JP2006260905A - 電池パック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液絡の発生を確実に防止する電池パック構造を提供する。
【解決手段】 電池パック構造は、複数の電池セル26から構成され、所定の方向に積層されて互いに電気的に接続された複数の電池モジュール21と、底面31aを有し、底面31aから鉛直上方向に離間した位置で複数の電池モジュール21を収容する電池ケース31と、複数の電池モジュール21が互いに隣り合う位置20の直下で、所定の方向の直交方向に延びるリブ状部43を有し、底面31aと複数の電池モジュール21との間に設けられた樹脂トレイ41と、リブ状部43から複数の電池モジュール21に向かって延び、複数の電池モジュール21を支持する支持部52とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】 電池パック構造は、複数の電池セル26から構成され、所定の方向に積層されて互いに電気的に接続された複数の電池モジュール21と、底面31aを有し、底面31aから鉛直上方向に離間した位置で複数の電池モジュール21を収容する電池ケース31と、複数の電池モジュール21が互いに隣り合う位置20の直下で、所定の方向の直交方向に延びるリブ状部43を有し、底面31aと複数の電池モジュール21との間に設けられた樹脂トレイ41と、リブ状部43から複数の電池モジュール21に向かって延び、複数の電池モジュール21を支持する支持部52とを備える。
【選択図】 図3
Description
この発明は、一般的には、電池パック構造に関し、より特定的には、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等からなる複数の電池モジュールが積層された電池パック構造に関する。
従来の電池パック構造に関して、たとえば、特開平7−232564号公報には、バッテリの取り付け性を改善するとともに、バッテリの冷却効果を向上させることを目的とした電気自動車のバッテリ取り付け構造が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示されたバッテリ取り付け構造は、底板上にバッテリ固定フレームが接合されたバッテリフレームを備える。バッテリ固定フレームによって、複数個のバッテリが、底板から離間した位置に並んで配設されている。
また、特開平7−320794号公報には、バッテリセルをより均等に冷却するとともに、電解液の漏れを良好に防止することを目的とした電動車両用バッテリが開示されている(特許文献2)。特許文献2では、複数のバッテリモジュールがバッテリボックスに収納されている。冷却用空気を流す空間を設けるため、各バッテリモジュールは、固定板によって、バッテリボックスの底面から離れた位置に支持されている。
また、特開平7−69237号公報には、剛性の向上が図られるとともに、バッテリの固定機能を兼ね備えた電気自動車のバッテリケース構造が開示されている(特許文献3)。特許文献3に開示されたバッテリケース構造では、バッテリフレームに、格子状に延びる縦フレームと横フレームとが設けられている。これらのフレームに囲まれた位置に、バッテリを収納する空間が区画形成されている。
また、特開2002−83579号公報には、漏出した電解液によって端子間で短絡が発生することを防止するための蓄電素子が開示されている(特許文献4)。特許文献4では、電池ケースにより覆われて形成された蓄電素子が複数個、外部ケースに収納されている。外部ケースには、電池ケース内に連通する電解液排出口が、蓄電素子ごとに形成されている。
また、特開平8−106892号公報には、電極間の漏電事故の発生を防止することを目的とした自動車用バッテリが開示されている(特許文献5)。また、特開2003−249202号公報には、冷却効率の低下を抑制することを目的とした集合電池が開示されている(特許文献6)。
特開平7−232564号公報
特開平7−320794号公報
特開平7−69237号公報
特開2002−83579号公報
特開平8−106892号公報
特開2003−249202号公報
特許文献1に開示されたバッテリ取り付け構造では、複数個のバッテリが、バッテリフレームの底面との間に空間が確保されるように位置決めされている。しかしながら、バッテリから電解液が漏出した場合、漏出した電解液がバッテリフレームの底面上で繋がって、隣り合うバッテリ間で液絡が発生するおそれがある。また、特許文献2に開示された電動車両用バッテリでも、このような液絡の発生のおそれが存在する。
また、特許文献3に開示されたバッテリケース構造では、各バッテリがフレームで囲まれた位置に収納されるため、バッテリフレームの体格が大きくなってしまう。また、特許文献4に開示された蓄電素子では、蓄電素子ごとに電解液排出口を形成する必要があるため、外部ケースに収納する蓄電素子の数が増えた場合には、製造コストが増大するおそれがある。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、液絡の発生を確実に防止する電池パック構造を提供することである。
この発明に従った電池パック構造は、複数の電池セルから構成され、所定の方向に積層されて互いに電気的に接続された複数の電池モジュールと、底面を有し、その底面から鉛直上方向に離間した位置で複数の電池モジュールを収容するケース体と、複数の電池モジュールが互いに隣り合う位置の直下で、所定の方向の直交方向に延びる第1のリブ状部を有し、底面と複数の電池モジュールとの間に設けられた絶縁トレイと、第1のリブ状部から複数の電池モジュールに向かって延び、複数の電池モジュールを支持する支持部とを備える。
このように構成された電池パック構造によれば、電池セルから電解液が漏出し、その電解液が、支持部を伝って底面に向かっても、電解液は、第1のリブ状部によって、隣り合う電池モジュール間で隔離される。このため、電池モジュール間で液絡が発生することを確実に防止できる。また、絶縁トレイによって電解液と底面との接触が妨げられるため、漏電が発生することを防止できる。
また好ましくは、ケース体は、第1のリブ状部に隣接する位置で底面が突出して形成されている。このように構成された電池パック構造によれば、絶縁トレイをケース体の突出する形状に倣わせることによって、絶縁トレイに第1のリブ状部を形成する。これにより、電池モジュール間で液絡が発生することを防止するとともに、ケース体の剛性を向上させることができる。
また、複数の電池セルは、複数の電池モジュールの各々において所定の方向の直交方向に積層されている。好ましくは、絶縁トレイは、複数の電池セルが互いに隣り合う位置の直下で、所定の方向に延びる第2のリブ状部をさらに有する。このように構成された電池パック構造によれば、電池セルから漏出した電解液は、第2のリブ状部によって隣り合う電池セル間でも隔離される。このため、電池セル間で液絡が発生することをさらに防止できる。
以上説明したように、この発明に従えば、液絡の発生を確実に防止する電池パック構造を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における電池パック構造を示す斜視図である。図中に示す電池パックは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池とを動力源とするハイブリッド自動車に搭載されている。
図1は、この発明の実施の形態1における電池パック構造を示す斜視図である。図中に示す電池パックは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能な2次電池とを動力源とするハイブリッド自動車に搭載されている。
図1を参照して、電池パック10は、組電池15と、組電池15を収容する空間34を形成する電池ケース31とを備える。組電池15は、複数の電池モジュール21が、矢印101に示す一方向に積層されて構成されている。本実施の形態では、12個の電池モジュール21が積層されている。電池モジュール21は、略直方体形状を有し、その外形をなす側面のうち最も広い面積を有する側面が、隣り合う電池モジュール21間で向い合うように積層されている。電池モジュール21は、たとえば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の2次電池から形成されている。
電池モジュール21は、積層された状態で外側に露出する一対の側面21bを有する。電池モジュール21には、一対の側面21bのそれぞれから突出する正極端子22および負極端子23が設けられている。複数の電池モジュール21は、その積層方向に沿って、正極端子22と負極端子23とが交互に並ぶように配置されている。その積層方向に隣り合う正極端子22と負極端子23とは、図示しないバスバーにより、一対の側面21bのそれぞれで交互に接続されている。これにより、複数の電池モジュール21が、互いに電気的に直列に接続されている。
積層された複数の電池モジュール21の両側には、拘束プレート12および13が設けられている。電池モジュール21の上下に配置された拘束ロッド14によって、これらのプレート間が接続されている。このような構成により、複数の電池モジュール21が一体に固定されて、組電池15が構成されている。
電池ケース31は、ロアケース33およびアッパケース32から構成されている。ロアケース33は、鉛直上方向に面して空間34を規定する底面31aを有する。ロアケース33は、底面31aから鉛直上方向に離間した位置で、組電池15を支持している。アッパケース32は、組電池15を覆うようにロアケース33に取り付けられている。電池ケース31は、強度を確保するために、亜鉛メッキ処理された鋼板等の金属から形成されている。
図2は、図1中のII−II線上に沿った電池パックの断面図である。図3は、図1中のIII−III線上に沿った電池パックの断面図である。図2および図3を参照して、電池モジュール21は、ロアケース33の底面31aと距離を隔てて向い合う下面21cを有する。電池モジュール21は、電池モジュール21の積層方向に直交する矢印102に示す方向に積層された複数の電池セル26から構成されている。
本実施の形態では、1つの電池モジュール21が、8個の電池セル26から構成されている。つまり、組電池15は、96個の電池セル26から構成されている。1つの電池セル26は、1.2V程度の起電力を有する。この場合、隣り合う電池モジュール21間の電圧差が、10V程度になる。
電池セル26は、セパレータを介して積層された正極シートおよび負極シートと、これらシートの積層体を覆うように設けられたラミネート外装体とから構成されている。正極シートおよび負極シートの表面には、それぞれ、正極活物質および負極活物質を含むペーストが塗布されている。正極シートおよび負極シートには、電解質が含浸させられている。積層された複数の電池セル26は、互いに電気的に直列に接続されている。積層方向の両端に配置された電池セル26には、それぞれ正極端子22および負極端子23が接続されている。
電池パック10は、さらに、電池ケース31に設けられた樹脂トレイ41と、積層方向に隣り合う電池モジュール21間に配置されたスペーサ51とを備える。スペーサ51には、電池モジュール21の重量を受ける支持部52が一体に形成されている。
図4は、図3中の樹脂トレイを示す斜視図である。図2から図4を参照して、樹脂トレイ41は、底面31aを覆うようにロアケース33に貼り合わされている。樹脂トレイ41は、底面31a上で一定の厚みで延在する絶縁部42と、積層された複数の電池モジュール21の間隔ごとに設けられたリブ状部43とから構成されている。樹脂トレイ41は、たとえば、ポリプロピレン(polypropylene)等の樹脂材料から形成されている。
リブ状部43は、絶縁部42から電池モジュール21の下面21cに向かって突出している。リブ状部43は、電池モジュール21が隣り合う位置20の鉛直下方向に位置して、電池セル26の積層方向、つまり電池モジュール21の積層方向に直交する方向に延びている。リブ状部43は、底面31aの一方端から他方端に渡って延びている。リブ状部43は、電池モジュール21の下面21cとロアケース33の底面31aとの間で、これらの面の双方に平行に延在する頂面43aを有する。各電池モジュール21の鉛直下方向には、隣り合うリブ状部43間で底面31aを覆う絶縁部42が位置している。
図5は、図3中のスペーサを示す斜視図である。図5を参照して、スペーサ51は、支持部52と、略矩形形状の側面を有する板状に形成されたベース部53とから構成されている。ベース部53の両側面には、複数の凸部54がドット状に配置されて形成されている。ベース部53は、凸部54が電池モジュール21の側面に接触するように、隣り合う電池モジュール21間に位置決めされている。このような構成により、隣り合う電池モジュール21間に、冷却風が流れる空間が形成されている。
支持部52は、ロアケース33の底面31aに向い合うベース部53の端辺から突出するように設けられている。支持部52は、ベース部53から底面31aに向かって延びており、その延びる先端で、リブ状部43の頂面43aに接触している。支持部52は、下面21cの下方で延びる拘束ロッド14を避ける位置に設けられている。スペーサ51は、たとえば、ポリプロピレン等の樹脂材料から形成されており、頂面43aに接触する支持部52の部分のみがゴム部材によって形成されている。
本実施の形態では、電池セル26は、1つ当たり180g程度の重量を有する。このため、組電池15全体では、20kg以上の重量となる。本実施の形態では、ロアケース33によって、組電池15の周縁が支持されているほか、支持部52によって、組電池15の複数箇所が支持されている。このため、積層された複数の電池モジュール21の中心付近を撓ませることなく、組電池15を確実に支持することができる。
図6は、図3中の2点鎖線VIで囲まれた位置を拡大して示す断面図である。図6を参照して、互いに隣り合って配置された電池モジュール21pおよび21qから電解液が漏出した場合を想定する。この場合、漏出した電解液は、支持部52を伝ってリブ状部43を流れ落ち、絶縁部42上に向かう。このとき、電池モジュール21pと電池モジュール21qとの間に設けられたリブ状部43によって、電池モジュール21pおよび21qのそれぞれから漏出した電解液が互いに隔離される。このため、電池モジュール21pおよび21q間で液絡が発生することを防止できる。
液絡の発生を防止することにより、電池モジュール21間でショートサーキットが形成されて、電圧低下を招くという事態を回避できる。また、液絡が発生した場合、一部の電池モジュール21で負担が増大し、電池寿命が短くなるというおそれが存在するが、本実施の形態では、このようなおそれをなくすことができる。また、ロアケース33の底面31aは、樹脂トレイ41によって覆われているため、電池モジュール21から漏出した電解液が、ロアケース33に達するということがない。これにより、漏電の発生を防止することができる。
本実施の形態では、リブ状部43が電池モジュール21の下面21cよりも下方に設けられている。このため、リブ状部43の設置によって、電池モジュール21間の隙間が大きくなるということがない。これにより、組電池15を大型化させることなく、液絡の発生を防止できる。また、リブ状部43は、樹脂トレイ41に一体に成形されるため、液絡を防止する機構を簡易な構成で実現できる。これにより、電池パック10の製造コストが増大することを抑制できる。
この発明の実施の形態1における電池パック構造は、複数の電池セル26から構成され、所定の方向(矢印101に示す方向)に積層されて互いに電気的に接続された複数の電池モジュール21と、底面31aを有し、底面31aから鉛直上方向に離間した位置で複数の電池モジュール21を収容するケース体としての電池ケース31と、複数の電池モジュール21が互いに隣り合う位置20の直下で、所定の方向の直交方向(矢印102に示す方向)に延びる第1のリブ状部としてのリブ状部43を有し、底面31aと複数の電池モジュール21との間に設けられた絶縁トレイとしての樹脂トレイ41と、リブ状部43から複数の電池モジュール21に向かって延び、複数の電池モジュール21を支持する支持部52とを備える。
このように構成された、この発明の実施の形態1における電池パック構造によれば、隣り合う電池モジュール21間の液絡を防止することで、電解液が繋がった位置でアークが発生することを防止できる。これにより、樹脂トレイ41の表面が炭化して、トラッキングに至る事態を回避することができる。
なお、本実施の形態では、リブ状部43が、電池モジュール21が隣り合う位置ごとに設けられているが、これに限定されず、1つおき、もしくは複数箇所おきに設けられていても良い。リブ状部43を挟んで両側に配置された電池モジュール21間の最大の電圧差は、低いほど好ましい。また、支持部52は、必ずしもスペーサ51に設けられている必要はなく、たとえば、樹脂トレイ41に一体に形成されていても良い。
(実施の形態2)
図7は、この発明の実施の形態2における電池パック構造を示す断面図である。図中には、図3中のロアケースおよび樹脂トレイを示す断面位置に相当する位置が、拡大して表わされている。本実施の形態における電池パック構造は、実施の形態1における電池パック構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、説明を繰り返さない。
図7は、この発明の実施の形態2における電池パック構造を示す断面図である。図中には、図3中のロアケースおよび樹脂トレイを示す断面位置に相当する位置が、拡大して表わされている。本実施の形態における電池パック構造は、実施の形態1における電池パック構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、説明を繰り返さない。
図3および図7を参照して、本実施の形態では、ロアケース33が突条部71を有する。突条部71は、底面31aが、積層された複数の電池モジュール21の間隔ごとに下面21cに向かって突出するように形成されている。突条部71は、電池モジュール21が隣り合う位置20の直下で、電池モジュール21の積層方向に直交する方向に延びている。底面31a上には、一定の厚みで延在する樹脂トレイ41が貼り合わされている。このような構成により、樹脂トレイ41が突条部71の形状に倣う位置に、リブ状部43が形成されている。
このように構成された、この発明の実施の形態2における電池パック構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。加えて、ロアケース33に突条部71を設けることによって、ロアケース33の剛性を向上させることができる。
(実施の形態3)
図8は、この発明の実施の形態3における電池パック構造を示す斜視図である。図中には、図4に相当する位置が表されている。本実施の形態における電池パック構造は、実施の形態1における電池パック構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、説明を繰り返さない。
図8は、この発明の実施の形態3における電池パック構造を示す斜視図である。図中には、図4に相当する位置が表されている。本実施の形態における電池パック構造は、実施の形態1における電池パック構造と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、説明を繰り返さない。
図8を参照して、本実施の形態では、樹脂トレイ41は、絶縁部42と、リブ状部43と、積層された複数の電池セル26の間隔ごとに設けられたリブ状部44とから構成されている。リブ状部44は、絶縁部42から電池モジュール21の下面21cに向かって突出している。リブ状部44は、頂面43aと同一平面上で延在する頂面44aを有する。リブ状部44は、電池セル26がその積層方向に隣り合う位置27の直下で、電池モジュール21の積層方向(矢印101に示す方向)に延びている。リブ状部43とリブ状部44とは、格子状に交わるように延びている。
なお、リブ状部44は、電池セル26が隣り合う位置ごとに設けられていても良いし、1つおき、もしくは複数箇所おきに設けられていても良い。
このように構成された、この発明の実施の形態3における電池パック構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。加えて、本実施の形態では、電池セル26間で液絡が発生することを防止できる。本実施の形態における電池セル26の起電力では、電池セル26間の液絡によってアークが発生するおそれは極めて小さい。しかしながら、本実施の形態によれば、電池パック10の信頼性をさらに向上させることができる。
なお、以上に説明した実施の形態2および3における電池パック構造を組み合わせて、別の電池パックを構成しても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 位置、21 電池モジュール、26 電池セル、31 電池ケース、31a 底面、41 樹脂トレイ、43,44 リブ状部、52 支持部、71 突条部。
Claims (3)
- 複数の電池セルから構成され、所定の方向に積層されて互いに電気的に接続された複数の電池モジュールと、
底面を有し、前記底面から鉛直上方向に離間した位置で前記複数の電池モジュールを収容するケース体と、
前記複数の電池モジュールが互いに隣り合う位置の直下で、前記所定の方向の直交方向に延びる第1のリブ状部を有し、前記底面と前記複数の電池モジュールとの間に設けられた絶縁トレイと、
前記第1のリブ状部から前記複数の電池モジュールに向かって延び、前記複数の電池モジュールを支持する支持部とを備える、電池パック構造。 - 前記ケース体は、前記第1のリブ状部に隣接する位置で前記底面が突出して形成されている、請求項1に記載の電池パック構造。
- 前記複数の電池セルは、前記複数の電池モジュールの各々において前記所定の方向の直交方向に積層されており、
前記絶縁トレイは、前記複数の電池セルが互いに隣り合う位置の直下で、前記所定の方向に延びる第2のリブ状部をさらに有する、請求項1または2に記載の電池パック構造。
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