JP2006247003A - 遊技機 - Google Patents

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淳志 西本
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Abstract

【課題】 変動図柄の変動開始後所定タイミングで背景画像を変更する表示パターンを確実に表示でき、遊技者の興趣を増大させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】 CPU281は、RAM283から「指示コマンド」を読み出し、該「指示コマンド」を演出パターン選択テーブル75の「指示コマンド」とし、演出パターン代数Hの数値を演出パターン選択テーブル75の「カウント値」として該当する「背景変化」を選択して、「無し」と「有り」とのいずれであるかを判定する(S32)。そして、「背景変化」が「有り」の場合には、表示背景記憶エリア283Bに記憶されている背景画像の種類を読み出し、この背景画像の種類の次の順番の背景画像の種類を背景順序記憶エリア282Bから読み出し、CPU261に出力する演出表示指示情報の変更背景画像情報データとしてRAM283に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
【選択図】 図17

Description

本発明は、遊技領域に設けられて変動図柄を表示する特別図柄表示装置を備えた遊技機に関するものである。
従来より、遊技領域に設けられて変動図柄を表示する特別図柄表示装置を備えた遊技機に関して種々提案されている。
例えば、複数の図柄表示領域を有する図柄表示装置と、パチンコ球が始動口内に入球したり、始動口内を通過することに基づいて前記各図柄表示領域内に図柄が変動した後に仮停止する様子を表示する表示制御装置とを備え、前記表示制御装置は、全ての図柄表示領域に対応する大きさの背景を全ての図柄表示領域に対応する大きさの別の背景(色違いの同一背景を除く)に切換えることに基づいて保有しているリーチが表示される可能性が有ることを予告表示するように構成した遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−353296号公報(段落(0005)〜(0091)、図1〜図15)
しかしながら、上述の遊技機の構成では、リーチ予告又は大当たり予告の時に限り背景が切り換えられ、その他の場合には、背景は同一のままである。このため、リーチ又は大当たりになりにくい遊技機の場合には、背景は長時間切り換えられず、遊技の興趣を損なうという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数の変動図柄の変動開始後所定タイミングで背景画像を変更するように表示する表示パターンを確実に表示でき、遊技者の興趣を増大させることができる遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る遊技機は、遊技領域に設けられて背景画像上に複数の変動図柄を表示する特別図柄表示装置と、前記特別図柄表示装置を制御する表示制御手段と、遊技機の動作状態を制御する主制御手段と、前記主制御手段から入力された指示情報に基づいて前記表示制御手段に対して該指示情報に対応する表示指示情報を出力するサブ制御手段と、を備え、前記背景画像は、複数種類の背景画像を含み、前記表示指示情報は、前記特別図柄表示装置に表示される複数の変動図柄の表示パターンを指示する複数種類の表示パターン指示情報を含み、前記表示パターン指示情報は、前記特別図柄表示装置に表示されている背景画像を前記変動図柄の変動後所定タイミングで異なる種類の背景画像に変更するように指示する背景画像変更指示情報を含み、前記サブ制御手段は、始動口への遊技球の入賞に基づいて前記主制御手段によって選択される複数種類の変動パターンのそれぞれに対応して複数種類の表示パターンを記憶する表示パターン記憶手段と、前記主制御手段から前記変動パターンに対応する指示情報を入力された場合には、該各変動パターンに対応して一の表示パターンを所定確率で選択する表示パターン選択手段と、前記各背景画像の種類を所定順序で記憶する背景種類記憶手段と、前記特別図柄表示装置に表示されている背景画像の次の順番の背景画像の種類を選択する背景種類選択手段と、前記表示パターン選択手段によって選択された表示パターンと前記背景種類選択手段によって選択された背景画像の種類に変更するように指示する背景画像変更指示情報とを含む表示パターン指示情報を出力する演出指示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記各表示パターンのそれぞれに対応する演出表示パターンを記憶する演出表示パターン記憶手段と、前記背景画像の各種類に対応する背景画像データを記憶する背景画像データ記憶手段と、前記表示パターン指示情報が入力された場合には、該表示パターン指示情報に含まれる表示パターンに対応する演出表示パターンを選択する演出表示パターン選択手段と、該表示パターン指示情報に含まれる前記背景画像変更指示情報に対する背景画像データを選択する背景画像データ選択手段と、前記変動図柄の変動開始後所定タイミングで前記背景画像データ選択手段によって選択された背景画像データに基づき背景画像を変更する背景変更制御手段と、変動開始から該演出表示パターンに基づいて最終停止図柄が出現するまで所定時間経過毎に順次変動図柄を停止表示する図柄停止表示制御手段と、前記主制御手段からサブ制御手段を介して前記演出表示パターンの表示の終了を指示する確定信号が入力されるまで、前記最終停止図柄が出現した状態を表示し、前記確定信号が入力された場合には、該最終停止図柄に対応する態様を確定表示する確定表示制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機において、前記変動パターンは、複数の変動図柄が変動後所定の態様で停止する大当たり変動パターンを含み、前記背景種類選択手段は、前記大当たり変動パターンに対応する指示情報を入力された場合には、次の順番の背景画像の種類を選択しないことを特徴とする。
また、請求項3に係る遊技機は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記演出表示パターンは、前記最終停止図柄の確定停止後、前記背景画像が表示されなくなる特別演出表示を含み、前記表示制御手段は、前記特別演出表示の表示後、該背景画像を再度表示する第1背景画像復帰手段を有することを特徴とする。
また、請求項4に係る遊技機は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機において、前記演出表示パターンは、前記変動図柄が変動後、所定の態様で停止する一つ手前の変動状態から前記最終停止図柄が停止する状態までに前記背景画像が表示されなくなるリーチ演出表示を含み、前記表示制御手段は、前記リーチ演出表示の表示後、該背景画像を再度表示する第2背景画像復帰手段を有することを特徴とする。
更に、請求項5に係る遊技機は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機において、前記所定タイミングは、前記複数の変動図柄の変動開始直後であることを特徴とする。
請求項1に係る遊技機では、サブ制御手段は、主制御手段から変動パターンに対応する指示情報を入力された場合には、複数種類の表示パターンから所定確率で一の表示パターンを選択すると共に、次の背景画像の種類を選択し、この選択された表示パターンと背景画像の種類とを含む表示指示情報を表示制御手段に出力する。また、表示制御手段は、この表示指示情報が入力された場合には、該表示指示情報に対する演出表示パターンを選択すると共に、該表示指示情報に含まれる背景画像の種類に対する背景画像データを選択後、複数の変動図柄の変動を開始する。そして、この表示制御手段は、変動開始後所定タイミングでこの選択した背景画像データに基づき背景画像を変更する。また、この表示制御手段は、変動開始から該演出表示パターンに基づいて最終停止図柄が出現するまで所定時間経過毎に順次変動図柄を停止表示する。そして、表示制御手段は、主制御手段からサブ制御手段を介して演出表示パターンの表示の終了を指示する確定信号が入力されるまで、最終停止図柄が出現した状態を表示し、確定信号が入力された場合には、該最終停止図柄に対応する態様を確定表示する。
これにより、表示制御手段は、表示パターンと背景画像の種類とを含む表示指示情報が入力された場合には、この表示パターン対応する演出表示パターンに基づいて変動図柄の変動を開始すると共に、変動開始後所定タイミングで該表示指示情報に含まれる背景画像の種類に対する背景画像データに基づき背景画像を変更するため、複数の変動図柄の変動開始後所定タイミングで背景画像を変更するように表示する演出表示パターンを確実に表示でき、遊技者の興趣を増大させることができる。
また、請求項2に係る遊技機では、サブ制御手段は、複数の変動図柄が変動後所定の態様で停止する大当たり変動パターンに対応する指示情報を主制御手段から入力された場合には、次の順番の背景画像の種類を選択せず、表示パターンのみを含む表示指示情報を表示制御手段に対して出力する。
これにより、表示制御手段は、大当たり変動パターンに対する表示指示情報が入力された場合には、変動開始後所定タイミングで背景画像を変更しないように表示する演出表示パターンを確実に表示できると共に、変動開始後所定タイミングで背景画像を変更しないことによって遊技者の大当たりに対する期待感を増大さすことができ、興趣を更に増大させることができる。
また、請求項3に係る遊技機では、表示制御手段は、最終停止図柄の確定停止後、背景画像が表示されなくなる特別演出表示を含む演出表示パターンを表示した場合には、該特別演出表示の表示後、背景画像を確実に再度表示することができる。
また、請求項4に係る遊技機では、表示制御手段は、所定の態様で停止する一つ手前の変動状態から最終停止図柄が停止する状態までに背景画像が表示されなくなるリーチ演出表示を含む演出表示パターンを表示した場合には、該リーチ演出表示の表示後、背景画像を確実に再度表示することができる。
更に、請求項5に係る遊技機では、背景画像が変更される所定タイミングは、複数の変動図柄の変動開始直後であるため、複数の変動図柄の変動開始後に確実に背景画像を変更して表示することができると共に、この背景画像の変更によって遊技者の大当たり獲得への期待感を維持することができる。
以下、本発明に係る遊技機をパチンコ機について具体化した実施例1及び実施例2を図面を参照して詳細に説明する。
先ず、実施例1に係るパチンコ機の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1及び図2に示すように、パチンコ機1は、正面視矩形に形成される木製の外枠2に対して合成樹脂製の内枠3が、内枠取付用ヒンジを構成する上ヒンジ3A及び下ヒンジ3Bを介して外枠2に対して開閉自在に取り付けられている。そして、この内枠3のほぼ上半分の前側には、合成樹脂製の前面カバー部材4が左端縁部の上下を軸支されて開閉自在に取付けられている。また、この前面カバー部材4のほぼ中央部には略円形の窓部5が開設され、この窓部5の外周縁部に形成されるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技盤41(図3参照)上の遊技領域42(図3参照)を見ることができるように構成されている。また、前面カバー部材4の窓部5の左上端縁部には、フルカラーの発光ダイオードが内蔵され、遊技中のエラーを表示するエラー表示電飾ランプ6が取付けられている。また、前面カバー部材4の正面視四隅には、スピーカ7が配置されている。また、前面カバー部材4の前面部分は、窓部5の周囲が不透明な合成樹脂製の前面部材4Aで覆われており、不図示のフルカラーダイオードが窓部5の外周部に沿って内蔵され、遊技中に光演出が行われる。
また、前面カバー部材4の右側端縁部には、内枠3及び前面カバー部材4を施錠する施錠装置(不図示)を操作するための鍵挿入部4Bが設けられている。前面カバー部材4を開くためには、この鍵挿入部4Bに所定のキーを挿入して所定方向に回せば、施錠装置のロック状態が解除されて、前面カバー部材4のみがオープンされる。
また、この前面カバー部材4の下側には、賞球払出装置22を介して払い出される賞球を受ける上皿8が配設されている。また、この上皿8は、左端縁部の上下を軸支されて、前面カバー部材4を開放後、内側に設けられた不図示のレバーを下げることにより開放できるように取付けられている。また、この上皿8の中央前面部には、不図示のカード式球貸機を操作する球貸操作部8Bが設けられ、各操作ボタン8C、8Dが配置されている。そして、その上皿8の下には、下皿9が配設される。また、この下皿9の上端面左方には演出表示等に使用可能な各スイッチボタン9A、9Bが配置されている。
また、上皿8に連通する不図示の球送り機構を介して上皿8のパチンコ球が操作ハンドル10によりパチンコ球の発射勢を調整される発射装置(不図示)へ送られるよう構成されている。この発射装置は、供給されるパチンコ球を連続的に叩打する発射ソレノイド(不図示)や発射勢装置として機能する発射制御基板ケース30内に配設される発射制御基板等から構成され、該発射制御基板は、操作ハンドル10の内部に取り付けられる可変抵抗器(不図示)を介して発射ソレノイドへの供給電力が調節され、パチンコ球の発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構成されている。これにより、遊技者が操作ハンドル10における回動操作部材10Aの回動量を調節することによって、該操作ハンドル10内に取り付けられた可変抵抗器の抵抗値が増減され、発射ソレノイドによるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うことができるように構成されている。
また、外枠2の内枠3より下側部分の前面部を左右方向及び上下方向の各全幅に渡って覆うようにスピーカ筐体11が設けられている。
また、内枠3を閉じた場合には、該内枠3の下端部は、その自重によってスピーカ筐体11の上端面部に当接している。また、このスピーカ筐体11の底面前端縁部には、左右方向全幅に渡って外枠2の下端面に対向する位置まで下方に突設されるリブ部(不図示)が設けられている。
また、この内枠3のほぼ中央部には遊技盤41が着脱自在なように鉄板等の金属製や合成樹脂製又は合成樹脂の一体成形により形成される機構盤18に取り付けられている。そして、この機構盤18の裏側には合成樹脂製の機構セット盤20が開閉自在に蝶番により取り付けられている。
また、パチンコ機1の裏側最上段には、上方に開口した賞球タンク21が機構セット盤20に固定されている。賞球タンク21は、傾斜した底面に連通孔が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を2列に整列流出し、賞球払出装置22にパチンコ球を送る通路を形成するタンクレール23が取付けられている。また、賞球払出装置22内には、賞球案内部24内の賞球通路を通過するパチンコ球を確認する球有り検出スイッチやパチンコ球の払い出しを調節する払い出しステッピングモータが内装されている。そして、これら賞球タンク21、タンクレール23、賞球案内部24、賞球払出装置22等により賞球及び貸球の払い出しシステムが構成されている。
また、タンクレール23の下側には液晶表示器(LCD)52(図3参照)等を制御する演出表示基板260(図4参照)が内蔵される演出表示基板ケース26が配設されている。また、演出表示基板ケース26の横側には普通役物等を駆動制御する役物駆動制御基板が内蔵される役物駆動制御基板ケース27が配設されている。また、演出表示基板ケース26の下側には、各スピーカ7、スピーカ筐体11に内蔵されるスピーカ、エラー表示電飾ランプ6等のフルカラーダイオード等を駆動制御するサブ統合制御基板280(図4参照)が内蔵されるサブ統合制御基板ケース28が配設されている。また、このサブ統合制御基板ケース28の下側には、パチンコ機1の遊技動作を制御する主制御基板290(図4参照)が内蔵される主制御基板ケース29が配設されている。そして、この主制御基板ケース29の遊技者側前面部には、操作ハンドル10の操作によって発射装置を駆動制御する発射制御基板が内蔵される発射制御基板ケース30が配設されている。また、主制御基板ケース29の横側には、賞球払出装置22を駆動制御する払出制御基板が内蔵される払出制御基板ケース31が配設されている。更に、この払出制御基板ケース31の下側には、AC24Vの供給電源からDC5VやDC12V等の各種駆動電源を生成して供給する電源基板が内蔵される電源基板ケース32が配設されている。
次に、遊技盤41上の遊技領域42の構成について図3に基づいて説明する。
図3に示すように、この遊技領域42は、所定厚さの板材をなした遊技盤41上に入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール43が立設されて構成されている。このレール43は、発射されたパチンコ球を遊技領域42内に案内する重複して形成した案内路44を構成し、右肩部にはレール43に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部45を有する。
遊技領域42のほぼ中央には、開口部が開設され、この開口部の前面側に特別図柄表示装置48が配設されている。この特別図柄表示装置48は、背面部に取り付けられる液晶表示器(LCD)52等から構成されている。この液晶表示器52には、左、中、右に上下方向に変動する3列の変動図柄が表示され、左下角部には、左右に2分割された普通図柄を表示する普通図柄表示部50が構成されている。
一方、特別図柄表示装置48の左側にはゲート54が配設されている。また、このゲート54にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ54A(図4参照)が備えられている。また、特別図柄表示装置48の左右の下角部の外側には、通常の風車55、56が設けられている。
また、特別図柄表示装置48の直下には、始動口57が配設されている。この始動口57には、パチンコ球の入賞を検出する始動口スイッチ57A(図4参照)が設けられ、パチンコ球の入賞を検出することで液晶表示器52に表示されている3列の変動図柄の変動が開始する。そして、変動図柄が変動中に始動口57に入賞した場合には、入賞個数が4個まで後述の主制御基板290(図4参照)に設けられるRAMに記憶されて変動図柄の変動確定回数として保留される。
また、ゲート54のパチンコ球の通過を検出することで普通図柄表示部50の普通図柄が変動する。そして、このゲート54にパチンコ球が入って、普通図柄表示部50の普通図柄が変動後、所定の表示態様で停止した場合(例えば、「11」、「77」のように揃った場合等)には、始動口57の上部に設けられるチューリップ式役物57Bが所定時間(実施例1では、約1秒間)開かれ、この始動口57にパチンコ球が入賞する確率が増加する。また、普通図柄が変動中にゲート54をパチンコ球が通過した場合には、通過個数が4個まで主制御基板290に設けられるRAMに記憶されて普通図柄の変動確定回数として保留される。
そして、始動口57の下側には、横幅が広い上方に開口する開閉扉59で前面部を覆われる大入賞口60が形成された特別入賞装置61が配設されている。また、この大入賞口60の左右両側には上方に開口する各入賞口62、63が配設されて遊技盤41裏面の不図示の賞球樋に連通され、この各入賞口62、63への入賞を検出する入賞口スイッチ(不図示)が設けられている。また、各入賞口62、63の下側には、各電飾ランプ62A、63Aが内蔵されている。
また、特別入賞装置61の直下にはレール43に沿ってアウト口65が開設されている。更に、レール43に囲まれたこのような遊技領域42には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
次に、上記のように構成されたパチンコ機1の駆動制御に係る制御システムの構成について図4乃至図8に基づいて説明する。
図4に示すように、パチンコ機1の駆動制御に係る制御システムは、主制御基板290、サブ統合制御基板280及び演出表示基板260等から構成されている。
主制御基板290は、CPU291、ROM292、RAM293、及び及び入出力回路(I/O)294等から構成され、このCPU291、ROM292、RAM293、及び入出力回路(I/O)294は、バス線により相互に接続されている。また、CPU291にはクロック回路295が接続されて所定のクロック信号が入力される。また、入出力回路(I/O)294には、ゲートスイッチ54A、始動口スイッチ57A等が接続されている。また、この入出力回路(I/O)294には、開閉扉59を開閉する開閉ソレノイド59A、及びチューリップ式役物57Bを開閉するソレノイド57Cが接続されている。
また、図5に示すように、RAM293には、クロック回路295から入力されるクロック信号に基づいて0から359まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値359の次には最小値0に戻る)が格納される大当たりカウンタ293Aが設けられている。この大当たりカウンタ293Aのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値に基づき大当たりかどうか判断される。ここでは、例えば、カウント値「7」が大当たりに対応し、その他のカウント値はハズレとなる。
尚、大当たりが抽選された場合には、左、中、右の3列の変動図柄が変動後、各特別図柄「1」、「2」、「3」、・・・、「9」、「0」のうちのいずれかが「111」、「222」、「333」、・・・、「999」、「000」と揃って確定停止して表示され、その後、大入賞口60が所定回数(例えば、15回である。)連続して、毎回30秒間又は30秒以内に10個入賞するまで開放され、遊技者に多くの賞球が払い出されるいわゆる大当たり遊技を行うことができる。
また、RAM293には、クロック回路295から出力されるクロック信号に基づいて0から142まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値142の次には最小値0に戻る)が格納されるリーチカウンタ293Bが設けられている。かかるリーチカウンタ293Bのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値に基づきリーチ状態かどうか判断される。ここでは、例えば、カウント値「0〜27」がリーチ後に外れとなるリーチハズレの場合に対応し、カウント値「28〜142」がリーチに至ることなく直ちにハズレとなる完全ハズレの場合に対応している。
また、RAM293には、クロック回路295から出力されるクロック信号に基づいて0から9まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値9の次には最小値0に戻る)が格納される変動パターン選択カウンタ293Cが設けられている。かかる変動パターン選択カウンタ293Cのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られる。尚、変動パターン選択カウンタ293Cのカウント値は、液晶表示器52の3列の変動図柄の変動が開始されるタイミングで読み取るように構成してもよい。また、この変動パターン選択カウンタ293Cのカウント値に基づいて選択される各リーチ変動パターンは、リーチ状態になった後、各種の表示演出に基づき一連の図柄変動を表示するパターンであり、実施例1においては、後述のように表示演出時間としてはリーチハズレの変動パターンとして「20秒間」、「30秒間」の2種類のものが設定されている。また、各大当たりの変動パターンとして「32秒間」のものが設定されている。ここでは、例えば、カウント値「0〜4」がリーチハズレの変動パターンとして「20秒間」のものに対応している。また、カウント値「5〜9」がリーチハズレの変動パターンとして「30秒間」のものに対応している。
尚、リーチ状態とは、左、中、右の3列の変動図柄が変動後、左列と右列との変動図柄が各特別図柄「1」、「2」、「3」、・・・、「9」、「0」のうちのいずれかで揃って停止し、中列の変動図柄が変動する状態をいう(例えば、「1↓1」、「2↓2」、・・・、「7↓7」等の状態である。)。また、左、中、右の3列の変動図柄のうち左列と右列に停止する特別図柄をリーチ図柄という。
また、RAM293には、クロック回路295から出力されるクロック信号に基づいて0から200まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値200の次には最小値0に戻る)が格納されるハズレ図柄選択カウンタ293Dが設けられている。かかるハズレ図柄選択カウンタ293Dのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られる。
また、RAM293には、クロック回路295から出力されるクロック信号に基づいて0から143まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値143の次には最小値0に戻る)が格納されるリーチハズレ図柄選択カウンタ293Eが設けられている。かかるリーチハズレ図柄選択カウンタ293Eのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られる。
尚、ハズレ図柄選択カウンタ293Dのカウント値、及びリーチハズレ図柄選択カウンタ293Eのカウント値は、液晶表示器52の3列の変動図柄の変動が開始されるタイミングで読み取るように構成してもよい。
また、RAM293には、クロック回路295から出力されるクロック信号に基づいて0から99まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値99の次には最小値0に戻る)が格納される当たり図柄選択カウンタ293Fが設けられている。かかる当たり図柄選択カウンタ293Fのカウント値は、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値に基づき液晶表示器(LCD)52に表示される当たり図柄が選択される。ここで、大当たり時には液晶表示器52に「111」、「222」、「333」、「444」、「555」、「666」「777」、「888」、「999」、「000」のうちのいずれかが選択されて表示される。尚、各大当たり図柄は、後述のように各種の表示演出に基づき一連の図柄変動を経た後に停止表示される図柄である。
また、RAM293には、始動口スイッチ57Aからスイッチ信号が入力されたときの各カウンタ293A〜293Fのカウント値等が記憶されるパラメータ記憶エリア293Gが設けられている。
尚、各カウンタ293A〜293Fの各カウント値及びパラメータ記憶エリア293Gは、起動時に「0」に初期化される。
また、図4に示すように、サブ統合制御基板280には、CPU281、スピーカ7や電飾ランプ6等の駆動制御プログラム等を格納するROM282、主制御基板290からの各種制御信号を格納するRAM283、主制御基板290から送出される各種制御信号を受信する入出力回路(I/O)284、スピーカ7を駆動制御する駆動回路71、エラー表示電飾ランプ6等を駆動制御する駆動回路72等が配設されている。そして、このCPU281、ROM282、RAM283、及び入出力回路(I/O)284は、バス線により相互に接続されている。また、CPU281にはクロック回路285が接続されて所定のクロック信号が入力される。また、入出力回路(I/O)284には、主制御基板290の入出力回路(I/O)294が接続されている。また、この入出力回路(I/O)284には、各駆動回路71、72が接続されている。
また、図6に示すように、RAM283には、クロック回路285から入力されるクロック信号に基づいて0から14まで繰り返し1ずつ加算した数値(最大値14の次には最小値0に戻る)が格納される表示パターン選択カウンタ283Aが設けられている。かかる表示パターン選択カウンタ283Aのカウント値は、主制御基板290から変動パターンの指示信号が入力されるタイミングで読み取られ、その読み取られたカウント値は、パラメータ記憶エリア283Cに記憶される。
また、RAM283には、演出表示基板260のCPU261に現在表示するように指示している背景画像の種類を記憶する表示背景記憶エリア283Bが設けられている。
そしてまた、図7に示すように、ROM282には、後述の演出パターン選択テーブル75(図9参照)が格納される演出パターン選択テーブル記憶エリア282Aが設けられている。
また、ROM282には、液晶表示器52に表示する複数種類の背景画像の変更順序が予め格納される背景順序記憶エリア282Bが設けられている。尚、実施例1では、背景画像の種類は、背景画像A、背景画像B、背景画像Cの3種類で、各背景画像A、B、Cの変更順序は、背景画像A→背景画像B→背景画像Cの順で、背景画像Cの次には再度背景画像Aに戻り、繰り返し変更する順番である。
また、ROM282には、後述の各演出パターン1A、1B、・・・、4C(図9参照)や背景画像の種類を選択するための後述のサブ制御プログラム(図14等)が格納されている。
また、図4に示すように、演出表示基板260には、CPU261、表示制御プログラムや所要の表示データを格納するROM262、表示指令、表示情報、入出力信号等を格納するRAM263、サブ統合制御基板280から送出される各種制御信号を受信する入出力回路(I/O)264、及びCPU261から送られた表示情報を受けて液晶表示器(LCD)52に対して画像を加工して表示するVDP(Video Display Processor)265等が配設されている。そして、このCPU261、ROM262、RAM263、入出力回路(I/O)264、及びVDP(Video Display Processor)265は、バス線により相互に接続されている。また、CPU261にはクロック回路266が接続されて所定のクロック信号が入力される。そして、CPU261は、サブ統合制御基板280から入力される表示パターン情報等の各種制御信号に基づいて、液晶表示器(LCD)52に所定の演出表示を行う。
また、図8に示すように、ROM262には、後述の演出表示データテーブル76(図10参照)が格納される演出表示データテーブル記憶エリア262Aが設けられている。
また、ROM262には、CPU281から指示される各背景画像A、B、Cのそれぞれに対応して表示する後述の各背景画像データ81、82、83(図11〜図13参照)が格納される背景画像データ記憶エリア262Bが設けられている。
次に、サブ統合制御基板280のROM282の演出パターン選択テーブル記憶エリア282Aに記憶される演出パターン選択テーブル75の一例について図9に基づいて説明する。ここで、演出パターン選択テーブル75は、サブ統合制御基板280のCPU281が主制御基板290のCPU291から完全ハズレなどの変動パターンを指示する指示情報を入力された場合に、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)表示指示情報としての演出パターンの選択及び変更する背景画像の種類の選択に使用するものである。
図9に示すように、演出パターン選択テーブル75は、主制御基板290のCPU291から入力された変動パターンの指示情報を表す「指示コマンド」と、該CPU291から入力された最終的に確定停止時に表示する3列の各図柄を表す「停止指示図柄」と、該CPU291から指示情報が入力された際の表示パターン選択カウンタ283Aのカウント値を表す「カウント値」と、この「カウント値」に対応する「演出パターン」と、この「カウント値」に対応する「背景変化」とから構成されている。この「演出パターン」は、演出表示基板260のCPU261に対して液晶表示器(LCD)52に演出表示するように指示する演出表示パターンを表している。また、「背景変化」は、変更する背景画像の選択の有・無を表している。
また、演出パターン選択テーブル75の「指示コマンド」には、演出表示時間が5秒間の完全ハズレの変動パターンを表示するように指示する「1」、演出表示時間が20秒間のリーチハズレの変動パターンを表示するように指示する「2」と、演出表示時間が30秒間のリーチハズレの変動パターンを表示するように指示する「3」と、演出表示時間が32秒間の大当たりの変動パターンを表示するように指示する「4」とが予め格納されている。
また、演出パターン選択テーブル75の「停止指示図柄」には、「指示コマンド」の「1」に対応して完全ハズレの停止図柄を表す「完全ハズレ図柄」、「指示コマンド」の「2」及び「3」に対応してリーチハズレの停止図柄を表す「リーチハズレ図柄」、「指示コマンド」の「4」に対応して大当たりの停止図柄を表す「当たり図柄」が予め格納されている。
また、演出パターン選択テーブル75の「カウント値」には、「指示コマンド」の「1」、「2」、「3」、「4」のそれぞれに対応して「0〜4」、「5〜9」、「10〜14」の3種類のカウント値が予め格納されている。
また、演出パターン選択テーブル75の「演出パターン」には、「指示コマンド」が「1」で「カウント値」が「0〜4」に対応して「1A」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「1」で「カウント値」が「5〜9」に対応して「1B」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「1」で「カウント値」が「10〜14」に対応して「1C」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「2」で「カウント値」が「0〜4」に対応して「2A」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「2」で「カウント値」が「5〜9」に対応して「2B」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「2」で「カウント値」が「10〜14」に対応して「2C」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「3」で「カウント値」が「0〜4」に対応して「3A」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「3」で「カウント値」が「5〜9」に対応して「3B」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「3」で「カウント値」が「10〜14」に対応して「3C」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「4」で「カウント値」が「0〜4」に対応して「4A」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「4」で「カウント値」が「5〜9」に対応して「4B」が予め格納されている。更に、「指示コマンド」が「4」で「カウント値」が「10〜14」に対応して「4C」が予め格納されている。
また、演出パターン選択テーブル75の「背景変化」には、「指示コマンド」が「1」、「2」、「3」、「4」で「カウント値」が「0〜4」に対応して背景画像の種類の選択をしないことを表す「無し」が予め格納されている。また、「指示コマンド」が「1」、「2」、「3」、「4」で「カウント値」が「5〜9」、「10〜14」のそれぞれに対応して背景画像の種類の選択を行うことを表す「有り」が予め格納されている。
次に、演出表示基板260のROM262の演出表示データテーブル記憶エリア262Aに格納される演出表示データテーブル76について図10に基づいて説明する。ここで、演出表示データテーブル76は、演出表示基板260のCPU261が、サブ統合制御基板280のCPU281から演出表示指示情報としての「演出パターン」と「停止図柄」が入力された際に、この演出表示指示情報に対応して予め設定されている各演出表示データを表す「演出表示パターン」を選択する際に使用するものである(図19参照)。
図10に示すように、演出表示データテーブル76は、サブ統合制御基板280のCPU281から入力される表示指示情報に含まれる表示パターンとしての演出パターンを表す「演出パターン」と、各「演出パターン」に対して予め設定された演出表示の動画データを表す「演出表示パターン」と、この「演出表示パターン」に対応する演出表示内容を表す「表示内容」とから構成されている。
また、演出表示データテーブル76の「演出パターン」には、「1A」〜「1C」、「2A」〜「2C」、「3A」〜「3C」、「4A」〜「4C」が予め格納されている。
また、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」には、「演出パターン」の「1A」に対して約5秒間の完全ハズレの動画データ「完全ハズレA」、「演出パターン」の「1B」に対して約5秒間の完全ハズレの動画データ「完全ハズレB」、「演出パターン」の「1C」に対して約5秒間の完全ハズレの動画データ「完全ハズレC」が予め格納されている。また、「演出パターン」の「2A」に対して約20秒間のリーチハズレの動画データ「リーチハズレ2A」、「演出パターン」の「2B」に対して約20秒間のリーチハズレの動画データ「リーチハズレ2B」、「演出パターン」の「2C」に対して約20秒間のリーチハズレの動画データ「リーチハズレ2C」が予め格納されている。また、「演出パターン」の「3A」に対して約30秒間のリーチハズレの動画データ「リーチハズレ3A」、「演出パターン」の「3B」に対して約30秒間のリーチハズレの動画データ「リーチハズレ3B」、「演出パターン」の「3C」に対して約30秒間のリーチハズレの動画データ「リーチハズレ3C」が予め格納されている。更に、「演出パターン」の「4A」に対して約32秒間の大当たりの動画データ「当たり4A」、「演出パターン」の「4B」に対して約32秒間の大当たりの動画データ「当たり4B」、「演出パターン」の「4C」に対して約32秒間の大当たりの動画データ「当たり4C」が予め格納されている。
また、演出表示データテーブル76の各演出表示パターンの演出表示内容を表す「表示内容」には、「演出表示パターン」の「完全ハズレA」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約2秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄を停止表示し、更に所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄を停止表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「完全ハズレB」に対応して、変動開始直後に背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約2秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄を停止表示し、更に所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄を停止表示することを表す「変動開始→背景変更→第1図柄停止→第2図柄停止→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「完全ハズレC」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、同時に背景画像を変更し、続いて、所定時間(例えば、約2秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄を停止表示し、更に所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄を停止表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→背景変更→第2図柄停止→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「リーチハズレ2A」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄でない図柄で停止表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「リーチハズレ2B」に対応して、変動開始直後に背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄でない図柄で停止表示することを表す「変動開始→背景変更→第1図柄停止→第2図柄停止→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「リーチハズレ2C」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、同時に背景画像を変更し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄でない図柄で停止表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→背景変更→第2図柄停止→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「リーチハズレ3A」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に、背景画像が表示されない所定リーチ演出を所定時間(例えば、約15秒である。)表示し、その後、所定リーチ演出の表示前に表示されていた背景画像を再び表示すると共に、この所定リーチ演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄でない図柄で停止表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→リーチ演出→背景復帰→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「リーチハズレ3B」に対応して、変動開始直後に背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に、背景画像が表示されない所定リーチ演出を所定時間(例えば、約15秒である。)表示し、その後、所定リーチ演出の表示前に表示されていた背景画像を再び表示すると共に、この所定リーチ演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄でない図柄で停止表示することを表す「変動開始→背景変更→第1図柄停止→第2図柄停止→リーチ演出→背景復帰→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「リーチハズレ3C」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、同時に背景画像を変更し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に、背景画像が表示されない所定リーチ演出を所定時間(例えば、約15秒である。)表示し、その後、所定リーチ演出の表示前に表示されていた背景画像を再び表示すると共に、この所定リーチ演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄でない図柄で停止表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→背景変化→第2図柄停止→リーチ演出→背景復帰→第3図柄停止」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「当たり4A」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に、所定当たり演出を所定時間(例えば、約16秒である。)表示し、その後、この所定当たり演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄と同じ図柄で停止表示後確定停止表示し、更に、大入賞口60の連続開放回数を表示する等の所定当たり遊技演出を表示後、背景画像を再び表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止→当たり遊技演出→背景復帰」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「当たり4B」に対応して、変動開始直後に背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に、所定当たり演出を所定時間(例えば、約16秒である。)表示し、その後、この所定当たり演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄と同じ図柄で停止表示後確定停止表示し、更に、大入賞口60の連続開放回数を表示する等の所定当たり遊技演出を表示後、背景画像を再び表示することを表す「変動開始→背景変化→第1図柄停止→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止→当たり遊技演出→背景復帰」が予め格納されている。
また、「表示内容」には、「演出表示パターン」の「当たり4C」に対応して、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、同時に背景画像を変更し、続いて、所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に、所定当たり演出を所定時間(例えば、約16秒である。)表示し、その後、この所定当たり演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄と同じ図柄で停止表示後確定停止表示し、更に、大入賞口60の連続開放回数を表示する等の所定当たり遊技演出を表示後、背景画像を再び表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→背景変化→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止→当たり遊技演出→背景復帰」が予め格納されている。
次に、演出表示基板260のROM262の背景画像データ記憶エリア262Bに格納される各背景画像データ81、82、83について図11乃至図13に基づいて説明する。
尚、背景画像データ81は、CPU281から背景画像の種類を表す「背景画像A」を含む演出表示指示情報が入力された場合に、CPU261が背景画像を変更して表示するために選択する背景画像データである。また、背景画像データ82は、CPU281から背景画像の種類を表す「背景画像B」を含む演出表示指示情報が入力された場合に、CPU261が背景画像を変更して表示するために選択する背景画像データである。また、背景画像データ83は、CPU281から背景画像の種類を表す「背景画像C」を含む演出表示指示情報が入力された場合に、CPU261が背景画像を変更して表示するために選択する背景画像データである。
例えば、図11に示すように、背景画像データ81は、背景として「昼間の青い空と白い雲」を表示する画像データである。また、図12に示すように、背景画像データ82は、背景として「夕方の赤い空と夕陽」を表示する画像データである。また、図13に示すように、背景画像データ83は、背景として「夜の濃い青空と満月」を表示する画像データである。
次に、上記のように構成されたサブ統合制御基板280のCPU281が、主制御基板290のCPU291から指示情報として変動パターンを表す指示コマンドを入力された場合に実行する制御処理について図14乃至図18に基づいて説明する。
図14に示すように、先ず、ステップ(以下、Sという)1において、CPU281は、主制御基板290のCPU291から指示情報として演出表示に係るコマンドが入力された場合には、後述の「コマンド受信処理」のサブ処理(図15参照)を実行する。
そして、S2において、CPU281は、CPU261に指示する演出パターンを選択する後述の「演出パターン選択処理」のサブ処理(図16参照)を実行する。
続いて、S3において、CPU281は、CPU261に指示する背景画像の種類を選択する後述の「背景選択処理」のサブ処理(図17参照)を実行する。
更に、S4において、CPU281は、CPU261に演出パターンや背景画像の種類等を指示する後述の「演出指示処理」のサブ処理(図18参照)を実行する。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が実行する「コマンド受信処理」のサブ処理(S1)について図15に基づいて説明する。
図15に示すように、S11において、CPU281は、演出表示に係るコマンドが入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、演出表示に係るコマンドが入力されていない場合には(S11:NO)、CPU281は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、演出表示に係るコマンドが入力された場合には(S11:YES)、CPU281は、当該コマンドを「指示コマンド」としてRAM283に記憶し、確定停止する図柄データを「停止指示図柄」としてRAM283に記憶する。また同時に、CPU291から各データが入力された際の演出パターン選択カウンタ283Aのカウント値を演出パターン代数Hに代入してパラメータ記憶エリア283Cに記憶する。
また、S12において、CPU281は、入力されたコマンドが変動パターンに係るコマンドと、最終停止図柄の確定表示を指示する確定信号、即ち、第3変動図柄の変動停止に係るコマンドのいずれであるかを判定する判定処理を実行する。
そして、入力されたコマンドが変動パターンに係るコマンドの場合には(S12:変動パターン)、S13において、CPU281は、この入力されたコマンドの変動パターンをRAM283に記憶する。そして、CPU281は、RAM283から変動パターンフラグを読み出し、該変動パターンフラグをONにした後、即ち、この変動パターンフラグに「1」を代入して、再度RAM283に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
他方、入力されたコマンドが変動停止に係るコマンドの場合には(S12:変動停止)、S14において、CPU281は、RAM283から演出指示情報を読み出し、CPU261に対して最終停止図柄の確定表示を指示する変動停止指令を演出指示情報としてRAM283に記憶する。尚、CPU291は、CPU281に出力した各変動パターン「1」、「2」、「3」、「4」の各表示時間「約5秒」、「約20秒」、「約30秒」、「約32秒」を予めROM292に記憶しており、当該各表示時間「約5秒」、「約20秒」、「約30秒」、「約32秒」が経過した場合には、CPU281に変動停止を指示するコマンド(確定信号)を出力する。
続いて、S15において、CPU281は、RAM283から変動停止指令フラグを読み出し、該変動停止指令フラグをONにした後、即ち、この変動停止指令フラグに「1」を代入して、再度RAM283に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
尚、変動パターンフラグ及び変動停止指令フラグは、パチンコ機1の起動時に共にOFFに設定されている。即ち、変動パターンフラグ及び変動停止指令フラグは、パチンコ機1の起動時に共に「0」が代入されてRAM283に記憶されている。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が実行する「演出パターン選択処理」のサブ処理(S2)について図16に基づいて説明する。
図16に示すように、S21において、CPU281は、RAM283から変動パターンフラグを読み出し、該変動パターンフラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。そして、変動パターンフラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には(S21:NO)、CPU281は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、変動パターンフラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S21:YES)、S22において、CPU281は、パラメータ記憶エリア283Cから演出パターン代数Hを読み出し、該演出パターン代数Hの数値を演出パターン選択テーブル75の「カウント値」とする。
また、S23において、CPU281は、RAM283から「指示コマンド」を読み出し、該「指示コマンド」を演出パターン選択テーブル75の「指示コマンド」とすると共に、前記演出パターン代数Hの数値を演出パターン選択テーブル75の「カウント値」として該当する「演出パターン」を選択する。
そして、S24において、CPU281は、この選択した「演出パターン」を演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出表示指示情報の演出パターンデータとしてRAM283に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
例えば、RAM283から読み出した「指示コマンド」が「3」で、パラメータ記憶エリア283Cから読み出した演出パターン代数Hが「3」の場合には、CPU281は、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出パターンデータとして「3A」をRAM283に記憶する。また、RAM283から読み出した「指示コマンド」が「4」で、パラメータ記憶エリア283Cから読み出した演出パターン代数Hが「3」の場合には、CPU281は、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出パターンデータとして「4A」をRAM283に記憶する。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が実行する「背景選択処理」のサブ処理(S3)について図17に基づいて説明する。
図17に示すように、S31において、CPU281は、RAM283から変動パターンフラグを読み出し、該変動パターンフラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。そして、変動パターンフラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には(S31:NO)、CPU281は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、変動パターンフラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S31:YES)、S32において、CPU281は、RAM283から「指示コマンド」を読み出し、該「指示コマンド」を演出パターン選択テーブル75の「指示コマンド」とすると共に、前記演出パターン代数Hの数値を演出パターン選択テーブル75の「カウント値」として該当する「背景変化」を選択して、「無し」と「有り」とのいずれであるかを判定する、即ち、液晶表示器52の表示画面に表示されている背景画像を変更するか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、この選択した「背景変化」が「有り」の場合、即ち、液晶表示器52の表示画面に表示されている背景画像を変更する場合には(S32:YES)、S33において、CPU281は、表示背景記憶エリア283Bに記憶されている背景画像の種類を読み出す。従って、液晶表示器52の表示画面に背景画像データ81の背景(例えば、昼間の青い空と白い雲の背景である。)が表示されている場合には、表示背景記憶エリア283Bから背景画像の種類として「背景画像A」が読み出される。また、液晶表示器52の表示画面に背景画像データ82の背景(例えば、夕方の赤い空と夕陽の背景である。)が表示されている場合には、表示背景記憶エリア283Bから背景画像の種類として「背景画像B」が読み出される。また、液晶表示器52の表示画面に背景画像データ83の背景(例えば、夜の濃い青空と満月の背景である。)が表示されている場合には、表示背景記憶エリア283Bから背景画像の種類として「背景画像C」が読み出される。
続いて、S34において、CPU281は、表示背景記憶エリア283Bから読み出した背景画像の種類の次の順番の背景画像の種類を背景順序記憶エリア282Bから読み出し、変更して表示する背景画像の種類としてRAM283に記憶する。
そして、S35において、CPU281は、この変更して表示する背景画像の種類を再度RAM283から読み出し、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出表示指示情報の変更背景画像情報データとしてRAM283に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
例えば、表示背景記憶エリア283Bから読み出した背景画像の種類が「背景画像A」の場合には、CPU281は、表示背景記憶エリア283Bから次の順番の「背景画像B」を読み出し、変更背景画像情報データとして該「背景画像B」をRAM283に記憶する。また、表示背景記憶エリア283Bから読み出した背景画像の種類が「背景画像B」の場合には、CPU281は、表示背景記憶エリア283Bから次の順番の「背景画像C」を読み出し、変更背景画像情報データとして該「背景画像C」をRAM283に記憶する。また、表示背景記憶エリア283Bから読み出した背景画像の種類が「背景画像C」の場合には、CPU281は、表示背景記憶エリア283Bから次の順番の「背景画像A」を読み出し、変更背景画像情報データとして該「背景画像A」をRAM283に記憶する。
他方、S32で選択した「背景変化」が「無し」の場合、即ち、液晶表示器52の表示画面に表示されている背景画像を変更しない場合には(S32:NO)、S35において、CPU281は、演出表示基板260のCPU261に出力する(指示する)演出表示指示情報の変更背景画像情報データとして背景画像を変更しない旨を表す「0」をRAM283に記憶後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が実行する「演出指示処理」のサブ処理(S4)について図18に基づいて説明する。
図18に示すように、S41において、CPU281は、RAM283から変動パターンフラグを読み出し、該変動パターンフラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。そして、変動パターンフラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には(S41:NO)、S42において、CPU281は、RAM283から変動停止指令フラグを読み出し、該変動停止指令フラグがONか否か、即ち「1」か否かを判定する判定処理を実行する。そしてまた、変動停止指令フラグがOFFの場合、即ち「0」の場合には(S42:NO)、CPU281は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
一方、変動パターンフラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S41:YES)、S43において、CPU281は、RAM283から演出表示指示情報としての「演出パターンデータ」と「変更背景画像情報データ」と「停止指示図柄」との各データを読み出し、該「演出パターンデータ」と「変更背景画像情報データ」と「停止指示図柄」との各データを含む演出表示指示情報をCPU261に出力する。
また、変動停止指令フラグがONの場合、即ち「1」の場合には(S42:YES)、S43において、CPU281は、RAM283から演出表示指示情報としての最終変動図柄である第3図柄の確定停止を指示する「変動停止指令」を読み出し、該「変動停止指令」を演出表示指示情報(確定停止信号)としてCPU261に出力する。
そして、S44において、CPU281は、RAM283から変動パターンフラグを読み出し、該変動パターンフラグに「0」を代入して再度RAM283に記憶する。即ち、CPU281は、変動パターンフラグをOFFにセットする。
続いて、S45において、CPU281は、RAM283から変動停止指令フラグを読み出し、該変動停止指令フラグに「0」を代入して再度RAM283に記憶する。即ち、CPU281は、変動停止指令フラグをOFFにセット後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
例えば、CPU281は、RAM283から「演出パターンデータ」として「1A」と、「変更背景画像情報データ」として背景画像を変更しない旨を表す「0」と、「停止指示図柄」として完全ハズレの図柄データ「687」を読み出した場合には、該「1A」と背景画像を変更しない旨を表す「0」と図柄データ「687」のデータを演出表示指示情報としてCPU261に出力する。
また、CPU281は、RAM283から「演出パターンデータ」として「3A」と、「変更背景画像情報データ」として背景画像を変更しない旨を表す「0」と、「停止指示図柄」としてリーチハズレ図柄の図柄データ「787」を読み出した場合には、該「3A」と背景画像を変更しない旨を表す「0」と図柄データ「787」のデータを演出表示指示情報としてCPU261に出力する。
また、CPU281は、RAM283から「演出パターンデータ」として「3B」と、「変更背景画像情報データ」として次に表示する背景画像の種類「背景画C」と、「停止指示図柄」としてリーチハズレ図柄の図柄データ「767」を読み出した場合には、該「3B」と背景画像の種類「背景画像C」と図柄データ「767」のデータを演出表示指示情報としてCPU261に出力する。
また、CPU281は、RAM283から「演出パターンデータ」として「4A」と、「変更背景画像情報データ」として背景画像を変更しない旨を表す「0」と、「停止指示図柄」として当たり図柄の図柄データ「777」を読み出した場合には、該「4A」と背景画像を変更しない旨を表す「0」と図柄データ「777」のデータを演出表示指示情報としてCPU261に出力する。
また、CPU281は、RAM283から「演出パターンデータ」として「4B」と、「変更背景画像情報データ」として次に表示する背景画像の種類「背景画像A」と、「停止指示図柄」として当たり図柄の図柄データ「333」を読み出した場合には、該「4B」と背景画像の種類「背景画像A」と図柄データ「333」のデータを演出表示指示情報としてCPU261に出力する。
次に、上記のように構成された演出表示基板260のCPU261が、サブ統合制御基板280のCPU281から演出表示指示情報が入力された場合に実行する制御処理について図19及び図20に基づいて説明する。
図19に示すように、S51において、CPU261は、サブ統合制御基板280のCPU281から演出表示指示情報が入力されたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、CPU261は、CPU281から演出表示指示情報が入力されていない場合には(S51:NO)、当該処理を終了する。
一方、CPU281から演出表示指示情報が入力された場合には(S51:YES)、S52において、CPU261は、この演出表示指示情報を構成する「変更背景画像情報データ」を読み出し、変更表示する背景画像の種類のデータを表す「変更背景画像情報」としてRAM263に記憶する。従って、CPU261は、この変更背景画像情報として「0」、「背景画像A」、「背景画像B」、「背景画像C」のうちのいずれかをRAM263に記憶する。
また、S53において、CPU261は、該演出表示指示情報を構成する「演出パターンデータ」と「停止指示図柄」の図柄データとを読み出し、それぞれRAM263に記憶する。そして、CPU261は、演出パターンデータをRAM263から再度、読み出し、該演出パターンデータをROM262の演出表示データテーブル記憶エリア262Aに格納される演出表示データテーブル76の「演出パターン」として、この演出表示データテーブル76の「演出パターン」に対応する「演出表示パターン」を読み出して、RAM263に記憶する。
例えば、RAM263から読み出した演出パターンデータが「1A」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」として約5秒間の「完全ハズレA」を選択してRAM263に記憶する。また、RAM263から読み出した演出パターンデータが「3B」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」として約30秒間の「リーチハズレ3B」を選択してRAM263に記憶する。また、RAM263から読み出した演出パターンデータが「4C」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」として約32秒間の「当たり4C」を選択してRAM263に記憶する。
そして、S54において、CPU261は、液晶表示器52に、左側、右側、中央に上下方向に変動する3列の各第1・第2・第3図柄の変動表示を開始する。
続いて、S55において、CPU261は、RAM263から「演出表示パターン」を読み出して当たりの演出パターンか否か、即ち、この読み出した「演出表示パターン」が「当たり4A」、「当たり4B」、「当たり4C」のうちのいずれかであるか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、この読み出した「演出表示パターン」が「当たり4A」、「当たり4B」、「当たり4C」のうちのいずれかである場合には(S55:YES)、S56において、CPU261は、当たり変動表示処理のサブ処理を実行する。
この当たり変動表示処理のサブ処理は、先ず、CPU261は、RAM263から「停止指示図柄」の図柄データと「変更背景画像情報」とを読み出す。そして、CPU261は、RAM263から読み出した「演出表示パターン」に対応する「表示内容」を演出表示データテーブル76から読み出し、この「表示内容」に従って演出表示を行う。
例えば、RAM263から読み出した演出パターンデータが「4A」、図柄データが「777」、「変更背景画像情報」が「0」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」の「当たり4A」に対応する「表示内容」の「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止」に従って、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄「7」を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄「7」をリーチ図柄で停止表示し、更に、所定当たり演出を所定時間(例えば、約16秒である。)表示し、その後、この所定当たり演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄「7」を停止表示する。従って、「変更背景画像情報」が「0」の場合には、第1、第2、第3図柄が変動開始前の背景画像が続けて表示される。
また、RAM263から読み出した演出パターンデータが「4B」、図柄データが「777」、「変更背景画像情報」が「背景画像A」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」の「当たり4B」に対応する「表示内容」の「変動開始→背景変化→第1図柄停止→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止」に従って、変動開始直後に「背景画像A」に対応する背景画像データ81を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、背景として表示されている「夜の濃い青空と満月」をこの背景画像データ81の「昼間の青い空と白い雲」に変更表示する。これにより、遊技者は背景が夜から昼間の風景に変更されたことを認識する。そして、CPU261は、背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄「7」を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄「7」を停止表示し、更に、所定当たり演出を所定時間(例えば、約16秒である。)表示し、その後、この所定当たり演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄「7」を停止表示する。
また、RAM263から読み出した演出パターンデータが「4C」、図柄データが「777」、「変更背景画像情報」が「背景画像B」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」の「当たり4C」に対応する「表示内容」の「変動開始→第1図柄停止→背景変化→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止」に従って、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄「7」を停止表示し、同時に「背景画像B」に対応する背景画像データ82を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、背景として表示されている「昼間の青い空と白い雲」をこの背景画像データ82の「夕方の赤い空と夕陽」に変更表示する。これにより、遊技者は背景が昼間から夕方の風景に変更されたことを認識する。そして、CPU261は、背景画像を変更し、続いて、所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄「7」を停止表示し、更に、所定当たり演出を所定時間(例えば、約16秒である。)表示し、その後、この所定当たり演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄「7」を停止表示する。
続いて、S57において、CPU261は、CPU281から「変動停止指令」の演出表示指示情報(確定停止信号)が入力されるのを待つ(S57:NO)。そして、CPU281から「変動停止指令」の演出表示指示情報(確定停止信号)が入力された場合には(S57:YES)、S58において、CPU261は、液晶表示器52に停止表示される各第1・第2・第3図柄の確定停止表示を行い、大当たりが確定したことを遊技者に報知する。
例えば、図20に示すように、CPU261は、CPU281から確定信号が入力された場合には、RAM263から図柄データ「777」を読み出し、液晶表示器52の表示画面の左側に第1図柄「7」を拡大して表示し、表示画面の右側に第2図柄「7」を拡大して表示すると共に、画面中央部の情報に第3図柄「7」縮小して表示して、大当たりが確定したことを遊技者に報知する。また、表示画面の背景画像は、背景画像データ81の「昼間の青い空と白い雲」が表示されている。
そして、S59において、CPU261は、大入賞口60の連続開放回数を表示する等の所定当たり遊技演出を表示後、S60において、RAM263から「変更背景画像情報」を読み出し、背景画像を再び表示後、当該処理を終了する。
例えば、RAM263から読み出した「変更背景画像情報」が「背景画像A」の場合には、CPU261は、「背景画像A」に対応する背景画像データ81を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、この背景画像データ81の「昼間の青い空と白い雲」を背景として再び表示後、当該処理を終了する。また、RAM263から読み出した「変更背景画像情報」が「背景画像B」の場合には、CPU261は、「背景画像B」に対応する背景画像データ82を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、この背景画像データ82の「夕方の赤い空と夕陽」を背景として再び表示後、当該処理を終了する。また、RAM263から読み出した「変更背景画像情報」が「背景画像C」の場合には、CPU261は、「背景画像C」に対応する背景画像データ83を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、この背景画像データ83の「夜の濃い青空と満月」を背景として再び表示後、当該処理を終了する。
一方、S55で、読み出した「演出表示パターン」が「当たり4A」、「当たり4B」、「当たり4C」のうちのいずれでもない場合には(S55:NO)、S61において、CPU261は、ハズレの変動表示処理のサブ処理を実行する。
このハズレの変動表示処理のサブ処理は、上記当たり変動表示処理のサブ処理と同様に、先ず、CPU261は、RAM263から「停止指示図柄」の図柄データと「変更背景画像情報」とを読み出す。そして、CPU261は、RAM263から読み出した「演出表示パターン」に対応する「表示内容」を演出表示データテーブル76から読み出し、この「表示内容」に従って演出表示を行う。
例えば、RAM263から読み出した演出パターンデータが「1B」、図柄データが「687」、「変更背景画像情報」が「背景画像A」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」の「完全ハズレB」に対応する「表示内容」の「変動開始→背景変更→第1図柄停止→第2図柄停止→第3図柄停止」に従って、変動開始直後に「背景画像A」に対応する背景画像データ81を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、背景として表示されている「夜の濃い青空と満月」をこの背景画像データ81の「昼間の青い空と白い雲」に変更表示する。これにより、遊技者は背景が夜から昼間の風景に変更されたことを認識する。そして、CPU261は、背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄「6」を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約2秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄「7」を停止表示し、更に所定時間(例えば、約1.5秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄「8」を停止表示する。
また、RAM263から読み出した演出パターンデータが「2B」、図柄データが「787」、「変更背景画像情報」が「背景画像A」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」の「リーチハズレ2B」に対応する「表示内容」の「変動開始→背景変更→第1図柄停止→第2図柄停止→第3図柄停止」に従って、変動開始直後に「背景画像A」に対応する背景画像データ81を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、背景として表示されている「夜の濃い青空と満月」をこの背景画像データ81の「昼間の青い空と白い雲」に変更表示する。これにより、遊技者は背景が夜から昼間の風景に変更されたことを認識する。そして、CPU261は、背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄「7」を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄「7」を停止表示し、更に所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄「8」を停止表示する。
また、RAM263から読み出した演出パターンデータが「3B」、図柄データが「767」、「変更背景画像情報」が「背景画像B」の場合には、CPU261は、演出表示データテーブル76の「演出表示パターン」の「リーチハズレ3B」に対応する「表示内容」の「変動開始→背景変更→第1図柄停止→第2図柄停止→リーチ演出→背景復帰→第3図柄停止」に従って、変動開始直後に「背景画像B」に対応する背景画像データ82を背景画像データ記憶エリア262Bから読み出し、背景として表示されている「昼間の青い空と白い雲」をこの背景画像データ82の「夕方の赤い空と夕陽」に変更表示する。これにより、遊技者は背景が昼間から夕方の風景に変更されたことを認識する。そして、CPU261は、背景画像を変更すると共に、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄「7」を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約7秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄「7」を停止表示し、更に、背景画像が表示されない所定リーチ演出を所定時間(例えば、約15秒である。)表示し、その後、所定リーチ演出の表示前に表示されていた「夕方の赤い空と夕陽」の背景画像を再び表示すると共に、この所定リーチ演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄「6」を停止表示する。
そして、S62において、CPU261は、CPU281から「変動停止指令」の演出表示指示情報(確定停止信号)が入力されるのを待つ(S62:NO)。そして、CPU281から「変動停止指令」の演出表示指示情報(確定停止信号)が入力された場合には(S62:YES)、S63において、CPU261は、液晶表示器52に停止表示される各第1・第2・第3図柄の確定停止表示を行い、完全ハズレまたはリーチハズレが確定したことを遊技者に報知する。
ここで、CPU291、ROM292、RAM293は、主制御手段を構成する。また、CPU261、ROM262、RAM263、VDP265は、表示制御手段を構成する。また、CPU281、ROM282、RAM283は、サブ制御手段を構成する。また、演出パターン選択テーブル記憶エリア282Aは、表示パターン記憶手段として機能する。また、CPU281、ROM282、RAM283は、表示パターン選択手段、背景種類選択手段、演出指示制御手段として機能する。また、背景順序記憶エリア282Bは、背景種類記憶手段として機能する。また、演出表示データテーブル記憶エリア262Aは、演出表示パターン記憶手段として機能する。また、背景画像データ記憶エリア262Bは、背景画像データ記憶手段として機能する。また、CPU261、ROM262、RAM263は、演出表示パターン選択手段、背景画像データ選択手段、背景変更制御手段、図柄停止表示制御手段、確定表示制御手段、第1背景画像復帰手段、第2背景画像復帰手段として機能する。
従って、実施例1に係るパチンコ機1では、演出表示基板260のCPU261は、サブ統合制御基板280のCPU281から「演出パターンデータ」と「変更背景画像情報データ」と「停止指示図柄」との各データを含む演出表示指示情報が入力された場合には、この「演出パターンデータ」に対応する「演出表示パターン」を選択して、該「演出表示パターン」に従って第1、第2、第3図柄の変動を開始する共に、変動開始直後又は第1列目の第1図柄の停止表示直後に「変更背景画像情報データ」に対応する各背景画像データ81、82、83のいずれかを選択して背景画像を「昼間の青い空と白い雲」→「夕方の赤い空と夕陽」、「夕方の赤い空と夕陽」→「夜の濃い青空と満月」、「夜の濃い青空と満月」→「昼間の青い空と白い雲」と変更するため、この第1、第2、第3図柄の変動開始直後又は第1列目の第1図柄の停止表示直後に背景画像を変更するように表示する表示パターンを確実に表示でき、遊技者の興趣を増大させることができる。
また、演出表示基板260のCPU261は、大入賞口60の連続開放回数を表示する等の所定当たり遊技演出を表示した場合には、RAM263から「変更背景画像情報」を読み出し、背景画像を再び表示するため、所定当たり遊技演出を表示した場合にも背景画像を確実に再度表示することができる。
また、演出表示基板260のCPU261は、演出表示パターンが「リーチハズレ3A」、「リーチハズレ3B」、「リーチハズレ3C」のいずれかである場合には、背景画像が表示されない所定リーチ演出を所定時間(例えば、約15秒である。)表示し、その後、所定リーチ演出の表示前に表示されていた「昼間の青い空と白い雲」、「夕方の赤い空と夕陽」、「夜の濃い青空と満月」の背景画像を再び表示するため、所定リーチ演出を表示した場合にも背景画像を確実に再度表示することができる。
更に、第1、第2、第3図柄の変動を開始直後に背景画像を「昼間の青い空と白い雲」→「夕方の赤い空と夕陽」、「夕方の赤い空と夕陽」→「夜の濃い青空と満月」、「夜の濃い青空と満月」→「昼間の青い空と白い雲」と変更した場合には、この背景画像の変更によって遊技者の大当たり獲得への期待感を維持することができる。
次に、実施例2に係るパチンコ機について図21及び図22に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図20の実施例1に係るパチンコ機1の構成等と同一符号は、該実施例1に係るパチンコ機1等の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
実施例2に係るパチンコ機の概略構成及び制御回路構成は、実施例1に係るパチンコ機1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も実施例1に係るパチンコ機1とほぼ同じ制御処理である。
但し、実施例2に係るパチンコ機は、上記演出表示データテーブル76に替えて後述の演出表示データテーブル78(図21参照)が演出表示データテーブル記憶エリア262Aに予め格納され、CPU281が上記「背景選択処理」のサブ処理に替えて後述の「背景選択処理2」のサブ処理(図22参照)を実行する点で上記実施例1に係るパチンコ機1と異なっている。
ここで、第2実施形態に係るパチンコ機の演出表示データテーブル記憶エリア262Aに予め格納される演出表示データテーブル78について図21に基づいて説明する。
図21に示すように、演出表示データテーブル78は、上記演出表示データテーブル76とほぼ同じ構成である。但し、「演出表示パターン」の「当たり4B」、「当たり4C」のそれぞれに対応する「表示内容」が上記演出表示データテーブル76と異なっている。即ち、「演出表示パターン」の「当たり4B」、「当たり4C」のそれぞれに対応する「表示内容」が「演出表示パターン」の「当たり4A」に対応する「表示内容」と同じになっている点で上記演出表示データテーブル76と異なっている。
具体的には、各「当たり4B」、「当たり4C」に対応する「表示内容」には、変動開始後所定時間(例えば、約5秒である。)経過した時に第1列目の第1図柄を停止表示し、続いて、所定時間(例えば、約8秒である。)経過した時に第3列目の第2図柄をリーチ図柄で停止表示し、更に、所定当たり演出を所定時間(例えば、約16秒である。)表示し、その後、この所定当たり演出表示後所定時間(例えば、約3秒である。)経過した時に第2列目の第3図柄をリーチ図柄と同じ図柄で停止表示後確定停止表示し、更に、大入賞口60の連続開放回数を表示する等の所定当たり遊技演出を表示後、背景画像を再び表示することを表す「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止→当たり遊技演出→背景復帰」が予め格納されている。
次に、サブ統合制御基板280のCPU281が上記「背景処理」のサブ処理に替えて実行する「背景選択処理2」のサブ処理について図22に基づいて説明する。
図22に示すように、S71において、CPU281は、RAM283から「指示コマンド」を読み出し、該「指示コマンド」が「4」か否かを判定する判定処理を実行する。そして、該「指示コマンド」が「4」の場合には(S71:YES)、CPU281は、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。即ち、変動パターンが大当たりを報知する大当たり変動パターンである場合には、背景種類を選択しないでメインフローチャートに戻る。
一方、該「指示コマンド」が「4」でない場合、即ち「1」、「2」、「3」のうちのいずれかである場合には(S71:YES)、CPU281は、S72乃至S76において、上記S31乃至S35の処理を実行後、当該サブ処理を終了してメインフローチャートに戻る。
従って、実施例2に係るパチンコ機は、サブ統合制御基板280のCPU281は、主制御基板290のCPU291からの「指示コマンド」が「4」の場合には、背景種類を選択することなく、演出表示基板260のCPU261に、「変更背景画像情報データ」として「0」、「演出パターン」として「4A」、「4B」、「4C」のうちのいずれか、及び「停止指示図柄」の図柄データを含む演出表示指示情報を出力する。そして、CPU261は、この演出表示指示情報が入力された場合には、「演出パターン」の「4A」、「4B」、「4C」に対応する「当たり4A」、「当たり4B」、「当たり4C」の演出表示パターンを選択し、各「当たり4A」、「当たり4B」、「当たり4C」に対応する「表示内容」の「変動開始→第1図柄停止→第2図柄停止→当たり演出→第3図柄停止→当たり遊技演出→背景復帰」に従って、大当たりの演出表示を行う。
これにより、上記実施例1に係るパチンコ機1の効果に加え、演出表示基板260のCPU261は、サブ統合制御基板280のCPU281から「演出パターン」として「4A」、「4B」、「4C」を含む演出表示指示情報が入力された場合には、第1、第2、第3図柄の変動開始直後又は第1列目の第1図柄の停止表示直後に、背景画像を変更しないように表示する大当たり報知の表示パターンを確実に表示でき、背景画像が変更されないことによって遊技者の大当たりに対する期待感を増大さすことができ、興趣を更に増大させることができる。
尚、本発明は、上記実施例1及び実施例2に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
実施例1に係るパチンコ機全体を示した正面側斜視図である。 実施例1に係るパチンコ機全体を示した背面側斜視図である。 実施例1に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施例1に係るパチンコ機の駆動制御に係る制御システムの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るパチンコ機の主制御基板のRAMの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のRAMの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のROMの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るパチンコ機の演出表示基板のROMの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のROMの演出パターン選択テーブル記憶エリアに格納される演出パターン選択テーブルの一例を示す図である。 実施例1に係るパチンコ機の演出表示基板のROMの演出表示データテーブル記憶エリアに格納される演出表示データテーブルの一例を示す図である。 実施例1に係るパチンコ機の演出表示基板のROMの背景画像データ記憶エリアに記憶される表示指示情報に含まれる背景画像Aに対応する「昼間の青い空と白い雲」を表示する背景画像データの一例を示す図である。 実施例1に係るパチンコ機の演出表示基板のROMの背景画像データ記憶エリアに記憶される表示指示情報に含まれる背景画像Bに対応する「夕方の赤い空と夕陽」を表示する背景画像データの一例を示す図である。 実施例1に係るパチンコ機の演出表示基板のROMの背景画像データ記憶エリアに記憶される表示指示情報に含まれる背景画像Cに対応する「夜の濃い青空と満月」を表示する背景画像データの一例を示す図である。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが、主制御基板のCPUから指示情報として演出表示に係るコマンドを受信した場合に実行する制御処理を示すメインフローチャートである。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが実行する「コマンド受信処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが実行する「演出パターン選択処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが実行する「背景選択処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 実施例1に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが実行する「演出指示処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。 実施例1に係るパチンコ機の演出表示基板のCPUが、サブ統合制御基板のCPUから演出表示指示情報が入力された場合に実行する制御処理を示すフローチャートである。 図19の大当たり図柄が確定表示された状態の一例を示す図である。 実施例2に係るパチンコ機の演出表示基板のROMの演出表示データテーブル記憶エリアに格納される演出表示データテーブルの一例を示す図である。 実施例2に係るパチンコ機のサブ統合制御基板のCPUが実行する「背景選択処理2」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ機
41 遊技盤
42 遊技領域
48 特別図柄表示装置
52 液晶表示器(LCD)
75 演出パターン選択テーブル
76、78 演出表示データテーブル
260 演出表示基板
261、281、291 CPU
262、282、292 ROM
263、283、293 RAM
280 サブ統合制御基板
290 主制御基板

Claims (5)

  1. 遊技領域に設けられて背景画像上に複数の変動図柄を表示する特別図柄表示装置と、
    前記特別図柄表示装置を制御する表示制御手段と、
    遊技機の動作状態を制御する主制御手段と、
    前記主制御手段から入力された指示情報に基づいて前記表示制御手段に対して該指示情報に対応する表示指示情報を出力するサブ制御手段と、
    を備え、
    前記背景画像は、複数種類の背景画像を含み、
    前記表示指示情報は、前記特別図柄表示装置に表示される複数の変動図柄の表示パターンを指示する複数種類の表示パターン指示情報を含み、
    前記表示パターン指示情報は、前記特別図柄表示装置に表示されている背景画像を前記変動図柄の変動後所定タイミングで異なる種類の背景画像に変更するように指示する背景画像変更指示情報を含み、
    前記サブ制御手段は、
    始動口への遊技球の入賞に基づいて前記主制御手段によって選択される複数種類の変動パターンのそれぞれに対応して複数種類の表示パターンを記憶する表示パターン記憶手段と、
    前記主制御手段から前記変動パターンに対応する指示情報を入力された場合には、該各変動パターンに対応して一の表示パターンを所定確率で選択する表示パターン選択手段と、
    前記各背景画像の種類を所定順序で記憶する背景種類記憶手段と、
    前記特別図柄表示装置に表示されている背景画像の次の順番の背景画像の種類を選択する背景種類選択手段と、
    前記表示パターン選択手段によって選択された表示パターンと前記背景種類選択手段によって選択された背景画像の種類に変更するように指示する背景画像変更指示情報とを含む表示パターン指示情報を出力する演出指示制御手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、
    前記各表示パターンのそれぞれに対応する演出表示パターンを記憶する演出表示パターン記憶手段と、
    前記背景画像の各種類に対応する背景画像データを記憶する背景画像データ記憶手段と、
    前記表示パターン指示情報が入力された場合には、該表示パターン指示情報に含まれる表示パターンに対応する演出表示パターンを選択する演出表示パターン選択手段と、
    該表示パターン指示情報に含まれる前記背景画像変更指示情報に対する背景画像データを選択する背景画像データ選択手段と、
    前記変動図柄の変動開始後所定タイミングで前記背景画像データ選択手段によって選択された背景画像データに基づき背景画像を変更する背景変更制御手段と、
    変動開始から該演出表示パターンに基づいて最終停止図柄が出現するまで所定時間経過毎に順次変動図柄を停止表示する図柄停止表示制御手段と、
    前記主制御手段からサブ制御手段を介して前記演出表示パターンの表示の終了を指示する確定信号が入力されるまで、前記最終停止図柄が出現した状態を表示し、前記確定信号が入力された場合には、該最終停止図柄に対応する態様を確定表示する確定表示制御手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記変動パターンは、複数の変動図柄が変動後所定の態様で停止する大当たり変動パターンを含み、
    前記背景種類選択手段は、前記大当たり変動パターンに対応する指示情報を入力された場合には、次の順番の背景画像の種類を選択しないことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記演出表示パターンは、前記最終停止図柄の確定停止後、前記背景画像が表示されなくなる特別演出表示を含み、
    前記表示制御手段は、
    前記特別演出表示の表示後、該背景画像を再度表示する第1背景画像復帰手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記演出表示パターンは、前記変動図柄が変動後、所定の態様で停止する一つ手前の変動状態から前記最終停止図柄が停止する状態までに前記背景画像が表示されなくなるリーチ演出表示を含み、
    前記表示制御手段は、
    前記リーチ演出表示の表示後、該背景画像を再度表示する第2背景画像復帰手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記所定タイミングは、前記複数の変動図柄の変動開始直後であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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