JP2006206207A - 郵便物の送込み装置 - Google Patents
郵便物の送込み装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006206207A JP2006206207A JP2005017209A JP2005017209A JP2006206207A JP 2006206207 A JP2006206207 A JP 2006206207A JP 2005017209 A JP2005017209 A JP 2005017209A JP 2005017209 A JP2005017209 A JP 2005017209A JP 2006206207 A JP2006206207 A JP 2006206207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- postal
- drive shaft
- feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】郵便物3を前下がり傾斜で重ね並べることが出来る供給コンベア1と、その最前方の郵便物3に係合して吸着搬送する吸着送込み機構2とから成り、放射状に備えた複数の吸着パッド2aが耐久性のある歯車機構で規定された軌跡に従って次々と連続的に高速送出ししていく装置である。
【選択図】 図1
Description
具体的に例示すれば、郵便物を対象として郵便番号,作業用シーケンス番号,着店番号等、所定のコードに基づいて区分する区分装置、前記コードを読み取って宛名検査や通数検査をする検査装置、また指定したコードのものを抜き取るための抜取装置、その他本願出願人による特許文献1に開示した郵便物の仕分追刷り装置、ならびに特許文献2に開示した郵便物追刷装置ならびに当該装置の運用システムに於ける郵便物供給部の供給装置として利用される。
例示すれば、封書を上方に積上げ、最下のものにゴムロールやベルトあるいはサクション搬送ベルトを作用させて送出し、その先行端にゲートを備え、該ゲートの間隔調整で重送しないように構成した装置がある。この装置の場合、前記ゲートは封書1部だけが通過できる間隔とし、それ以上の通過を規制する必要があるものの、中身の封入物に大小があって封筒全面に亘って厚さが均等でないもの、あるいは携帯電話の請求書のように封筒毎に中身の枚数が著しく違っているものに対し、時としてゲート下の通過異常や重送という不具合があった。
また、本願出願人による特許文献1に開示したロータリー式封書供給装置は前記問題を解決し、厚さ不同に係らず安定した供給性能を具備するもののその構造が複雑であるため、コスト高であり耐久性の点で難点があった。また供給する封筒を立てて載置する関係からバッファ量も大きく確保できない点、ならびに作業者の熟練を必要とする点に問題があった。
また厚さに関する諸問題とは無関係に作動でき、放射状に配置された複数の吸着パッドが次々と連続的に係合していく画期的なメカ式で構成されているので従来技術では達成できない高速運転が可能である。更に、簡素な歯車メカによる構成である為、コスト安にして耐久性に富んでいる。また摩擦に頼らない構成であるので供給タイミングに時間的遅れや、タイミングのズレを起こさない。
図1は実施例装置の正面図である。図から明らかなように本願郵便物の送込み装置は、供給コンベア1と吸着送込み機構2とから構成されている。そして供給コンベア1上に載置した郵便物3を、搬送テーブル5上にひとつずつ供給するのに用いられ、送込まれた郵便物3はチェーンフィンガー4の回動に従って矢示方向へ次々と搬送され、前記した宛名検査や各種コード区分が行われる。
また、前記供給コンベア1にはコンベアベルト1aを、吸着送込み機構2には吸着パッド2aを備えている。前記吸着パッド2aは放射状に4個設けてあり、運転とともに最前方の郵便物に次々と係合しながら吸着搬送する。そして、前記チェーンフィンガー4の回動と同期して1区間に付き1通ずつ送込んでいく。
また、図4では郵便物3の傾斜具合について図示している。図中、9はコンベアベルトに対する角度を指しているが、概ね15〜60°、なかでも25〜40°程度が適度である。そして作業実務で幾分かの角度変化が伴うことを考慮して本願装置を構成するのが望ましい。例えば、吸着パッド2aの構造をジャバラ形状にしたりして、その吸着面が郵便物3に対して角度的に従動するような構成にする。尚、吸着パッド2aの材料はゴム等の弾性体が一般的であるし郵便物自体も変形容易であるため前記係合関係は必ずしも厳密である必要はない。
図6に於いて、図中、12は原動機(図示せず)から駆動されるタイミングプーリー13を備えた回転ドラム、10は機構の機体(筐体)である。そして前記回転ドラム12はベアリング14を介して回転自在に支持されている。また該ドラム12内の偏芯した位置に中心線が該ドラム12と平行に延在する吸着駆動軸20をニードルベアリング25を介して備えている。更に該吸着駆動軸20の右端に外歯車19を設け、右側面図である図7で図示した通り、前記機体10に固定された内歯車11と噛合させている。尚、図中、26はスラストベアリングであって吸着駆動軸20のスラスト負荷を規制している。
一方、前記吸着駆動軸20の左端には、十字形のパッドホルダー27を備え、放射状に4ヶ所、1ケ所あたり2個の吸着パッド2aを備えている。即ち、1本のパッドピン28に2個のパッド駒29を備え、それぞれの駒に吸着パッド2aを装着して図6に図示した通り、吸着のための気孔路を形成し、一点鎖線で図示した二次側チューブ30を経由して後述するバルブ機構に接続している。
本例は郵便物3を2列同時に送り込みする場合の実施例である。従って、前記実施例装置と同様な機構で成るも、機体10にベアリング14を介して回転自在に保持される回転ドラム12は左右に2個備えられている。そして、両者の偏芯した位置に吸着駆動軸20を挿通し、ニードルベアリング25で軸支するとともに両端に外歯車19を備え、機体に固定された内歯車11と噛合させている。そして、2列用であるため、前記吸着駆動軸20には2個のパッドホルダー27を備え、それぞれに吸着パッド2aを装着している。尚、本例のバルブ機構についてであるが、前記した機構と同様であるものの2次側配管をチューブ配管から直接取付け方式に変更したものを例示している。即ち、パッドホルダー27そのものに気孔を形成し、該ホルダー27をメカバルブのローター23に直接取付けて気孔経路を簡潔化している。
Claims (2)
- 前下がり傾斜で重ね並べた郵便物を前方ものから順番に1通ずつ次工程へ送り込む装置であって、前記郵便物の前方先端部を定位置に位置決めする送り手段を具備した供給コンベアと、前記供給コンベア上の最前方に位置する郵便物に係合して吸着搬送する吸着送込み機構とから成り、前記吸着送込み機構は、機体に回転ドラムと、該回転ドラムに対して偏芯した位置で中心線と平行に延在する吸着駆動軸を備え、しかも前記吸着駆動軸に外歯車を固定するとともに前記機体に固定した内歯車と噛合させ、更に前記吸着駆動軸に複数の吸着パッドを放射状に設けるとともに前記回転ドラムの回転に伴って形成される吸着パッドの運動軌跡に於いて所定のストローク区間のみ該吸着パッドが吸引作動するバルブ機構を備えて構成したことを特長とする郵便物の送込み装置。
- 外歯車と内歯車の歯数比が3:4,4:5,5:6または6:7で構成し、吸着パッドを放射状に、3:4の場合は3ヶ所,4:5の場合は4ヶ所,5:6の場合は5ヶ所、ならびに6:7の場合は6ヶ所備えて構成したことを特徴とする請求項1に記載した郵便物の送込み装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005017209A JP2006206207A (ja) | 2005-01-25 | 2005-01-25 | 郵便物の送込み装置 |
US11/337,879 US7481420B2 (en) | 2005-01-25 | 2006-01-23 | Apparatus of feeding mailpieces |
EP06001547A EP1683747A3 (en) | 2005-01-25 | 2006-01-25 | Apparatus of feeding mailpieces |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005017209A JP2006206207A (ja) | 2005-01-25 | 2005-01-25 | 郵便物の送込み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006206207A true JP2006206207A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36963478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005017209A Pending JP2006206207A (ja) | 2005-01-25 | 2005-01-25 | 郵便物の送込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006206207A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126166A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Samu Giken:Kk | 封入済み郵便物の走行検査方法ならびに該方法による検査装置 |
CN108750664A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-06 | 苏州展德自动化设备有限公司 | 晶片膜自动上料及读码的设备 |
CN110040526A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-07-23 | 广东统一机器人智能股份有限公司 | 一种手机套双工序之间共用的全自动上下料装置 |
CN110217587A (zh) * | 2019-06-12 | 2019-09-10 | 昆山微容电子企业有限公司 | 一种旋转式电容吸取装置 |
-
2005
- 2005-01-25 JP JP2005017209A patent/JP2006206207A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126166A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Samu Giken:Kk | 封入済み郵便物の走行検査方法ならびに該方法による検査装置 |
CN108750664A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-06 | 苏州展德自动化设备有限公司 | 晶片膜自动上料及读码的设备 |
CN108750664B (zh) * | 2018-07-26 | 2023-12-12 | 苏州展德自动化设备有限公司 | 晶片膜自动上料及读码的设备 |
CN110040526A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-07-23 | 广东统一机器人智能股份有限公司 | 一种手机套双工序之间共用的全自动上下料装置 |
CN110217587A (zh) * | 2019-06-12 | 2019-09-10 | 昆山微容电子企业有限公司 | 一种旋转式电容吸取装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2301869B1 (en) | Paper sheet pick up device | |
JP5509125B2 (ja) | 紙葉類の取出し装置およびこれを備える紙葉類処理装置 | |
JP2000271542A (ja) | 紙葉類供給装置及びその紙葉類供給装置を用いた紙葉類供給方法 | |
JP2006206207A (ja) | 郵便物の送込み装置 | |
JP4486524B2 (ja) | 郵便物の送込み装置 | |
US9114432B2 (en) | Device for sorting and conveying documents | |
JP5395177B2 (ja) | 封筒内への個別物品の挿入装置ならびに関連する方法 | |
US7481420B2 (en) | Apparatus of feeding mailpieces | |
JP2008056363A (ja) | 紙葉類分離機構、紙葉類分離方法及び紙葉類供給装置 | |
JP2006205014A (ja) | 郵便物処理装置 | |
JP4160567B2 (ja) | 郵便物の処理運用システム | |
EP2055659A3 (en) | Sheet material sorter and pneumatic conveyance/diverting system therefor | |
US6793212B2 (en) | On-edge envelope stacker adjustable for different sized articles | |
JP2006247577A (ja) | 大型郵便物の小型区分装置 | |
JP2019064777A (ja) | 紙葉類取り出し装置 | |
JP6989100B2 (ja) | 搬送装置、振り分け装置、仕分け装置 | |
JP2006044858A (ja) | シート製品のラップ搬送装置 | |
JP4382644B2 (ja) | 紙葉類の供給装置及び紙葉類の供給方法 | |
US7497438B2 (en) | Bottom disk stacker employing a slotted disk to stack sheet material | |
JP5420822B2 (ja) | 配送物姿勢変換装置及び配送物自動供給装置 | |
JPH11268837A (ja) | 郵便物の分離供給装置 | |
JP2004262659A (ja) | シート状のエレメントを搬送するための装置 | |
JPS6213194B2 (ja) | ||
JP6042155B2 (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
JP2006519739A (ja) | 偏平な発送品を90°方向変更するための装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071120 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20080501 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090728 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091027 |