JP2001149868A - 配達道順組立て区分システム - Google Patents

配達道順組立て区分システム

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JP2001149868A
JP2001149868A JP34034599A JP34034599A JP2001149868A JP 2001149868 A JP2001149868 A JP 2001149868A JP 34034599 A JP34034599 A JP 34034599A JP 34034599 A JP34034599 A JP 34034599A JP 2001149868 A JP2001149868 A JP 2001149868A
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JP34034599A
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Itsuo Rokudo
逸夫 六土
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理回数、処理時間の短縮、省力等を図るよ
うにした郵便物等の配送対象物に付与された郵便番号等
の住所コードを読取って区分し配達道順組立を行う配達
道順組立システム提供する。 【解決手段】 配送対象物を区分するのにコンピュータ
(CPU113、記憶部114、操作部117、操作状態表示部1
16、配達道順組立データ作成部115、配達道順組立出力
部118)と区分機(配達対象物供給送出部112、住所コー
ド読取部111、区分機構部120、区分箱121を含む配達対
象物区分集積部102)を有し、前記区分機に配送対象物
に付与された住所コードを読取る読取部111を備えさせ
て住所コードを読取るとともにこのデータを基に配達の
担当分毎の配達区分を行ない、また、前記コンピュータ
内のデータ処理において前記区分機によって読取った住
所コードを用いて配達道順組立てデータを作成し、前記
道順組立てデータを前記配達の担当分毎の配達区分時の
集積順とのリストとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物等の配達物
の配達道順組立区分システムに関し、特に配達物の配達
道順組立区分システムにおいて配達区分処理パスを1回
だけで済むようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の郵便物等の配達物の配達道順組立
区分システムにおいては、配達道順組立てと区分を両立
させ、且つ装置の巨大化をさけるために区分装置に2回
乃至3回の区分処理パスを行わせることによって、配達
道順組立て終了の状態にして配達員へ引き渡すという方
法で処理が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、数万通という
多量の配達物を処理するための時間が区分処理パスの回
数に比例して増加するということが作業効率と所要人員
の増加に繋がり、処理時間短縮のためにパス回数を減ら
すと装置の巨大化、高コスト化、設置面積増加等のため
小局には設置できなくなるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の郵便物等の配達物
の配達道順組立区分システムで行なっていた複数回数の
配達区分処理パスを1回だけで済むようにし、従来の郵
便物等の配達物の配達道順組立区分システムにおける時
間と要員の浪費の問題を以下に述べる解決手段により解
決したものである。
【0005】先ず第1の解決手段は、配送対象物を区分
するのにコンピュータと区分機を有し、前記区分機に配
送対象物に付与された住所コードを読取る読取部を備え
させて住所コードを読取るとともにこのデータを基に配
達の担当分毎の配達区分を行ない、また前記コンピュー
タ内のデータ処理において前記区分機によって読取った
住所コードを用いて配達道順組立てデータを作成し、前
記道順組立てデータを前記配達の担当分毎の配達区分時
の集積順との対照表として出力するようにしたことを特
徴とする。
【0006】この構成により、配達員は道順組立てによ
って配達進行を行ない、配達地番において対照表をもと
に配達区分集積順の配達物中における目的の配達物の位
置を知って配達物をピックアップすることにより配達物
を配達することができる。
【0007】第2の解決手段は、プリンター部を備え、
上記第1の解決手段による配達道順組立てデータを前記
プリンター部によって配達の担当分毎にリストにしてプ
リントアウトするようにしたものである。
【0008】この構成により、配達員は前記配達道順組
立てデータをプリントアウトした配達道順票を参照しな
がら配達ができる。
【0009】第3の解決手段は、データ伝送部を備え、
上記第1の解決手段による配達道順組立てデータを前記
データ伝送部に渡すとともに、前記データ伝送部は配達
員の担当分毎に携帯する配達員用携帯端末装置に対して
前記配達道順組立てデータを伝送し、このデータを前記
配達員用携帯端末装置のメモリに登録させ、前記配達道
順組立てデータを前記配達員用携帯端末装置の表示部に
表示させて前記配達道順組立てデータを参照しながら配
達できるようにしたものである。
【0010】この構成によって、配達員は配達員用携帯
端末装置を携帯し配達地において前記配達道順組立てデ
ータを配達員用携帯端末装置の表示部に表示させて前記
配達道順組立てデータを参照しながら配達できる。
【0011】第4の解決手段は、データ伝送部を備え、
上記第1の解決手段による配達道順組立てデータを前記
データ伝送部に渡すとともに、前記データ伝送部から得
た前記配達道順組立てデータを配達員の担当分毎に用意
されたメモリカードに登録し、配達員の担当分毎に用意
されている配達員用携帯端末装置に前記メモリカードを
挿入して、前記メモリカードに登録されている前記配達
道順組立てデータを前記配達員用携帯端末装置の表示部
に表示させ、前記配達道順組立てデータを参照しながら
配達できるようにしたものである。
【0012】この構成によって、配達員は配達員用携帯
端末装置を携帯し配達地において前記配達道順組立てデ
ータを配達員用携帯端末装置の表示部に表示させて配達
道順組立てデータを参照しながら配達できる。
【0013】第5の解決手段は、第1の解決手段による
区分機によって区分・集積される配送対象物に対して区
分口毎に集積順番号を印字するようにして、集積順が正
しく判読できるようにしたものである。
【0014】この構成によって、配達員が担当する配達
物中から配達地において必要な配達物をピックアップし
て配達を行う際に迅速、容易且つ正確に作業ができる。
【0015】第6の解決手段は、第1の解決手段による
区分機によって区分・集積される配送対象物に対して区
分口毎に集積順を示すマーキングを付与するようにし
て、集積順が正しく判読できるようにしたものである。
【0016】この構成によって、配達員は上記に示した
解決手段によって得られる配達道順組立てデータから得
たマーキングを参照しながら配達員が担当する配達物中
から配達地において必要な配達物をピックアップして配
達をすることができる。
【0017】第7の解決手段は、第1の解決手段による
区分機によって区分・集積される配送対象物に対して区
分口毎に集積順を示すマーキングの位置を所定通数毎に
ずらすことによって概ね何通目であるかの判別が可能で
あるようにしたものである。
【0018】この構成によって、配達員は上記した各解
決手段によって得られる配達道順組立てデータから得た
マーキング位置ずれを参照しながら配達員が担当する配
達物中から配達地において必要な配達物をピックアップ
して配達することができる。
【0019】第8の解決手段は、上記第5から第7の解
決手段による印字またはマーキングをステルスインクに
より行い、ステルスインク可視化ランプによって前記印
字またはマーキングを判読できるようにしたものであ
る。
【0020】この構成によって、配達対象物の封筒等の
表面に記載されている文字等の記載情報に印宇のマーキ
ングが重なった場合にも、前記記載情報が見えなくなら
ないように配慮した配達道順組立システムとすることが
できる。
【0021】第9の解決手段は、上記第6から第7の解
決手段によるマーキングの色を多色としたものである。
【0022】この構成によって、配達員が担当する配達
物中から配達地において必要な配達物をピックアップし
て配達を行う際に迅速、容易に作業ができる。
【0023】第10の解決手段は、第1の解決手段によ
る区分機によって区分・集積される配送対象物に対して
一定通数毎に配送対象物の間にカードや見出し用の間紙
を自動的に挟み込むようにして、集積順が正しく判読で
きるようにしたものである。
【0024】この構成によって、配達員が担当する配達
物中から配達地において必要な配達物をピックアップし
て配達を行う際に迅速、容易に作業ができる。
【0025】第11の解決手段は、第1乃至第10の解
決手段を種々組み合わて、配送区分装置における区分処
理パスを1回のパスだけで済ませるようにしたものであ
る。
【0026】この構成によって、実施対象の地域の事
情、実施事業所の配送物品取扱数量規模、使用設備や必
要消耗品等諸般の事情や予算に合わせて最適な配達道順
組立て区分システムを構築することができる。
【0027】第12の解決手段は、住所コード、又は配
達道順組立てデータ等に対応した地図を上記第3乃至第
4の解決手段における配達員用携帯端末装置の表示部に
表示できるようにしたものである。
【0028】この構成によって、配達員用携帯端末装置
を備えれば臨時に配達地域を担当した係員でも迷うこと
なく配達することが可能となる。
【0029】第13の解決手段は、第12の解決手段に
よる配達員用携帯端末装置にGPS受信部を備えさせ、
前記GPS受信部がGPS衛星からのデータによって現
在位置を算出し、前記地図表示中に前記現在位置を表示
できるようにしたものである。
【0030】この構成によれば、臨時に配達地域を担当
した係員でも迷うことなく且つ迅速に配達することが可
能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0032】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの構
成を示すブロック図である。図2は、本発明の第1の実
施の形態に係る配達道順組立て区分システムの動作を説
明するフロー図である。
【0033】図1において配達道順組立て区分システム
は、大きくはコンピュータと区分機とに分けることがで
きる。すなわち、コンピュータに属する構成としては、
CPU113、記憶部114、操作部117、操作状態表示部11
6、配達道順組立データ作成部115、配達道順組立出力部
118などが該当する。なお、配達道順組立リスト作成装
置119は、上記コンピュータ部の配達道順組立出力部118
に接続される外部装置の位置付けとなる。
【0034】また区分機に属する構成としては、配達対
象物供給送出部112、住所コード読取部111、区分機構部
120、区分箱121を含む配達対象物区分集積部102などが
該当する。なお、配達対象物としては郵便物を例にして
あげるが、これに限定されるものではない。また住所コ
ードとしては郵便番号を例にしてあげるが、これに限定
されるものではない。
【0035】次に図2を用いてその動作を説明する。図
2においてステップは、St.と略記され、またステップ2
4以降ではデータの流れと、物の流れに分割してそのフ
ローを示している。
【0036】図2において配達区分処理を開始したら、
ステップ21において配達対象物供給部112に配達物を入
れる。次にステップ22において配達対象物の自動搬送が
行なわれる。さらにステップ23において配達対象物の方
向、表裏自動取り揃えが実施される。
【0037】次に、ステップ24において住所コードの読
取りが住所コード読取部111で実施される。そしてステ
ップ25において読み取った住所コードを記憶部114に収
録する。
【0038】この後にステップ26に進むが、ステップ26
においては記憶部114に収録された住所コードデータを
配達道順データベースと参照して配達道順組立データを
作成する(配達道順組立データ作成部115が備える機能
である)。
【0039】次に、作成した配達道順組立データをステ
ップ27において配達道順組立データを出力する。さらに
ステップ28において出力データを配達道順組立リスト作
成装置119によって配達道順組立リストを作成する。
【0040】一方、ステップ24における住所コードの読
取り後の物の流れとしては、ステップ29において配達対
象物の自動搬送を行なう。そしてステップ30において区
分機構部120による区分作動をさせる。次いでステップ3
1において配達対象物区分集積部102の区分箱121に投函
し区分順序配列で集積を行なわせる。
【0041】以上のデータおよび物の流れを経て最後に
ステップ32において、区分済みの配達対象物を区分箱12
1から取り出し前記配達対象物に対応する配達道順デー
タを何らかの形態で(例えば、対照表として)出力させ
て取り出し、前記配達物を添付して配達員に引き継ぐ。
【0042】図3は、図1および図2に示した本発明の
第1の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムを
具現化した配達区分装置の概略構成を示すものである。
図3においては、配達対象物が大区分部101と小区分部1
02とに分けられており、小区分部に集積部が付属する形
を採っている。また、配達道順組立リスト印字部119は
配達区分装置の内部に含まれる構成図になっているが、
外部にあっても構成上では構わない。
【0043】このように第1の実施の形態のシステムで
は、郵便番号等の配送対象物を区分するのにコンピュー
タと区分機を有し、前記区分機に郵便番号等の配送対象
物に付与された住所コードを読取る読取部を備えさせて
郵便番号等の住所コードを読取るとともにこのデータを
基に配達員の担当分毎の配達区分を行ない、また前記コ
ンピュータ内のデータ処理において前記区分機によって
読取った郵便番号等の住所コードを用いて配達道順組立
てデータを作成し、前記道順組立てデータを前記配達員
の担当分毎の配達区分時の集積順との対照表として出力
するようにしたことを特徴とする。
【0044】この構成により、配達員は道順組立てによ
って配達進行を行ない、配達地番において対照表をもと
に配達区分集積順の配達物中における目的の配達物の位
置を知って配達物をピックアップすることにより配達物
を配達することができる。
【0045】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの構
成を示すブロック図である。図5は、本発明の第2の実
施の形態に係る配達道順組立て区分システムの動作を説
明するフロー図である。
【0046】図4において配達道順組立て区分システム
は、大きくはコンピュータと区分機とに分けることがで
きる。すなわち、コンピュータに属する構成としては、
CPU113、記憶部114、操作部117、(操作状態)表示部1
16、配達道順組立データ作成部115、配達道順組立出力
部118などが該当する。なお、配達道順組立リスト印字
部123は、コンピュータ部の配達道順組立出力部118に直
接接続されている。
【0047】また区分機に属する構成としては、配達対
象物供給送出部112、住所コード読取部111、区分機構部
120、区分箱121を含む配達対象物区分集積部102などが
該当する。そして本実施形態では、区分箱121と配達員
とを1対1に対応させ、更に配達道順組立リスト印字部
123のプリント出力と配達員とを1対1に対応させてい
る。なお、配達対象物としては郵便物を例にしてあげる
が、これに限定されるものではない。また住所コードと
しては郵便番号を例にしてあげるが、これに限定される
ものではない。
【0048】次に図5を用いてその動作を説明する。図
5においてステップは、St.と略記され、またステップ5
4以降ではデータの流れと、物の流れに分割してそのフ
ローを示している。
【0049】図5において配達区分処理を開始したら、
ステップ51において配達対象物供給部112に配達物を入
れる。次にステップ52において配達対象物の自動搬送が
行なわれる。さらにステップ53において配達対象物の方
向、表裏自動取り揃えが実施される。
【0050】次に、ステップ54において住所コードの読
取りが住所コード読取部111で実施される。そしてステ
ップ55において読み取った住所コードを記憶部114に収
録する。
【0051】この後にステップ56に進むが、ステップ56
においては記憶部114に収録された住所コードデータを
配達道順データベースと参照して配達道順組立データを
作成する(配達道順組立データ作成部115が備える機能
である)。
【0052】次に、作成した配達道順組立データをステ
ップ57において配達道順組立データを出力する。さらに
ステップ58において出力データを配達道順組立リスト印
字部123によって印字し配達道順票を作成する。
【0053】一方、ステップ54における住所コードの読
取り後の物の流れとしては、ステップ59において配達対
象物の自動搬送を行なう。そしてステップ60において区
分機構部120による区分作動をさせる。次いでステップ6
1において配達対象物区分集積部102の区分箱121に投函
し区分順序配列で集積を行なわせる。
【0054】以上のようなデータおよび物の流れを経て
最後にステップ62において、区分済みの配達対象物を区
分箱121から取り出し、前記配達対象物に対応する配達
道順票を取り出し、前記配達物を添付して配達員に引き
継ぐ。
【0055】このように第2の実施の形態のシステムで
は、上記第1の実施の形態のシステムにさらにプリンタ
ー部を備え、配達道順組立てデータを前記プリンター部
によって配達員の担当分毎にプリントアウトするように
したものである。
【0056】この構成により、配達員は前記配達道順組
立てデータをプリントアウトした票(シート)を参照し
ながら配達ができる。
【0057】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの構
成を示すブロック図である。図7は、本発明の第3の実
施の形態に係る配達道順組立て区分システムの動作を説
明するフロー図である。
【0058】図6において配達道順組立て区分システム
は、大きくはコンピュータと区分機とに分けることがで
きる。すなわち、コンピュータに属する構成としては、
CPU113、記憶部114、操作部117、(操作状態)表示部1
16、配達道順組立データ作成部115、配達道順組立出力
部118などが該当する。なお、データ伝送部124は、コン
ピュータ部の配達道順組立出力部118に直接接続され、
さらに携帯端末用集配信装置部125が前記データ伝送部1
24に無線で接続され、さらに携帯端末装置126が前記携
帯端末用集配信装置部125に接続可能となっている。
【0059】また区分機に属する構成としては、配達対
象物供給送出部112、住所コード読取部111、区分機構部
120、区分箱121を含む配達対象物区分集積部102などが
該当する。そして本実施形態では、区分箱121と配達員
とを1対1に対応させ、更に携帯端末装置126と配達員
とを1対1に対応させている。なお、配達対象物として
は郵便物を例にしてあげるが、これに限定されるもので
はない。また住所コードとしては郵便番号を例にしてあ
げるが、これに限定されるものではない。
【0060】次に図7を用いてその動作を説明する。図
7においてステップは、St.と略記され、またステップ7
4以降ではデータの流れと、物の流れに分割してそのフ
ローを示している。
【0061】図7において配達区分処理を開始したら、
ステップ71において配達対象物供給部112に配達物を入
れる。次にステップ72において配達対象物の自動搬送が
行なわれる。さらにステップ73において配達対象物の方
向、表裏自動取り揃えが実施される。
【0062】次に、ステップ74において住所コードの読
取りが住所コード読取部111で実施される。そしてステ
ップ75において読み取った住所コードを記憶部114に収
録する。
【0063】この後にステップ76に進むが、ステップ76
においては記憶部114に収録された住所コードデータを
配達道順データベースと参照して配達道順組立データを
作成する(配達道順組立データ作成部115が備える機能
である)。
【0064】次に、作成した配達道順組立データをステ
ップ77において配達道順組立データを出力する。さらに
ステップ78において出力データをデータ伝送部124に渡
し、さらにデータ伝送部124は携帯端末装置用集配信装
置125に前記出力データを伝送する。
【0065】ステップ79では、配達員に1対1に対応す
る携帯端末装置を上記集配信装置125にセットアップし
てダウンロードを指令する。そしてステップ80において
は、上記集配信装置125によって携帯端末装置126に配達
道順組立データを配達員毎にデータエントリーする。
【0066】一方、ステップ74における住所コードの読
取り後の物の流れとしては、ステップ81において配達対
象物の自動搬送を行なう。そしてステップ82において区
分機構部120による区分作動をさせる。次いでステップ8
3において配達対象物区分集積部102の区分箱121に投函
し区分順序配列で集積を行なわせる。
【0067】以上のようなデータおよび物の流れを経て
最後にステップ84において、配達道順組立データのエン
トリー済み携帯端末装置126を上記集配信装置125から取
り出し、配達区分箱121中の配達物とともに引き渡す。
【0068】このように第3の実施の形態のシステムで
は、データ伝送部を備え、上記第1の実施の形態による
配達道順組立てデータを前記データ伝送部に渡すととも
に、前記データ伝送部は配達員の担当分毎に携帯する配
達員用携帯端末装置に対して前記配達道順組立てデータ
を伝送し、このデータを前記配達員用携帯端末装置のメ
モリに登録させ、前記配達道順組立てデータを前記配達
員用携帯端末装置の表示部に表示させて前記配達道順組
立てデータを参照しながら配達できるようにしたもので
ある。
【0069】この構成によって、配達員は配達員用携帯
端末装置を携帯し配達地において前記配達道順組立てデ
ータを前記達員用携帯端末装置の表示部に表示させて前
記配達道順組立てデータを参照しながら配達できる。
【0070】(第4の実施の形態)図8は、本発明の第
4の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの構
成を示すブロック図である。図9は、本発明の第4の実
施の形態に係る配達道順組立て区分システムの動作を説
明するフロー図である。
【0071】図8において配達道順組立て区分システム
は、大きくはコンピュータと区分機とに分けることがで
きる。すなわち、コンピュータに属する構成としては、
CPU113、記憶部114、操作部117、(操作状態)表示部1
16、配達道順組立データ作成部115、配達道順組立出力
部118などが該当する。なお、データ伝送部124は、コン
ピュータ部の配達道順組立出力部118に直接接続され、
さらにメモリカード用集配信装置部127が前記データ伝
送部124に無線で接続され、さらにメモリカード128が前
記メモリカード用集配信装置部127に接続可能となって
いる。
【0072】また、区分機に属する構成としては、配達
対象物供給送出部112、住所コード読取部111、区分機構
部120、区分箱121を含む配達対象物区分集積部102など
が該当する。そして本実施形態では、区分箱121と配達
員とを1対1に対応させ、更に携帯端末装置126と配達
員とを1対1に対応させている。さらに、携帯端末装置
126とメモリカード128とを1対1に対応させており、配
達道順データがダウンロードされたメモリカード128を
携帯端末装置126に挿入して携帯端末装置の表示部に配
達道順を表示することができる。なお、配達対象物とし
ては郵便物を例にしてあげるが、これに限定されるもの
ではない。また、住所コードとしては郵便番号を例にし
てあげるが、これに限定されるものではない。
【0073】次に、図9を用いてその動作を説明する。
図9においてステップは、St.と略記され、また、ステ
ップ94以降ではデータの流れと、物の流れに分割してそ
のフローを示している。
【0074】図9において配達区分処理を開始したら、
ステップ91において配達対象物供給部112に配達物を入
れる。次にステップ92において配達対象物の自動搬送が
行なわれる。さらにステップ93において配達対象物の方
向、表裏自動取り揃えが実施される。
【0075】次に、ステップ94において住所コードの読
取りが住所コード読取部111で実施される。そしてステ
ップ95において読み取った住所コードを記憶部114に収
録する。
【0076】この後にステップ96に進むが、ステップ96
においては記憶部114に収録された住所コードデータを
配達道順データベースと参照して配達道順組立データを
作成する(配達道順組立データ作成部115が備える機能
である)。
【0077】次に、作成した配達道順組立データをステ
ップ97において配達道順組立データを出力する。さらに
ステップ98において出力データをデータ伝送部124に渡
し、さらにデータ伝送部124はメモリカード用集配信装
置127に前記出力データを伝送する。
【0078】ステップ99では、携帯端末装置126に1対
1に対応するメモリカード128を上記集配信装置127にセ
ットアップしてダウンロードを指令操作する。そしてス
テップ100においては、上記集配信装置127によってメモ
リカード128に配達道順組立データを携帯端末装置毎即
ち配達員毎にデータエントリーする。
【0079】一方、ステップ94における住所コードの読
取り後の物の流れとしては、ステップ101において配達
対象物の自動搬送を行なう。そしてステップ102におい
て区分機構部120による区分作動をさせる。次いでステ
ップ103において配達対象物区分集積部102の区分箱121
に投函し区分順序配列で集積を行なわせる。
【0080】以上のようなデータおよび物の流れを経て
最後にステップ104において、配達道順組立データのエ
ントリー済みメモリカード128を上記集配信装置127から
取り出し、配達区分箱121中の配達物とともに引き渡
す。
【0081】このように第4の実施の形態のシステムで
は、データ伝送部を備え、上記第1の実施の形態による
配達道順組立てデータを前記データ伝送部に渡すととも
に、前記データ伝送部から得た前記配達道順組立てデー
タを配達員の担当分毎に用意されたメモリカードに登録
し、配達員の担当分毎に用意されている配達員用携帯端
末装置に前記メモリカードを挿入して、前記メモリカー
ドに登録されている前記配達道順組立てデータを前記配
達員用携帯端末装置の表示部に表示させ、前記配達道順
組立てデータを参照しながら配達できるようにしたもの
である。
【0082】この構成によって、配達員は配達員用携帯
端末装置を携帯し配達地において配達道順組立てデータ
を配達員用携帯端末装置の表示部に表示させて配達道順
組立てデータを参照しながら配達できる。
【0083】(第5の実施の形態)図10は、本発明の
第5の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの
構成において、区分順を示す番号印字の例を示すもので
ある。
【0084】図10の右側に示すように、上記第1の実
施の形態による配達道順組立てデータの出力例510が示
される。これには、配達道順組立によって指定された配
達順番を意味する番号511、配達区分の区分箱に集積さ
れた時の順番を示す番号512、配達先の住所を示す番地5
13がリスト状に出力されている訳であるが、その中から
区分順番号が、図10の左側では、配達対象物502に、
具体的には「0001」が区分順番号503として印字された
区分順を示す番号印字例501が示されている。
【0085】このように第5の実施の形態のシステムで
は、上記第1の実施の形態に示される区分機によって区
分・集積される郵便物等の配送対象物に対して区分口毎
に集積順番号を印字するようにして、集積順が正しく判
読できるようにしたものである。
【0086】この構成によって、配達員が担当する配達
物中から配達地において必要な配達物をピックアップし
て配達を行う際に迅速、容易且つ正確に作業ができる。
【0087】(第6の実施の形態)図11は、本発明の
第6の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの
構成において、区分順を示すマーキングの例を示すもの
である。
【0088】すなわち、図11には、上記第1の実施の
形態による配達道順組立てデータの中から区分順を示す
マーキング602が配達対象物601に付与される例が示され
ている。
【0089】このように第6の実施の形態のシステムで
は、上記第1の実施の形態に示される区分機によって区
分・集積される郵便物等の配送対象物に対して区分口毎
に集積順を示すマーキングを付与するようにして、集積
順が正しく判読できるようにしたものである。
【0090】この構成によって、配達員は上記各実施の
形態によって得られる配達道順組立てデータから得るマ
ーキングを参照しながら配達員が担当する配達物中から
配達地において必要な配達物をピックアップして配達を
することができる。
【0091】(第7の実施の形態)図12は、本発明の
第7の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの
構成において、区分順を示すマーキングの位置をずらし
た例を示すものである。
【0092】すなわち、図12には、上記第1の実施の
形態による配達道順組立てデータの中から区分順を示す
マーキングの位置をずらした4つの例が示されている。
図示の例では、4つの例を示したにすぎないが、この位
置ずれを所定通数毎に実施すれば、マーキング位置は同
じでも多数通の区別をすることができる。
【0093】このように第7の実施の形態のシステムで
は、上記第1の実施の形態に示される区分機によって区
分・集積される郵便物等の配送対象物に対してマーキン
グの位置を所定通数毎にずらすことによって概ね何通目
であるかの判別が可能であるようにしたものである。
【0094】この構成によって、配達員は上記各解決手
段によって得られる配達道順組立てデータから得たマー
キング位置ずれを参照しながら配達員が担当する配達物
中から配達地において必要な配達物をピックアップして
配達することができる。
【0095】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態に係る配達道順組立て区分システムは、上記第5
の実施の形態乃至第7の実施の形態における、区分順を
示す印字またはマーキングをステルスインクによって行
なうようにしたものであり、これをステルスインク可視
化ランプによって読取るようにしたものである。
【0096】このように第8の実施の形態は、上記第5
〜第7の実施の形態による印字またはマーキングをステ
ルスインクにより行い、ステルスインク可視化ランプに
よって前記印字またはマーキングを判読できるようにし
たものである。
【0097】この構成によって、配達対象物の封筒等の
表面に記載されている文字等の記載情報に印宇のマーキ
ングが重なった場合にも、前記記載情報が見えなくなら
ないように配慮した配達道順組立システムとすることが
できる。
【0098】(第9の実施の形態)図13は、本発明の
第9の実施の形態に係る配達道順組立て区分システムの
構成において、区分順を示すマーキングを多色化した例
を示すものである。
【0099】すなわち、図13において、上記第1の実
施の形態による配達道順組立てデータの中から区分順を
示すマーキングを多色化し、配達対象物800に対して黒
マーキング801,804、青マーキング802、黄マーキング8
03、赤マーキング805、緑マーキング806等を実施したも
のである。図示の例では、4つの例が示されているが、
この多色化を所定通数毎に実施すれば、マーキングの多
色化によって位置は同じでも多数通の区別をすることが
できる。さらに上記した第7の実施の形態と組合せるよ
うにすればより多くの多数通の判別が可能となる。
【0100】このように第9の実施の形態のシステムで
は、上記第1の実施の形態に示される区分機によって区
分・集積される郵便物等の配送対象物に対して区分口毎
に集積順を示すマーキングの色を多色としたものであ
る。
【0101】この構成によって、配達員が担当する配達
物中から配達地において必要な配達物をピックアップし
て配達を行う際に迅速、容易に作業ができる。
【0102】(第10の実施の形態)図14は、本発明
の第10の実施の形態に係る配達道順組立て区分システ
ムの構成において、自動配達区分処理時に一定通数毎に
間紙・カード等を自動挿入して集積順を判別できるよう
にしたものである。
【0103】すなわち、図14において、上記第1の実
施の形態による区分機によって区分・集積される郵便物
等の配送対象物に対して一定通数毎に配送対象物の間に
カードや見出し用の間紙1001を自動的に挿入する。
【0104】図15は、郵便物等の配送対象物に対して
一定通数毎に配送対象物の間にカードや見出し用の間紙
1001を自動的に挿入する機構を備えて配達区分装置の構
成を示す図である。すなわち、図15において間紙挿入
装置部1011を配達対象物供給送出部112と住所コード読
取部111の間に設けたものであり、それ以外の構成は図
3に示した構成と同一であるので、ここでは構成の詳述
を省略する。
【0105】このように第10の実施の形態のシステム
では、上記第1の実施の形態に示される区分機によって
区分・集積される郵便物等の配送対象物に対して一定通
数毎に配送対象物の間にカードや見出し用の間紙を自動
的に挟み込むようにして、集積順が正しく判読できるよ
うにしたものである。
【0106】この構成によって、配達員が担当する配達
物中から配達地において必要な配達物をピックアップし
て配達を行う際に迅速、容易に作業ができる。
【0107】(第11の実施の形態)本発明の第11の
実施の形態に係る配達道順組立て区分システムは、上記
第1の実施の形態乃至第10の実施の形態における配達
道順組立て区分システムを組合せることによって、区分
処理パスを1回のパスだけで済ませて区分集積順に対す
る配達道順組立てのと相関が明確化し、実施対象の地域
の事情、実施事業所の配送物品取扱数量規模、使用設備
や必要消耗品等諸般の事情や予算に合わせて最適な配達
道順組立て区分システムを構築できるようにしたもので
ある。
【0108】このように第11の実施の形態は、上記第
1〜第10の実施の形態による配達道順組立て区分シス
テムを種々組み合わて、区分処理パスを1回のパスだけ
で済ませて区分集積順に対する配達道順組立てのと相関
が明確化したものである。
【0109】この構成によって、実施対象の地域の事
情、実施事業所の配送物品取扱数量規模、使用設備や必
要消耗品等諸般の事情や予算に合わせて最適な配達道順
組立て区分システムを構築することができる。
【0110】(第12の実施の形態)図16は、本発明
の第12の実施の形態に係る配達道順組立て区分システ
ムの構成において、携帯端末装置の表示部に地図表示を
行なって配達道順表示案内をさせるようにしたものであ
る。
【0111】図16において携帯端末装置1201の大面積
表示器1202に地図表示1206を行なうとともに、配達地番
地、住所等の表示1205を行ない、更に配達地の場所の表
示マーク1207をさせるようにしたものである。
【0112】また、携帯端末装置として記憶媒体カード
入口1203や赤外線通信光コネクタ1204を備えているもの
である。
【0113】このように第12の実施の形態は、郵便番
号等の住所コード、又は配達道順組立てデータ等に対応
した地図を上記第3乃至第4の実施の形態における配達
員用携帯端末装置の表示部に表示できるようにしたもの
である。
【0114】この構成によって、配達員用携帯端末装置
を備えれば臨時に配達地域を担当した係員でも迷うこと
なく配達することが可能となる。
【0115】(第13の実施の形態)図17は、本発明
の第13の実施の形態に係る配達道順組立て区分システ
ムの構成において、携帯端末装置の表示部に地図表示を
行なう際にGPSによる現在位置表示と配達道順表示の
関係を示しながら配達道順表示案内をさせるようにした
ものである。
【0116】図17において、携帯端末装置1201にGP
S受信部(図示せず)を備えさせ、更にGPSアンテナ
1302によってGPS衛星からの現在位置情報を受信し、
それを現在位置として大面積表示器1202に表示マーク13
01を付して表示する。その他の構成は図16に示した構
成と同様であるので説明を省略する。
【0117】このように第13の実施の形態は、第12
の実施の形態における配達員用携帯端末装置にGPS受
信部を備えさせ、前記GPS受信部がGPS衛星からの
データによって現在位置を算出し、前記地図表示中に前
記現在位置を表示できるようにしたものである。
【0118】この構成によれば、臨時に配達地域を担当
した係員でも迷うことなく且つ迅速に配達することが可
能となる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の発明によれば、配送対象物を区分するのにコンピ
ュータと区分機を有し、前記区分機に配送対象物に付与
された住所コードを読取る読取部を備えさせて住所コー
ドを読取るとともにこのデータを基に配達の担当分毎の
配達区分を行ない、また、前記コンピュータ内のデータ
処理において前記区分機によって読取った住所コードを
用いて配達道順組立てデータを作成し、前記道順組立て
データを前記配達の担当分毎の配達区分時の集積順との
対照表として出力するようにしたので、区分機による一
回だけの配達区分処理時の配達区分口への集積順状態の
配送物品を配達員に引継ぎ、配達員は前記出力データの
道順組立て従って配達進行を行ない、配達地番において
対照表をもとに配達区分集積順の配達物中における目的
の配達物の位置を知って配達物をピックアップすること
により配達物を配達することができるようになるので、
1回だけの配達区分処理で済み、大幅な処理時間短縮が
可能となるという効果が得られる。
【0120】本発明の請求項2記載の発明によれば、請
求項1記載の発明における配達道順組立ての出力をプリ
ンター部によって配達の担当分毎にプリントアウトする
ので、前記配達道順組立てデータをプリントアウトした
シートを参照しながら配達ができるようにすることが可
能となるという効果が得られる。且つ配達員用の手段が
安価に実施できるという効果もある。
【0121】本発明の請求項3記載の発明によれば、請
求項1記載の発明における配達道順組立ての出力をデー
タ伝送部によって配達員用携帯端末装置に対して配達員
の担当分毎に配達道順組立てデータの伝送をするよう
し、前記配達員用携帯端末装置のメモリにデータ登録さ
せた後、配達員は配達員用携帯端末装置を携帯し配達地
において前記配達道順組立てデータを前記配達員用携帯
端求装置の表示部に配達道順組立てデータを表示させて
前記データを参照しながら配達ができるようにすること
が可能となるという効果が得られる。
【0122】本発明の請求項4記載の発明によれば、請
求項1記載の発明における配達道順組立ての出力をデー
タ伝送部によってメモリーカードに対して配達員の担当
分毎に配達道順組立てデータ伝送をするようにし、前記
データ伝送によリデータ登録をされた各メモリカードを
配達員用携帯端末装置に挿入すれば前記配達道順データ
を読み取ることができようにので、配達員は前記配達員
用携帯端末装置を携帯し配達地において前記配達道順組
立てデータを配達員用携帯端末装置の表示部に配達道順
組立てデータを表示させて前記配達道順組立てデータを
参照しながら配達ができるようにすることが可能となる
という効果が得られる。
【0123】本発明の請求項5記載の発明によれば、請
求項1記載の発明によって区分されて、区分集積部に集
積される配送対象物に対して区分口毎に集積順番号を印
字することによって集積順を後で正確に判読可能なよう
に処理を施したので、配達員が担当する配達物中から配
達地において必要な配達物をピックアップして配達を行
う際に迅速、容易且つ正確に作業ができるようにするこ
とが可能となるという効果が得られる。
【0124】本発明の請求項6記載の発明によれば、請
求項1記載の発明によって区分されて、区分集積部に集
積される配達対象物に対してのマーキングを付与するこ
とによって、集積順を後で判別可能なように処理を施し
たので、配達員は上記請求項1〜請求項3などの発明に
よって得られる配達道順組立てデータを参照しながら配
達員が担当する配達物中から配達地において必要な配達
物をピックアップして配達ができるようにすることが可
能となるという効果が得られる。
【0125】本発明の請求項7記載の発明によれば、請
求項1記載の発明によって区分されて、区分集積部に集
積される配送対象物に対して、マーキングの位置を所定
通数毎にずらすことによって概ね何通めかの判別が可能
になるようにし、集積順を後で判別可能なように処理を
施したので、配達員は請求項1〜請求項3などの発明よ
って得られる配達道順組立てデータを参照しながら配達
員が担当する配達物中から配達地において必要な配達物
をピックアップして配達ができるようにすることが可能
となるという効果が得られる。
【0126】本発明の請求項8記載の発明によれば、請
求項1記載の発明によって区分されて、区分集積部に集
積される配送対象物に対してのマーキングの色を多色と
することによって何通めかの判別の精度を向上させるよ
うにしたので、配達員が担当する配達物中から配達地に
おいて必要な配達物をピックアップして配達を行う際に
迅速、容易に作業ができるようにすることができるよう
にすることが可能となるという効果が得られる。
【0127】本発明の請求項9記載の発明によれば、請
求項1記載の発明によって区分されて、区分集積部に集
積される配送対象物に対して一定通数毎に配送対象物の
間にカードや見出し用の間紙を自動挿入し、集積順を後
で判別可能なように処理を施したので、配達員が担当す
る配達物中から配達地において必要な配達物をピックア
ップして配達を行う際に迅速、容易に作業ができるよう
にすることが可能となるという効果が得られる。
【0128】本発明の請求項11記載の発明によれば、
請求項1から請求項10までの発明の組合わせることに
よって、区分処理パスを1回のパスだけで済ませて区分
集積順に対する配達道順組立てのと相関が明確化され、
配達時に所要配達物の配達区分口中に集積された順番に
対する配達対象物の位置が明確となり、配達時に容易に
所要配達物をピックアップすることが可能になる。この
ように実施対象の地域の事情、実施事業所の配送物品取
扱数量規模、使用設備や必要消耗品等諸般の事情や予算
に合わせて最適なシステムとして構築することができる
ようになるという効果が得られる。
【0129】本発明の請求項12記載の発明によれば、
請求項3乃至請求項4において用いる配達員用携帯端末
装置に対して、住所コードおよび配達道順組立てデータ
等に対応した地図表示を行うことができるようにしたの
で、臨時に配達地域を担当した係員でも迷うことなく配
達することが可能となるという効果が得られる。
【0130】本発明の請求項13記載の発明によれば、
請求項12の発明にさらに、GPSによって現在地の位
置を算出し、請求項12における地図表示中に前記算出
地点の位置を表示することができるようにしたので、臨
時に配達地域を担当した係員でも迷うことなく且つ迅速
に配達することが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの動作を説明するフロー図、
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムを具現化した配達区分装置の概略構成を
示す図、
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの動作を説明するフロー図、
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの構成を示すブロック図、
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの動作を説明するフロー図、
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの構成を示すブロック図、
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る配達道順組立
て区分システムの動作を説明するフロー図、
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る配達道順組
立て区分システムの構成において、区分順を示す番号印
字の例を示す図、
【図11】本発明の第6の実施の形態に係る配達道順組
立て区分システムの構成において、区分順を示すマーキ
ングの例を示す図、
【図12】本発明の第7の実施の形態に係る配達道順組
立て区分システムの構成において、区分順を示すマーキ
ングの位置をずらした例を示す図、
【図13】本発明の第9の実施の形態に係る配達道順組
立て区分システムの構成において、区分順を示すマーキ
ングを多色化した例を示す図、
【図14】本発明の第10の実施の形態に係る配達道順
組立て区分システムの構成において、自動配達区分処理
時に一定通数毎に間紙・カード等を自動挿入して集積順
を判別できるようにした図、
【図15】本発明の第10の実施の形態に係る配達道順
組立て区分システムを具現化した配達区分装置の概略構
成を示す図、
【図16】本発明の第12の実施の形態に係る配達道順
組立て区分システムの構成において、携帯端末装置の表
示部に地図表示を行なって配達道順表示案内をさせるよ
うにした図、
【図17】本発明の第13の実施の形態に係る配達道順
組立て区分システムの構成において、携帯端末装置の表
示部に地図表示を行なう際にGPSによる現在位置表示
と配達道順表示の関係を示しながら配達道順表示案内を
させるようにした図である。
【符号の説明】
101 配達対象物供給・大区分部 102 配達対象物区分集積部 111 住所コード読取部 112 配達対象物供給部 113 CPU 114 記憶部 115 配達道順組立データ作成部 116 操作状態表示部 117 操作部 118 配達道順組立データ出力部 119 配達道順組立リスト作成装置 120 区分機構部 121 区分箱 123 配達道順組立リスト印字部 124 データ伝送部 125 携帯端末装置用集配信装置部 126 携帯端末装置 127 メモリカード用集配信装置部 128 メモリカード 501 区分順番号印字例 502 配達対象物 503 区分順番号 510 配達道順組立データ出力例 601 配達対象物 602 マーキング 700 配達対象物 701 1番目のマーキング位置例 702 2番目のマーキング位置例 703 3番目のマーキング位置例 704 4番目のマーキング位置例 800 配達対象物 801 カラーマーキング例(黒) 802 カラーマーキング例(青) 803 カラーマーキング例(黄) 804 カラーマーキング例(黒) 805 カラーマーキング例(赤) 806 カラーマーキング例(緑) 1001 間紙・カード 1002 配達対象物 1011 間紙挿入装置部 1201 携帯端末装置 1202 表示器(大画面表示器) 1203 記憶媒体カード入口 1204 赤外線通信光コネクタ 1205 配達地番地、住所等の表示 1206 地図表示 1207 配達地の場所の表示マーク 1301 GPS算出の現在地点の表示マーク 1302 GPSアンテナ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配送対象物を区分するのにコンピュータ
    と区分機を有し、前記区分機に配送対象物に付与された
    住所コードを読取る読取部を備えさせて住所コードを読
    取るとともにこのデータを基に配達の担当分毎の配達区
    分を行ない、また前記コンピュータ内のデータ処理にお
    いて前記区分機によって読取った住所コードを用いて配
    達道順組立てデータを作成し、前記道順組立てデータを
    前記配達の担当分毎の配達区分時の集積順との対照表と
    して出力するようにしたことを特徴とする配達道順組立
    て区分システム。
  2. 【請求項2】 プリンター部を備え、前記コンピュータ
    は前記配達道順組立てデータを前記プリンター部に与
    え、前記配達の担当分毎に前記配達道順組立てデータを
    プリントアウトするようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の配達道順組立て区分システム。
  3. 【請求項3】 データ伝送部を備え、前記コンピュータ
    は前記配達道順組立てデータを前記データ伝送部に渡す
    と共に前記データ伝送部は配達員の担当分毎に携帯する
    配達員用携帯端末装置に対して前記配達道順組立てデー
    タを伝送し、このデータを前記配達員用携帯端末装置の
    メモリに登録させ、前記配達道順組立てデータを前記配
    達員用携帯端末装置の表示部に表示させて前記配達道順
    組立てデータを参照しながら配達できるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の配達道順組立て区分システ
    ム。
  4. 【請求項4】 データ伝送部を備え、前記コンピュータ
    は前記配達道順組立てデータを前記データ伝送部に渡す
    と共に前記データ伝送部から得た前記配達道順組立てデ
    ータを配達員の担当分毎に用意されたメモリカードに登
    録し、配達員の担当分毎に用意されている配達員用携帯
    端末装置に前記メモリカードを挿入して、前記メモリカ
    ードに登録されている前記配達道順組立てデータを前記
    配達員用携帯端末装置の表示部に表示させ、前記配達道
    順組立てデータを参照しながら配達できるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の配達道順組立て区分シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記区分機によって区分・集積される配
    送対象物に対して区分口毎に集積順番号を印字するよう
    にして、集積順が正しく判読できるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の配達道順組立て区分システム。
  6. 【請求項6】 前記区分機によって区分・集積される配
    送対象物に対して区分口毎に集積順を示すマーキングを
    付与するようにして、集積順が正しく判読できるように
    したことを特徴とする請求項1記載の配達道順組立て区
    分システム。
  7. 【請求項7】 前記区分機によって区分・集積される配
    送対象物に対して区分口毎に集積順を示すマーキングの
    位置を所定通数毎にずらすことによって概ね何通目であ
    るかの判別が可能であるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の配達道順組立区分システム。
  8. 【請求項8】 前記印字またはマーキングをステルスイ
    ンクにより行い、ステルスインク可視化ランプによって
    前記印字またはマーキングを判読できるようにしたこと
    を特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の
    配達道順組立区分システム。
  9. 【請求項9】 前記マーキングの色を多色としたことを
    特徴とする請求項6または請求項7のいずれかに記載の
    配達道順組立て区分システム。
  10. 【請求項10】 前記区分機によって区分・集積される
    配送対象物に対して一定通数毎に配送対象物の間にカー
    ドや見出し用の間紙を自動的に挟み込むようにして、集
    積順が正しく判読できるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の配達道順組立て区分システム。
  11. 【請求項11】 前記請求項1乃至請求項10の配達道
    順組立て区分システムを種々組み合わせて、区分処理パ
    スを1回のパスだけで済ませて区分集積順に対する配達
    道順組立てのと相関が明確化したことを特徴とする配達
    道順組立て区分システム。
  12. 【請求項12】 住所コード、又は配達道順組立てデー
    タ等に対応した地図を前記配達員用携帯端末装置の表示
    部に表示できるようにしたことを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4に記載の配達道順組立て区分システム。
  13. 【請求項13】 前記配達員用携帯端末装置にGPS受
    信部を備えさせ、前記GPS受信部がGPS衛星からの
    データによって現在位置を算出し、前記地図表示中に前
    記現在位置を表示できるようにしたことを特徴とする請
    求項12記載の配達道順組立て区分システム。
  14. 【請求項14】 配達対象物供給部に配達物を入れるス
    テップと、配達対象物の自動搬送を行なうステップと、
    配達対象物の方向、表裏自動取り揃えを実施するステッ
    プと、住所コードの読取りを実施するステップと、読み
    取った住所コードを記憶部に収録すると共に配達対象物
    の自動搬送を行ない、区分機構部による区分作動をさせ
    るステップと、区分箱に投函し区分順序配列で集積を行
    なわせるステップと、前記記憶部に収録された住所コー
    ドデータを配達道順データベースと参照して配達道順組
    立データを作成するステップと、作成した配達道順組立
    データから配達道順組立データを出力するステップと、
    配達道順組立リストを作成するステップと、区分済みの
    配達対象物を前記区分箱から取り出し前記配達対象物に
    対応する配達道順データを出力させて取り出し、前記配
    達物を添付して配達員に引き継ぐステップ、を含む配達
    道順区分処理方法。
  15. 【請求項15】 出力データを配達道順組立リスト印字
    部によって印字し配達道順票を作成するステップを更に
    含むを請求項14に記載の配達道順組立て区分方法。
  16. 【請求項16】 配達対象物供給部に配達物を入れるス
    テップと、配達対象物の自動搬送を行なうステップと、
    配達対象物の方向、表裏自動取り揃えを実施するステッ
    プと、住所コードの読取りを実施するステップと、読み
    取った住所コードを記憶部に収録すると共に配達対象物
    の自動搬送を行ない、区分機構部による区分作動をさせ
    るステップと、区分箱に投函し区分順序配列で集積を行
    なわせるステップと、前記記憶部に収録された住所コー
    ドデータを配達道順データベースと参照して配達道順組
    立データを作成するステップと、作成した配達道順組立
    データから配達道順組立データを出力するステップと、
    データ伝送部を介して携帯端末装置用集配信装置に前記
    出力データを伝送するステップと、前記集配信装置に配
    達員と1対1に対応する携帯端末装置をセットアップし
    てダウンロードするステップと、前記携帯端末装置に配
    達道順組立データをデータエントリーするステップと、
    配達道順組立データのエントリー済み携帯端末装置を前
    記集配信装置から取り出し、前記区分箱中の配達物とと
    もに配達員に引き渡すステップ、を含む配達道順組立て
    区分方法。
  17. 【請求項17】 配達対象物供給部に配達物を入れるス
    テップと、配達対象物の自動搬送を行なうステップと、
    配達対象物の方向、表裏自動取り揃えを実施するステッ
    プと、住所コードの読取りを実施するステップと、読み
    取った住所コードを記憶部に収録すると共に配達対象物
    の自動搬送を行ない、区分機構部による区分作動をさせ
    るステップと、区分箱に投函し区分順序配列で集積を行
    なわせるステップと、前記記憶部に収録された住所コー
    ドデータを配達道順データベースと参照して配達道順組
    立データを作成するステップと、作成した配達道順組立
    データから配達道順組立データを出力するステップと、
    データ伝送部を介してメモリカード用集配信装置に前記
    出力データを伝送するステップと、前記集配信装置に携
    帯端末装置と1対1に対応するメモリカードをセットア
    ップしてダウンロードするステップと、メモリカードに
    配達道順組立データを配達員毎にデータエントリーする
    ステップと、配達道順組立データのエントリー済みメモ
    リカードを前記集配信装置から取り出し、前記区分箱中
    の配達物とともに配達員に引き渡すステップ、を含む配
    達道順組立て区分方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247577A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Samu Giken:Kk 大型郵便物の小型区分装置

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