JP2006257653A - 吊りタイプのひさし - Google Patents

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Abstract

【課題】雨水の排水性の向上、降雨時の騒音防止、汚水流下の痕跡による美観低下の防止を図った吊りタイプのひさしを提供する。
【解決手段】ひさし本体1が、パネル12の周りに枠体13を設けて構成されている吊りタイプのひさしにおいて、前記枠体の前枠13aには前記パネルの上面の前辺から流れる雨水を受ける凹溝131を、前記枠体の側枠13bには前記パネルの上面の側辺から流れる雨水を受ける凹溝132を、それぞれ形成するとともに、前記側枠の凹溝の前端部を前記前枠の凹溝に連通させ、さらに前記前枠の凹溝の両端部を前記ひさし本体の側方に開口133させた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、吊りタイプのひさしの改良に関する。
吊りタイプのひさしは、一般的に、ひさし本体の出幅方向の中間部に吊りアームの一端を枢着した簡単な構造を有し、前記吊りアームの他端を外壁に固着した先付け金具に枢支するとともに、前記ひさし本体の後端部を前記先付け金具の下方において前記外壁に固着したひさし掛けに固定して取り付けられ、吊りアームの中間に設けられたターンバックルを操作して、ひさし本体の傾き調整を行うことができるように構成されている。
特になし
従来の吊りタイプのひさしのひさし本体は、形状、構造をできるだけ簡単にして、製造コストを安くする点に重点が置かれたため、パネルの周囲に矩形の又はコ字形の枠体を 結合してなるだけであり、降雨に対処するための工夫は施されていない。また、パネルは比較的大きな中空部を有する形材で形成されている。
従って、降雨の際は、パネルから大きな雨滴衝突音が発生するため騒音となり、また、パネルの上面に雨水が残留し易いため、乾燥後はパネル上面に汚れが目立ちやすい。また、枠体のどの位置からでも水滴が落下し、さらに、汚れた雨水が枠体の側面を流下するため、その汚水流下痕跡によりひさしの外観が損なわれるなどの問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、解決しようとする課題は、雨水の排水性の向上、降雨時の騒音防止、汚水流下痕跡による美観低下の防止を図った吊りタイプのひさしを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ひさし本体が、パネルの周りに枠体を設けて構成されている吊りタイプのひさしにおいて、前記枠体の前枠には前記パネルの上面の前辺から流れる雨水を受ける凹溝が、前記枠体の側枠には前記パネルの上面の側辺から流れる雨水を受ける凹溝が、それぞれ形成されているとともに、前記側枠の凹溝の前端部は前記前枠の凹溝に連通され、さらに前記前枠の凹溝の両端部は前記ひさし本体の側方に開口されていることを特徴としている(請求項1)。
上記構成において、パネルの上面に降った雨の内、パネルの前辺から流れる雨水は前枠の凹溝に受けられてその凹溝の両端部まで流れて、ひさし本体の側方開口から流出される。パネルの上面に降った雨の内、パネルの側辺から流れる雨水は側枠の凹溝に受けられてその凹溝の前端まで流れて前枠の凹溝の両端部に合流する。従って、ひさし本体からの雨水流下位置がひさし本体の側方開口位置に限定される。
上記吊りタイプのひさしにおいて、パネルの上面は、ひさし本体の幅方向に連続する凸条と凹条を交互に有するピッチの小さい連続非矩形波状に形成されていることが望ましい(請求項2)。
上記構成により、パネルの上面に降る雨は、それぞれの凹条に集合するので、流れが促進され、パネル上面への雨水残留が抑制される。また、雨滴はパネル上面の小さいピッチの波の凸面又は凹面に当たるので、叩打音の発生が効果的に抑制される。
上記吊りタイプのひさしにおいて、前枠の側面には、前枠の凹溝の側方開口から流下する雨水をその側面に沿って下方に案内する複数本の縦条溝が形成されていることが望ましい(請求項3)。
複数本の縦条溝が設けてあることにより、前枠の凹溝の側方開口から流下する雨水は、それらの縦条溝の中を案内されて流下するため、雨水が側枠を伝って横方向にランダムに移動することはなく、また、雨水に含まれる汚れは縦条溝の中に付着するだけであるため、汚れは目立たない。
上記吊りタイプのひさしにおいて、前枠は、凹溝の前側に下り傾斜面を有し、その下り傾斜面の下端部に雨返しが設けてあることが望ましい(請求項4)。
上記構成により、雨量が多い場合などに、パネル上面から前方に流れる雨水の勢いが良くて、前枠の凹溝をオーバーフローする雨水は、前記下り傾斜面を勢いよく、かつ、迅速に前方(ひさしから遠ざかる方向)に排水される。また、雨返しにより、下り傾斜面の下端部の水切れが促進される。
パネルは、幅方向に複数の断面積が比較的小さな中空部を有する中空形材を連設して構成されていることが望ましい(請求項5)。
上記構造により、パネルは大きな強度を備え、かつ、パネル上面に雨滴が当たった際の音の共鳴が抑止される。
パネルの中空形材は、上面が、中空形材の長手方向に谷が連続する連続非矩形波状に形成されている上面壁を有し、下面が、中空形材の長手方向に谷が連続する連続矩形波状に形成されている下面壁を有することが望ましい(請求項6)。
上記構成により、パネルの連続非矩形波状の上面は排水性に優れ、騒音防止能力を有するとともに、パネルの連続矩形波状の下面はスパンドレルと類似する外観を備える。
請求項1の発明によれば、側枠にはパネルの上面の側辺から流れる雨水を受ける凹溝が、前枠にはパネルの上面の前辺から流れる雨水を受ける凹溝がそれぞれ形成され、側枠の凹溝の前端部は前枠の凹溝に連通され、さらに前枠の凹溝の両端部はひさし本体の側方に開口されているので、パネルの上面に降った雨の内、パネルの前辺から流れる雨水は前枠の凹溝に受けられ、その凹溝の両端部まで流れてひさし本体の側方開口から流出される。また、パネルの上面に降った雨の内、パネルの側辺から流れる雨水は側枠の凹溝に受けられて、その凹溝の前端まで流れ、前枠の凹溝の両端部に合流する。従って、パネルの上面に降った雨のひさしからの流下位置が限定されるから、雨水を避けやすい。
請求項2の発明によれば、パネルの上面は、ひさし本体の幅方向に連続する凸条と凹条を交互に有する、ピッチの小さい連続非矩形波状に形成されているので、パネルの上面に降る雨は、それぞれの凹条に集合するため、流れが促進され、パネル上面への雨水残留が抑制される。また、降る雨滴は断面円弧形又は三角形など非矩形の凸面又は凹面に当たるので、叩打音が発生しない。従って、降雨時に騒音を出さない吊りタイプのひさしを提供することができる。
請求項3の発明によれば、前枠の側面に、前枠の凹溝の側方開口から流下する雨水をその側面に沿って下方に案内する複数本の縦条溝が形成されているので、前枠の凹溝の側方開口から流下する雨水は縦条溝の中を案内されて流下するため、雨水が側枠を伝って横方向にランダムに移動することがなく、雨水に含まれる汚れは縦条溝の中に付着するだけであるため、雨水流下による汚れが目立たない。従って、拭き掃除等のメンテナンスを必要としない、吊りタイプのひさしを提供することができる。
請求項4の発明によれば、前枠は凹溝の前側に下り傾斜面を有し、その下り傾斜面の下端部に雨返しが設けてあるので、雨量が多い場合などに、パネル上面から前方に流れる雨水が前枠の凹溝をオーバーフローするときは下り傾斜面を勢いよく、かつ、迅速に前方に排水されるので、ひさしの下方に居る人に雨水がかかりにくく、ひさし下方の土間への雨水跳ね返りが防止される。また、雨返しにより、下り傾斜面の下端部の水切れが促進されるので、雨水がパネルの下面まで伝って落下することがない。
請求項5の発明によれば、パネルは幅方向に複数の断面積が比較的小さな中空部を有する中空形材を連設して構成されているから、パネルは大きな強度を備えるとともに、パネル上面に雨滴が当たった際の音の共鳴が抑止される。従って、騒音防止効果が一層向上する。
請求項6の発明によれば、パネルの中空形材の上面は、断面円弧状の凸条と凹条が交互に存在する連続非矩形波状に形成され、下面は長手方向に谷が連続する連続矩形波状に形成されているので、パネルの上面は排水性に優れ、かつ、騒音防止能力を有し、パネルの下面はスパンドレルと類似する優れた美観を備える。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は建物に取り付けられた状態の平面図、図3は同じく側面図、図4は同じく縦断面図、図5はひさし本体の左側の前部の拡大斜視図、図6はひさしの排水部の拡大図である。
図1に示すように、吊りタイプのひさし(以下、単にひさしという。)Aは、基本的構成として、ひさし本体1と、そのひさし本体の出幅方向中間の上面に一端が枢着された吊りアーム2とを有している。本発明は、このひさしAを建物外壁に対して取り付けるための構造が特に限定されるものではないが、その一例を説明すると、吊りアーム2の一端はひさし本体1の上面に固着された吊り金具3にボルトナット4などにより枢着されており、吊りアーム2の中間にはターンバックル5が備えてあり、吊りアーム2の他端には枢支用ボルトナット6が取り付けてある。
ひさしAを取り付ける外壁Wには、先付け金具7(図2〜図4参照)が予め取り付けられる。この先付け金具7は、上方に開口する係止孔7aを有するとともに、その係止孔を開閉可能で、閉鎖位置にねじ止めされる遮蔽具8を備えている。係止孔7aには、ひさしAの吊りアーム2の先端のボルト6の軸部を挿入することができる。
また、外壁Wには、先付け金具7の下方において、ひさし本体1の基端部、すなわち、建物側端部を嵌合とねじ止めなどにより固定するためのひさし掛け9が予め取り付けられる。図3及び図4において、10a,10bは、先付け金具7及びひさし掛け9の取付強度を確保する補強材である。
こうして、ひさしAを取り付けるときは、ひさし本体1をひさし掛け9の高さにほぼ水平状態で仮に保持し、吊りアーム2の他端のボルト6の軸部を先付け金具7の係止孔7aに挿入して枢支した後、遮蔽具8でその係止孔7aの開口を閉じてねじなどで固定する。次に、ひさし本体1の後端部(建物側の端部)をひさし掛け9に嵌合又は係止した状態で、吊りアーム2のターンバックル5を操作して、ひさし本体1の傾きを調整する。この場合、ひさし本体1の傾きは、ひさし本体1の上面に降った雨の排水性を考慮して、前方(建物から遠い側)が若干低くなるように設定される。そして、最後に、ひさし本体1の後端部をひさし掛け9に係止したまま、その後端部からひさし掛け9にビス11をねじ込むなどして固定する。
上記基本的構成に対して、本発明は、上記課題を解決するため、以下に説明するような付加構成を有している。すなわち、ひさし本体1は、パネル12とそのパネルを保持する枠体13とからなっている。パネル12は、複数枚の、図示の例では5枚のアルミニウム合金製の押出中空形材12a,12b,〜12eを順次連設して構成されている。枠体13は、パネル12の周辺を囲む矩形、又は少なくともパネルの前辺と側辺を囲むコ字形に枠組みされている。図示の例では、枠体13は、パネル12の前辺を覆う前枠13aの両端部に、パネル12の両側面を覆う側枠13bの前端部を、その前枠の背面に側枠の前端面を密着させた状態で接続して、平面コ字形に形成されている。前枠13aと側枠13bの結合は、一例として、側枠13bに貫通したねじを前枠13aに形成してあるビスホールにねじ込むなどの周知の接続技術により行うことができる。
本発明においては、ひさし本体1の雨水排水性を良くするため、第一に、枠体13の上面にパネル12の上面の側辺及び前辺から流れ出る雨水を受けるための凹溝が形成されている。すなわち前枠13aの上面と両側枠13bの上面には、それらの枠材の長手方向に連続し、かつ、上方に開放する凹溝131、132が形成されていて、枠体がパネルに結合された状態で、それらの凹溝131、132の開口面は、パネル12の上面と等しいか、それよりも低い位置に置かれている。
また、前枠13aの凹溝131を形成する前後の側壁のうち、後側(建物側)の側壁を凹溝131の長手方向端部において切除して、側枠13bの凹溝132の前端部を前枠13aの凹溝131の長手方向両端部に連通させてあり、前枠13aの凹溝131は、その長手方向両端部でひさし本体の側方に開放する開口部133を有している。従って、パネル12の上面に降ってパネルの前辺から流れ出る雨水は、前枠13aの凹溝131に流れ込み、その凹溝の端部方向に流れる。一方、パネル12の上面に降ってパネルの側辺から流れ出る雨水は、側枠13bの凹溝132に流れ込み、その凹溝を流れる雨水はその凹溝132の前端部から前枠13aの凹溝131に合流して、開口部133から側方に排水されるようになっている。
ひさし本体1の排水性を高めるため、第二に、パネル12を構成する各押出中空形材12a〜12eの上面壁には、その形材の長手方向に連続する、断面形状が小さい円弧状の凹条と凸条が交互に形成されて、これによりパネル12の上面は、図5に一部を示すように、ピッチが比較的小さく、波の高さが比較的小さく、断面形状が正弦波状、鋸歯状その他の非矩形波状をなしている。図1には、煩雑化を避けるため、凹条と凸条の図示が省略されている。波のピッチはパネルの上面に雨滴が降り付けても叩打音が発生しないように設定される。このように多数の凹条と凸条が形成されていると、パネルの上面に降った雨は、各凹条に集められるので、その凹条に沿って雨水のパネル側方への流れが促進され、側枠13bの凹溝132に速やかに流れる。従って、パネル上面の雨水残留量が少ないため、雨水によってひさしの吊り金具3、吊りアーム2、先付け金具7などに過大な負荷がかかることが防止される。また、長時間残留する雨水が乾燥した後にパネル上面に汚れが着くことも低減される。
ひさし本体1の排水性を高めるため、第三に、前枠13aの長手方向端部はキャップ134により遮蔽されている。そして、そのキャップ134は、前枠13aの凹溝131の開口部133の下方まで延長しており、その開口部の下側部分の外面に、複数本の縦条溝135が形成されている。これにより、前枠13aの凹溝131の開口部133から流れ出る雨水は、その縦条溝135のそれぞれに分流し、その縦条溝に案内されて下方に流れ、凹条の下端部(キャップ134の下端部)から排水される。従って、開口部133から流れ出る雨水がキャップ134の側方にみだりに走流することが防止され、直下方に流下する。また、その雨水が汚れている場合には、その凹条の中だけに汚れが付着するので、ひさしを前方から見ても、その汚れが目立たず、又は見えない。従って、雨水によるひさしの美観低下が軽減される。
ひさし本体1の排水性を高めるため、第四に、前枠13aには、凹溝131の前側壁の上端部から前方に傾斜する下り傾斜面136が設けられている。降雨量が非常に多い場合は、パネルの上面から前方の凹溝131方向に流れる雨水はその凹溝からオーバーフローして下り傾斜面136を流れるので、雨水は勢いがついてひさしから遠ざかる方向に飛翔する。従って、ひさしの下方に居る人が雨に濡れる割合が少なくなり、あるいは、ひさし下方のポーチへの雨水の跳ね返りが少なくなる。また、この場合の好ましい実施態様として、下り傾斜面136の下端部に下方に突出する薄板状の雨返し137が形成されている。これにより、下り傾斜面136を流下する雨水がパネル12の下面方向に移動して滴下することが防止される。
図示の好ましい例では、パネル12の後端部に設けられる押出中空形材12eの後端部の上面には、ひさし掛け9に係止するための建物側に上り傾斜する斜面壁121が形成してあるが、この斜面壁121はパネル上面から雨水が外壁方向に流れるのを阻止する機能をも有している。
本発明に係るひさしには、降雨時の騒音発生防止の課題を解決するために、次のような構成が付加されている。すなわち、第一には、上述のように、パネルの上面は小さいピッチの正弦波状又は鋸歯波状の連続波形に形成されているので、降る雨がパネル12の上面に衝突するときに叩打音が発生しない、すなわち、降雨時に騒音が発生しないという効果が得られる。
第二には、図4に示すように、パネル12を構成する各押出中空形材12a,12b,〜12eに、断面積が比較的小さな中空部が複数個形成されている。このような中空部を備えた場合は、雨滴がパネルに打ち付けた場合に万一叩打音が発生しても、それが中空部内で共鳴してパネルから大きな音が出ることを防止することができる。このような騒音抑制効果が得られるための中空部の数は、形材の寸法が、一例として、材厚2mm、幅150mm、長さ1000mm、厚さ47mmである場合の中空部の数は、3〜5個、好ましくは4個程度で良い。
さらに、本発明の好ましい実施例では、図4に示すように、パネルの上面が上記のように凹条と凸条とで小さな非矩形波状に形成されているほか、パネルの下面が凸条と凹条を交互に配置して等ピッチの矩形波状に形成されている。これにより、ひさしの上面及び下面が同様の外観を呈し、特に下面は建物外装板として用いられることが多いスパンドレルと同様の美観を備えるので、ひさしの外観が向上される効果がある。
本発明の一実施例の斜視図。 建物に取り付けられた状態の平面図。 同じく側面図。 同じく縦断面図。 ひさし本体の左側の前部の拡大斜視図。 ひさしの排水部の拡大図。
符号の説明
A 吊りタイプのひさし
1 ひさし本体
2 吊りアーム
12 パネル
12a,12b,〜12e 押出中空形材
13 枠体
13a 前枠
13b 側枠
131,132 凹溝
133 側面開口部
135 縦条溝
136 下り傾斜面
137 雨返し

Claims (6)

  1. ひさし本体が、パネルの周りに枠体を設けて構成されている吊りタイプのひさしにおいて、
    前記枠体の前枠には前記パネルの上面の前辺から流れる雨水を受ける凹溝が、前記枠体の側枠には前記パネルの上面の側辺から流れる雨水を受ける凹溝が、それぞれ形成されているとともに、前記側枠の凹溝の前端部は前記前枠の凹溝に連通され、さらに前記前枠の凹溝の両端部は前記ひさし本体の側方に開口されていることを特徴とする吊りタイプのひさし。
  2. パネルの上面は、ひさし本体の幅方向に連続する凸条と凹条を交互に有する、ピッチの小さい連続非矩形波状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吊りタイプのひさし。
  3. 前枠の側面には、前枠の凹溝の側方開口から流下する雨水をその側面に沿って下方に案内する複数本の縦条溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吊りタイプのひさし。
  4. 前枠は、凹溝の前側に下り傾斜面を有し、その下り傾斜面の下端部に雨返しが設けてあることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の吊りタイプのひさし。
  5. パネルは、幅方向に複数の断面積が比較的小さな中空部を有する中空形材を連設して構成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の吊りタイプのひさし。
  6. 中空形材は、上面が、中空形材の長手方向に谷が連続する連続非矩形波状に形成されている上面壁を有し、下面が、中空形材の長手方向に谷が連続する連続矩形波状に形成されている下面壁を有することを特徴とする請求項5に記載の吊りタイプのひさし。
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