JP2001046586A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001046586A
JP2001046586A JP11228376A JP22837699A JP2001046586A JP 2001046586 A JP2001046586 A JP 2001046586A JP 11228376 A JP11228376 A JP 11228376A JP 22837699 A JP22837699 A JP 22837699A JP 2001046586 A JP2001046586 A JP 2001046586A
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Sammy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リールの停止時に出現する図柄又はその組合
せによって役の当選可能性の有無を遊技者が判断可能な
場合には、一定条件下で告知演出を中止する。 【解決手段】 リール停止信号検知時のリール位置、遊
技状態、及び役の抽選結果に基づいて、リール停止位置
を決定するリール停止位置決定手段65と、リールの停
止時に表示窓内に出現するリール図柄又はその組合せに
よって、特別役の当選可能性の有無を遊技者が判断可能
な特定リール停止位置を記憶した特定停止位置記憶手段
67と、リール停止位置決定手段65で決定されたリー
ル停止位置が特定リール停止位置であるか否かを特定停
止位置記憶手段67の内容によって判断する特定停止位
置判断手段68と、特定リール停止位置であると判断さ
れたときに、告知演出手段64による告知演出の少なく
とも一部を中止する告知演出中止手段69等とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、役の当選可能性の
告知演出を行うスロットマシンにおいて、一定条件下で
その告知演出を中止するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、役、特にビックボーナスやレ
ギュラーボーナス等の特別役がスロットマシンマシン内
部の抽選によって当選した可能性があることを、遊技者
に対して種々の方法で告知演出するようにしたスロット
マシンが知られている。このような告知演出は、抽選に
よって特別役が当選したときに限られるものではなく、
ハズレ時を適宜取り入れつつ、告知演出するものであ
る。
【0003】従来の告知演出の方法としては、例えば告
知ランプ、バックランプ若しくは効果ランプの点灯、又
はサウンドの出力による方法が挙げられる。告知ランプ
は、スロットマシン筐体の前面に設けられ、特に、特別
役の当選の確定を遊技者に告知するときに点灯するもの
である。また、バックランプは、各リールの内側に実装
されたものである。そして、リールの回転中や停止後
に、各リールのバックランプを種々のパターンで点灯/
消灯させることで、リール上の図柄を種々のパターンで
照光させ、その照光パターンによって特別役の当選可能
性を告知演出するものである。
【0004】さらにまた、効果ランプは、スロットマシ
ン筐体の前面に設けられ、その点滅パターンによって、
特別役の当選可能性を告知演出するものである。さら
に、サウンドの出力としては、通常ゲームとは異なるサ
ウンドを出力することにより、役の当選可能性を告知演
出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
スロットマシンでは、役の当選可能性の告知演出を行う
かどうかが抽選され、告知演出を行うこととしたとき
は、一律に告知演出が行われており、その中には、約1
0秒間もの間行われているものもあった。これに対し
て、遊技者は、1又は複数のリールの停止時に表示窓内
に出現するリール図柄又は複数のリール図柄の組合せ
(出目)を見れば、特別役が確実に当選していること
や、役の当選可能性がないことを判断できる場合があっ
た。このような場合でも、全リールが停止した後に、上
記の告知演出が行われていた。
【0006】したがって、特別役に当選していること
や、役の当選可能性がないことを遊技者が知っていると
きに告知演出を行っても、遊技者は何ら緊張感や期待感
を持たないので、このような告知演出は意味をなさない
という問題があった。また、役の当選可能性のないこと
を遊技者が知っているときに告知演出を行うと、遊技者
に違和感を与えてしまうという問題があった。さらにま
た、告知演出が行われている間は、あらゆる操作の受付
けが中止されるので、遊技者は、役の当選可能性の有無
を知りながらも告知演出が終了するまで待たなければな
らず、次ゲームに円滑に移行することができないという
問題があった。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、リールの停止時の出目によって役の当選可能性の
有無を遊技者が判断可能な場合には、一定条件下で告知
演出を中止することで、実効のない告知演出を省略する
ことにより、告知演出を効率良く行うことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段によって、上述の課題を解決する。 (請求項1)請求項1の発明は、遊技者の操作により始
動及び停止される複数のリールを備え、有効ライン上に
停止したリールの図柄の組合せが予め定められた図柄の
組合せと一致することを条件に、当該図柄の組合せに応
じた利益を遊技者に与えるスロットマシンにおいて、役
の当選可能性の告知演出を行うときの演出パターンを抽
選により選択する演出パターン抽選手段と、前記演出パ
ターン抽選手段で選択した演出パターンに基づいて、告
知演出を行う告知演出手段と、遊技者によるリールの停
止操作によって発せられるリール停止信号の検知時のリ
ール位置、遊技状態、及び役の抽選結果に基づいて、リ
ール停止位置を決定するリール停止位置決定手段と、1
又は複数のリールの停止時に表示窓内に出現するリール
図柄又はその組合せによって、特別役の当選可能性の有
無を遊技者が判断可能な特定リール停止位置を記憶した
特定停止位置記憶手段と、前記リール停止位置決定手段
で決定されたリール停止位置が特定リール停止位置であ
るか否かを、前記特定停止位置記憶手段に記憶された特
定リール停止位置と照合することにより判断する特定停
止位置判断手段と、前記特定停止位置判断手段により特
定リール停止位置であると判断されたときに、前記告知
演出手段による告知演出の少なくとも一部を行わないよ
うにする告知演出中止手段とを備えることを特徴とす
る。
【0009】請求項1の発明においては、スロットマシ
ンのスタートスイッチがオンされたとき等に、複数のリ
ールが始動されるとともに、役の抽選が行われる。さら
に、演出パターン抽選手段によって、役の当選可能性の
告知演出を行うときの演出パターンが抽選により選択さ
れる。遊技者によるストップスイッチのオン等により、
リール停止信号が発せられると、リール停止位置決定手
段は、この信号の検知時のリール位置、遊技状態、及び
役の抽選結果に基づいて、リール停止位置を決定する。
次に、特定停止位置判断手段は、そのリール停止位置が
特定リール停止位置であるか否かを判断する。ここで、
特定リール停止位置であるか否かは、特定停止位置記憶
手段に記憶された特定リール停止位置と照合することに
より判断する。特定リール停止位置とは、1又は複数の
リールの停止時に表示窓内に出現するリールの図柄又は
その組合せを遊技者が見ることによって、特別役の当選
可能性の有無を判断可能な特定の出目を出現させるリー
ル停止位置である。
【0010】そして、全リールが停止されると、原則と
して、選択された演出パターンに基づいて、告知演出手
段は、ランプの点灯、サウンドの出力等によって告知演
出を行う。これに対し、特定停止位置判断手段で特定リ
ール停止位置であると判断されたときは、告知演出中止
手段は、告知演出の少なくとも一部を行わないように制
御する。したがって、リールの停止時の出目によって、
特別役が当選していることや、特別役が当選している可
能性がないことを遊技者が判断可能な特定の場合には、
告知演出が省略される。これにより、告知演出を行って
も、遊技者に緊張感や期待感を与えることができないよ
うな実効のない告知演出を省略することにより、告知演
出効率を高め、ひいてはゲーム進行効率を高めることが
できる。
【0011】(請求項2)請求項2の発明は、請求項1
に記載のスロットマシンにおいて、特別役の当選確定を
遊技者に対して告知するための告知ランプを備え、役の
抽選によって特別役が当選している状態であって、前記
告知演出中止手段により告知演出の少なくとも一部を行
わないようにするときは、一定条件下で前記告知ランプ
を点灯させるように制御することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明においては、スロットマシ
ン内部の抽選において特別役が当選し、告知演出中止手
段によって告知演出が中止されたときは、一定条件下
で、告知ランプが点灯される。したがって、特別役に当
選したことを、告知演出に要する時間をかけずに遊技者
に理解しやすいように告知することができる。
【0013】(請求項3)請求項3の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記特
定停止位置記憶手段に記憶した特定リール停止位置は、
リール停止信号の検知時のリール位置から所定量リール
を移動制御した後に停止する位置であって、特別役を構
成する図柄が表示窓内に出現しないようにしたリール停
止位置、又は既に停止している他のリールの特別役を構
成する図柄と当該リールの特別役を構成する図柄とが有
効ライン上に揃わないようにしたリール停止位置を含む
ことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明においては、特別役を構成
する図柄が表示窓内に停止するように、又は特定の有効
ライン上に停止するようにストップスイッチをオンした
ときに、所定量リールが移動制御された後に停止し、遊
技者が意図する位置に特別役を構成する図柄が停止しな
かったときは、遊技者は、一定条件下で特別役の当選可
能性がないと判断することができる。したがって、この
ようなリール停止位置を特定リール停止位置として特定
停止位置記憶手段に記憶しておくことで、上記のような
位置にリールが停止したときは、告知演出の少なくとも
一部を中止することができ、告知演出により遊技者に違
和感を与えてしまうことを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
スロットマシンの一実施形態の外観を示す正面図であ
る。 (スロットマシン)図1において、スロットマシン10
の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、
このフロントパネル20内には、3つの透明な表示窓2
1が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓2
1の後方には、各表示窓21に対応して3つのリール
(回胴;図示せず)が配置されている。
【0016】リールは、リング状に形成されるととも
に、その外周面には複数の入賞図柄(入賞役を構成する
図柄)を印刷したリールテープが貼られている。1つの
リールには、21個の複数種類の図柄が等間隔で配列さ
れており、各リールごとに異なった図柄配列がなされて
いる。図柄は、ビックボーナス(特別役の1つ)図柄、
レギュラーボーナス(特別役の1つ)図柄、小役図柄、
リプレイ図柄から構成される。そして、表示窓21内か
ら、リール上の上下に連続する3つの図柄が見えるよう
になっている。
【0017】また、リールの中心部には、(ステッピン
グ)モータが連結されており、このモータの駆動によっ
てリールを回転させ、リール上の図柄を表示窓21内で
上下方向に移動表示させる。さらに、各リールの内側に
は、バックランプ(図示せず)が配置されている。この
バックランプは、表示窓21内にあるリールの3つの各
図柄の後方に配置されている。そして、リールは、透光
性を有するものから形成され、バックランプの点灯によ
りリールの図柄が照光されるように構成されている。
【0018】フロントパネル20の表示窓21を含む部
分には、有効ライン22(22a〜22c)が表示され
ている。この有効ライン22は、水平方向の中段の有効
ライン22aと、水平方向の上段及び下段の2本の有効
ライン22bと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2
本の有効ライン22cとから構成されている。そして、
リール上の上下に連続する3つの図柄は、これらの上
段、中段及び下段の有効ライン22上に位置しており、
各リールの停止時に、1つの有効ライン22上に特定の
図柄の組合せが停止した場合に入賞となり、メダルの払
出しが行われる。
【0019】フロントパネル20の右下側にはメダル投
入口23が設けられており、ここから遊技者によってメ
ダルが投入されると、それをメダルセレクター(図示せ
ず)により判別し、投入されたメダル枚数に応じて有効
ライン22を有効化し、有効ラインランプ24を点灯さ
せる。投入されたメダルが1枚のときは1つの有効ライ
ン22a、2枚のときは水平方向の3つの有効ライン2
2a及び22b、3枚のときは、さらに加えて斜め方向
の2つの有効ライン22cを含む計5つの有効ライン2
2a〜22cが有効化される。
【0020】また、筐体の前面部において、スタートレ
バー41は、リールの回転をスタートさせるときに遊技
者が操作するレバーである。また、ストップスイッチ4
2は、各リールごとに独立して3つ並設され、遊技者が
それぞれのリールの回転を停止するときに操作するスイ
ッチ(ボタン)である。フロントパネル20の表示窓2
1の下側には、効果ランプ29が設けられている。効果
ランプ29は、ゲーム中に、特別役の当選可能性を遊技
者に対して告知演出するとき等に点灯するものである。
【0021】さらにまた、表示窓21の右側に設けられ
た告知ランプ25は、ビックボーナスが当選したとき
に、一定条件下で遊技者に対してビックボーナスの当選
確定を告知するためのランプである。また、筐体前面部
の中央よりやや下側に設けられたスピーカ51は、演出
に係るサウンド等を出力するものである。
【0022】次に、本実施形態のスロットマシン10の
ゲーム概要について説明する。先ず、通常ゲームにおい
ては、遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入
し、有効ライン22を有効化して、スタートレバー41
をオンする。これにより、各リールが始動される。そし
て、遊技者はストップスイッチ42を押すことでリール
の回転を停止する。ここで、有効ライン22上に停止し
たリールの図柄の組合せが予め定められた役を構成する
図柄の組合せと一致することを条件に、当該役に応じた
利益を遊技者に与えるようにする。
【0023】例えば、小役の図柄の組合せが有効ライン
22上に停止すると、小役の入賞となり、その小役に応
じた枚数のメダルの払出しが行われる。また、リプレイ
図柄の組合せが有効ライン22上に停止すると、前ゲー
ムで投入したメダル枚数を維持した再ゲームを行う権利
が与えられる。さらにまた、全てのリールのビックボー
ナス図柄が有効ライン22上に揃って停止すると、ビッ
クボーナスの入賞となり、所定枚数の払出しを行った
後、通常ゲームとは異なるビックボーナスゲーム(特別
ゲームの1つ)に移行する。同様に、全てのリールのレ
ギュラーボーナス図柄が有効ライン22上に揃って停止
すると、レギュラーボーナスの入賞となり、所定枚数の
メダルの払出しを行った後、通常ゲームとは異なるレギ
ュラーボーナスゲーム(特別ゲームの1つ)に移行す
る。
【0024】また、各ゲームの開始時には、当該ゲーム
における演出パターンが抽選によって選択される。この
抽選によって選択された演出パターンに基づいて、種々
の演出が行われる。さらに、演出の中には、特別役の当
選可能性の告知演出がある。この告知演出は、全リール
の停止後に、スピーカ51からのサウンドの出力ととも
に、告知ランプ25や効果ランプ29の点灯、バックラ
ンプの点灯によるリール図柄の照光を行うものである。
【0025】さらに本発明では、上記の告知演出を行う
ことが決定された場合であっても、リールの停止時に表
示窓21内に出現する出目が特定のリール図柄又は複数
のリール図柄の組合せであるときは、告知演出の一部が
中止されるように構成されている。ところで、スロット
マシン10には、いわゆる「リーチ目」が予め設定され
ている。ここで「リーチ目」とは、通常ゲーム時には停
止しない位置で1又は複数のリールが停止して、表示窓
21内に特定の図柄又はその組合せを出現させることに
より、特別役の当選可能性があることを遊技者に対して
知らせる出目である。なお、本発明におけるリーチ目
は、スロットマシン10内部の役の抽選において特別役
が当選したとき(特別役の当選が確定したとき)に出現
するものに限られる。しかし、これに限らず、当選確率
が必ずしも100%ではないが特別役の当選可能性を有
するときに出現するもの(いわゆるチャンス目)を含め
ても良い。
【0026】さらに、このリーチ目には、3つのリール
のうち、第1リールのみの出目(第2リール及び第3リ
ールの出目は任意)によって確定する「第1リール確定
リーチ目」、第1及び第2リールの組合せによる出目
(第3リールの出目は任意)によって確定する「第2リ
ール確定リーチ目」、さらに、3つの全てのリールの出
目の組合せによって確定するリーチ目がある。このよう
なリーチ目は、機種ごとで異なるが、通常は複数設けら
れている。そして、本実施形態では、リーチ目のうち、
代表的なリーチ目を予め記憶しておき、これが出現した
ときには告知演出を中止するようにしている。このよう
にするのは、代表的なリーチ目が出現すれば、ほとんど
の遊技者は、特別役が当選している可能性があることを
容易に知り得るので、その後に告知演出を行う必要性が
あまりないからである。
【0027】なお、リーチ目が出現したときは、一律に
告知演出を中止することはしていない。これは、リーチ
目が数多く存在するときに、全てのリーチ目の出現時に
告知演出を行わないようにすると、告知演出が中止され
ることが多くなってしまい、告知演出頻度が低下してし
まうからである。また、告知演出を中止する場合であっ
ても、選択された演出パターンが告知ランプ25を点灯
させるパターンであるときは、この告知演出だけは省略
せず、全リールの停止時に告知ランプ25を点灯させる
ように制御する。告知ランプ25を点灯させることで遊
技者には特別役の当選が確定したことを知らせることが
でき、また、告知ランプ25の点灯のみでは、告知演出
時間を必要としないからである。
【0028】さらにまた本実施形態では、特別役が当選
していないと遊技者が判断できる特定の出目が出現する
位置でリールが停止するときは、告知演出を行うことが
決定されていたとしても、一定条件下でその告知演出が
中止されるように構成されている。特別役が当選してい
ないと遊技者が判断できる出目とは、スロットマシン1
0内部の役の抽選において、特別役が当選していないと
きに出現する特有の出目、いわゆる「ハズレ目」をい
う。このハズレ目には、第1リールの停止時の出目のみ
(第2リール及び第3リールの出目は任意)でハズレが
確定する「第1リール確定ハズレ目」、第1及び第2リ
ールの組合せによる出目(第3リールの出目は任意)で
ハズレが確定する「第2リール確定ハズレ目」、さら
に、3つの全てのリールの出目の組合せによって確定す
るハズレ目がある。
【0029】スロットマシン10では、リールの停止制
御が行われている。これは、スロットマシン10内部で
行われる役の抽選で何らかの役に当選した場合におい
て、ストップスイッチ42のオンを検知した位置ではそ
の役に係る図柄が有効ライン22上に停止しないとき
は、リールを移動制御することにより、有効ライン22
上にその役に係る図柄を積極的に停止させることで、当
選した役の入賞確率を高めるようにするためである。一
方、役の抽選で何らの役も当選しなかったとき(ハズレ
時)は、仮にストップスイッチ42のオンを検知した位
置でリールが停止すれば何らかの役が入賞してしまう場
合であっても、リールを移動制御することにより、有効
ライン22上にその役に係る図柄が停止しないように制
御している。また、ハズレ時は、上述のリーチ目が出現
しないようにリールを移動制御している。
【0030】以上のことから、特別役を構成する図柄が
所定位置に停止するようにストップスイッチ42を押し
たにもかかわらず、リールが移動制御されて、遊技者が
意図する位置に停止しなかった場合は、遊技者は、特別
役が当選していないと判断することができる。例えば、
表示窓21内に特別役を構成する図柄が停止するよう
に、第1リールに係るストップスイッチ42を押したに
もかかわらず、リールが移動制御されて表示窓21内に
特別役を構成する図柄が出現しなかった場合は、特別役
が当選していないと判断可能な「第1リール確定ハズレ
目」が出現したこととなる。
【0031】また、第1リールの停止時に第1リールの
特別役を構成する図柄が特定有効ライン22上に停止し
た場合において、第2リールの特別役を構成する図柄が
上記の特定有効ライン22上に停止するように第2リー
ルに係るストップスイッチ42を押したが、第2リール
が移動制御されて、第2リールの特別役を構成する図柄
が上記の特定有効ライン22上に停止しなかった場合
は、特別役が当選していないと判断可能な「第2リール
確定ハズレ目」が出現したこととなる。
【0032】さらにまた、第1リール及び第2リールの
停止時に、双方のリールの特別役を構成する図柄が特定
有効ライン22上に揃い(第3リールは回転中)、第3
リールの停止時に第3リールの特別役を構成する図柄が
上記の特定有効ライン22上に揃えば特別役の入賞とな
る状態(以下、この状態を「テンパイ」という。)にあ
るとする。そして、第3リールの特別役を構成する図柄
が上記の特定有効ライン22上に停止するように第3リ
ールに係るストップスイッチ42を押したが、第3リー
ルが移動制御されて、第3リールの特別役を構成する図
柄が上記の特定有効ライン22上に停止しなかった場合
は、特別役が当選していないと判断可能な「ハズレ目」
が出現したこととなる。このような場合は、遊技者は、
特別役が当選していないと判断することができるので、
この場合は、実効のない告知演出を省略するようにして
いる。
【0033】なお、以上のハズレ目が出現したことにな
るのは、何らの役(小役やリプレイ等)も入賞しなかっ
たこと(ハズレ時)が条件となる。スロットマシン10
内部の抽選において、小役やリプレイが当選したとき
は、この役を構成する図柄を上記のリールの移動制御に
よって所定の有効ライン22上に停止させるような引き
込み処理が行われる。よって、これに伴い、特別役を構
成する図柄は、遊技者が意図する位置に停止しない場合
があるからである。
【0034】次に、スロットマシン10内部の制御動作
について説明する。図2は、図1のスロットマシン10
の制御の概略を示すブロック図である。(ゲーム制御手
段)図2において、ゲーム制御手段60は、メインボー
ド等に搭載されたCPUを含むものであり、ゲーム全体
の進行をつかさどる部分である。ゲーム制御手段60の
入力側には、スタートレバー41及びストップスイッチ
42が電気的に接続されており、その出力側には、各リ
ール31に連結されたモータ32や、効果ランプ29等
が電気的に接続されている。
【0035】スタートレバー41が遊技者によってオン
されると、その信号がゲーム制御手段60に伝送され
る。ゲーム制御手段60は、この信号を検知すると、モ
ータ32を駆動して各リール31を回転させるととも
に、役抽選手段61による役の抽選等を行う。また、ス
トップスイッチ42が遊技者によってオンされると、そ
の信号がゲーム制御手段60に伝送される。ゲーム制御
手段60は、この信号を検知すると、その信号の検知時
のリール位置、遊技状態、及び役抽選手段61での役の
抽選結果に基づいて、有効ライン22上に停止させるべ
きリール31の図柄を決定し、モータ32を制御駆動し
て停止させ、リール31の回転を止め、リール31上の
所定の図柄をそれぞれ有効ライン22上に停止させる。
また、必要に応じて、効果ランプ29の点灯やスピーカ
51からのサウンドの出力等の処理を行う。
【0036】(役抽選手段)役抽選手段61は、役(ビ
ックボーナスやレギュラーボーナス等の特別役、小役又
はリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61
は、例えば、役抽選用の乱数発生手段と、この乱数発生
手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽
出手段が抽出した乱数値を、抽選テーブルと照合し、前
記乱数値が属する領域に基づいて、役の当選の有無及び
当選役を判定する判定手段とを備えている。
【0037】役抽選手段61の乱数発生手段は、所定の
領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生
させるハード乱数等である。乱数抽出手段は、乱数発生
手段によって発生した乱数を、所定の条件(例えばスタ
ートレバー41の操作)で抽出する。抽選テーブルは、
乱数抽出手段が抽出する乱数値が属する全領域のうち、
特別役(ビックボーナス等)当選領域、小役当選領域、
リプレイ当選領域、及び非当選(ハズレ)領域等、予め
所定の割合に設定された領域を備える。判定手段は、乱
数抽出手段が抽出した乱数値を、抽選テーブルと照合す
ることにより、その乱数値が属する領域を判定し、その
乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、
抽出した乱数値がビックボーナス当選領域に属する場合
は、ビックボーナスの当選と判定し、非当選領域に属す
る場合は、ハズレと判定する。
【0038】(演出パターンデータテーブル)演出パタ
ーンデータテーブル62は、複数の演出パターンと、そ
れに対応する演出内容を定めたデータテーブルである。
演出パターンデータテーブル62には、役抽選手段61
による抽選結果に対応して、選択される演出パターンの
種類と、各演出パターンごとにその選択確率が定められ
ている。
【0039】図3は、演出パターンデータテーブル62
の一実施形態の概略を示すものである。図3に示すよう
に、本実施形態では演出パターン1〜演出パターン30
を有し、各演出パターンごとの演出内容が予め定められ
ている。演出としては、リール31の始動時、ストップ
スイッチ42の受付時、及び全リール31の停止時に分
けられている。リール31の始動時や、ストップスイッ
チ42の受付時の演出としては、例えば特定のサウンド
をスピーカ51から出力することが挙げられる。また、
全リール31の停止時の演出は、本実施形態では、役の
当選可能性の告知演出となるものであり、図3に示すよ
うに、効果ランプ29やバックランプ33の点灯パター
ンや、告知ランプ25の点灯の有無等が定められてい
る。
【0040】(演出パターン抽選手段)図2において、
演出パターン抽選手段63は、ゲームの開始時ごとに、
役抽選手段61の抽選結果等に基づいて、演出パターン
データテーブル62の中から、いずれかの演出パターン
を抽選によって選択するものである。演出パターン抽選
手段63は、役抽選手段61と同様の方法によって演出
パターンを抽選する。すなわち、演出パターン抽選手段
63は、演出パターン抽選用の乱数発生手段(10進法
で0〜65535の周期を有するハード乱数等)を有し
ている。例えば、役抽選手段61による抽選結果に基づ
いて、演出パターン抽選用の乱数発生手段から乱数を抽
出し、その抽出した乱数値を演出パターン抽選用の抽選
テーブルと照合し、例えば乱数値が演出パターン1の領
域に属するときは、演出パターン1を選択する。
【0041】ここで、演出パターン1〜演出パターン3
0のうち、例えば演出パターン1は、全リール31の停
止時の告知演出がないものに設定される。役抽選手段6
1の抽選の結果、いずれの役にも当選していないとき
は、演出パターン1が他の演出パターンよりも高い確率
で選択される。また、役抽選手段61の抽選の結果、特
別役が当選した時や、特別役の当選後で入賞前(この状
態を「内部中」という。)のときは、全リール31の停
止時に告知演出を行う演出パターンが高確率で選択され
る。
【0042】(告知演出手段)告知演出手段64は、演
出パターン抽選手段63で選択した演出パターンに基づ
いて、当該遊技の演出を行うものである。例えば、選択
された演出パターンに定められた演出内容に従い、リー
ル31の始動時や、ストップスイッチ42の受付時にサ
ウンドをスピーカ51から出力する通常の演出と、全リ
ール31の停止時に効果ランプ29、バックランプ33
及び告知ランプ25を点灯する告知演出とを行うもので
ある。
【0043】(リール停止位置決定手段)リール停止位
置決定手段65は、遊技者によりストップスイッチ42
がオンされることにより発せられるリール停止信号を検
知したときのリール31の位置、遊技状態(内部中であ
るか否か等)、及び役抽選手段61の抽選結果から、リ
ール31の停止位置を決定するものである。ここで、リ
ール31の位置はセンサ等で検知されるとともに、リー
ル31の位置に対する有効ライン22上の図柄は、予め
所定のメモリに記憶されている。したがって、リール3
1の停止位置に対応する有効ライン22上の図柄を判別
可能となっている。そして、リール停止信号を検知する
と、リール31の停止位置を予め定めたリール停止位置
決定用データテーブルを参照して、停止させるべきリー
ル31の位置を決定する。ここで、リール停止位置決定
用データテーブルとは、リール停止信号の検知時のリー
ル31の位置、遊技状態、役抽選手段61の抽選結果、
及び既に停止している他のリール31があるときは当該
他のリール31の停止位置とから、リール31の停止位
置を定めたデータテーブルである。 (リール停止制御手段)そして、リール停止制御手段6
6は、リール停止位置決定手段65で決定した停止位置
にリール31を停止させるように、モータ32の駆動を
制御する。
【0044】(特定停止位置記憶手段)特定停止位置記
憶手段67は、1又は複数のリールの停止時に表示窓内
に出現するリール図柄又はその組合せによって、特別役
の当選可能性の有無を遊技者が判断可能な特定の出目を
出現させる特定リール停止位置を、例えばROM等の記
憶手段に記憶したものである。ここで、特別役の当選可
能性の有無を遊技者が判断可能な出目とは、特別役の当
選可能性が高いこと(特別役の当選が確定したことを含
む)を判断可能な出目と、特別役の当選可能性がないこ
とを判断可能な出目との双方を含む。
【0045】図4は、特定停止位置記憶手段67に記憶
された特定リール停止位置の一実施形態を示す図であ
る。特定リール停止位置のうち、特別役の当選可能性が
高いことを遊技者が判断可能なリール停止位置は、リー
チ目、すなわち「第1リール確定リーチ目」、「第2リ
ール確定リーチ目」、及び全リール31の停止時のリー
チ目が表示窓21内に出現するときのリール停止位置で
ある。また、特別役の当選可能性がないことを遊技者が
判断可能なリール停止位置は、ハズレ目、すなわち「第
1リール確定ハズレ目」、「第2リール確定ハズレ
目」、及び全リール31の停止時のハズレ目が表示窓2
1内に出現するときのリール停止位置である。
【0046】なお、ハズレ目が出現するときのリール停
止位置は、リール停止信号の検知時のリール位置から所
定量リール31を移動制御した後に停止する位置であっ
て、特別役を構成する図柄が表示窓21内に出現しない
ようにしたリール停止位置、又は既に停止している他の
リール31の特別役を構成する図柄と当該リール31の
特別役を構成する図柄とが有効ライン22上に揃わない
ようにしたリール停止位置を含む。
【0047】(特定停止位置判断手段)図2において、
特定停止位置判断手段68は、リール停止位置決定手段
65で決定したリール停止位置が特定リール停止位置で
あるか否かを、特定停止位置記憶手段67に記憶された
特定リール停止位置と照合することにより判断するもの
である。 (告知演出中止手段)告知演出中止手段69は、特定停
止位置判断手段68により特定リール停止位置であると
判断されたときに、告知演出手段64による告知演出の
少なくとも一部を行わないようにするものである。本実
施形態では、演出パターンが選択されたときは、リール
31の始動時、及びストップスイッチ42の受付時の演
出は一律に行うようにするとともに、全リール31の停
止時の告知演出である効果ランプ29及びバックランプ
33の点灯を行わないようにするものである。また、上
記の告知演出を行わないようにするときでも、告知ラン
プ25を点灯させる演出パターンが選択されていたとき
は、告知ランプ25の点灯は行うように制御する。
【0048】(演出中止フラグ)演出中止フラグ70
は、それぞれ第1リール、第2リール及び第3リールの
停止時ごとに、特定停止位置判断手段68が特定リール
停止位置であると判断したときにオンとなり、全リール
31の停止時に告知演出を中止するか否かを判断すると
きに参照されるフラグである。
【0049】続いて、スロットマシン10による告知演
出処理、及び告知演出中止処理の流れを、図5から図7
までのフローチャートに基づいて説明する。先ず、図5
のステップS1において、遊技者は、メダル投入口23
からメダルを投入し、有効ライン22を有効化して、ス
タートレバー41をオンし、各リール31を始動する。
ゲーム制御手段60は、スタートレバー41がオンされ
たか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、次の
ステップS2に進み、役抽選手段61は、役の抽選を行
う。通常ゲームの当選役としては、特別役であるビック
ボーナス及びレギュラーボーナスと、小役及びリプレイ
がある。
【0050】次のステップS3では、演出パターン抽選
手段63は、ステップS2における役抽選手段61の抽
選結果に基づいて、演出パターンデータテーブル62を
用いて、いずれかの演出パターンを抽選により選択す
る。演出パターンが選択されると、次のステップS4に
進んで、第1リール31のストップスイッチ42がオン
されたか否かを検知し続ける。すなわち、遊技者による
リール31の停止操作によって発せられるリール停止信
号を検知し続け、この信号を検知したときは次のステッ
プS5に進む。ステップS5では、リール停止信号の検
知時のリール位置、遊技状態、及び役抽選手段61によ
る抽選結果から、リール停止位置決定手段65は、この
第1リール31の停止位置を決定する。
【0051】そして、ステップS6に進み、特定停止位
置判断手段68は、この第1リール31の停止位置が特
定リール停止位置であるか否かを、特定停止位置記憶手
段67に記憶された内容と照合することで判断する。こ
こで、第1リール31の停止位置が、例えば特定停止位
置記憶手段67に定められた第1リール確定リーチ目を
表示窓21内に出現させる停止位置であるときは、特定
リール停止位置と判断される。さらに、第1リール31
の停止位置が、第1リール確定ハズレ目を出現させる停
止位置であるときもまた、特定リール停止位置と判断さ
れる。
【0052】ステップS6で特定リール停止位置と判断
されたときは、ステップS7に進んで演出中止フラグ7
0をオンにした後、ステップS8に進む。一方、ステッ
プS6で特定リール停止位置でないと判断されたとき
は、ステップS8に進む。ステップS8では、リール停
止制御手段66により、決定された停止位置に第1リー
ル31が停止制御される。
【0053】次に、ステップS9に進み、第2リール3
1のストップスイッチ42がオンされたか否かを検知し
続ける。そして、オンが検知されるとステップS10に
進み、ステップS5と同様に、リール停止位置決定手段
65は、第2リール31の停止位置を決定する。次に、
図6のステップS11に進み、演出中止フラグ70がス
テップS7で既にオンになっているか否かを判断する。
演出中止フラグ70が既にオンのとき、すなわち第1リ
ール31が特定リール停止位置で停止しているときは、
第2リール31の停止位置が特定リール停止位置である
か否かを判断する必要はないので、このときは、ステッ
プS14に進む。一方、ステップS11で演出中止フラ
グ70がオンでないと判断されたときは、ステップS1
2に進む。次のステップS12では、特定停止位置判断
手段68は、ステップS10で決定した第2リール31
の停止位置が特定リール停止位置であるか否かを、特定
停止位置記憶手段67に記憶された内容と照合すること
で判断する。
【0054】ここで、第2リール31の停止位置が、第
1リール31との組合せにおいて第2リール確定リーチ
目を出現させる停止位置であって特定停止位置記憶手段
67に定められたものであるときは、特定リール停止位
置と判断される。さらに、第2リール31の停止位置
が、第2リール確定ハズレ目を出現させる停止位置であ
るときもまた、特定リール停止位置と判断される。
【0055】ステップS12で第2リール31が特定リ
ール停止位置であると判断されたときは、ステップS1
3に進んで演出中止フラグ70をオンにした後、ステッ
プS14に進む。一方、ステップS12で第2リール3
1が特定リール停止位置でないと判断されたときは、ス
テップS14に進む。次のステップS14では、リール
停止制御手段66により、決定された停止位置に第2リ
ール31が停止制御される。
【0056】次のステップS15では、上述のステップ
S4及びステップS9と同様に、第3リール31のスト
ップスイッチ42がオンされたか否かを検知し続ける。
そして、オンが検知されるとステップS16に進み、上
述のステップS5及びステップS10と同様に、第3リ
ール31の停止位置を決定する。
【0057】そして、次のステップS17で、演出中止
フラグ70がステップS7又はステップS13で既にオ
ンになっているか否かを判断する。演出中止フラグ70
がオンになっているときは、上述のステップS11と同
様に、第3リール31の停止位置が特定リール停止位置
であるか否かを判断することなく、ステップS20(図
7)に進む。一方、ステップS17で演出中止フラグ7
0がオンでないと判断されたときは、次のステップS1
8に進む。ステップS18では、特定停止位置判断手段
68は、ステップS16で決定した第3リール31の停
止位置が特定リール停止位置であるか否かを判断する。
ここでは、第3リール31の停止位置が、第1リール3
1及び第2リール31との組合せにおいてリーチ目を出
現させる停止位置であって、特定停止位置記憶手段67
に定められたものであるときは、特定リール停止位置と
判断される。さらに、第3リール31の停止位置が、ハ
ズレ目を出現させる停止位置であるときもまた、特定リ
ール停止位置と判断される。
【0058】ステップS18で、第3リール31が特定
リール停止位置であると判断されたときは、ステップS
19に進んで演出中止フラグ70をオンにした後、ステ
ップS20に進む。一方、ステップS18で、特定リー
ル停止位置でないと判断されたときは、ステップS20
に進む。ステップS20では、決定された停止位置に第
3リール31が停止制御される。
【0059】次に、ステップS21では、全リール31
が停止したか否かを検知し続け、検知されたときは、ス
テップS22に進んで演出中止フラグ70がオンである
か否かが判別される。オンでないと判別されたとき、す
なわち第1リール31〜第3リール31の停止によっ
て、特定のリーチ目又はハズレ目が出現しなかったとき
は、ステップS23に進み、告知演出手段64は、ステ
ップS3で選択した演出パターンに基づき、効果ランプ
29の点灯等の告知演出処理を行う。そして、次のステ
ップS26に進んで処理を終了する。
【0060】これに対し、ステップS22で演出中止フ
ラグ70がオンであると判別されたとき、すなわち第1
リール31〜第3リール31の停止により、所定のリー
チ目又はハズレ目が出現したときは、ステップS24に
進んで、告知演出中止手段69は、全リール31の停止
後の告知演出のうち、効果ランプ29及びバックランプ
33による告知演出処理を中止する。すなわち、ステッ
プS3で、これらの告知演出を行う演出パターンが選択
されていたとしても、これらの処理を行わないように制
御する。そして、次のステップS25では、所定のリー
チ目が出現しているとともに、選択された演出パターン
が告知ランプ25を点灯するパターンであるとき、すな
わち役抽選手段61で特別役が当選したとき又は内部中
のときは、告知ランプ25を点灯するように制御する。
これにより、遊技者に対しては、特別役の当選確定が告
知される。そして、ステップS26に進んで処理を終了
する。なお、ステップS25では、所定のハズレ目が出
現している場合には、特別役に当選していない状態であ
るので、告知ランプ25を点灯する演出パターンが選択
されていることはありえない。よって、所定のハズレ目
の出現によって演出中止フラグ70がオンになったとき
は、ステップS25で告知ランプ25の点灯が行われる
ことはない。
【0061】なお、上記フローチャートでは示していな
いが、告知演出手段64は、ステップS3で選択された
演出パターンに基づき、リール31の始動時やストップ
スイッチ42の受付時には、演出パターンに基づく演出
を行う。
【0062】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、例えば以下のような種々の変形が可能である。 (1)演出パターン抽選手段63による演出パターンの
選択は、役抽選手段61の抽選結果に基づくようにした
が、役抽選手段61の抽選結果に基づくことなく、独立
して行っても良い。 (2)本実施形態では、確定リーチ目又は確定ハズレ目
の双方の出現時に告知演出の一部を中止するようにした
が、いずれか一方のみ、特に確定リーチ目の出現時のみ
に告知演出の一部を中止するようにしても良い。
【0063】(3)本実施形態では、全リール31の停
止後に、効果ランプ29、バックランプ33及び告知ラ
ンプ25による告知演出を行うようにしたが、必ずしも
これらの告知演出に限定されるものではない。 (4)また、本実施形態では、効果ランプ29及びバッ
クランプ33の点灯を中止するようにしたが、これに限
ることなく、特に長い時間を要する告知演出のみを中止
するだけでも良い。
【0064】(5)さらに、本実施形態では、告知演出
を中止するときに、その中止に係る演出パターンが告知
ランプ25を点灯させるパターンであるときは、告知ラ
ンプ25を点灯させるように制御した。しかし、これに
限らず、特別役が当選していることを条件に、選択され
た演出パターンの内容にかかわらず、例えば告知演出の
中止が複数回発生したことを条件として、告知ランプ2
5を点灯させるように制御しても良い。また、選択され
た演出パターンにかかわらず、特別役の当選時又は内部
中であって告知演出が中止されたときは、一律に告知ラ
ンプ25を点灯させるように制御しても良い。 (6)本実施形態では、「第1リール確定ハズレ目」や
「第2リール確定ハズレ目」のように、ハズレが確定す
る出目が出現したときに告知演出の一部を中止するよう
にした。しかし、これに限らず、ハズレが確定するわけ
ではないがハズレの可能性が高い出目が出現したときに
も、告知演出の一部を中止するようにしても良い。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リールの停止
時に表示窓内に出現する特定の出目によって、遊技者
が、特別役が当選したことや、特別役が当選している可
能性がないことを判断できる場合は、告知演出の少なく
とも一部を中止するようにした。これにより、告知演出
を行っても、遊技者に緊張感や期待感を与えることがで
きないような実効のない告知演出を省略することができ
る。よって、告知演出効率を高め、ひいてはゲーム進行
効率を高めることができる。
【0066】請求項2の発明によれば、告知演出の省略
時に一定条件下で告知ランプを点灯させることで、告知
演出に要する時間をかけずに、特別役が当選したこと
を、遊技者に理解しやすいように告知することができ
る。請求項3の発明によれば、遊技者が意図する位置に
特別役を構成する図柄が停止しなかったとき等、遊技者
が特別役の当選可能性がないと判断できる位置にリール
が停止するときは、告知演出の少なくとも一部が中止さ
れるので、告知演出により遊技者に違和感を与えてしま
うことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスロットマシンの一実施形態の外
観を示す正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの制御の概略を示すブロ
ック図である。
【図3】演出パターンデータテーブルの一実施形態の概
略を示すものである。
【図4】特定停止位置記憶手段に記憶された特定リール
停止位置の一実施形態を示す図である。
【図5】スロットマシンによる告知演出処理、及び告知
演出中止処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】スロットマシンによる告知演出処理、及び告知
演出中止処理の流れを示すフローチャートであって、図
5に続くものである。
【図7】スロットマシンによる告知演出処理、及び告知
演出中止処理の流れを示すフローチャートであって、図
6に続くものである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 フロントパネル 21 表示窓 22(22a、22b、22c) 有効ライン 23 メダル投入口 24 有効ラインランプ 25 告知ランプ 29 効果ランプ 31 リール 32 モータ 33 バックランプ 41 スタートレバー 42 ストップスイッチ 51 スピーカ 60 ゲーム制御手段 61 役抽選手段 62 演出パターンデータテーブル 63 演出パターン抽選手段 64 告知演出手段 65 リール停止位置決定手段 66 リール停止制御手段 67 特定停止位置記憶手段 68 特定停止位置判断手段 69 告知演出中止手段 70 演出中止フラグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者の操作により始動及び停止される
    複数のリールを備え、有効ライン上に停止したリールの
    図柄の組合せが予め定められた図柄の組合せと一致する
    ことを条件に、当該図柄の組合せに応じた利益を遊技者
    に与えるスロットマシンにおいて、 役の当選可能性の告知演出を行うときの演出パターンを
    抽選により選択する演出パターン抽選手段と、 前記演出パターン抽選手段で選択した演出パターンに基
    づいて、告知演出を行う告知演出手段と、 遊技者によるリールの停止操作によって発せられるリー
    ル停止信号の検知時のリール位置、遊技状態、及び役の
    抽選結果に基づいて、リール停止位置を決定するリール
    停止位置決定手段と、 1又は複数のリールの停止時に表示窓内に出現するリー
    ル図柄又はその組合せによって、特別役の当選可能性の
    有無を遊技者が判断可能な特定リール停止位置を記憶し
    た特定停止位置記憶手段と、 前記リール停止位置決定手段で決定されたリール停止位
    置が特定リール停止位置であるか否かを、前記特定停止
    位置記憶手段に記憶された特定リール停止位置と照合す
    ることにより判断する特定停止位置判断手段と、 前記特定停止位置判断手段により特定リール停止位置で
    あると判断されたときに、前記告知演出手段による告知
    演出の少なくとも一部を行わないようにする告知演出中
    止手段とを備えることを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスロットマシンにおい
    て、 特別役の当選確定を遊技者に対して告知するための告知
    ランプを備え、 役の抽選によって特別役が当選している状態であって、
    前記告知演出中止手段により告知演出の少なくとも一部
    を行わないようにするときは、一定条件下で前記告知ラ
    ンプを点灯させるように制御することを特徴とするスロ
    ットマシン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のスロット
    マシンにおいて、 前記特定停止位置記憶手段に記憶した特定リール停止位
    置は、リール停止信号の検知時のリール位置から所定量
    リールを移動制御した後に停止する位置であって、特別
    役を構成する図柄が表示窓内に出現しないようにしたリ
    ール停止位置、又は既に停止している他のリールの特別
    役を構成する図柄と当該リールの特別役を構成する図柄
    とが有効ライン上に揃わないようにしたリール停止位置
    を含むことを特徴とするスロットマシン。
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