JP2006257650A - シリンダ錠及びシリンダ錠の取付構造。 - Google Patents

シリンダ錠及びシリンダ錠の取付構造。 Download PDF

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Abstract

【課題】 打ち抜き、および引き抜きの両方に対して構造上強く、盗難防止性を向上させたシリンダ錠を提供すること。
【解決手段】 シリンダ32と、シリンダ32に外装されてタンブラ40が係合可能なロック溝29が形成されているスリーブ28と、シリンダ32の回転をシリンダ32後端側の出力部材44に伝達し、シリンダ32に不正キーが挿入されて操作されたときにはシリンダ32と出力部材44との連結を解除するクラッチ機構54、60と、少なくともシリンダ32及びスリーブ28を収納するホルダー10とを備えたシリンダ錠1において、ホルダー10は軸方向に対して直交する方向に2分割された第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とからなり、各第1、第2ホルダー部11、12の前端側及び後端側の内周部に、シリンダ32及びスリーブ28のホルダー10からの抜け出しを阻止する前方係止壁15および後方係止壁16をそれぞれ設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両や建物のドア等に使用されるシリンダ錠に関するものである。
従来、例えば自動車のドアの施錠・解錠用のシリンダ錠として、いわゆるフリーホイールシリンダが用いられている。このフリーホイールシリンダは、通常、キー未挿入時には外周面からタンブラが突出しているシリンダと、このシリンダに外装されて前記タンブラが係合可能なロック溝が形成されているスリーブと、前記シリンダの回転を出力部材に伝達するか否かを切り換えるクラッチ機構とを備えている。
このような構成を有するフリーホイールシリンダでは、正規キーがシリンダに挿入されると、タンブラがシリンダ内に収納されてスリーブのロック溝との係合が解除され、この状態で正規キーを回転させると、スリーブから独立してシリンダだけが回転し、その回転がクラッチ機構を介して出力部材に伝達される。
一方、前記フリーホイールシリンダにおいて、不適合キーや工具のドライバ等の不正キーがシリンダに挿入された場合には、タンブラはシリンダ内に収納されずにスリーブのロック溝と係合したままとなる。この状態で、不正キーでシリンダを回転させると、スリーブが軸方向後方に移動してクラッチ機構が連結解除されることによりシリンダの回転が出力部材には伝達されず、シリンダはスリーブと共に空回りすることになる。
このようなフリーホイールシリンダでは、これまではスリーブを軸方向後方に移動させるためのカムがスリーブの前方側(すなわちキー挿入側)に配置されるため、フリーホイールシリンダの各部材は後方側からの組み付けが一般的である。
しかしながら、後方側から組み付けられたフリーホイールシリンダは、シリンダ前面からの打ち抜き(ドライバ等をシリンダのキー穴に挿入してハンマ等で叩き込むこと)に対して構造上弱く、後方側に抜け易いものであった。
例えば、特許文献1には、ケーシングの前方側からシリンダを挿入し、後方側よりスリーブと他の部材を組み付けたフリーホイールシリンダであるシリンダ錠が開示されているが、このシリンダ錠では、シリンダの前面側が破壊されると、すべての部材が後方側に抜けてしまう可能性があり、打ち抜きに対して弱点のある構成となっている。
一方、フリーホイールシリンダの各部材をケーシングの前方側から組付けるようにして、打ち抜きに対して強いシリンダ錠としたものがある。例えば、特許文献2に開示されているシリンダ錠では、シリンダの後端を支える段部をケーシングの後方側に設けているため、シリンダ前面からの打ち抜きに対して強い構造となっている。
しかし、特許文献2のシリンダ錠は、その反面、シリンダ前面からの引き抜き(スライドハンマ等を用いてシリンダをケーシングの前方側へ引き抜くこと)に対して構造上弱く、前方側に抜け易いものであった。
特開平4−198571号公報 特開平7−189534号公報
そこで、本発明は、打ち抜き、および引き抜きの両方に対して構造上強く、盗難防止性を向上させたシリンダ錠を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明のシリンダ錠は、正規キーの挿入によりタンブラが内部に収納されて回転可能になるシリンダと、該シリンダに外装されて前記タンブラが係合可能なロック溝が形成されているスリーブと、該シリンダの回転をシリンダ後端側の出力部材に伝達し、前記シリンダに不正キーが挿入されて操作されたときには前記シリンダと前記出力部材との連結を解除するクラッチ機構と、少なくとも前記シリンダ及び前記スリーブを収納するホルダーとを備え、前記ホルダーは軸方向に対して直交する方向に2分割された第1ホルダー部と第2ホルダー部とからなり、前記各第1、第2ホルダー部の前端側及び後端側の内周部に、前記シリンダ及び前記スリーブの前記ホルダーからの抜け出しを阻止する前方係止壁および後方係止壁をそれぞれ設けた構成としている。
この構成によれば、ホルダーに設けた前方係止壁と後方係止壁との間に、少なくともシリンダ及びスリーブを抜け出し不能に収納するようにしてある。これにより、シリンダの前面側から打ち抜き、又は引き抜き攻撃されてもシリンダが前方及び後方側に抜けて解錠されてしまうことがなく、打ち抜き及び引き抜きに対して構造上強くなって盗難防止性が向上する。また、ホルダーが2分割された第1ホルダー部と第2ホルダー部とによって構成されるため、前方係止壁と後方係止壁とをそれぞれ各第1、第2ホルダー部と一体的に形成することができ、前方係止壁と後方係止壁の強度を強くすることができる。さらに、ホルダーを軸方向に対して直交する方向に2分割して構成することにより前後の係止壁を設けても、シリンダの全長を短くすることが可能であり、全体の小型化を図ることができる。
また、本発明のシリンダ錠においては、前記第1ホルダー部及び前記第2ホルダー部に形成されたそれぞれの前方係止壁を、組付状態において、前記ホルダーの軸方向に対して直交する面で面一となるように形成してもよい。
この構成によれば、シリンダの前面側からの引き抜き攻撃に対して、前記第1、第2ホルダー部のそれぞれの前方係止壁が同時にシリンダに当接するため、第1、第2ホルダー部にそれぞれ軸方向に引き離す方向に荷重が係ることがなく、第1ホルダー部と第2ホルダー部とを固定するピンなどの固定部材に係る負荷を小さくすることができる。その結果、第1、第2ホルダー部が引き抜き行為によって破壊されて分離することはなく、さらに盗難防止性を向上させることができる。
さらに、本発明のシリンダ錠においては、前記第1ホルダー部及び前記第2ホルダー部に形成されたそれぞれの後方係止壁を、組付状態において、前記ホルダーの軸方向に対して直交する面で面一となるように形成してもよい。
この構成によれば、シリンダの前面側からの打ち抜き攻撃に対して、前記第1、第2ホルダー部のそれぞれの後方係止壁が同時にシリンダまたはスリーブまたはクラッチ機構の一部に当接するため、第1、第2ホルダー部にそれぞれ軸方向に引き離す方向に荷重が係ることがなく、第1ホルダー部と第2ホルダー部とを固定するピンなどの固定部材に係る負荷を小さくすることができる。その結果、第1、第2ホルダー部が打ち抜き行為によって破壊されて分離することはなく、さらに盗難防止性を向上させることができる。
また、本発明のシリンダ錠を、ドアに設けられた取付ベースの装着孔に嵌入して、前記シリンダ錠を前記取付ベースに固定するようにしてもよい。
この構成によれば、取付ベースの装着孔の内周壁が各第1、第2ホルダー部の外周壁に係合して、第1、第2ホルダー部の分離方向への移動が阻止され、不正に分解されるのを確実に防ぐことができる。そのため、第1ホルダー部及び第2ホルダー部を分離させるような破壊行為に対しても、構造上強くなって、シリンダ錠が分解されるのを阻止して、さらに盗難防止性を向上させることができる。
上述したように、本発明のシリンダ錠及びシリンダ錠の取付構造によれば、打ち抜き、および引き抜きによる不正解錠を防止でき、盗難防止性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシリンダ錠を示す。このシリンダ錠1は、車両や建物のドアに取り付けられるもので、大略、ホルダー10と、スリーブ28と、シリンダ32と、複数のタンブラ40と、リアロータ44と、連結部材54と、連結解除部材60とからなる。以下において各構成部品の部分や配置を説明するときに、便宜上、図1(図2、図3、図6(a)も同様)の左側を「前」、右側を「後」として表現する。
前記ホルダー10は、シリンダ錠1を構成する各部品を収容する略円筒状のものである。このホルダー10は、軸方向に対して直交する方向におよそ半分に2分割された第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とから構成される。この各第1、第2ホルダー部11、12の前端外周には、径方向に突出する鍔状部13が形成されている。第1ホルダー部11の側面には、シリンダ錠1をドアに固定するためのネジ孔14が穿設されている。
また、各第1、第2ホルダー部11、12の前端側及び後端側の内周部にはそれぞれ、図1、図2及び図3に示すように、リング状に突出して設けられた前方係止壁15と、内周部の径を小さくすることで設けられた後方係止壁16とがそれぞれ設けられている。この第1、第2ホルダー部11、12の前方係止壁15は、それぞれ、第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とが固定された状態において、ホルダー10の軸方向に対して直交する面で、お互いに面一となる位置に設けられている。また、各第1、第2ホルダー部11、12の後方係止壁16も同様に、ホルダー10の軸方向に対して直交する面で、お互いに面一となる位置にそれぞれ設けられている。
また、この第1ホルダー部11の両側面には、第2ホルダー部12側に突出した4つの板状部18にそれぞれ、ピン19を貫通させるピン孔20が第1ホルダー部11の径方向に向けて設けられている。一方、第2ホルダー部12には、前記各ピン孔20に対応するピン受孔21が設けられ、ピン孔20及びピン受孔21にピン19を貫通させることにより第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とを離脱不可能に固定する構成としている。
このホルダー10(以下、第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とを固定したものをホルダー10という)の後方係止壁16に、円形状孔部22aと矩形状孔部22bとからなり、リアロータ44を挿通する鍵穴形状をなす挿通孔22が形成されている。この挿通孔22における矩形状孔部22b側のホルダー10の後端には、スプリング25を係止するためのスプリング係合部24が軸方向に沿って平行に延びるように突設されている。前記スプリング25は、ワイヤを螺旋状に巻回したもので、その両端部25a、25aが前記スプリング係合部24の両側部に位置される。また、このホルダー10の内周面には、図4(b)に示すように、組立状態で後述する連結解除部材60と対応する位置に、連結解除部材60が嵌合するロック凹部26が形成されている。このロック凹部26は、その両側壁が開口端に向けて広がるように形成されている。
前記スリーブ28は、図1および図4に示すように、ホルダー10内に回転可能に配設される円筒状のものである。このスリーブ28の内周面の対称位置には、軸方向に沿って延びるように一対のロック溝29が設けられている。このロック溝29は、後述するタンブラ40が進出して係合することにより、該スリーブ28に対してシリンダ32を回転不可能とするものである。また、このスリーブ28において、後述するリアロータ44を装着する側の端部には、内部空間に連通するとともに、組立状態でホルダー10のロック凹部26と対応し、後述する連結解除部材60を移動可能に装着する矩形状の収納孔30が設けられている。この収納孔30は、周方向の開口長さがその肉厚より大きいものである。
前記シリンダ32は、スリーブ28内に回転可能に配設される円柱状のものである。具体的には、このシリンダ32は、カバー33が装着される一端は閉塞され、この閉塞面から正規キーに対応する形状のキー挿入穴34(図2に図示)が軸方向に延びるように形成されるとともに、外方に突出するフランジ部35が設けられている。このシリンダ32には、外周面の対向位置から軸方向と直交する方向に延びるように、軸方向に沿って所定間隔をもってキー挿入穴34に連通する複数(本実施形態では8個)のタンブラ挿入孔36がそれぞれ穿設されている。前記キー挿入穴34は、フランジ部35と反対側の端部が閉塞され、この閉塞端に後述するリアロータ44を配設する円筒状のロータ配設部37が設けられている。このロータ配設部37は、その外周部の一部が軸方向に延びるように端縁から切り欠かれ、矩形状の貫通孔38が形成されている。この貫通孔38は、シリンダ32を図示しない周知の位置決め機構によりスリーブ28に取り付けると、図4(b)に示すように、収納孔30と軸方向および径方向に対応するように構成されている。また、この貫通孔38は、収納孔30と比較してその開口面積が大きく形成されている 。
前記タンブラ40は板状をなし、図1および図4(a)に示すように、その中央部には矩形状のキー穴41が穿設されている。そして、このタンブラ40は、スプリング42とともにシリンダ32のタンブラ挿入孔36内に配置され、正規キーがキー穴41に挿入されると、そのキーのキー山によりキー穴41の縁が押圧されることによりスプリング42の付勢力に抗して後退され、タンブラ40の端部とロック溝29との係合が解除される構成とされている。
出力部材であるリアロータ44は、図1、図2、図3および図4(b)に示すように、シリンダ32内部に挿入される装着部45と、ホルダー10の挿通孔22から外部に突出する規制部46とからなる。前記装着部45は、シリンダ32のロータ配設部37内に回転可能に配設されるもので、規制部46との境界部分にはロータ配設部37の開口より大径のフランジ部47が設けられている。この装着部45には、後述する連結部材54を収容する略凹字形状の収容部48が設けられている。この収容部48は、フランジ部47を越えて規制部46にかけて延びるように設けられ、この規制部46に位置する部分が組立状態でシリンダ32から外部に露出するように構成されている。そして、この露出部分には、図3に示すように、径方向に貫通し、組立状態でホルダー10の矩形状孔部22bに対応するロック部貫通孔49が設けられている。この収容部48は、連結部材54が後退した状態で、装着部45の表面から連結部材54の先端面が完全に内部に没入される深さで形成されている。また、この収容部48の底には、連結部材54を外向きに付勢するスプリング50が収納されている。
前記リアロータ44の規制部46は、ホルダー10の挿通孔22に挿通されて軸方向外向きに突出されるとともに、その先端から図示しないロック機構に連結するパドル51を突設したものである。この規制部46には、ホルダー10に装着した状態で挿通孔22から外部に突出した位置に、前記スプリング係合部24の上部に延びる略L字形状のスプリング係合部52が設けられている。そして、筒状をなす規制部46の外周部にスプリング25を外嵌させるとともに、両スプリング係合部24、52の両側にスプリング25の端部25a、25aをそれぞれ位置させる。これにより、ホルダー10に対してリアロータ44が回転すると、スプリング25の端部25a、25aが付勢力に抗して外側に広がる。そして、リアロータ44に対して回転する力が解除されると、スプリング25の付勢力によって該リアロータ44を規定された初期位置に復帰させるように構成されている。
前記連結部材54は、前記リアロータ44の収容部48に配設され、シリンダ32とリアロータ44とを連結する連結位置と、シリンダ32とリアロータ44とを連結しない非連結位置にかけて、径方向に移動可能としたものである。具体的には、この連結部材54は、図4(b)に示すように、収納孔30より大きく形成したシリンダ32の貫通孔38内に嵌合し、該シリンダ32の外周面と略面一の断面円形状をなす一方、収容部48内に後退した状態では、該収容部48内に完全に没入し、シリンダ32の内周面に摺接する円弧状凸部55を備えている。この円弧状凸部55の基端には、シリンダ32の内面側において貫通孔38の縁に係合する翼状部56が設けられている。この連結部材54は、スプリング50の付勢力によって、貫通孔38に嵌合したシリンダ32との連結位置に保持される。また、連結部材54には、図1および図3に示すように、その一側面に略L字形状に突出するロック部58が設けられている。このロック部58は、連結部材54を収容部48に装着した状態でロック部貫通孔49に挿通されるもので、シリンダ32とリアロータ44とを連結した連結位置ではロック部貫通孔49から突出せず、シリンダ32とリアロータ44とを連結しない非連結位置ではロック部貫通孔49から突出する寸法で形成されている。
前記連結解除部材60は、図4(b)に示すように、スリーブ28における収納孔30の周方向の開口長さより若干小さいうえ、スリーブ28とシリンダ32のロータ配設部37との肉厚を合わせた寸法と略等しい直径を有し、連結部材54の円弧状凸部55に対して線接触する円柱部材からなる。そして、この連結解除部材60は、組立状態では、連結部材54の外周部に位置される。そのため、ホルダー10のロック凹部26に連結部材54を介してスプリング50の付勢力により押圧されて嵌合される。この連結解除部材60は、径方向内側への力が加わると、連結部材54のスプリング50の付勢力に抗してスリーブ28に対して径方向内側に移動可能である。また、スリーブ28がタンブラ40の係合によりシリンダ32の回転力を受けてホルダー10に対して周方向に回転するときには、ロック凹部26から離脱することによりホルダー10の内周面に押圧されて径方向に移動し、連結部材54を押圧して該連結部材54を非連結位置に移動させる。
なお、上述したように、本実施形態においてのクラッチ機構は、リアロータ44とシリンダ32とを連結する連結位置と非連結位置とに径方向に移動可能な連結部材54と、連結部材54の外周部に位置するようにスリーブ28に対して径方向に移動可能に配設され、スリーブ28がタンブラ40の係合によりシリンダ32の回転力を受けてホルダー10に対して回転するときには径方向に移動し、連結部材54を押圧して非連結位置に移動させる連結解除部材60とからなるが、これに限定されるものではない。例えば、スリーブがタンブラの係合によりシリンダの回転力を受けてホルダーに対して回転するときに、スリーブが軸方向に移動し、連結部材を押圧して非連結位置に移動させるように構成してもよい。
このように構成したシリンダ錠1では、図2に示す組付け状態において、シリンダ32のフランジ部35がホルダー10の前方係止壁15に係止しているため、シリンダ32が前方側へ引き抜かれるのを防止することができる。また、シリンダ32のフランジ部35とホルダー10の後方係止壁16との間にスリーブ28が配置されてスリーブ28の後端が後方係止壁16に係止するとともに、シリンダ32の後端とホルダー10の後方係止壁16との間にリアロータ44のフランジ部47が配置されてフランジ部47が後方係止壁16に係止している。そのため、シリンダ32前面からの打ち抜き行為に対しても、ホルダー10に対するシリンダ32の後方側への移動がスリーブ28及びリアロータ44のフランジ部47を介して後方係止壁16によって阻止される。その結果、シリンダ32前面からの打ち抜き行為に対し、シリンダ32、スリーブ28、及びリアロータ44がホルダー10の後方側から抜け出るのを防止することができる。
このように、ホルダー10に設けた前方係止壁15と後方係止壁16との間に、少なくともシリンダ32及びスリーブ28を抜け出し不能に収納するようにしてある。これにより、シリンダ32の前面側から打ち抜き、又は引き抜き攻撃されてもシリンダ32が前方及び後方側に抜けて解錠されてしまうことがなく、打ち抜き及び引き抜きに対して構造上強くなって盗難防止性が向上する。また、ホルダー10が2分割された第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とによって構成されるため、前方係止壁15と後方係止壁16とをそれぞれ各第1、第2ホルダー部11、12と一体的に形成することができ、前方係止壁15と後方係止壁16の強度を強くすることができる。さらに、ホルダー10を軸方向に対して直交する方向に2分割して構成することにより前後に係止壁を設けても、シリンダ32の全長を短くすることが可能であり、全体の小型化を図ることができる。
また、本実施形態においては、シリンダ32の前面側から打ち抜き、又は引き抜き攻撃されても、シリンダ32だけでなく、スリーブ29及びクラッチ機構を構成する連結部材54、および連結解除部材60がホルダー10内から抜け出ることがないため、打ち抜き及び引き抜きに対してもシリンダ錠1が破壊されることがなく、盗難防止性に優れたシリンダ錠とすることができる。
なお、本実施形態においては、シリンダ32の後方側への移動を、スリーブ28及びリアロータ44のフランジ部47を介して後方係止壁16によって阻止するようにしているが、これに限定されることなく、例えば、スリーブ28及びリアロータ44のフランジ部47の一方側のみ後方係止壁16に係止するようにしてシリンダ32の後方側への移動を阻止するようにしてもよい。また、リアロータ44のフランジ部47の外径を少し小さくし、シリンダ32の後端部を後方係止壁16まで延設して、直接シリンダ32の後端が後方係止壁16に係止するように構成してもよい。
また、第1、第2ホルダー部11、12に形成されたそれぞれの前方係止壁15を、組付状態において、ホルダー10の軸方向に対して直交する面で面一となるように形成すれば、シリンダ32の前面側からの引き抜き攻撃に対して、第1、第2ホルダー部11、12のそれぞれの前方係止壁15が同時にシリンダ32のフランジ部35に当接するため、第1、第2ホルダー部11、12にそれぞれ軸方向に引き離す方向に荷重が係ることがなく、第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とを固定するピン19に係る負荷を小さくすることができる。その結果、ホルダー10が引き抜き行為によって破壊されて分離することはなく、さらに盗難防止性を向上させることができる。
さらに、第1、第2ホルダー部11、12に形成されたそれぞれの後方係止壁16を、組付状態において、ホルダー10の軸方向に対して直交する面で面一となるように形成すれば、シリンダ32の前面側からの打ち抜き攻撃に対して、第1、第2ホルダー部11、12のそれぞれの後方係止壁16が同時にスリーブ28の後端及びリアロータ44のフランジ部47に当接するため、第1、第2ホルダー部11、12にそれぞれ軸方向に引き離す方向に荷重が係ることがなく、第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とを固定するピン19に係る負荷を小さくすることができる。その結果、第1、第2ホルダー部11、12が打ち抜き行為によって破壊されて分離することはなく、さらに盗難防止性を向上させることができる。
なお、前方係止壁15および後方係止壁16は、すべての面が必ずしも1つの平面上にある必要はなく、少なくともシリンダ32等が当接する部分が1つの平面上で面一となるようにすればよい。
次に、前記シリンダ錠1を車両のドアに取り付ける場合のシリンダ錠1の取付構造について具体的に説明する。
図7は、本実施形態のシリンダ錠1と、該シリンダ錠1を車両のドアに固定するための取付ベース71とを示す斜視図である。取付ベース71は、例えば樹脂材料によって形成された略棒状のものであり、図示しない車両のドアのアウターパネルの車内側にネジ止めなどによって固定される。この取付ベース71の両端側には、ドアを開放するための図示しないグリップタイプのアウターハンドルを挿入して装着する2つのハンドル挿入孔72、73が設けられている。その一方側のハンドル挿入孔73の長手方向の端部側には、シリンダ錠1を挿入固定する装着孔74がそのハンドル挿入孔73に連通して設けられている。この装着孔74の開口の短手側、すなわち、シリンダ錠1を装着した状態において、シリンダ錠1の第1ホルダー部11と第2ホルダー部12とが分離する方向側の寸法は、およそシリンダ錠1の鍔状部13のすぐ後方のホルダー10の外径寸法とほぼ一致している。また、装着孔74の長手側の側壁には、ネジ77を貫通するネジ孔75が設けられている。
この取付ベース71にシリンダ錠1を取り付ける場合には、シリンダ錠1をパドル51側より装着孔74に挿入し、シリンダ錠1の鍔状部13が装着孔74の前面縁に当接する位置までシリンダ錠1を装着孔74内に嵌入する。そして、その状態で、ネジ77をネジ孔75、14に締め込むことにより、シリンダ錠1が取付ベース71に固定される。この取付状態においては、取付ベース71の装着孔74の内周壁が各第1、第2ホルダー部11、12の外周壁に係合して、各第1、第2ホルダー部11、12の分離方向への移動が阻止され、不正に分解されるのを確実に防ぐことができる。そのため、第1ホルダー部11及び第2ホルダー部12を分離させるような破壊行為に対しても、構造上強くなって、シリンダ錠1が分解されるのを阻止して、さらに盗難防止性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、第1ホルダー部11にネジ孔14を形成し、第1ホルダー部11を取付ベース71に固定して、シリンダ錠1を装着孔74内に固定するようにしたが、これに限定されることはなく、例えば、さらに、第2ホルダー部12にもネジ孔を設けて、第1、第2ホルダー部11、12をそれぞれ取付ベース71に固定するようにしてもよい。また、第1、第2ホルダー部11、12にそれぞれ凸部を設け、従来よりシリンダ錠の取り付けに採用されている板状のリテーナを、凸部を係合させてシリンダ錠1の装着孔74からの抜け出しを阻止して、シリンダ錠1を装着孔74内に固定するようにしてもよい。
次に、前記シリンダ錠1の動作について具体的に説明する。
まず、シリンダ32にキーを差し込むことなく、シリンダ32の回動が規制されている通常状態(図3及び図4の状態)では、シリンダ32に配設したタンブラ40がスプリング42の付勢力によってシリンダ32の表面から突出し、スリーブ28のロック溝29内に進出して係合する。そのため、シリンダ32はスリーブ28に対して回転できない状態を維持する。
また、スリーブ28に配設した連結解除部材60は、ホルダー10のロック凹部26に係合するとともに、この係合状態が連結部材54を介してスプリング50の付勢力により維持される。また、この状態では、連結部材54がシリンダ32の貫通孔38に係合している。そのため、シリンダ32に対してリアロータ44は回転できない状態を維持するとともに、ホルダー10に対してスリーブ28も回転できない状態を維持する。
そして、この施錠状態でシリンダ32に正規キーを差し込むと、この正規キーがタンブラ40のキー穴41を貫通することにより、図5(a)に示すように、各タンブラ40が後退してシリンダ32内に没入する。その結果、シリンダ32は、スリーブ28に対して周方向に回転可能な状態になる。また、このシリンダ32に連結部材54を介して連結されたリアロータ44は、連結状態が維持された状態であるため、シリンダ32と一緒にスリーブ28に対して回転可能な状態をなす。そのため、正規キーを回転させると、リアロータ44に配設したパドル51を回転させることができ、解錠操作を行うことができる。
一方、シリンダ32と一緒に連結部材54が回転すると、図5(b)に示すように、連結解除部材60は、その径方向内側にシリンダ32の外周部が位置する。その結果、連結解除部材60は径方向内側に移動することができないため、ホルダー10のロック凹部26に嵌合した状態を維持する。そのため、スリーブ28はホルダー10に対して回転できない状態を維持する。
このように、本実施形態では、シリンダ32に正規キーを差し込んで回転させると、ホルダー10に対してシリンダ32およびリアロータ44のみが回転可能となるため、解錠の操作が可能になる。
また、前記施錠状態でシリンダ32にドライバーや不正キーを差し込むと、これらはタンブラ40のキー穴41を貫通し、一部のタンブラ40は偶然にも後退してシリンダ32内に没入することもあるが、全てのタンブラ40は没入しない。その結果、シリンダ32は、スリーブ28に対して周方向に回転できない状態を維持する。また、このシリンダ32に連結部材54を介して連結されたリアロータ44は、連結状態が維持された状態であるため、同様に回転できない状態を維持する。
そして、この状態で無理に回転させると、そのシリンダ32の回転力がタンブラ40の係合によりスリーブ28に伝わり、該スリーブ28がシリンダ32と一緒にホルダー10に対して回転する。そうすると、図3および図4(b)に示す、スリーブ28に配設した連結解除部材60がロック凹部26に係合した状態から、図6に示すように離脱し、該連結解除部材60がホルダー10の内周面に乗り上げて、スプリング50の付勢力に抗して連結部材54と一緒に収納孔30内を径方向内側に移動する。
これにより、連結部材54が収容部48内に後退して没入され、シリンダ32の貫通孔38との連結位置から非連結位置に移動する。その結果、シリンダ32とリアロータ44との連結が解除されるため、シリンダ32が回動されてもパドル51を装着したリアロータ44は回転しなくなる。また、連結部材54のロック部58がリアロータ44のロック部貫通孔49から突出してホルダー10の矩形状孔部22bに進入し、リアロータ44が単独で回転不可能なロック状態となる。なお、リアロータ44は、スプリング25の付勢力により、若干回転した位置から初期位置に復帰(回転)される。
このように、本実施形態のシリンダ錠1は、ドライバーや不正なキーを挿入して無理に回転させようとしても、ロック機構に連結したリアロータ44は回転せず、シリンダ32を空転させることにより不正解錠することはできない。また、シリンダ32が空転する不正解錠時には、リアロータ44を回動不可能なロック状態とすることができる。
上述したように、本実施形態のシリンダ錠1では、シリンダ32をスリーブ28とリアロータ44との間に配置し、リアロータ44の収容部48に径方向に移動可能な連結部材54を配設するとともに、連結部材54の外周部に連結部材54を押圧して非連結位置に移動させる連結解除部材60を配設している。即ち、連結部材54と連結解除部材60とを軸方向に所定間隔をもって配置する必要がないため、シリンダ錠1の全長を短くすることが可能であり、全体の小型化を図ることができる。また、特許文献2と比較して構造の簡素化が可能であるため、組立作業性の向上およびコストダウンを図ることができる。
このように、本実施形態のシリンダ錠1は、上述した打ち抜き、および引き抜きに対して優れた盗難防止性を有するだけでなく、シリンダ32に不正キーまたはドライバーを挿入してタンブラ40を破壊する不正解錠行為に対しても、優れた盗難防止性を有している。そして、これを簡単な構成にてコンパクトに実現しており、産業上の利用価値が大きいシリンダ錠とすることができる。
本発明の実施の形態に係るシリンダ錠の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシリンダ錠の長手方向の断面図である。 図2から90度ずれた位置でのシリンダ錠の長手方向の断面図である。 (a)、(b)はシリンダ錠の径方向の要部断面図である。 (a)、(b)は正規キーにより解錠操作をした際の状態を示すシリンダ錠の径方向の要部断面図である。 (a)は不正キーにより解錠操作をした際の状態を示すシリンダ錠の長手方向の断面図、(b)は(a)の径方向の要部断面図である。 本発明の実施の形態に係るシリンダ錠と、該シリンダ錠を取り付ける取付ベースの斜視図である。
符号の説明
1…シリンダ錠、10…ホルダー、11…第1ホルダー部、12…第2ホルダー部、15…前方係止壁、16…後方係止壁、28…スリーブ、29…ロック溝、32…シリンダ、40…タンブラ、44…リアロータ(出力部材)、54…連結部材(クラッチ機構)、60…連結解除部材(クラッチ機構)。

Claims (4)

  1. 正規キーの挿入によりタンブラが内部に収納されて回転可能になるシリンダと、該シリンダに外装されて前記タンブラが係合可能なロック溝が形成されているスリーブと、該シリンダの回転をシリンダ後端側の出力部材に伝達し、前記シリンダに不正キーが挿入されて操作されたときには前記シリンダと前記出力部材との連結を解除するクラッチ機構と、少なくとも前記シリンダ及び前記スリーブを収納するホルダーとを備えたシリンダ錠において、前記ホルダーは軸方向に対して直交する方向に2分割された第1ホルダー部と第2ホルダー部とからなり、前記各第1、第2ホルダー部の前端側及び後端側の内周部に、前記シリンダ及び前記スリーブの前記ホルダーからの抜け出しを阻止する前方係止壁および後方係止壁をそれぞれ設けたことを特徴とするシリンダ錠。
  2. 前記第1ホルダー部及び前記第2ホルダー部に形成されたそれぞれの前方係止壁を、組付状態において、前記ホルダーの軸方向に対して直交する面で面一となるように形成したことを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠。
  3. 前記第1ホルダー部及び前記第2ホルダー部に形成されたそれぞれの後方係止壁を、組付状態において、前記ホルダーの軸方向に対して直交する面で面一となるように形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のシリンダ錠。
  4. 前記請求項1乃至請求項3に記載のシリンダ錠を、ドアに設けられた取付ベースの装着孔に嵌入して、前記シリンダ錠を前記取付ベースに固定するようにしたことを特徴とするシリンダ錠の取付構造。
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