JP2006239293A - 無煙ロースターの排気接続装置 - Google Patents

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利明 田中
Hideo Nishiwaki
英雄 西脇
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Abstract

【課題】防火ダンパーの清掃を容易化する。
【解決手段】排気ダクト2と無煙ロースター1の排気部7を連結する接続部31は、排気ダ
クト2に連結する接続外筒42と、該接続外筒42内に上下動自在に設けた接続内筒43と、該
接続内筒43内に着脱自在に設けた防火ダンパー46から成り、接続内筒43はスプリング44で
上方付勢されて排気部7の外周に着座自在と成すことによって、防火ダンパー46は排気部
2側に上方状態で天板から手が届き易い高さとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排ガスを店外へ排気するダクトタイプの無煙ロースターに関し、特に、清掃
を容易化したり、清掃中の異物落下を防止し、更に、吸引作用される排気ダクトに連結す
る個々のロースターに必要な引圧、風量を均等適正化したり、断面各点における引圧を同
等化する無煙ロースターの排気接続装置に関する。
従来、多数のロースターを吸引作用される排気ダクトに接続して、排ガス等を店外排気
して無煙化することが普及する様になってきた。
例えば、油脂回収、排気ダクトとの接続性、吸引力を改善したものとして、外箱の排気
部に油脂吸着体を設け、排気ダクトと排気部を連結ボックスで連結し、連結ボックスの下
部に防火ダンパーを設け、連結ボックスの上部にスプリングで付勢されたガイドチューブ
を設けて、連結ボックスと排気部を接続し、又ガイドチューブに風量調節リングを設けた
無煙ロースターが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、焼肉料理時に発生し吸引された排ガスの油脂類は油脂吸着体で大半が吸
着されるが、排ガスは油脂吸着体の通過後にも油脂類を多少含有しており、この油脂類が
防火ダンパーに付着すると、例えば、取付筒の内面に油脂付着するとダンパー板が引っ掛
かって180度平板状に展開できなかったり、回動軸に油脂付着するとダンパー板の回動
が困難となり、危急時の流路閉鎖に支承を来す恐れがあった。
一方、焼肉料理時の油脂類は外箱等に付着するので、定期的に(好ましくは毎日)清掃
を行っているが、防火ダンパーは外箱の下方に位置するため防火ダンパーの清掃は容易で
なかった。
又、防火ダンパー、連結ボックスの清掃時には、外箱の排気部と排気ダクトが直結する
ことになり、清掃道具、飲食用具その他の異物が落下すると、取り出しが非常に困難であ
った。
又、ロースターと排気ダクトの接続構成としては、一本の排気ダクトの店外部にメイン
排気ファンを設けると共に、店内部の排気ダクトに多数のロースターを接続しており、メ
イン排気ファンからの距離差や、途中に他のロースターが接続されているか等により管路
抵抗等が異なるため、個々のロースターに作用する引圧等が均等、適正でなかった。
尚、無煙ロースターを最適に作動させて排ガスを吸引する為には、必要引圧や排気風量
(規格風量)が個々の機種毎に決まっていた。
この改善策として、排気ダクトとロースターを連結する連結箱の近傍に、風量調整ダン
パー(VD)が設けられていた。
しかしながら、排気ダクト、連結箱および風量調整ダンパーは通常床下等に配置されて
いるため、風量調整の操作性が良好でなかったり、風量調整ダンパーはその構造上、微調
整が困難であり、個々のロースターに適正な必要引圧等を作用させることが困難であった
り、連結箱を介した直角流路で短絡し、排気ダクトに近い内周流路と遠い外周流路などの
流路断面各点での吸引力差が発生していた。
そして、必要引圧等の適正化調整装置として、上記ロースターで採用されているガイド
チューブに風量調節リングを設けたものが実用化され、或いは、ロースター本体の排気部
に下方へ狭小なるテーパー状に形成されたテーパードチューブを連結し、該テーパードチ
ューブの下方対向位置に排気ダクトに連繋される固定チューブを設け、該固定チューブに
前記テーパードチューブを包囲するムービングチューブを上下摺動自在に嵌入したロース
ターの排気システムが採用されていた(例えば、特許文献2参照)。
又、直角流路に起因した断面各点での吸引力の適正化調整装置として、連結箱に排ガス
流路を傾斜状に仕切る様に内設され且つ上方から下方へ向って漸次幅大なるスリットが貫
設された静圧イコライザーを装着したロースターの排気システムが採用されていた(例え
ば、特許文献2参照)。
上記の上下動するムービングチューブや回転動する風量調節リングでは、スリットや吸
気孔の大きさに制限があって、吸引力の調整量に限界があったり、店内空気の吸入増加は
冷暖房空調空気を排気することになったり、店内空気を含む排気風量の増加で排気ファン
の能力アップが必要となりコスト増加を招来していた。
又、静圧イコライザーでは、排気ダクトの引圧変化によって、短絡調整度合いが変化し
ていた。
従って、風量調整ダンパー、ムービングチューブ、風量調節リングや静圧イコライザー
は一長一短があった為、現実には風量調整ダンパーと風量調節リング等が併設され、床下
の風量調整ダンパーで主調整を行った後、床上の風量調節リングで微調整を行っており、
構成が複雑となったり、2箇所での調整作業が必要となっていた。
特許第3488613号公報 特公昭57−52050号公報(特許請求の範囲)
解決しようとする問題点は、防火ダンパーの機能維持を図る清掃作業を容易化したり、
清掃作業中の異物落下を防止することであり、更に、一本の排気ダクトに連結された多数
のロースターに作用する必要引圧等を均等適正化やロースター内各点での吸引同等化する
構成において、簡易構成で操作を容易化し、且つ、排気ファンの能力を最小限とすること
である。
本発明は、上記従来技術に基づく、防火ダンパーの清掃容易性の課題に鑑み、排気ダク
トと無煙ロースターの排気部を連結する接続部は、排気ダクトに連結する接続外筒と、該
接続外筒内に上下動自在に設けた接続内筒と、該接続内筒内に着脱自在に設けた防火ダン
パーから成り、接続内筒はスプリングで上方付勢されて排気部の外周に着座自在と成すこ
とによって、防火ダンパーは排気部側に上方状態で天板から手が届き易い高さとなる様に
して上記課題を解決する。
又、清掃作業中の異物落下の課題に鑑み、接続内筒に装着筒を着脱自在に設け、該装着
筒の上部に異物捕捉網を設けることによって、清掃時に落下させた異物を床より上方位置
で係止させて天板側から回収する様にして上記課題を解決する。
又、上記従来技術に基づく、床下での調整作業が困難な課題、空調済空気の吸引量を低
減したい課題、排気ファンの能力を最低としたい課題、装置構成を簡易とすべき課題等に
鑑み、連結箱と接続部の間に風量調整部を設け、該風量調整部は流路の一部を遮断自在に
ブレードを横断方向に設けて構成することによって、床上方位置でブレードを水平方向で
調整する様にして上記課題を解決する。
又、上記従来技術に基づく、直角流路で短絡する課題に鑑み、平面視で排気ダクトの接
続側からブレードを出入自在と成すことによって、各点での吸引を同等化する様にして上
記課題を解決する。
要するに本発明は、排気ダクトと無煙ロースターの排気部を連結する接続部は、排気ダ
クトに連結する接続外筒と、該接続外筒内に上下動自在に設けた接続内筒と、該接続内筒
内に着脱自在に設けた防火ダンパーから成るので、接続部を組み込んだロースター稼働状
態では、防火ダンパーは上動する接続内筒に取付けられていることにより、防火ダンパー
は相対的に上昇して外箱の排気部に近づき、防火ダンパーの取り出し清掃を天板上方から
容易に行うことが出来、又防火ダンパーは排気部や排気部内に設けた油脂吸着体に非接触
であることにより、外箱の排気部等から油脂が流下して防火ダンパーに付着することを防
止できる。
更に、接続内筒の上下方向長さや防火ダンパーの取付位置の適宜設定により、防火ダン
パーの高さ位置を、排気部から流入する排ガスの高温域に位置設定して、防火ダンパーの
機能を確実に発揮させることが出来る。
又、接続内筒はスプリングで上方付勢されて排気部の外周に着座自在と成したので、接
続内筒は外箱の下面に上動着座することにより、施工設置された連結箱等の位置ズレがあ
っても、上下水平方向で位置調整して連通状態を確実に確保することが出来る。
又、排気部に浄化装置を設けることにより、大半の油脂類を浄化装置で捕捉するため、
外箱より下流の排気流路への油脂流入が減少し、接続部、連結箱、排気ダクトや排気流路
内に設置される防火ダンパー等への油脂付着を低減することが出来る。
排気ダクトと無煙ロースターの排気部を連結する接続部は、排気ダクトに連結する接続
外筒と、該接続外筒内に上下動自在に設けた接続内筒と、該接続内筒内に着脱自在に設け
た異物捕捉網から成るので、内箱その他を取り出した清掃時に、外箱の排気部から清掃道
具や飲食用具(例えば、箸)等の異物を落下させても、異物捕捉網より下方に落下させず
、防火ダンパーと同様に、異物捕捉網は上動する接続内筒に設けているために、床より上
方位置の異物捕捉網から天板上方より異物の回収を容易に行うことが出来る。
接続内筒に装着筒を着脱自在に設け、装着筒の上部に防火ダンパーを設けると共に、下
部に異物捕捉網を設けたので、防火ダンパーまたは異物捕捉網を単独または同時に上方に
引き出して容易に清掃することが出来る。
接続内筒の下部内側に油溜を設けたので、油脂吸着体から捕捉油脂が流下したり、接続
内筒に付着した油脂が流下しても、油溜で滞留させて防火ダンパー等への流下を防止する
ことが出来、又油溜先端の立上部に防火ダンパーまたは装着筒を着脱自在に設けたので、
立上部を介して一段高い位置の防火ダンパー等へ油溜に滞留した油脂が流動せず、防火ダ
ンパー等への油脂付着を防止することが出来る。
接続内筒の外側に重層外筒を設けると共に、接続内筒と重層外筒の間の収納空間にスプ
リングを内装したので、スプリングに排ガス、外気が非接触となり、排ガス中の油脂や外
気中の綿埃等がスプリングに付着しなかったり、火焔が収納空間に入り込まず、付着物、
熱によるスプリングの材質の劣化を防止することが出来ると共に、スプリング内外の接続
内筒と重層外筒は平坦面で清掃を容易に行うことが出来る。
重層外筒に吸気孔を貫設したので、常温空気吸引で排ガス温度を低下させることが出来
たり、吸引空気で低温化した接続内筒に接触する排ガス中のオイルミスト等の液化を図り
、接続内筒への油脂付着および油溜への捕捉量を増量することが出来、更に、吸引空気は
流路内壁面に沿った層流となって排ガスは流路中央を流動し、風量調整部以降の流路下流
部での壁面付着を減少させることが出来る。
又、重層外筒に回転自在に設けた調節リング調節リングに吸気孔を貫設することにより
、吸引量の調整でロースターに作用する吸引作用を適正調整することが出来る。
調理部および加熱部等を有した内箱と外箱の間に設けた吸引流路の上部に仕切板を着脱
自在に設けて、吸引流路を排ガス吸引流路と外気吸引流路に区画したので、外箱への油脂
付着を防止すると共に、油脂が付着した仕切板を取り外して容易に清掃することが出来、
又排ガス吸引流路は調理部から発生する排ガスを吸引する様にしたので、ロースターから
発生する煙、油脂等を吸引してロースターを無煙化することが出来、又外気吸引流路は外
気を吸引する様にしたので、外箱面への排ガス接触を防止すると共に、常温空気の吸引で
排ガスを低温化することが出来る。
排気ダクトと接続部の間に風量調整部を設けたので、連結箱の上方で楽な位置、姿勢で
風量、吸引力の調整を容易に行うことが出来、又風量調整部は流路の一部を遮断自在にブ
レードを横断方向に設けて構成したので、ブレードの簡易構成で吸引力等を調整してロー
スターの最適風量に容易に設定することが出来る。
又、平面視で排気ダクトの接続側からブレードを出入自在と成したので、直角流路とな
る連結箱での短絡状況を抑制して、断面各点、例えば、トップリングにおける全吸気孔で
の吸引力を均一化することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す様に、無煙ロースター1は床FL下に配置された吸引作用される排気ダクト
2に連結箱3(本願出願では水平配置された排気ダクト2と無煙ロースター1に連通連結
する鉛直方向の筒体を連結する直角流路を意味し、形状は箱状に限定されない。)及び排
気連結機構4を介して連結され、調理時に発生する排ガス等が吸引される様になっている

無煙ロースター1は天板5の略中央位置に上部が調理部6に開口し、下部が排気部7に
開口した外箱8を嵌合し、該外箱8の内部に所定間隔の吸引流路9を外箱8との間に有す
る様にして内箱10を取付け、排気部7の近傍に油脂吸着体等の排ガスの浄化装置11を設け
ている。
尚、外箱8と内箱10の一側には筒状の連通連結部12を設けてバーナー13の基端を挿通自
在と成し、且つ外箱8から上方に内箱10(後述の内箱10に設けられる他部材を含む)およ
び浄化装置11を着脱自在と成すと共に、排気連結機構4の構成部材の一部も外箱8の排気
部7を通過して上方に引出し自在と成している。
内箱10の上方部を外側に屈曲して鍔状の平坦部を設け、該平坦部をセラミック炭14、14
a…を支承する壺体15の載置部16と成している。
環状のトップリング17は、外箱8と内箱10間(吸引流路9)の上方開口部を被冠閉塞す
る天板部18と、内箱10の載置部16上方に位置させた垂直状の周壁19とを、一体形成してい
る。
トップリング17の周壁19の全周にわたり、吸引流路9に連通する所定間隔の吸気孔20、
20a …を貫設し、又天板部18から仕切板22を吸引流路9内に垂下形成すると共に、仕切板
22の外側で外気流入口21を天板部18その他に設けている。
又、内箱10の内底部に水が貯溜されるドレンパン23を設けると共に、該ドレンパン23の
直径方向両端に一対のバーナー受け24(片方のみ図示)を対向配置し、該バーナー受け24
上にリング状のバーナー13の下部を載置している。
バーナー13の基端部の導入部は、外箱8と内箱10間に貫設した連通連結部12内に挿通さ
れ、外箱8外部に設けた点火装置25等に装着している。
床FL下に設けた排気ダクト2には無煙ロースター1の下方対向位置で連結箱3が設け
られ、排気ダクト2の先端開口と連結箱3側面の連通口26は排気ダクト2や吸引流路9で
の過熱または火災時に流路閉鎖すると共に、流量を調整するFV(ファイヤー・ボリュー
ム)ダンパー27を内蔵した連結具28で連結され、連結箱3の上方に高さ調整の中継パイプ
として円筒状の連結ダクト29が設けられている。
連結ダクト29は床FLより上方突出させると共に、排気連結機構4における風量調整部
30および接続部31を介して外箱8の排気部7に連通させている。
図2、3に示す様に、無煙ロースター1の外箱8の排気部7と排気ダクト2に設けた連
結箱3を連結ダクト29および接続部31を介して連通接続する風量調整部30は、連通パイプ
32内の上下方向流路を水平方向に部分横断するシャッターブレード33で所望面積および所
望方向で部分的に流路を遮断閉鎖するものである。
シャッターブレード33は略三日月形状のブレード34の基端側に枢着部35の一部となる枢
着孔を設けると共に、操作部36を突出形成している。
一方、連通パイプ32は、上下2分割した上下パイプ37、37aの対向端にフランジ38、38
aを突出形成し、一対のフランジ38、38aの間にブレード34を挟装すると共に、フランジ
38、38aに設けた枢着部35の一部となる枢着孔とシャッターブレード33の枢着孔に枢着軸
を装着して枢着部35を設定し、フランジ38、38aから突出配置された操作部36を操作して
、枢着部35を中心としてブレード34を水平方向で揺動自在と成し、ブレード34を連通パイ
プ32内流路の一部に出入自在と成している。
ブレード34の出入方向は平面視で排気ダクト2の設置方向側から出入して、流路の一部
をダクト短絡側から出入面積に応じて遮断閉鎖する。
略三日月形状のブレード34の内縁39および外縁40は円弧状と成すと共に、枢着部35の枢
着孔から先端への長さは連通パイプ32の直径と略同一と成している。
図2で一点鎖線で示す様に、ブレード34の退避後退時には、ブレード34の内縁39が連通
パイプ32の内壁面と略同一でブレード34の大半がフランジ38、38a内および外方突出し、
二点鎖線で示す様に、ブレード34の最大挿入前進時には、ブレード34の外縁40が連通パイ
プ32の内壁面と略同一でブレード34の大半が連通パイプ32内に位置し、流路を排気ダクト
2の設置方向側から部分的に遮断閉鎖している。
尚、一対の上下パイプ37、37aの上下連結に際して、ブレード34の非配置方向(約半周
)で取付材41、41a…で連結する一方、フランジ38、38a内を挿通移動するブレード34の
軌跡箇所以外をシールしている(シール時期としては、非配置位置では取付前に設け、挿
通移動位置ではブレード34の位置調整後に設ける。)。
次に、無煙ロースター1の排気部7と排気ダクト2に設けた連結箱3を連結ダクト29お
よび風量調整部30を介して連通接続する排気連結機構4の接続部31について説明する。
図4に示す様に、接続部31の基本構成としては、風量調整部30を介して連結ダクト29に
連結する接続外筒42内に上下動自在に接続内筒43を設けると共に、該接続内筒43はスプリ
ング44で上方付勢されて外箱8の排気部7の外周に着座自在と成し、又接続内筒43内に装
着筒45を着脱自在に設け、該装着筒45の上部に防火ダンパー46を設けると共に、下部に異
物捕捉網47を設けている。
接続外筒42は上段が大口径の上方筒48と下段が小口径の下方筒48aから成り、上方筒48
と下方筒48aの段差接続平面部を着座部49と成し、下方筒48aは風量調整部30の上下パイ
プ37、37aを介して、排気ダクト2側の連結ダクト29に連通接続し、上方筒48の上方内部
に係止片50、50a…を突出形成している。
接続外筒42内で上下動自在の接続内筒43は、上下方向の周壁部51の上部外側にスプリン
グ44の着座部52を形成すると共に、周壁部51の下部内側に断面U字状の油溜53を設け、該
油溜53の先端(接続内筒43下部先端)に立上部54を形成している。
又、接続内筒43の外側に適宜間隔の収納空間55を有する様に重層外筒56を設け、該重層
外筒56の上部内側にリング状の着座部57を形成すると共に、重層外筒56の下部外側に係止
片58、58a…を突出形成している。
そして、接続内筒43と重層外筒56の間の収納空間55にスプリング44を内装し、該スプリ
ング44の下端は接続外筒42の着座部49上面に着座させると共に、スプリング44の上端は接
続内筒43の着座部52下面に着座させ、接続内筒43上方の着座部52は重層外筒56上方の着座
部57の下側に配置して接続内筒43上部に重層外筒56上部を係止すると共に、重層外筒56下
方の係止片58、58a…を接続外筒42上方の係止片50、50a…に係止させている。
かかる構成により、スプリング44の付勢力で、接続外筒42に対して接続内筒43と重層外
筒56を上方付勢し、重層外筒56の着座部57を外箱8の排気部7の外周下面に着座自在と成
している。
接続内筒43に設けた装着筒45は上段が大口径の上方筒59と下段が小口径の下方筒59aか
ら成り、上方筒59と下方筒59aの段差接続平面部を着座部60と成し、上方筒59の上部外側
に鍔状の係止部61を設けて接続内筒43の立上部54上に載置し、下方筒59aの下部に網目状
の異物捕捉網47を設けている。
装着筒45に設けた防火ダンパー46はダンパー筒62内に回動軸63を設けると共に、該回動
軸63に半円板状の2枚のダンパー板64、64aを設けて構成し、該ダンパー板64、64aの展
開付勢材65を回動軸63に設けると共に、展開抑止作用を有する温度ヒューズ67を適宜箇所
に設けている。
そして、ダンパー筒62の上部外側に鍔状の係止部68を設けると共に、ダンパー筒62の下
部内側に鍔状の係止部69を設け、上方の係止部68を装着筒45上方の係止部61を介して接続
内筒43の立上部54上に載置し、下方の係止部69を装着筒45下方の着座部60に載置している
又、収納空間55を有して接続内筒43の外側に設けた重層外筒56に所定数の吸気孔70、70
a…を貫設しており、又重層外筒56の外側に円筒状の調節リング71を回転自在に嵌装し、
該調節リング71に重層外筒56の吸気孔70、70a…に対応する吸気孔72、72a…を貫設する
ことにより、吸引量を調整することも可能である。
尚、排気ダクト2から無煙ロースター1への吸引力調整に関して、排気ダクト2にFV
(ファイヤー・ボリューム)ダンパー27を設けたり、排気連結機構4に風量調整部30を設
けたり、排気連結機構4における接続部31に調節リング71等を設けたり、トップリング17
近傍に外気流入口21を設けているが、これらは単独設置、併用設置としても良く、FVダ
ンパー27との併用では、FVダンパー27で主調整を行うと共に、その他で副調整を行い、
FVダンパー27と防火ダンパー46の併用で安全性を更に向上させても良い。
次に本発明に係る無煙ロースターの排気接続装置の作用について説明する。
外箱8が連結箱3の略直上に位置する様に、無煙ロースター1をキャビネット73等で支
持して床FLに設置することにより、外箱8の下面が接続部31の重層外筒56および接続内
筒43の上部を接触押圧してスプリング44が収縮し、外箱8の排気部7と接続部31の流路が
連通する。
この時、連結箱3と無煙ロースター1の位置ズレがあった時には、上下方向ではスプリ
ング44による上方付勢で連通状態を維持し、水平方向では排気部7の外周における広面積
水平の外箱8の下面で重層外筒56の着座部57が相対的に移動しながら接触状態を維持し、
外箱8の排気部7と連結箱3を排気連結機構4の風量調整部30および接続部31を介して連
通連結する。
排気ダクト2にFVダンパー27を設けている場合には、無煙ロースター1の規格風量等
にFVダンパー27で調整し、風量調整部30では連結箱3への吸引力と無煙ロースター1の
規格風量の差異および連結箱3の直角流路で発生する短絡による各点での吸引差異に応じ
て調整する。
風量調整部30における調整としては、シャッターブレード33の操作部36を回動操作して
、排気ダクト2側から漸次、ブレード34を流路内に挿入して、短絡による相対的に強流量
流路部を部分遮断して、無煙ロースター1の規格風量への設定および断面各点での風量均
一化を図る。
更に、接続部31で重層外筒56に調節リング71等を設けている場合には、調節リング71を
適宜回転させて、重層外筒56の吸気孔70、70a…と調節リング71の吸気孔72、72a…の開
口合致度を調整して吸引量を調整する。
そして、無煙ロースター1の稼働時には、トップリング17の吸気孔20、20a …から油脂
等含有の排ガスを吸引すると共に、外気流入口21から外気を吸引し、排ガスを浄化装置11
で浄化し、調節リング71の吸気孔72、72a…等から外気を吸引して、連結ダクト29、連結
箱3、排気ダクト2から排ガスを排気する。
無煙ロースター1および排気流路の保守、点検、清掃としては、日常的には、トップリ
ング17、壺体15、バーナー13、内箱10等を順次、上方へ取り出し、取り出した部材や外箱
8の内壁面を清掃する。
定期的には、排気部7近傍の浄化装置11を上方へ取り出した後、スプリング44で上動し
て天板5と床FLの中間位置に配置されている防火ダンパー46を装着筒45から持ち上げ、
外箱8の排気部7を通過して天板5上方へ引き出す。
無煙ロースター1の外部へ引き出した防火ダンパー46の各所を清掃すると共に、接続内
筒43の内壁面や接続内筒43下方の油溜53を清掃する。
清掃作業中に異物を外箱8の排気部7から落下させた場合には、異物は異物捕捉網47に
係止されて連結箱3に落下せず、天板5と床FLの中間位置の異物捕捉網47上に係止され
た落下異物を天板5側から回収する。
本発明に係る無煙ロースターの排気接続装置の全体構成図である。 風量調整部の平面図である。 図2の拡大断面図である。 接続部の断面図である。
符号の説明
1 無煙ロースター
2 排気ダクト
3 連結箱
7 排気部
8 外箱
9 吸引流路
10 内箱
11 浄化装置
21 外気流入口
22 仕切板
29 連結ダクト
30 風量調整部
31 接続部
32 連通パイプ
34 ブレード
42 接続外筒
43 接続内筒
44 スプリング
45 装着筒
46 防火ダンパー
47 異物捕捉網
53 油溜
54 立上部
55 収納空間
56 重層外筒
70、70a… 吸気孔

Claims (8)

  1. 排気ダクトと無煙ロースターの排気部を連結する接続部であって、
    接続部は、排気ダクトに連結する接続外筒と、該接続外筒内に上下動自在に設けた接続
    内筒と、該接続内筒内に着脱自在に設けた防火ダンパーから成り、接続内筒はスプリング
    で上方付勢されて排気部の外周に着座自在と成したことを特徴とする無煙ロースターの排
    気接続装置。
  2. 排気ダクトと無煙ロースターの排気部を連結する接続部であって、
    接続部は、排気ダクトに連結する接続外筒と、該接続外筒内に上下動自在に設けた接続
    内筒と、該接続内筒内に着脱自在に設けた異物捕捉網から成り、接続内筒はスプリングで
    上方付勢されて排気部の外周に着座自在と成したことを特徴とする無煙ロースターの排気
    接続装置。
  3. 接続内筒に装着筒を着脱自在に設け、該装着筒の上部に防火ダンパーを設けると共に、
    下部に異物捕捉網を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の無煙ロースターの排気
    接続装置。
  4. 接続内筒の下部内側に油溜を設けると共に、油溜先端の立上部に防火ダンパー、異物捕
    捉網または装着筒を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の無煙ロ
    ースターの排気接続装置。
  5. 接続内筒の外側に重層外筒を設けると共に、接続内筒と重層外筒の間の収納空間にスプ
    リングを内装したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の無煙ロースターの排気
    接続装置。
  6. 重層外筒に吸気孔を貫設したことを特徴とする請求項5記載のロースターの排気接続装
    置。
  7. 調理部および加熱部等を有した内箱と外箱の間に設けた吸引流路の上部に仕切板を着脱
    自在に設けて、吸引流路を排ガス吸引流路と外気吸引流路に区画し、排ガス吸引流路は調
    理部から発生する排ガスを吸引すると共に、外気吸引流路は外気を吸引する様にしたこと
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の無煙ロースターの排気接続装置。
  8. 排気ダクトと接続部の間に風量調整部を設け、該風量調整部は流路の一部を遮断自在に
    ブレードを横断方向に設けて構成すると共に、平面視で排気ダクトの接続側からブレード
    を出入自在と成したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のロース
    ターの排気接続装置。
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