JP2006240782A - 免震建物用エレベータの乗場装置 - Google Patents

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【課題】建築体側可動床板から昇降路側可動床板に作用する負荷を軽減することができる免震建物用エレベータの乗場装置を得る。
【解決手段】基部建築体2及びこの基部建築体に免震装置を介して支持された免震建築体4に渡って昇降路が形成され、前記建築体のエレベータ乗場からこの乗場に停止したかごまでの間に設けられた乗降通路7が、両建築体間の相対変位に連動して変形する免震建物用エレベータの乗場装置において、乗降通路の建築体側に配置され、昇降路側端部が昇降路側に突設された建築体側可動床板20と、乗降通路の昇降路側に配置されるとともに、建築体側端部が建築体側に突設されて建築体側可動床板の下方に常時重合するように配置された昇降路側可動床板23と、建築体側可動床板及び建築体の間に設けられ、建築体側可動床板の昇降路側端部を常時上方に付勢する付勢装置32とを備える。
【選択図】図8

Description

この発明は、免震建物に設置されたエレベータの乗場装置に関するものである。
大地に建築された基部建築体と、この基部建築体の上部の免震装置を介して支持された免震建築体とから構成される免震建物は、地震発生時に、免震装置を境に基部建築体と免震建築体との間に水平方向の相対変位が生じる。かかる免震建物の基部建築体から免震建築体に渡って縦通するように昇降路が形成された免震建物用エレベータでは、地震時に発生する上記両建築体(基部建築体及び免震建築体)間の相対変位により、両建築体の一部の階床に設けられた乗場とこの乗場に停止したかごとの相対位置が変わってしまうため、両建築体間の相対変位に連動して変形する乗降通路が所定の階床の乗場に設けられている。
図11は、従来の免震建物用エレベータの乗場装置の要部側面図であり、従来の乗降通路の床部を示したものである。なお、図12は、地震時の状況を説明する図11相当図である。図11及び図12において、乗降通路7の床面は、乗降通路7の乗場側、即ち建築体2又は4側に配置されるとともに、建築体側端部が建築体に回動可能に支持されて、昇降路側端部がかご側、即ち昇降路5側に突設された建築体側可動床板20と、乗降通路7の昇降路5側に配置されるとともに、建築体側端部が建築体2又は4側に突設されて建築体側可動床板20の下面に常時重合するように配置された昇降路側可動床板23とから構成されている。そして、地震発生時に昇降路側可動床板23に図12に示すような傾斜が発生した場合には、建築体側可動床板20が、昇降路側可動床板23の変位に合わせて建築体側端部を中心に回転することにより、乗降通路7の床面に生じる段差を防止している。
なお、従来技術として、基部建築体の基部出入口に対して出入方向に昇降路の倒れ傾斜が発生した場合に、基部出入口及び昇降路出入口の相対変位に乗降通路が異常なく対応する免震建物用エレベータの乗場装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−155582号公報
図11及び図12に示す従来の免震建物用エレベータの乗場装置では、建築体側可動床板20の昇降路側端部が昇降路側可動床板23に常時載置されて、建築体側可動床板20の重量が昇降路側可動床板23に直接作用するように構成されている。しかし、建築体側可動床板20は、例えば、厚さ12mmのステンレス鋼板が使用された場合には、その重量が約300kg程度にも達するものである。このため、地震発生時に建築体側可動床板20と昇降路側可動床板23とが摺動した場合に、非常に大きな摩擦抵抗を生じることとなっていた。また、図12に示すように、地震により傾斜した昇降路側可動床板23に建築体側可動床板20の重量が直接作用すると、昇降路側可動床板23を支持するかご用案内レール(図示せず)に過大な負荷が作用するという問題も発生していた。
なお、特許文献1記載のものは、乗降通路の床部の構造が図11及び図12に示すものとは全く異なるものである。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、建築体側可動床板から昇降路側可動床板に作用する負荷を軽減することができる免震建物用エレベータの乗場装置を提供することである。
この発明に係る免震建物用エレベータの乗場装置は、基部建築体及びこの基部建築体に免震装置を介して支持された免震建築体に渡って昇降路が形成され、前記建築体のエレベータ乗場からこの乗場に停止したかごまでの間に設けられた乗降通路が、両建築体間の相対変位に連動して変形する免震建物用エレベータの乗場装置において、乗降通路の建築体側に配置され、昇降路側端部が昇降路側に突設された建築体側可動床板と、乗降通路の昇降路側に配置されるとともに、建築体側端部が建築体側に突設されて建築体側可動床板の下方に常時重合するように配置された昇降路側可動床板と、建築体側可動床板及び建築体の間に設けられ、建築体側可動床板の昇降路側端部を常時上方に付勢する付勢装置とを備えたものである。
この発明は、基部建築体及びこの基部建築体に免震装置を介して支持された免震建築体に渡って昇降路が形成され、前記建築体のエレベータ乗場からこの乗場に停止したかごまでの間に設けられた乗降通路が、両建築体間の相対変位に連動して変形する免震建物用エレベータの乗場装置において、乗降通路の建築体側に配置され、昇降路側端部が昇降路側に突設された建築体側可動床板と、乗降通路の昇降路側に配置されるとともに、建築体側端部が建築体側に突設されて建築体側可動床板の下方に常時重合するように配置された昇降路側可動床板と、建築体側可動床板及び建築体の間に設けられ、建築体側可動床板の昇降路側端部を常時上方に付勢する付勢装置とを備える構成としたことで、建築体側可動床板から昇降路側可動床板に作用する負荷を軽減することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は免震建物用エレベータを概念的に示す縦断面図、図2は図1の免震建物用エレベータの地震時の状況を説明する図、図3はこの発明の実施の形態1における免震建物用エレベータの乗場装置の平面図、図4は図3に示す免震建物用エレベータの乗場装置の側面図、図5は図3に示す免震建物用エレベータの乗場装置の要部正面図、図6は図4に示す免震建物用エレベータの乗場装置の要部拡大図、図7は地震時の状況を説明する図5相当図、図8は地震時の状況を説明する図6相当図である。
図1及び図2において、免震建物は、大地1に建築された基部建築体2と、この基部建築体2上部の免震装置3を介して支持された免震建築体4とから構成される。そして、基部建築体2から免震建築体4に渡って縦通するように昇降路5が設けられ、昇降路5における基部建築体2の上部から免震建築体4の下部の間に渡って、即ち、免震装置3の高さを間に挟んで上方及び下方に複数の可動昇降路枠6が互いに所定の間隔を有して配置されている。また、両建築体2及び4と可動昇降路枠6との間には、所定の階床の乗場に乗降通路7が設けられている。
また、昇降路5内には、エレベータのかご8の昇降を案内するかご用案内レール9が、基部建築体2の下部から免震建築体4の上部に渡る昇降路5の底面から頂部に渡って立設されている。そして、このかご用案内レール9は、基部建築体2の上部から免震建築体4の下部に渡って設けられた各可動昇降路枠6に連結されている。一方、釣合い重り10の昇降を案内する釣合い重り用案内レール11は、かご用案内レール9と同様に、昇降路5の底面から頂部に渡って立設されるとともに、各可動昇降路枠6に連結されている。
また、昇降路5の上方となる免震建築体4の上部には、機械室12が設けられており、この機械室12内に駆動綱車13を備えた巻上機が設置されている。巻上機の駆動綱車13には、かご8及び釣合い重り10を互いに釣瓶式に懸吊する主索14が巻き掛けられており、この主索14が巻き掛けられた駆動綱車13が回動することにより、かご8及び釣合い重り10が互いに逆方向に昇降路5内を昇降する。なお、昇降路5の底面には、かご8及び釣合い重り10のそれぞれに対向して緩衝器15が立設されている。
かかる構成を有する免震建物では、地震発生時に、免震装置3を境に基部建築体2と免震建築体4との間に水平方向の相対変位が生じる(図2)。なお、昇降路5内に立設された両案内レール9及び11は、地震時に発生する上記両建築体2及び4間の相対変位に合わせて変位するように構成されている。即ち、基部建築体2の上部から免震建築体4の下部に渡って配置された両案内レール9及び11の各一部が両建築体2及び4間に生じる相対変位に合わせて傾斜することにより、地震時においても、両案内レール9及び11が、昇降路の頂部から底部に渡ってそれぞれ連続するように構成されている。
また、両案内レール9及び11に連結された可動昇降路枠6は、地震発生時、両案内レール9及び11とともに傾斜する。このため、両建築体2及び4と可動昇降路枠6との間に設けられた乗降通路7は、地震時における可動昇降路枠6の変位に対応して変形するように構成されている。
以下に、建築体2及び4の所定の乗場と可動昇降路枠6、即ち、前記乗場に停止したかごとの間に設けられた乗降通路7の構成について詳細に説明する。
図3及び図4において、免震建物の所定の階床に設けられた乗降通路7は、そのかご8側、即ち、昇降路5側に、乗降通路7の一側を形成する昇降路側出入口三方枠16が可動昇降路枠6に設けられている。また、可動昇降路枠6には、昇降路側出入口三方枠16を開閉する乗場の戸17、及び、この乗場の戸17の下端部を案内する敷居18が設けられている。一方、昇降路側出入口三方枠16に対向した建築体2又は4(以下、「建築体2」という)側に、乗降通路7の他側を形成する建築体側出入口三方枠19が設けられている。
そして、建築体側出入口三方枠19の下縁部に配置されて、乗降通路7の床面を形成する建築体側可動床板20は、建築体側端部が建築体2に蝶番20aにより回動可能に設けられるとともに、昇降路側端部が昇降路側出入口三方枠16に向かって突設されて、上下方向に回動可能に構成されている。なお、図3及び図4においては、建築体側可動床板20が、建築体2に固定された乗場の床板20bに蝶番20aを介して枢支結合されている場合が示されている。また、建築体側出入口三方枠19の上縁部に配置されて、乗降通路7の天井面を形成する建築体側可動天井板21は、建築体側端部が建築体側出入口三方枠19に回動可能に設けられるとともに、昇降路側端部が昇降路側出入口三方枠16に向かって突設されて、上下方向に回動可能に構成されている。また、建築体側出入口三方枠19の側縁部に配置されて、乗降通路7の側壁面を形成する建築体側可動側壁板22は、建築体側端部が建築体側出入口三方枠19に鉛直軸線を介して回動可能に設けられ、昇降路側端部が昇降路側出入口三方枠16に向かって突設されるとともに、上端部が建築体側可動天井板21に所定の空隙を形成して配置され、下端部が建築体側可動床板20に所定の空隙を形成して配置されている。これにより、乗降通路7の建築体側可動床、建築体側可動側壁、建築体側可動天井が形成される。
一方、乗降通路7の昇降路側可動床、昇降路側可動側壁、昇降路側可動天井は次のように構成される。昇降路側出入口三方枠16の下縁部に配置されて、乗降通路7の床面を形成する昇降路側可動床板23は、昇降路側端部が可動昇降路枠6に水平軸線24等を介して設けられるとともに、建築体側端部が建築体側出入口三方枠19に向かって突設されて、建築体側可動床板20の下方に常時重合配置されている。この昇降路側可動床板23は、建築体側可動床板20の奥行方向に相当の距離をもって重合しており、地震発生時に昇降路側可動床板23と建築体側可動床板20との重合距離が最小となっても、乗降通路7の床面が十分確保されるように構成されている。また、乗降通路7の天井面を形成する昇降路側可動天井25及び乗降通路7の側壁面を形成する昇降路側可動側壁26は、複数枚、例えば3枚の門型ステンレス板によりそれぞれ構成されている。この門型ステンレス板からなる昇降路側可動天井25及び昇降路側可動側壁26は、建築体側可動天井板21及び建築体側可動側壁板22の内側に摺動自在に嵌め込まれた第1の昇降路側可動天井25a及び第1の昇降路側可動側壁26a、この第1の昇降路側可動天井25a及び第1の昇降路側可動側壁26aの内側に摺動自在に嵌め込まれた第2の昇降路側可動天井25b及び第2の昇降路側可動側壁26b、この第2の昇降路側可動天井25b及び第2の昇降路側可動側壁26bの内側に摺動自在に嵌め込まれた第3の昇降路側可動天井25c及び第3の昇降路側可動側壁26cから構成された三層構造である。この乗降通路7の昇降路側可動天井25及び昇降路側可動側壁26は、地震発生時に互いに摺動自在に嵌め込まれた部分が伸縮し、地震の揺れに合わせて変位する。なお、第3の昇降路側可動天井25c及び第3の昇降路側可動側壁26cの可動昇降路枠6側端部は、水平軸線及び鉛直軸線を介して昇降路側出入口三方枠16に枢着されている。
また、乗降通路7の建築体側可動側壁板23と、各昇降路側可動側壁26a乃至26cの外側の上下2箇所には、垂直方向に配置されたパンタグラフ動作機構からなる伸縮連結リンク27が設けられている。この各伸縮連結リンク27の両端部は、枢軸ピン28a及び28bにより建築体側可動側壁板22と第3の昇降路側可動側壁26cに枢支されている。この垂直方向に配置された伸縮連結リンク27の中間部の枢軸ピン28c及び28dは、第1の昇降路側可動側壁26a及び第2の昇降路側可動側壁26bにそれぞれ枢支されており、この第1の昇降路側可動側壁26a及び第2の昇降路側可動側壁26bの枢支部分には枢軸ピン28c、28dが挿入される縦長の長孔29が設けられている。同様に、乗降通路7の建築体側可動天井板21と各昇降路側可動天井25a乃至25cの外側の左右2箇所には、水平方向に配置されたパンタグラフ動作機構からなる伸縮連結リンク30が設けられている。この水平方向に配置された伸縮連結リンク30の両端部は、枢軸ピン31a及び31bにより建築体側可動天井板21と第3の昇降路側可動天井25cに枢支されている。この伸縮連結リンク30の中間部の枢軸ピン31c及び31dは、第1の昇降路側可動天井25a及び第2の昇降路側可動天井25bにそれぞれ枢支されており、この第1の昇降路側可動天井25a及び第2の昇降路側可動天井25bの枢支部分には枢軸ピン31c、31dが挿入される長孔(図示せず)が設けられている。
この発明においては、建築体側可動床板20の昇降路側端部の下方に位置する建築体2やこの建築体2に固定された昇降路梁等に付勢装置32を配置し、建築体側可動床板20及び建築体2の間に設けられたこの付勢装置32により建築体側可動床板20の昇降路側端部を常時上方に付勢することを特徴とするものである。図5及び図6において、付勢装置32は、昇降路側可動床板23を間に挟んでその両側にそれぞれ配置されている。そして、この付勢装置32は、建築体側可動床板20の昇降路側端部の下方に位置する建築体2等に固定された取付部32aと、この取付部32aに下端部が設けられ、その上端部が建築体側可動床板20の昇降路側端部の下面に当接して建築体側可動床板20を常時上方に付勢する付勢バネ32bとから構成されている。
また、建築体側可動床板20及び昇降路側可動床板23は、通常時にそれぞれ略水平な状態を保つように構成されている。即ち、付勢装置32の付勢バネ32bの付勢力及び長さを適宜調整して、建築体側可動床板20が略水平な状態になるように設置する。そして、昇降路側可動床板23を、その上面が建築体側可動床板20の下面と僅かな間隙を有して対向するように配置する。なお、付勢バネ32bの付勢力を、建築体側可動床板20から付勢バネ32bに対して作用する力よりも僅かに弱い値となるように設定し、建築体側可動床板20の昇降路側端部を、略水平に配置された昇降路側可動床板23に載置するように構成しても良い。
次に、地震発生時における動作を説明する。
図7及び図8において、地震が発生すると、可動昇降路枠6に連動して昇降路側可動床板23が変位する。ここで、昇降路側可動床板23が通常時よりも上方に持ち上がると、建築体側可動床板20は、昇降路側可動床板23にその一部を接触させながら蝶番20aを中心に回転する。この時、建築体側可動床板20の重量は、付勢装置32により支持されており、昇降路側可動床板23には作用しない。若しくは、ほとんど作用しない。したがって、地震発生時においても、かご用案内レール9に、建築体側可動床板20の重量に起因する過大な負荷が作用する恐れはなく、安定した地震時の変位による乗降通路7の伸縮を可能とすることができる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2における免震建物用エレベータの乗場装置の要部側面図、図10は地震時の状況を説明する図9相当図である。図9及び図10において、建築体側可動床板20の昇降路側端部を常時上方に付勢する付勢装置32は、建築体側可動床板20の昇降路側端部の下方に位置する建築体2等に固定された取付部32aと、この取付部32aに下面部が設けられ、その上面部が建築体側可動床板20の昇降路側端部の下面に当接して建築体側可動床板20を常時上方に付勢する、馬蹄状を呈する付勢バネ32bとから構成されている。その他は実施の形態1と同様の構成及び効果を奏する。なお、実施の形態2においては、付勢バネ32bとして馬蹄状を呈するものが使用されているが、板バネ等のように建築体側可動床板20の重量を支持することができ、地震時の変位に合わせて所定の伸縮性を有していれば、その構成はいかなるものでも構わない。
免震建物用エレベータを概念的に示す縦断面図である。 図1の免震建物用エレベータの地震時の状況を説明する図である、 この発明の実施の形態1における免震建物用エレベータの乗場装置の平面図である。 図3に示す免震建物用エレベータの乗場装置の側面図である。 図3に示す免震建物用エレベータの乗場装置の要部正面図である。 図4に示す免震建物用エレベータの乗場装置の要部拡大図である。 地震時の状況を説明する図5相当図である。 地震時の状況を説明する図6相当図である。 この発明の実施の形態2における免震建物用エレベータの乗場装置の要部側面図である。 地震時の状況を説明する図9相当図である。 従来の免震建物用エレベータの乗場装置の要部側面図である。 地震時の状況を説明する図11相当図である。
符号の説明
1 大地
2 基部建築体
3 免震装置
4 免震建築体
5 昇降路
6 可動昇降路枠
7 乗降通路
8 かご
9 かご用案内レール
10 釣合い重り
11 釣合い重り用案内レール
12 機械室
13 駆動綱車
14 主索
15 緩衝器
16 昇降路側出入口三方枠
17 乗場の戸
18 敷居
19 建築体側出入口三方枠
20 建築体側可動床板
20a 蝶番
20b 乗場の床板
21 建築体側可動天井板
22 建築体側可動側壁板
23 昇降路側可動床板
24 水平軸線
25 昇降路側可動天井
25a〜25c 第1〜第3の昇降路側可動天井
26 昇降路側可動側壁
26a〜26c 第1〜第3の昇降路側可動側壁
27、30 伸縮連結リンク
28a〜28d、31a〜31d 枢軸ピン
29 長孔
32 付勢装置
32a 取付部
32b 付勢バネ

Claims (3)

  1. 基部建築体及びこの基部建築体に免震装置を介して支持された免震建築体に渡って昇降路が形成され、前記建築体のエレベータ乗場からこの乗場に停止したかごまでの間に設けられた乗降通路が、前記両建築体間の相対変位に連動して変形する免震建物用エレベータの乗場装置において、前記乗降通路の建築体側に配置され、昇降路側端部が昇降路側に突設された建築体側可動床板と、前記乗降通路の昇降路側に配置されるとともに、建築体側端部が建築体側に突設されて前記建築体側可動床板の下方に常時重合するように配置された昇降路側可動床板と、前記建築体側可動床板及び前記建築体の間に設けられ、前記建築体側可動床板の前記昇降路側端部を常時上方に付勢する付勢装置とを備えたことを特徴とする免震建物用エレベータの乗場装置。
  2. 付勢装置は、建築体側可動床板の昇降路側端部の下方に位置する建築体に固定された取付部と、この取付部に設けられ、上端部が前記建築体側可動床板の前記昇降路側端部の下面に当接する付勢バネとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の免震建物用エレベータの乗場装置。
  3. 付勢バネは、馬蹄状を呈することを特徴とする請求項2に記載の免震建物用エレベータの乗場装置。
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