JP4187890B2 - 区分け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、複数の郵送体等の配送体や帳票類の対象物を所定種類、所定単位毎に区分けする区分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、郵送体等の配送体や帳票類を大量に処理する場合が増えてきており、その種類や単位毎に区分けすることで次段の処理作業の効率化を図ることができる。特にコンピュータ化による事前データの活用や区分けの機械化が進む中で、対象物の区分けから搬送、配送のシステム全体で作業の一層の効率化が望まれている。
【0003】
従来、対象物を区分けする場合、それらのデータを利用した生産方式の採用が増加してきている。すなわち、事前データを使用することで完成品の形態を予測し、機械処理において製品と当該データとの照合、振い分けを行うことにより、作業の機械化や装置動作を選択的に実行させることができるものである。例えば大量のダイレクトメールを処理する場合として、封筒等の郵送体の作製後に区分け装置による区分けを例えば郵便番号を基準として行うことができ、事前に得られるデータを使用することで処理作業の効率化を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、対象物を区分けした後に、区分けしたものを区分け毎に判別可能に表示させる必要があり、表示させる方法として区分け束の最上のものに紙札を貼付することが行われる。しかしながら、区分け束への紙札の貼付は、当該紙札の貼付後に接着剤を残存させずに分離させる必要があることから、当該紙札を作製し貼付させるという作業工程を機械化させるには、装置が大型化、複雑化して未だ機械化することが困難であるという問題があり、専ら接着剤が塗布された紙札を手作業で貼付しているのが現状で作業の効率化を図ることができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、対象物を確実に区分けし、紙札への接着材塗布から貼付を行う作業を機械化することで作業の効率化を図る区分け装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、複数の区分け対象物が順次搬送され、当該区分け対象物を所望の区分け対象毎に区分けし、所定数の区分け束とする区分け装置において、前記区分け対象物を、設定した当該区分け対象物の認識要素に基づいて認識する対象物認識手段と、予め接着力の異なる接着層で形成された接着材が用意され、前記所定数の区分け束を判別するために、当該区分け束毎に貼付するための区分け表示が施された紙札に対し、当該接着材を強接着層面で当該紙札に付着させる紙札作製手段と、前記対象物認識手段により認識されて搬送されてくる前記区分け対象物に対し、前記区分け束とする際に最上に位置される当該区分け対象物に、前記紙札に付着された接着材の弱接着層面を当接させて当該紙札を分離自在に貼付させる紙札貼付手段と、搬送される前記区分け対象物を順次積み重ね、前記紙札が貼付された前記区分け対象物を最上に位置させたときに一の区分け束として排出する排出手段と、前記対象物認識手段で認識された区分け対象物が正規のものか否かを照合判断すると共に、前記区分け束の最上に位置されるものを特定して前記紙札貼付手段を駆動させることで当該区分け対象物に当該紙札を貼付させることを少なくとも制御する制御手段と、を有して区分け装置が構成される。
【0007】
請求項2〜5の発明では、「前記制御手段は、前記区分け束の最上に位置される前記区分け対象物を特定するに際し、当該区分け対象物の順番、その他区分け要素に関する電子的データに基づいて特定を行う」構成であり、
「区分けされる前記所定数の区分け対象物に搬送状態を確認するためのダミーを混在させ、当該ダミーを前記対象物認識手段で認識したときに搬送経路を異ならせて分離する抜取手段が設けられる」構成であり、
「前記抜取手段は、搬送される前記区分け対象物が前記対象物認識手段により正規のものでないと判断されたときに、当該物の搬送経路を異ならせて分離する」構成であり、
「前記抜取手段は、搬送される前記区分け対象物のうち、不要とされた当該物の搬送経路を異ならせて分離する」構成である。
【0008】
このように、対象物認識手段で認識されて搬送された区分け対象物を順次積み重ね、最上に位置される区分け対象物に紙札を貼付して一の区分け束として排出手段により排出する。この際、紙札作製手段により接着力の異なる接着層の接着材をその強接着層面で紙札に付着させ、紙札貼付手段により該当の区分け対象物に接着材の弱接着層面を当接させて分離自在に紙札を貼付する。すなわち、区分け対象物を確実に区分けすることが可能であると共に、一の区分け束に対し分離自在の紙札が人手によらず区分け対象物に貼付させることが可能となり、紙札への接着材塗布から貼付を行う作業を機械化することで作業の効率化を図ることが可能となるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に、本発明の区分け装置のブロック構成図を示す。本実施形態は、例えば区分け対象物を、郵送される封筒とした場合を一例として示したもので、当該封筒を認識し、区分けする要素として封筒に番号数字の識別符号を付し、又は印字させたものであり、この封筒を例えば同一の郵便番号毎に区分けする場合を示している。
【0010】
図1において、区分け装置11は、装置全体の制御を司る制御手段12を備えるもので、例えば予め所定内容物を封入させ、又は封筒封入システムから連続的に搬送されてきた区分け対象物の封筒を順次搬送する搬送手段13、対象物認識手段である画像認識手段14、紙札作製手段である接着材付着手段15、紙札貼付手段16、排出手段であるスタッカ17及び抜取手段18を備える。そして、制御手段12には、封筒の区分けに関する要素の電子的な区分けデータが入力されて区分け制御される構成である。
【0011】
上記画像認識手段14は、封筒を、設定された認識要素としての識別符号(番号数字)を認識する。上記接着剤付着手段15は、予め接着力の異なる接着層で形成された接着材が用意され、同一対象の上記所定数の封筒を区分けした所定数の区分け束を判別するために、当該区分け束毎に貼付するための区分け表示が施された紙札(後述する)に対し、当該接着材を強接着層面で当該紙札に付着させる。
【0012】
上記紙札貼付手段16は、画像認識手段14により認識されて搬送されてくる封筒に対し、区分け束とする際に最上に位置される当該封筒に、紙札に付着された接着材の弱接着層面を当接させて当該紙札を分離自在に貼付させる。また、上記スタッカ17は、搬送される封筒を順次積み重ね、上記紙札が貼付された封筒を最上に位置させたときに一の区分け束として排出する。そして、制御手段12が、画像認識手段14で認識された封筒が正規のものか否かを照合判断すると共に、区分け束の最上に位置される封筒を特定して上記紙札貼付手段16を駆動させることで当該封筒に当該紙札を貼付させることを少なくとも制御する。
【0013】
また、上記抜取手段18は、区分けされる所定数の封筒に搬送状態を確認するためのダミーを混在させ、当該ダミーを画像認識手段14で認識したときに搬送経路を異ならせて分離する。また、抜取手段18は、搬送される封筒が画像認識手段14により正規のものでないと判断されたときに、当該封筒の搬送経路を異ならせて分離する。さらに、抜取手段18は、不要となった封筒の搬送経路を異ならせて分離するものである。
【0014】
ここで、図2に本発明の区分け装置における内部構成の概略図を示すと共に、図3に図2の概念説明図を示し、互いを関連付けて構成を説明する。図2及び図3に示す区分け装置11は、予め所定内容が封入された封筒21が封筒供給部22に所定数ストックされ、当該封筒21が順次供給されて搬送手段13に送られる。搬送手段13は、図3では図示されないが、上部搬送ベルト23,24及び下部搬送ベルト25,26と、当該上部搬送ベルト23を駆動する駆動ベルト23A、上部搬送ベルト24及び下部搬送ベルト25を駆動する駆動ベルト24A、下部搬送ベルト26を駆動する駆動ローラ26A,26Bで構成される。また、搬送手段13は、後述のエラースタッカ、ダミースタッカ及び不要物スタッカにそれぞれ対応の封筒等を挟持状態で搬送する搬送ベルト27〜30を駆動する。
【0015】
上部搬送ベルト23と上部搬送ベルト24との間部分の上方には画像認識手段14の一部を構成する撮像カメラ14Aが配置される。また、上部搬送ベルト24の搬送方向後段であって下部搬送ベルト26の前段には、第1の抜取切換部31が回動自在に設けられて所定の封筒等に対して搬送経路を異ならせ、当該異なった搬送経路上でさらに搬送経路を異ならせる第2及び第3の抜取切換部32,33が回動自在に設けられる。
【0016】
すなわち、第2の抜取切換部32が後述のエラーとなった封筒をエラースタッカ34にストックさせ、第3の抜取切換部33が不要となった封筒とダミーとをそれぞれ不要物スタッカ35及びダミースタッカ36にストックさせるように駆動される。上記第1〜第3の抜取切換部31〜33及びエラースタッカ34、不要物スタッカ35、ダミースタッカ36により抜取手段18が構成される。
【0017】
そして、下部搬送ベルト26の排出側に上記スタッカ17が配置される。このスタッカ17は、所定数(例えば50枚)の封筒21が積み重ねられて一の区分け束とされたときに、例えばベルト搬送部17Aにより移動させる。
【0018】
一方、下部搬送ベルト26の上方には、後述の紙札が連続した連続紙札41が供給ローラ群により供給されるもので、供給経路中に紙札に施された区分け表示を読み取るための撮像カメラ42が配置される。また、当該紙札の供給経路中に、後述の剥離紙43が介在されてローラ44Aに巻回された接着材44を当該紙札41に当接させることで紙札41に接着材44を付着させる当接機構部45が配置されるもので、当該当接機構部45は上記接着材44に介在された剥離紙43を分離させ、分離された剥離紙43をローラ43Aに巻回させるものである。すなわち、上記接着材44、剥離紙43(ローラ43A,44A)及び当接機構部45を含んで接着材付着手段15が構成される。
【0019】
また、接着材44が付着された紙札41は、貼付ローラ46に供給されるもので、当該貼付ローラ46は円筒形状でバキューム構成のものである。また、貼付ローラ46と当接してカッタローラ47が配置される。上記貼付ローラ46及びカッタローラ47を含んで紙札貼付手段16を構成する。
【0020】
すなわち、接着材44が付着された紙札41が貼付ローラ46上で吸着状態の時に、所定のタイミングでカッタローラ47が駆動されることで切断され、所定長さの紙札となって当該紙札が貼付ローラ46上で吸着されたままとなる。そして、当該貼付ローラ46が回転することにより下部搬送ベルト26で搬送されてきた封筒に切断された紙札を貼付することができるものである。この場合、切断される紙札の長さはカッタローラ47の径、当該カッタローラ47上における切断刃の配置間隔で設定することができる。なお、図3において、管理コンピュータ48が配置され、上記制御手段12や上記撮像カメラ14Aからの撮像データを認識する例えばOCR等の認識手段(当該認識手段と撮像カメラ14Aにより画像認識手段14が構成される)等を備えるものである
【0021】
そこで、図4に、本発明の区分け装置における部分構成の説明図を示す。図4(A)は、封筒21を示したもので、各封筒21には認識要素である識別符号としての番号数字表示51が連番(「000001」、「000002」・・・)で印字又は印字されたシールが貼付され、連番順に積み重ねられた所定位置にダミー52が識別符号(例えば「000000」)52Aを付されて所定数混在される。
【0022】
また、図4(B)は、接着材44の連続紙札41への付着を示したもので、接着材44は、接着力の異なる2層の接着層、すなわち弱接着層53と強接着層54とで構成され、図2及び図3に示したように、剥離紙43を介在させてローラ44Aに巻回される。接着材44は弱接着層53の面側に剥離紙43が付着された状態でローラ44Aから供給され、連続紙札41と当接させることで強接着層54面が当該連続紙札41に付着される。このとき、付着させたところから剥離紙43が上記当接機構部45により分離され、上記のように当該剥離紙43がローラ43Aに巻き取られて巻回される。
【0023】
すなわち、連続紙札41上には強接着層54が当該連続紙札41と固着され、弱接着層53が表面化されるもので、当該紙札を封筒に貼付したときに当該弱接着層53により分離自在とすることができ、当該紙札を取り除くときに接着剤が封筒上に残存されることを防止することができるものである。
【0024】
さらに、図4(C)は連続紙札41を示したもので、後に切断されて単位紙札55となる。この単位紙札55上には予め区分け対象としての郵便番号表示56と、この郵便番号表示56を同じとする封筒21を例えば50通毎の区分け単位とするときの上記番号数字表示51と関連付けた枚数表示57が印字等により施されている。そして、当該各単位紙札55の裏面には上述のように接着材44が付着されるものである。
【0025】
そこで、図5に本発明の区分け装置の作用フローチャートを示し、上記の構成図と対応させて動作を説明する。まず、管理コンピュータ48の備える制御手段12が区分けデータを取得する(ステップ(S)1)。この区分けデータには各封筒21の郵便番号のデータ、同じ郵便番号の封筒21の枚数、ダミー情報、不要となった封筒21の情報が少なくとも含まれており、上記制御手段12がこれらデータと実際の各封筒21の搬送上での認識情報に照らし合わせて搬送、区分けの制御を行う。
【0026】
封筒供給部22より順次封筒21が上部搬送ベルト23及び下部搬送ベルト25間に供給されることで搬送されるもので、撮像カメラ14Aの下方に位置したときに当該封筒21に付された番号数字表示51を撮像し画像認識手段14により当該番号数字が認識される(S2)。認識された番号数字は制御手段12において取得したデータと照合されてダミーか、エラーか(例えば連番順のものでない場合)、又は不要物封筒かが判断される。これにより、後にダミー52、エラー対象物又は区分けが不要となった封筒を随時分離させることができ、確実に区分けすることができるものである。
【0027】
すなわち、当該封筒21が上記の何れかに該当する場合には第1の抜取切換部31を反時計方向に回動させて当該封筒21を搬送ベルト27,28に搬送経路を異ならせて送り、対象封筒21とされるのもがダミー(画像認識手段14において「000000」と認識)52のときには(S3)、第2の抜取切換部32を時計方向に回動させさらに搬送経路を異ならせて搬送ベルト29,30に送ると共に、第3の抜取切換部33を時計方向に回動させることで上記ダミー52はダミースタッカ36に収納される(S4)。このように、ダミー52を混在させることにより、当該ダミー52がダミースタッカ36に収納させることが読み取り認識の誤動作等がないということとなり、封筒21の搬送状態、区分けが確実に行われていることを確認することができるものである。
【0028】
また、対象封筒21がエラー対象物のときには(S5)、第2の抜取切換部32を反時計方向に回動させることで搬送経路を異ならせて当該エラー対象物をエラースタッカ34に収納させる(S6)。さらに、対象封筒21が不要物のときには(S7)、第2の抜取切換部32を時計方向に回動させ搬送経路を異ならせて搬送ベルト29,30に送ると共に、第3の抜取切換部33を反時計方向に回動させることで当該不要封筒21を不要物スタッカ35に収納させるものである(S8)。このように、エラー対象物をエラースタッカ34に収納させることにより、後にエラー対象物の特定、再度の作製を容易に行わせることができるものである。
【0029】
そして、当該封筒21が正規の場合には(S3〜S7)、第1の抜取切換部31を時計方向に回動させることで下部搬送ベルト26上に当該封筒21を送る。この場合、当該封筒21が区分け束とするときに最上に位置されるべきものか否か、すなわち一の区分け束の50枚目に相当するものであるかが上記区分けデータより判断される(S9)。
【0030】
一方、連続紙札41が搬送ローラ群により供給されるに際し、搬送途中で撮像カメラ42により郵便番号表示56が撮像されて読み取られて確認された後、図4(B)に示すように、当接機構部45において、接着材44が当該連続紙札41に付着され、剥離紙43はローラ43Aに巻き取らせる。接着材44が付着された連続紙札41はカッタローラ47と付着ローラ46間で狭持されると共に、当該付着ローラ46により吸引されて保持状態とされる。
【0031】
そこで、搬送されてきた封筒21が区分け束の最上に位置されるべきものであるときには(S9)、上記カッタローラ47を駆動させることにより単位紙札51に切断されると共に(S10)、付着ローラ46が駆動されて回転させることにより当該封筒21上に当該単位紙札51を分離自在に貼付する(S11)。この単位紙札51が貼付された封筒21がスタッカ17に積み重ねられて収納されるもので(S12)、この状態で当該スタッカ17のベルト搬送部17Aを駆動させることにより一の区分け束61が移動され、次の区分け束用に積み重ねが行われる。
【0032】
また、下部搬送ベルト26上の封筒21が区分け束の最上に位置されるべきものでないときには(S9)、カッタローラ47及び貼付ローラ46は駆動されず、そのままの状態でスタッカ17上に積み重ねられるものである(S12)。
【0033】
このように、区分け束61の最上に位置される封筒21に、接着材44を付着させた単位紙札55を貼付すると共に、当該封筒21を所定数(50枚)づつ区分けする一連の作業を自動的に行わせることができ、作業の効率化を大幅に向上させることができるものである。また、貼付させる単位紙札51が、接着材44を付着させる部分は強接着層54面として強固に接着させ、封筒に貼付する接着材44を弱接着層53面とすることで、封筒21に単位紙札55を一旦貼付させ、後に分離する際に当該封筒21に接着材の一部を残存させないようにすることができるものである。
【0034】
なお、上記実施形態では区分け対象物として封筒を例に説明したが、これに限らず葉書やその他帳票類であっても同様の作用効果を奏することができるものである。また、上記実施形態では区分け対象物を認識するにあたり、認識要素として番号数字の識別符号を用いた場合を示したが、文字、バーコード、形状(形、大きさ)、色等を認識要素としてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、対象物認識手段で認識されて搬送された区分け対象物を順次積み重ね、最上に位置される区分け対象物に紙札を貼付して一の区分け束として排出手段により排出するもので、紙札作製手段により接着力の異なる接着層の接着材をその強接着層面で紙札に付着させ、紙札貼付手段により該当の区分け対象物に接着材の弱接着層面を当接させて分離自在に紙札を貼付させることにより、対象物を確実に区分けし、紙札への接着材塗布から貼付を行う作業を機械化することで作業の効率化を図ることができるのもである。
【0036】
請求項2の発明によれば、区分け対象物の順番、その他区分け要素に関する電子的データに基づいて制御手段により紙札を貼付する区分け対象物を特定させることにより、上記同様に、対象物を確実に区分けし、紙札への接着材塗布から貼付を行う作業を機械化することで作業の効率化を図ることができる。
【0037】
請求項3の発明によれば、所定数の区分け対象物にダミーを混在させておき、当該ダミーを認識させて抜取手段で搬送経路を異ならせることにより、区分け対象物の搬送状態を確認することが可能となり、当該区分け対象物を確実に区分けすることができる。
【0038】
請求項4の発明によれば、対象物認識手段で区分け対象物を認識した際に正規のものでないときに当該物を上記抜取手段で搬送経路を異ならせることにより、上記同様に、区分け対象物を確実に区分けすることができると共に、エラー対象物の特定、再度の作製を容易に行わせることができるものである。
【0039】
請求項5の発明によれば、搬送される区分け対象物のうち、不要とされた当該物を上記抜取手段で搬送経路を異ならせることにより、上記同様に、不要となった区分け対象物を確実に区分けすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の区分け装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の区分け装置における内部構成の概略図である。
【図3】図2の概略説明図である。
【図4】本発明の区分け装置における部分構成の説明図である。
【図5】本発明の区分け装置の作用フローチャートである。
【符号の説明】
11 区分け装置
12 制御手段
13 搬送手段
14 画像認識手段
15 接着材付着手段
16 紙札貼付手段
17 スタッカ
18 抜取手段
21 封筒
31 第1の抜取切換部
32 第2の抜取切換部
33 第3の抜取切換部
34 エラースタッカ
35 不要物スタッカ
36 ダミースタッカ
41 連続紙札
43 剥離紙
44 接着材
45 当接機構部
46 貼付ローラ
47 カッタローラ
48 管理コンピュータ
51 番号数字表示
52 ダミー
53 弱接着層
54 強接着層
55 単位紙札
61 区分け束

Claims (5)

  1. 複数の区分け対象物が順次搬送され、当該区分け対象物を所望の区分け対象毎に区分けし、所定数の区分け束とする区分け装置において、
    前記区分け対象物を、設定した当該区分け対象物の認識要素に基づいて認識する対象物認識手段と、
    予め接着力の異なる接着層で形成された接着材が用意され、前記所定数の区分け束を判別するために、当該区分け束毎に貼付するための区分け表示が施された紙札に対し、当該接着材を強接着層面で当該紙札に付着させる紙札作製手段と、
    前記対象物認識手段により認識されて搬送されてくる前記区分け対象物に対し、前記区分け束とする際に最上に位置される当該区分け対象物に、前記紙札に付着された接着材の弱接着層面を当接させて当該紙札を分離自在に貼付させる紙札貼付手段と、
    搬送される前記区分け対象物を順次積み重ね、前記紙札が貼付された前記区分け対象物を最上に位置させたときに一の区分け束として排出する排出手段と、
    前記対象物認識手段で認識された区分け対象物が正規のものか否かを照合判断すると共に、前記区分け束の最上に位置されるものを特定して前記紙札貼付手段を駆動させることで当該区分け対象物に当該紙札を貼付させることを少なくとも制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする区分け装置。
  2. 請求項1記載の区分け装置であって、前記制御手段は、前記区分け束の最上に位置される前記区分け対象物を特定するに際し、当該区分け対象物の順番、その他区分け要素に関する電子的データに基づいて特定を行うことを特徴とする区分け装置。
  3. 請求項1又は2記載の区分け装置であって、区分けされる前記所定数の区分け対象物に搬送状態を確認するためのダミーを混在させ、当該ダミーを前記対象物認識手段で認識したときに搬送経路を異ならせて分離する抜取手段が設けられることを特徴とする区分け装置。
  4. 請求項3記載の区分け装置であって、前記抜取手段は、搬送される前記区分け対象物が前記対象物認識手段により正規のものでないと判断されたときに、当該物の搬送経路を異ならせて分離することを特徴とする区分け装置。
  5. 請求項3又は4記載の区分け装置であって、前記抜取手段は、搬送される前記区分け対象物のうち、不要とされた当該物の搬送経路を異ならせて分離することを特徴とする区分け装置。
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