JP2006255922A - インナーキャップ付きキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決課題】 キャップ本体と、該キャップ本体内に装着されるインナーキャップとを備え、前記キャップ本体とインナーキャップ間にコイルスプリングを介在させて、キャップ本体内の所定区間軸方向に移動自在となる該インナーキャップを、コイルスプリングによってキャップ本体開口部側に向けて付勢しうるインナーキャップ付きキャップにおいて、前記コイルスプリングはその中央部分の径が両端部の径より大きいことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
例えば、図3に示す如く、キャップ本体71の内部にインナーキャップ72を具えた二重キャップ構造のものが提案されている。コイルスプリング73は、その一端がキャップ本体71の天面74に当接し、その他端がインナーキャップ72に設けられた段差部75に当接している。コイルスプリング73はその圧縮時にインナーキャップ72をキャップ本体の開口端76側に向けて付勢する。
即ち、本発明に係るインナーキャップ付きキャップは、以下の構成或いは手段からなることを特徴とし、上記課題を解決するものである。
図1は、本発明に係るインナーキャップ付きキャップが使用された筆記具の側断面図である。図2は、図1のインナーキャップ付きキャップの断面図である。
筆記具1は、軸筒11の本体、及び軸筒11に着脱可能に設けられるカートリッジタンク12を有する。カートリッジタンク12内には塗布液が貯留され、タンク12の後端の開口には摺動可能な密封プラグ13が取り付けられる。密封プラグ13にはネジ式ロッド14の先端がプラグ13と回転自由に取り付けられ、ネジ式ロッド13は支持部材15と螺合部14aで螺合している。支持部材15はカートリッジタンク12の内壁に回転不能に固定され、従って、ネジ式ロッド14は回動又は回転することにより、支持部材15に対して軸方向に移動させられる。
そして、コイルスプリング33はその中央部分の径が両端部の径より大きくなっている。以下に、インナーキャップ付きキャップ3を更に詳しく説明する。
上記関係を有するコイルスプリング33であれば、キャップ本体内径とコイルスプリングの外径との間のクリアランスが多少あっても内壁の一方にコイルが傾くことがなく、インナーキャップ32が傾くこともない。コイルスプリングの(S)/(B)が0.6未満であると、上述のクリアランスは十分に取れず、またコイルが傾く不具合が生じやすくなる。一方、コイルスプリングの(S)/(B)が0.9を超えると、インナーキャップ32の外径の小さい先端近くに、所謂コイルスプリングの端部受けを配置しなければならず、コイルスプリングの長さを十分に確保することができなくなる。
尚、コイルスプリング33の端部の最小外径(S)は、本実施態様ではともに最小外径としたが、どちらか一方が最小外径で良く、例えば、キャップ本体31の天面に当接するコイルスプリング33の端部の径は最小である必要はないが最大外径以下である。
また、インナーキャップ32がキャップ本体31から脱抜しないように、キャップ本体31の内壁には顎部36を係止する突起部37が形成されている。顎部36の外径とキャップ本体31の内径をほぼ同じ大きさに設けることは、インナーキャップ32が動作中に傾くことを防止する。従って、このような顎部36の形成と共に、コイルスプリング33の太鼓形状或いはビア樽形状は、動作時のインナーキャップ32の動きを不具合なく、スムースにする。
尚、本実施態様では、筆記具等に用いたが、化粧料、その他の塗布具のキャップとして同様に使用することができる。
2 塗布部
3 キャップ
31 キャップ本体
32 インナーキャップ
33 コイルスプリング
Claims (4)
- キャップ本体と、該キャップ本体内に装着されるインナーキャップとを備え、前記キャップ本体とインナーキャップ間にコイルスプリングを介在させて、キャップ本体内の所定区間軸方向に移動自在となる該インナーキャップを、コイルスプリングによってキャップ本体開口部側に向けて付勢しうるインナーキャップ付きキャップにおいて、
前記コイルスプリングはその中央部分の径が両端部の径より大きいことを特徴とするインナーキャップ付きキャップ。 - 前記コイルスプリングの最大外径(B)と、コイルスプリングの端部の少なくとも一方の最小外径(S)とは、0.6≦(S)/(B)≦0.9の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載のインナーキャップ付きキャップ。
- 前記コイルスプリングの最大外径(B)とキャップ本体内の内径(C)との間の隙間は、0.3mm以下にあることを特徴とする請求項1又は2記載のインナーキャップ付きキャップ。
- 前記インナーキャップはその外径が開口部から先端部に向けて小径な先細りに形成され、該開口部と先端部の間の外壁に前記コイルスプリングの端部受けが鍔状に形成され、且つその顎部の外径が前記キャップ本体の内径とほぼ同じ形成され、また前記キャップ本体の内壁に、該顎部を係止する突起部が形成されている請求項1〜3の何れかに記載のインナーキャップ付きキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005072701A JP2006255922A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | インナーキャップ付きキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005072701A JP2006255922A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | インナーキャップ付きキャップ |
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JP2006255922A true JP2006255922A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37095671
Family Applications (1)
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JP2005072701A Pending JP2006255922A (ja) | 2005-03-15 | 2005-03-15 | インナーキャップ付きキャップ |
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JP (1) | JP2006255922A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0666514U (ja) * | 1993-03-01 | 1994-09-20 | 三菱鉛筆株式会社 | インナーキャップ付きキャップ |
JP3416677B2 (ja) * | 1994-06-29 | 2003-06-16 | ぺんてる株式会社 | 塗布具 |
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2005
- 2005-03-15 JP JP2005072701A patent/JP2006255922A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0666514U (ja) * | 1993-03-01 | 1994-09-20 | 三菱鉛筆株式会社 | インナーキャップ付きキャップ |
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