JP2006246048A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、シートスルー方式で原稿画像を読み取って画像処理する際に、ゴミ等の異常画像を速やかにかつ適切に検出して補正する画像処理装置に関する。
【解決手段】画像読取装置1は、ゴミ画像を地肌画像に基づいて検出するとともに、ゴミ画像の副走査方向の連続回数を検出して、当該連続回数に応じて補正レベルを変化させてゴミ画像の補正を行っている。したがって、無原稿状態での画像の読み取りを行うことなく、簡単な構成で、速やかにゴミ等による異常画像を適切かつ効果的に補正することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置に関し、詳細には、シートスルー方式で原稿画像を読み取って画像処理する際に、ゴミ等の異常画像を速やかにかつ適切に補正する画像処理装置に関する。
スキャナ装置、複写装置及びファクシミリ装置等の原稿の画像を光学的に読み取る画像処理装置においては、従来から複数枚の原稿を効率的に読み取るために、SDF(シートスルー・ドキュメント・フィーダ)を使用して、複数枚の原稿を1枚ずつ分離して読取部の読取位置に搬送し、読取部のコンタクトガラス上を搬送される原稿に、当該コンタクトガラスの下方に配置された読取部の光源から光を投射して、原稿で反射された光を所定の光路を通過させてCCD(Charge Coupled Device )等の光電変換素子に入射して、原稿の画像を読み取っている。
このような画像処理装置においては、その光路上の部品にゴミやほこり及びその他の異物等(以下、ゴミ等という。)が付着すると、当該ゴミ等が黒スジや白スジ等となって画像に現れ、画質を著しく低下させる。
そこで、本出願人は、先に、原稿読取前の無原稿状態で読み取りを行った画像データを一次保存して、当該画像データから異常画素の検出を行い、ゴミ等の境界を判別して適切な補正処理を実施する画像処理装置を提案している(特許文献1参照)。
すなわち、この従来技術は、原稿読取前に無原稿状態で画像を読み込み、ゴミ等による不正画像を検出して、当該検出結果に基づいて縦黒スジや白スジを適切な範囲で補正している。
特開2002−262083号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、原稿読取前に無原稿状態で読み取った画像に対してゴミ等による異常画像を検出し、異常画像の位置、平均レベルを求める必要があるとともに、実際の原稿を読み取る前に必ず無原稿状態で画像を読み取る必要があり、生産性を向上させる上で、改良の必要があった。また、無原稿状態で画像を読み取るときに、その背景となるシートスルーADFの部材が何らかの原因で汚れている場合、本来の検出対象であるゴミとは異なる部材の汚れをゴミと検出してしまい、画像を悪化させるおそれがあった。
そこで、本発明は、無原稿状態での画像の読み取りを行うことなく、簡単な構成で、速やかにゴミ等による異常画像を適切かつ効果的に検出して補正し、安価にかつ速やかに画像品質を向上させることのできる画像読取装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像処理装置は、シートスルー原稿台の下方の読取位置に画像読取手段を固定させて、当該シートスルー原稿台上を副走査方向に搬送される原稿を当該画像読取手段で主走査して読み取った原稿の画像データを処理する画像処理装置において、主走査ライン毎の地肌濃度レベルを出力する地肌出力手段と、前記地肌出力手段の出力する地肌濃度レベルと前記原稿の画像濃度レベルとの濃度差に基づいて原稿画像と区別してゴミ画像を検知するゴミ画像検知手段と、当該ゴミ画像検知手段の検知したゴミ画像の主走査方向の画素位置を格納するゴミ画像位置格納手段と、当該ゴミ画像位置格納手段の前ラインのゴミ画像位置と現ラインのゴミ画像位置とを比較するゴミ画像位置比較手段と、当該ゴミ画像位置比較手段の比較結果に基づいてゴミ画像の副走査方向の連続回数を格納するゴミ画像連続回数格納手段と、当該ゴミ画像連続回数格納手段に格納されている前記ゴミ画像連続回数に基づいて補正レベルを変化させて当該ゴミ画像を補正するゴミ画像補正処理手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記画像処理装置は、前記地肌出力手段が、予め格納されている主走査ライン毎の地肌画像の濃度レベルを出力し、前記ゴミ画像検知手段が、当該地肌出力手段の出力する前記地肌濃度レベルと前記画像読取手段の読み取った前記原稿の画像の濃度レベルとを比較して、当該画像がゴミ画像か否かを判別するものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記ゴミ画像連続回数格納手段は、主走査1ラインの各画素毎の副走査方向のゴミ画像連続回数を格納するゴミ画像連続回数格納メモリと、前記ゴミ画像検知手段がゴミ画像として検知した画素について前記ゴミ画像連続回数格納メモリの当該画素位置のゴミ画像連続回数を加算するゴミ画像連続回数加算手段と、前記ゴミ画像検知手段が非ゴミ画像として検知した画素について前記ゴミ画像連続回数格納メモリの当該画素位置のゴミ画像連続回数をクリアするゴミ画像連続回数クリア手段と、を備えているものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記ゴミ画像補正処理手段は、前記ゴミ画像連続回数格納手段に格納されている前記ゴミ画像連続回数の多いゴミ画像ほど補正強度の高い補正を行うものであってもよい。
本発明の画像処理装置によれば、ゴミ画像を地肌画像に基づいて検出するとともに、ゴミ画像の副走査方向の連続回数を検出して、当該連続回数に応じて補正レベルを変化させてゴミ画像の補正を行うので、無原稿状態で画像の読み取りを行うことなく、簡単な構成で、速やかにゴミ等による異常画像を適切かつ効果的に検出して補正することができ、安価にかつ速やかに画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図13は、本発明の画像処理装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像処理装置の一実施例を適用した画像読取装置1の外観斜視図である。
図1において、画像読取装置1は、本体筐体2の上部に、シートスルー方式のADF(Auto Document Feeder)3が配設されており、ADF3には、読取対象の原稿に複数枚載置される原稿台4、読み取られた原稿の排紙される原稿排紙台5及び原稿にジャムが発生したときにジャムの発生した原稿を取り除くことができるように開閉可能となっている開閉カバー6等が設けられている。
この画像読取装置1は、図2にその正面概略構成図を示すように、本体筐体2の上部には、ADF3によって搬送される原稿の読取面が通過するスリットガラス11が配設され、本体筐体2内には、光学走査ユニット12及び画像処理ユニット13等が収納されている。
光学走査ユニット12は、当該スリットガラス11を通して搬送される原稿に読取光を照射するハロゲンランプ等の照明ランプ14及び原稿で反射された反射光を順次反射して画像処理ユニット13に投光する走査ミラー15等を備えており、光学走査ユニット12は、スリットガラス11上を搬送される原稿に、固定位置で、当該スリットガラス11を通して照明ランプ14から読取光を照射して、原稿で反射された光を走査ミラー15で順次反射して、画像処理ユニット13方向に投光する。
画像処理ユニット13は、レンズ16、CCD(Charge Coupled Device )17及び画像処理部18等を備えており、レンズ16によって光学走査ユニット12からの光を撮像素子であるCCD17に集光して、CCD17で入射光を光電変換し、さらに、図示しないA/D変換回路で、例えば、8ビットのデジタルのRGB画像信号に変換して画像処理ユニット13に出力する。画像処理ユニット13は、CCD17から入力される画像信号に種々の画像処理を施して、デジタルの画像信号に変換するとともに、後述するゴミ検出・補正処理を実行する。
そして、ADF3は、図3に示すように、原稿台4上の原稿をスムーズに送り出すガイド板21、ガイド板21上の原稿を原稿台4上から送り出す給紙ベルト22、給紙ベルト22によって送り出される原稿を1枚ずつ分離する分離コロ23、1枚ずつ送り出された原稿を上記スリットガラス11を通して原稿排紙台5上に誘導する搬送路24、搬送路24に沿って配設されて搬送路24上に沿って原稿を搬送する複数の搬送コロ25及びスリットガラス11の手前の搬送路24上を搬送される原稿を検出する原稿検知センサ26等を備えている。
ADF3は、原稿台4上に載置された複数枚の原稿をガイド板21により給紙ベルト22と分離コロ23との間にガイドして、給紙ベルト22と分離コロ23が、それぞれ回転しながら原稿を1枚ずつ分離して搬送路24上に送り出す。すなわち、給紙ベルト22が、図2及び図3において右回転、分離コロ23も右回転するように制御され、原稿台4上の一番上の原稿のみを1枚ずつ分離して給紙する。ADF3は、これらの給紙ベルト22と分離コロ23によって搬送路24上に送り出された原稿を搬送コロ25で搬送路上24をスリットガラス11上を通過させて原稿排紙台5上に排出する。原稿検知センサ26は、搬送路上24をスリットガラス11に搬送される原稿の先端及び後端を検知して、制御部31(図4参照)に通知する。
そして、画像読取装置1は、このスリットガラス11上を搬送される原稿に、光学走査ユニット12の照明ランプ14から読取光を照射して、当該原稿で反射された光を走査ミラー15で反射して画像処理ユニット13のレンズ16を通してCCD17に結像させる。CCD17は、入射光を光電変換し、図示しないA/D変換回路で、この光電変換されたアナログの画像信号を、例えば、8ビットのデジタルのRGB画像信号にデジタル変換した後、画像処理ユニット13に入力する。画像処理ユニット13は、入力されるデジタルの画像データに種々の画像処理、特に、後述するゴミ検出・補正処理を実行する。
そして、画像読取装置1は、その制御系統が、図4に示すようにブロック構成されており、制御部31、センサ制御部32、操作部33、ステッピングモータ制御部34、ゲート信号生成部35及び上記画像処理部18等を備えている。センサ制御部32は、上記原稿検知センサ26等の各種センサの動作を制御して、当該各センサからの信号を制御部31に出力し、操作部33は、画像読取装置1を操作するのに必要な各種ボタン類やディスプレイ等を備えている。制御部31は、演算部36等を備え、操作部33の設定に応じて、センサ制御部32を介して入力される各種センサからの信号に基づいて、画像読取装置1の各部の動作を制御して、画像読取装置1としての動作処理を制御し、特に、ステッピングモータ制御部34を介して図示しないステッピングモータの動作を制御して、上記搬送コロ23等の動作を制御し、原稿の搬送を行う。また、制御部31は、ゲート信号生成部35を制御して、画像読取装置1の副走査方向の有効画素領域を示す副走査方向有効画像ゲート信号(図5参照)を生成させ、画像処理部18に出力させる。画像処理部18は、ゴミ補正部40を備え、ゲート信号生成部35から入力される副走査方向有効画像ゲート信号(以下、単に、ゲート信号という。)に基づいて、各種画像処理、特に、後述するゴミ検出・補正処理を実行する。
すなわち、ゲート信号は、図5に示すように、画像データの副走査方向の有効領域を示す信号であり、ライン同期信号は、主走査方向の先頭基準信号であって、ゲート信号は、このライン同期信号で同期化されている。副走査有効画像ゲート信号が、例えば、アクティブLの場合、ゲート信号がLレベルの間のライン同期信号の数が副走査の有効ライン数となる。そして、画像処理部18は、この副走査有効画像ゲート信号を検知して有効範囲のみ画像処理を施す回路構成になっている。また、ADF3における副走査有効画像ゲート信号は、図2及び図3に示したように、原稿検知センサ26の検出するセンサ信号に基づいて生成され、例えば、原稿が原稿検知センサ26の手前の搬送路24上にある場合は、副走査有効画像ゲート信号はHレベルを保持し、原稿が原稿検知センサ26の真下を通過している場合は、Lレベルを保持し、さらに、原稿の後端が原稿検知センサ26を通過すると、Hレベルに戻る。ただし、原稿検知センサ26の取り付け位置と原稿画像の読取位置であるスリットガラス11の取付位置がメカ的な制約上、異なる場合、画像の有効範囲と副走査有効画像ゲート信号の位置関係もずれる。したがって、実際に副走査有効画像ゲート信号として使用する場合には、有効画像データと同期を合わせるように、副走査有効画像ゲート信号を遅延させるか、または、副走査有効画像ゲート信号を基準にして、カウンタ、コンパレータ等の簡単な演算回路で第2の副走査有効画像ゲート信号を生成する必要がある。例えば、センサ制御部32から入力された信号を基準とし、演算部36の演算により、画像と同期を合わせたゲート信号をゲート信号生成部35で生成する。
そして、画像読取装置1は、その画像処理系等が、図6に示すように、ブロック構成されており、地肌検知部41、ゴミ画像検知部42、ゴミ位置格納部43、ゴミ位置認識部44、ゴミ画像連続回数格納部45、副走査比較部46、ゴミ補正部47、画像遅延部48及び画像読取部49等を備えている。
画像読取部(画像読取手段)49は、シートスルー方式のADF3を利用して搬送中の原稿に読取光を照射してその反射光をCCD17に集光して当該CCD17で光電変換した画像信号を図示しないA/D変換部で、例えば、8ビットデジタルのRGB画像データを出力する部分を総称したものであり、画像データを画像遅延部48、地肌検知部41及びゴミ画像検知部42に出力する。
地肌検知部(地肌出力手段)41は、画像読取部49からの原稿画像の地肌レベルを検知し、検知結果をゴミ画像検知部42に出力する。ゴミ画像検知部(ゴミ画像検知手段)42は、画像読取部49の読み取った原稿画像と地肌検知部41の検知した地肌レベルとの濃度差を演算し、この濃度差が予め設定された所定濃度値よりも少ないと、ゴミ画像として、ごみ位置格納部43とゴミ位置認識部44に出力する。ゴミ位置格納部(ゴミ画像位置格納手段)43は、ゴミ画像検知部42で検知されたゴミ画像の主走査方向の位置アドレスを格納し、当該ゴミ画像の主走査方向の位置アドレスをゴミ位置認識部44に出力する。すなわち、ゴミ位置格納部43は、検知されたゴミの位置を記憶するメモリで構成され、1ライン前のゴミの位置アドレスを記憶する。ゴミ位置認識部(ゴミ画像位置比較手段)44は、ゴミ位置格納部43に格納されている1ライン前のゴミ位置とゴミ画像検知部42の検知した現ラインのゴミ画像位置とを比較し、現ラインのゴミ画像位置が前ラインのゴミ画像位置と同じ位置かどうかを判断し、ゴミが前ラインに連続して発生しているかどうかをゴミ画像連続回数格納部45に通知する。ゴミ画像連続回数格納部(ゴミ画像連続回数格納手段)45は、1ライン分の画素毎にゴミの副走査方向の連続回数を格納するメモリを搭載しており、ゴミ位置認識部44からのゴミに連続性があるかどうかの認識信号を受けて、現ラインのゴミが前ラインから連続している場合には、その画素の連続回数をインクリメントし、また、ゴミが前ラインから連続していない場合には、その画素の連続回数を示すメモリ内容をゼロクリアする。ゴミ画像連続回数格納部45は、搭載するメモリを、原稿が読み込まれる前に最初にゼロクリアする。
ゴミ補正部(ゴミ画像補正処理手段)47は、画像読取部49で読み込まれた原稿画像に対して、ゴミ画像連続回数格納部45からの現画素のゴミ連続回数によって補正レベル強度を切り換える機能を備えており、ゴミ補正部47には、画像読取部49で読み取られ画像遅延部48で遅延された画像データが入力される。この画像遅延部48は、上記一連のゴミ画像連続回数を検知するための処理で発生する画素遅延との同期をとるために、画像読取部49の読み取った原稿の画像を遅延させている。
ゴミ補正部47は、ゴミ画素の連続回数と読取画像とが一致するように、画像補正を行う。
上記地肌検知処理からゴミ補正処理までにおいて、ゴミの副走査の連続回数を検知して補正レベルを切り換える処理部分は、図7のように示すことができ、地肌濃度レベル格納部51、地肌濃度比較部52、ゼロクリア処理部53、インクリメント処理部54、ゴミ画像連続回数格納メモリ55、画素位置カウンタ56、複数の補正処理部57a〜57n及びセレクタ58等を備えている。
地肌濃度レベル格納部51は、検知された原稿の地肌濃度レベルを格納しており、地肌濃度比較部52は、画像読取部49で読み取られた原稿画像と地肌濃度レベル格納部51の地肌レベルとを比較して、画像データが地肌レベルに対して、ある一定以下の差分内である場合、それをゴミ画像と認識し、また、ある一定以上の差分がある場合には、原稿画像そのものに濃度差があると認識して、ゼロクリア処理部(ゴミ画像連続回数クリア手段))53とインクリメント処理部(ゴミ画像連続回数加算手段))54に出力する。
ゴミ画像連続回数格納メモリ55は、上述のように、ゴミ画像の副走査方向にどれだけ連続的に発生しているかをその連続ラインカウント値で示し、そのカウント値を画素毎に格納している。そして、読取画像の画素がゴミ画像であると、地肌濃度比較部52で認識された場合には、ゴミ画像連続回数格納メモリ55から当該画素のカウント値を読み出し、インクリメント処理部54で、その値をインクリメントする。また、読取画像の画素がゴミ画像ではないと、地肌濃度比較部52で認識された場合には、ゼロクリア処理部53で、ゴミ画像連続回数格納メモリ55の当該画素の連続回数を示す値をゼロクリアする。上記ゴミ画像連続回数格納メモリ55、インクリメント処理部54及びゼロクリア処理部53は、全体として、上記ゴミ画像連続回数格納部45を構成している。
このとき、画素位置カウンタ56が、各ラインの画素位置をゴミ画像連続回数格納メモリ55に通知する。画素位置カウンタ56は、図8に示すように、ライン同期信号によってリセットされ、図8の画素クロック信号によってカウントアップされる。
補正処理部(ゴミ画像補正処理手段)57a〜57nは、各縦スジの異なる補正レベルの補正処理を実行するものであり、補正処理部57aは、最も補正レベルの低い補正処理Haを実行し、補正処理部57nは、最も補正レベルの高い補正処理Hnを実行する。すなわち、補正処理部57a〜57nは、補正処理部57aから補正処理部57nの順にその補正処理Ha〜Hnの補正レベルが段々に高くなっている。セレクタ58は、補正処理部57a〜57nの補正処理Ha〜Hnを選択するセレクタである。このセレクタ58は、ゴミ画像連続回数格納メモリ55に格納されているゴミの連続回数によって補正処理部57a〜57nの補正処理Ha〜Hnを選択する。図8に画素カウンタの値を示す。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像読取装置1は、地肌との濃度レベル差に基づいてゴミ検出を行い、当該込み画素の副走査方向の連続回数に基づいて補正レベルの異なるゴミ補正を行う。
まず、ゴミ画像の副走査方向の連続回数を検出する処理について、図9に基づいて説明する。画像読取装置1は、まず、ADF3により原稿台4上の原稿を1枚ずつ分離して搬送路24上をスリットガラス11に搬送して、スリットガラス11上を通過する原稿に、照明ランプ14から読取光を照射して、原稿からの反射光を走査ミラー15及びレンズ16でCCD17に集光して、CCD17で光電変換することにより原稿の画像を読み取る。画像読取装置1は、スリットガラス11を通過した原稿を、さらに搬送路24上を搬送して、原稿排紙台5上に排出する。
そして、画像読取装置1は、上述のようにして、原稿の画像を画像読取部49で読み取ると(ステップS101)、地肌検知部41で、当該読み込んだ画像データ(画素)を地肌レベルと比較して、ゴミ画像かどうかを判断する(ステップS102)。
画像読取装置1は、ステップS102で、ゴミ画像であると判断すると、各画素毎に格納されているゴミ画像の副走査方向連続カウント値をゴミ画像連続回数格納メモリ55から読み出し(ステップS103)、当該読み出した副走査方向連続カウント値をインクリメント処理部54でインクリメントする(ステップS104)。画像読取装置1は、副走査方向連続カウント値をインクリメントすると、インクリメントしたカウント値をゴミ画像連続回数格納メモリ55の当該画素のカウント値として当該画素の格納領域に書き込んで(ステップS105)、処理を終了する。
ステップS102で、当該読み込んだ画像データ(画素)がゴミ画像ではないと判断すると、画像読取装置1は、ゴミ画像連続回数格納メモリ55の当該画素の連続カウント値をゼロクリア処理部53でゼロとし(ステップS105)、処理を終了する。
このような一連の処理で、画素毎にゴミ画像の副走査の連続カウント値がゴミ画像連続回数格納メモリ55に順次格納する。
すなわち、例えば、図10(a)は、読み取った原稿画像にシートスルーADF3によるゴミ画像G1、G2、G3、G4が副走査方向に連続して発生している状態を示しており、図10(a)において、左右方向が主走査方向、上下が副走査方向である。ゴミ画像G1は、副走査方向に11ライン連続しているゴミ画像の例、ゴミ画像G2は、副走査方向に7ライン連続しているゴミ画像の例、G3は、副走査方向に8ライン連続しているゴミ画像の例、G4は、副走査方向に7ライン連続しているゴミ画像の例をそれぞれ示している。この読取画像に対して、図9(a)のLaで示す副走査方向のあるラインでのゴミ画像連続回数格納メモリ55の内容は、図9(b)に示すようになり、ゴミ画像G1に対応するカウンタ値が「10」、ゴミ画像G2に対応するカウンタ値が「7」、ゴミ画像G3に対応するカウンタ値が「0」、ゴミ画像G4に対応するカウンタ値が「3」である。ゴミ画像G3は、ゴミ画像としては7画素連続しているが、ラインLaの位置においては、既にゴミ画像が無いので、カウンタ値としては「0」である。
次に、ゴミ画像の連続カウント値に基づくゴミ補正処理について、図11に基づいて説明する。画像読取装置1は、上述のようにして、原稿の画像を読み取って、ゴミ検出を行うと(ステップS201)、当該読み込んだ画像データの画素位置に対応するゴミ画像連続回数格納メモリ55に格納されている副走査方向の連続カウント値を読み出す(ステップS202)。
ステップS202で、ゴミ画像連続回数格納メモリ55の当該画素の連続カウント値をチェックし(ステップS203)、当該連続カウント値が「10」以下のときには、画像読取装置1は、補正処理部57aによる最も補正レベルの低い補正処理Haを実施して(ステップS204)、処理を終了する。
ステップS203で、連続カウント値が「10」よりも多いときには、画像読取装置1は、再度、カウント値をチェックし(ステップS205)、連続カウント値が「20」以下で「10」を越えるときには、2番目に補正レベルの低い補正処理Hbを実施して(ステップS206)、処理を終了する。
ステップS205で、連続カウント値が「20」よりも多いときには、画像読取装置1は、再度、カウント値をチェックし(ステップS207)、連続カウント値が「30」以下で「20」を越えるときには、3番目に補正レベルの低い補正処理Hcを実施して(ステップS208)、処理を終了する。
ステップS207で、連続カウント値が「30」よりも多いときには、画像読取装置1は、再度、カウント値をチェックし(ステップS209)、連続カウント値が「40」以下で「30」を越えるときには、4番目に補正レベルの低い補正処理Hdを実施して(ステップS210)、処理を終了する。
ステップS209で、連続カウント値が「40」よりも多いときには、画像読取装置1は、5番目に補正レベルの低い補正処理Heを実施して(ステップS211)、処理を終了する。
すなわち、画像読取装置1は、図12にその補正処理の一例を示すように、補正Haが、ゴミ補正の最も補正レベルの低い補正処理、補正Hnが最も補正レベルの高い補正処理であり、補正Haから補正Hnになるほど補正レベルを高くなっている。
したがって、例えば、図13(a)に示すような連続したゴミ画像があった場合、図13(b)に示すように、ゴミ画像が連続すればするほど補正レベルが強められ、ゴミ画像の連続による縦スジが短いスジに補正処理され、ゴミ画像の縦スジが軽減される。
このように、本実施例の画像読取装置1は、ゴミ画像を地肌画像に基づいて検出するとともに、ゴミ画像の副走査方向の連続回数を検出して、当該連続回数に応じて補正レベルを変化させてゴミ画像の補正を行っている。
したがって、無原稿状態での画像の読み取りを行うことなく、簡単な構成で、速やかにゴミ等による異常画像を適切かつ効果的に補正することができ、安価にかつ速やかに画像品質を向上させることができる。
また、本実施例の画像読取装置1は、地肌検知部41を、予め格納されている主走査ライン毎の地肌画像の濃度レベルを格納して出力する地肌濃度レベル格納部51とし、ゴミ画像検知部42が、地肌濃度レベル格納部51の出力する地肌濃度レベルと原稿の読取画像の濃度レベルとを比較して、当該画像がゴミ画像か否かを判別する地肌濃度比較部52としている。
したがって、地肌レベルによって濃度レベルの異なるゴミ画像を適切に検出して、当該ゴミ画像を補正することができ、より一層適切にゴミ画像を補正することができる。
さらに、本実施例の画像読取装置1は、ゴミ画像連続回数格納部45を、主走査1ラインの各画素毎の副走査方向のゴミ画像連続回数を格納するゴミ画像連続回数格納メモリ55と、ゴミ画像検知部42である地肌濃度比較部52がゴミ画像として検知した画素についてゴミ画像連続回数格納メモリ55の当該画素位置のゴミ画像連続回数を加算するゴミ画像連続回数加算手段であるインクリメント処理部54と、地肌濃度比較部52が非ゴミ画像として検知した画素についてゴミ画像連続回数格納メモリ55の当該画素位置のゴミ画像連続回数をクリアするゴミ画像連続回数クリア手段であるゼロクリア処理部53と、を備えたものとしている。
したがって、ゴミ画像が副走査方向への縦スジになる場合、その縦スジの長さを容易に検知することができ、縦スジの長さに応じた処理を行って、縦スジ画像でない原稿画像を補正してしまうことを軽減することができる。
また、本実施例の画像読取装置1は、ゴミ補正部47が、ゴミ画像連続回数格納部45に格納されているゴミ画像連続回数の多いゴミ画像ほど補正強度(補正レベル)の高い補正を行っている。
したがって、ADF3のゴミ画像による縦スジについては補正レベルの強度を上げた補正を行って、縦スジを軽減した画像を得ることができ、ゴミによる縦スジでない原稿画像については補正レベルの強度を下げて、原稿画像への影響を抑制し、画像品質をより一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
シートスルー方式のADFを備えたスキャナ、ファクシミリ装置、複写装置、複合装置等のゴミによる縦スジ画像を適切に補正する画像処理装置に適用することができる。
本発明の画像処理装置の一実施例を適用した画像読取装置の外観斜視図。 図1の画像読取装置の正面概略構成図。 図1のADFの正面拡大構成図。 図1の画像読取装置の制御系統のブロック構成図。 図1の画像読取装置の副走査有効画像ゲート信号、画像データ及びライン同期信号のタイミング図。 図1の画像読取装置の画像処理系等のブロック構成図。 図6の地肌検出から補正レベル切換処理部分までの詳細なブロック構成図。 図7の処理ブロックのライン同期信号、画素クロック信号及び画素カウンタ値の関係を示す図。 図1の画像読取装置によるゴミ画像の副走査方向の連続回数を検出する処理ヲ示すフローチャート。 図9の処理におけるゴミ画像の副走査方向長さ(a)とゴミ画像連続回数格納部のカウンタ値(b)を示す図。 図1の画像読取装置によるゴミ画像の連続カウント値に基づくゴミ補正処理ヲ示すフローチャート。 図1の画像読取装置によるゴミ画像に対する補正レベルの説明図。 図1の画像読取装置によるゴミ画像(a)と補正後の画像(b)を示す図。
符号の説明
1 画像読取装置
2 本体筐体
3 ADF
4 原稿台
5 原稿排紙台
6 開閉カバー
11 スリットガラス
12 光学走査ユニット
13 画像処理ユニット
14 照明ランプ
15 走査ミラー
16 レンズ
17 CCD
18 画像処理部
21 ガイド板
22 給紙ベルト
23 分離コロ
24 搬送路
25 搬送コロ
26 原稿検知センサ
31 制御部
32 センサ制御部
33 操作部
34 ステッピングモータ制御部
35 ゲート信号生成部
36 演算部
40 ゴミ補正部
41 地肌検知部
42 ゴミ画像検知部
43 ゴミ位置格納部
44 ゴミ位置認識部
45 ゴミ画像連続回数格納部
46 副走査比較部
47 ゴミ補正部
48 画像遅延部
49 画像読取部
51 地肌濃度レベル格納部
52 地肌濃度比較部
53 ゼロクリア処理部
54 インクリメント処理部
55 ゴミ画像連続回数格納メモリ
56 画素位置カウンタ
57a〜57n 補正処理部
58 セレクタ

Claims (4)

  1. シートスルー原稿台の下方の読取位置に画像読取手段を固定させて、当該シートスルー原稿台上を副走査方向に搬送される原稿を当該画像読取手段で主走査して読み取った原稿の画像データを処理する画像処理装置において、主走査ライン毎の地肌濃度レベルを出力する地肌出力手段と、前記地肌出力手段の出力する地肌濃度レベルと前記原稿の画像濃度レベルとの濃度差に基づいて原稿画像と区別してゴミ画像を検知するゴミ画像検知手段と、当該ゴミ画像検知手段の検知したゴミ画像の主走査方向の画素位置を格納するゴミ画像位置格納手段と、当該ゴミ画像位置格納手段の前ラインのゴミ画像位置と現ラインのゴミ画像位置とを比較するゴミ画像位置比較手段と、当該ゴミ画像位置比較手段の比較結果に基づいてゴミ画像の副走査方向の連続回数を格納するゴミ画像連続回数格納手段と、当該ゴミ画像連続回数格納手段に格納されている前記ゴミ画像連続回数に基づいて補正レベルを変化させて当該ゴミ画像を補正するゴミ画像補正処理手段と、を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は、前記地肌出力手段が、予め格納されている主走査ライン毎の地肌画像の濃度レベルを出力し、前記ゴミ画像検知手段が、当該地肌出力手段の出力する前記地肌濃度レベルと前記画像読取手段の読み取った前記原稿の画像の濃度レベルとを比較して、当該画像がゴミ画像か否かを判別することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記ゴミ画像連続回数格納手段は、主走査1ラインの各画素毎の副走査方向のゴミ画像連続回数を格納するゴミ画像連続回数格納メモリと、前記ゴミ画像検知手段がゴミ画像として検知した画素について前記ゴミ画像連続回数格納メモリの当該画素位置のゴミ画像連続回数を加算するゴミ画像連続回数加算手段と、前記ゴミ画像検知手段が非ゴミ画像として検知した画素について前記ゴミ画像連続回数格納メモリの当該画素位置のゴミ画像連続回数をクリアするゴミ画像連続回数クリア手段と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記ゴミ画像補正処理手段は、前記ゴミ画像連続回数格納手段に格納されている前記ゴミ画像連続回数の多いゴミ画像ほど補正強度の高い補正を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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