御装置30が、受信したフラグが正当なものであるか否かをチェックするアプリケーション格納済フラグチェック手段33を備えているからである。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、機能制限区域への入場時に、携帯端末から制御装置へ、アプリケーション格納済フラグだけでなく携帯端末固有の端末IDも送信することにより、携帯端末が属するクラスに応じた機能制限をかけられるようにしたことを特徴とする。
〔第2の実施の形態の構成の説明〕
図9は本発明にかかる携帯端末の機能制限システムの第2の実施の形態の構成例を示すブロック図であり、携帯端末10aと、機能制限区域70の出入口に設置されたRFID通信装置20と、制御装置30aとから構成されている。
携帯端末10aは、機能制限区域70への入場時、アプリケーション格納済フラグだけでなく、自端末固有の端末IDも送信する点が第1の実施の形態の携帯端末10と相違している。
RFID通信装置20は、携帯端末10aと近距離無線通信を行う装置であり、第1の実施の形態のRFID通信装置20Aと同様の構成を有している。
図10は、本実施の形態で使用する制御装置30aの構成例を示すブロック図であり、図5に示した第1の実施の形態の制御装置30との相違点は、機能制限情報送信手段32、アプリケーション格納済フラグチェック手段33、機能制限解除情報送信手段35および記憶装置40の代わりに機能制限情報送信手段32a、アプリケーション格納済フラグチェック手段33a、機能制限解除情報送信手段35aおよび記憶装置40aを備えている点である。
記憶装置40aには、機能制限情報記憶部401に加えて端末ID記憶部402と、クラス別端末ID記憶部403とが設けられている。端末ID記憶部402には、機能制限区域70に入場した携帯端末10aの端末IDが格納される。クラス別端末ID記憶部403には、予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されている。なお、本実施の形態では、非制限クラス、撮影非制限クラス、録音非制限クラス、制限クラスの4つのクラスがあり、クラス別端末ID記憶部403には、非制限クラス、撮影非制限クラス、録音非制限クラスそれぞれに属する携帯端末の端末IDが登録されているとする。ここで、非制限クラスとは、機能制限を全く行わないクラスであり、撮影非制限クラスとは撮影機能を制限しないクラスであり、録音非制限クラスとは録音機能を制限しないクラスである。また、制限クラスとは、機能制限情報によって制限されている機能が全て制限されるクラスであり、クラス別ID記憶部403に端末IDが登録されていない携帯端末は、制限クラスに属することになる。
アプリケーション格納済フラグチェック手段33aは、アプリケーション格納済フラグチェック手段33が備えている機能に加え、携帯端末10aからRFID通信装置20を介して送られてきた端末IDと、クラス別端末ID記憶部403の内容とに基づいて、携帯端末10aが属するクラスを認識したり、端末IDを端末ID記憶部402に格納する機能を有する。
機能制限情報送信手段32aは、端末が属するクラスに応じた機能制御信号を送信する点が、第1の実施の形態における機能制限情報送信手段32と相違している。
機能制限解除情報送信手段35aは、アプリケーション格納済フラグチェック手段33aから起動されたとき、機能制限解除情報を送信する点が、第1の実施の形態における機能制限解除情報送信手段35と相違している。
なお、制御装置30aもコンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを制御装置30aとして機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、機能制限情報作成手段31、機能制限情報送信手段32a、アプリケーション格納済フラグチェック手段33a、入場禁止手段34、および機能制限解除情報送信手段35aを実現する。
〔第2の実施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について説明する。なお、本実施の形態と第1の実施の形態とでは、機能制限区域70への入場時の動作が異なるだけであるので、図11のフローチャートを参照して、この点について詳しく説明する。
制御装置30aの管理者は、開場前に、機能制限情報作成手段31を利用して機能制限情報を作成し、機能制限情報記憶部401に登録しておく(ステップS401)。一方、ユーザは、携帯端末10aに機能制限アプリケーション1074が格納されていない場合、アプリケーション提供サーバ60からダウンロードし、記憶部107に格納しておく(ステップS501)。
ユーザは、機能制限区域70に入場する場合、自身の携帯端末10aを入口に設けられたRFID通信装置20にかざす。RFID通信装置20は、携帯端末10aがかざされると、RFID部108との間で近距離無線通信を開始する(ステップS402)。また、RFID通信装置20に設けられている検出手段(図示せず)は、携帯端末10aがかざされたことを検出すると、検出信号を制御装置30aへ送る。
携帯端末10a内のRFID部108は、RFID通信装置20からの信号を受信すると、アプリケーション格納済フラグと、自端末固有の端末IDとの対を送信する(ステップS502)。
制御装置30a内のアプリケーション格納済フラグチェック手段33aは、アプリケーション格納済フラグと端末IDの対を受信すると、第1の実施の形態と同様にして携帯端末10aに機能制限アプリケーション1074が格納されているか否かを判断する(ステップS403)。
そして、格納されていないと判断した場合は、入場禁止手段34を起動する。これにより、入場禁止手段34は、第1の実施の形態と同様の入場禁止処理を行う(ステップS409)。
これに対して、格納されていると判断した場合は、アプリケーション格納済フラグチェック手段33aは、携帯端末10aから送られてきた端末IDと同一の端末IDが端末ID記憶部402に格納されているか否かを調べる(ステップS404)。
そして、格納されていない場合(ステップS404がNO)は、携帯端末10aから送られてきた端末IDを端末ID記憶部402に登録する(ステップS405)。その後、アプリケーション格納済フラグチェック手段33aは、携帯端末10aの端末IDと、クラス別端末ID記憶部403の内容とに基づいて、携帯端末10aが属するクラスを認識する(ステップS406)。なお、クラス別端末ID記憶部403に端末IDが登録されていない携帯端末10aは、制限クラスに属すると認識する。その後、アプリケーション格納済フラグチェック手段33aは、機能制限情報送信手段32aを起動し、ステップS406で認識したクラスを渡す。これにより、機能制限情報送信手段32aは、機能制限情報記憶部401に格納されている機能制限情報を入力し、この機能制限情報に含まれている種別情報と制限期間情報との対の中からクラスに応じて必要なもののみを選択し、選択した対を機能制限情報としてRFID通信装置20へ送信する(ステップS407)。より具体的には、クラスが制限クラスであった場合には、機能制限情報に含まれている全ての対を選択し、非制限クラスであった場合は、ひとつも選択しない。即ち、非制限クラスであった場合には、機能制限情報は送信されないことになる。また、撮影非制限クラスであった場合には、種別情報が撮影になっている対以外を選択し、録音非制限クラスであった場合には、種別情報が録音になっている対以外を選択する。そして、携帯端末10a内のRFID部108は、RFID通信装置20を介して機能制限情報を受信すると、それを内部に設けられている非接触ICチップに書き込む(ステップS503)。
これに対して、携帯端末10aの端末IDが端末ID記憶部402に格納されていると判断した場合(ステップS404がYES)は、アプリケーション格納済フラグチェック手段33aは、機能制限解除情報送信手段35aを起動する。これにより、機能制限解除情報送信手段35aは、機能制限解除情報をRFID通信装置20へ送信する(ステップS408)。携帯端末10a内のRFID部108は、機能制限解除情報を受信すると、非接触ICチップに書き込まれている機能制限情報を消去することにより、携帯端末10aにかけられていた機能制限を解除する(ステップS503)。以上が、入場時に行われる処理である。
〔第2の実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、携帯端末が属するクラスに応じた機能制限をかけることができるという効果を得ることができる。その理由は、携帯端末10aが機能制限区域70への入場時に自端末固有の端末IDを制御装置30aへ送信する構成を有し、制御装置30aが、予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されたクラス別端末ID記憶部403と、携帯端末10aから送られてきた端末IDとクラス別端末ID記憶部403との内容とに基づいて携帯端末10aが属しているクラスを認識し、認識したクラスに応じた機能制限情報を携帯端末10aに送信する機能制限情報送信部32aを備えているからである。
また、本実施の形態によれば、入場用と退場用のRFID通信装置20を共通に用いることができる。その理由は、制御装置30aが機能制限区域70へ入場したユーザの携帯端末の端末IDを端末ID記憶部402を用いて管理しておき、端末ID記憶部402に登録されている端末IDと同一の端末IDを受信した場合には、機能制限解除情報を上記端末IDの送信元の携帯端末10aへ送信するようにしているからである。
本発明は、撮影や録音を禁止する施設への入場システムに適用すると好適てある。
本発明にかかる携帯端末の機能制限システムの第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 機能制限アプリケーションのダウンロード方法を説明するための図である。 携帯端末10の構成例を示すブロック図である。 記憶部107の内容例を示す図である。 制御装置30の構成例を示すブロック図である。 機能制限情報作成画面310の一例を示す図である。 入場時に行われる処理例を示すフローチャートである。 機能制限時の処理例を示すフローチャートである。 本発明にかかる携帯端末の機能制限システムの第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 制御装置30aの構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
10、10a…携帯端末
101…通信部
102…カメラ部
103…マイク部
104…スピーカ部
105…操作部
106…表示部
107…記憶部
108…RFID部
109…制御部
110…タイマ
20、20A、20B…RFID通信装置
30、30a…制御装置
31…機能制限情報作成手段
32、32a…機能制限情報送信手段
33、33a…アプリケーション格納済フラグチェック手段
34…入場禁止手段
35、35a…機能制限解除情報送信手段
36、37…入出力部
38…入力部
39…表示部
40,40a…記憶装置
401…機能制限情報記憶部
402…端末ID記憶部
403…クラス別端末ID記憶部
50…ネットワーク
60…アプリケーション提供サーバ
70…機能制限区域

Claims (11)

  1. 撮影機能および録音機能を有する携帯端末と、該携帯端末に対して制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する制御装置とを有する、携帯端末の機能制限システムにおいて、
    前記携帯端末が、
    前記制御装置に対して機能制限手段を備えていることを示すフラグを送信すると共に、前記制御装置から送られてきた機能制限情報を保持するRFID部と、
    該RFID部に保持されている機能制限情報中の種別情報が撮影機能を示している場合は、前記撮影機能の実行を禁止し、前記機能制限情報中の種別情報が録音機能を示している場合は、前記録音機能の実行を禁止する機能制限手段とを備え、
    前記制御装置が、
    受信したフラグが正当なものであるか否かを判断するフラグチェック手段と、
    該フラグチェック手段においてフラグが正当なものであると判断された場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する機能制限情報送信手段と、
    前記フラグチェック手段においてフラグが不正なものであると判断された場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示する入場禁止手段とを備えたことを特徴とする携帯端末の機能制限システム。
  2. 請求項1記載の携帯端末の機能制限システムにおいて、
    前記RFID部が、前記フラグと自端末固有の端末IDとの対を前記制御装置に送信する構成を有し、
    前記制御装置が、予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されたクラス別端末ID記憶部を備え、
    前記機能制限情報送信手段が、受信した端末IDと前記クラス別端末ID記憶部の内容とに基づいて携帯端末が属しているクラスを認識し、該認識したクラスに応じた機能制限情報を前記携帯端末に送信する構成を有することを特徴とする携帯端末の機能制限システム。
  3. 請求項2記載の携帯端末の機能制限システムにおいて、
    前記制御装置が、
    端末ID記憶部と、
    機能制限解除情報送信手段とを備え、
    前記フラグチェック手段が、受信したフラグが正当なものである場合、前記フラグと対になっている端末IDを前記端末ID記憶部に格納する構成を有し、
    前記機能制限解除情報送信手段が、受信した端末IDと同一の端末IDが前記端末ID記憶部に格納されている場合、前記端末IDの送信元の携帯端末に対して、機能制限解除情報を送信する構成を有し、
    前記RFID部が、機能制限解除情報を受信したとき、保持している機能制限情報を消去する構成を有することを特徴とする携帯端末の機能制限システム。
  4. 撮影機能および録音機能を有する携帯端末において、
    制御装置に対して機能制限手段を備えていることを示すフラグを送信すると共に、前記制御装置から送られてきた、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を保持するRFID部と、
    該RFID部に保持されている機能制限情報中の種別情報が撮影機能を示している場合は、前記撮影機能の実行を禁止し、前記機能制限情報中の種別情報が録音機能を示している場合は、前記録音機能の実行を禁止する機能制限手段とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  5. 受信したフラグが正当なものであるか否かを判断するフラグチェック手段と、
    該フラグチェック手段においてフラグが正当なものであると判断された場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する機能制限情報送信手段と、
    前記フラグチェック手段においてフラグが不正なものであると判断された場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示する入場禁止手段とを備えたことを特徴とする制御装置。
  6. 請求項5記載の制御装置において、
    予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されたクラス別端末ID記憶部を備え、且つ、
    前記機能制限情報送信手段が、受信した端末IDと前記クラス別端末ID記憶部の内容とに基づいて携帯端末が属しているクラスを認識し、該認識したクラスに応じた機能制限情報を前記携帯端末に送信する構成を有することを特徴とする制御装置。
  7. 請求項6記載の制御装置において、
    端末ID記憶部と、
    機能制限解除情報送信手段とを備え、且つ、
    前記フラグチェック手段が、受信したフラグが正当なものである場合、前記フラグと対になっている端末IDを前記端末ID記憶部に格納する構成を有し、
    前記機能制限解除情報送信手段が、受信した端末IDと同一の端末IDが前記端末ID記憶部に格納されている場合、前記端末IDの送信元の携帯端末に対して、機能制限解除情報を送信する構成を有することを特徴とする制御装置。
  8. 撮影機能および録音機能を有する携帯端末が、制御装置に対して機能制限手段を備えていることを示すフラグを送信し、
    前記制御装置が、受信したフラグが正当なものであった場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信し、受信したフラグが不正なものであった場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示し、
    前記携帯端末が、制御装置から送られてきた機能制限情報の種別情報が撮影機能を示している場合は、前記撮影機能の実行を禁止し、前記機能制限情報中の種別情報が録音機能を示している場合は、前記録音機能の実行を禁止することを特徴とする携帯端末の機能制限方法。
  9. コンピュータを、
    受信したフラグが正当なものであるか否かを判断するフラグチェック手段、
    該フラグチェック手段においてフラグが正当なものであると判断された場合、前記フラグの送信元の携帯端末に対して、制限する機能の種別を示す種別情報を含んだ機能制限情報を送信する機能制限情報送信手段、
    前記フラグチェック手段においてフラグが不正なものであると判断された場合およびフラグを受信できなかった場合、機能制限手段が実装されていない旨を表示する入場禁止手段として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータが、予め定められたクラス毎に、そのクラスに属する携帯端末の端末IDが登録されたクラス別端末ID記憶部を備え、且つ、
    前記機能制限情報送信手段が、受信した端末IDと前記クラス別端末ID記憶部の内容とに基づいて携帯端末が属しているクラスを認識し、該認識したクラスに応じた機能制限情報を前記携帯端末に送信する構成を有することを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータが、端末ID記憶部を備え、
    前記フラグチェック手段が、受信したフラグが正当なものである場合、前記フラグと対になっている端末IDを前記端末ID記憶部に格納する構成を有し、且つ、
    前記コンピュータを、受信した端末IDと同一の端末IDが前記端末ID記憶部に格納されている場合、前記端末IDの送信元の携帯端末に対して、機能制限解除情報を送信する機能制限解除情報送信手段として機能させるためのプログラム。
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