JP2006246410A - 画像読み取りシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像読み取りシステムにおいて、画像読み取り装置のコストアップを伴うことなく、複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能とする。
【解決手段】画像読み取り装置は、1枚目の原稿の画像を読み取る前に密着型イメージセンサのキャリブレーションを実行する(#1)。その後、搬送された原稿が奇数ページであるとき(#3においてYES)、密着型イメージセンサは往方向に移動しながら、画像を読み取り(#4)、ホームポジションに戻ることなく待機する(#5)。搬送された原稿が偶数ページであるとき(#3においてNO)、密着型イメージセンサは復方向に移動しながら画像を読み取る(#10)。その後、コンピュータ装置のCPUは、奇数ページの画像データを副走査方向に反転させ、ハードディスク装置に格納する。
【選択図】図5
【解決手段】画像読み取り装置は、1枚目の原稿の画像を読み取る前に密着型イメージセンサのキャリブレーションを実行する(#1)。その後、搬送された原稿が奇数ページであるとき(#3においてYES)、密着型イメージセンサは往方向に移動しながら、画像を読み取り(#4)、ホームポジションに戻ることなく待機する(#5)。搬送された原稿が偶数ページであるとき(#3においてNO)、密着型イメージセンサは復方向に移動しながら画像を読み取る(#10)。その後、コンピュータ装置のCPUは、奇数ページの画像データを副走査方向に反転させ、ハードディスク装置に格納する。
【選択図】図5
Description
本発明は、画像読み取り装置の原稿台に載置された原稿の画像を読み取って電子データに変換して記録する画像読み取りシステムに関するものである。
従来から、複写装置においては、スキャンユニットを往方向及び復方向に走査させながら、連続的に原稿の画像を読み取るように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開昭62−245771号公報
特開平6−178053号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に示された複写装置においては、スキャンユニットを復方向に走査させながら読み取った画像データを記録紙に画像を形成する前に反転処理する必要があり、そのために複写装置に相応のメモリや処理速度の速いCPUを実装しなければならず、複写装置のコストアップを招来している。従って、このようなコストの嵩む構成は、コンシューマ向けの画像読み取り装置においては不向きとされ、実用化に至っていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、画像読み取り装置のコストアップを伴うことなく、複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能とした画像読み取りシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、原稿が装填される給紙トレイと、この給紙トレイに装填された原稿を原稿台に搬送する第1原稿搬送手段と、この第1原稿搬送手段によって搬送された原稿に対して主走査方向の所定の範囲に光を照射してその反射光を受光しながら副走査方向に移動し、原稿の画像を読み取る密着型画像読み取り手段と、この密着型画像読み取り手段によって読み取られた画像の画像データを送信するための第1通信用インターフェースと、密着型画像読み取り手段によって画像データが読み取られた原稿を排紙するための第2原稿搬送手段とを備え、複数枚の原稿を自動的に給排紙して連続的に画像読み取り可能な画像読み取り装置と、第1通信用インターフェースから送信された画像データを受信する第2通信用インターフェースと、この第2通信用インターフェースによって受信された画像データを一時的に記憶する記憶手段と、この記憶手段によって記憶された画像データを格納するハードディスク記録手段と、第2通信用インターフェース、記憶手段、ハードディスク記録手段及び画像読み取り装置を制御する制御手段とを備えたコンピュータ装置と、によって構成される画像読み取りシステムにおいて、制御手段は、給紙トレイに装填された複数枚の原稿の画像を、画像読み取り装置に自動的に読み取らせる際に、密着型画像読み取り手段のホームポジションにおいて該密着型画像読み取り手段のキャリブレーションを1回だけ行い、その後、キャリブレーションを行うことなく、第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が奇数ページであるとき、密着型画像読み取り手段を往方向に、かつ原稿のサイズよりも大きく移動させて該密着型画像読み取り手段に原稿より広範囲の画像を読み取らせ、この密着型画像読み取り手段をホームポジションに戻すことなく原稿の外側位置で待機させると共に、読み取った画像データを一旦記憶手段に記憶させ、この記憶手段に記憶された画像データを原稿サイズにトリミングしてハードディスク記録手段に格納させ、第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が偶数ページであるとき、原稿の外側位置で待機させた密着型画像読み取り手段を副方向に、かつ原稿のサイズよりも大きく移動させて該密着型画像読み取り手段に原稿より広範囲の画像を読み取らせ、読み取った画像データを一旦記憶手段に記憶させ、この記憶手段に記憶された画像データを原稿サイズにトリミングして、さらに副走査方向に反転させてハードディスク記録手段に格納させ、これにより、給紙トレイに装填された複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能としたものである。
請求項2の発明は、原稿台に載置された原稿に対して主走査方向の所定の範囲に光を照射してその反射光を受光しながら副走査方向に移動し、原稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、この画像読み取り手段によって読み取られた画像の画像データを送信するための第1通信用インターフェースとを備えた画像読み取り装置と、第1通信用インターフェースから送信された画像データを受信する第2通信用インターフェースと、この第2通信用インターフェースによって受信された画像データを一時的に記憶する記憶手段と、この記憶手段によって記憶された画像データを格納するハードディスク記録手段と、第2通信用インターフェース、記憶手段、ハードディスク記録手段及び画像読み取り装置を制御する制御手段とを備えたコンピュータ装置と、によって構成される画像読み取りシステムにおいて、制御手段は、第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が奇数ページであるとき、画像読み取り手段を往方向に移動させて該画像読み取り手段に原稿の画像を読み取らせ、記憶手段に記憶されたデータをそのままハードディスク記録手段に格納させ、第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が偶数ページであるとき、画像読み取り手段を副方向に移動させて該画像読み取り手段に原稿の画像を読み取らせ、記憶手段に記憶されたデータを副走査方向に反転させてハードディスク記録手段に格納させ、これにより、給紙トレイに装填された複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能としたものである。
請求項1の発明によれば、制御手段は、複数枚の原稿の画像を画像読み取り装置に自動的に読み取らせる際に、密着型画像読み取り手段のキャリブレーションを1回だけ行い、その後、キャリブレーションを行うことなく、密着型画像読み取り手段を往方向及び復方向に移動させて、該密着型画像読み取り手段に奇数ページ及び偶数ページの画像を連続的に読み取らせる。これにより、各ページの画像を読み取った後、密着型画像読み取り手段をホームポジションに復帰させることなく、次のページの画像の読み取りを開始することができるので、複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能となる。また、2ページ目以降のページの画像を読み取る前に、密着型画像読み取り手段のキャリブレーションを実行しないので、直ちに次のページの画像の読み取りを開始することができる。これにより、従来品と画像読み取り速度等が同等の密着型画像読み取り手段を用いながらも、単位時間に読み取り可能な原稿の枚数を増加させることができる。また、画像データを反転処理するための構成である処理能力の高い制御手段及び大容量の記憶手段は、一般的なコンピュータ装置に備えられているものを適用するので、画像読み取り装置のコストアップを伴うこともない。また、原稿より広範囲の画像を密着型画像読み取り手段に読み取らせて、その画像データを一旦記憶手段に記憶させた後、原稿サイズに合わせてトリミングするので、原稿が第1原稿搬送手段によって原稿台の所定の位置に搬送されなかった場合であっても、適正にトリミングされた画像データを得ることができる。
請求項2の発明によれば、制御手段は、複数枚の原稿の画像を画像読み取り装置に自動的に読み取らせる際に、密着型画像読み取り手段を往方向及び復方向に移動させて、該密着型画像読み取り手段に奇数ページ及び偶数ページの画像を連続的に読み取らせる。これにより、各ページの画像を読み取った後、密着型画像読み取り手段をホームポジションに復帰させることなく、次のページの画像の読み取りを開始することができるので、複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能となる。
本発明の実施形態による画像読み取りシステムについて図面を参照して説明する。図1は画像読み取りシステムを示している。画像読み取りシステム1は、インターフェースケーブル2によって相互に接続された画像読み取り装置3と、コンピュータ装置20等によって構成されている。画像読み取り装置3は、原稿台4に密着するように載置された原稿5に光を照射してその反射光を電気信号に変換することにより原稿の画像を読み取る密着型イメージセンサ(密着型画像読み取り手段)6を備えた、いわゆるCISイメージスキャナである。
画像読み取り装置3は、原稿5が装填される給紙トレイ7と、給紙トレイ7に装填された原稿5を原稿台4に搬送すると共に、画像データが読み取られた原稿5を排紙するための原稿搬送機構(第1原稿搬送手段、第2原稿搬送手段)8と、原稿搬送機構8によって搬送された原稿5の画像を読み取る密着型イメージセンサ6と、密着型イメージセンサ6を副走査方向Bに駆動するイメージセンサ駆動機構9と、密着型イメージセンサ6によって読み取られた画像の画像データを記憶するメモリ10と、メモリ10に記憶された画像データをコンピュータ装置20に送信するための第1通信用インターフェース11と、各部の制御を司るCPU12等を有している。給紙トレイ7、原稿搬送機構8は、原稿台4を覆うカバー部材13の側に設けられており、密着型イメージセンサ6、イメージセンサ駆動機構9、メモリ10、第1通信用インターフェース11、及びCPU12は、画像読み取り装置3の本体14の側に設けられている。
原稿搬送機構8は、給紙トレイ7に装填されている原稿5を送り出す搬送ローラ15と、搬送ベルト17を駆動するための駆動ローラ16と、搬送ローラ15によって送り出された原稿5を原稿台4まで搬送すると共に、画像データが読み取られた原稿5を排紙トレイ18に搬送するための搬送ベルト17等によって構成されている。密着型イメージセンサ6は、原稿搬送機構8によって搬送されて原稿台4に載置された原稿5の主走査方向A(図2参照)の所定の範囲に光を照射してその反射光を受光しながら副走査方向Bに移動し、原稿5の画像を読み取って電子的な画像データに変換する。原稿搬送機構8、密着型イメージセンサ6、イメージセンサ駆動機構9の動作が同期するようにCPU12が各部を制御することにより、画像読み取り装置3は、給紙トレイ7に装填された原稿5の画像を自動的に読み取ることができる。
コンピュータ装置20は、第1通信用インターフェース11から送信された画像データを受信する第2通信用インターフェース21と、第2通信用インターフェース21によって受信された画像データを一時的に記憶するメモリ(記憶手段)22と、メモリ22によって記憶された画像データを格納するハードディスク装置(ハードディスク記録手段)23と、第2通信用インターフェース21、メモリ22、ハードディスク装置23及び画像読み取り装置3を制御するCPU(制御手段)24と等を有している。
図2は、複数枚の原稿5を自動的に給排紙し、その画像を連続的に読み取る際の密着型イメージセンサ6の移動の様子を示している。密着型イメージセンサ6は、1枚目の原稿を読み取る前に、原稿台4の外側に設定されているホームポジション26においてキャリブレーションを行う。その後、密着型イメージセンサ6は、往方向B1に移動しながら奇数ページの画像を読み取り、復方向B2に移動しながら偶数ページの画像を読み取る。1度画像の読み取りを開始した後は、キャリブレーションは実行しない。
図3は、奇数ページの原稿5aが読み取られる様子を示している。原稿5が奇数ページの場合は、(a)に示すように、密着型イメージセンサ6は往方向B1に移動され、1ラインずつ画像が読み取られていく。既に述べたように、原稿5は原稿搬送機構8によって搬送されるため、原稿5と原稿台4及び搬送ベルト17との摩擦力が一定に分布せず、その結果、原稿台4に対して若干斜めに傾いた姿勢で搬送されることもある。また、原稿台4の端縁と原稿5の端縁が一致しない場合もある。そこで、(b)に示すように、画像読み取り装置3は、密着型イメージセンサ6によって原稿5aより広範囲の画像を読み取らせ、その画像データ30をメモリ10等に記憶させ、その後コンピュータ装置20に送出した後、適正なサイズにトリミングできるように構成されている。メモリ10に記憶された画像データ30は、第1通信用インターフェース11、インターフェースケーブル2、第2通信用インターフェース21を順次介してコンピュータ装置20のメモリ22に記憶される。そしてコンピュータ装置20のCPU24は、メモリ22に記憶されている画像データ30をトリミングして原稿サイズの画像データ35((c)参照)を得る。このとき、斜めに傾いて読み取られていた画像データ30は、適正な向きに矯正される。なお、画像データ30のトリミングは、例えば、密着型イメージセンサ6によって読み取った画像データ30のうち、原稿5に相当する部分31と搬送ベルト17に相当する部分32のトーン差等に基いてなされる。
図4は、偶数ページの原稿5bが読み取られる様子を示している。原稿5が偶数ページの場合は、(a)に示すように、密着型イメージセンサ6は復方向B2に移動され、1ラインずつ画像が読み取られていく。このとき、密着型イメージセンサ6が通常の往方向B1とは逆の復方向B2であるため、(b)に示すように、密着型イメージセンサ6の副走査方向Bに反転した画像データ40がコンピュータ装置20のメモリ22に記憶される。そこでコンピュータ装置20のCPU24は、(c)に示すように、メモリ22に記憶されている画像データ40をトリミングする際に、さらに、画像データ40を副走査方向Bに反転させて、原稿5に対応した画像データ45を得るようにしている。
次に、複数枚の原稿5の画像を自動的に読み取って画像データを取得する手順について、フローチャートに基いて説明する。ユーザによってコンピュータ装置20に指令が入力されると、まず画像読み取り装置3が、密着型イメージセンサ6のキャリブレーションを実行する(#1)。このとき、密着型イメージセンサ6はホームポジション26に位置されている。密着型イメージセンサ6のキャリブレーションが完了すると、原稿搬送機構8が原稿5を原稿台4に搬送する(#2)。このとき、搬送された原稿5が奇数ページであるとき(#3においてYES)、イメージセンサ駆動機構9は密着型イメージセンサ6を往方向B1に駆動し、密着型イメージセンサ6は原稿5の画像を読み取り(#4)、ホームポジション26に戻ることなく、原稿5の端縁の外側で待機する(#5)。そして密着型イメージセンサ6によって読み取られた画像データ30は、メモリ10に記憶された後、インターフェースケーブル2を介してコンピュータ装置20に送信され、メモリ22に記憶される(#6)。その後、コンピュータ装置20のCPU24は、メモリ22に記憶されている画像データ30を原稿サイズに合わせてトリミングすることにより画像データ35を生成してハードディスク装置23に格納する(#7)。一方、原稿搬送機構8は、画像の読み取りが終了した原稿5を排紙トレイ18に搬送する(#8)。そして、給紙トレイ7に次の原稿5が存在すれば(#9においてYES)、#2に戻る。
#2において搬送された原稿5が偶数ページであるとき(#3においてNO)、イメージセンサ駆動機構9は密着型イメージセンサ6を復方向B2に駆動し、密着型イメージセンサ6は原稿5の画像を読み取り(#10)、ホームポジション26に戻ることなく、原稿5の端縁の外側で待機する(#11)。そして密着型イメージセンサ6によって読み取られた画像データ40は、#6と同様にメモリ22に記憶される(#12)。その後、コンピュータ装置20のCPU24は、メモリ22に記憶されている画像データ40を原稿サイズに合わせてトリミングして、さらに副走査方向に反転させることにより、画像データ45を生成してハードディスク装置23に格納し(#13)、#8に移行する。そして、給紙トレイ7に次の原稿5が存在しなくなれば(#9においてNO)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態の画像読み取りシステム1によれば、CPU24は、複数枚の原稿5の画像を画像読み取り装置3に自動的に読み取らせる際に、密着型イメージセンサ6のキャリブレーションを1回だけ行い、その後、キャリブレーションを行うことなく、密着型イメージセンサ6を往方向B1及び復方向B2に移動させて、密着型イメージセンサ6に奇数ページ及び偶数ページの画像を連続的に読み取らせる。これにより、各ページの画像を読み取った後、密着型イメージセンサ6をホームポジション26に復帰させることなく、次のページの画像の読み取りを開始することができるので、複数枚の原稿5の画像を迅速に読み取り可能となる。また、2ページ目以降のページの画像を読み取る前に、密着型イメージセンサ6のキャリブレーションを実行しないので、直ちに次のページの画像の読み取りを開始することができる。これにより、従来品と画像読み取り速度等が同等の密着型イメージセンサ6を用いながらも、単位時間に読み取り可能な原稿の枚数を増加させることができる。また、画像データ30、40を反転処理するための構成である処理能力の高いCPU24及び大容量のメモリ22は、一般的なコンピュータ装置20に備えられているものを適用するので、画像読み取り装置3のコストアップを伴うこともない。また、原稿5より広範囲の画像を密着型イメージセンサ6に読み取らせて、その画像データ30、40を一旦メモリ22に記憶させた後、原稿サイズに合わせてトリミングして画像データ35、45を生成するので、原稿が原稿搬送機構8によって原稿台4の所定の位置に搬送されなかった場合であっても、適正にトリミングされた画像データ35、45を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られることなく、少なくとも原稿5が奇数ページであるとき、密着型イメージセンサ6を往方向B1に移動させて画像を読み取らせ、その画像データをそのままハードディスク装置23に格納し、原稿5が偶数ページであるとき、密着型イメージセンサ6を復方向B2に移動させて画像を読み取らせ、その画像データを副走査方向に反転させてハードディスク装置23に格納するように構成されていればよい。従って、原稿搬送機構8を排して、ユーザが手動で原稿5を原稿台4に載置するような構成であってもよい。また、密着型イメージセンサ6による画像の読み取り範囲は、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。さらに、密着型イメージセンサ6に替えて、CCD(Charge Coupled Device)、レンズ等によって構成される縮小光学系のイメージセンサを用いるようにしても構わない。
1 画像読み取りシステム
3 画像読み取り装置
4 原稿台
5 原稿
6 密着型イメージセンサ(密着型画像読み取り手段)
7 給紙トレイ
8 原稿搬送機構(第1原稿搬送手段、第2原稿搬送手段)
11 第1通信用インターフェース
20 コンピュータ装置
21 第2通信用インターフェース
22 メモリ(記憶手段)
23 ハードディスク装置(ハードディスク記録手段)
24 CPU
3 画像読み取り装置
4 原稿台
5 原稿
6 密着型イメージセンサ(密着型画像読み取り手段)
7 給紙トレイ
8 原稿搬送機構(第1原稿搬送手段、第2原稿搬送手段)
11 第1通信用インターフェース
20 コンピュータ装置
21 第2通信用インターフェース
22 メモリ(記憶手段)
23 ハードディスク装置(ハードディスク記録手段)
24 CPU
Claims (2)
- 原稿が装填される給紙トレイと、この給紙トレイに装填された原稿を原稿台に搬送する第1原稿搬送手段と、この第1原稿搬送手段によって搬送された原稿に対して主走査方向の所定の範囲に光を照射してその反射光を受光しながら副走査方向に移動し、原稿の画像を読み取る密着型画像読み取り手段と、この密着型画像読み取り手段によって読み取られた画像の画像データを送信するための第1通信用インターフェースと、前記密着型画像読み取り手段によって画像データが読み取られた原稿を排紙するための第2原稿搬送手段とを備え、複数枚の原稿を自動的に給排紙して連続的に画像読み取り可能な画像読み取り装置と、
前記第1通信用インターフェースから送信された画像データを受信する第2通信用インターフェースと、この第2通信用インターフェースによって受信された画像データを一時的に記憶する記憶手段と、この記憶手段によって記憶された画像データを格納するハードディスク記録手段と、前記第2通信用インターフェース、記憶手段、ハードディスク記録手段及び画像読み取り装置を制御する制御手段とを備えたコンピュータ装置と、によって構成される画像読み取りシステムにおいて、
前記制御手段は、
給紙トレイに装填された複数枚の原稿の画像を、前記画像読み取り装置に自動的に読み取らせる際に、
前記密着型画像読み取り手段のホームポジションにおいて該密着型画像読み取り手段のキャリブレーションを1回だけ行い、
その後、キャリブレーションを行うことなく、
前記第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が奇数ページであるとき、前記密着型画像読み取り手段を往方向に、かつ原稿のサイズよりも大きく移動させて該密着型画像読み取り手段に原稿より広範囲の画像を読み取らせ、この密着型画像読み取り手段をホームポジションに戻すことなく原稿の外側位置で待機させると共に、読み取った画像データを一旦前記記憶手段に記憶させ、この記憶手段に記憶された画像データを原稿サイズにトリミングして前記ハードディスク記録手段に格納させ、
前記第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が偶数ページであるとき、原稿の外側位置で待機させた密着型画像読み取り手段を副方向に、かつ原稿のサイズよりも大きく移動させて該密着型画像読み取り手段に原稿より広範囲の画像を読み取らせ、読み取った画像データを一旦前記記憶手段に記憶させ、この記憶手段に記憶された画像データを原稿サイズにトリミングして、さらに副走査方向に反転させて前記ハードディスク記録手段に格納させ、
これにより、給紙トレイに装填された複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能としたことを特徴とする画像読み取りシステム。 - 原稿台に載置された原稿に対して主走査方向の所定の範囲に光を照射してその反射光を受光しながら副走査方向に移動し、原稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、この画像読み取り手段によって読み取られた画像の画像データを送信するための第1通信用インターフェースとを備えた画像読み取り装置と、
前記第1通信用インターフェースから送信された画像データを受信する第2通信用インターフェースと、この第2通信用インターフェースによって受信された画像データを一時的に記憶する記憶手段と、この記憶手段によって記憶された画像データを格納するハードディスク記録手段と、前記第2通信用インターフェース、記憶手段、ハードディスク記録手段及び画像読み取り装置を制御する制御手段とを備えたコンピュータ装置と、によって構成される画像読み取りシステムにおいて、
前記制御手段は、
前記第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が奇数ページであるとき、前記画像読み取り手段を往方向に移動させて該画像読み取り手段に原稿の画像を読み取らせ、前記記憶手段に記憶されたデータをそのまま前記ハードディスク記録手段に格納させ、
前記第1原稿搬送手段によって搬送された原稿が偶数ページであるとき、前記画像読み取り手段を副方向に移動させて該画像読み取り手段に原稿の画像を読み取らせ、前記記憶手段に記憶されたデータを副走査方向に反転させて前記ハードディスク記録手段に格納させ、
これにより、給紙トレイに装填された複数枚の原稿の画像を迅速に読み取り可能としたことを特徴とする画像読み取りシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005063122A JP2006246410A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 画像読み取りシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005063122A JP2006246410A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 画像読み取りシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006246410A true JP2006246410A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37052296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005063122A Withdrawn JP2006246410A (ja) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | 画像読み取りシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006246410A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8493635B2 (en) | 2010-01-13 | 2013-07-23 | Seiko Epson Corporation | Optical reading device, control method for an optical reading device, and computer-readable recording medium storing a control program for an optical reading device |
-
2005
- 2005-03-07 JP JP2005063122A patent/JP2006246410A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8493635B2 (en) | 2010-01-13 | 2013-07-23 | Seiko Epson Corporation | Optical reading device, control method for an optical reading device, and computer-readable recording medium storing a control program for an optical reading device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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