JP2006243043A - 高域補間装置及び再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低圧縮率で圧縮されたディジタル音響信号の圧縮により失われた情報を補間することができる高域補間装置の提供。
【解決手段】 圧縮され伸長されたディジタル音響信号を1/2ダウンサンプリングする手段40と、1/2ダウンサンプリングしたディジタル音響信号を、2倍アップサンプリングする手段41と、2倍アップサンプリングしたディジタル音響信号を濾波するディジタルローパスフィルタ42とを備え、圧縮され伸長されたディジタル音響信号の高周波数帯域を補間する高域補間装置。ディジタルローパスフィルタ42が濾波した音響信号を更に濾波するディジタルハイパスフィルタ43と、ディジタルハイパスフィルタ43が濾波したディジタル音響信号、及び圧縮され伸長されたディジタル音響信号を加算する手段44とを備え、加算後のディジタル音響信号を出力する構成である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、MD(Mini Disc)、MP3(MPEG(Moving Picture Experts Group1)Audio layer3)、DAB(Digital Audio Broadcasting)等の圧縮されたディジタル音響信号の高周波数帯域を補間する高域補間装置、及びこの高域補間装置を備えディジタル音響信号を再生する再生装置に関するものである。
CD(Compact Disc)の場合、音響信号はサンプリング周波数が44.1kHz、データビット長が16bitのステレオ信号である。情報量は、1秒間に必要なビット数で表すことができ、CDの場合、1411.2kbpsである。
MDの場合、人間の聴覚の特性を利用して、聞こえ難い成分及び大きな音の前後のデータを間引く圧縮技術であるATRAC(Advanced TRansform Acoustic Coding)及びその改良版であるATRAC3により、符号化するデータ量を減らしている。ATRAC3は、ATRACの2倍(MDLP2、132kbps)及び4倍(MDLP4、66kbps)のデータ圧縮率に対応しており、CDと比較して、最大20分の1程度迄圧縮することができるが、圧縮率が高くなるに従って音質は低下する。
人間の可聴周波数帯域は、20Hz〜20kHzと言われているが、個人差もあり、一般的な人では、上限は14k〜15kHz程度と考えられる。このような可聴周波数帯域を考慮して、圧縮技術は開発されているが、この可聴周波数帯域の測定には、純音(正弦波)が用いられている。しかし、実際の音楽及び自然音では複数周波数の音が混在しており、単独では聴こえない可聴帯域外の音も、音の広がり等で聴感に影響を与えているという考え方が広まりつつある。
特許文献1,2には、間引き処理される信号のスペクトル分布から、相関関係が強い帯域の組の一方を削除し、他方の帯域内のスペクトルを低周波数側に詰める周波数間引き装置が開示されている。
特許文献3には、信号を補間する必要がある場合は、補間される信号のスペクトルの内、スペクトル分布の相関が高い部分を、包絡線に沿うようにして、補間される信号の高周波側に追加し、帯域を拡張する周波数補間システムが開示されている。
特許文献4には、入力された時系列信号の所定の周波数帯域に対応する制限帯域のスペクトルを符号化し、復号側で、拡張すべき周波数帯域の時系列信号を上記制限帯域のスペクトルの写像に基づき求める為に、写像の方法を示す写像情報を適応的に作成し、符号化された上記制限帯域のスペクトルと写像情報とを出力する信号符号化装置が開示されている。
特許第3576941号公報 特許第3576951号公報 特許第3576942号公報 特開2004−80635号公報 特開2001−127637号公報
ディジタル音響信号を高い圧縮率で圧縮して記録した場合、例えばMDLP4では、図6(b)に示すように、周波数スペクトルは12kHz程度迄しか存在せず、図6(a)に示すCD信号と比較しても、高域の周波数情報が失われるという問題がある。
本出願人は、今回、上述したような事情に鑑みて、圧縮され伸長されたディジタル音響信号を1/2ダウンサンプリングした後、2倍アップサンプリングし、2倍アップサンプリングしたディジタル音響信号をディジタルローパスフィルタで濾波して、原ディジタル音響信号の高周波数帯域を補間する高域補間装置について同日出願する。
ディジタル音響信号をMDLP4等の高圧縮率で圧縮した場合は、周波数スペクトルは、上述したように、12kHz程度迄しか存在しないので、上記高域補間装置で好適に高域補間することができる。しかし、MDLP2等の低圧縮率で圧縮した場合は、周波数スペクトルは18kHz程度迄存在するので、これを1/2ダウンサンプリングすることで失われる情報は多大であり、音質が改善されない可能性がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、第1〜3発明では、低圧縮率で圧縮されたディジタル音響信号の圧縮により失われた情報を補間することができる高域補間装置を提供することを目的とする。
第4発明では、低圧縮率で圧縮されたディジタル音響信号の圧縮により失われた情報を補間することができる高域補間装置を備えた再生装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る高域補間装置は、圧縮され伸長されたディジタル音響信号を1/2ダウンサンプリングする手段と、該手段が1/2ダウンサンプリングしたディジタル音響信号を、2倍アップサンプリングする手段と、該手段が2倍アップサンプリングしたディジタル音響信号を濾波するディジタルローパスフィルタとを備え、前記圧縮され伸長されたディジタル音響信号の高周波数帯域を補間する高域補間装置であって、前記ディジタルローパスフィルタが濾波した音響信号を更に濾波するディジタルハイパスフィルタと、該ディジタルハイパスフィルタが濾波したディジタル音響信号、及び前記圧縮され伸長されたディジタル音響信号を加算する手段とを備え、該手段が加算したディジタル音響信号を出力するようにしてあることを特徴とする。
この高域補間装置では、圧縮され伸長されたディジタル音響信号を1/2ダウンサンプリングし、1/2ダウンサンプリングしたディジタル音響信号を、2倍アップサンプリングしてイメージ成分を発生させる。次いで、2倍アップサンプリングしてイメージング成分を発生させたディジタル音響信号をディジタルローパスフィルタにより濾波して、圧縮され伸長されたディジタル音響信号の高周波数帯域を補間する。ディジタルハイパスフィルタが、ディジタルローパスフィルタが濾波した音響信号を更に濾波し、加算する手段が、ディジタルハイパスフィルタが濾波したディジタル音響信号、及び前記圧縮され伸長されたディジタル音響信号を加算し、加算したディジタル音響信号を出力する。
第2発明に係る高域補間装置は、前記ディジタルローパスフィルタは、オーバサンプリング処理を行うディジタルフィルタであり、帯域制限された原アナログ音響信号と、該原アナログ音響信号をディジタル変換した後アナログ変換したアナログ音響信号との誤差信号が小さくなるように、IIR(Infinite Impulse Response)型フィルタを設計すべく設定した条件式を、所定の条件に基づきサンプル値H∞制御により解くことによりパラメータが算出されてあることを特徴とする。
この高域補間装置では、ディジタルローパスフィルタは、オーバサンプリング処理を行うディジタルフィルタであり、そのパラメータは、サンプル値制御理論に基づく特許文献5に開示された方法により、以下のようにして算出されている。先ず、帯域制限された原アナログ音響信号と、原アナログ音響信号をディジタル変換した後アナログ変換したアナログ音響信号との誤差信号が小さくなるように、IIR(Infinite Impulse Response)型フィルタを設計すべく条件式を設定する。次いで、この条件式を所定の条件に基づきサンプル値H∞制御により解くことにより、ディジタルフィルタのパラメータを算出する。
第3発明に係る高域補間装置は、前記ディジタルハイパスフィルタは、複数のカットオフ周波数を有しており、該複数のカットオフ周波数の1つが選択されるようにしてあることを特徴とする。
この高域補間装置では、ディジタルハイパスフィルタは、複数のカットオフ周波数を有しており、高域補間されるディジタル音響信号の圧縮率に応じて、複数のカットオフ周波数の1つが選択される。
第4発明に係る再生装置は、請求項1乃至3の何れか1項に記載された高域補間装置を備え、記録媒体から読み取ったディジタル音響信号、又は外部から受信したディジタル音響信号の高周波数帯域を前記高域補間装置により補間して、前記ディジタル音響信号を再生するようにしてあることを特徴とする。
この再生装置では、請求項1乃至3の何れか1項に記載された高域補間装置を備えており、この高域補間装置が、記録媒体から読み取られたディジタル音響信号、又は外部から受信されたディジタル音響信号の高周波数帯域を補間して、ディジタル音響信号を再生する。
第1発明に係る高域補間装置によれば、低圧縮率で圧縮されたディジタル音響信号の圧縮により失われた情報を補間することができる高域補間装置を実現することができる。
第2発明に係る高域補間装置によれば、低圧縮率で圧縮されたディジタル音響信号の圧縮により失われた情報を補間することができる高域補間装置を実現することができる。また、圧縮前の原音に近い周波数スペクトルを得ることができ、より原音に近づく高域補間を実行することができる。
第3発明に係る高域補間装置によれば、低圧縮率で圧縮されたディジタル音響信号の圧縮により失われた情報を、圧縮率に応じて最適に補間することができる高域補間装置を実現することができる。
第4発明に係る再生装置によれば、低圧縮率で圧縮されたディジタル音響信号の圧縮により失われた情報を補間することができ、圧縮前の原音に近い再生音を得ることができる再生装置を実現することができる。
以下に、本発明を、その実施の形態を示す図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る高域制御装置の実施の形態1の要部構成を示すブロック図である。
この高域補間装置では、1/2ダウンサンプリング部40が、図3(a)に模式的に示すような圧縮され伸長されたディジタル音響信号を1/2ダウンサンプリングして、図3(b)に示すようにサンプリング値を間引きする。1/2ダウンサンプリングされたディジタル音響信号は、2倍アップサンプリング部41に与えられる。
2倍アップサンプリング部41は、与えられたディジタル音響信号を2倍アップサンプリングし、図3(c)に示すように、各サンプリング値の中間に、サンプリング値0のサンプリング点を挿入する(0補間)。2倍アップサンプリングされたディジタル音響信号には、例えば11kHz(元のサンプリング周波数が44.1kHzの場合)を対称軸とする線対称のスペクトル(イメージング)が発生する。
2倍アップサンプリング部41が2倍アップサンプリングしたディジタル音響信号は、イメージング成分も含めて、IIR型又はFIR(Finite Impulse Response)型のディジタルローパスフィルタ42に与えられオーバサンプリング処理される。尚、オーバサンプリング処理には、2倍アップサンプリング部41の2倍アップサンプリング処理も含まれている。
ディジタル音響信号は、オーバサンプリング処理により、図3(d)に示すように、0補間によるサンプリング点にもサンプリング値が補間され、高域周波数成分が生成される。
2倍アップサンプリング部41及びディジタルローパスフィルタ42によりオーバサンプリング処理されたディジタル音響信号は、ディジタルハイパスフィルタ43により、所望のカットオフ周波数以上の高域周波数帯域成分が抽出され、加算部44に与えられる。尚、ディジタルハイパスフィルタ43は、カットオフ周波数を複数有しており、元のディジタル音響信号の圧縮率に応じて、1つのカットオフ周波数が選択される。即ち、圧縮率が低いディジタル音響信号の場合は、比較的高域周波数迄スペクトルが存在するので、その範囲の補間は不要であり、比較的高いカットオフ周波数が選択される。
加算部44は、与えられた高域周波数帯域成分と、元の圧縮され伸長されたディジタル音響信号とを加算し、高域周波数帯域が補間されたディジタル音響信号として出力する。以上により、例えば、MDLP2により圧縮され、図4(b)に示すような18kHz程度以下のスペクトルを有するディジタル音響信号を、図4(a)に示すようなス20kHz程度迄のスペクトルを有するディジタル音響信号に高域補間することができる。尚、ディジタルハイパスフィルタ43及び加算部44間に増幅器を備えて、1以下のゲインを調節することにより、高域補間効果を調節することも可能である。
図2は、ディジタルローパスフィルタ42のパラメータを算出する方法を示す信号復元系モデルのブロック図である。
この信号復元系モデルでは、帯域制限された原アナログ信号の周波数特性のモデルとなる関数F(s)を有する信号モデル50からのアナログ信号は、A/D変換器51によりディジタル信号に変換され、変換されたディジタル信号は、アップサンプリング部52でM(Mは2以上の整数)倍アップサンプリングされる。
M倍アップサンプリングされたディジタル信号は、ディジタルローパスフィルタ53に与えられて、オーバサンプリング処理される。オーバサンプリング処理されたディジタル信号は、D/A変換器54により、アナログ信号に変換され、特性P(s)を有する後置フィルタ55で濾波された後、減算部56に与えられる。
減算部56は、信号モデル50からのアナログ信号(場合によっては遅延させる)と、後置フィルタ55で濾波されたアナログ信号との誤差信号eを演算し出力する。
ディジタルローパスフィルタ42のパラメータを算出する際は、以上のような信号復元系モデルにおいて、誤差信号eが小さくなるように、IIR型のディジタルローパスフィルタ53を設計すべく条件式を設定する。次いで、その条件式を有限次元離散時間系に近似的に変換した計算式を求め、求めた計算式を所定の条件に基づきH∞制御により解くことにより、ディジタルローパスフィルタ53(ディジタルローパスフィルタ42)のパラメータを算出する。
尚、以上により得られるディジタルローパスフィルタはIIR型であるが、ディジタル信号処理では、プログラミングのし易さ、実装の容易さから、FIR型フィルタが用いられることが少なくない。その場合は、導出されたIIR型フィルタのインパルス応答を計算することで、FIR型フィルタとして精度よく実現できる。
以上のようなディジタルローパスフィルタの設計方法では、後置フィルタ55のようなアナログ部品の特性P(s)も考慮されており、これらのアナログ特性は、サンプル値制御理論のリフティングにより、サンプリング点間の情報を失わない形で離散化(ディジタル化)されている。従って、サンプリング点間応答迄含めての最適化設計が可能となる。この設計方法の詳細は、特許文献5を参照されたい。
(実施の形態2)
図5は、本発明に係る再生装置の実施の形態である光ディスク装置の構成を示すブロック図である。この光ディスク装置は、記録/再生可能なミニディスク装置であり、ミニディスク11を収納した方形平板状のカートリッジ12がミニディスク装置に装填された状態で、カートリッジ12の両面のシャッターが開き、ミニディスク11の一方の面から光ピックアップ15が対物レンズ14を通じて読取りを行い、記録するときには、ミニディスク11の他方の面に磁気ヘッド19による磁界が掛けられる。
ミニディスク11は、スピンドルモータ13により所定の一定線速度となるように回転駆動され、光ピックアップ15は、送りモータ16により駆動されミニディスク11の半径方向に移動する。磁気ヘッド19は、記録時にヘッド駆動部20により駆動されミニディスク11の半径方向に移動し、光ピックアップ15と共に同一のトラックを両面から挟み込むように位置制御される。
スピンドルモータ13、光ピックアップ15及び送りモータ16は、サーボ制御部17によりそれぞれ駆動制御される。また、サーボ制御部17は、トラッキング制御部32及びフォーカス制御部33を備えている。
光ピックアップ15が検出した信号は、RF(Radio Frequency )アンプ22へ送られ増幅される。RFアンプ22により増幅された信号の内、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号は、サーボ制御部17に送られ、フォーカス制御部33及びトラッキング制御部32に与えられる。
RFアンプ22により増幅された信号の内、アドレス信号は、アドレスデコーダ21に送られて復号され、エンコーダ/デコーダ23に与えられる。
エンコーダ/デコーダ23へ送られ復号されたアドレス信号は、ヘッド駆動部20による磁気ヘッド19の位置制御に使用され、また、システムコントローラ18に送られ、サーボ制御部17によるスピンドルモータ13、光ピックアップ15及び送りモータ16の駆動制御等に使用される。
RFアンプ22により増幅された信号の内のデータ信号は、エンコーダ/デコーダ23に送られて復号され、耐振用メモリコントローラ24を通じてDRAM25(Dynamic Random Access Memory)に送られる。DRAM25に送られたデータ(ディジタル音響信号)は、一旦記憶された後、耐振用メモリコントローラ24を通じて、音響圧縮エンコーダ/デコーダ26に送られる。
音響圧縮エンコーダ/デコーダ26は、送られたデータを伸長し、本発明に係る高域補間装置である高域補間部34に与える。
高域補間部34は、与えられたデータ(ディジタル音響信号)の高域補間を、実施の形態1で説明してあるように実行し、高域補間されたディジタル音響信号は、D/A変換器28を通じて出力される。
A/D変換器27を通じて入力されたディジタル音響信号は、音響圧縮エンコーダ/デコーダ26により音響圧縮されてコード化され、耐振用メモリコントローラ24を通じて、DRAM25に送られる。DRAM25に送られたデータは、一旦記憶された後、耐振用メモリコントローラ24を通じて、エンコーダ/デコーダ23に送られてコード化され、磁気ヘッド19及び光ピックアップ15によりミニディスク11に記録される。
耐振用メモリコントローラ24及びDRAM25は、DRAM25への記憶に要する時間及びDRAM25からの読出しに要する時間の差を利用して、振動等による音飛びを防止する。
システムコントローラ18は、表示部29、時計回路30及び操作部31と接続され、サーボ制御部17、エンコーダ/デコーダ23及び耐振用メモリコントローラ24の動作制御を行うと共に、操作部31による操作等に応じて、指定された情報を表示部29に表示させる。
本発明に係る高域制御装置の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。 ディジタルローパスフィルタのパラメータを算出する方法を示す信号復元系モデルのブロック図である。 本発明に係る高域制御装置の動作を説明する為の模式的な波形図である。 本発明に係る高域制御装置の動作を説明する為の周波数特性を示す特性図である。 本発明に係る再生装置の実施の形態である光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 本発明が解決しようとする課題を説明する為の周波数特性を示す特性図である。
符号の説明
11 ミニディスク
26 音響圧縮エンコーダ/デコーダ
28 D/A変換器
34 高域補間部(高域補間装置)
40 1/2ダウンサンプリング部
41 2倍アップサンプリング部
42 ディジタルローパスフィルタ
43 ディジタルハイパスフィルタ
44 加算部
50 信号モデル
51 A/D変換器
52 アップサンプリング部
53 ディジタルローパスフィルタ
54 D/A変換器
55 後置フィルタ
56 減算部

Claims (4)

  1. 圧縮され伸長されたディジタル音響信号を1/2ダウンサンプリングする手段と、該手段が1/2ダウンサンプリングしたディジタル音響信号を、2倍アップサンプリングする手段と、該手段が2倍アップサンプリングしたディジタル音響信号を濾波するディジタルローパスフィルタとを備え、前記圧縮され伸長されたディジタル音響信号の高周波数帯域を補間する高域補間装置であって、
    前記ディジタルローパスフィルタが濾波した音響信号を更に濾波するディジタルハイパスフィルタと、該ディジタルハイパスフィルタが濾波したディジタル音響信号、及び前記圧縮され伸長されたディジタル音響信号を加算する手段とを備え、該手段が加算したディジタル音響信号を出力するようにしてあることを特徴とする高域補間装置。
  2. 前記ディジタルローパスフィルタは、オーバサンプリング処理を行うディジタルフィルタであり、帯域制限された原アナログ音響信号と、該原アナログ音響信号をディジタル変換した後アナログ変換したアナログ音響信号との誤差信号が小さくなるように、IIR(Infinite Impulse Response)型フィルタを設計すべく設定した条件式を、所定の条件に基づきサンプル値H∞制御により解くことによりパラメータが算出されてある請求項1記載の高域補間装置。
  3. 前記ディジタルハイパスフィルタは、複数のカットオフ周波数を有しており、該複数のカットオフ周波数の1つが選択されるようにしてある請求項1又は2記載の高域補間装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載された高域補間装置を備え、記録媒体から読み取ったディジタル音響信号、又は外部から受信したディジタル音響信号の高周波数帯域を前記高域補間装置により補間して、前記ディジタル音響信号を再生するようにしてあることを特徴とする再生装置。
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