JP2001151404A - 区分け装置 - Google Patents

区分け装置

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JP2001151404A
JP2001151404A JP34106199A JP34106199A JP2001151404A JP 2001151404 A JP2001151404 A JP 2001151404A JP 34106199 A JP34106199 A JP 34106199A JP 34106199 A JP34106199 A JP 34106199A JP 2001151404 A JP2001151404 A JP 2001151404A
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Tetsuya Matsuyama
哲也 松山
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Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複数の郵送体等の配送体や帳票類の
対象物を所定種類、所定単位毎に区分けする区分け装置
に関し、不良状態の区分け対象物を装置の稼働を停止さ
せずに差別化し、当該不良区分け対象物の配置位置を容
易に判別可能として稼働効率の向上、作業の効率化を図
ることを目的とする。 【解決手段】区分け対象物に予め施された情報を画像認
識手段14で認識し、エラー判別手段15により判断さ
れた誤り区分け対象物を抜取手段16で搬送経路を異な
らせて分離させ、欠番シート挿入手段17により当該誤
り区分け対象物が搬送されるべき位置に欠番シートを挿
入させてスタッカ18に正規の区分け対象物と欠番シー
トを順次積み重ねて一の区分け束とする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、複数の郵送体等の配送体や帳票
類の対象物を所定種類、所定単位毎に区分けする区分け
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、郵送体等の配送体や帳票類を大量
に処理する場合が増えてきており、その種類や単位毎に
区分けすることで次段の処理作業の効率化を図ることが
できる。特にコンピュータ化による事前データの活用や
区分けの機械化が進む中で、対象物の区分けから搬送、
配送のシステム全体で稼働効率の向上が望まれている。
【0003】従来、区分け装置は、区分け対象物として
例えば封筒を例とすると、当該封筒には郵便番号や住
所、氏名等が印字され、又は印字されたシールが貼付さ
れており、これらに例えば管理符号等の識別番号が付さ
れる。このような封筒を例えば郵便番号を基準として区
分けすることで発送の効率化を図ることができる。例え
ば大量のダイレクトメールを処理する場合として、上記
封筒を管理符号に従って順次搬送させ、管理符号順にな
っているか、郵便番号、住所、氏名等の印字が不良状態
ではないか等を、検出手段を用いて判別しながら搬送さ
せて区分けを行っている。
【0004】一方、検出手段により搬送される上記封筒
が管理符号順になっていなかったり、郵便番号、住所、
氏名等が印字不良の場合には、搬送を停止させて当該不
良品を抜き取った後に再度搬送を開始して区分けを続行
させる。そして、不良品を修正し、又は作製し直して管
理符号順の元の位置に戻すということを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不良品
を検出したときに当該不良品を抜き取るために、装置の
稼働を停止させることは稼働効率を著しく低下させる。
特に、大量のものを処理する場合には稼働停止の影響が
多大となるという問題がある。また、不良品を修正等し
たものを管理符号順に元の位置に戻す場合、特に大量処
理に至っては元の位置を探し出すことが困難であり、作
業効率が低下するという問題がある。そこで、本発明は
上記課題に鑑みなされたもので、不良状態の区分け対象
物を装置の稼働を停止させずに差別化し、当該不良区分
け対象物の配置位置を容易に判別可能として稼働効率の
向上、作業の効率化を図る区分け装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、所定の情報が施された複数の
区分け対象物を順次搬送し、当該区分け対象物を所望の
区分け対象毎に区分けして所定数の区分け束として排出
する区分け装置において、搬送される前記区分け対象物
に施された前記情報を読み取り、当該情報に誤りがある
か否かを判断する判断手段と、前記区分け対象物の搬送
経路上に配置され、前記判断手段の誤り判断に応じて当
該誤り区分け対象物の搬送経路を異ならせて分離する抜
取手段と、前記抜取手段で抜き取られた誤り区分け対象
物に替えて、当該誤り区分け対象物が搬送されるべき位
置に欠番シートを挿入させる欠番シート挿入手段と、前
記判断手段により判断された誤り区分け対象物に対し、
抜き取るための抜取手段を駆動させ、前記欠番シートを
挿入させるための欠番シート挿入手段を駆動させること
を少なくとも制御する制御手段と、を有する構成であ
る。
【0007】請求項2〜4の発明では、「前記欠番シー
トは、前記区分け対象物の幅方向、長手方向の長さのう
ち、少なくとも何れかの長さより長く形成される」構成
であり、「前記抜取手段は、前記所定数の区分け対象物
に搬送状態を確認するためのダミーを所定数混在させお
き、当該ダミーを前記判断手段で認識したときに搬送経
路を異ならせて分離する」構成であり、「前記抜取手段
は、搬送される前記区分け対象物のうち、不要とされた
当該物の搬送経路を異ならせて分離する」構成である。
【0008】このように、判断手段で判断された誤り区
分け対象物を抜取手段で搬送経路を異ならせて分離さ
せ、欠番シート挿入手段により当該誤り区分け対象物が
搬送されるべき位置に欠番シートを挿入させる。すなわ
ち、区分け対象物に誤りがあっても欠番シートを挿入さ
せることで装置を停止させることなく区分けを行い、後
に欠番シートと正規の区分け対象物を差し替えることに
より、不良状態の区分け対象物を装置の稼働を停止させ
ずに差別化し、当該不良区分け対象物の配置位置を容易
に判別可能として稼働効率の向上、作業の効率化を図る
ことが可能となるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。図1に、本発明の区分け装置のブ
ロック構成図を示す。本実施形態は、例えば区分け対象
物を、郵送される封筒とした場合を一例として示したも
ので、当該封筒封筒には所定の情報として、予め郵便番
号、住所、氏名が印字されていると共に、当該封筒を認
識し、区分けする管理符号として番号数字の識別符号を
付し、又は印字させたものであり、この封筒を例えば同
一の郵便番号毎に区分けする場合を示している。
【0010】図1において、区分け装置11は、装置全
体の制御を司る制御手段12を備えるもので、例えば予
め所定内容物を封入させ、又は封筒封入システムから連
続的に搬送されてきた区分け対象物の封筒を順次搬送す
る搬送手段13、判断手段である画像認識手段14及び
エラー判別手段15、抜取手段16、欠番シート挿入手
段17、搬送されてきた封筒を順次積み重ね一の区分け
束として排出するスタッカ18を備える。そして、制御
手段12には、封筒の区分けに関する電子的な区分けデ
ータが入力されて区分け制御される構成である。
【0011】上記画像認識手段14は、封筒に施された
情報である郵便番号、住所、氏名、を認識すると共に、
管理符号としての識別符号(番号数字)を認識する。上
記エラー判別手段15は、上記画像認識手段14で読み
取った情報に基づき誤りがあるか否かを判別し、判断す
る。抜取手段16は、上記封筒の搬送経路上に配置さ
れ、エラー判別手段15の誤り判断に応じて当該誤り区
分け対象物の搬送経路を異ならせて分離する。欠番シー
ト挿入手段17は、抜取手段16で抜き取られた誤り区
分け対象物であるエラー封筒に替えて、当該エラー封筒
が搬送されるべき位置に欠番シートを挿入させる。
【0012】上記スタッカ17は、搬送される封筒を順
次積み重ね、当該封筒数が所定の数に達したときに一の
区分け束として排出する。そして、制御手段12が、判
断手段を構成する画像認識手段14及びエラー判別手段
15により判断されたエラー封筒を抜き取るための抜取
手段16を駆動させ、上記欠番シートを挿入させるため
の欠番シート挿入手段17を駆動させることを少なくと
も制御するものである。また、上記抜取手段16は、区
分けされる所定数の封筒に搬送状態を確認するためのダ
ミーを混在させておき、当該ダミーを画像認識手段14
で認識したときに搬送経路を異ならせて分離する。ま
た、抜取手段16は、不要となった封筒の搬送経路を異
ならせて分離するものである。
【0013】ここで、図2に本発明の区分け装置におけ
る内部構成の概略図を示すと共に、図3に図2の概念説
明図を示し、互いを関連付けて構成を説明する。図2及
び図3に示す区分け装置11は、予め所定内容物が封入
された封筒21が封筒供給部22に所定数ストックさ
れ、当該封筒21が順次供給されて搬送手段13に送ら
れる。
【0014】搬送手段13は、図3では図示されない
が、上部搬送ベルト23,24及び下部搬送ベルト2
5,26と、当該上部搬送ベルト23を駆動する駆動ベ
ルト23A、上部搬送ベルト24及び下部搬送ベルト2
5を駆動する駆動ベルト24A、下部搬送ベルト26を
駆動する駆動ローラ26A,26Bで構成される。ま
た、搬送手段13は、後述のエラースタッカ、ダミース
タッカ及び不要物スタッカにそれぞれ対応の封筒等を挟
持状態で搬送する搬送ベルト27〜30を駆動する。
【0015】上部搬送ベルト23と上部搬送ベルト24
との間部分の上方には画像認識手段14の一部を構成す
る撮像カメラ14Aが配置される。また、上部搬送ベル
ト24の搬送方向後段であって下部搬送ベルト26の前
段には、第1の抜取切換部31が回動自在に設けられて
所定の封筒等に対して搬送経路を異ならせ、当該異なっ
た搬送経路上でさらに搬送経路を異ならせる第2及び第
3の抜取切換部32,33が回動自在に設けられる。
【0016】すなわち、第2の抜取切換部32が後述の
エラーとなったエラー封筒21Aをエラースタッカ34
にストックさせ、第3の抜取切換部33が不要となった
封筒とダミーとをそれぞれ不要物スタッカ35及びダミ
ースタッカ36にストックさせるように駆動される。上
記第1〜第3の抜取切換部31〜33及びエラースタッ
カ34、不要物スタッカ35、ダミースタッカ36によ
り抜取手段18が構成される。そして、下部搬送ベルト
26の排出側に上記スタッカ17が配置される。このス
タッカ17は、所定数(例えば50枚)の封筒21が積
み重ねられて一の区分け束とされたときに、例えばベル
ト搬送部17Aにより移動させる。
【0017】一方、後述の欠番シートが連続して巻回さ
れた連続欠番シート41が送りローラ群42を介してシ
ート挿入ベルト43に搬送されて下部搬送ベルト26上
に供給される。上記シート挿入ベルト43の前段には、
カッタローラ44が配置され、連続欠番シート41を所
定長の単位欠番シート(後述する)45に切断する。こ
のカッタローラ44には、ブレードが備えられるもの
で、当該ブレードの配置位置、当該ローラの径により上
記単位欠番シートの長さを設定することができるもので
ある。
【0018】また、下部搬送ベルト26の上方には、後
述の紙札が連続した連続紙札51が供給ローラ群により
供給されるもので、供給経路中に紙札に施された区分け
表示を読み取るための撮像カメラ52が配置される。ま
た、当該紙札の供給経路中に、剥離紙53が介在されて
ローラに巻回された接着材54を当該連続紙札51に当
接させることで連続紙札51に接着材54を付着させる
当接機構部55が配置されるもので、当該当接機構部5
5は上記接着材54に介在された剥離紙53を分離さ
せ、分離された剥離紙53をローラに巻回させるもので
ある。また、接着材54が付着された連続紙札51は、
貼付ローラ56に供給されるもので、当該貼付ローラ5
6は円筒形状でバキューム構成のものである。また、貼
付ローラ56と当接してカッタローラ57が配置され
る。
【0019】すなわち、接着材54が付着された連続紙
札51が貼付ローラ56上で吸着状態の時に、所定のタ
イミングでカッタローラ57が駆動されることで切断さ
れ、所定長さの紙札となって当該紙札が貼付ローラ56
上で吸着されたままとなる。そして、当該貼付ローラ5
6が回転することにより下部搬送ベルト26で搬送され
てきた封筒に切断された紙札を貼付することができるも
のである。この場合、切断される紙札の長さはカッタロ
ーラ57の径、当該カッタローラ57上における切断刃
の配置間隔で設定することができる。
【0020】なお、図3において、管理コンピュータ5
8が配置され、上記制御手段12や上記撮像カメラ14
Aからの撮像データを認識する例えばOCR等の認識手
段(当該認識手段と撮像カメラ14Aにより画像認識手
段14が構成される)、エラー判別手段16等を備える
ものである。
【0021】ここで、上記紙札の貼付について簡単に説
明する。図2及び図3に示す接着材54は、接着力の異
なる弱接着層と強接着層とで構成され、剥離紙53を介
在させてローラに巻回されており、当接機構部55によ
り連続紙札51と当接したときに強接着層面が当該連続
紙札51に付着される。このとき、付着させたところか
ら剥離紙53が上記当接機構部55により分離されて巻
き取られる。すなわち、連続紙札51上には強接着層が
当該連続紙札51と固着され、弱接着層が表面化される
もので、当該紙札を封筒に貼付したときに当該弱接着層
により分離自在とすることができ、当該紙札を取り除く
ときに接着剤が封筒上に残存されることを防止すること
ができるものである。
【0022】なお、単位紙札55上には予め区分け対象
としての郵便番号表示と、この郵便番号表示を同じとす
る封筒21を例えば50通毎の区分け単位とするときの
上記番号数字表示と関連付けた枚数表示が印字等により
施されている。そして、区分け束の最上に位置されるべ
き封筒21が搬送されてきたときにカッタローラ57が
駆動されて単位紙札63とされ、貼付ローラ56により
当該封筒21に貼付されるものである。
【0023】そこで、図4に、本発明の区分け装置にお
ける部分構成の説明図を示す。図4(A)は、封筒21
を示したもので、各封筒21には上記のように図示しな
い郵便番号、住所、氏名が印字されていると共に、管理
符号である識別符号としての番号数字表示61が連番
(「000001」、「000002」・・・)で印字
又は印字されたシールが貼付され、連番順に積み重ねら
れた所定位置にダミー62が識別符号(例えば「000
000」)61Aを付されて所定数混在される。例え
ば、管理符号「000003」の封筒が不良品の場合に
は、上記エラースタッカ34にスットクされ、これに代
わって欠番シート45が挿入されるものである。
【0024】欠番シート45は、封筒21に対して少な
くとも当該封筒の幅方向の長さより長く形成されるもの
で、ここでは当該封筒の長手方向より短くしている。従
って、上記欠番シート45が挿入された場合、図4
(B)に示すように、所定の区分け束71における積み
重ねられた所定数の封筒21であって、エラー封筒21
Aがあるべき位置に当該欠番シート45が位置されるこ
とになる。この場合、欠番シート45は幅方向で封筒2
1より長いことから、区分け束71においてその所在が
一目瞭然として判別することができ、後に当該位置に正
規(修正された又は作製し直した)封筒21を容易に差
し替えることができるものである。
【0025】そこで、図5に本発明の区分け装置の作用
フローチャートを示し、上記の構成図と対応させて動作
を説明する。まず、管理コンピュータ58の備える制御
手段12が区分けデータを取得する(ステップ(S)
1)。この区分けデータには各封筒21の郵便番号のデ
ータ、同じ郵便番号の封筒21の枚数、ダミー情報、不
要となった封筒21の情報が少なくとも含まれており、
上記制御手段12がこれらデータと実際の各封筒21の
搬送上での認識情報に照らし合わせて搬送、区分けの制
御を行う。
【0026】封筒供給部22より順次封筒21が上部搬
送ベルト23及び下部搬送ベルト25間に供給されるこ
とで搬送されるもので、撮像カメラ14Aの下方に位置
したときに当該封筒21に付された番号数字表示61や
情報表示を撮像し画像認識手段14により当該番号数
字、郵便番号等が認識される(S2)。認識された番号
数字等は制御手段12において取得したデータと照合さ
れてダミーか、エラーか(例えば連番順のものでない場
合)、又は不要物封筒かが判断される。これにより、後
にダミー62、エラー封筒21A又は区分けが不要とな
った封筒を随時分離させることができ、確実に区分けす
ることができるものである。
【0027】すなわち、当該封筒21が上記の何れかに
該当する場合には第1の抜取切換部31を反時計方向に
回動させて当該封筒21を搬送ベルト27,28に搬送
経路を異ならせて送り、対象封筒21とされるのもがダ
ミー(画像認識手段14において「000000」の番
号数字61Aと認識)62のときには(S3)、第2の
抜取切換部32を時計方向に回動させさらに搬送経路を
異ならせて搬送ベルト29,30に送ると共に、第3の
抜取切換部33を時計方向に回動させることで上記ダミ
ー62はダミースタッカ36に収納される(S4)。こ
のように、ダミー62を混在させ、当該ダミー62がダ
ミースタッカ36に収納させることにより、読み取り認
識の誤動作等がないということとなり、封筒21の搬送
状態、区分けが確実に行われていることを確認すること
ができるものである。
【0028】また、対象封筒21が画像認識手段14及
びエラー判別手段15によりエラーと判別されたときに
は(S5)、第2の抜取切換部32を反時計方向に回動
させることで搬送経路を異ならせて当該エラー封筒21
をエラースタッカ34に収納させる(S6)。そして、
供給される連続欠番シート41に対して、カッタローラ
44を駆動させることで単位欠番シート45とし、搬送
経路の下部搬送ベルト26上に挿入する(S7)。
【0029】さらに、対象封筒21が不要物のときには
(S8)、第2の抜取切換部32を時計方向に回動させ
搬送経路を異ならせて搬送ベルト29,30に送ると共
に、第3の抜取切換部33を反時計方向に回動させるこ
とで当該不要封筒21を不要物スタッカ35に収納させ
るものである(S9)。このように、エラー封筒21を
エラースタッカ34に収納させることにより、後にエラ
ー封筒21の特定、再度の作製を容易に行わせることが
できるものである。
【0030】そして、当該封筒21が正規の場合には
(S3〜S8)、第1の抜取切換部31を時計方向に回
動させることで下部搬送ベルト26上に当該封筒21を
送る。すなわち、下部搬送ベルト26上には、正規の封
筒21及び単位欠番シート45が搬送されることにな
り、この正規の封筒21及び単位欠番シート45は順次
スタッカ18に積み重ねられる(S10)。この場合、
上述のように、区分け束とするときに最上に位置される
べき封筒21に紙札63が貼付され、一の区分け束71
として移送されるものである。従って、後にエラー封筒
21を修正等した正規封筒21を、欠番シート45と差
し替えるに際して、容易に差し替え位置を識別すること
ができ、作業の効率が向上されるものである。
【0031】なお、上記実施形態では区分け対象物とし
て封筒を例に説明したが、これに限らず葉書やその他帳
票類であっても同様の作用効果を奏することができるも
のである。また、上記実施形態では区分け対象物を認識
するにあたり、管理符号として番号数字を用いた場合を
示したが、文字、バーコード、形状(形、大きさ)、色
等としてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、判断手段で判断された誤り区分け対象物を抜取手段
で搬送経路を異ならせて分離させ、欠番シート挿入手段
により当該誤り区分け対象物が搬送されるべき位置に欠
番シートを挿入させることにより、不良状態の区分け対
象物を装置の稼働を停止させずに差別化し、当該不良区
分け対象物の配置位置を容易に判別可能として稼働効率
の向上、作業の効率化を図ることができるのもである。
【0033】請求項2の発明によれば、欠番シートを区
分け対象物の幅、長手の少なくとも何れかの長さより長
く形成させることにより、当該欠番シートが挿入された
区分け束において容易に欠番シートの存在を識別するこ
とができ、正規の区分け対象物の差し替えを容易に行
え、作業の効率化を図ることができる。
【0034】請求項3の発明によれば、所定数の区分け
対象物にダミーを混在させておき、当該ダミーを認識さ
せて抜取手段で搬送経路を異ならせることにより、装置
を停止させずに区分け対象物の搬送状態を確認すること
が可能となり、稼働効率の向上、作業の効率化を図るこ
とができる。
【0035】請求項4の発明によれば、搬送される区分
け対象物のうち、不要とされた当該物を上記抜取手段で
搬送経路を異ならせることにより、不要対象物に対して
装置を停止させ、又は区分け後に抜き取りを行わせる必
要がなく、稼働効率の向上、作業の効率化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の区分け装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の区分け装置における内部構成の概略図
である。
【図3】図2の概略説明図である。
【図4】本発明の区分け装置における欠番シートの説明
図である。
【図5】本発明の区分け装置の作用フローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 区分け装置 12 制御手段 13 搬送手段 14 画像認識手段 15 エラー判別手段 16 抜取手段 17 欠番シート挿入手段 18 スタッカ 21 封筒 31 第1の抜取切換部 32 第2の抜取切換部 33 第3の抜取切換部 34 エラースタッカ 35 不要物スタッカ 36 ダミースタッカ 41 連続欠番シート 42 シート搬送機構 43 シート挿入ベルト 44 カッタローラ 45 単位欠番シート 51 連続紙札 58 管理コンピュータ 62 ダミー 71 区分け束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F053 AA35 CA15 CA22 DA02 DA05 EA09 EC06 EC11 ED02 ED16 ED25 3F079 AA03 BA03 BA08 BA24 CA02 CA03 CB29 CB35 CC05 CC13 CC15 DA12 DA28 3F107 AA04 AB02 AC07 BA02 CA03 CB52 CD05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の情報が施された複数の区分け対象物
    を順次搬送し、当該区分け対象物を所望の区分け対象毎
    に区分けして所定数の区分け束として排出する区分け装
    置において、 搬送される前記区分け対象物に施された前記情報を読み
    取り、当該情報に誤りがあるか否かを判断する判断手段
    と、 前記区分け対象物の搬送経路上に配置され、前記判断手
    段の誤り判断に応じて当該誤り区分け対象物の搬送経路
    を異ならせて分離する抜取手段と、 前記抜取手段で抜き取られた誤り区分け対象物に替え
    て、当該誤り区分け対象物が搬送されるべき位置に欠番
    シートを挿入させる欠番シート挿入手段と、 前記判断手段により判断された誤り区分け対象物に対
    し、抜き取るための抜取手段を駆動させ、前記欠番シー
    トを挿入させるための欠番シート挿入手段を駆動させる
    ことを少なくとも制御する制御手段と、 を有することを特徴とする区分け装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の区分け装置であって、前記
    欠番シートは、前記区分け対象物の幅方向、長手方向の
    長さのうち、少なくとも何れかの長さより長く形成され
    ることを特徴とする区分け装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の区分け装置であっ
    て、前記抜取手段は、前記所定数の区分け対象物に搬送
    状態を確認するためのダミーを所定数混在させおき、当
    該ダミーを前記判断手段で認識したときに搬送経路を異
    ならせて分離することを特徴とする区分け装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のうち少なくとも何れかに記
    載の区分け装置であって、前記抜取手段は、搬送される
    前記区分け対象物のうち、不要とされた当該物の搬送経
    路を異ならせて分離することを特徴とする区分け装置。
JP34106199A 1999-11-30 1999-11-30 区分け装置 Pending JP2001151404A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003015938A1 (de) * 2001-08-13 2003-02-27 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und vorrichtung zum kennzeichnen von stapelabschnitten
US6943312B2 (en) 2000-08-11 2005-09-13 Siemens Aktiengesellschaft Method and device for the marking of sections of a stack

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