JP2006258668A - X線断層撮像装置及びx線断層撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 取得した投影データの再構成画像において、擬似焦点による2重画像を防止する。
【解決手段】 ターゲット上のX線焦点2を頂点とし、その中心軸4がカソードから放出される熱電子流と略同軸上にある円錐形状に第1照射野2aを形成するX線源1の焦点2から、上記カソードより放出される熱電子流に略直交する検出面を初期姿勢とする2次元検出器へ降ろした垂線と直角に交わる被検査体5回転軸を中心として、被検査体回転機構に載置した被検査体5をX線源1と二次元検出器の間で回転させ、被検査体5の投影データを取得する際、被検査体5の全部又は特定部分を、本来のX線焦点2による第1照射野2aのうち擬似焦点3による第2照射野3aの影響を受けない領域に移動して、各角度位相における被検査体5の投影データを取得する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばサブミクロンメートル等の微小サイズのX線焦点を発生させるX線管を用いるX線断層撮像装置及びその装置により行われるX線断層撮像方法に関する。
従来、半導体素子等の研究開発分野では、微小被検査体内部に存在するひび割れや断線等を検査するため非破壊3次元分析が要求されている。その非破壊3次元分析を実現するものとしてX線断層撮像装置(X線CT装置とも呼ばれる。)がある。このX線断層撮像装置は、X線源(X線管等から構成されるX線発生装置)と、このX線源よりX線焦点を経て照射され被検査体を透過したX線を検出する検出器とを備え、これらX線源及び検出器の間に載置された被検査体を所定角度変位ずつ回転させて各角度位相の透過X線を検出器により撮像する。そして、撮像した複数の投影像を画像データとして処理し再構成することで内部構造データを作成し、被検査体内部を検査、観察する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−132931号公報
ところで、半導体素子等の微小部品を検査する産業用X線断層撮像装置において、一般にコーンビーム状(円錐形状)のX線が用いられる。この円錐形状のX線は、焦点サイズが小さいほど、透過X線像の拡大によるエッジ(端部)のボケが抑えられ、より精細な投影像が得られる。近年、焦点サイズがミクロン単位あるいはそれ以下のマイクロフォーカスX線源として、従来の密封型X線管に代わり、開放型X線管の開発が進んでいる。この開放型X線管は、焦点寸法が非常に小さいため、解像度が高くボケの無い鮮明な画像を得ることができる。また、X線管の構造上、拡大倍率が高い等の特徴がある。
図10は、一般的な開放型X線管の一例を示す概略断面図である。
開放型X線管(以下、単に「X線管」と称する。)100において、カソード101から放出される円錐形状の電子ビーム(電子流)102は、コイル103等により電子収束筒104に導かれる。そして、電子収束筒104の穴を通り所定径に絞られた電子ビーム102が、タングステン等からなるターゲット105に衝突することにより制動放射線、すなわちX線が放出される。
図10の要部の拡大図を、図11に示す。
上述のような開放型X線管100を搭載した産業用X線断層撮像装置の場合、図11に示すように、ターゲット105の焦点108で制動放射線が発生し第1照射野106を形成する。しかし、焦点108で発生する制動放射線ばかりでなく、ターゲット105後方(カソード側)に存在し、設計上の焦点108を1μ以下に制御するために必要不可欠な電子ビーム102を絞る電子収束筒104の金属部材(モリブデン等)に電子が衝突するので、そこでも弱い制動放射線が発生することに注意する必要がある。
図12は、図11のX−X線に沿う断面図を示すものである。
後者の弱い制動放射線は電子収束筒部材自体に大部分吸収されるが、図12に示すように、電子収束筒104の中央には電子流が通過する細い穴(例えば、φ1.0mm〜φ1.5mm)110が空いており、その穴110の周縁111から制動放射線112が放出される。電子収束筒104の穴の周縁111全体がドーナッツ状のX線焦点(擬似焦点)109であるかのように振る舞った結果、細い穴111を通過する、細く微弱な円錐状の第2の制動放射線照射野(第2照射野)107を形成するのである。
ここで、X線管100を使用して撮像した被検査体の投影データの再構成画像について、図13〜図15を参照して説明する。
図13に示すように、まず、被検査体を、X線管100から放出されるX線の第2照射野107の影響を全面的に受ける位置103に配置するとともに、二次元検出器を、焦点108及び擬似焦点109を結ぶ直線と直交する位置102に配置して、被検査体の撮像を行なう。そして、2次元検出器で取得された被検査体の投影データを再構成計算する。
図14は、上述した二次元検出器から見て焦点108と擬似焦点109が直線上にあるときの被検査体の再構成画像例であり、Aは正面図、Bは断面図を表す。図14の例では、被検査体の一例としてφ6mm平行ピンの中実丸棒を選んでいる。焦点108背後にある擬似焦点109による、弱くかつ細い第2照射野107によって投影データに映り込む中実丸棒の投影は、拡大率が焦点108による投影より小さい。二つの焦点108及び擬似焦点109による投影を再構成計算し断面を観察すると、図14Aに示すように、中実の棒の中に2重にもう一本の棒111が見える。図14Bの断面図においても、中実の棒の中にもう一本の棒の断面112が確認できる。
図14の例の場合、再構成計算の結果からφ6mm平行ピン内側にφ4.1mmの擬似像が現れる。例えば、X線焦点108から被検査体までの距離がL1=20mmであれば、擬似焦点109の位置は、6(mm)÷4.1(mm)×20(mm)=29.27(mm)により、実際の焦点108よりも9.27mmカソード側にあると推定できる。
上記擬似焦点109による2重画像は、再構成計算結果をモニタする際のコントラストの設定により、無視できる場合も多い。しかし、例えば、被検査体の外周全体が吸収係数の高い金属ケースであって、内部がそれに比べて極端に吸収係数の小さい元素で満たされているような場合、金属ケースなど吸収係数の高い物質が焦点108による再構成画像より縮小された形で2重に再構成計算される場合があって、非破壊検査に重大な支障をきたす場合が生じるという問題があった。
また、図13に示すように、被検査体を電子流の向きと垂直に移動させ、X線管100から放出されるX線の第2照射野107の影響を一部受ける位置103aに配置し、そして、二次元検出器が、焦点108と位置103aに移動後の被検査体とを結ぶ直線と直交する位置102aとなるように、X線管100のカソードから放出される電子流と同一軸に対して角度θ回転させる。このとき、X線焦点108から二次元検出器までの距離と同被検査体までの距離の比から算出される拡大率L0/L1は、図14の例と同じである。
図15は、被検査体と二次元検出器が上述した位置にあるとき、すなわち二次元検出器から見て焦点108と擬似焦点109が直線上にないときの被検査体の再構成画像例であり、Aは正面図、Bは断面図を表す。この図15の例では、中空のステンレス(SUS)細管を被検査体に選んでいる。
この場合の二次元検出器及び被検査体の位置では、依然として被検査体の一部が第2照射野107を被っており、擬似焦点109から形成される白い影113(図15A参照)が投影像の右側に残って2重になり、再構成断面にて丸い像114(図15B参照)が現れてしまっていた。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、取得した投影データの再構成画像において、擬似焦点による2重画像を防止することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ターゲット上のX線焦点を頂点とし、その中心軸がカソードから放出される熱電子流と略同軸上にある円錐形状に第1照射野を形成するX線源の焦点から、上記カソードより放出される熱電子流に略直交する検出面を初期姿勢とする2次元検出器へ降ろした垂線と直角に交わる被検査体回転軸を中心として、被検査体回転機構に載置した被検査体をX線源と二次元検出器の間で回転させ、被検査体の投影データを取得する際、X線源の熱電子流の流れ(X軸)に直交するY軸方向へ前記X軸と直行する面内で被検査体回転軸を所定距離移動させ、また、X線源のX線焦点から所定距離移動後の被検査体回転軸へ降ろした垂線と直角を成すよう2次元検出器を傾斜移動させ、X線源のX線焦点座標よりカソード側で前記X軸と略同軸上に形成される擬似焦点による第2照射野の影響を受けない位置で、第1照射野により被検査体の全部又は特定部分の投影像を取得することを特徴とする。
上述の構成によれば、被検査体の全部又は特定部分を、本来のX線焦点による第1照射野のうち擬似焦点による第2照射野の影響を受けない領域に移動して、各角度位相における被検査体の投影データを取得できる。
本発明によれば、擬似焦点による影響を受けない領域で被検査体の投影像を撮像するよう構成したので、再構成画像において2重画像が発生しないという効果がある。さらに、被検査体の全身投影を欠けることなく取得するので、極めて品位の高い再構成画像を得ることができるという効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
図1は、本発明によるX線断層撮像方法の概念を示した模式図である。図10〜図12を参照して説明したように、開放型のX線管1は、ターゲット上のX線焦点2を頂点とし、その中心軸(円錐の回転軸)がカソードから放出される電子流と略同軸(光軸主線方向4)上にある円錐形状に第1照射野2aを形成する。このとき、焦点2よりカソード側に発生する擬似焦点3により、第1照射野2aよりも狭い第2照射野3aが形成される。そこで、本発明では、被検査体5の全部又は特定部分を第2照射野3aの影響を受けない第1照射野2aと第2照射野3aの間に移動して、各角度位相における被検査体5の投影データを取得し、取得した各投影データを再構成計算して再構成画像を得るようにするものである。
なお、本発明は、例えばマイクロフォーカスX線管などのミクロン単位あるいはそれ以下の微小焦点を発生させるX線管を用い、電子収束筒の構造上2重画像が発生するX線断層撮像装置に適用される。
本例では、この第1照射野2aは例えば約120°、第2照射野3aは第1照射野2aよりも狭く例えば15°〜20°程度である。なお、第1照射野及び第2照射野の角度範囲はこの例に限るものではない。
次に、図2〜図4を参照して、本発明の一実施の形態例によるX線断層撮像装置の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施の形態例によるX線断層撮像装置の概略上面図である。また、図3は、同じくX線断層撮像装置の概略側面図である。これら図2及び図3に示す構成は、本出願人が先に出願した「特願2004−110306号」に記載の機構を、おおよそそのままの状態で流用することができる。
図2及び図3に示されるX線断層撮像装置は、大きく分けて、X線管1、X線が照射される被検査体5を載置する回転基台12、被検査体5を透過したX線の検出面を有する二次元検出器20、そして、これらのものを支持し移動可能な各駆動機構、及びこれら一切を載置し振動除去機能を備えた定盤34から構成される。
X線管1は、例えば円錐形状(コーンビーム状)のX線を発生する周知のマイクロフォーカスX線源であり、X線管1から被検査体5に対し円錐形状のX線を出射し被検査体5全体にX線を照射する。図3に示されるように、このX線管1本体は、前部筐体1aと後部筐体1bがヒンジ6により連結された構成とされ、X線焦点近傍のL字状ブラケット7とX線管1の重量重心1cの直下かつブラケット7水平面上に設けられたVブロック8とによって定盤34上に支持されている。
図3に示されるように、Vブロック8はブラケット7上の回動支点11を軸に回動可能なVブロック受け台10に弾性体9を介して載置される。このようにブラケット7と重心1cの直下にVブロック8を置くことにより、X線管1のカソード(図示略)の位置出しが容易となるばかりでなく、ヒンジ6による連結を解除し真空を解除してカソードを交換する際、X線管1の後部筐体1bを弾性力で支持するので、カソード座標調整などの精密な機械作業が水平置の姿勢でも容易となる。X線管1本体連結部のヒンジ6の回転軸とVブロック受け台10の回動支点11は略同軸上に配置されている。
図2に示される被検査体5は、被検査体5を回転させるための例えば駆動モータ及び軸受け(図示略)等より構成される回転基台12上に保持され、X線管1のX線焦点2から後述する二次元検出器20の検出面に降ろした垂線と直角に交わる回転軸を中心に回転する。また、回転基台12と締結されZ軸方向に可動するZ軸可動部13と、Y軸方向に可動するY軸可動部14と、X軸方向に可動するX軸可動部15と、定盤34に固定された直動案内部16によって、Z軸方向への駆動機構及びY軸方向への駆動機構が構成されており、Z軸可動部13に載置された被検査体5がZ軸方向及びY軸方向へ移動可能に構成される。これらの機構は、被検査体を移動させる手段として機能する。
さらに回転基台12は、例えば空気軸受け(図示略)によって支持されて、この空気軸受けに同軸上に直結された例えば0.2分以下の角度位置決め精度を持つサーボモータ(図示略)及び回転位相検出手段(図示略)により、これらサーボモータ及び回転位相検出手段の分解能に応じた各角度変位において、再構成に必要な上記投影データの取り込み期間に同期して静止される。回転基台12の軸受けの回転軸はX線管1の焦点から二次元検出器20の検出面へ降ろした垂線と直交している。本例では回転基台12を微少角度変位制御できる空気軸受けよりなるが、これに限るものではなく、回転基台12を支持し滑らかに回転して微少角度変位制御できるものであればよい。
二次元検出器20は、被検査体5を透過したX線を検出し投影データを取得するのに用いられるフラットパネルディテクタ(以下、「FPD」という。)であり、本例では、例えば検出面がA4判サイズ以上の面積で、画素サイズが120μm×120μm以上、検出可能なX線管1の管電圧レンジを40〜150kVとしている。本例では二次元検出器20をFPDにより構成するものとしているが、周知技術を用いてX線を検出し画素毎に処理して画像信号を得られるものであればよい。
二次元検出器20の検出面は支持体21によってX線管1のX線焦点2から被検査体5略中心を通る直線と直角となるように設置され、この支持体21は二次元検出器20を垂直方向に移動可能とする駆動機構を備えている。さらに、支持体21と締結された直動機構を構成する水平可動部22が直動案内部23上を水平方向に移動することによって二次元検出器20を検出面と平行な水平方向へ移動させることができる。
さらに、二次元検出器20を水平方向に移動させるのに使用される直動案内部23下面の端部近傍に凸部(カムフォロワー)27が設けられており、この凸部27を例えば溝を有する係合部材26と係合させ、係合部材26を検出器基台28に設けられた旋回案内部25上で直線的にスライド移動させることにより、直動案内部23上に搭載された二次元検出器20を直動案内部23と一体に、例えばY軸に対し約±30°の角度未満で回転基台12の回転軸と平行な軸を中心に旋回させることができる。このときの旋回角度は回転軸24に直結されたエンコーダ30の指示値に基づき制御される。これらの機構は二次元検出器を移動させる手段として機能する。なお、支持台29は、二次元検出器20に係る機構全体を支持するものである。
本例では、二次元検出器20の旋回駆動を、従来用いられていたダイレクトドライブモータ(インデックスモータ)で行わず、より角度精度を出しやすく衝突や暴走の懸念のない例えばボールネジ駆動(直動)機構などを旋回駆動系に用いている。
これら二次元検出器20を載置する検出器基台28は、駆動部32を駆動させることにより駆動軸33を介してレール31上をX軸方向(光軸主線方向)に移動することができるので、X線焦点2から二次元検出器20までの距離調整が可能である。
図4は、本発明の一実施の形態例によるX線断層撮像装置のブロック構成図である。X線管1は、上述したように回転基台12上に載置された被検査体5に対してX線を照射するものである。このとき照射されるX線の強度、線質等は、X線制御手段であるX線制御部41を通じて制御操作卓44により制御される。
上記被検査体5を載置する回転基台12のXYZ位置、回転角度変位、初期角度位相等は、回転基台12の位置及び動きを制御する機構制御手段である機構制御部42を通じて、制御操作卓44により制御される。回転基台12に載置された被検査体5は制御操作卓44からの制御信号により指定された角度変位で回転され、その投影像はX線2次元検出器2により撮像される。
制御操作卓44は、キーボードやマウス等の入力手段、機器動作状態や入力値等を表示するGUI(Graphical User Interface)を備えた表示手段(図示略)が接続されている。また、入力手段からの入力操作信号の処理、及びROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリ(図示略)に格納されたプログラムに従い後述する撮像処理等の演算・制御を行うプロセッサ等からなる制御手段を備える。
さらに、制御操作卓44は、X線管1より出射されるX線のX線強度等の情報を取り込み表示手段に表示し、また、被検査体5の適切な位置出しを行うにあたり機構制御部4221を通じて回転基台12に指令を出すなどする。
被検査体5を透過したX線は、二次元検出器20で検出される。二次元検出器20は、検出したX線の情報である投影像をデジタルデータ化し、デジタルデータの投影データを、大容量の磁気記録装置等からなり撮像記憶手段として機能する投影像記憶部45に送出する。二次元検出器20の傾斜角(回転角)及びX軸方向への移動等の制御は、制御操作卓44から機構制御部43を通じて行なわれる。
送出された投影像は(制御操作卓44からの指示により、)、撮像時の角度位相や角度変位、初期角度位相、X線強度等の情報と対応して、投影像記憶部45に保存される。この投影像記憶部45は、投影データを記録できる記録容量を有するものであればこれに限るものではなく、光記録媒体や半導体メモリ等のリムーバブルな記録媒体などを含め、さまざまなものを適用することができる。
そして、投影像記憶部45に記憶された投影データは、これと接続された再構成手段として機能する再構成計算用計算機46に送出される。再構成計算用計算機46では入力された投影データより被検査体5の内部構造データを再構成計算し、再構成した内部構造データ(再構成データ)を投影像記憶部45あるいは外部記録媒体等に記憶する。また、図示しない表示メモリを介して表示手段である再構成結果表示装置47に出力し、CRT(Cathode Ray Tube)モニタ等のディスプレイに表示する。
再構成計算用計算機46は、投影データを収集して内部構造データを再構成できるとともに所定の制御を行なう演算・制御能力があればよく、投影像記憶部45とともに制御操作卓44内に格納してもよい。また、再構成結果表示装置47は制御操作卓44の表示手段と共用であってもよい。
以上のような構成により、被検査体5の内部構造データが再構成結果表示装置47に入力されて内部構造が表示される。オペレータ(作業者)は、再構成結果表示装置47に表示された内部構造により、多層膜板や微小な電子部品素子等の被検査体内部のひび割れ及び断線など、欠陥の有無もしくはその状態を視覚的に確認することができる。
次に、上述したX線断層撮像装置による撮像処理について説明する。
まず、本発明の一実施の形態例として、図5〜図7を参照して、被検査体の撮像領域全部を、擬似焦点3による第2照射野3aの影響を受けない第1照射野2aと第2照射野3aの間に移動して、被検査体の投影データを取得する場合について説明する。
図5に示すように、X線管1は、ターゲット上のX線焦点2を頂点とし、その中心軸(円錐の回転軸)がカソードから放出される熱電子流と略同軸(X軸)上にある円錐形状にX線第1照射野2aを形成する。被検査体5回転軸及び二次元検出器20が各々移動前の位置103及び102にあるとき、すなわち従来、X線管1の焦点2から、X線管1カソードより放出される熱電子流(X軸)に略直交する検出面を初期姿勢とする2次元検出器20へ降ろした垂線と直角に交わる被検査体5回転軸(初期回転軸)を中心として、被検査体回転機構に載置した被検査体5をX線管1と二次元検出器20の間で回転させ、その拡大投影データを取得している。この場合、被検査体5の投影像が、擬似焦点3による第2照射野の影響を受ける。
図6は、再構成画像断面図の一例を示したものである。図6に示すように、被検査体5回転軸及び二次元検出器20が各々位置103及び102にあるとき、再構成画像断面に2重画像が生じていた。
本例では、X線管1のカソードから放出される熱電子流の流れ(X軸)に直交するY軸方向へX軸と直行する面内で被検査体5回転軸を位置5aへ微小距離移動させ、かつX線管1のX線焦点2から微小移動後の被検査体5回転軸へ降ろした垂線と直角を成すよう2次元検出器20を角度θ傾斜させ位置20aへ移動させる。それにより、X線管1ターゲット部材上の本焦点2座標よりカソード側(後方)でX軸と略同軸上に形成される擬似焦点3による弱く細い制動放射線の円錐状第2照射野3aを2次元検出器20が完全に回避するか、又は2次元検出器20の端が上記細い第2照射野3aに入っても、被検査体5投影51の占める領域と干渉しない条件で、被検査体全身の投影データを欠けることなく取得できる。そして、取得した各角度変位毎の投影像を再構成して、被検査体の再構成画像を得る。
このように、被検査体5回転軸をX線管1のカソードより放出される熱電子流(X軸)に対して直角(Y軸方向)に移動させ、かつ二次元検出器20を焦点2及び被検査体5回転軸を結ぶ直線と直交するよう傾斜移動させ、そして、擬似焦点3による第2照射野3aの影響を受けない第1照射野2aと第2照射野3aの間の領域にて二次元検出器20に被検査体5の全身投影51を収めることができる。これにより、第2照射野3aから被検査体が完全に離脱しその影響が皆無となるので、図7に示すように2重画像が消滅し、極めて品位の高い再構成画像を得ることができる。
なお、この例では、被検査体5を、擬似焦点3による第2照射野3aの影響を受けない第1照射野2aと第2照射野3aの間に移動したために、被検査体5の投影像全体を二次元検出器20の検出面に納めるために、被検査体5と焦点2との距離を移動前の値20mmよりも大きくとる必要が生じる。そのため、移動前と移動後において、投影像の拡大率は、(602mm/20mm)>(610mm/44mm)となり、移動後の投影像の拡大率が下がることがある。
次に、本発明の他の実施の形態例として、被検査体5の投影を、被検査体5が第2照射野3aの影響を全く受けない位置で2分割撮像して拡大投影を得る場合について、図8を参照して説明する。
図2〜図4に示す回転基台12を移動させるための駆動機構、及び二次元検出器20を旋回又は移動させるための駆動機構を利用し、被検査体5の領域を分割して撮像することで特定部位を高い空間分解能で観察することができる(特願2003−197383号参照。)。
例えば、本出願人が先に出願した「特願2003−197383号」によれば、被検査体の一部分が二次元検出器に投影されるよう回転基台及び/又は二次元検出器の位置を調整し、この被検査体の一部分を各角度位相毎に撮像して例えば左半分の部分投影像群を得、次に被検査体の残り部分が二次元検出器に投影されるよう回転基台及び/又は二次元検出器の位置を調整し、この被検査体の残り部分を各変位毎に撮像して右半分の部分投影像群を得、これら左半分及び右半分の部分投影像群から、普通に撮像された投影像と比して約2倍の被検査体全体の拡大内部構造データを算出することができる。
なお左右半分ずつの2分割でなく、左右半分をさらに分割し被検査体を4分割した投影像撮像により約4倍の拡大率の拡大内部構造データを得ることもできる。
上述のように、擬似焦点3による投影データへの影響を回避し、さらに所望の拡大率で被検査体5の投影を取得しようとすると、被検査体5の全身投影データが2次元検出器20一枚に入りきらない場合がある。そこで、上述の被検査体を2分割撮像する方法を応用する。
図8に示すように、X軸に対して線対称でかつ被検査体5が擬似焦点3による細い第2照射野3aを完全に離脱するX軸と直行する面内でY軸上2箇所の座標61a,61bへ被検査体5回転軸を移動させる。次に、それぞれの位置の被検査体5回転軸へX線本焦点2から降ろした垂線63a,63bと直角に交わるように2次元検出器20を角度θ傾斜させて2箇所の位置62a,62bへ移動させる。そして、各々の位置で被検査体5回転軸を含む被検査体5投影データを2分割で取得した後、それらを合成し、一枚の被検査体5全身投影データとする。そして、各角度変位毎の合成投影像を再構成して、被検査体の再構成画像を得る。
図8に示すように、被検査体5の半分の領域のみ投影を取得すればよいから、焦点2から移動後の被検査体5回転軸までの距離dOF1を短くできる。したがって、被検査体5の移動前後における拡大率は、(dFD/dOF)<(dFD1/dOF1)であるから、移動後の投影像の拡大率が上がる。
したがって、本例によれば、普通に撮像された投影像と比して約2倍の被検査体全体の拡大内部構造データを得ることができる。なお、本例においても、特願2003−197383号と同様に、左右半分をさらに分割し被検査体を4分割した投影像撮像により約4倍の拡大率の拡大内部構造データを得ることも可能である。
次に、本発明のさらに他の実施の形態例として、被検査体5の投影のうち被検査体回転軸を含まない50%弱が第2照射野3aの影響を受ける場合の撮像方法について、図9を参照して説明する。
上述のように、擬似焦点3による投影データへの影響を回避し、さらに所望の拡大率で被検査体5の投影を取得しようとすると、被検査体5の全身投影データが2次元検出器20一枚に入りきらない場合がある。そこで、X軸に対して線対称でかつ被検査体5回転軸を含む少なくとも50%以上の投影が擬似焦点3による細い第2照射野3aを離脱するX軸に直行する面内のY軸上2箇所の座標71a,71bへ被検査体5回転軸を移動させ、それぞれの位置の被検査体5回転軸へX線本焦点2から降ろした垂線73a,73bと直角に交わるように2次元検出器20を角度θ傾斜させて2箇所の位置72a,72bへ移動させる。
そして、各々の位置で被検査体5回転軸を含む被検査体5投影データを2分割で取得した後、それらのうちの擬似焦点3aによる細い第2照射野3aの影響を受けない部位の投影データのみを切り取って合成し、一枚の被検査体5全身投影データとする。すなわち、X線焦点2からそれぞれの位置の被検査体5回転軸へ降ろした垂線73a,73bと、それぞれの位置における被検査体5の二次元検出器20端部付近への投影74a,74bに挟まれた領域の投影データを取得する。そして、各角度変位毎の合成投影像を再構成して、被検査体の再構成画像を得る。
図9の例においても、焦点2から移動後の被検査体5回転軸までの距離dOF1を短くできるので、被検査体5の移動前後における拡大率は、(dFD/dOF)<(dFD1/dOF1)となり、図8の例と同様の効果が得られる。さらに、図9の例においては、図8と比べて二次元検出器20の傾斜角度が少なくて済むという利点がある。
なお、図9の例では、図8に示す被検査体5の180度反対側の投影が第2照射野3aの影響を受けていないが、画像を合成して完全な投影を得る方法は、図8の例における合成方法を準用することができる。
上述実施の形態によれば、例えば、被検査体のケース部分が吸収係数の高い金属であって、その内部が軽元素で満たされているような場合、微小焦点を発生するX線管を搭載したX線断層撮装置では、擬似焦点による2重の画像が非破壊解析を非常に困難なものにする。これは焦点サイズが例えばサブミクロンメートルで空間分解能の高い再構成画像が得られるX線管、例えば開放型X線管を用いた場合の明らかなデメリットである。
しかしながら、本発明の撮像方法によれば、擬似焦点によるX線照射野の影響を受けないので、この問題は完全に解消できる。また被検査体の全身投影を欠けることなく素直に取得する撮像方法なので、極めて品位の高い再構成画像を得ることができる。
なお、本発明は、上述した各実施の形態例に限定されるものではなく、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能であることは勿論である。
本発明の概念を表した模式図である。 本発明の一実施の形態例によるX線断層撮像装置の概略上面図である。 本発明の一実施の形態例によるX線断層撮像装置の概略側面図である。 本発明の一実施の形態例によるX線断層撮像装置のブロック構成図である。 本発明の一実施の形態例の説明に供する図である。 従来の再構成Z軸断面の一例を示した図である。 本発明の一実施の形態例による再構成Z軸断面の一例を示した図である。 本発明の他の実施の形態例の説明に供する図である。 本発明のさらに他の実施の形態例の説明に供する図である。 X線管の一例の概略断面図である。 図10の要部の拡大図である。 図11のX−X線に沿う断面図である。 従来例の説明に供する図である。 A,Bは、従来の撮像方法による焦点と擬似焦点が直線上にあるときの画像例を示す図である。 A,Bは、従来の撮像方法による焦点と擬似焦点が直線上にないときの画像例を示す図である。
符号の説明
1…X線管、2…焦点、2a…第1照射野、3…擬似焦点、3a…第2照射野、4…円錐中心軸(X軸)、5…被検査体、12…回転基台、20…2次元検出器、42,43…機構制御部、44…制御操作卓、45…投影像記憶部、46…再構成計算用計算機、47…再構成結果表示装置

Claims (6)

  1. ターゲット上のX線焦点を頂点とし、その中心軸がカソードから放出される熱電子流と略同軸上にある円錐形状に第1照射野を形成するX線源の前記焦点から、前記カソードより放出される熱電子流に略直交する検出面を初期姿勢とする2次元検出器へ降ろした垂線と直角に交わる被検査体回転軸を中心として、被検査体回転機構に載置した被検査体をX線源と二次元検出器の間で回転させ、前記被検査体の投影データを取得するX線断層撮像装置において、
    前記X線源の前記熱電子流の流れ(X軸)に直交するY軸方向へ前記X軸と直行する面内で被検査体回転軸を所定距離移動させる被検査体移動手段と、
    前記X線源の前記X線焦点から所定距離移動後の被検査体回転軸へ降ろした垂線と直角を成すよう2次元検出器を傾斜移動させる二次元検出器移動手段とを備え、
    前記X線源のX線焦点座標よりカソード側で前記X軸と略同軸上に形成される擬似焦点による第2照射野の影響を受けない位置で、前記第1照射野により前記被検査体の全部又は特定部分の投影像を取得する
    ことを特徴とするX線断層撮像装置。
  2. 前記被検査体移動手段は、前記X軸に対して線対称かつ前記被検査体が前記擬似焦点による第2照射野を離脱するX軸と直行する面内でY軸上2箇所の座標へ被検査体回転軸を移動させ、
    また、前記二次元検出器移動手段は、各位置の被検査体に対し、前記X線焦点から各位置の被検査体回転軸へ降ろした垂線と直角に交わるよう前記2次元検出器を2箇所の位置で傾斜移動させ、
    各々の位置で被検査体回転軸を含む前記被検査体の投影データを2分割で取得した後、分割された2つの投影データを合成し、一角度位相における一枚の被検査体投影データとする
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線断層撮像装置。
  3. 前記被検査体移動手段は、前記X軸に対して線対称かつ前記被検査体回転軸を含む少なくとも50%以上の投影が前記擬似焦点による前記第2照射野を離脱する、X軸に直行する面内のY軸上2箇所の座標へ前記被検査体回転軸を移動させ、
    また、前記二次元検出器移動手段は、前記X線焦点から各位置の被検査体回転軸へ降ろした垂線と直角に交わるように前記2次元検出器を2箇所の位置で傾斜移動させ、
    各々の位置で被検査体回転軸を含む前記被検査体の投影データを2分割で取得した後、それぞれ前記擬似焦点による第2照射野の影響を受けない部位の投影データのみを抽出して合成し、一角度位相における一枚の被検査体投影データとする
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線断層撮像装置。
  4. ターゲット上のX線焦点を頂点とし、その中心軸がカソードから放出される熱電子流と略同軸上にある円錐形状に第1照射野を形成するX線源の前記焦点から、前記カソードより放出される熱電子流に略直交する検出面を初期姿勢とする2次元検出器へ降ろした垂線と直角に交わる被検査体回転軸を中心として、被検査体回転機構に載置した被検査体をX線源と二次元検出器の間で回転させ、前記被検査体の投影データを取得するX線断層撮像方法において、
    前記X線源の前記熱電子流の流れ(X軸)に直交するY軸方向へ前記X軸と直行する面内で被検査体回転軸を所定距離移動させ、
    また、前記X線源の前記X線焦点から所定距離移動後の被検査体回転軸へ降ろした垂線と直角を成すよう2次元検出器を傾斜移動させ、
    そして、前記X線源のX線焦点座標よりカソード側で前記X軸と略同軸上に形成される擬似焦点による第2照射野の影響を受けない位置で、前記第1照射野により前記被検査体の全部又は特定部分の投影像を取得する
    ことを特徴とするX線断層撮像方法。
  5. 前記X軸に対して線対称かつ前記被検査体が前記擬似焦点による第2照射野を離脱するX軸と直行する面内でY軸上2箇所の座標へ被検査体回転軸を移動させ、
    また、各位置の被検査体に対し、前記X線焦点から各位置の被検査体回転軸へ降ろした垂線と直角に交わるよう前記2次元検出器を2箇所の位置で傾斜移動させ、
    各々の位置で被検査体回転軸を含む前記被検査体の投影データを2分割で取得した後、分割された2つの投影データを合成し、一角度位相における一枚の被検査体投影データとする
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線断層撮像方法。
  6. 前記X軸に対して線対称かつ前記被検査体回転軸を含む少なくとも50%以上の投影が前記擬似焦点による前記第2照射野を離脱する、X軸に直行する面内のY軸上2箇所の座標へ前記被検査体回転軸を移動させ、
    また、前記X線焦点から各位置の被検査体回転軸へ降ろした垂線と直角に交わるように前記2次元検出器を2箇所の位置で傾斜移動させ、
    各々の位置で被検査体回転軸を含む前記被検査体の投影データを2分割で取得した後、それぞれ前記擬似焦点による第2照射野の影響を受けない部位の投影データのみを抽出して合成し、一角度位相における一枚の被検査体投影データとする
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線断層撮像方法。
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