JP2006261167A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 配線基板において、絶縁層上に形成される、Cuを主成分とするCu導体膜と、絶縁層をその厚み方向に貫通するように延びかつCu導体膜に電気的に接続される、Agを含むビア導体との電気的接続の信頼性を高める。
【解決手段】 ビア導体3の導電成分として、Ag7およびSn4を含むAgSn合金粉末を用い、Cu導体膜2上であって、ビア導体3に接する領域に、Snめっき膜8を形成する。その結果、Cu導体膜2とSnめっき膜8との界面に沿ってCu−Sn系金属間化合物6が形成され、ビア導体3とSnめっき膜8との界面に沿ってAg−Sn系金属間化合物が形成され、それによって、電気的接続の信頼性が高められる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ビア導体3の導電成分として、Ag7およびSn4を含むAgSn合金粉末を用い、Cu導体膜2上であって、ビア導体3に接する領域に、Snめっき膜8を形成する。その結果、Cu導体膜2とSnめっき膜8との界面に沿ってCu−Sn系金属間化合物6が形成され、ビア導体3とSnめっき膜8との界面に沿ってAg−Sn系金属間化合物が形成され、それによって、電気的接続の信頼性が高められる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、配線基板およびその製造方法に関するもので、特に、そこに備える絶縁層に関連して、互いに電気的に接続される導体膜およびビア導体が設けられている、配線基板およびその製造方法に関するものである。
この発明にとって興味ある配線基板として、熱硬化性樹脂からなる絶縁層とCuを主成分とするCu導体膜とを交互に積層した構造を有する多層樹脂基板がある。このような多層樹脂基板は、異なる絶縁層上にそれぞれ形成される複数のCu導体膜を互いに電気的に接続するため、特定の絶縁層をその厚み方向に貫通するように延びるビア導体を備えている。ビア導体を構成する導電成分としては、通常、導通抵抗の低いAgが用いられている。
しかしながら、上述したような多層樹脂基板において達成されるべきCu導体膜とAgビア導体との接続は、異種金属間の接続であることから、長期にわたって熱負荷を繰り返して印加したとき、両者間の導通抵抗が高くなり、さらに、極端な場合には、Cu導体膜とAgビア導体との接続部で断線するという問題に遭遇することがある。
なお、多層樹脂基板の製造時において、温度を上げることにより、これら異種金属同士を比較的強固に結合させることは可能であるが、多層樹脂基板は、通常、180〜200℃の温度でプレスして硬化させることによって得られるものであるので、上記温度を超える温度にまで加熱すると、絶縁層を構成する熱硬化性樹脂が分解するという問題を招く。
そこで、異種金属間の接続性を高めることを目的として、Snを導電成分として含む導電性ペーストを用いてビア導体を形成することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。図1には、絶縁層1上に形成されたCu導体膜2と絶縁層1を貫通するように設けられたビア導体3との電気的接続部分が拡大されて図示されている。上述の特許文献1において提案された導電性ペーストを用いて実現される電気的接続部分が図1のうちの(a)に図解的に示されている。
特許文献1に記載の技術は、Snが200℃以下といった比較的低温であっても固相拡散を起こすことを利用するものである。この技術によれば、図1(a)に示すように、ビア導体3を形成する導電性ペーストに含まれているSn4が、Cu導体膜2を形成するCu5に固相拡散した結果、絶縁層1を硬化させる200℃以下の温度でCu−Sn系金属間化合物6を生成し、それによって、Cu導体膜2とビア導体3との間での導通性を高めることができる。
しかしながら、Cu導体膜2とビア導体3との界面においては、上述のように、Cu導体膜3にSn4が固相拡散してCu−Sn系金属間化合物6が生成されるものの、粉末状態にあるSn4の、Cu導体膜2に対する接触状態により、導通性が変動し、その結果、導通性にばらつきが生じやすいという問題がある。
特開2004−179362号公報
そこで、この発明の目的は、上述したような問題を解決し得る、配線基板およびその製造方法を提供しようとすることである。
この発明は、絶縁層と、絶縁層上に形成される、Cuを主成分とするCu導体膜と、絶縁層をその厚み方向に貫通するように延びかつCu導体膜に電気的に接続されるビア導体とを備える、配線基板にまず向けられるものであって、上述した技術的課題を解決するため、次のような構成を備えることを特徴としている。
すなわち、上述のビア導体は、AgSn合金粉末を導電成分とするようにされる。また、Cu導体膜上であって、少なくともビア導体に接する領域には、Snめっき膜が形成される。そして、Cu導体膜とSnめっき膜との界面に沿ってCu−Sn系金属間化合物が形成され、かつ、ビア導体とSnめっき膜との界面に沿ってAg−Sn系金属間化合物が形成されている。
この発明に係る配線基板において、絶縁層は、樹脂を主成分とするものであることが好ましい。この場合、配線基板は、絶縁層内に封止される電子部品をさらに備えていてもよい。
この発明に係る配線基板は、積層された複数の絶縁層と、異なる絶縁層上にそれぞれ形成される複数のCu導体膜とを備え、ビア導体は、異なるCu導体膜間を電気的に接続するように設けられていることが好ましい。
また、この発明に係る配線基板が、積層された複数の絶縁層を備える場合、前述したビア導体のほかに、次のようなビア導体をさらに備えていてもよい。すなわち、この発明に係る配線基板は、少なくとも最も外側の絶縁層には、Cu導体膜に電気的に接続されるものであって、当該絶縁層をその厚み方向に貫通するように延びる貫通孔の内周面上に非充填状態で形成されためっき膜をもって与えられた、非充填ビア導体をさらに備えていてもよい。
この発明は、また、配線基板の製造方法にも向けられる。この発明に係る配線基板の製造方法は、絶縁層を準備する工程と、絶縁層の一方主面または両主面上に、Cuを主成分とするCu導体膜を形成する工程と、絶縁層に、その厚み方向に貫通する貫通孔を設ける工程と、Cu導体膜上に、Snめっき膜を形成する工程と、貫通孔にAgSn合金粉末を導電成分としかつ未硬化の樹脂を含む導電性ペーストを充填し、それによって、ビア導体を形成する工程とをまず備えている。これらの工程を終えた段階においては、ビア導体はSnめっき膜に接する状態とされている。この発明に係る配線基板の製造方法は、さらに、ビア導体を形成する導電性ペーストを熱硬化する工程を備えている。
この発明に係る配線基板の製造方法において、Snめっき膜は置換型無電解めっきによって形成されることが好ましい。
この発明に係る配線基板の製造方法において、好ましくは、絶縁層は、樹脂を主成分とするものであり、絶縁層を準備する工程は、未硬化の樹脂を主成分とする絶縁層を準備する工程を備える。そして、この製造方法は、絶縁層に含まれる未硬化の樹脂を熱硬化させる工程をさらに備え、ビア導体を形成する導電性ペーストを熱硬化させる工程は、絶縁層に含まれる未硬化の樹脂を熱硬化させる工程と同時に実施される。
上述の好ましい実施態様において、未硬化の樹脂を主成分とする絶縁層を準備する工程は、未硬化の樹脂を主成分とする絶縁層を既硬化状態のコア層上に形成する工程を備えていてもよい。
上述の場合、コア層上には電子部品が実装されていて、未硬化の樹脂を主成分とする絶縁層がコア層上に形成されるとき、電子部品は絶縁層によって封止されるように実施されてもよい。
Snは、たとえ常温であっても固相拡散を起こし、単体では不安定であるため、周囲にある金属と結び付きやすい性質を有している。周囲に、たとえばCuやAgが存在すると、Snは、それらと結び付き、Cu−Sn系金属間化合物やAg−Sn系金属間化合物を生成し、また、Sn同士の相互拡散も起こる。
図1(a)に示した特許文献1に記載の技術においてビア導体3を形成するために用いられた、Sn4を導電成分として含む導電性ペーストに代えて、図1(b)に示すように、AgSn合金粉末を導電成分として含む導電性ペーストが用いられると、導電性ペースト中のSn4の一部は、Cu導体膜2のCu5と結び付いて、Cu−Sn系金属間化合物6を生成するものの、Ag7とCu導体膜2との界面では導通性が高く、この導通性はAg7とCu導体膜2との接触状態に左右されるため、ばらつきが大きい。
これに対して、この発明では、図1(c)に示すように、Cu導体膜2上にSnめっき膜8が形成されているため、これらの界面では、全域にわたって、Cu−Sn系金属間化合物6が生成される。そして、ビア導体3には、Ag7およびSn4が含まれているため、ビア導体3とSnめっき膜8との界面では、Ag−Sn系金属間化合物9が生成される。このとき、Cu導体膜2は、Snめっき膜8によって覆われているため、Snめっき膜8を形成するSnのすべてがビア導体3中のAg7と結び付こうとする。さらに、Sn同士の相互拡散も生じる。
これらのことから、この発明によれば、Cu導体膜とビア導体との電気的接続部分での導通性が高められ、上記の高温多湿状態や高温状態やヒートサイクル状態に配線基板が置かれても、Cu導体膜とビア導体との間において高い接続信頼性を実現することができる。
この発明による効果は、絶縁層が樹脂を主成分とするものであるとき、特に顕著に発揮される。なぜなら、Cu導体膜とビア導体との間で信頼性の高い電気的接続状態を得るには、異種金属間での結合を強固なものとしなければならないが、強固な結合を得るため、熱処理の温度を高めると、樹脂が分解することになり、絶縁層が樹脂を主成分とするものである場合には、熱処理の温度を高くするという対策を単純に採用することができないからである。
この発明に係る配線基板において、積層された複数の絶縁層と、異なる絶縁層上にそれぞれ形成される複数のCu導体膜とを備え、ビア導体が、異なるCu導体膜間を電気的に接続するように設けられていると、接続信頼性に優れた多層構造の配線基板を得ることができる。
この発明に係る配線基板において、積層された複数の絶縁層を備え、少なくとも最も外側の絶縁層には、前述したように、非充填ビア導体が設けられていると、配線基板の積層方向での中央部においては、充填状態のビア導体を存在させることにより、配線基板の強度を確保しながら、強度向上にあまり影響のない外側の絶縁層に位置するビア導体にあっては、形成が容易なめっき膜を非充填状態で形成することによって、配線基板のコストダウンを図ることができる。
この発明に係る配線基板の製造方法において、Snめっき膜が置換型無電解めっきにより形成されると、Snを溶融させる必要がないので、比較的低温での操作によって、Cu導体膜上にSnを析出させることができる。なお、一般的には、Cuの表面電位はSnの表面電位より貴であり置換反応できないが、Snめっき液にCuイオンの強力な錯化剤を加えることにより、置換めっきが可能であることが知られている。
図2ないし図5は、この発明の第1の実施形態を説明するためのものである。この実施形態では、図2ないし図4に示すような各工程を経て、図5に示すような配線基板11が製造される。
図5を参照して、配線基板11は、各々複数の第1および第2の絶縁層12および13を備えている。第1および第2の絶縁層12および13は、交互に積層されるが、互いの界面については、完成品としての配線基板11では明確に表れないため、図5では、界面を破線で示している。絶縁層12および13の材料としては、好ましくは、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シアネート樹脂等の熱硬化性樹脂を主成分としながら、このような熱硬化性樹脂中にAl2 O3 、SiO2 、TiO2 等からなる無機フィラーを混合したものが用いられる。
配線基板11は、また、絶縁層12および13の各々上に形成される、Cuを主成分とするCu導体膜14を備えている。この実施形態では、複数のCu導体膜14が、異なる絶縁層12および13上にそれぞれ形成されている。また、Cu導体膜14は、Cu箔15とその上に形成されるCuめっき膜16とから構成される。
配線基板11は、さらに、絶縁層12および13の各々をその厚み方向に貫通するように延びかつCu導体膜14に電気的に接続される、ビア導体17を備えている。ビア導体17は、AgSn合金粉末を導電成分としている。
また、Cu導体膜14上であって、少なくともビア導体17に接する領域には、Snめっき膜18が形成されている。
このような配線基板11を製造するため、第1および第2の絶縁層12および13が別々に用意され、第1および第2の絶縁層12および13の各々について、たとえば、Cu導体膜14、ビア導体17およびSnめっき膜18を形成するための工程などの必要な工程が実施され、その後、第1および第2の絶縁層12および13を積層する工程が実施される。
図2には、積層工程の前に第1の絶縁層12に対して実施される工程が示されている。
図2(1)に示すように、第1の絶縁層12が用意される。第1の絶縁層12は、たとえば、無機フィラーを混合した熱硬化性樹脂からなる複数枚のプリプレグを積み重ねることによって得られる。第1の絶縁層12の上下両主面上には、Cu箔15がラミネートされ、その状態で、第1の絶縁層12が半硬化される。
次に、図2(2)に示すように、第1の絶縁層12に、その厚み方向に貫通する貫通孔19が、たとえばレーザを用いて形成される。レーザとしては、CO2 レーザ、エキシマレーザ、YAGレーザなどを用いることができる。貫通孔19は、一方のCu箔15をも貫通するが、他方のCu箔15については、これを貫通しないように設けられる。
次に、Cuの無電解めっきが実施され、図2(3)に示すように、Cuめっき膜16が形成される。この実施形態においては、前述したように、Cuめっき膜16とCu箔15とによって、Cu導体膜14が形成されるが、Cu箔およびCuめっき膜のいずれか一方のみによって、Cu導体膜が形成されてもよい。
次に、Snの無電解めっきが実施され、同じく図2(3)に示すように、Cuめっき膜16上に、Snめっき膜18が形成される。このSnめっき膜18を形成するための無電解めっき工程では、チオ尿素を添加した置換めっき液内に、Cuめっき膜16が形成された第1の絶縁層12を浸漬する、置換型無電解めっきが実施される。
次に、図2(4)に示すように、真空下において、貫通孔19にAgSn系の導電性ペースト20が充填される。この導電性ペースト20は、AgSn合金粉末を導電成分としかつ未硬化の樹脂および硬化剤を含んでいる。この導電性ペースト20中でのAgおよびSnの合計量に対するSnの添加量は、20〜96.2原子%であることが好ましい。Snの添加量が20原子%以上であれば、Agのマイグレーションを抑制することができ、96.2原子%以下であれば十分な強度を得ることができる。導電性ペースト20に含まれる樹脂は、第1の絶縁層12の主成分となる樹脂と同類のものが好適に用いられる。
次に、図2(4)に示した構造物の両主面上に、図2(5)に示すように、所定のネガ型のレジスト21がスピンコートによって塗布され、このレジスト21が、露光および現像処理によりパターニングされる。
次に、上記のようにパターニングされたレジスト21をマスクとして、エッチング処理が施され、それによって、図2(6)に示すように、Cu導体膜14およびSnめっき膜18がパターニングされる。
図3は、積層工程の前に第2の絶縁層13に対して実施される工程を示している。
まず、図3(1)に示すように、第2の絶縁層13が用意される。第2の絶縁層13は、第1の絶縁層12と同じ材料からなり、かつ同じ方法によって製造される。
次に、同じく図3(1)に示すように、第2の絶縁層13の上下両主面上に、マスクとして機能する、たとえばポリエチレンテレフタレートからなる樹脂フィルム22が貼り付けられる。
次に、図3(2)に示すように、第2の絶縁層13に、その厚み方向に貫通する貫通孔23が設けられる。貫通孔23の形成には、前述した貫通孔19の形成の場合と同様の方法を適用することができる。
次に、前述した第1の絶縁層12の場合と同様、無電解Cuめっきおよび無電解Snめっきが順次施され、図3(3)に示すように、Cuめっき膜16およびSnめっき膜18が形成される。
次に、図3(4)に示すように、真空下において、貫通孔19に導電性ペースト20が充填される。この導電性ペースト20は、前述した第1の絶縁層12に設けられた貫通孔19に充填されたものと同じ組成のものである。
次に、図3(5)に示すように、樹脂フィルム22が除去される。
なお、図3(5)に示すように、貫通孔23の内周面上には、Cuめっき膜16およびSnめっき膜18が形成されているが、第2の絶縁層13については、貫通孔23の内周面上のCuめっき膜16およびSnめっき膜18はあえて形成されなくてもよい。
次に、図4に示すように、図2(6)に示した状態にある第1の絶縁層12と図3(5)に示した状態にある第2の絶縁層13とが交互に積層される。このとき、第1の絶縁層12は、最上層および最下層に位置するようにされる。
図5には、第1および第2の絶縁層12および13の積層後の状態が示されている。上述のように積層された第1および第2の絶縁層12および13は互いに圧着される。この圧着工程において、第1および第2の絶縁層12および13に含まれる樹脂が完全に熱硬化されるように加熱される。
前述した貫通孔19および23に充填された導電性ペースト20は、異なるCu導体膜14間を電気的に接続するビア導体17を形成していて、このビア導体17を形成する導電性ペースト20に含まれる樹脂は、上述した熱硬化工程において同時に熱硬化される。
以上のようにして、図5に示すような断面構造を有する配線基板11が得られる。
このような配線基板11において、図1(c)を参照して説明したように、Cu導体膜14、より具体的にはCu箔15またはCuめっき膜16とSnめっき膜18との界面に沿ってCu−Sn系金属間化合物が形成され、かつ、ビア導体17とSnめっき膜18との界面に沿ってAg−Sn系金属間化合物が形成されている。その結果、Cu導体膜14とビア導体17との間で信頼性の高い電気的導通状態を実現することができる。
以上説明した第1の実施形態による配線基板11の製造方法は、1個の配線基板11を製造するためのものであったが、図5に示した段階のものが、複数個の配線基板11を構成する親基板であり、これをカットまたはブレークすることによって、複数個の配線基板11を取り出すようにした製造方法が採用されてもよい。
次に、この発明による効果を確認するため、第1の実施形態に従って実施した実験例について説明する。
(実験例1)
この実験例では、第1および第2の絶縁層12および13の各々を得るため、ビスフェノール型エポキシ樹脂を主成分とするプリプレグを6枚重ね、これらを半硬化状態とするため、120℃の温度を適用した。第1の絶縁層12にあっては、厚み18μmのCu箔15を90℃の温度で加熱しながらラミネートした。Cuめっき膜16およびSnめっき膜18の各々の厚みを0.5μmとした。また、図5に示した配線基板11を得るための最終段階での完全硬化工程では、180℃の温度を適用した。
この実験例では、第1および第2の絶縁層12および13の各々を得るため、ビスフェノール型エポキシ樹脂を主成分とするプリプレグを6枚重ね、これらを半硬化状態とするため、120℃の温度を適用した。第1の絶縁層12にあっては、厚み18μmのCu箔15を90℃の温度で加熱しながらラミネートした。Cuめっき膜16およびSnめっき膜18の各々の厚みを0.5μmとした。また、図5に示した配線基板11を得るための最終段階での完全硬化工程では、180℃の温度を適用した。
また、導電性ペースト20としては、この発明の範囲内の実施例となる導電性ペーストおよびこの発明の範囲外の2種類の比較例となる導電性ペーストを用意した。実施例としての導電性ペーストは、Ag:Sn=35:65のAgSn合金粉末を導電成分として含有させた。比較例1としての導電性ペーストは、Cu100%の粉末を導電成分として含有させた。比較例2としての導電性ペーストは、Cu:Sn=35:65のCuSn合金粉末を導電成分として含有させた。そして、いずれの導電性ペーストについても、樹脂成分としてビスフェノール型エポキシ樹脂を含み、導電成分の含有率を88.0重量%、樹脂成分の含有率を7.8重量%、酸化物の含有率を2.0重量%、溶剤の含有率を2.2重量%とし、E型粘度計による粘度が0.5rpmで約200Pa・sとなるように調整した。
このようにして得られた配線基板11において、1個のビア導体17の寸法は、直径150μmおよび軸線方向長さ600μmであった。
得られた各試料に係る配線基板11における1個のビア導体17とそれに接続されるCu導体膜14とからなる導電経路の初期抵抗値を測定したところ、表1に示すような結果が得られた。
表1からわかるように、導電性ペースト20として、実施例の導電性ペーストを用いた場合には、初期抵抗値が低く、また、ばらつきも小さかった。
これに対して、導電性ペースト20として、比較例1の導電性ペーストおよび比較例2の導電性ペーストを用いた場合には、初期抵抗値がかなり高くなり、かつばらつきも大きくなった。
比較例1では、導電性ペースト20に含まれる樹脂の熱硬化時にCuの酸化物が生成され、ビア導体17とCu導体膜14との界面での接続が不完全となり、そのため、抵抗値が高くなり、また、抵抗値のばらつきが大きくなったものと考えられる。
また、比較例2では、導電性ペースト20中のCuとSnめっき膜18との界面にCu−Sn系金属間化合物が生成されるものの、CuSn合金粉末は、導電性ペースト20における分散性が悪いため、抵抗値が高くなり、かつ、そのばらつきが大きくなったものと考えられる。
(実験例2)
実験例2では、導電性ペースト20として、実験例1において用意した実施例に係る導電性ペーストのほか、実施例に係る導電性ペーストに含まれるAgSn合金粉末に代えて、Ag100%の粉末を含む、比較例3に係る導電性ペーストを用意した。そして、実験例1の場合と同様の方法によって、配線基板11を作製し、温度80℃および相対湿度85%の条件を付与するマイグレーション試験を実施した。
実験例2では、導電性ペースト20として、実験例1において用意した実施例に係る導電性ペーストのほか、実施例に係る導電性ペーストに含まれるAgSn合金粉末に代えて、Ag100%の粉末を含む、比較例3に係る導電性ペーストを用意した。そして、実験例1の場合と同様の方法によって、配線基板11を作製し、温度80℃および相対湿度85%の条件を付与するマイグレーション試験を実施した。
その結果、導電性ペースト20として、実施例の導電性ペーストを用いた試料では、1000時間のマイグレーション試験であっても、ショート不良が発生しなかったのに対し、比較例3の導電性ペーストを用いた試料では、初期の抵抗値が低く、また、500時間経過後においては、ショート不良が発生しなかったが、1000時間経過後に、ビア導体17間でショート不良が発生し、無視できないマイグレーションが生じていることがわかった。
(実験例3)
導電性ペースト20として、実験例1において用意した実施例に係る導電性ペーストを用いて、試料となる実施例としての配線基板11を作製した。
導電性ペースト20として、実験例1において用意した実施例に係る導電性ペーストを用いて、試料となる実施例としての配線基板11を作製した。
他方、上記実施例としての配線基板11と比較して、Snめっき膜18を形成しなかったことを除いて同様の構成を有する比較例としての配線基板11を作製した。
これら実施例および比較例の各々について、80℃および85%の高温高湿条件を付与する高温高湿試験を実施した。そして、高温高湿試験前(0時間)、ならびに、高温高湿試験を実施して、100時間経過後、500時間経過後および1000時間経過後の各々において、1個のビア導体17とそれに接続されるCu導体膜14とからなる導電経路の抵抗値を測定した。その結果が、表2に示されている。
表2からわかるように、実施例によれば、高温高湿試験において、抵抗値が比較的安定しており、信頼性の高い電気的接続状態が得られているのに対し、比較例では、初期抵抗値が高いばかりでなく、時間の経過とともに、高い変化率をもって抵抗値が増大しており、導通信頼性が低かった。
また、上記実施例に係る配線基板11について、さらに、高温放置試験およびヒートサイクル試験を実施した。
高温放置試験では、80℃の温度を付与し、試験前(0時間)、ならびに100時間、500時間および1000時間経過後のそれぞれにおいて、1個のビア導体17とそれに接続されるCu導体膜14とからなる導電経路の抵抗値を測定した。その結果が表3に示されている。
表3からわかるように、実施例に係る配線基板11によれば、1000時間経過後であっても、抵抗値が比較的安定していた。
ヒートサイクル試験では、−55℃から125℃までのヒートサイクルを付与し、試験前(0サイクル)、ならびに100サイクル、500サイクルおよび1000サイクル経過後のそれぞれにおいて、1個のビア導体17とそれに接続されるCu導体膜14とからなる導電経路の抵抗値を測定した。その結果が表4に示されている。
表4からわかるように、実施例に係る配線基板11によれば、1000サイクル経過後であっても、安定した抵抗値を示した。
図6ないし図8は、この発明の第2の実施形態を説明するためのものである。ここで、図8は、この第2の実施形態に係る配線基板31を図解的に示す断面図であり、図6および図7は、配線基板31を製造するために実施される各工程を示している。
図8を参照して、配線基板31は、コア層32を備えている。コア層32は、図8等では図示を省略するが、複数の樹脂層を積層して構成された樹脂多層基板であっても、複数のセラミック層を積層して構成されたセラミック多層基板であってもよい。
コア層32上には、Cuを主成分とするCu配線パターン33が設けられている。Cu配線パターン33の特定のものに電気的に接続された状態で、コア層32の上面には、電子部品34が搭載されている。
コア層32上には、樹脂を主成分とする絶縁層35が積層されている。上述した電子部品34は、絶縁層35によって封止されている。
絶縁層35の上面上には、パターニングされたCu箔36が形成されている。絶縁層35には貫通孔37が設けられている。Cu箔36上、貫通孔37の内周面上および貫通孔37の下方開口に露出するCu配線パターン33上には、Cuめっき膜38が形成されている。この実施形態では、Cu配線パターン33、Cu箔36およびCuめっき膜38によって、Cu導体膜39が与えられている。Cu導体膜39上、より特定的にはCuめっき膜38上には、Snめっき膜40が形成されている。
また、貫通孔37内には、AgSn合金粉末を導電成分とするビア導体41が設けられている。ビア導体41は、Cu導体膜39に電気的に接続されるものである。
さらに、絶縁層35の上面であって、Cu導体膜39が形成されない領域には、ソルダレジスト42が形成されている。
このような配線基板31を製造するため、次のような工程が実施される。
まず、図6(1)に示すように、電子部品34が実装されたコア層32が用意されるとともに、絶縁層35が用意される。絶縁層35の材料としては、第1の実施形態における絶縁層12および13と同様のものを用いることができる。コア層32は、既硬化状態である。他方、絶縁層35は、Bステージ状態またはプリプレグ状態といった半硬化状態である。そして、絶縁層35の上面には、Cu箔36がその粗面側を絶縁層35に向けて配置される。
次に、図6(2)に示すように、Cu箔36の配置されていない主面側をコア層32側に向けて、絶縁層35がコア層32に真空下で熱圧着される。その結果、電子部品34は絶縁層35によって封止された状態となる。そして、絶縁層35が完全硬化される。また、Cu箔36は、絶縁層35に対して強固に接合された状態となる。
次に、図6(3)に示すように、絶縁層35に、その厚み方向に貫通する貫通孔37が、たとえばレーザを用いて形成される。貫通孔37は、Cu箔36をも貫通するように設けられる。なお、図示の実施形態では、貫通孔37の縦断面形状は、台形状であるが、たとえば矩形状であってもよい。
次に、図7(1)に示すように、貫通孔37の底部に露出するCu配線パターン33、貫通孔37の内周面およびCu箔36上に、無電解めっきによって、Cuめっき膜38が形成され、次いで、Snめっき膜40が形成される。Snめっき膜40の形成には、前述した第1の実施形態におけるSnめっき膜18の場合と同様、置換型無電解めっきが適用される。
なお、上述の無電解めっきを実施するとき、コア層32の下面側には、めっき膜の析出を防止するためのマスクが施される。
次に、図7(2)に示すように、AgSn合金粉末を導電成分としかつ未硬化の樹脂を含む導電性ペースト43が、真空下において、貫通孔37に充填され、次いで、加熱硬化され、それによって、ビア導体41が形成される。導電性ペースト43としては、第1の実施形態における導電性ペースト20と同じ組成のものを用いることができる。
次に、図7(2)に示した構造物の上方主面側に、図7(3)に示すように、ネガ型のレジスト44がスピンコートによって塗布され、次いで、露光および現像処理が施されて、レジスト44がパターニングされる。
次に、パターニングされたレジスト44をマスクとして、レジスト44から露出するSnめっき膜40、Cuめっき膜38およびCu箔36が、図7(4)に示すように、エッチングによって除去され、次いで、レジスト44が除去される。
なお、Snめっき膜40、Cuめっき膜38およびCu箔36に対して、エッチングを施し、これらをパターニングする工程は、貫通孔37内に導電性ペースト43を充填する工程の前に実施されてもよい。
次に、図8に示すように、ソルダレジスト42が印刷により形成され、次いで、防錆処理が施され、配線基板31が完成される。
この第2の実施形態において、絶縁層をさらに積層し、そこにCu導体膜およびビア導体を形成してもよい。
また、上述した製造方法は、1個の配線基板31を製造するためのものであったが、図8に示した段階のものが、複数個の配線基板31を構成する親基板であり、これをカットまたはブレークすることによって、複数個の配線基板31を取り出すようにした製造方法が採用されてもよい。
図9は、この発明の第3の実施形態を説明するためのものであって、配線基板51を図解的に示す断面図である。
配線基板51は、樹脂を主成分とする積層された複数の絶縁層52および53を備えている。ここで、積層方向での中間部に位置する絶縁層が「52」の参照符号をもって示され、最も外側の絶縁層が「53」の参照符号をもって示されている。
積層方向での中間部に位置する絶縁層52には、第1の実施形態による配線基板11の場合と同様の構造をもって、Cu導体膜54およびビア導体55が設けられている。なお、図9では、Cu導体膜54およびビア導体55に関連して形成されるCu箔、Cuめっき膜およびSnめっき膜の図示が省略されている。
他方、最も外側の絶縁層53には、Cu導体膜54に電気的に接続されるビア導体56が設けられている。ビア導体56は、絶縁層53をその厚み方向に貫通するように延びる貫通孔57の内周面上に非充填状態で形成されためっき膜58をもって与えられる。めっき膜58は、たとえば、Cuからなり、無電解めっきによって形成される。
上述のように、最も外側の絶縁層53に非充填ビア導体56が設けられ、中間部の絶縁層52には充填状態のビア導体55が設けられることによって、次のような効果が奏される。
配線基板51に加わる応力は、積層方向の中央部により大きくかかる。そこで、配線基板51の中央部に、充填状態のビア導体55を形成しておけば、配線基板51の強度を高めることができ、配線基板51を、外部からの応力の影響を受けにくいものとすることができる。他方、最も外側の絶縁層53にあっては、非充填ビア導体56を形成するようにすれば、この非充填ビア導体56の形成は、充填状態のビア導体の形成に比べて、より容易であるため、配線基板51のコストダウンを図ることができる。
なお、充填状態のビア導体55と非充填ビア導体56との配置状態は、図9に示したものに限らず、応力の影響を考慮して、任意に変更することができる。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、絶縁層は、樹脂を主成分とするものであったが、セラミックからなる絶縁層を備える配線基板に対しても、この発明を適用することができる。
また、この発明は、積層構造を有する配線基板に限らず、単層構造の配線基板に対しても適用することができる。
1,12,13,35,52,53 絶縁層
2,14,39,54 Cu導体膜
3,17,41,55 ビア導体
6 Cu−Sn系金属間化合物
8,18,40 Snめっき膜
9 Ag−Sn系金属間化合物
15,36 Cu箔
16,38 Cuめっき膜
19,23,37,57 貫通孔
20,43 導電性ペースト
32 コア層
34 電子部品
56 非充填ビア導体
58 めっき膜
2,14,39,54 Cu導体膜
3,17,41,55 ビア導体
6 Cu−Sn系金属間化合物
8,18,40 Snめっき膜
9 Ag−Sn系金属間化合物
15,36 Cu箔
16,38 Cuめっき膜
19,23,37,57 貫通孔
20,43 導電性ペースト
32 コア層
34 電子部品
56 非充填ビア導体
58 めっき膜
Claims (10)
- 絶縁層と、
前記絶縁層上に形成される、Cuを主成分とするCu導体膜と、
前記絶縁層をその厚み方向に貫通するように延びかつ前記Cu導体膜に電気的に接続される、AgSn合金粉末を導電成分とするビア導体と、
前記Cu導体膜上であって、少なくとも前記ビア導体に接する領域に形成される、Snめっき膜と
を備え、
前記Cu導体膜と前記Snめっき膜との界面に沿ってCu−Sn系金属間化合物が形成され、かつ、前記ビア導体と前記Snめっき膜との界面に沿ってAg−Sn系金属間化合物が形成されている、
配線基板。 - 前記絶縁層は、樹脂を主成分とするものである、請求項1に記載の配線基板。
- 前記絶縁層内に封止される電子部品をさらに備える、請求項2に記載の配線基板。
- 積層された複数の前記絶縁層と、異なる前記絶縁層上にそれぞれ形成される複数の前記Cu導体膜とを備え、前記ビア導体は、異なる前記Cu導体膜間を電気的に接続するように設けられている、請求項1ないし3のいずれかに記載の配線基板。
- 積層された複数の前記絶縁層を備え、少なくとも最も外側の前記絶縁層には、前記Cu導体膜に電気的に接続されるものであって、当該絶縁層をその厚み方向に貫通するように延びる貫通孔の内周面上に非充填状態で形成されためっき膜をもって与えられた、非充填ビア導体をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の配線基板。
- 絶縁層を準備する工程と、
前記絶縁層の一方主面または両主面上に、Cuを主成分とするCu導体膜を形成する工程と、
前記絶縁層に、その厚み方向に貫通する貫通孔を設ける工程と、
前記Cu導体膜上に、Snめっき膜を形成する工程と、
前記貫通孔にAgSn合金粉末を導電成分としかつ未硬化の樹脂を含む導電性ペーストを充填し、それによって、ビア導体を形成する工程と
を備え、
各前記工程を終えた段階において、前記ビア導体は前記Snめっき膜に接する状態とされていて、さらに、
前記ビア導体を形成する前記導電性ペーストを熱硬化させる工程を備える、
配線基板の製造方法。 - 前記Snめっき膜を形成する工程において、前記Snめっき膜は置換型無電解めっきによって形成される、請求項6に記載の配線基板の製造方法。
- 前記絶縁層は、樹脂を主成分とするものであり、前記絶縁層を準備する工程は、未硬化の樹脂を主成分とする前記絶縁層を準備する工程を備え、当該製造方法は、前記絶縁層に含まれる前記未硬化の樹脂を熱硬化させる工程をさらに備え、前記ビア導体を形成する導電性ペーストを熱硬化させる工程は、前記絶縁層に含まれる未硬化の樹脂を熱硬化させる工程と同時に実施される、請求項6または7に記載の配線基板の製造方法。
- 前記未硬化の樹脂を主成分とする絶縁層を準備する工程は、未硬化の樹脂を主成分とする前記絶縁層を既硬化状態のコア層上に形成する工程を備える、請求項8に記載の配線基板の製造方法。
- 前記コア層上には電子部品が実装されていて、前記未硬化の樹脂を主成分とする絶縁層が前記コア層上に形成されるとき、前記電子部品は前記絶縁層によって封止される、請求項9に記載の配線基板の製造方法。
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JP2005072488A JP2006261167A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | 配線基板およびその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011258664A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 配線基板及び配線基板の製造方法 |
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-
2005
- 2005-03-15 JP JP2005072488A patent/JP2006261167A/ja active Pending
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