JP2006248336A - 車体構造部材およびそれを用いた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車の車体構造部材において、車体に荷重が入力する際の、エネルギー吸収の向上を図る手段を提供する。
【解決手段】 両端部が他部材と連結される車体構造部材であって、前記車体構造部材は、強度の異なる複数の部位からなり、前記車体構造部材に曲げ荷重が入力する際に、前記部位の強度差によって、前記車体構造部材にねじれモーメントが発生し、前記曲げ荷重が前記他部材へ分散される、車体構造部材である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、センターピラーやシル等に代表される自動車の車体構造部材に関し、特に、エネルギー吸収の向上により、荷重入力時の変形を効果的に抑制する車体構造部材に関する。
自動車には、車体に荷重が入力する際の車体強度の確保を目的として、種々の車体構造部材が用いられており、例えば、センターピラーがある。センターピラーは、車両側面部における、ルーフパネルのサイドルーフレールとフロアパネルのサイドシルとの間に上下方向に架設されるものであり、車両側面への曲げ荷重の入力による変形を抑制する。車両側面への曲げ荷重の入力によるセンターピラーの変形を抑制するには、センターピラーに加わる入力エネルギーを効果的に吸収することが望まれる。
エネルギー吸収の向上を図った従来のセンターピラーとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1のセンターピラーは、車室内側部を構成する部材と車室外側部を構成する部材によって形成される内部空間に、補強部材を設けている。補強部材をセンターピラー内部に設けることで、センターピラーは車体側面への入力荷重に対し大きな耐変形性を確保するため、入力エネルギーを効果的に吸収することができるようになる。
しかし、例えば、上記に示す、一般的なセンターピラーにおいてもエネルギー吸収の向上が図れるものの、更なるエネルギー吸収の向上が要望されていた。
特開2002−120758号公報
そこで、本発明は、自動車の車体構造部材において、車体に荷重が入力する際のエネルギー吸収の向上を図る手段を提供することを目的とする。
本発明は、両端部が他部材と連結される車体構造部材であって、前記車体構造部材は、強度の異なる複数の部位からなり、前記車体構造部材に曲げ荷重が入力する際に、前記部位の強度差によって、前記車体構造部材にねじれモーメントが発生し、前記曲げ荷重が前記他部材へ分散される、車体構造部材である。
本発明の車体構造部材によれば、エネルギー吸収の向上を図ることができるため、車体に荷重が入力する際の車体強度の確保を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
まず、発明のメカニズムについて図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る車体構造部材10と他部材20、30とで構成される組立部材の斜視図である。本発明に係る車体構造部材10は強度の異なる複数の部位によって構成され、車体構造部材10の両端部は他部材20、30と連結される。図中の片矢印Yは荷重入力方向を、両矢印Zは本発明に係る車体構造部材と他部材との連結方向を示す。ここで、車体構造部材10に対し、図のY方向に曲げ荷重が入力された場合を考える。曲げ荷重が入力される面が、車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向に強度が等しい場合、車体構造部材のY方向への変位が大きくなる。ここで、「車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向」とは、図1のZ方向のことであり、「車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向」とは、図1のX方向のことである。なお、本願において、「車体構造部材が車両に搭載されたときの前記車体構造部材の車外側の面」とは、図1のY方向からの曲げ荷重が入力される面のことである。一方、曲げ荷重が入力される面が、車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向に強度が異なる場合、曲げ荷重に対する反発力が部位によって異なるため、車体構造部材にねじれモーメントが生ずる。このねじれモーメントの発生により、Y方向への曲げ荷重は、Y方向以外の方向へ分散される。よって、車体構造部材が受ける曲げ荷重が他部材へと分散されるため、車体構造部材のY方向への変位が抑制され、車体に荷重が入力する際のエネルギー吸収が向上する。この車体構造部材は、例えば、図2に示すようにセンターピラーとして用いることができる。車体側面からの入力荷重により、入力方向に大きな曲げ荷重が加わった場合、この曲げ荷重は、ルーフパネルのサイドルーフレールとフロアパネルのサイドシルへ分散される。これにより、センターピラーは荷重入力方向への変形が抑制され、車体強度の確保を図ることができる。なお、例として、本発明に係る車体構造部材をセンターピラーとして用いることができることを説明したが、フロントピラー、リアピラー、シル、バンパーレインフォース、サイドルーフレールであってもよく、特に限定されるものではない。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る車体構造部材を示す斜視図であり、図4は、本発明の第1の実施形態に係る車体構造部材を、図3のA方向から見たときの断面図である。図3および図4中の矢印Yは荷重入力方向を示す。この実施形態に係る車体構造部材は、板厚は等しいが強度の異なる複数の板に対しレーザー溶接40を施すことにより、高強度領域50と低強度領域60を設けている。この場合、曲げ荷重が入力される面が、車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向に強度が異なるため、車体構造部材にねじれモーメントが生ずる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る車体構造部材の断面図である。この実施形態に係る車体構造部材は、強度は等しいが板厚の異なる複数の板に対しレーザー溶接40を施すことにより、高強度領域50と低強度領域60を設けている。この場合も、第1の実施形態に係る車体構造部材と同様、曲げ荷重が入力される面が、車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向に強度が異なるため、車体構造部材にねじれモーメントが生ずる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る車体構造部材の断面図である。この実施形態に係る車体構造部材は、第2の実施形態に係る車体構図部材と同様、強度は等しいが板厚の異なる複数の板に対しレーザー溶接40を施すことにより、高強度領域50と低強度領域60を設けている。
図7は、本発明の第4の実施形態に係る車体構造部材の断面図である。この実施形態に係る車体構造部材は、板厚は等しいが強度の異なる複数の板に対しレーザー溶接40を施し、プレス成形されたハット形状部70に対しスポット溶接80を施すことにより、高強度領域50と低強度領域60を設けている。
図8は、本発明の第5の実施形態に係る車体構造部材の断面図である。この実施形態に係る車体構造部材は、車体構造部材自体は、強度および板厚の等しい板からなる。しかし、車体構造部材内部に耐圧性の異なる複数の発泡金属または発泡樹脂を充填することで、車体構造部材内部に高耐圧性領域90と低耐圧性領域100が形成される。よって、車体構造部材に曲げ荷重が入力する場合、曲げ荷重が入力される面のうち高耐圧性領域90と接する部位は、曲げ荷重が入力される面のうち低耐圧性領域100と接する部位よりも曲げ入力に対する反発力が大きいため、車体構造部材にねじれモーメントが生ずる。
ここで、発泡金属とは、ニッケル、クロム、アルミニウム、鉄などの金属あるいは金属合金中に多数の気孔を有する多孔金属の一種である。また、発泡樹脂としては、例えば、連通気孔を有する三次元網目状構造を持つ、ウレタン系樹脂やポリスチレン系樹脂等が好ましい。
前記第5の実施の形態の製造方法について説明する。充填する複数の発泡体がすべて発泡金属の場合、部材断面形状に合わせて切断した耐圧性の異なる複数の発泡金属を接着材で接合した後、車体構造部材内部に挿入し、車体構造部材内部と接着材で固定する。このとき、接着剤を熱硬化型の接着剤とすると車体製造工程の塗装焼付工程で加わる熱で接着することができる。発泡樹脂の場合も前記発泡金属と同様に予め製造された発泡樹脂を切断、部材内部に挿入することによって製造することが可能であるが、例えば化学発泡剤を添加した複数の樹脂を閉断面部材の内部に充填した後熱処理により部材内部で樹脂を発泡させて製造する事も可能であり、化学発泡剤の添加量等を調整することで内部の耐圧性を制御することもできる。
図9は、本発明の第6の実施形態に係る車体構造部材の断面図である。この実施形態に係る車体構造部材は、車体構造部材自体は、強度および板厚の等しい板からなる。しかし、曲げ荷重が入力する面とその側面との間の角部のうちいずれか一方を外側から覆うように板を重ね合わせることにより、高強度領域50と低強度領域60を設けている。
図10は、本発明の第7の実施形態に係る車体構造部材の断面図である。この実施形態に係る車体構造部材は、車体構造部材自体は、強度および板厚の等しい板からなる。しかし、曲げ荷重が入力する面とその側面との間の角部のうちいずれか一方を内側から覆うように板を重ね合わせることにより、高強度領域50と低強度領域60を設けている。
図11は、本発明の第8の実施形態に係る車体構造部材の断面図である。図11に示すような、曲げ荷重が入力される面が、車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向に強度が異なるが、曲げ荷重が入力する面とその側面との間の角部のいずれもが強化されてはいないような車体構造部材も、本発明に係る車体構造部材に含まれる。しかし、本発明の実施形態1〜7で見られるように、車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の車体構造部材の断面が、略四角形状を有し、車外側の面と、車外側の面の側面との間の角部のうち、いずれか一方が他方よりも強度が高くなるように構成された車体構造部材の方が、ねじれモーメントを大きく生じさせると考えられるため、好ましい。
ここで、「略四角形状」とは、互いに相似形である、所定形状の2つの四角形の重心を重ね合わせたときに、大きい四角形200と小さい四角形210との間の領域内に、略四角形状の図形のすべての外周部分220が存在する形状を意味する(図12参照)。大きい四角形および小さい四角形の形状は任意に選択される。任意の四角形に対して、図示した関係が成立すれば略四角形状である。互いに相似形である2つの四角形の相似比は1.5倍、好ましくは1.3倍、より好ましくは1.1倍である。相似比が小さいほど、より四角形に近い図形であるといえる。
また、「車外側の面と、車外側の面の側面との間の角部」とは、図13において、車体構造部材の車外側の面102、すなわち、曲げ荷重が入力される面と、車外側の側面104とが交差する線106のことを意味する。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、これら実施例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
本発明に係る車体構造部材の吸収エネルギーを測定するため、衝撃負荷実験を行った。図14に示すように、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面が閉断面形状を有する長尺部材110を用いて実験を行った。長尺部材110は、一の端部から他の端部へ向かう方向の長さが760mmであり、上記閉断面形状は一辺60mmの正方形をなす。なお、図中のFは、荷重入力方向を示す。本実施例では、長尺部材に対し荷重を入力する面が、長尺部材の一の端部から他の端部へ向かう方向に垂直な方向に強度が異なるように、板厚1.8mmの590MPa級鋼板と板厚1.0mmの590MPa級鋼板を突合せレーザー溶接により接合し、長尺部材110を構成した。具体的には、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面が、図15に示す構成となるようにした。
次に、長尺部材110を他部材と締結し、図16に示すような組立部材を構成した。まず、長尺部材110の両端部を、それぞれ締結用部品120と締結した。次に、締結用部品120と閉断面部品130を、図のY方向に締結した。また、締結用部品120と閉断面部品140、締結用部品120と閉断面部品150を、図のX方向にそれぞれ締結した。締結用部品120および閉断面部品130、140、150は、いずれも長尺部材110と同様に、閉断面形状が一辺60mmの正方形の閉断面形状を有する。また、締結用部品120は、板厚1.6mmの590MPa級鋼板からなり、閉断面部品130、140、150は板厚1.2mmの590MPa級鋼板からなる。続いて、閉断面部品130の一端面132を床面(図示せず)と固定した。また、閉断面部品140の一端面142および閉断面部品150の一端面152を、図のX方向の変位のみを固定するように、壁面(図示せず)と固定した。
続いて、上記組立部材に対し、Y方向から500Kgのストライカ160を、10m/sで落下させ、長尺部材のY方向への変位に対する長尺部材の反力をそれぞれ測定した。測定した反力から、長尺部材の単位重量あたりの吸収エネルギー(kN・mm/Kg)を計算した。
(比較例1)
比較例1では、長尺部材に対し荷重を入力する面が、長尺部材の一の端部から他の端部へ向かう方向に垂直な方向に強度が等しくなるように、板厚1.3mmの590MPa級鋼板からなる円筒に対し液圧成形を行い、長尺部材110を構成した。具体的には、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面が、図17に示す構成となるようにした。この長尺部材110を用いて、実施例1と同様の手順により、長尺部材の単位重量あたりの吸収エネルギーを測定した。
(比較例2)
比較例2では、長尺部材に対し荷重を入力する面が、長尺部材の一の端部から他の端部へ向かう方向に垂直な方向に強度が等しくなるように、板厚1.4mmの590MPa級鋼板と板厚1.2mmの590MPa級鋼板を突合せレーザー溶接により接合し、長尺部材110を構成した。具体的には、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面が、図18に示す構成となるようにした。この長尺部材110を用いて、実施例1と同様の手順により、長尺部材の単位重量あたりの吸収エネルギーを測定した。
(比較例3)
比較例3では、長尺部材に対し荷重を入力する面が、長尺部材の一の端部から他の端部へ向かう方向に垂直な方向に強度が等しくなるように、板厚1.8mmの590MPa級鋼板からなる円筒に対し液圧成形を行い、長尺部材110を構成した。具体的には、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面が、図19に示す構成となるようにした。この長尺部材110を用いて、実施例1と同様の手順により、長尺部材の単位重量あたりの吸収エネルギーを測定した。
図20に、実施例1および各比較例における、長尺部材のY方向への変位に対する、長尺部材の単位重量あたりの吸収エネルギー(kN・mm/Kg)の測定結果を示す。図20において、同じ吸収エネルギーに対してY方向への変位が小さいほど、荷重入力時におけるエネルギー吸収の向上が図られ、車体構造部材の荷重入力方向への変形は抑制される。これにより、車体に荷重が入力する際の、車体強度の確保を図ることができる。図20より、長尺部材のY方向への変位が70mmまであたりまでは、実施例1および各比較例ともに吸収エネルギーにあまり差はないことが分かる。しかし、上記変位が70mmを超えると、すべての比較例に対し、実施例1において、最も吸収エネルギーが大きくなることが分かる。以上より、本発明に係る車体構造材におけるエネルギー吸収の向上の効果が確認できた。
本発明は、例えば、自動車のセンターピラーに適用できる。
本発明に係る車体構造部材10と他部材20、30とで構成される組立部材の斜視図である。 車両に設けられたセンターピラーの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車体構造部材を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車体構造部材を、図3のA方向から見たときの断面模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る車体構造部材の断面模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る車体構造部材の断面模式図である。 本発明の第4の実施形態に係る車体構造部材の断面模式図である。 本発明の第5の実施形態に係る車体構造部材の断面模式図である。 本発明の第6の実施形態に係る車体構造部材の断面模式図である。 本発明の第7の実施形態に係る車体構造部材の断面模式図である。 本発明の第8の実施形態に係る車体構造部材の断面模式図である。 略四角形状の定義について説明するための図である。 車体構造部材の車外側の面と、車外側の面の側面との間の角部を示す図である。 衝撃負荷実験で用いた長尺部材110を示す図である。 実施例1で用いた長尺部材110の、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面模式図である。 衝撃負荷実験で用いた組立部材の構成概略図である。 比較例1で用いた長尺部材110の、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面模式図である。 比較例2で用いた長尺部材110の、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面模式図である。 比較例3で用いた長尺部材110の、一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の断面模式図である。 実施例1および各比較例における、長尺部材のY方向への変位に対する、長尺部材の単位重量あたりの吸収エネルギー(kN・mm/Kg)の測定結果を示す図である。
符号の説明
10 本発明に係る車体構造部材、20 他部材、30 他部材、40 レーザー溶接、50 高強度領域、60 低強度領域、70 ハット形状部、80 スポット溶接、90 高耐圧性領域、100 低耐圧性領域、102 車体構造部材の車外側の面、104 車体構造部材の車外側の面の側面、106 車外側の面と、車外側の面の側面との間の角部、110 長尺部材、120 締結用部品、130 閉断面部品、132 閉断面部品130の一端面、140 閉断面部品、142 閉断面部品140の一端面、150 閉断面部品、152 閉断面部品150の一端面、160 ストライカ、200 大きい四角形、210 小さい四角形、220 外周部分。

Claims (11)

  1. 両端部が他部材と連結される車体構造部材であって、
    前記車体構造部材は、強度の異なる複数の部位からなり、前記車体構造部材に曲げ荷重が入力する際に、前記部位の強度差によって、前記車体構造部材にねじれモーメントが発生し、前記曲げ荷重が前記他部材へ分散される、車体構造部材。
  2. 前記車体構造部材が車両に搭載されたときの前記車体構造部材の車外側の面は、前記車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向に強度が異なる、請求項1に記載の車体構造部材。
  3. 前記強度の異なる複数の部位は、強度の異なる複数の板により形成されてなる、請求項2に記載の車体構造部材。
  4. 前記車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の前記車体構造部材の断面が、略四角形状を有し、前記強度の異なる複数の板は、前記車外側の面と前記車外側の面の側面との間の角部のうち、いずれか一方が他方よりも強度が高くなるように配置されている、請求項3に記載の車体構造部材。
  5. 前記強度の異なる複数の部位は、板厚の異なる複数の板により形成されてなる、請求項2に記載の車体構造部材。
  6. 前記車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の前記車体構造部材の断面が、略四角形状を有し、前記板厚の異なる複数の板は、前記車外側の面と前記車外側の面の側面との間の角部のうち、いずれか一方が他方よりも強度が高くなるように配置されている、請求項5に記載の車体構造部材。
  7. 前記強度の異なる複数の部位は、前記車体構造部材内部に、耐圧性の異なる複数の発泡金属または発泡樹脂を充填することにより形成されてなる、請求項2に記載の車体構造部材。
  8. 前記車体構造部材の一の端部から他の端部へ向かう方向と垂直な方向の前記車体構造部材の断面が、略四角形状を有し、前記耐圧性の異なる複数の発泡金属または発泡樹脂は、前記車外側の面と前記車外側の面の側面との間の角部のうち、いずれか一方が他方よりも強度が高くなるように配置されている、請求項7に記載の車体構造部材。
  9. 前記車体構造部材は、センターピラー、フロントピラー、リアピラー、シル、バンパーレインフォース、またはサイドルーフレールである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の車体構造部材。
  10. 前記車体構造部材は、センターピラーである、請求項9に記載の車体構造部材。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の車体構造部材を用いた車両。
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