JP2022009704A - 簡易構造物 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022009704000001
【課題】 柱内に雨水が入るのを防止できる簡易構造物の提供。
【解決手段】 柱1と、柱1の上端に取付けたキャップ2と、屋根枠3と、屋根枠3をキャップ2上に取付ける取付具4とを備え、キャップ2は、取付具4の取付く部分5よりも外側の上面に屋根枠3の長手方向に沿う排水溝6を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カーポート等の簡易構造物に関する。
従来のカーポートは、非特許文献1に記載されているように、柱と梁をL形のコーナー金具にて連結し、柱の上端に柱キャップを取付け、柱キャップの上で屋根枠(側枠)を金具で取付けている。柱キャップには、金具を固定するためのねじを挿通したりするための孔が明けられている。そのため、屋根枠の下面と柱キャップの上面との間から浸入した雨水が、柱キャップの孔を通じて柱内に入り、コーナー金具を腐食させたりする不都合があった。
三協立山株式会社 三協アルミ社発行の施工要領書「カーポート マイリッシュOK 施工要領書」(No.HZ1577D)、2016年11月、p.10~13
本発明は以上に述べた実情に鑑み、柱内に雨水が入るのを防止できる簡易構造物の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による簡易構造物は、柱と、柱の上端に取付けたキャップと、屋根枠と、屋根枠をキャップ上に取付ける取付具とを備え、キャップは、取付具の取付く部分よりも外側の上面に屋根枠の長手方向に沿う排水溝を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による簡易構造物は、キャップの取付具の取付く部分よりも外側の上面に屋根枠の長手方向に沿う排水溝を有することで、屋根枠の下面とキャップの上面との間に浸入した雨水が排水溝より排水されるため、柱内に雨水が入るのを防止できる。
図2のA-A断面図である。 本発明の簡易構造物の第1実施形態を示す平面図である。 同簡易構造物の正面図である。 同簡易構造物の側面図である。 (a)は柱の上端に取付けられるキャップの平面図、(b)は同キャップの正面図、(c)はB-B断面図である。 本発明の簡易構造物の第2実施形態を示す正面図である。 同簡易構造物の柱と梁の連結部分を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の簡易構造物の第1実施形態を示している。本簡易構造物は、乗用車2台用のカーポートに適用したものである。本簡易構造物は、図2~4に示すように、左右の柱1,1に梁7を架設した門型のフレームを前後方向に間隔をおいて2組備え、前後のフレーム上に屋根8を支持してある。屋根8は、左右の側枠3,3と、前側の端部に設けた雨樋9と、後側の端部に設けた後枠10と、左右の側枠3,3間に間隔をおいて設けた複数の垂木11,11,…と、側枠3と垂木11の間と垂木11同士の間に取付けた屋根パネル12,12,…とを備える。屋根8は、前側(雨樋9側)が低くなるように傾斜している。
柱1と梁7は、アルミ製の角筒状の押出形材よりなり、図1に示すように、柱1の上端部と梁7の側端部とがL形のコーナー金具13により連結してあり、柱1の上端にはキャップ2を取付け、柱1上端の小口を塞いである。キャップ2上には、取付具4により屋根8の側枠3が取付けてある。
キャップ2は、樹脂で一体成形したものであり、下面側に柱1との嵌合部14を有し、柱1の上端部に上方から嵌合取付けしてある。キャップ2は、図1,5に示すように、左右方向の中間部の上面に屋根8の側枠3の下面と対向する側枠対向部15が水平に設けてあり、内側の上面には取付具4が取付く取付部5が水平に設けてある。側枠対向部15と取付部5との間の上面には、側枠3の長手方向に沿って排水溝6が設けてある。排水溝6の底面は、側枠対向部15及び取付部5よりも低くなっており、尚且つ図5(c)に示すように、前後方向の中央部が一番高くなるように、前側及び後側に向かって下向きに傾斜した水勾配が設けてある。さらにキャップ2は、側枠対向部15の外側に側枠対向部15よりも高い水返し部16が設けてあり、水返し部16のさらに外側には、外側に向けて下向きに傾斜した傾斜面17が設けてある。側枠対向部15の前側と後側にも、下向きに傾斜した傾斜面18が設けてある。取付部5には、図5(a)に示すように、四角い孔25が設けてある。
取付具4は、ステンレス等の金属の板をL形に折り曲げて形成したものであって、図1に示すように、水平な柱側取付片19と、垂直な側枠取付片20を有している。柱側取付片19は、上方からのネジ21でコーナー金具13上面に設けた座部22に固定され、側枠取付片20は内側からのネジ23で側枠3の内側面に取付けてある。
次に、本簡易構造物の施工手順を説明する。まず、柱1,1と梁7とをコーナー金具13により連結し、柱1,1の下部を地面に開けた基礎穴に差し込み、コンクリートを流し込んで柱1,1を固定する。次に、各柱1の上端にキャップ2を取付ける。次に、前後の柱1,1のキャップ2上に側枠3を取付具4により取付ける。次に、左右の側枠3,3の前端部に連結して雨樋9を取付ける。次に、前後の梁7,7上に垂木11,11,…を取付ける。次に、側枠3,3及び垂木11,11,…の後端部に連結して後枠10を取付ける。その後、側枠3と垂木11の間、垂木11同士の間の上面に屋根パネル12を載せ、側枠2と垂木11の上面にパネル押え26を取付け、屋根パネル12を固定する。
以上に述べたように本簡易構造物は、キャップ2の取付具4の取付く部分(取付部5)よりも外側の上面に屋根枠(側枠3)の長手方向に沿う排水溝6を有することで、図1に示すように、屋根枠3の下面とキャップ2の上面との間に浸入した雨水24が、排水溝6より柱1の前側と後側に排水され(図中の矢印27参照)、キャップ2の孔25から柱1内に雨水が入るのを防止できる。柱1内に雨水が入らないことで、コーナー金具13の腐食等を防止できるので、簡易構造物の耐久性が向上する。
さらに、キャップ2の外側にはキャップの上面(側枠対向部15)よりも高い水返し部16を有するので、水返し部16により屋根枠3の下面とキャップ2の上面との間に雨水を浸入しにくくできる。キャップ2の排水溝6は、長手方向の中間部が高くなるように傾斜しているので、排水性が良い。
図6,7は、本発明の簡易構造物の第2実施形態を示している。本簡易構造物は、乗用車1台用のカーポートであって、梁7は1本の柱1で片持ち支持してある。本簡易構造物も、第1実施形態と同様に、図7に示すように、柱1の上端部と梁7の端部とがL形のコーナー金具13で連結され、柱1の上端部にキャップ2が取付けてあり、キャップ2上に屋根8の側枠3が取付具4で取付けてある。梁7は、基端部より先端部にかけて上向きに1°傾斜している。
キャップ2は、取付具4の取付く部分(取付部5)よりも外側に側枠3の長手方向に沿って排水溝6が形成してある。したがって、側枠3の下面とキャップ2の上面との間に浸入した雨水は、排水溝6より柱1の前側と後側に排水され、柱1内に雨水が入るのを防止できる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。キャップの材質や、排水溝等の具体的な形状は、適宜変更することができる。柱と梁の配置や、屋根の構成・向き等は、任意である。キャップ上に配置される屋根枠は、側枠に限らず、前枠(雨樋)や後枠であってもよい。本簡易構造物は、実施形態に示したカーポートに限らず、あらゆる簡易構造物に適用することができ、例えばテラスやガーデンルーム等の壁付けの簡易構造物に適用することもできる。
1 柱
2 キャップ
3 側枠(屋根枠)
4 取付具
5 取付部(取付具の取付く部分)
6 排水溝
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による簡易構造物は、柱と、柱の上端に取付けたキャップと、屋根と、屋根の屋根枠をキャップ上に取付ける取付具とを備え、取付具は、屋根枠よりも屋根の内側でキャップ上に取付けてあり、キャップは、柱の上端に水平に設けてあり、取付具の取付く部分よりも外側の屋根枠の下面と対向する位置に取付具の取付く部分よりも高くなった部分を屋根枠の長手方向に有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による簡易構造物は、柱と、柱の上端に取付けたキャップと、屋根と、屋根の屋根枠をキャップ上に取付ける取付具とを備え、取付具は、屋根枠よりも屋根の内側でキャップ上に取付けてあり、キャップは、柱の上端に水平に設けてあり、取付具の取付く部分よりも外側の屋根枠の下面と対向する位置に取付具の取付く部分よりも高くなった部分を屋根枠の長手方向に有することで、屋根枠の下面とキャップの上面との間に雨水が浸入するのを抑制し、柱内に雨水が入るのを防止できる。

Claims (1)

  1. 柱と、柱の上端に取付けたキャップと、屋根枠と、屋根枠をキャップ上に取付ける取付具とを備え、キャップは、取付具の取付く部分よりも外側の上面に屋根枠の長手方向に沿う排水溝を有することを特徴とする簡易構造物。
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