JP4805362B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4805362B2
JP4805362B2 JP2009008441A JP2009008441A JP4805362B2 JP 4805362 B2 JP4805362 B2 JP 4805362B2 JP 2009008441 A JP2009008441 A JP 2009008441A JP 2009008441 A JP2009008441 A JP 2009008441A JP 4805362 B2 JP4805362 B2 JP 4805362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
wiring
semiconductor
insulating film
glass substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009008441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009100005A (ja
Inventor
崇 野間
彰 鈴木
勝彦 北川
嘉則 関
幸弘 高尾
恵一 山口
元明 和久井
久夫 大塚
正則 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
On Semiconductor Trading Ltd
Original Assignee
On Semiconductor Trading Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by On Semiconductor Trading Ltd filed Critical On Semiconductor Trading Ltd
Priority to JP2009008441A priority Critical patent/JP4805362B2/ja
Publication of JP2009100005A publication Critical patent/JP2009100005A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4805362B2 publication Critical patent/JP4805362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/12Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/13Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process of an individual bump connector

Landscapes

  • Dicing (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体チップの外形寸法とほぼ同サイズの外形寸法を有するパッケージの製造方法に関する。
近年、パッケージ技術として、CSP(Chip Size Package)が注目されている。CSPとは、半導体チップの外形寸法とほぼ同サイズの外形寸法を有する小型パッケージをいう。従来より、CSPの一種として、BGA型の半導体装置が知られている。このBGA型の半導体装置は、半田等の金属部材からなるボール状の導電端子をパッケージの一主面上に格子状に複数配列し、パッケージの他方の面上に形成される半導体チップと電気的に接続したものである。
そして、このBGA型の半導体装置を電子機器に組み込む際には、各導電端子をプリント基板上の配線パターンに圧着することで、半導体チップとプリント基板上に搭載される外部回路とを電気的に接続している。
このようなBGA型の半導体装置は、側部に突出したリードピンを有するSOP(Small Outline Package)やQFP(Quad Flat Package)等の他のCSP型半導体装置に比べて、多数の導電端子を設けることができ、しかも小型化できるという長所を有する。このBGA型の半導体装置は、例えば携帯電話機に搭載されるデジタルカメラのイメージセンサチップとしての用途がある。
図13は従来のBGA型の半導体装置の概略構成を成すものであり、図13(a)は、このBGA型の半導体装置の表面側の斜視図である。また、図13(b)はこのBGA型の半導体装置の裏面側の斜視図である。
BGA型の半導体装置100は、第1及び第2のガラス基板104a、104bの間に半導体チップ101が樹脂105a、105bを介して封止されている。第2のガラス基板104bの一主面上、即ちBGA型の半導体装置100の裏面上には、ボール状の端子(以下、導電端子111と称す)が格子状に複数配置されている。この導電端子111は、第2の配線109を介して半導体チップ101へと接続される。複数の第2の配線109には、それぞれ半導体チップ101の内部から引き出されたアルミニウム配線が接続されており、各導電端子111と半導体チップ101との電気的接続がなされている。
このBGA型の半導体装置100の断面構造について図14を参照して更に詳しく説明する。図14はダイシングラインに沿って、個々のチップに分割されたBGA型の半導体装置100の断面図を示している。
半導体チップ101の表面に配置された絶縁膜102上に第1の配線103が設けられている。この半導体チップ101は樹脂105aによって第1のガラス基板104aと接着されている。また、この半導体チップ101の裏面は、樹脂105bによって第2のガラス基板104bと接着されている。そして、第1の配線103の一端は第2の配線109と接続されている。この第2の配線109は、第1の配線103の一端から第2のガラス基板104bの表面に延在している。そして、第2のガラス基板104b上に延在した第2の配線109上には、ボール状の導電端子111が形成されている。
上述した技術は、以下の特許文献1に記載されている。
特許公表2002−512436号公報
前述した半導体装置は、半導体装置の両面にガラス基板を用いるため、半導体装置が厚くなること、コストが高くなることが欠点として挙げられる。そこで、ガラス基板を第1の配線が形成される側にのみ接着する方法が検討された。その場合、ガラス基板が接着されない側は、半導体基板になるため、ガラス基板と比較すると、エッチング加工が容易になる。この利点を生かして、第1の配線と第2の配線を接続させるために、スクライブ領域の半導体基板や絶縁膜をエッチングして、第1の配線を露出させる。この結果、半導体チップの両面にガラス基板を用いる方法と比べると、第1の配線と第2の配線の接触面積を増大させることができる。その後、第2の配線、保護膜、導電端子等を形成し、最終的にガラス基板を切断することで、半導体装置を個別に分離する。
その反面、第1の配線を露出させた後、スクライブ領域は半導体基板上に回路を形成する際に成膜された絶縁膜が露出した状態になる。この時、前記スクライブ領域には、前記絶縁膜、樹脂、ガラス基板しか存在しない。各部の厚さを考えると、実質的に、全ての半導体チップをガラス基板だけで支える状態になる。更に、半導体基板の材料とガラス基板では熱膨張率が異なるため、ガラス基板には大きなそりが生じる。そのため、作業途中のハンドリングにより、ガラス基板に対し、ガラス基板と接着されている半導体チップ等の荷重がかかるようになる。その結果、図11に示すように、半導体チップの外周部で半導体チップと不図示のガラス基板の間に剥離204が発生したり、ガラス基板202にクラック205が発生したりする。結果として、半導体装置の歩留まりや信頼性が低下する問題が発生するようになった。
本発明の半導体装置の製造方法は、複数の半導体チップを含む半導体基板の第1の面上に形成され、前記複数の半導体チップの境界近傍に配置された複数の第1の配線上を覆うように、接着剤を介して支持板を接着する工程と、第2の面より前記半導体基板の一部を選択的に除去して、前記複数の第1の配線ごとの下部からダイシング領域まで延在する絶縁膜を露出するように非連続的に複数の開口部を形成する工程と、前記半導体基板の第2の面上に、前記第1の配線に接続される第2の配線を形成する工程と、前記半導体チップの境界に沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有することを特徴とする。
本発明は、ガラス基板に生じるクラックや半導体チップ周辺部での剥離の発生を防止することにより、半導体装置の歩留まりや信頼性を向上させる効果を有する。また、半導体チップの裏面側のガラス基板を省略したことで、半導体装置の薄型化やコスト低減を図ることもできる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来に係る半導体装置の製作途中における平面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造途中における平面図である。 従来例に係るBGA型半導体装置の斜視図である。 従来に係るBGA型半導体装置の断面図である。
次に、本発明による半導体装置の製造方法を、図1乃至図10の半導体装置の断面図、及び図12の半導体装置の平面図を参照しながら説明する。
最初に、図1に示すように、半導体基板1を用意する。これらの半導体基板1は、前記半導体基板1上に、例えばCCDのイメージセンサや半導体メモリを、半導体のプロセスにより形成したものである。その表面上に第1の絶縁膜2を介して、後に、半導体チップ毎に分断するための境界S(ダイシングラインまたはスクライブラインと呼ばれる。)付近で、所定の間隙を有して第1の配線3を形成する。ここで、第1の配線3は、半導体装置のボンディングパットから、境界S付近まで拡張されたパッドである。すなわち、第1の配線3は外部接続パッドであって、半導体装置の図示しない回路と電気的に接続されている。
次に、第1の配線3が形成された半導体基板1上に、支持板として用いるガラス基板4を、透明の接着剤として樹脂5(例えばエポキシ樹脂)を用いて接着する。なお、ここでは、支持板としてガラス基板、接着剤としてエポキシ樹脂を使用しているが、シリコン基板やプラスチックの板を支持板として用いてもよく、接着剤はこれらの支持板に対して適切な接着剤を選択すればよい。
その後、前記半導体基板1について、ガラス基板4を接着した面と反対側の面をバックグラインドして、基板の厚さを薄くする。バックグラインドされた半導体基板1の面では、スクラッチが発生し、幅、深さが数μm程度になる凹凸ができる。これを小さくするために、半導体基板1の材料であるシリコンと第1の絶縁膜2の材料であるシリコン酸化膜に比して高いエッチング選択比を有する薬液を用いてウエットエッチングを行う。
薬液としては、前述したようにシリコンとシリコン酸化膜に比して高いエッチング選択比を有していれば特別な限定をするものではない。例えば、本発明では、シリコンエッチング溶液として、フッ化水素酸2.5%、硝酸50%、酢酸10%及び水37.5%の溶液を使用している。
なお、当該ウエットエッチングは、行う方が好ましいが、本発明は、ウエットエッチングを行わないことを制限するものではない。
次に、図2(a)及び図2(b)に示すように、前記半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して、第1の配線3の一部を露出できるように開口部を設けた不図示のレジストパターンをマスクとして、半導体基板1の等方性エッチング(もしくは異方性エッチング)を行う。この結果、第1の配線3が存在する部分では、図2(a)に示すように、境界Sの部分で開口するウィンドウ20が形成され、第1の絶縁膜2が露出した状態となる。一方、第1の配線3が存在しない部分では、図2(b)に示すように、半導体基板1が残ったままとなる。結果として、図2(a)及び図2(b)の半導体装置を半導体基板1側から見た場合には、図12の平面図に示すように、ダイシング時の切断領域304全体がエッチングされず、第1の配線301と共にダイシング時の切断領域304の一部を露出するウインドウ303が形成される。その結果、不図示のガラス基板の殆どの部分は、不図示の樹脂や絶縁膜を介し、半導体基板302と接着した状態に保たれる。
上述したように、第1の配線に対応する位置のみを露出し得るウィンドウ20を設けたことにより、半導体基板1とガラス基板4が第1の絶縁膜2や樹脂5を介して接着する領域が増大する。これにより、ガラス基板4による支持強度が高められる。また、半導体基板1とガラス基板4との熱膨張率の差異によるガラス基板4の反りの増大が低減され、半導体装置に生じるクラックや剥離が低減される。
なお、当該エッチングは、ドライエッチング、ウエットエッチングのどちらで行ってもよい。また、これ以降の工程の説明では、図2(a)及び図2(b)と同様に、ウィンドウ20が形成されている部分の断面図を図番(a)、ウィンドウ20が形成されていない部分の断面図を図番(b)として示す。
エッチングされた半導体基板1の面では、面内の凹凸や残渣、異物があり、また、図2(a)中に丸く囲んで1a,1bとして示したように、ウィンドウ20において角になる部分が尖った形状になっている。
そこで、図3(a)及び図3(b)に示すように、残渣や異物の除去、尖った部分の先端部を丸めるためにウエットエッチングを行う。これにより、図2(a)で丸く囲んだ1a,1bの尖った部分は、図3(a)で丸く囲んだ1a,1bに示すように滑らかな形状になる。
次に、図4(a)及び図4(b)に示すように、前記半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して、第2の絶縁膜6の成膜を行う。本実施形態では、シランベースの酸化膜を3μm程度成膜する。
次に、前記半導体基板1において、ガラス基板4を接着した面と反対側の面に対して、不図示のレジストを塗布し、ウィンドウ20内の境界Sに沿う部分を開口させるようにパターニングを行って、レジスト膜を形成する。そして、図5(a)及び図5(b)に示すように、その不図示のレジスト膜をマスクにして、第2の絶縁膜6、第1の絶縁膜2をエッチングし、第1の配線3の一部を露出させる。
次に、図6(a)及び図6(b)に示すように、後に導電端子10を形成する位置に対応するように、柔軟性を有する緩衝部材7を形成する。なお、緩衝部材7は導電端子10に加わる力を吸収し、導電端子10の接合時のストレスを緩和する機能を持つものであるが、本発明は緩衝部材7の不使用を制限するものではない。
次に、前記ガラス基板4の反対側の面に、第2の配線8を形成する。これにより、第1の配線3と第2の配線8が電気的に接続される。
その後、前記ガラス基板4の反対側の面に、不図示のレジストを塗布する。ここで、ウィンドウ20が形成されている部分では、ウィンドウ20内の境界Sに沿う部分を開口させるようにレジスト膜のパターン形成を行う。一方、ウィンドウ20が開口されていない部分では、第2の配線8を露出するようにレジスト膜のパターン形成を行う。そして、前記不図示のレジスト膜をマスクとしてエッチングを行い、境界S付近の第2の配線8を除去する。また、ウィンドウ20が形成されていない部分の第2の配線8を除去する。
次に、図7(a)及び図7(b)示すように、境界Sに沿って、ガラス基板4を例えば30μm程度の深さで切削するように、切り込み30(逆V字型の溝)を形成する。
即ち、半導体基板1上において第1の配線3が存在する部分(即ちウィンドウ20内の境界Sに沿う部分)では、樹脂5、及びガラス基板4の一部が切削されて、上記切り込み30が形成される。この時、ウィンドウ20内の第2の配線に接触しないような幅のブレードを用いる必要がある。
一方、半導体基板1上において第1の配線3が存在しない領域(即ちウィンドウ20が形成されない領域)では、半導体基板1、第1の絶縁膜2、樹脂5、及びガラス基板4の一部が切削されて、上記切り込み30が形成される。
なお、本実施形態では、切り込み30の形状は楔形の断面形状をしているが、矩形状の断面形状であっても良い。また、本願発明は、上述したような切り込み30を入れる工程を行うことを強制するものではない。
次に、図8(a)及び図8(b)に示すように、ガラス基板4の反対側の面に対して無電解メッキ処理を行い、第2の配線8に対して、Ni−Auメッキ膜9を形成する。この膜は、メッキであるため、第2の配線8が存在する部分にのみ形成される。
次に、図9(a)及び図9(b)に示すように、ガラス基板4の反対側の面に保護膜10を形成する。保護膜10を形成するためには、ガラス基板4の反対側の面を上に向けて、熱硬化性の有機系樹脂を上方から滴下し、半導体基板自体を回転させることで、この回転により生じる遠心力を利用し、当該有機系樹脂を基板面上に広げる。これにより、境界Sに沿って形成された切り込み30の内壁を含む半導体基板1の裏面側に、保護膜10が形成される。
即ち、半導体基板1上において第1の配線3が存在する部分(即ちウィンドウ20内の境界Sに沿う部分)では、第2の絶縁膜6の表面から、切り込み30の内壁において露出する樹脂5、及びガラス基板4を覆うようにして、保護膜10が形成される。一方、半導体基板1上において第1の配線3が存在する部分以外の領域(即ちウィンドウ20が形成されない領域)では、第2の絶縁膜6の表面から、切り込み30の内壁において露出する第2の絶縁膜6、半導体基板1、第1の絶縁膜2、樹脂5、及びガラス基板4の各露出部を覆うようにして、保護膜10が形成される。
その後、導電端子11を形成する部分の保護膜10を、不図示のレジストマスク(緩衝部材7に対応する位置に開口部を有する)を利用したエッチングにより除去し、緩衝部材7に対応するNi−Auメッキ膜9上の位置に導電端子11を形成する。この導電端子11は、Ni−Auメッキ膜9を介して第2の配線8と電気的に接続されている。導電端子11は、はんだバンプや金バンプで作成する。特に、金バンプを用いる場合、導電端子11の厚さを、160μmから数μm〜数十μmに減少させることができる。
そして、図10(a)及び図10(b)に示すように、切り込み30を設けた部分から、境界Sに沿ってダイシングを行い、半導体装置を各々の半導体チップに分離する。この時、ダイシングに用いるブレードの幅は、ガラス基板4、及び切り込み30内の保護膜のみを切削し得る幅である必要がある。
上述したように、本実施形態の半導体装置の製造方法によれば、2段階のダイシング、即ち、切り込み30を形成して、さらに、その切り込み30を覆う保護膜10を形成した後にダイシングを行う。これにより、半導体装置を個々の半導体チップに分離するダイシングの際、境界S(即ちダイシングライン)に沿って形成された切り込み30の内壁が保護膜10で覆われているため、ガラス基板4及び保護膜10のみをダイシングすることで分離を行うことができる。即ち、ガラス基板4及び保護膜10以外の層(樹脂5、及び第2の配線8等)にブレードが接触することが無い。従って、分離された半導体装置、即ち半導体チップの断面やエッジ部に、ダイシング時のブレードの接触による剥離が生じることを極力抑止できる。
結果として、半導体装置の歩留まりや信頼性を向上することが可能となる。また、本発明の半導体装置は、1枚のガラス基板から成るため、半導体装置の薄型化やコスト低減を図ることも可能となる。
なお、本実施形態では、第2の配線8と電気的に接続する導電端子11を形成したが、本発明はこれに限定されない。即ち、本発明は、導電端子が形成されない半導体装置(例えばLGA;Land Grid Array型パッケージ)に適用されるものであってもよい。
1 半導体基板
2 第1の絶縁膜
3 第1の配線
4 ガラス基板
5 樹脂
6 第2の絶縁膜
7 緩衝部材
8 第2の配線
9 Ni−Auメッキ
10 保護膜
11 導電端子

Claims (5)

  1. 複数の半導体チップを含む半導体基板の第1の面上に形成され、前記複数の半導体チップの境界近傍に配置された複数の第1の配線上を覆うように、接着剤を介して支持板を接着する工程と、
    第2の面より前記半導体基板の一部を選択的に除去して、前記複数の第1の配線ごとの下部からダイシング領域まで延在する絶縁膜を露出するように非連続的に複数の開口部を形成する工程と、
    前記半導体基板の第2の面上に、前記第1の配線に接続される第2の配線を形成する工程と、
    前記半導体チップの境界に沿ってダイシングを行い、各々の前記半導体チップを分離する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1の配線は、前記半導体チップの境界を挟んで一対となるように配置されており、前記開口部は、前記一対の第1の配線毎に非連続的に存在することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記絶縁膜を露出する開口部を形成する工程の前に、前記半導体基板の第2の面を研削する工程を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記絶縁膜を露出する開口部を形成する工程の後に、前記半導体基板の第2の面に第2の絶縁膜を形成する工程を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2の絶縁膜を形成する工程の後であって前記第2の配線を形成する前に、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜をエッチングして、前記第1の配線を露出させる工程を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
JP2009008441A 2003-08-06 2009-01-19 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4805362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009008441A JP4805362B2 (ja) 2003-08-06 2009-01-19 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288150 2003-08-06
JP2003288150 2003-08-06
JP2009008441A JP4805362B2 (ja) 2003-08-06 2009-01-19 半導体装置の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004022989A Division JP4401181B2 (ja) 2003-08-06 2004-01-30 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009100005A JP2009100005A (ja) 2009-05-07
JP4805362B2 true JP4805362B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=39422967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009008441A Expired - Fee Related JP4805362B2 (ja) 2003-08-06 2009-01-19 半導体装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4805362B2 (ja)
CN (1) CN101174572B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8722514B2 (en) * 2011-01-17 2014-05-13 Infineon Technologies Ag Semiconductor devices having insulating substrates and methods of formation thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL108359A (en) * 1994-01-17 2001-04-30 Shellcase Ltd Method and device for creating integrated circular devices
JPH09330992A (ja) * 1996-06-10 1997-12-22 Ricoh Co Ltd 半導体装置実装体とその製造方法
JP3839271B2 (ja) * 2001-05-01 2006-11-01 富士写真フイルム株式会社 固体撮像装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101174572B (zh) 2010-12-15
CN101174572A (zh) 2008-05-07
JP2009100005A (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4401181B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100938970B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
US7312521B2 (en) Semiconductor device with holding member
JP3548082B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4212293B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4544876B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US7759779B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
EP1478021A1 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP3756689B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
EP2075833A2 (en) Method of manufacturing semiconductor device
JP4334397B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4215571B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4805362B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3877700B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5238985B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4522213B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4401330B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2010016395A5 (ja)
JP4371719B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4286264B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006179709A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2005101411A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006173198A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2010087295A (ja) 半導体チップ及びその製造方法、半導体装置及びその製造方法
JP2004006820A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110602

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110614

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110808

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110810

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees