JP2006254852A - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents
魚釣用スピニングリ−ル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006254852A JP2006254852A JP2005079441A JP2005079441A JP2006254852A JP 2006254852 A JP2006254852 A JP 2006254852A JP 2005079441 A JP2005079441 A JP 2005079441A JP 2005079441 A JP2005079441 A JP 2005079441A JP 2006254852 A JP2006254852 A JP 2006254852A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing line
- fishing
- reel
- braking
- braking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【課題】 制動部材が簡単確実に捩れたり、抜けたりせずに取り付けられる魚釣用スピニングリ−ルを提供することである。
【解決手段】 リ−ル本体1の筒部1cの鍔部1i側基部に周方向の溝からなる装着部1jが形成され、装着部1jの一端には前側の貫通孔1fより大径の凹部1kが形成されて装着部1jの他端には前側の貫通孔1hより大径の凹部1mが形成され、周方向の溝からなる装着部1jにはゴム製の制動部材8が嵌められる。
ゴム製の制動部材8は略C字状に形成された制動部8aと一端の係止部8bと他端の係止部8cで形成され、係止部8b、8cに夫々透孔8d、8eが穿設され、透孔8d、8eには夫々機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bが嵌合されて係止されている。
【選択図】 図4
【解決手段】 リ−ル本体1の筒部1cの鍔部1i側基部に周方向の溝からなる装着部1jが形成され、装着部1jの一端には前側の貫通孔1fより大径の凹部1kが形成されて装着部1jの他端には前側の貫通孔1hより大径の凹部1mが形成され、周方向の溝からなる装着部1jにはゴム製の制動部材8が嵌められる。
ゴム製の制動部材8は略C字状に形成された制動部8aと一端の係止部8bと他端の係止部8cで形成され、係止部8b、8cに夫々透孔8d、8eが穿設され、透孔8d、8eには夫々機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bが嵌合されて係止されている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、ハンドルに連動回転するロ−タに、ベ−ル及び釣糸案内部を有する支持部材を釣糸巻取状態と釣糸放出状態に反転自在に支持してなる魚釣用スピニングリ−ルの改良に関する。
ベ−ルを釣糸巻取状態から釣糸放出状態に起こした状態より釣竿を勢い良く振り下ろして仕掛けを放出操作する際の勢いや不要なハンドル回転等の影響により、ロ−タ支持ア−ムの前部に釣糸放出位置に保持されている支持部材がロ−タの不要な回転によって釣糸巻取位置に誤復帰してしまい、釣糸が仕掛けと共に切断してしまうトラブルが生じてしまう。
そこで、このような釣糸放出操作時のロ−タの不要な回転によって生じる誤復帰を防止する方法として、ベ−ルの開放操作に連動する移動部材をリ−ル本体前部の弾性制動部材に接触させてロ−タの不要な回転を制動するものが、特許文献1及び特許文献2で知られている。
特開2001−299162号公報
特開2004−344076号公報
そこで、このような釣糸放出操作時のロ−タの不要な回転によって生じる誤復帰を防止する方法として、ベ−ルの開放操作に連動する移動部材をリ−ル本体前部の弾性制動部材に接触させてロ−タの不要な回転を制動するものが、特許文献1及び特許文献2で知られている。
解決しようとする問題点は、特許文献1は環状(D形状)の弾性制動部材をリ−ル本体前部に装着して、ベ−ル開放連動部材に制動力を付与する構成であるが、この弾性制動部材をリ−ル本体に組み込む際に捩れやすくて安定せず、所定の制動力を得られなかったり、外れてしまう等の問題がある。
特許文献2は、略C字状の弾性制動部材の両端部をネジ止めしたり、一端部をリ−ル本体と蓋体との間で挾持固定することで、リ−ル本体の前部に装着されているが、ネジ止めの場合は、部品が多くなると共にネジ止め工数がかかり、製造コストが高くなる。
又、端部を挾持固定する場合は、挾み込む時にズレが生じやすく、抜け易くなって固定強度が安定しない。
等の課題が残されていることである。
特許文献2は、略C字状の弾性制動部材の両端部をネジ止めしたり、一端部をリ−ル本体と蓋体との間で挾持固定することで、リ−ル本体の前部に装着されているが、ネジ止めの場合は、部品が多くなると共にネジ止め工数がかかり、製造コストが高くなる。
又、端部を挾持固定する場合は、挾み込む時にズレが生じやすく、抜け易くなって固定強度が安定しない。
等の課題が残されていることである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、制動部材が簡単確実に捩れたり、抜けたりせずに取り付けられる魚釣用スピニングリ−ルを提供することである。
本発明の請求項1は、ハンドル操作に連動回転するロ−タの支持ア−ムの前部に、ベ−ル及び釣糸案内部を有する支持部材を釣糸巻取位置と釣糸放出位置とに反転可能に振り分け保持され、前記支持部材の釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転操作に連動して移動する移動部材の端部をリ−ル本体の前部に設けた制動部材に接触可能とした魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記制動部材の少なくとも一端部を、内部機構を構成する機能部材で係止したことを要旨とするものである。
本発明の請求項1によれば、制動部材の端部の係止部をしっかりと固定できるため、外れることなく確実にリ−ル本体に係止できると共に、機能部材を固定手段に兼用できるので、ネジ等の固定部材が不要となってコスト低減できる。
機能部材が貫通突出するリ−ル本体前部の嵌合部近傍に制動部材を取り付けることにより、本体内部への防水効果も期待できる。
断面円形の機能部材(ストッパ−レバ−軸、オシレ−ト機構のピラ−等)を使用することにより、制動部材の端部を環状にして固定できるので、固定し易く、制動部材の強度も安定する。
又、制動部材の軽圧入も可能となり、本体内部への防水効果を更に向上できる。
機能部材が貫通突出するリ−ル本体前部の嵌合部近傍に制動部材を取り付けることにより、本体内部への防水効果も期待できる。
断面円形の機能部材(ストッパ−レバ−軸、オシレ−ト機構のピラ−等)を使用することにより、制動部材の端部を環状にして固定できるので、固定し易く、制動部材の強度も安定する。
又、制動部材の軽圧入も可能となり、本体内部への防水効果を更に向上できる。
リ−ル本体1の筒部1cの鍔部1i側基部に周方向の溝からなる装着部1jが形成され、装着部1jの一端には前側の貫通孔1fより大径の凹部1kが形成されている。
装着部1jの他端には前側の貫通孔1hより大径の凹部1mが形成されている。
周方向の溝からなる装着部1jにはゴム製の制動部材8が嵌められる。
ゴム製の制動部材8は略C字状に形成された制動部8aと一端の係止部8bと他端の係止部8cで形成され、係止部8b、8cに夫々透孔8d、8eが穿設されている。
透孔8d、8eには夫々機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bが嵌合されている。
これによって制動部材8の係止部8bと係止部8cは機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bで係止されている。
装着部1jの他端には前側の貫通孔1hより大径の凹部1mが形成されている。
周方向の溝からなる装着部1jにはゴム製の制動部材8が嵌められる。
ゴム製の制動部材8は略C字状に形成された制動部8aと一端の係止部8bと他端の係止部8cで形成され、係止部8b、8cに夫々透孔8d、8eが穿設されている。
透孔8d、8eには夫々機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bが嵌合されている。
これによって制動部材8の係止部8bと係止部8cは機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bで係止されている。
以下、図示の一実施例によって本発明を説明すると、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面図、図2はリ−ル本体の要部拡大断面側面図、図3はリ−ル本体の側面図、図4は支持部材が釣糸放出位置のリ−ル本体の拡大要部断面正面図である。
魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1の一側開口が蓋体2で閉塞され、蓋体2はリ−ル本体1に形成された複数のネジ孔1aに螺合されたビスで取り付けられている。
リ−ル本体1の上部には脚部1bが形成されている。
リ−ル本体1と蓋体2で保持された図示しない軸受で駆動歯車3の駆動軸3aが軸承されてハンドル10で駆動回転される。
リ−ル本体1の前部の円形の筒部1c内の軸受11で回転軸筒4の前側が回転自在に支持され、リ−ル本体1内の軸受部1dに回転軸筒4の基端が嵌合支持され、基端の前側に一体的にピニオン4aが形成されて駆動歯車3に噛合されている。
回転軸筒4の軸受11より前側に逆転防止爪車12が回り止め嵌合され、逆転防止爪車12の前側の回転軸筒4にロ−タ5の中心軸筒5aが回り止め嵌合されてナット13で取り付けられている。
リ−ル本体1の上部には脚部1bが形成されている。
リ−ル本体1と蓋体2で保持された図示しない軸受で駆動歯車3の駆動軸3aが軸承されてハンドル10で駆動回転される。
リ−ル本体1の前部の円形の筒部1c内の軸受11で回転軸筒4の前側が回転自在に支持され、リ−ル本体1内の軸受部1dに回転軸筒4の基端が嵌合支持され、基端の前側に一体的にピニオン4aが形成されて駆動歯車3に噛合されている。
回転軸筒4の軸受11より前側に逆転防止爪車12が回り止め嵌合され、逆転防止爪車12の前側の回転軸筒4にロ−タ5の中心軸筒5aが回り止め嵌合されてナット13で取り付けられている。
回転軸筒4の中心透孔には前側にスプ−ル14が取り付けられたスプ−ル軸6が前後往復動可能に摺動自在に挿入されている。
スプ−ル14は前側鍔部14aと釣糸15が巻回される釣糸巻回胴部14bと円筒部14cを備えた後側鍔部14dとで形成されている。
スプ−ル軸6の後端の回り止め部6aに摺動体16がビス17で取り付けられている。
リ−ル本体1内の側壁面に軸筒からなる支持部が形成されて伝達歯車18が軸承されて伝達歯車18は駆動軸3a外周に形成された歯車3bに噛合されて摺動体16を介してスプ−ル軸6の前後往復動機構が構成されている。
スプ−ル14は前側鍔部14aと釣糸15が巻回される釣糸巻回胴部14bと円筒部14cを備えた後側鍔部14dとで形成されている。
スプ−ル軸6の後端の回り止め部6aに摺動体16がビス17で取り付けられている。
リ−ル本体1内の側壁面に軸筒からなる支持部が形成されて伝達歯車18が軸承されて伝達歯車18は駆動軸3a外周に形成された歯車3bに噛合されて摺動体16を介してスプ−ル軸6の前後往復動機構が構成されている。
逆転防止爪車12には係止爪19が係止可能に臨まされ、係止爪19はカム20で逆転防止爪車12に係止される位置と離脱される位置に切り換えられる。
カム20はリ−ル本体1の後側の貫通孔1eと前側の貫通孔1fに挿入された機能部材の軸杆21に取り付けられている。
リ−ル本体1の後側に突出した軸杆21には切換ツマミ22が取り付けられている。
摺動体16は機能部材の案内杆7の軸部7aの外周に嵌合され、横振れが防止されて前後方向に案内される。
案内杆7はリ−ル本体1の後側の貫通孔1gから前側の貫通孔1hに挿入されてリ−ル本体1の後側のカバ−23で抜け止めされている。
案内杆7の前側は細径部7bに形成されて貫通孔1hに挿入されている。
カム20はリ−ル本体1の後側の貫通孔1eと前側の貫通孔1fに挿入された機能部材の軸杆21に取り付けられている。
リ−ル本体1の後側に突出した軸杆21には切換ツマミ22が取り付けられている。
摺動体16は機能部材の案内杆7の軸部7aの外周に嵌合され、横振れが防止されて前後方向に案内される。
案内杆7はリ−ル本体1の後側の貫通孔1gから前側の貫通孔1hに挿入されてリ−ル本体1の後側のカバ−23で抜け止めされている。
案内杆7の前側は細径部7bに形成されて貫通孔1hに挿入されている。
リ−ル本体1と蓋体2の前側には合体して円板となる鍔部1i、2aが形成されている。
鍔部2aの前面には傾斜面aを有する復帰用カム2bが形成されている。
筒部1cの鍔部1i側基部に周方向の溝からなる装着部1jが形成され、装着部1jの一端には前側の貫通孔1fより大径の凹部1kが形成されている。
装着部1jの他端には前側の貫通孔1hより大径の凹部1mが形成されている。
周方向の溝からなる装着部1jにはゴム製の制動部材8が嵌められる。
ゴム製の制動部材8は略C字状に形成された制動部8aと一端の係止部8bと他端の係止部8cで形成され、係止部8b、8cに夫々透孔8d、8eが穿設されている。
透孔8d、8eには夫々機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bが嵌合されている。
これによって制動部材8の係止部8bと係止部8cは機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bで係止されている。
前記説明では制動部材8の係止部8bと係止部8cを夫々機能部材で係止したが、何れか一方を機能部材で係止し、他方をビスでネジ止めしたり鈎部で係止してもよい。
鍔部2aの前面には傾斜面aを有する復帰用カム2bが形成されている。
筒部1cの鍔部1i側基部に周方向の溝からなる装着部1jが形成され、装着部1jの一端には前側の貫通孔1fより大径の凹部1kが形成されている。
装着部1jの他端には前側の貫通孔1hより大径の凹部1mが形成されている。
周方向の溝からなる装着部1jにはゴム製の制動部材8が嵌められる。
ゴム製の制動部材8は略C字状に形成された制動部8aと一端の係止部8bと他端の係止部8cで形成され、係止部8b、8cに夫々透孔8d、8eが穿設されている。
透孔8d、8eには夫々機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bが嵌合されている。
これによって制動部材8の係止部8bと係止部8cは機能部材の軸杆21と機能部材の案内杆7の細径部7bで係止されている。
前記説明では制動部材8の係止部8bと係止部8cを夫々機能部材で係止したが、何れか一方を機能部材で係止し、他方をビスでネジ止めしたり鈎部で係止してもよい。
ロ−タ5は中心軸筒5aで回転軸筒4に取り付けられ、中心軸筒5aと前壁5bと大径の筒部5cと大径の筒部5cの基部5d、5eの外周から前方に向けて突出された一対の支持腕5f、5gとで形成されている。
一対のベ−ル支持腕5f、5gの先端部外側に一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25がビス26、27で釣糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在に軸承されている。
一方のベ−ル支持部材24にはロ−ラからなる釣糸案内部28の取付部29が取り付けられている。
他方のベ−ル支持部材25とロ−ラからなる釣糸案内部28の取付部29の間にベ−ル30が取り付けられている。
スプ−ル14に巻回された釣糸15はロ−ラからなる釣糸案内部28で案内されて引き出される。
一対のベ−ル支持腕5f、5gの先端部外側に一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25がビス26、27で釣糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在に軸承されている。
一方のベ−ル支持部材24にはロ−ラからなる釣糸案内部28の取付部29が取り付けられている。
他方のベ−ル支持部材25とロ−ラからなる釣糸案内部28の取付部29の間にベ−ル30が取り付けられている。
スプ−ル14に巻回された釣糸15はロ−ラからなる釣糸案内部28で案内されて引き出される。
支持腕5fの内部にはト−ションバネ31が収容されて一端が一方のベ−ル支持部材24の穴に挿入され、他方は支持腕5fの底部の穴に挿入されて、ベ−ル支持部材24を釣糸巻取位置と釣糸放出位置に振分け付勢している。
支持腕5gの内部には移動部材9が収容されて一端9aが他方のベ−ル支持部材25の穴に挿入され、他側9bは支持腕5gの底部の長孔5hに挿入されて長孔5hからリ−ル本体1の装着部1j側に突出されている。
長孔5hから突出された端部9cは移動部材9が支持腕5gの中を後退(釣糸放出位置)された時、復帰用カム2bと制動部材8の制動部8aに臨まされている。
支持腕5gの内部には移動部材9が収容されて一端9aが他方のベ−ル支持部材25の穴に挿入され、他側9bは支持腕5gの底部の長孔5hに挿入されて長孔5hからリ−ル本体1の装着部1j側に突出されている。
長孔5hから突出された端部9cは移動部材9が支持腕5gの中を後退(釣糸放出位置)された時、復帰用カム2bと制動部材8の制動部8aに臨まされている。
前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸巻取位置にあって釣糸15がスプ−ル14に巻回される方向にハンドル10が回転されると、駆動歯車3が回転されてピニオン4aを介して回転軸筒4とロ−タ5が正回転される。
駆動軸3aが回転されると、歯車3bが回転され、伝達歯車18が回転される。
伝達歯車18の回転運動が摺動体16の直線往復動に変換されてスプ−ル軸6とスプ−ル14が前後方向に直線往復動される。
釣糸15がスプ−ル14に巻回される時は、一方のベ−ル支持部材24に設けられた釣糸案内部28のロ−ラで釣糸15が案内されて前後に往復動されるスプ−ル14に平行に巻回される。
駆動軸3aが回転されると、歯車3bが回転され、伝達歯車18が回転される。
伝達歯車18の回転運動が摺動体16の直線往復動に変換されてスプ−ル軸6とスプ−ル14が前後方向に直線往復動される。
釣糸15がスプ−ル14に巻回される時は、一方のベ−ル支持部材24に設けられた釣糸案内部28のロ−ラで釣糸15が案内されて前後に往復動されるスプ−ル14に平行に巻回される。
仕掛が投擲されるときは、ベ−ル30が起こされて一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸放出位置に反転される。
一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸放出位置に反転されると共に釣糸案内部28がリ−ル本体1の脚部1b側の上方に引き上げられると、他方のベ−ル支持部材25は脚部1bと反対側(図4で下側)に配置されるので、移動部材9が支持腕5gの中を後退されて図1、図4の2点鎖線のように端部9cは制動部材8の制動部8aに当接される。
一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸放出位置から釣糸巻取位置に反転される時は、ハンドル10が回転されてロ−タ5が図4で時計方向に正回転されると、移動部材9の端部9cが制動部材8の制動部8aを摺接移動しながら復帰用カム2bに衝接されて移動部材9が支持腕5gの中をスプ−ル14側に前進されて一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸巻取位置に反転復帰される。
一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸放出位置に反転されると共に釣糸案内部28がリ−ル本体1の脚部1b側の上方に引き上げられると、他方のベ−ル支持部材25は脚部1bと反対側(図4で下側)に配置されるので、移動部材9が支持腕5gの中を後退されて図1、図4の2点鎖線のように端部9cは制動部材8の制動部8aに当接される。
一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸放出位置から釣糸巻取位置に反転される時は、ハンドル10が回転されてロ−タ5が図4で時計方向に正回転されると、移動部材9の端部9cが制動部材8の制動部8aを摺接移動しながら復帰用カム2bに衝接されて移動部材9が支持腕5gの中をスプ−ル14側に前進されて一方のベ−ル支持部材24と他方のベ−ル支持部材25が釣糸巻取位置に反転復帰される。
前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構成されると、制動部材8の端部の係止部8b、8cをしっかりと固定できるため、外れることなく確実にリ−ル本体1に係止できると共に、機能部材を固定手段に兼用できるので、ネジ等の固定部材が不要となってコスト低減できる。
機能部材が貫通突出するリ−ル本体前部の嵌合部近傍に制動部材8を取り付けることにより、本体内部への防水効果も期待できる。
断面円形の機能部材(ストッパ−レバ−軸、オシレ−ト機構のピラ−等)を使用することにより、制動部材8の端部を環状にして固定できるので、固定し易く、制動部材の強度も安定する。
又、制動部材の軽圧入も可能となり、本体内部への防水効果を更に向上できる。
機能部材が貫通突出するリ−ル本体前部の嵌合部近傍に制動部材8を取り付けることにより、本体内部への防水効果も期待できる。
断面円形の機能部材(ストッパ−レバ−軸、オシレ−ト機構のピラ−等)を使用することにより、制動部材8の端部を環状にして固定できるので、固定し易く、制動部材の強度も安定する。
又、制動部材の軽圧入も可能となり、本体内部への防水効果を更に向上できる。
1 リ−ル本体
5 ロ−タ
7、21 機能部材
8 制動部材
9 移動部材
9c 端部
10 ハンドル
15 釣糸
24、25 ベ−ル支持部材
28 釣糸案内部
5 ロ−タ
7、21 機能部材
8 制動部材
9 移動部材
9c 端部
10 ハンドル
15 釣糸
24、25 ベ−ル支持部材
28 釣糸案内部
Claims (1)
- ハンドル操作に連動回転するロ−タの支持ア−ムの前部に、ベ−ル及び釣糸案内部を有する支持部材を釣糸巻取位置と釣糸放出位置とに反転可能に振り分け保持され、前記支持部材の釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転操作に連動して移動する移動部材の端部をリ−ル本体の前部に設けた制動部材に接触可能とした魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記制動部材の少なくとも一端部を、内部機構を構成する機能部材で係止したことを特徴とする魚釣用スピニングリ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005079441A JP2006254852A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005079441A JP2006254852A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006254852A true JP2006254852A (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=37094714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005079441A Pending JP2006254852A (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006254852A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190047590A (ko) * | 2017-10-27 | 2019-05-08 | 가부시키가이샤 시마노 | 스피닝 릴 |
-
2005
- 2005-03-18 JP JP2005079441A patent/JP2006254852A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190047590A (ko) * | 2017-10-27 | 2019-05-08 | 가부시키가이샤 시마노 | 스피닝 릴 |
JP2019080499A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-30 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
JP7013204B2 (ja) | 2017-10-27 | 2022-01-31 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
KR102603655B1 (ko) | 2017-10-27 | 2023-11-20 | 가부시키가이샤 시마노 | 스피닝 릴 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102231270B1 (ko) | 낚시용 릴의 래칫 휠 | |
JP5507374B2 (ja) | 両軸受リールのドラグ発音装置 | |
US7163167B2 (en) | One way clutch for spinning reel | |
JP2012024037A5 (ja) | ||
KR20100131946A (ko) | 스피닝 릴의 드랙 전환 장치 | |
KR20010066919A (ko) | 스피닝릴의 로터구동장치 및 스피닝릴 | |
KR20140136870A (ko) | 스피닝 릴 | |
TWI629003B (zh) | 雙軸承捲線器 | |
CN107917147B (zh) | 钓具用卷线器的齿轮机构 | |
JP2014212739A5 (ja) | ||
JP5607315B2 (ja) | スピニングリールのドラグつまみ | |
JP2001112383A (ja) | スピニングリール | |
JP2006254852A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
KR20040107370A (ko) | 스피닝 릴의 스풀 지지 구조 | |
KR100462946B1 (ko) | 낚시용 스피닝 릴 | |
EP2810557A1 (en) | Spinning reel for fishing and a braking operation lever for the rotor braking device | |
KR102294430B1 (ko) | 스피닝 릴 | |
JP5624069B2 (ja) | スピニングリール及びスピニングリールのドラグ切換装置 | |
EP1425965B1 (en) | Spool support structure for a spinning reel | |
JP4875587B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP3996531B2 (ja) | 魚釣用リ−ル | |
JP4824629B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP2013146245A5 (ja) | ||
JP5460250B2 (ja) | スピニングリールのロータ制動装置 | |
JP2001269094A (ja) | スピニングリールのスプール |