JP2006254982A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブランク図柄に所定の役割を持たせ、目押し操作を利用して演出を多様化することのできる遊技機を提供する。
【解決手段】 パチスロ機に、少なくとも、リールの停止操作による停止態様(ブランク図柄表示可能停止テーブルを含む)に基づいて、内部当選役決定手段により決定された内部当選役が成立するか否かを決定する成立決定手段と、遊技に関する演出表示を行う液晶表示装置と、成立が決定された内部当選役の図柄組合せ(表示窓4L、4C、4Rに表示されたもの)に、ハズレを表す"ブランク(図柄92)"が含まれている場合、演出表示の中止に係る制御を行う表示制御手段と、を設ける。この構成により、遊技者は、目押しによってブランク図柄を停止表示させることにより、連続演出表示中であってもその演出表示を中止させることができる。
【選択図】 図17

Description

本発明は、遊技機に関するものである。
従来の遊技機は、リールの図柄配列中にブランク図柄を有し、このブランク図柄をハズレの停止表示に用いている(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−227781号公報(第6頁、第7頁、第3図など)
しかしながら、従来はハズレを表す所定の図柄(ブランク図柄に相当する)を用いて演出を多様化する点について配慮がなされていなかった。すなわち、ブランク図柄は、内部当選役がハズレの場合に停止表示されるものであり、その他の有効な役割がなく、遊技性、面白味に欠けるところがあった。従来の遊技機においては、ブランク図柄に所定の役割を持たせて演出を多様化し、その演出に遊技者の操作を介在させて更に面白味を増すことについては、更に改善の余地がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、ブランク図柄に所定の役割を持たせ、目押し操作を利用して演出を多様化することのできる遊技機を提供することを目的とする。
(1)本発明の遊技機は、複数の図柄をそれぞれ表示する複数の図柄表示手段(例えば、リール3L、3C、3R)と、開始操作に基づいて、単位遊技の開始を指令する開始信号を出力する開始信号出力手段(例えば、スタートスイッチ6S)と、開始操作に基づいて、図柄表示手段により表示された図柄の変動を行う図柄変動手段(例えば、ステッピングモータ49L、49C、49R、モータ駆動回路39)と、開始操作に基づいて、遊技媒体の払出しのある役又は遊技媒体の払出しのない役を内部当選役として決定する内部当選役決定手段(例えば、図8のステップS6の確率抽選処理を行う手段としての主制御回路71)と、停止操作に基づいて、図柄変動手段により行われる前記図柄の変動の停止を指令する停止信号を出力する停止信号出力手段(例えば、停止ボタン7L、7C、7R、リール停止信号回路46)と、前記開始信号と前記停止信号とに基づいて、図柄変動手段による前記図柄の変動及びその停止に係る制御を行う変動制御手段(例えば、図12のステップS13〜S23の処理を行う手段としての主制御回路71)と、停止操作による変動制御手段の停止態様に基づいて、内部当選役決定手段により決定された内部当選役が成立するか否かを決定する成立決定手段(例えば、図13のステップS26、S27の処理を行う手段としての主制御回路71)と、遊技に関する演出表示を行う演出表示手段(例えば、液晶表示装置5)と、成立決定手段により成立が決定された内部当選役を表す、前記複数の図柄表示手段により表示される図柄で構成される図柄組合せに、遊技媒体の払出しのない役を表す所定の図柄(例えば、"ブランク(図柄92)")が含まれている場合、演出表示手段により行われる演出表示の中止に係る制御を行う表示制御手段(例えば、図16の連続演出中止処理を行う手段としての副制御回路72)と、を備えた構成を有している。なお、停止態様とは、図柄表示手段により行われる図柄の変動が停止したときの図柄の組合せに相当し、この図柄の組合せを規定する停止テーブルに基づいて決定される。
この構成により、表示制御手段は、成立決定手段により成立が決定された内部当選役の図柄組合せに遊技媒体の払出しのない役(ハズレに相当する)を表す所定の図柄が含まれている場合、演出表示手段により行われる演出表示の中止に係る制御を行うため、ハズレを表す所定の図柄を用いて多様な演出を行うことが期待される。また、遊技者は目押しによって任意に演出表示の中止に関与可能となり、遊技全般に対する興味が増すことが期待される。換言すれば、ブランク図柄を利用して液晶表示装置5による演出表示を中止させることで、遊技性の向上、面白味の増加に寄与し、更に、遊技者が目押し操作により任意に前記演出表示を中止できることから、遊技の攻略性を絡めた演出の多様化が期待される。
(2)本発明の遊技機は、複数の図柄をそれぞれ表示する複数の図柄表示手段と、開始操作に基づいて単位遊技の開始を指令する開始信号を出力する開始信号出力手段と、開始操作に基づいて、図柄表示手段により表示された図柄の変動を行う図柄変動手段と、開始操作に基づいて、遊技媒体の払出しのある役又は遊技媒体の払出しのない役を内部当選役として決定する内部当選役決定手段と、停止操作に基づいて、図柄変動手段により行われる前記図柄の変動の停止を指令する停止信号を出力する停止信号出力手段と、前記開始信号と前記停止信号とに基づいて、図柄変動手段による前記図柄の変動及びその停止に係る制御を行う変動制御手段と、停止操作による変動制御手段の停止態様に基づいて、内部当選役決定手段により決定された内部当選役が成立するか否かを決定する成立決定手段と、遊技に関する演出表示を行う演出表示手段と、成立決定手段により成立が決定された内部当選役を表す、前記複数の図柄表示手段のうちの少なくとも一の図柄表示手段により表示される図柄(例えば、表示窓4L、4C、4Rのいずれかにブランク図柄が停止表示されたリール3L、3C、3Rの停止態様(図17(a)に示す))に、遊技媒体の払出しのない役を表す所定の図柄が含まれている場合、演出表示手段により行われる演出表示の中止に係る制御を行う表示制御手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、表示制御手段は、例えば、複数のリールのいずれかにハズレを表す所定の図柄が含まれている場合、連続演出表示を中止することができるようになり、更に演出が多様化することが期待される。
(3)本発明の遊技機は、(1)又は(2)において、演出表示手段は、複数の単位遊技にわたる連続演出表示を行い、表示制御手段は、演出表示手段により行われる連続演出表示の中止に係る制御を行う構成を有している。
この構成により、表示制御手段は、演出表示手段により行われる連続演出表示の中止に係る制御を行うため、ハズレを表す所定の図柄を用いて連続演出表示を中止することができるようになり、更に演出が多様化することが期待される。
本発明は、少なくとも、停止操作による変動制御手段の停止態様に基づいて、内部当選役決定手段により決定された内部当選役が成立するか否かを決定する成立決定手段と、遊技に関する演出表示を行う演出表示手段と、成立決定手段により成立が決定された内部当選役を表す、前記複数の図柄表示手段により表示される図柄で構成される図柄組合せに、遊技媒体の払出しのない役を表す所定の図柄が含まれている場合、演出表示手段により行われる演出表示の中止に係る制御を行う表示制御手段と、を設けることにより、ブランク図柄に所定の役割を持たせ、目押し操作を利用して演出を多様化することが期待される遊技機を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る遊技機を「パチスロ機」に適用した実施の一形態を示している。このパチスロ機は、コイン、メダル又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカードなどの遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
図1において、パチスロ機1の全体を形成しているキャビネット2(筐体に含まれる)の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成されている。このパネル表示部2aの前面には、矩形の液晶表示画面(以下、表示画面ともいう)5aが設けられ、この表示画面5aに液晶表示することができ、かつ液晶の奥側に配置されたリール3(左リール3L、中リール3C、右リール3Rに相当する)を透過表示できるようにしている。前記表示画面5aには、遊技に関する情報、あるいはアニメーションなどによる各種の演出が表示されるようにしている。
表示窓4L、4C、4Rには、有効ラインとして水平方向にトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられている。これらの有効ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、あるいはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が設定される。どの有効ラインが設定されたかは、BETランプ9a、9b、9cが点灯されることで認識される。
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄を配置した図柄列が描かれた3つのリール3L、3C、3Rが回転自在に横一列に設けられている。前述したように、各リールの図柄(図2に示す)は表示窓4L、4C、4Rを通して目視できるようにしている。各リールは、定速(例えば80回転/分)で回転するようにしている。
前述の液晶表示画面5aの領域外で、表示窓4L、4C、4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、情報表示部18、WINランプ(不図示)が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、1つのゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯するようにしている。
本実施形態では、1つのゲームは、全てのリールが停止したときに終了するようにしている。1−BETランプ9aは、BET数が"1"で1本の有効ラインが設定されたときに点灯するようにしている。2−BETランプ9bは、BET数が"2"で3本の有効ラインが設定されたときに点灯するようにしている。最大BETランプ9cは、BET数が"3"で全て(5本)の有効ラインが設定されたときに点灯するようにしている。
前記WINランプは、ビッグボーナス(以下"BB"という)又はレギュラーボーナス(以下"RB"という)の入賞が成立した場合に点灯し、BB又はRBに当選した場合に所定確率で点灯するようにしている。情報表示部18は、7セグメントLEDから成り、入賞成立時のメダルの払出枚数、機内に貯留されているメダルの枚数、ボーナス遊技情報などを表示するようにしている。前記貯留されているメダルは、遊技者がゲームで獲得し、ホッパー40からメダル受け部16に払出されるべきものを、C/Pスイッチ14の操作により機内に貯留されたものである。この貯留されているメダルの枚数は、RAM33(図10に示す)の所定の記憶領域に記憶されている。なお、BETランプ9a、9b、9cと、情報表示部18と、WINランプ(不図示)とは、液晶表示画面5a外に別途、主制御回路71の制御で表示するようにしている。
表示画面5aの下方には水平面の台座部10が形成され、その右端側にはメダル投入口22が設けられ、台座部10の左端側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12及び最大BETスイッチ13が設けられている。1−BETスイッチ11の1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12の1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13の1回の押し操作により、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられるようにしている。これらのBETスイッチを操作することで、所定の有効ラインが設定されるようにしている。
台座部10の前面の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り換えにより、正面下部のメダル払出口15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められるようにしている。
C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作によりリール3を回転させ、表示窓4L、4C、4R内での図柄の変動を開始(ゲームを開始)するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
台座部10の前面中央部で、表示画面5aの下方位置には、3つのリール3L、3C、3Rの回転をそれぞれ停止させるための3つの停止ボタン7(左停止ボタン7L、中停止ボタン7C、右停止ボタン7Rに相当する)が設けられている。更に、台座部10の下方で、メダル払出口15及びメダル受け部16の上方の左右には、スピーカ21L、21Rが設けられている。
ここで、本実施形態では、全てのリールが回転しているときに行われる停止ボタン7L、7C、7Rのいずれかの押下による第1の停止操作を「第1停止操作」、次に行われる第2の停止操作を「第2停止操作」、「第2停止操作」の後に行われる第3の停止操作を「第3停止操作」という。
本実施形態のパチスロ機1には、左停止ボタン7L、中停止ボタン7C、右停止ボタン7Rの3つが設けられているので、これらの操作順序は"6種類"ある。そこで、これらの操作順序を次のように区別する。左停止ボタン7Lを「左」、中停止ボタン7Cを「中」、右停止ボタン7Rを「右」と略記する。
そして、操作順序を示すとき、各停止ボタン7L、7C、7Rの略を、停止操作された順番で左から並べることとする。例えば、「第1停止操作」として左停止ボタン7L、「第2停止操作」として中停止ボタン7C、「第3停止操作」として右停止ボタン7Rが操作されたとき、操作順序を「左中右」と示す。なお、本実施形態の操作順序には、「左中右」、「左右中」、「中左右」、「中右左」、「右左中」及び「右中左」の"6種類"がある。
図2は、各リール3L、3C、3Rに表された複数種類の図柄が21個配列された図柄列を示している。各図柄には"1"〜"21"のコードナンバーが付され、データテーブルとして後で説明するROM32(図10に示す)に格納(記憶)されている。各リール3L、3C、3R上には、"赤7 (図柄91)" 、"ブランク(図柄92)"、"スイカ(図柄93) "、" Replay (図柄94) "、"ベル(図柄95)"、"チェリー(図柄96)" 、"BAR(図柄97) "の図柄で構成される図柄列が表わされている。ここで、"ブランク(図柄92)"はブランク図柄に相当する。各リール3L、3C、3Rは、図柄列が図2の矢印方向に移動するように回転駆動される。
図3は、図柄の組合せ(図柄組合せ)と役と図柄組合せと払出枚数との関係を示している。ここで、役は、内部当選役、入賞役(内部当選役の入賞が成立した場合に払出しのあるもの)、成立した当選役(内部当選役の入賞が成立した場合に払出しのないもの)、作動図柄組合せによる役、などを総称するものであり、以下、表示役ともいう。
図3において、BBの成立は、"赤7−赤7−赤7"が有効ラインに沿って並ぶことにより実現する。また、RBの成立は、"BAR−BAR−BAR"が有効ラインに沿って並ぶことにより実現する。
リプレイの成立は、"Replay−Replay−Replay"が有効ラインに沿って並ぶことにより実現する。リプレイが成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次のゲームを行うことができる。すなわち、リプレイは、成立することにより遊技価値の投入をすることによらずに遊技を行うことができる表示役である。
なお、スイカの小役(表示役"スイカ"に相当する)、べルの小役(表示役"べル"に相当する)及びJACに入賞することとなる図柄の組合せと払出枚数は図示の通りである。
図4は、各遊技状態の発生条件、移行条件、及び移行先遊技状態を示している。
図4において、BB遊技状態は、一般遊技状態において有効ライン上にBB作動図柄が揃い、内部当選役「BB」が成立することにより発生する。このBB遊技状態において、獲得枚数が所定枚数(例えば"361枚以上")に達すると、一般遊技状態に移行する。
一般遊技状態中におけるRB遊技状態は、一般遊技状態において有効ライン上にRB作動図柄が揃い、内部当選役「RB」が成立することにより発生する。このRB遊技状態において、所定回数(例えば"12回")の遊技が終了するか、あるいは所定回数(例えば"8回")の入賞が成立すると、一般遊技状態に移行する。
持越状態は、一般遊技状態においてBB又はRBに内部当選することにより発生する。この持越状態において、有効ライン上にBB作動図柄又はRB作動図柄が揃い、内部当選役「BB」又は内部当選役「RB」が成立すると、BB遊技状態又はRB遊技状態に移行する。また、持越状態は、BB遊技状態においてRBに内部当選することにより発生し、BB遊技状態が終了することにより一般遊技状態に移行する。
BB中一般遊技状態は、有効ライン上にBB作動図柄が揃うことにより発生する。このBB中一般遊技状態においてBB遊技状態が終了すると、一般遊技状態に移行する。また、BB中一般遊技状態は、RB遊技状態が終了することにより発生し、BB遊技状態が終了することにより一般遊技状態に移行する。
BB般遊技状態中RB遊技状態は、特定の条件が成立するか、あるいは有効ライン上にRB作動図柄が揃うことにより発生する。このBB般遊技状態中RB遊技状態において、所定回数(例えば"12回")の遊技が終了するか、あるいは所定回数(例えば"8回")の入賞が成立すると、BB中一般遊技状態又は一般遊技状態に移行する。また、BB般遊技状態中RB遊技状態において、BB遊技状態が終了することにより一般遊技状態に移行する。
図5、図6は、確率抽選テーブルを示している。ここで、(1)は一般遊技状態用確率抽選テーブル、(2)はBB中一般遊技状態用確率抽選テーブル、(3)は一般遊技状態中におけるRB遊技状態用確率抽選テーブルである。また、乱数抽出範囲は"0〜16383"であり、内部当選役ごとに所定の抽選値が設定されている。なお、"当該抽選値/16384"が当該内部当選役の当選確率に相当する。
図5(1)の一般遊技状態用確率抽選テーブルは、前述したように一般遊技状態又は内部当選状態(持越状態)でその使用が決定される。この一般遊技状態用確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役としてBB、RB、リプレイ、スイカの小役、べルの小役又はハズレが決定される場合がある。
図5(2)のBB中一般遊技状態用確率抽選テーブルは、前述したようにBB中一般遊技状態でその使用が決定される。このBB中一般遊技状態用確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役としてRB、リプレイ、スイカの小役、べルの小役又はハズレが決定される場合がある。
図5(3)の一般遊技状態中におけるRB遊技状態用確率抽選テーブルは、前述したように一般遊技状態中におけるRB遊技状態でその使用が決定される。この一般遊技状態中におけるRB遊技状態用確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役としてリプレイ、JAC又はハズレが決定される場合がある。
図6(1)の持越状態用確率抽選テーブルは、前述したように持越状態でその使用が決定される。この持越状態用確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役としてリプレイ、スイカの小役、べルの小役又はハズレが決定される場合がある。
図6(2)のBB遊技状態中におけるRB遊技状態用確率抽選テーブルは、前述したようにBB遊技状態でその使用が決定される。このBB遊技状態中におけるRB遊技状態用確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役としてRB、リプレイ、JAC又はハズレが決定される場合がある。
図7は、停止用当選役選択テーブルを示している。ここで、乱数抽出範囲は"0〜16383"である。
一般遊技状態では、BBに内部当選した場合、停止用当選役としてBBが選択される場合がある。また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、RBに内部当選した場合、停止用当選役としてRBが選択される場合がある。また、RB遊技状態では、RBに内部当選した場合、停止用当選役としてRB又はハズレが選択される場合がある。
一般遊技状態、持越状態、BB中一般遊技状態及びRB遊技状態では、リプレイに内部当選した場合、停止用当選役としてリプレイが選択される場合がある。
一般遊技状態、持越状態及びBB中一般遊技状態では、スイカの小役に内部当選した場合、停止用当選役としてスイカの小役が選択される場合がある。
一般遊技状態、持越状態及びBB中一般遊技状態では、ベルの小役に内部当選した場合、停止用当選役としてベルの小役が選択される場合がある。
RB遊技状態では、JACの小役に内部当選した場合、停止用当選役としてJACの小役が選択される場合がある。
一般遊技状態、BB中一般遊技状態及びRB遊技状態では、ハズレ(なし)に内部当選した場合、停止用当選役としてハズレが選択される場合がある。また、持越状態では、ハズレ(なし)に内部当選した場合、停止用当選役として持越役が選択される場合がある。
図8は、ブランク図柄表示可能停止テーブルを示している。これは、図5、図6の確率抽選テーブルに基づいて内部当選役「ハズレ」が決定され、図7の停止用当選役選択テーブルに基づいて停止用当選役「ハズレ」が決定された場合に、停止テーブルとして選択されることがある。なお、停止ボタン7L、7C、7Rの操作により停止信号が出力されたとき、表示窓4L、4C、4Rに設定された所定の有効ライン(例えば、センターライン8c)に沿った図柄の位置を停止操作位置とし、リール3L、3C、3Rの停止制御が行われたとき、所定の入賞ラインに沿った図柄の位置を停止制御位置とする。また、「−」に対応する停止操作位置で停止ボタンが停止操作された場合、図柄"ブランク"を停止表示しないようにしている。
図8(a)のブランク図柄表示可能停止テーブルによれば、表示窓4L、4C、4Rにおいて、1のリール(ここでは、左リール3L)に図柄"ブランク"が3つ表示可能となる。これに限らず、表示窓4L、4C、4Rに、少なくとも1つの図柄"ブランク"が表示可能であればよい。
図8(b)のブランク図柄表示可能停止テーブルによれば、表示窓4L、4C、4Rにおいて、更に1の有効ライン(ここでは、センターライン8c)に沿って図柄"ブランク"の組合せが表示可能となる。これに限らず、表示窓4L、4C、4Rに、少なくとも1つの図柄"ブランク"が表示可能であればよい。
図9は、演出データテーブルを示している。これは、液晶表示装置5による演出表示に関するものであり、副制御回路72(図10に示す)のサブRAMの所定の記憶領域に記憶されている。
図9(a)の連続演出データテーブルは、ボーナスに内部当選したときの連続演出用の演出コマンド及び演出データを格納している。ここでは、連続演出データテーブルに基づいて、内部当選した第1回目の遊技から第4回目の遊技にわたり、連続演出第1回目演出データから連続演出第2回目演出データが液晶表示装置5に送信され、連続演出が行われる。但し、連続演出中に、図9(b)に示す通常演出表示コマンド及び通常演出データが送信されると、これに基づいて通常演出が行われ、連続演出は中止される。
図9(b)の通常演出データテーブルは、通常演出用の演出コマンド及び演出データを格納している。これは、1つの演出データごとに演出が終了する通常演出(不連続演出)を行うためのものである。ここでは、通常演出データテーブルに基づいて、複数種類の通常演出データ(1)〜(n)のいずれかが液晶表示装置5に送信され、通常演出が行われる。
図10は、パチスロ機1における遊技処理動作を制御する主制御回路71と、主制御回路71に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路71から送信される制御指令に基づいて液晶表示装置5、スピーカ21L、21Rを制御する副制御回路72とを含む回路構成を示す。
主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含む。また、主制御回路71は、後述の1ゲーム監視タイマ、自動停止タイマなどを備えている。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、すなわちCPU31の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、あるいは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ30のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)するごとに行われる乱数サンプリングの判断に用いられる確率抽選テーブル(図5、図6に示す)、内部当選役と遊技状態に応じて停止用当選役を決定するための停止用当選役選択テーブル(図7に示す)、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群(図8のものを含む)、液晶表示装置5の演出に用いる演出データテーブル(図9に示す)、副制御回路72ヘ送信するための各種制御指令(コマンド)などが格納されている。副制御回路72が主制御回路71へコマンド、情報などを入力することはなく、主制御回路71から副制御回路72への一方向で通信が行われる。RAM33には、種々の情報が格納される。例えば、各種フラグ、遊技状態の情報などが格納される。
図10の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c)と、情報表示部18と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出すホッパー(払出しのための駆動部を含む) 40と、リール3L、3C、3Rを回転駆動するステッピングモータ49L、49C、49Rとがある。
更に、ステッピングモータ49L、49C、49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、BETランプ9a、9b、9cを駆動制御するランプ駆動回路45、及び情報表示部18を駆動制御する表示部駆動回路48がCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出してスタートスイッチ信号を発生する。メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L、7C、7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L、3C、3Rの位置を検出するための信号をCPU31ヘ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
図10の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役が決定される。
リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L、49C、49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3L、3C、3Rからは一回転ごとにリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が"0"にクリアされる。これにより、RAM33内には、各リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
前記のリール3L、3C、3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、ROM32内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチごとに順次付与されるコードナンバー(図柄位置に相当する)と、それぞれのコードナンバーごとに対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM32内には、入賞図柄組合せテーブル(図示せず)が格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞又は成立となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞又は成立を表わす入賞判断コードとが対応づけられている。前記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L、中央のリール3C、右のリール3Rの停止制御時、及び全リール3L、3C、3Rの停止後の入賞又は成立の確認を行う場合に参照される。
前記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)に基づいて、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L、7C、7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路46から送られる操作信号、及び選択された停止テーブルに基づいて、リール3L、3C、3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
内部当選後の入賞又は成立を示す停止態様となれば、CPU31は、払出指令信号をホッパー駆動回路41に供給してホッパー40から所定枚数のメダルの払出しを行う。その際、メダル検出部40Sは、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU31に入力される。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー40の駆動を停止し、「メダル払出処理」を終了する。
副制御回路72は、回路基板上に配置された不図示のマイクロコンピュータ(以下、サブマイクロコンピュータという)を主たる構成要素とし、このサブマイクロコンピュータは、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU(以下、サブCPUという)と、記憶手段であるROM(以下、サブROMという)及びRAM(以下、サブRAMという)を含む。このサブROMには、スピーカ21L、21Rやアンプを制御する音源IC(不図示)及び液晶表示装置5ヘ送信するための各種制御指令(コマンド)などが格納されている。更に、サブROMには、液晶表示装置5に対して送信する演出コマンド及び演出データを格納した演出データテーブル(図9に示す)が保持されている。また、サブRAMには、種々の情報が格納される。例えば、各種フラグ(例えば、WIN確定画面表示フラグ)、受信した各種コマンドに基づいて設定された遊技状態の情報などが格納される。また、副制御回路72は、連続演出を行うときの回数を設定するための連続演出表示カウンタを具備している。ここでは、連続演出表示カウンタの値が"4"のとき、連続演出1回目を行い、この後、毎回、連続演出表示カウンタの値が"1"ずつ減算され、連続演出表示カウンタの値が"1"のとき、最終の連続演出4回目を行うようにしている。
以上のように構成されたパチスロ機1の主制御回路71について、図11〜図13を用いてその処理手順を説明する。
初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(図11のステップS(以下「S」と記す)1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化などを行う。次いで、ゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容(所定の記憶領域(例えば、内部当選役を記憶する領域)の情報)を消去する(S2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定などを行う。次いで、前回のゲーム終了後、すなわち全リール3L、3C、3R停止後から"30秒"経過したか否かを判断する(S3)。この判断が"YES"であれば、副制御回路72に対し、「デモ画像」の表示を要求する「デモ表示コマンド」を送信する(S4)。S3の判断が"NO"のときは、S5に移る。
次いで、CPU31は、メダルの自動投入の要求があるか、すなわち前回のゲームでリプレイの入賞が実現したか否かを判断する(S5)。この判断が"YES"のときは、投入要求分のメダルを自動投入し(S6)、S8に移る。S5の判断が"NO"のときは、メダルセンサ22S又はBETスイッチ11〜13からの入力があるか否かを判断する(S7)。この判断が"YES"のときは、S8に移り、"NO"のときは、S3に移る。
S8では、BETスイッチ11〜13の操作又はメダルを投入する操作が行われたことを示す「BETコマンド」を副制御回路72へ送信する。次いで、スタートレバー6の操作に基づくスタートスイッチ6Sからの入力があるか否かを判断する(S9)。この判断が"YES"のときは、S10に移り、"NO"のときは、S9を繰り返す。S10では、抽選用の乱数を抽出する。この処理で抽出した乱数は、後で説明する確率抽選処理において使用される。
次いで、CPU31は、遊技状態監視処理を行う(S11)。この遊技状態監視処理では、現在の遊技状態を判断し、この判断に基づいて、図5(1)の一般遊技状態用確率抽選テーブル、図5(2)のBB中一般遊技状態用確率抽選テーブル、図5(3)の一般遊技状態中におけるRB遊技状態用確率抽選テーブル、図6(1)の持越状態用確率抽選テーブル、図6(2)のBB遊技状態中におけるRB遊技状態用確率抽選テーブルのいずれかを設定する。
次いで、CPU31は、確率抽選処理を行う(S12)。この確率抽選処理では、図5、図6の確率抽選テーブルを使用し、S10の処理で抽出した乱数値と遊技状態とに応じて内部当選役の決定を行う。
次いで、CPU31は、停止用当選役の決定処理を行う(S13)。この停止用当選役の決定処理では、図7の停止用当選役選択テーブルを使用し、S12で決定した内部当選役と遊技状態に応じて停止用当選役の決定を行う。また、停止用当選役に対応する図柄組合せを並べる有効ラインの選択(テーブルラインの選択)を行う。
次いで、CPU31は、停止テーブル選択処理を行う(S14)。この停止テーブル選択処理では、S12で決定した内部当選役とS13で決定した停止用当選役とに基づいて、リール3L、3C、3Rの停止制御に用いる停止テーブルを選択する。例えば、S12で決定した内部当選役「ハズレ」とS13で決定した停止用当選役「ハズレ」とに基づいて、図8のブランク図柄表示可能停止テーブルのいずれかを決定する。
次いで、CPU31は、副制御回路72へスタートコマンドを送信する(図11のS15)。このスタートコマンドには、内部当選役、停止用当選役、遊技状態の情報などを含む。次いで、前回のゲームが開始してから"4.1秒"経過しているか否かを判断し(S16)、この判断が"YES"のときはS18に移り、"NO"のときはS17に移る。S17では、ゲーム開始待ち時間消化の処理を行い、S18に移る。具体的には、前回のゲームが開始してから所定時間(例えば、所定秒("4.1秒"など))経過するまでの間、遊技者のゲームを開始する操作に基づく入力を無効にする処理を行う。
S18において、CPU31は、各種タイマをセットする。ここでセットするタイマには、1ゲームごとの時間を管理する1ゲーム監視用タイマと、遊技者の停止ボタン7L、7C、7Rの停止操作によらずに自動的にリール3L、3C、3Rを停止させるための自動停止タイマと、が含まれる。次いで、リール3L、3C、3Rの回転処理を行い(S19)、S20に移る。
S20において、CPU31は、停止ボタンが"オン"であるか否かを判断する。具体的には、いずれかの停止ボタン7L、7C、7Rが操作され、リール停止信号回路46から停止信号が出力されたか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S22に移り、"NO"のときは、S21に移る。S21では、自動停止タイマの値が"0"であるか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S22に移り、"NO"のときは、S20に移る。
S22において、CPU31は、滑りコマ数決定処理を行う。この滑りコマ数決定処理では、最大滑りコマ数を"4"にセットし、次いでBET数、遊技状態、内部当選役、停止用当選役、その最大滑りコマ数などに基づいて滑りコマ数を決定する。次いで、S22で決定された滑りコマ数分、停止操作された停止ボタン7L、7C、7Rに対応するリール3L、3C、3Rを回転させてから停止させる(S23)。次いで、全てのリールが停止したか否かを判断する(S24)。この判断が"YES"のときは、S25に移り、"NO"のときは、S20に移る。S25では、副制御回路72に対して全てのリールが停止したことを示す「全リール停止コマンド」を送信する。
次いで、CPU31は、表示役検索を行う(図13のS26)。この表示役検索とは、表示窓4L、4C、4Rの図柄の停止態様に基づいて表示役(入賞又は成立した内部当選役)を識別するための表示役フラグをセットすることである。具体的には、センターライン8cに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び表示役判定テーブルに基づいて表示役を識別する。次いで、表示役フラグが正常であるか否かを判断する(S27)。具体的には、表示役が「ハズレ(なし)」の場合は、遊技状態に拘らず"正常("YES")"と判断する。表示役が判定用当選役に含まれる場合は、遊技状態に拘らず"正常("YES")"と判定する。S27の判断が"YES"のときは、S29に移り、"NO"のときは、S28に移る。
ここで、前述の判定用当選役(作動している条件装置)は、確率抽選処理(図11のS12)の結果として得られる内部当選役と、遊技状態、内部当選役、入賞役などに基づく遊技状態の更新の結果として得られる持越役と、により構成されるものである。例えば、BB持越状態(持越役がBB)の単位遊技における確率抽選処理(図11のS12)でベルの小役が内部当選役に選ばれた場合は、その遊技における判定用当選役は、BB及びベルの小役となる。また、一般遊技状態の単位遊技における確率抽選処理でスイカの小役が内部当選役に選ばれた場合は、その遊技における判定用当選役はスイカの小役となる。停止用当選役の決定(図11のS13)の結果として得られる停止用当選役は、判定用当選役には含まないものとする。
S28において、CPU31は、イリーガルエラーの表示を行う。この場合、遊技は中止となる。また、S29において、CPU31は、表示役と遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しを行う。次いで、CPU31は獲得枚数を更新する。
次いで、CPU31は、遊技状態、内部当選役、表示役などに基づいて遊技状態を更新する(S31)。具体的には、BB又はRBに内部当選した場合には、遊技状態を持越状態に更新(移行)すると共に、持越状態に対応するBB又はRBのいずれかを持越役として設定する。また、BBが成立した場合には、BB遊技状態、RBが成立した場合にRB遊技状態に更新する。また、ボーナス役(BB、RBなど)が成立した場合には、持越役をクリア(消去)する。また、リプレイが成立した場合には、表示役がリプレイであることを示す情報を格納する。この情報に基づいて、次のゲームを開始した場合にメダルの自動投入を行うか否かの判断(図11のS5)が行われる。なお、S5の判断が行われた場合には、表示役がリプレイであることを示す情報がクリアされる。
次いで、CPU31は、副制御回路72に対して表示役コマンドを送信する(S32)。この表示役コマンドは、S26、S27で決定された表示役の情報を含む。
次に、CPU31は、遊技状態制御処理を行う(S33)。この遊技状態制御処理は、一般遊技状態中に発生したRB遊技状態である場合、回数の情報(ゲーム回数、入賞回数)の更新、更新した回数の情報に基づいて、RB遊技状態を維持するか、又は一般遊技状態へ移行するかの決定などを行う。また、BB遊技状態である場合は、獲得枚数の情報の更新、BB一般遊技状態からRB遊技状態への移行、獲得枚数に基づいて一般遊技状態へ移行するかの決定などを行う。また、BB遊技状態である場合は、回数の情報(ゲーム回数、入賞回数)の更新、回数の情報に基づいて、RB遊技状態を維持するか、又はBB一般遊技状態へ移行するかの決定などを行う。
次に、パチスロ機1の副制御回路72について、図14を用いてそのコマンド受信処理の手順を説明する。ここで、(a)は主制御回路72からのスタートコマンドを受信した場合のスタートコマンド受信処理を示し、(b)は主制御回路72からの表示役コマンドを受信した場合の表示役コマンド受信処理を示している。
図14(a)において、前記サブCPUは、スタートコマンドを受信したか否かを判断する(S41)。この判断が"YES"のときは、S42に移り、"NO"のときは、図示しない他の割込処理(例えば、コマンド送信処理)に移る。
S42において、前記サブCPUは、スタートコマンドに含まれる内部当選役の情報に基づいて、ボーナスに内部当選したか否かを判断する(S41)。この判断が"YES"のときは、S43に移り、"NO"のときは、S44に移る。
S43において、サブCPUは、前述した連続演出カウンタに"4"をセットする。なお、連続演出カウンタの値"4"は、図9(a)の連続演出データテーブルの連続演出1回目演出表示コマンドと連続演出1回目演出データに対応する。
S44において、サブCPUは、演出表示決定処理(図15に示す)を行う。この後、図示しない他の割込処理(例えば、コマンド送信処理)に移る。
図14(b)において、サブCPUは、表示役コマンドを受信したか否かを判断する(S51)。この判断が"YES"のときは、S52に移り、"NO"のときは、図示しない他の割込処理(例えば、コマンド送信処理)に移る。
S52において、サブCPUは、その表示役コマンドに含まれる表示役の情報に基づいて、ハズレが成立したか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S56に移り、"NO"のときは、S53に移る。
S53において、サブCPUは、BB又はRBが成立したか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S54に移り、"NO"のときは、図示しない他の割込処理(例えば、コマンド送信処理)に移る。
S54において、サブCPUは、WIN確定画面表示フラグを"オフ"として前記サブRAMの所定の記憶領域に設定する。このWIN確定画面表示フラグは、図9(a)の連続演出データテーブルの連続演出1回目演出データに基づいて、液晶表示装置5にWIN確定画面が表示中であることを示す情報である。
次いで、サブCPUは、液晶表示装置5に対し、WIN確定画面を消去するコマンドを送信する(S55)。
S56において、サブCPUは、受信した表示役コマンドに基づいて、表示役「ハズレ」の図柄の組合せに図柄"ブランク"が含まれるか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S57に移り、"NO"のときは、図示しない他の割込処理(例えば、コマンド送信処理)に移る。
S57において、サブCPUは、連続演出中止処理(図16に示す)を行う。この連続演出中止処理は、ボーナスの内部当選を報知する連続演出を中止し、液晶表示装置5に通常演出画面を表示させる処理である。
次に、パチスロ機1の副制御回路72について、図15を用いてその演出表示決定処理の手順を説明する。
まず、サブCPUは、前述の連続演出カウンタに"4"が設定されているか否かを判断する(S61)。この判断が"YES"のときは、S62に移り、"NO"のときは、S64に移る。
S62において、サブCPUは、液晶表示装置5に対して、第1演出画面表示コマンド(図9(a)の連続演出データテーブルの連続演出1回目演出表示コマンド及び連続演出1回目演出データに相当する)を送信する。
次いで、サブCPUは、連続演出カウンタの値から"1"を減算する(S63)。
S64において、サブCPUは、連続演出カウンタに"3"が設定されているか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S65に移り、"NO"のときは、S66に移る。
S65において、サブCPUは、液晶表示装置5に対して、第2演出画面表示コマンド(図9(a)の連続演出データテーブルの連続演出2回目演出表示コマンド及び連続演出2回目演出データに相当する)を送信する。
S66において、サブCPUは、連続演出カウンタに"2"が設定されているか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S67に移り、"NO"のときは、S68に移る。
S67において、サブCPUは、液晶表示装置5に対して、第3演出画面表示コマンド(図9(a)の連続演出データテーブルの連続演出3回目演出表示コマンド及び連続演出3回目演出データに相当する)を送信する。
S68において、サブCPUは、連続演出カウンタに"1"が設定されているか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、S69に移り、"NO"のときは、S71に移る。
S69において、サブCPUは、液晶表示装置5に対して、図9(a)の連続演出データテーブルの連続演出4回目演出表示コマンド及び連続演出4回目演出データを送信する。
次いで、サブCPUは、サブRAMの所定の記憶領域にWIN確定画面表示フラグを"オン"として設定する(S70)。
S71において、サブCPUは、液晶表示装置5に対して、図9(b)の通常演出データテーブルの通常演出表示コマンド及び通常演出データの組のいずれかを送信する。
次に、パチスロ機1の副制御回路72について、図16を用いてその連続演出中止処理の手順を説明する。
まず、サブCPUは、前述のWIN確定画面表示フラグが"オン"であるか否かを判断する(S81)。この判断が"YES"のときは、S82に移り、"NO"のときは、S86に移る。
S82において、サブCPUは、サブRAMの所定の記憶領域にWIN確定画面表示フラグを"オフ"として設定する。
次いで、サブCPUは、液晶表示装置5に対して、WIN確定画面表示を消去するコマンドを送信する(S83)。
次いで、サブCPUは、前述の連続演出カウンタをクリアし(S84)、更に液晶表示装置5に対して、図9(b)の通常演出データテーブルの通常演出表示コマンド及び通常演出データの組のいずれかを送信する(S85)。
S86において、サブCPUは、連続演出カウンタは"0"であるか否かを判断する。この判断が"YES"のときは、図示しない他の割込処理(例えば、コマンド送信処理)に移り、"NO"のときは、S87に移る。
S87において、サブCPUは、液晶表示装置5に対して、連続演出強制終了コマンドを送信し、ボーナスの内部当選を報知する連続演出を中止する。
次に、内部当選役「ハズレ」が成立した場合の図柄の組合せにブランクが含まれる表示例を図17に示す。図17(a)は、内部当選役「ハズレ」が成立し、図8(a)のブランク図柄表示可能停止テーブルが停止テーブルとして選択された場合の図柄組合せを示し、図17(b)は、同じく、図8(b)のブランク図柄表示可能停止テーブルが停止テーブルとして選択された場合の図柄組合せを示している。
図17(a)において、左リール3Lの一部を透過表示する表示窓4Lには、3つの図柄"ブランク"が縦に連なって表示されている。また、図17(b)において、左リール3Lの一部を透過表示する表示窓4Lには、3つの図柄"ブランク"が縦に連なって表示され、かつセンターライン8cに沿って図柄"ブランク"が表示されている。双方とも、3連の図柄"ブランク"が縦又は縦横に連なって表示されているが、これに限らず、少なくとも1つの図柄"ブランク"が表示窓4L、4C、4Rのいずれかに表示されることにより、前述の連続演出を中止することが可能である。
最後に、前述の連続演出1回目から4回目の演出データに対応す演出画面、及び通常演出データに対応する演出画面の例を図18に示す。図18(a)〜図18(d)の演出画面は、連続演出1回目演出データから連続演出4回目演出データにそれぞれ対応している。図18(e)の演出画面は、通常演出データに対応している。
ここでは、RB、BBに内部当選している状態で連続演出が開始され、前述の連続演出を中止する目押し操作がなされない場合、又は目押し操作により図柄"ブランク"が表示窓4Lに表示されない場合は、図18(a)〜図18(d)の演出画面が第1回目の単位遊技から第4回目の単位遊技にかけて連続表示される。この連続演出は、花火職人が荷車に花火を積んで歩いているとき(図18(a))、雨が降り出し(図18(b))、更に雲の切れ目から日が照りだして(図18(c))、快晴(ボーナス確定報知)となる(図18(d))ものである。これに対し、前述の連続演出を中止する目押し操作がなされ、図柄"ブランク"が表示窓4Lに表示された場合は、図16の連続演出中止処理が実行され、図18(a)〜図18(d)の連続演出のいずれかから、図18(e)の通常演出に切り替わることになる。この通常演出は、花火職人が空の荷車を引いて歩いているとういうものである。通常演出の画面上では、ボーナス報知を示唆する要素(例えば、花火、天候の変化など)が除外されている。これに限らず、花火と無関係な演出画面(例えば、風景、ゲーム、物語などに関するもの)に切り替わるようにしてもよい。
このような本発明の実施の一形態に係るパチスロ機1によれば、少なくとも、リール3L、3C、3R停止操作による図柄の停止態様(図8のブランク図柄表示可能停止テーブルを含む停止テーブル)に基づいて、内部当選役決定手段としての主制御回路71により決定された内部当選役が成立するか否かを決定する成立決定手段としての主制御回路71と、遊技に関する演出表示(ボーナスの内部当選を報知する連続演出を含む)を行う液晶表示装置5と、成立が決定された内部当選役の図柄組合せ又は表示窓4L、4C、4R内の停止表示されたリール3L、3C、3Rのいずれかに、ハズレを表す"ブランク(図柄92)"が含まれている場合、演出表示の中止に係る制御を行う表示制御手段としての副制御回路72と、を設けている。この構成は、請求項1、請求項2又は請求項3に係る本発明の実施の一形態に相当する。
この構成により、ブランク図柄を利用して液晶表示装置5による演出表示を中止させるようにして、遊技性の向上、面白味の増加に寄与し、更に、遊技者が目押し操作により任意に前記演出表示を中止できることから、遊技の攻略性を絡めた演出の多様化も期待される。換言すれば、出玉に関係のないブランク図柄に所定の役割を持たせ、目押し操作を利用して演出を多様化し、面白味のある演出を行うことが期待される。ここで、遊技者は、液晶表示装置5による演出を必要としない場合、目押しによってブランク図柄を表示窓4L、4C、4Rに停止表示させることに成功すると、演出を任意に中止できることになる。なお、ブランク図柄を表示窓4L、4C、4Rに停止表示させるタイミングで目押しする必要があるため、演出を楽しみながら目押しの技術が向上し、更に遊技への興趣が高まることが期待される。
なお、前述した実施形態では、少なくとも1つの図柄"ブランク"が表示窓4L、4C、4Rのいずれかに表示された場合に連続演出を中止するようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、図柄"ブランク"を含む所定の図柄組合せ(例えば、3連の"ブランク(図柄92)")が所定の有効ライン(例えば、センターライン8c)又は所定のリール(例えば、左リール3L)に表示された場合に連続演出を中止しても同様の効果が得られる場合がある。
また、前述した実施形態では、ブランク図柄として"ブランク(図柄92)"を用いた場合について説明したが、本発明はこのほかに、何の図柄も描かれていないブランク領域を用いても同様の効果が得られる場合がある。
また、前述した実施形態では、連続演出としてボーナスに内部当選したことをその成立まで第1回目から第4回目(WIN確定)まで報知する場合について説明したが、本発明はこのほかに、連続演出表示の第4回目にハズレを示唆する偽演出を所定の確率で行うようにしても同様の効果が得られる場合がある。この場合、遊技者は目押しによって偽演出をも中止させ得る場合があるので、更に遊技者の興味が増すことが期待される。
また、前述した実施形態では、ブランク図柄を含む停止態様により、ボーナスに内部当選したことを報知する連続演出表示を中止するようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、ブランク図柄を含む停止態様により、前述の通常演出表示を中止するようにしても同様の効果が得られる場合がある。更に、前述の通常演出表示が報知以外の複数種類の連続演出表示である場合、ブランク図柄を含む停止態様により、ボーナス報知を中止し、報知以外の複数種類の連続演出表示のいずれかに変更するようにしても同様の効果が得られる場合がある。
本発明の実施の一形態に係る遊技機の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の一形態に係るリール上に配列された図柄の例を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る役と図柄組合せと払出枚数を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る各遊技状態の発生要件、移行条件、及び移行先遊技状態を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る確率抽選テーブルを示す図である。 本発明の実施の一形態に係る他の確率抽選テーブルを示す図である。 本発明の実施の一形態に係る停止用当選役選択テーブルを示す図である。 本発明の実施の一形態に係るブランク図柄表示可能停止テーブルを示す図である。 本発明の実施の一形態に係る演出データテーブルを示す図である。 本発明の実施の一形態に係る主制御回路を含む電気回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態に係る主制御回路の制御を示すメインフローチャート(その1)である。 本発明の実施の一形態に係る主制御回路の制御を示すメインフローチャート(その2)である。 本発明の実施の一形態に係る主制御回路の制御を示すメインフローチャート(その3)である。 本発明の実施の一形態に係る副制御回路のコマンド受信処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係る副制御回路の演出表示決定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係る副制御回路の連続演出中止処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係るブランク図柄を含む停止表示を説明する図である。 本発明の実施の一形態に係る連続演出画面と通常演出画面を説明する図である。
符号の説明
1 パチスロ機
2 キャビネット
3L、3C、3R リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
7L、7C、7R 停止ボタン
30 マイクロコンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
71 主制御回路
72 副制御回路

Claims (3)

  1. 複数の図柄をそれぞれ表示する複数の図柄表示手段と、
    開始操作に基づいて単位遊技の開始を指令する開始信号を出力する開始信号出力手段と、
    開始操作に基づいて、図柄表示手段により表示された図柄の変動を行う図柄変動手段と、
    開始操作に基づいて、遊技媒体の払出しのある役又は遊技媒体の払出しのない役を内部当選役として決定する内部当選役決定手段と、
    停止操作に基づいて、図柄変動手段により行われる前記図柄の変動の停止を指令する停止信号を出力する停止信号出力手段と、
    前記開始信号と前記停止信号とに基づいて、図柄変動手段による前記図柄の変動及びその停止に係る制御を行う変動制御手段と、
    停止操作による変動制御手段の停止態様に基づいて、内部当選役決定手段により決定された内部当選役が成立するか否かを決定する成立決定手段と、
    遊技に関する演出表示を行う演出表示手段と、
    成立決定手段により成立が決定された内部当選役を表す、前記複数の図柄表示手段により表示される図柄で構成される図柄組合せに、遊技媒体の払出しのない役を表す所定の図柄が含まれている場合、演出表示手段により行われる演出表示の中止に係る制御を行う表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 複数の図柄をそれぞれ表示する複数の図柄表示手段と、
    開始操作に基づいて単位遊技の開始を指令する開始信号を出力する開始信号出力手段と、
    開始操作に基づいて、図柄表示手段により表示された図柄の変動を行う図柄変動手段と、
    開始操作に基づいて、遊技媒体の払出しのある役又は遊技媒体の払出しのない役を内部当選役として決定する内部当選役決定手段と、
    停止操作に基づいて、図柄変動手段により行われる前記図柄の変動の停止を指令する停止信号を出力する停止信号出力手段と、
    前記開始信号と前記停止信号とに基づいて、図柄変動手段による前記図柄の変動及びその停止に係る制御を行う変動制御手段と、
    停止操作による変動制御手段の停止態様に基づいて、内部当選役決定手段により決定された内部当選役が成立するか否かを決定する成立決定手段と、
    遊技に関する演出表示を行う演出表示手段と、
    成立決定手段により成立が決定された内部当選役を表す、前記複数の図柄表示手段のうちの少なくとも一の図柄表示手段により表示される図柄に、遊技媒体の払出しのない役を表す所定の図柄が含まれている場合、演出表示手段により行われる演出表示の中止に係る制御を行う表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、
    演出表示手段は、複数の単位遊技にわたる連続演出表示を行い、表示制御手段は、演出表示手段により行われる連続演出表示の中止に係る制御を行うことを特徴とする遊技機。
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