JP2006242138A - タイミングチェーンカバー構造 - Google Patents
タイミングチェーンカバー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006242138A JP2006242138A JP2005061568A JP2005061568A JP2006242138A JP 2006242138 A JP2006242138 A JP 2006242138A JP 2005061568 A JP2005061568 A JP 2005061568A JP 2005061568 A JP2005061568 A JP 2005061568A JP 2006242138 A JP2006242138 A JP 2006242138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing chain
- chain cover
- belt tensioner
- pulley
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0065—Shape of casings for other machine parts and purposes, e.g. utilisation purposes, safety
- F02F7/0073—Adaptations for fitting the engine, e.g. front-plates or bell-housings
- F02F2007/0078—Covers for belt transmissions
Abstract
【課題】ベルトテンショナの取付部位での振動による放射音を確実に低減させることができるタイミングチェーンカバー構造を提供する。
【解決手段】タイミングチェーンカバー4の外方面側において、オルターネータプーリ、パワーステアリングポンププーリ、エアコンコンプレッサプーリ、ウォータポンププーリ45aをクランクプーリ41の駆動回転により従動回転させるようにサーペンタインベルトを巻き掛けると共に、サーペンタインベルトの張力を調整するベルトテンショナ5を配置する。ベルトテンショナの取付板53を、タイミングチェーンカバーの所定部位Aをシリンダブロック1外方に膨出させるように所定部位Aの左右両側縁において内外方向に厚肉に形成した左右の壁部4a,4bに、タイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位に対し弾性力を付与してその所定部位付近の振動を抑制する板バネ材6を介して取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】タイミングチェーンカバー4の外方面側において、オルターネータプーリ、パワーステアリングポンププーリ、エアコンコンプレッサプーリ、ウォータポンププーリ45aをクランクプーリ41の駆動回転により従動回転させるようにサーペンタインベルトを巻き掛けると共に、サーペンタインベルトの張力を調整するベルトテンショナ5を配置する。ベルトテンショナの取付板53を、タイミングチェーンカバーの所定部位Aをシリンダブロック1外方に膨出させるように所定部位Aの左右両側縁において内外方向に厚肉に形成した左右の壁部4a,4bに、タイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位に対し弾性力を付与してその所定部位付近の振動を抑制する板バネ材6を介して取り付ける。
【選択図】図1
Description
この発明は、クランクシャフトによりカムシャフトを駆動するように巻き掛けられたタイミングチェーンを内燃機関の一端面側において収容するタイミングチェーンカバーの構造に関する。
一般に、内燃機関の一端面よりも外方に突出するクランクシャフトの一端に回転一体に連結されたクランクプーリと、カムシャフトの一端に回転一体に連結されたカムプーリと、これらのプーリに架け渡されたタイミングベルトとを内燃機関の一端面側において収容するタイミングベルトカバーが該内燃機関の一端面側に取り付けられているようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、内燃機関の一端面よりも外方に突出するクランクシャフトの一端側に回転一体に連結されたクランクスプロケットと、カムシャフトの一端に回転一体に連結されたカムスプロケットと、これらのスプロケットに架け渡されたタイミングチェーンとを内燃機関の一端面側において収容するように該内燃機関の一端面側にタイミングチェーンカバーが取り付けられているものもあり、このタイミングチェーンカバーの外方面側には、そのタイミングチェーンカバーよりも外方に上記クランクシャフトの一端が突出し、このクランクシャフトの一端に回転一体に連結されたクランクプーリによりウォータポンプ、パワーステアリングポンプおよびオルタネータなどの各種補機類を駆動するサーペンタインベルトが配置されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−146915号公報
特開2004−108363号公報
ところで、近年より軽量化を図る上で、タイミングチェーンカバーがアルミニウム合金により形成されているものがあり、このものでは、タイミングチェーンカバーの外方面側に配置されたサーペンタインベルトの張力を調整する上でベルトテンショナがタイミングチェーンカバーの外方面に設けられることがある。
その場合、ベルトテンショナが取り付けられるタイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位は、サーペンタインベルトの張力に応じて可動するテンショナプーリとの隙間を確保する上で、機械加工などにより切削して肉厚を薄くすることが行われている。
しかし、このようにベルトテンショナの取付部位つまりタイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位の肉厚が薄くなっていると、該部位が動弁系やタイミングチェーンまたは燃焼圧力などの要因によって振動し易いものとなり、この振動によって放射音が発生することになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ベルトテンショナの取付部位での振動による放射音を確実に低減させることができるタイミングチェーンカバー構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、クランクシャフトによりカムシャフトを駆動するように巻き掛けられたタイミングチェーンを内燃機関の一端面側において収容するタイ
ミングチェーンカバーの構造として、上記タイミングチェーンカバーの外方面側に、そのタイミングチェーンカバーよりも外方に突出する上記クランクシャフトの一端に回転一体に連結されたクランクプーリと、このクランクプーリにより各種補機類をそれぞれ駆動させるサーペンタインベルトと、このサーペンタインベルトの張力を調整するベルトテンショナとを配置する。そして、上記ベルトテンショナを、このベルトテンショナが取り付けられる上記タイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位に対し弾性力を付与してその所定部位付近の振動を抑制する制振構造部材、たとえば板バネ状のバネ材などを介して取り付けている。
ミングチェーンカバーの構造として、上記タイミングチェーンカバーの外方面側に、そのタイミングチェーンカバーよりも外方に突出する上記クランクシャフトの一端に回転一体に連結されたクランクプーリと、このクランクプーリにより各種補機類をそれぞれ駆動させるサーペンタインベルトと、このサーペンタインベルトの張力を調整するベルトテンショナとを配置する。そして、上記ベルトテンショナを、このベルトテンショナが取り付けられる上記タイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位に対し弾性力を付与してその所定部位付近の振動を抑制する制振構造部材、たとえば板バネ状のバネ材などを介して取り付けている。
この特定事項により、ベルトテンショナが、タイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位(ベルトテンショナの取付部位)に対し制振構造部材、たとえば板バネ状のバネ材などを介して取り付けられているので、サーペンタインベルトの張力に応じて可動するテンショナプーリとの隙間を確保する上で肉厚が薄くなっているタイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位に制振構造部材からの弾性力が付与されてそのタイミングチェーンカバーの所定部位が外方面側から抑えられることになる。このため、動弁系やタイミングチェーンまたは燃焼圧力などの要因による振動が、その振動モードの腹の部分に位置するタイミングチェーンカバーの所定部位の中心部において効果的に抑制され、振動による放射音を確実に低減させることが可能となる。
しかも、機械加工などにより切削して肉厚を薄くした際にタイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位において切削加工公差にばらつきが生じていても、その切削加工公差によるばらつきを制振構造部材の弾性力によって円滑に吸収することが可能となる上、タイミングチェーンカバーの所定部位に対し過分に応力集中などが発生して亀裂などを生じさせることも確実に解消され、更に、タイミングチェーンカバーの所定部位とベルトテンショナとの間において制振構造部材の弾性力により発生する摩擦によって振動減衰効果も発揮され、タイミングチェーンカバーの所定部位での振動低減効果をより一層図ることが可能となる。
特に、ベルトテンショナの支持剛性強度を高めるものとして、以下の構成が掲げられる。
つまり、ベルトテンショナを、制振構造部材と共にタイミングチェーンカバーの所定部位周縁の厚肉部分に取り付けている。
この特定事項により、肉厚の薄いタイミングチェーンカバーの所定部位に対しベルトテンショナ取り付け時の締め付け力などを作用させることなく剛性の高いタイミングチェーンカバーの厚肉部分にベルトテンショナが取り付けられ、該ベルトテンショナの支持剛性強度を高めることが可能となる。
以上、要するに、タイミングチェーンカバー外方面側の肉厚の薄い所定部位に対し板バネ状のバネ材などの制振構造部材を介してベルトテンショナを取り付けることで、タイミングチェーンカバーの所定部位に対し制振構造部材からの弾性力を外方面側から付与して動弁系やタイミングチェーンまたは燃焼圧力などの要因による振動を効果的に抑制し、振動音による放射音を確実に低減させることができる。しかも、タイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位での機械加工などによる切削加工公差によるばらつきを円滑に吸収することができる上、過分な応力集中などによる亀裂などの発生も確実に解消でき、タイミングチェーンカバーの所定部位とベルトテンショナとの間での制振構造部材の弾性力による摩擦によって振動減衰効果も期待でき、タイミングチェーンカバーの所定部位からの振動による放射音低減効果をより一層図ることができる。
更に、ベルトテンショナを制振構造部材と共にタイミングチェーンカバーの厚肉部分に取り付けることで、肉厚の薄いタイミングチェーンカバーの所定部位にベルトテンショナ取り付け時の締め付け力などを作用させることなくベルトテンショナの支持剛性強度を高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係わるタイミングチェーンカバー構造を適用したDOHC型の直列型内燃機関Eを示し、1は直列型内燃機関Eのシリンダブロックであって、このシリンダブロック1の上部にシリンダヘッド11が固定されているとともに、下部にクランクケース12を介してオイルパン13が取り付けられている。
シリンダヘッド11には、吸気用カムシャフト14と排気用カムシャフト15とが配置されている。また、図2に示すように、クランクケース12には、クランクシャフト16が配置されている。そして、クランクシャフト16により各カムシャフト14,15が回転駆動されるようになっている。このようなカムシャフト駆動機構を、以下で詳細に説明する。
カムシャフト駆動機構は、クランクシャフト16の一方軸端側に回転一体に連結された第1クランクスプロケット21と、シリンダヘッド11の吸気用カムシャフト14の一方軸端に回転一体に連結された吸気用カムスプロケット22(図1に表れる)と、シリンダヘッド11の排気用カムシャフト15の一方軸端に回転一体に連結された排気用カムスプロケット23(図1に表れる)と、上記第1クランクスプロケット21および各カムスプロケット22,23に巻き掛けられ、第1クランクスプロケット21の駆動回転により各カムスプロケット22,23を従動回転させるタイミングチェーン24とを備えている。また、カムシャフト駆動機構2の下方には、クランクシャフト16によりオイルポンプ32を回転駆動するオイルポンプ駆動機構が設けられている。このオイルポンプ駆動機構は、クランクシャフト16の第1クランクスプロケット21よりもクランクケース12側(図2では右側)に回転一体に連結された第2クランクスプロケット31と、オイルポンプ32の一方軸端に回転一体に連結されたオイルポンプスプロケット32aと、上記第2クランクスプロケット31およびオイルポンプスプロケット32aに巻き掛けられ、第2クランクスプロケット31の駆動回転によりオイルポンプスプロケット32aを従動回転させるオイルポンプドライブチェーン33とを備えている。このようなカムシャフト駆動機構およびオイルポンプ駆動機構は、シリンダヘッド11、シリンダブロック1およびクランクケース12の前面側(一端面側)において取り付けられたアルミニウム合金製のタイミングチェーンカバー4によって外方から覆われて収容されている。なお、図1中において、25はタイミングチェーン24の張力を調整するチェーンテンショナ装置、26は吸気用カムスプロケット22と第1クランクスプロケット21との間に位置するタイミングチェーン24の張架部分をガイドするチェーンバイブレーションダンパである。
クランクシャフト16の一方軸端は、タイミングチェーンカバー4よりも外方に突出しており、そのクランクシャフト16の一方軸端にクランクプーリ41が回転一体に連結されている。また、図3に示すように、クランクプーリ41のタイミングチェーンカバー4からの外方への突出位置とほぼ同じ鉛直面上の位置には、オルターネータ42、パワーステアリングポンプ43、エアコンコンプレッサ44、ウォータポンプ45などの各種補機の軸端にそれぞれ回転一体に連結されたオルターネータプーリ42a、パワーステアリングポンププーリ43a、エアコンコンプレッサプーリ44a、ウォータポンププーリ45aが配置されている。そして、タイミングチェーンカバー4の外方面側には、クランクシ
ャフト16の一方軸端のクランクプーリ41と、このクランクプーリ41によりそれぞれ駆動されるオルターネータプーリ42a、パワーステアリングポンププーリ43a、エアコンコンプレッサプーリ44a、ウォータポンププーリ45aと、各プーリ41,42a,43a,44a,45aに巻き掛けられ、クランクプーリ41の駆動回転により各種補機42,43,44,45のプーリ42a,43a,44a,45aを従動回転させるサーペンタインベルト46とが設けられている。
ャフト16の一方軸端のクランクプーリ41と、このクランクプーリ41によりそれぞれ駆動されるオルターネータプーリ42a、パワーステアリングポンププーリ43a、エアコンコンプレッサプーリ44a、ウォータポンププーリ45aと、各プーリ41,42a,43a,44a,45aに巻き掛けられ、クランクプーリ41の駆動回転により各種補機42,43,44,45のプーリ42a,43a,44a,45aを従動回転させるサーペンタインベルト46とが設けられている。
また、タイミングチェーンカバー4の外方面側には、サーペンタインベルト46の張力を調整するベルトテンショナ5が配置されている。このベルトテンショナ5は、テンショナプーリ51およびアーム52を備えている。このアーム52は、テンショナ本体50に揺動可能に軸支されており、上記テンショナプーリ51は、そのアーム52の先端に回転可能に軸支されている。このアーム34は、テンショナ本体50に内蔵されたスプリング(図示せず)によって、図3に矢印で示す方向に付勢されている。そして、テンショナプーリ51は、クランクシャフトプーリ41とパワーステアリングポンププーリ43aとの間に位置するサーペンタインベルト46の張架部分に巻き掛けられ、ベルトテンショナ5のアーム52の揺動に応じてサーペンタインベルト46に張力が付与されるようになっている。この場合、ベルトテンショナ5が取り付けられるタイミングチェーンカバー4の外方面側の所定部位A(図1に表れる)は、サーペンタインベルト46の張力に応じて揺動するテンショナプーリ51との隙間を確保する上で、機械加工などにより切削されて肉厚が薄くなっている。
そして、図4に示すように、ベルトテンショナ5は、上記タイミングチェーンカバー4の外方面に対し取り付けるための板状の取付板53を有し、この取付板53と対向するタイミングチェーンカバー4の外方面側の所定部位Aに対し弾性力を付与してその所定部位A付近の振動を抑制する制振構造部材としての波板状の板バネ材6(バネ材)を介して所定部位Aの周縁にボルト締結されて取り付けられている。具体的には、ベルトテンショナ5(取付板53)は、所定部位Aをシリンダブロック1外方(図4では下方)に膨出させるように所定部位Aの左右両側縁において内外方向(図4では上下方向)に厚肉に形成された厚肉部分としての左右の壁部4a,4bに対し板バネ材6を介してボルト締結されて取り付けられている。この場合、タイミングチェーンカバー4の所定部位Aの周縁では、ベルトテンショナ5を取り付けるボルト(図示せず)によってシリンダブロック1に締結されている。
したがって、上記実施形態では、ベルトテンショナ5の取付板53が、タイミングチェーンカバー4の外方面側の所定部位A(ベルトテンショナ5の取付部位)に対し波板状の板バネ材6を介して取り付けられているので、サーペンタインベルト46の張力に応じて揺動するテンショナプーリ51との隙間を確保する上で肉厚が薄くなっているタイミングチェーンカバー4の所定部位Aに板バネ材6からの弾性力が外方面側から付与されてそのタイミングチェーンカバー4の所定部位Aが抑えられることになる。このため、動弁系やタイミングチェーンまたは燃焼圧力などの要因による振動が、その振動モードの腹の部分に位置するタイミングチェーンカバー4の所定部位Aの中心部において効果的に抑制され、振動による放射音を確実に低減させることができる。
しかも、機械加工などにより切削して肉厚を薄くした際にタイミングチェーンカバー4の外方面側の所定部位Aにおいて切削加工公差にばらつきが生じていても、その切削加工公差によるばらつきを板バネ材6の弾性力によって円滑に吸収することができる上、タイミングチェーンカバー4の所定部位Aに対し過分に応力集中などが発生して亀裂などを生じさせることも確実に解消され、更に、タイミングチェーンカバー4の所定部位Aとベルトテンショナ5の取付板53との間において板バネ材6の弾性力により発生する摩擦によって振動減衰効果も発揮され、タイミングチェーンカバー4の所定部位Aでの振動低減効
果をより一層図ることができる。
果をより一層図ることができる。
更に、ベルトテンショナ5の取付板53は、所定部位Aをシリンダブロック1外方に膨出させるように所定部位Aの左右両側縁において内外方向に厚肉に形成された左右の壁部4a,4bに対し板バネ材6を介してボルト締結により取り付けられているので、肉厚の薄いタイミングチェーンカバー4の外方面側の所定部位Aに対しベルトテンショナ5取り付け時の締め付け力などを作用させることなく剛性の高いタイミングチェーンカバー4の左右の壁部4a,4bにベルトテンショナ5の取付板53が取り付けられることになり、ベルトテンショナ5の支持剛性強度を高めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、上記実施形態では、制振構造部材としての波板状の板バネ材6を用いたが、図5に示すように、中心部分がタイミングチェーンカバー4の所定部位Aに向かって膨らむような板バネ材7であってもよく、この場合においても、動弁系やタイミングチェーンまたは燃焼圧力などの要因による振動が、その振動モードの腹の部分に位置するタイミングチェーンカバー4の外方面側の所定部位Aにおいて効果的に抑制され、振動による放射音を板バネ材7によって確実に低減させることができる。
16 クランクシャフト
14 吸気用カムシャフト(カムシャフト)
15 排気用カムシャフト(カムシャフト)
24 タイミングチェーン
4 タイミングチェーンカバー
4a,4b 左右の壁部(厚肉部分)
41 クランクプーリ
42 オルターネータ(補機)
43 パワーステアリングポンプ(補機)
44 エアコンコンプレッサ(補機)
45 ウォータポンプ(補機)
46 サーペンタインベルト
5 ベルトテンショナ
6,7 板バネ材(制振構造部材)
A タイミングチェーンカバーの所定部位
E 直列型内燃機関(内燃機関)
14 吸気用カムシャフト(カムシャフト)
15 排気用カムシャフト(カムシャフト)
24 タイミングチェーン
4 タイミングチェーンカバー
4a,4b 左右の壁部(厚肉部分)
41 クランクプーリ
42 オルターネータ(補機)
43 パワーステアリングポンプ(補機)
44 エアコンコンプレッサ(補機)
45 ウォータポンプ(補機)
46 サーペンタインベルト
5 ベルトテンショナ
6,7 板バネ材(制振構造部材)
A タイミングチェーンカバーの所定部位
E 直列型内燃機関(内燃機関)
Claims (3)
- クランクシャフトによりカムシャフトを駆動するように巻き掛けられたタイミングチェーンを内燃機関の一端面側において収容するタイミングチェーンカバーの構造であって、
上記タイミングチェーンカバーの外方面側には、
そのタイミングチェーンカバーよりも外方に突出する上記クランクシャフトの一端に回転一体に連結されたクランクプーリと、
このクランクプーリにより各種補機類をそれぞれ駆動させるサーペンタインベルトと、
このサーペンタインベルトの張力を調整するベルトテンショナと
が配置されており、
上記ベルトテンショナは、このベルトテンショナが取り付けられる上記タイミングチェーンカバーの外方面側の所定部位に対し弾性力を付与してその所定部位付近の振動を抑制する制振構造部材を介して取り付けられていることを特徴とするタイミングチェーンカバー構造。 - 上記請求項1に記載のタイミングチェーンカバー構造において、
制振構造部材としては、板バネ状のバネ材が適用されていることを特徴とするタイミングチェーンカバー構造。 - 上記請求項1または請求項2に記載のタイミングチェーンカバー構造において、
ベルトテンショナは、制振構造部材と共にタイミングチェーンカバーの所定部位周縁の厚肉部分に取り付けられていることを特徴とするタイミングチェーンカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005061568A JP2006242138A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | タイミングチェーンカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005061568A JP2006242138A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | タイミングチェーンカバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006242138A true JP2006242138A (ja) | 2006-09-14 |
Family
ID=37048782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005061568A Pending JP2006242138A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | タイミングチェーンカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006242138A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9388765B2 (en) | 2013-10-04 | 2016-07-12 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine and structure of chain cover of the same |
JP2020012455A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | スズキ株式会社 | 車両用内燃機関のテンショナユニットの取付構造 |
CN113557153A (zh) * | 2019-03-14 | 2021-10-26 | 日产自动车株式会社 | 内燃机 |
US11506142B2 (en) | 2021-03-12 | 2022-11-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Timing chain cover and mounting structure for timing chain cover |
-
2005
- 2005-03-04 JP JP2005061568A patent/JP2006242138A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9388765B2 (en) | 2013-10-04 | 2016-07-12 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine and structure of chain cover of the same |
JP2020012455A (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | スズキ株式会社 | 車両用内燃機関のテンショナユニットの取付構造 |
JP7205095B2 (ja) | 2018-07-20 | 2023-01-17 | スズキ株式会社 | 車両用内燃機関のテンショナユニットの取付構造 |
CN113557153A (zh) * | 2019-03-14 | 2021-10-26 | 日产自动车株式会社 | 内燃机 |
US11506142B2 (en) | 2021-03-12 | 2022-11-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Timing chain cover and mounting structure for timing chain cover |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6780436B2 (ja) | エンジンの補機支持構造 | |
JP5807731B1 (ja) | エンジンのベルト張力調整装置 | |
JP4895021B2 (ja) | 可変バルブタイミング機構付エンジンのマウント構造 | |
JP4544088B2 (ja) | エンジンの前部構造 | |
JP2006242138A (ja) | タイミングチェーンカバー構造 | |
JP6615254B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP5180951B2 (ja) | 内燃機関のタイミングトレーンカバー | |
JP4321517B2 (ja) | オイルコントロールバルブの取付け構造 | |
JP5045887B2 (ja) | エンジンのチェーンケース構造 | |
JP6729005B2 (ja) | エンジンのチェーンカバー構造 | |
JP3470611B2 (ja) | エンジンのオイルポンプ取付構造 | |
JP7205251B2 (ja) | 車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造 | |
JP2571983B2 (ja) | オートテンショナ装置 | |
JP3635569B2 (ja) | 内燃機関のカバー | |
JP2021063490A (ja) | エンジンのチェーンカバー構造 | |
JP2007239544A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP2021063494A (ja) | エンジンの補機取付構造 | |
JP7200696B2 (ja) | 車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造 | |
JP7225842B2 (ja) | 車両用内燃機関のオートテンショナの取付構造 | |
JP2001342845A (ja) | 駆動力伝達機構のケース部材 | |
JP4393525B2 (ja) | 動力装置の支持構造 | |
JPH06146916A (ja) | エンジンのタイミングベルトカバー | |
JPH06288446A (ja) | エンジンのチェーンテンショナ装置 | |
JP2004066899A (ja) | 動力装置の支持構造 | |
JP2021063491A (ja) | エンジンのチェーンカバー構造 |