JP2006247577A - 大型郵便物の小型区分装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】郵便物を取出す送込み手段、宛名部又は取出すことで露になった次位の郵便物の宛名部を撮像する手段、前記撮像デ−タ−と規定デ−タ−ベ−スとに基づいて区分判定する判定手段、前記判定手段に基づいて当該郵便物に表示処理を行う表示手段を備え、表示処理後に処理済み郵便物を次々と重ね合わせながら搬出する重ね搬出手段を備えて構成した小型区分装置。
【選択図】 図1
Description
具体的に例示すれば、定形外郵便物を対象として郵便番号,作業用シーケンス番号,着店コード,各種バーコード等、所定のコードに基づいて区分する区分装置、手書き文字やプリンター印字文字で記載された宛先住所をスキャナー入力して区分する区分装置、上記した入力情報に基づいて宛名検査や通数検査をする検査区分装置、また指定したものを抜き取るための抜取区分装置に関し、それぞれの機能を単独あるいは複合的に同時処理する大型郵便物の小型区分装置に関する。
詳記すれば、その送込み手段は封書を倒立しその平面部にサクション搬送ベルトを作用させて送出し、その先行端にゲートを備え、該ゲートの間隔調整で重送しないように構成した送込み装置を具備している。前記ゲートは郵便物1部だけが通過できる間隔とし、それ以上の通過を規制する必要があるものの、中身の封入物に大小があって封筒全面に亘って厚さが均等でないもの、あるいは携帯電話の請求書のように封筒毎に中身の枚数が著しく違っているものに対し、時としてゲート下の通過異常や重送という不具合があった。
以って、宛先別に高速区分けしたり、品質確保のために検査区分したり、所望の郵便物を抜取り区分するに利用される安価な処理装置を提供せんとする。
図1乃至図3は、それぞれに異なる実施例装置を図示している。図中、3は郵便物で一般的にはA4サイズの書類や冊子が封入されている。
また、2は後述する送込み装置で、放射状に配置した吸着パッド2aが先頭位置の郵便物3に順次と作用することで1通づつ取出し、それに従って供給コンベア1aは郵便物3を紙面右から左へ呼応しつつ搬送する構成になっている。
そして、図1の例にあっては取出した郵便物3を一旦、搬送テーブル5上に載置し搬送チェーンのフィンガー4によって幾分か搬送して後、搬出コンベア1b上へ重ね合わせるように搬出するが、図2ならびに図3の例では、ダイレクトに搬出コンベア1b上に搬出する構成になっている。
また、図中、40はインクジェットマーカーである。該マーカーは必要に応じて文字,数字,画像が印字できるインクジェットプリンターに代えることも可能である。いずれにしても、郵便物3へ直接的に書込むため、使用するインクは常態で視認できないステルスインク(インビジアルインクとも称される場合もある)が好ましい。この場合、図4に例示したように発光ランプ42を搬出コンベア1b適位置に設置し、紫外線を照射して発光させ、書込まれたマーク,文字等が視認できるように構成する。
次に列(B)と列(C)についてであるが、例えば郵便番号が変わった時に列を移行してマーキングされる。列(B)から列(C)に移行する場合と、その逆の場合があるが、いずれも同じ列に継続してマーキングされているものについては同一区分であることが判る。そして列移行した箇所がその境目である。尚、3aで図示したものは無印である。マーキング無しをカメラでの読取り不良や、宛名部の印字不良など、NG品を表示するという規則に基づいた場合の表現例である。
このように、マーキングによる表示手段を具体的に設計する場合、視認することで内容が認識できる簡素なルールを決め、それに基づいて列の数や、マークの大きさ、有無をもって表現する。
図中、撮像手段とあるのは具体的にはスキャナー、カメラ、CCD、バーコードリーダーと称される画像入力機器で構成されるものであり、それらで撮像入力される対象例を列記している。即ち、手書き文字や印刷文字で成る宛名や住所、郵便で規定されたカスタマーバーコードやその他の目的で付されているNW7等の一般的な各種バーコード、数字で印字された郵便番号、当該郵便物の宛名人にコード化して付されたID番号、作業の正確性を確保するために一連の連続番号が付される作業用シーケンス番号、並びに宅配業者等民間会社が独自に決めた配達店を表す着店コードなどを撮像対象にし、区分目的に応じてどれかひとつ、あるいは同時複数をして入力される。
同様に、予め指定したシーケンス番号のものを抜取り処理したい場合、13で指す規定データーベースに予め該当番号データーを収納しておき、撮像入力された番号と一致するかどうかを判定手段45で判定し、一次停止したり、前記表示手段を発動する。
また、郵便番号毎に区分する場合、7桁区分するか、5桁区分するか、3桁区分するか、あるいは番号毎に複合した状態で区分する等、予め所定の区分データーを規定データーベース13に収納しておき、撮像手段で順次と入力されてくるデーターに対し、その都度、判定手段45で判定することは言うまでもない。
図1乃至図3は実施例送込み手段の正面図を含んでいる。図から明らかなように該手段は、供給コンベア1aと送込み機構2とから構成されている。また、前記吸着送込み機構2には吸着パッド2aを備えている。そして吸着パッド2aは放射状に4個所設けてあり、運転とともに最前方の郵便物3に次々と係合しながら吸着搬送する。
また、図10では郵便物3の傾斜具合について図示している。図中、9はコンベア1aに対する載置角度を指しているが、概ね15〜60°、なかでも25〜50°程度が適度である。そして作業実務で幾分かの角度変化が伴うことを考慮して本願装置を構成するのが望ましい。例えば、パッド2aの構造をジャバラ形状にしたりして、その吸着面が郵便物3に対して角度的に従動するような構成にする。尚、パッド2aの材料はゴム等の弾性体が一般的であるし郵便物自体も変形容易であるため前記係合関係は必ずしも厳密である必要はない。
図12に於いて、図中、12は原動機(図示せず)から駆動されるタイミングプーリー13を備えた回転ドラム、10は機構の機体(筐体)である。そして前記回転ドラム12はベアリング14を介して回転自在に支持されている。また該ドラム12内の偏芯した位置に中心線が該ドラム12と平行に延在する中間軸20aをニードルベアリング25を介して備えている。更に該中間軸20aの右端に外歯車19を設け、右側面図である図13で図示した通り、前記機体10に固定された内歯車11と噛合させている。更に該中間軸20aの左端にはタイミングプーリー32が固定され、図中、26で指すスラストベアリングでスラスト負荷を規制している。
一方、吸着駆動軸20bは、前記中間軸20aと同様にニードルベアリングを介して回転ドラム12に設けられ、タイミングプーリー33を備えて、左側面図である図14に図示した通り、タイミングベルト34を介して前記中間軸20aのタイミングプーリー32と回転連結されている。尚、両者のプーリー比は1:1であり、必要に応じて5:4,4:3,2:1あるいは4:5,3:4,1:2,・・・・等の整数比を採用することもある。
言い換えると、4:5の場合は中心角72°の循環軌跡であり5角形状の曲線となり、歯車比を3:4にすれば、図示は略したが中心角90度の循環軌跡になり4角形状の曲線、同様に歯車比を5:6にした場合は中心角60°の6角形状、また6:7にした場合は中心角51.428°の7角形状になる。
これらはいずれも、郵便物3の配置レイアウトを種々変更しても本願発明が実施できることを明示している。即ち、図15の実施例は、あたかも本の頁をめくるような形式で郵便物3をひとつずつ送り込むような送込み手段で構成している。また、図16で図示したものはアップダウンリフターを備えて、ブロック積みされたものをひとつの単位とし、先頭ブロックを該リフター上に供給して、最上層のものから順番はひとつずつ送込む手段を備えて構成したものである。そして、送込まれた側にも同様なリフターを備えて一つずつ郵便物を受取り、所定数のブロックに至った時点で紙面左側に移送される。また、図17の実施例については、供給側は図16の例と同様にブロック化してハンドリングするも、搬出側は連続性のある傾斜重ね合わせ方式で搬出する構成になっている。
必要に応じて定形郵便物用の本願区分機を提供することも可能であり、郵便物の大きさ次第で係る構成による効果を喪失するものではない。
Claims (6)
- 郵便物を一通ずつ取出す送込み手段と、取出したものの宛名部又は取出すことで露になった次位の郵便物の宛名部を撮像入力する手段と、前記撮像デ−タ−と規定デ−タ−ベ−スとに基づいて区分判定する判定手段と、前記判定手段に基づいて当該郵便物に表示処理を行う表示手段を備え、表示処理後に処理済み郵便物を次々と重ね合わせながら搬出する重ね搬出手段を備えて構成したことを特徴とする大型郵便物の小型区分装置。
- インクジェットマ−カ−を備え、常態では視認できないステルスインクを用い、所定の規則に基づいて郵便物に区分マ−キングする表示手段を具備して構成したことを特徴とする請求項1に記載した大型郵便物の小型区分装置。
- 区分マ−キングに加えて通数マ−キングも行う表示手段を具備して構成したことを特徴とする請求項2に記載した大型郵便物の小型区分装置。
- 前下がり傾斜で重ね並べた郵便物を前方ものから順番に1通ずつ次工程へ送り込む送込み手段であって、前記郵便物の前方先端部を定位置に位置決めする送り手段を具備した供給コンベアと、前記供給コンベア上の最前方に位置する郵便物に係合して吸着搬送する吸着送込み機構とから成り、前記吸着送込み機構は、機体に回転ドラムを備え、該ドラムに対して偏芯した位置で中心線と平行に延在する中間軸を備え、しかも前記中間軸に外歯車を固定するとともに前記機体に固定した内歯車と噛合させ、更に前記ドラムに対して偏芯した位置で中間軸と平行に延在する吸着駆動軸を備えるとともに前記中間軸と回転連結し、前記吸着駆動軸に複数の吸着パッドを放射状に設けるとともに前記回転ドラムの回転に伴って形成される吸着パッドの運動軌跡に於いて所定のストロ−ク区間のみ該吸着パッドが吸引作動するバルブ機構を備えて構成した送込み手段を具備して成る請求項1乃至請求項3に記載した大型郵便物の小型区分装置。
- 回転ドラムに対する吸着駆動軸の偏芯量を、中間軸の偏芯量より大にすることで吸着パッドの運動軌跡を拡大して構成したことを特徴とする請求項4に記載した大型郵便物の小型区分装置。
- 中間軸と吸着駆動軸とにタイミングプ−リ−を備え、両者の回転比率を1:1とし、同方向に回転させるべくベルトを張架して回転連結して構成したことを特徴とする請求項4ならびに請求項5に記載した大型郵便物の小型区分装置。
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