JP2006245293A - 半導体装置及びその製造方法並びに実装構造体 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法並びに実装構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】機械的な衝撃から半導体チップを保護する。
【解決手段】本発明に係る半導体装置100は、電子回路が集積される能動面2d及びそれに対向する受動面2eを有する略直方体状の半導体チップ2と、能動面2dを覆うように半導体チップ2下に配された絶縁部3とを備え、能動面2dの4つの角部2fが曲線状を呈し、かつ、受動面2d上の4つの角部2aとそれら角部2aから延在する稜線部2bとが曲面状を呈している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子回路が集積された半導体チップを備える半導体装置及びその製造方法並びに当該半導体装置を実装した実装構造体に関する。
ウェハに電子回路を集積した所謂「半導体チップ」は、エアコン,テレビ,電子レンジ等の家電製品から携帯電話,パソコン等の通信・OA機器に至るまで幅広く適用されている。近年では、携帯電話やデジタルカメラといった最新電子機器の進展が著しく、半導体チップやそれを搭載する装置(以下「半導体装置」という。)に対して小型化の要求が強くなっている。
その小型化の要求に伴い、今日では、ウェハから切り出した半導体チップ(ベアチップ)に対しそのチップサイズのままパッケージを施した「CSP(Chip Size Package)」という半導体装置が開発されており(特許文献1参照)、更に最近では、CSPの製造コストの低減を図る目的で、ウェハ状態のまま複数のCSPを製造可能な「WLP(Wafer Level Package)」という半導体装置が開発されている(特許文献2参照)。
CSPに相当する特許文献1の半導体装置は、ウェハ(40)上にパッシベーション膜(12),電極パッド(11),配線(14),下地金属膜(Niメッキ15),カバーコート膜(16),半田バンプ(18)が形成されたもので(図2(c)参照)、下記の通り製造されている。
始めに、ウェハ上にパッシベーション膜を形成してそのパッシベーション膜に対し周知の露光技術及びエッチング技術で開口部を形成し、その開口部に電極パッドを形成する。その後、電極パッド上に当該電極パッドに導通する配線を形成して当該配線上に下地金属膜を形成し、これらパッシベーション膜,電極パッド,配線,下地金属膜を覆うようにウェハ上にカバーコート膜を形成する。
その後、カバーコート膜に格子状に開口部を形成してそれら各開口部に半田バンプを形成し、当該半田バンプと下地金属膜とを導通させる。そして最後にスクライブライン(13)に沿ってウェハを分割し、複数の当該半導体装置(10)を製造している(段落番号0032〜0038,図1参照)。
他方、WLPに相当する特許文献2の半導体装置は、パッド電極(11)上にバンプ(10)を形成した半導体基板(4)が上記バンプ(10)とは異なる第2のバンプ(16)を介して実装用基板(15)にフリップチップ方式又はフィルムキャリア方式で実装されたもので(図2参照)、下記の通り製造されている。
始めに、半導体基板上にパッド電極とバンプとを形成し、そのパッド電極とバンプとを覆うように保護膜(12)を半導体基板上に形成する。その後、第2のバンプを介して半導体基板をフリップチップ方式又はフィルムキャリア方式で実装用基板に実装し、当該半導体装置を製造している(段落番号0012〜0018,図1,図2参照)。
特開平11−54764号公報 特許第270158号公報
ここで、上記特許文献1,2に記載の各半導体装置は確かに、近年の技術革新に伴う小型化の要請に応える構成を有してはいるが、下記のような不都合がある。すなわち、特許文献1に記載の半導体装置は製造工程の最終段階でウェハ上の半導体チップ領域をダイシングにより分割している(段落番号0038参照)ため、製造された半導体チップ(ウェハ)の側面にはそのダイシング処理の振動で「劣化層」が形成される。当該劣化層というのは、熱ストレス,機械的ストレス等で生じる、基板の抗折強度に劣る部位であり、具体的にはマイクロクラック(微小なひび割れ)と結晶構造が転移した結晶転移部とを有するものである。
そのため、当該半導体装置では、実装工程や組立工程におけるピックアップ時やマウント時、環境信頼性試験時等において機械的な衝撃を受けた場合に、劣化層のマイクロクラックや結晶転移部が発端となってチッピング,クレータリング等が発生し、半導体チップが破損し易い。
他方、特許文献2に記載の半導体装置は、半導体基板の裏面を研削(研磨)してその厚さを薄くしている(段落番号0014参照)ため、半導体基板(ウェハ)の裏面にはその研磨処理の振動で上記と同様の劣化層が形成される。そのため、当該半導体装置においても、機械的な衝撃を受けた場合に、劣化層のマイクロクラックや結晶転移部が発端となってチッピングやクレータリング等が発生し、半導体チップが破損し易い。
そしてこれら特許文献1,2に記載の各半導体装置は、半導体チップ(ウェハ)の側面や裏面が樹脂等により保護されずに露出しているため、機械的な衝撃でチッピングやクレータリング等が極めて起こり易く、製品としての信頼性に乏しい。更に当該各半導体装置は、実装工程や組立工程において従来のQFN(Quad Flat Non-leaded package:外部入出力用のピンが突出していない半導体チップのパッケージ)等の小型の半導体パッケージと同じような取扱いができず、利便性にも劣る。
そこで、本発明は機械的な衝撃から半導体チップを保護することができ、製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えた半導体装置及びその製造方法並びに当該半導体装置を実装した実装構造体を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため第1の発明に係る半導体装置は、
電子回路が集積される能動面及びそれに対向する受動面を有する略直方体状の半導体チップと、前記能動面を覆うように前記半導体チップ下に配された絶縁部とを備える半導体装置であって、
前記能動面の4つの角部が曲線状を呈し、かつ、前記受動面上の4つの角部とそれら角部から延在する稜線部とが曲面状を呈していることを特徴としている。
第2の発明に係る半導体装置は、
電子回路が集積される能動面及びそれに対向する受動面を有する半導体チップと、前記能動面を覆うように前記半導体チップ下に配された絶縁部とを備える半導体装置であって、
前記半導体チップは、段がつけられた凸状構造でその上段部の上面が前記受動面とされ、前記受動面上の4つの角部とそれら角部から延在する稜線部とが曲面状を呈していることを特徴としている。
第3の発明に係る半導体装置の製造方法は、
電子回路の集積面を能動面としかつ前記能動面の裏面を受動面としたウェハを切断・分割して製造される半導体装置の製造方法であって、
前記ウェハの受動面を研磨する裏面研磨工程と、
前記裏面研磨工程の後に、前記ウェハをその厚さ全体にわたって切断・分割して半導体チップを製造するダイシング工程と、
前記ダイシング工程の後に、前記半導体チップの前記能動面を除く部位を等方性エッチングするエッチング工程と、
を備えることを特徴としている。
第4の発明に係る半導体装置の製造方法は、
電子回路の集積面を能動面としかつ前記能動面の裏面を受動面としたウェハを切断・分割して製造される半導体装置の製造方法であって、
前記ウェハの受動面を研磨する裏面研磨工程と、
前記裏面研磨工程の後に、前記ウェハを前記受動面からその厚さの中途部まで切断して前記ウェハに溝を形成するダイシング工程と、
前記ダイシング工程の後に、前記ウェハの前記受動面と前記溝とを等方性エッチングするエッチング工程と、
前記エッチング工程の後に、前記ウェハをその厚さ全体にわたって前記溝に沿いながら切断・分割して半導体チップを製造する第2のダイシング工程と、
を備えることを特徴としている。
第1の発明に係る半導体装置では、能動面の4つの角部が曲線状を呈し、かつ、受動面上の4つの角部とそれら角部から延在する稜線部とが曲面状を呈しているから、半導体チップの裏面に相当する受動面と各側面とが露出した状態で機械的な衝撃を受けた場合に、その外力が曲線状又は曲面状を呈する部位で放射状に分散して半導体チップの角部や稜線部の一点に集中しにくい。そのため、仮に半導体チップの受動面や各側面に劣化層が存在していたとしても、機械的な衝撃による外力が当該劣化層に伝達されず(又は伝達したとしてもその外力が十分に緩和された状態で伝達され)、チッピングやクレータリング等が発生するのを防止することができる。これにより、機械的な衝撃から半導体チップを保護することができ、製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えた半導体装置とすることができる。
第2の発明に係る半導体装置でも、受動面上の4つの角部とそれら角部から延在する稜線部とが曲面状を呈しているから、第1の発明に係る半導体装置と同様の理由で、機械的な衝撃から半導体チップ(特に上段部)を保護することができ、製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えた半導体装置とすることができる。
第3の発明の発明に係る半導体装置の製造方法では、裏面研磨工程及びダイシング工程の後に、半導体チップの能動面を除く部位を等方性エッチングするため、裏面研磨工程の処理を受けた受動面とダイシング工程の処理を受けた面(半導体チップの各側面)とが等方性エッチングされ、裏面研磨工程及びダイシング工程によりそれらの面で形成された劣化層が除去される。そのため、劣化層のマイクロクラックや結晶転移部が発端となってチッピングやクレータリング等が発生することはない。これにより、機械的な衝撃から半導体チップを保護することができ、製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えた半導体装置を製造することができる。
第4の発明の発明に係る半導体装置の製造方法では、裏面研磨工程及びダイシング工程の後に、ウェハの能動面と溝とを等方性エッチングするため、第3の発明に係る半導体装置の製造方法と同様の理由で、半導体チップに劣化層のない部位が製造され、機械的な衝撃から半導体チップを保護することができ、製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えた半導体装置を製造することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲は以下の実施形態及び図示例に限定されるものではない。
1.半導体装置
始めに、本発明に係る「半導体装置」について説明する。
[第1の実施形態]
図1(a)は半導体装置100の構成を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)のI−I線に沿う断面図である。
図1(a)に示す通り、半導体装置100は、ウェハ1(シリコンウェハ)に電子回路(図示略)が形成された半導体チップ2と、所定の厚さを有した矩形状の絶縁部3とを有しており、絶縁部3を介して半導体チップ2と導通したバンプ11が絶縁部3の下部から突出した構成を有している。
半導体チップ2(ウェハ1)は外形が略直方体状を呈しており、特に当該直方体の4つの角部2aとそれら角部2aから延在する稜線部2bとが滑らかな曲面状を呈している(丸みを帯びている)。
半導体チップ2の絶縁部3と対向する面(図1(a)中の下面)が電子回路を集積した能動面2cとなっており、その裏面(図1(a)中の上面)が受動面2dとなっている。能動面2cと受動面2dとは互いに対向しており、能動面2cは受動面2dの対向面で、逆に受動面2dは能動面2cの対向面である。能動面2cは略長方形状を呈しており、4つの角部2fが曲線状を呈している。半導体チップ2は受動面2dと4つの側面2eとが略完全な平坦面となっている。
図1(b)に示す通り、半導体チップ2の能動面2c下には、SiN,SiO,PSG(Phospho Silicate Glass),NSG(Nondoped Silicate Glass)等のガラス質の酸化膜4が形成されている。酸化膜4は、半導体チップ2の能動面2cの全面を覆っており、能動面2cのサイズと同等のサイズを有している。
酸化膜4の下部には、方形状の電極パッド5とSiN,SiO等で構成された保護膜6とが形成されている。電極パッド5はAl又はその合金で構成されている。保護膜6は能動面2cの電子回路や電極パッド5等を保護するものである。半導体装置100では、保護膜6の電極パッド5に対応する部位に開口部6aが形成されており、当該開口部6aから電極パッド5が露出するような形態となっている。
電極パッド5及び保護膜6下には下地金属膜7が形成されている。下地金属膜7下であって保護膜6の開口部6aにはCu製の配線8が形成されており、配線8下には当該配線8に導通するCu製で引回し用の再配線9が形成されている。下地金属膜7は、電極パッド5と配線8,再配線9との間に介在して電極パッド5と配線8,再配線9との密着性を向上させるもので、具体的にはCu/Tiの2層構造を有したものである。
再配線9の端部下には円柱状を呈したCu製のポスト10が立設されており、ポスト10下にはボール状を呈した半田製のバンプ11が形成されている。バンプ11は、実装用基板や半導体パッケージ等の外部部品との接続を担う接続端子である。
半導体装置100では、図1(b)に示す通り、半導体チップ2下に形成された上記酸化膜4からポスト10に至るまでの各要素が絶縁部3によって封止されており、バンプ11が絶縁部3から突出するような状態でポスト10の図1(b)中下面に接続されている。
絶縁部3は均一な厚さを有した膜であり、エポキシ樹脂,ポリイミド樹脂,アクリル樹脂又はシリコン樹脂のいずれか1種の高分子樹脂で構成されている。当該樹脂には顔料,フィラー,バインダーポリマー,粘着剤,硬化剤等が添加されてもよい。
絶縁部3のサイズは半導体チップ2のサイズより大きくなっており、具体的には図1(a)中の前後左右において幅Wの分だけ大きくなっている。幅Wは10〜100μm程度である。当該幅Wは半導体装置100の製造過程において適宜変更可能なものであり、その数値範囲を20〜50μm程度に減縮するのが好ましい。
続いて、半導体装置100の製造方法について説明する。
図2は半導体装置100の製造法の各工程を経時的に示す断面図(図1(a)のI−I線に対応する線に沿う断面図)である(同図中において、各部材を分かり易く図示するため「下地金属膜7」を省略している。)。
始めに、電子回路が予め形成されたウェハ1下に酸化膜4からポスト10に至るまでの部材を形成してこれら部材を絶縁部3で封止しかつバンプ11を形成した状態において、図2(a)に示す通り、ウェハ1の膜厚が200〜400μmとなるように公知の裏面研磨装置を用いてウェハ1の上面1a(裏面)を研磨する(裏面研磨工程)。
裏面研磨工程では、裏面研磨装置を用いてウェハ1の上面1aを研磨するため、その上面1aに、約2〜15μmのマイクロクラックと約15〜40μmの結晶転位部とが存在する劣化層15が形成される。
次に、図2(b)に示す通り、絶縁部3を切断しないように公知のダイシング方法でダイシングストリートDSに沿ってウェハ1のみをその厚さ全体にわたり切断・分割する(ダイシング工程)。
具体的には、ダイシングストリートDSの幅を約90〜100μmに設定し、その状態において、約20〜30μm幅のダイシングブレードでダイシングストリートDSの中央部(ダイシングストリートセンターDSC)に合わせてウェハ1を切断する。図2(b)では、ウェハ1を縦方向(同図中、紙面の表側から裏側に向かう方向)にのみ切断しているように図示しているが、実際にはウェハ1を縦方向と横方向(同図中、左方から右方に向かう方向)とに格子状に切断する。
以上のダイシング工程の処理により半導体チップ2が製造される。当該ダイシング工程では、ダイシングブレードの幅に従う約20〜30μmの溝12が格子状に形成され、ウェハ1の側部がダイシングストリートDSの幅からダイシングブレードの幅を差し引いて等分した分(約30μm)だけ半導体チップ2の側面2eの位置に残存する。
また、ダイシング工程では、ダイシングブレードの振動等に起因する第2の劣化層16が半導体チップ2の側面2eに形成される。第2の劣化層16は、上記劣化層15と同様のもので、約2〜15μmのマイクロクラックと約15〜40μmの結晶転位部とが存在するものである。
次に、公知のスピンエッチング装置(例えばSEZ社製スピンエッチャーSEZ304)を用いて半導体チップ2の受動面2d(ウェハ1の上面1a)を等方性エッチングする(エッチング工程)。エッチャントとしては公知のフッ化水素系のものを用いる。
当該エッチング工程の処理によれば、図2(b),(c)に示す通り、上記裏面研磨工程と上記ダイシング工程とで形成された劣化層15と第2の劣化層16とが除去される。当該エッチング工程では、フッ化水素系のエッチャントで劣化層15と第2の劣化層16とを除去するため、半導体チップ2の受動面2dと側面2eとが鏡面状態に平坦加工され、同時に半導体チップ2の角部2a,2fや稜線部2bが丸みを帯びて曲面状又は曲線状を呈するように加工される。
なお、当該エッチング工程の処理は、等方性のエッチング処理であればよく、ドライエッチング処理でもよい。
半導体チップ2(ウェハ1)をエッチングしたら、図2(c)に示す通り、半導体チップ2の受動面2d上に補強テープ17を貼り付け、その状態で、公知のダイシング法(ブレード法,レーザ法,ウェットエッチング法,ドライエッチング法等)でダイシングストリートセンターDSCに沿って絶縁部3をその厚さ全体にわたり切断・分割する(第2のダイシング工程)。これにより、図2(d)に示す半導体装置100が製造される。
以上の第1の実施形態では、裏面研磨工程とダイシング工程との処理で劣化層15と第2の劣化層16とが形成されるが、その後のエッチング工程の処理で半導体チップ2の受動面2dを等方性エッチングするため、裏面研磨工程の処理を受けた受動面2dとダイシング工程の処理を受けた側面2eとが等方性エッチングされ、劣化層15と第2の劣化層16とが除去される。そのため、半導体チップ2が裏面研磨工程の処理前の本来の機械的強度を取り戻し、当該半導体チップ2においては、劣化層15や第2の劣化層16のマイクロクラックや結晶転移部が発端となってチッピングやクレータリング等が発生することはなく、機械的な衝撃から半導体チップ2を保護することができ、半導体装置100は製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えることができる。
そして、これと同時に、半導体チップ2の角部2a,2fや稜線部2bが丸みを帯びて曲面状又は曲線状を呈するから、半導体チップ2の受動面2dと各側面2eとが露出した状態で機械的な衝撃を受けた場合に、その外力が角部2a,2fや稜線部2bで放射状に分散して半導体チップ2の角部2a,2fや稜線部2bの一点に集中しにくい。そのため、仮に半導体チップ2の受動面2dや各側面2eに劣化層15又は第2の劣化層16が存在していたとしても、機械的な衝撃による外力がその劣化層15又は第2の劣化層16に伝達されず(又は伝達したとしてもその外力が十分に緩和された状態で伝達され)、チッピングやクレータリング等が発生するのを防止することができる。これにより、機械的な衝撃から半導体チップ2を保護することができ、製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えた半導体装置100とすることができる。
なお、本発明は上記の第1の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計変更をおこなってもよい。
一の改良・設計変更事項として、図3(a)に示す通り、半導体チップ2の受動面2dを露出させた状態で半導体チップ2の側面2eを完全に覆うように第2の絶縁部13を形成してもよい。第2の絶縁部13は絶縁部3と略同じサイズを有するもので、エポキシ樹脂,ポリイミド樹脂,アクリル樹脂又はシリコン樹脂のいずれか1種の高分子樹脂で構成されている。当該樹脂には顔料,フィラー,バインダーポリマー,粘着剤,硬化剤等が添加されてもよい。
なお、絶縁部3と第2の絶縁部13とを構成する材料は、互いに同じでもよいし、異なっていてもよく、半導体装置100を実装用基板に実装した場合に、そこで発生する応力を緩和できるように、弾性率,膨張係数等を最適化可能でかつ互いに異なる基本物性を有するもので組み合わせられているのがよい。
当該半導体装置100を製造する場合には、上記エッチング工程の後に溝12に第2の絶縁部13を構成する樹脂を注入して硬化させ、その後の上記第2のダイシング工程において、硬化後の第2の絶縁部13と絶縁部3とを同時にダイシングストリートセンターDSCに合わせて切断すればよい。
他の改良・設計変更事項として、図3(b)に示す通り、半導体チップ2の受動面2dと側面2eとを完全に覆うように第2の絶縁部14を形成してもよい。第2の絶縁部14も、エポキシ樹脂,ポリイミド樹脂,アクリル樹脂又はシリコン樹脂のいずれか1種の高分子樹脂で構成されているもので、当該樹脂には顔料,フィラー,バインダーポリマー,粘着剤,硬化剤等が添加されてもよい。
この場合、第2の絶縁部14の受動面2d上に形成される部位の厚さTを、レーザが貫通しない程度の厚さにするのがよい。このとき、半導体チップ2の受動面2d上にレーザマーキングをしようとすれば、レーザが第2の絶縁部14を貫通せずに第2の絶縁部14上にマーキングされ、ひいては半導体チップ2(受動面2d)にレーザの損傷を与えることなく受動面2d上にレーザマーキングを施すことができる。
当該半導体装置100を製造する場合には、上記エッチング工程の後に、半導体チップ2を覆い尽くすように溝12に第2の絶縁部14を構成する樹脂を注入して硬化させ、その後の上記第2のダイシング工程において、硬化後の第2の絶縁部14と絶縁部3とを同時にダイシングストリートセンターDSCに合わせて切断すればよい。
他の改良・設計変更事項として、再配線9を配せずに配線8下に直にポスト10を立設してもよいし、再配線9,ポスト10を配せずに配線8下に直にバンプ11を形成してもよいし、更にバンプ11の数を適宜増減してもよい。
他の改良・設計変更事項として、絶縁部3はなくてもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係る半導体装置(200)は第1の実施形態に係る上記半導体装置100(半導体装置100の製造方法及び改良・設計変更事項を含む。)と下記の点で異なっており、それ以外は同様となっている。以下では、上記半導体装置100と異なる点を中心に説明してそれ以外の部分の説明を省略している。
図4(a)は半導体装置200の構成を示す斜視図であり、図4(b)は図1(a)のII−II線に沿う断面図である。
半導体装置200は、上記半導体装置1の半導体チップ2に代えて半導体チップ20を有している。半導体チップ20(ウェハ1)は段がつけられた外形形状を有しており、段面視して凸状を呈している。半導体チップ20は上段部21と下段部22との2つの部位で構成されており、各部位の外形形状がやや異なっている。ただし、上段部21と下段部22とは一体で構成されている。
上段部21は外形が略直方体状を呈しており、特に当該直方体の4つの角部21aとそれら角部21aから延在する稜線部21bとが滑らかな曲面状を呈している(丸みを帯びている)。上段部21と下段部22との界面は略長方形状を呈しており、当該界面の4つの角部21fが曲線状を呈している。
半導体チップ20の絶縁部3と対向する面(図1(a)中の下面)が電子回路を集積した能動面(22a)となっており、その裏面(図1(a)中の上面)が受動面21dとなっている。上段部21は受動面21dと4つの側面21eとを有しており、その受動面21dと側面21eとが略完全な平坦面となっている。
他方、下段部22は絶縁部3の直上に配されており、外形が直方体状を呈している。下段部22の図1(a),(b)中の下面が能動面22aとなっており、当該能動面22aに電子回路が集積されている。
下段部22のサイズは上段部21のサイズより大きくなっており、具体的には図4(a)中の前後左右において幅W2の分だけ大きくなっている。幅W2は10〜100μm程度である。当該幅W2は半導体装置100の製造過程において適宜変更可能なものであり、その数値範囲を20〜50μm程度に減縮するのが好ましい。なお、下段部22のサイズは絶縁部3のサイズと合致している。
続いて、半導体装置200の製造方法について説明する。
始めに、上記裏面研磨工程の処理をおこなってウェハ1を研磨し、その後の上記ダイシング工程において、ウェハ1をその厚さの中途部まで切断・分割し、切断・分割後のウェハ1上に溝を形成する。当該溝は、図2の「溝12」に相当するものでその深さが溝12より浅い。
その後、上記エッチング工程において、溝が形成されたウェハ1に対し等方性のエッチング処理を施し、半導体チップ20の上段部21に相当する部位を形成する。その後、上記第2のダイシング工程において、上記溝に沿いながら未切断のウェハ1と絶縁部3とをその厚さの全体にわたって同時に切断・分割し、半導体チップ20の下段部22とともに半導体装置200の製造が完了する。
以上の第2の実施形態では、裏面研磨工程とダイシング工程との処理で上記劣化層15と第2の劣化層16に相当する劣化層が上段部21の受動面21dと側面21eとに形成されるが、その後のエッチング工程の処理で上段部21の受動面2dを等方性エッチングするから、上記第1の実施形態と同様の理由で、機械的な衝撃から半導体チップ20(上段部21)を保護することができ、半導体装置200は製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えることができる。
そして、これと同時に、半導体チップ20の角部21aや稜線部21bが丸みを帯びて曲面状を呈するから、この場合においても、上記第1の実施形態と同様の理由で、機械的な衝撃から半導体チップ20(上段部21)を保護することができ、製品としての信頼性と利便性とを兼ね備えた半導体装置200とすることができる。
なお、半導体装置200では、図3の半導体チップ2を半導体チップ20の上段部21に相当するものと想定して、上記第1の実施形態で説明した改良・設計変更事項を適用することができる(すなわち、上段部21の受動面21dを露出させた状態で上段部21の側面21eを完全に覆うように第2の絶縁部13を形成してもよいし、上段部21の受動面21dと側面21eとを完全に覆うように第2の絶縁部14を形成してもよい。)。
2.実装構造体
次に、本発明に係る「実装構造体」について説明する。
図5は実装構造体300の概略構成を示す断面図である。
図5に示す通り、実装構造体300は被実装体301を有しており、当該被実装体301に対して上記「1.半導体装置」で説明した半導体装置100がフリップチップ実装された構造を有している。
詳しくは、被実装体301上にはパッド電極302が形成されており、当該パッド電極302に対し半導体装置100のバンプ11が接続されている。パッド電極302とバンプ11との接続に際しては、被実装体301と半導体装置100とが位置合わせされ、その後にバンプ11がリフロー(溶融)されて、パッド電極302とバンプ11とが互いに接続されている。なお、半導体装置100と被実装体301との間がポリイミド樹脂,エポキシ樹脂等の封止用樹脂で封止されていてもよい。
被実装体301としては、公知の実装用基板や半導体デバイスが適用可能である。
例えば、実装用基板としては、光透過性・可撓性に劣るセラミック,シリコン,ガリウム砒素,ガラスエポキシ等の基板や、光透過性・可撓性に優れる液晶ポリマー,ポリイミド,ポリエチレンテレフタレート等のフレキシブル基板が適用可能であり、半導体デバイスとしては、DSP(Digital Signal Processor),MPU(Micro Processing Unit),CPU(Central Processing Unit),ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の機能を有する半導体デバイスが適用可能である。
以上の実装構造体300は、半導体装置100が被実装体301に実装されたものであるから、機械的な衝撃に対し耐性を有する。なお、半導体装置100に代えて、上記「1.半導体装置」の第2の実施形態で説明した半導体装置200を用いてもよい。
(a)半導体装置100の構成を示す斜視図であり、(b)図1(a)のI−I線に沿う断面図である。 半導体装置100の製造法の各工程を経時的に示す断面図である。 (a),(b)半導体装置100の変形例を示す斜視図であり、(c)図3(b)の半導体装置100の側面図である。 (a)半導体装置200の構成を示す斜視図であり、(b)図4(a)のII−II線に沿う断面図である。 実装構造体300の概略構成を示す側面図である。
符号の説明
100 半導体装置
1 ウェハ
2 半導体チップ
2a 角部
2b 稜線部
2c 能動面
2d 受動面
2e 側面
2f 角部
3 絶縁部
4 酸化膜
5 電極パッド
6 保護膜
7 下地金属膜
8 配線
9 再配線
10 ポスト
11 バンプ
13,14 第2の絶縁部
200 半導体装置
20 半導体チップ
21 上段部
21a 角部
21b 稜線部
21d 受動面
21e 側面
21f 角部
22 下段部
22a 能動面
300 実装構造体
301 被実装体

Claims (28)

  1. 電子回路が集積される能動面及びそれに対向する受動面を有する略直方体状の半導体チップと、前記能動面を覆うように前記半導体チップ下に配された絶縁部とを備える半導体装置であって、
    前記能動面の4つの角部が曲線状を呈し、かつ、前記受動面上の4つの角部とそれら角部から延在する稜線部とが曲面状を呈していることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記半導体チップの前記能動面を除く部位が等方性エッチングされていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置において、
    前記能動面が酸化膜で覆われており、
    前記半導体チップのサイズと前記酸化膜のサイズとが同じであることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記絶縁部のサイズが前記半導体チップのサイズより大きいことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記絶縁部がエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂又はシリコン樹脂のいずれか1種の樹脂で構成されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記絶縁部を構成する樹脂には硬化剤、バインダーポリマー、顔料又はフィラーが添加されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記半導体チップ下には、前記絶縁部を介して前記半導体チップに導通する接続端子が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項7に記載の半導体装置において、
    前記接続端子がボール状を呈した半田バンプであることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記半導体チップの周囲には第2の絶縁部が形成されており、
    前記第2の絶縁部が前記受動面を覆っていることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記第2の絶縁部がエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂又はシリコン樹脂のいずれか1種の樹脂で構成されていることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項10に記載の半導体装置において、
    前記第2の絶縁部を構成する樹脂には硬化剤、バインダーポリマー、顔料又はフィラーが添加されていることを特徴とする半導体装置。
  12. 電子回路が集積される能動面及びそれに対向する受動面を有する半導体チップと、前記能動面を覆うように前記半導体チップ下に配された絶縁部とを備える半導体装置であって、
    前記半導体チップは、段がつけられた凸状構造でその上段部の上面が前記受動面とされ、前記受動面上の4つの角部とそれら角部から延在する稜線部とが曲面状を呈していることを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項12に記載の半導体装置において、
    前記半導体チップの上段部が等方性エッチングされていることを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項12又は13に記載の半導体装置において、
    前記能動面が酸化膜で覆われており、
    前記半導体チップの下段部のサイズと前記酸化膜のサイズとが同じであることを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項12〜14のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記絶縁部のサイズが前記半導体チップの上段部のサイズより大きいことを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項12〜15のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記絶縁部がエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂又はシリコン樹脂のいずれか1種の樹脂で構成されていることを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項16に記載の半導体装置において、
    前記絶縁部を構成する樹脂には硬化剤、バインダーポリマー、顔料又はフィラーが添加されていることを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項12〜17のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記半導体チップの下段部下には、前記絶縁部を介して前記半導体チップに導通する接続端子が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  19. 請求項18に記載の半導体装置において、
    前記接続端子がボール状を呈した半田バンプであることを特徴とする半導体装置。
  20. 請求項12〜19のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    前記半導体チップの上段部の周囲には第2の絶縁部が形成されており、
    前記第2の絶縁部が前記受動面を覆っていることを特徴とする半導体装置。
  21. 請求項20に記載の半導体装置において、
    前記第2の絶縁部がエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂又はシリコン樹脂のいずれか1種の樹脂で構成されていることを特徴とする半導体装置。
  22. 請求項19に記載の半導体装置において、
    前記第2の絶縁部を構成する樹脂には硬化剤、バインダーポリマー、顔料又はフィラーが添加されていることを特徴とする半導体装置。
  23. 電子回路の集積面を能動面としかつ前記能動面の裏面を受動面としたウェハを切断・分割して製造される半導体装置の製造方法であって、
    前記ウェハの受動面を研磨する裏面研磨工程と、
    前記裏面研磨工程の後に、前記ウェハをその厚さ全体にわたって切断・分割して半導体チップを製造するダイシング工程と、
    前記ダイシング工程の後に、前記半導体チップの前記能動面を除く部位を等方性エッチングするエッチング工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  24. 電子回路の集積面を能動面としかつ前記能動面の裏面を受動面としたウェハを切断・分割して製造される半導体装置の製造方法であって、
    前記ウェハの受動面を研磨する裏面研磨工程と、
    前記裏面研磨工程の後に、前記ウェハを前記受動面からその厚さの中途部まで切断して前記ウェハに溝を形成するダイシング工程と、
    前記ダイシング工程の後に、前記ウェハの前記受動面と前記溝とを等方性エッチングするエッチング工程と、
    前記エッチング工程の後に、前記ウェハをその厚さ全体にわたって前記溝に沿いながら切断・分割して半導体チップを製造する第2のダイシング工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  25. 請求項1〜22のいずれか一項に記載の半導体装置が被実装体に実装されていることを特徴とする実装構造体。
  26. 請求項25に記載の実装構造体において、
    前記半導体装置が前記被実装体に対しフリップチップ実装されていることを特徴とする実装構造体。
  27. 請求項25又は26に記載の実装構造体において、
    前記被実装体が実装用基板であり、
    前記実装用基板がセラミック、シリコン、ガリウム砒素、ガラスエポキシ、液晶ポリマー、ポリイミド又はポリエチレンテレフタレートで構成されていることを特徴とする実装構造体。
  28. 請求項25又は26に記載の実装構造体において、
    前記被実装体が半導体デバイスであることを特徴とする実装構造体。
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