JP2006238856A - 人造フカヒレ、その製造方法、並びに人造フカヒレを有するインスタント食品 - Google Patents

人造フカヒレ、その製造方法、並びに人造フカヒレを有するインスタント食品 Download PDF

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祥利 塩田
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Abstract

【課題】 本物と同様な食感を提供できる安全な人造フカヒレを安価に提供する。
【解決手段】 春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉を原料として、本物と同様の触感を有する人造フカヒレを製造する。春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉をペースト状にする工程と、前記ペースト状の春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉を射出成形することにより、複数の条部を形成する工程と、前記複数の条部をフカヒレの形状に成形する工程とを有する製造方法により人造フカヒレを製造する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人造のフカヒレ、その製造方法、並びに人造フカヒレを有するインスタント食品に関する。
鱶鰭(ふかひれ)は、大型のサメの主に尾びれ、背びれ部分を乾燥させた食材である。中華料理の高級食材として使われ、特にフカヒレスープの主原料となる。ジンベエザメ、ウバザメのものが最高級とされ、アオザメ、イタチザメ、床鮫のものも高級である。
フカヒレは、高級食材として、主に中華料理の食材として取引される。フカヒレは加工技術が質を大きく左右する食材で、天日で干すだけで約3ヶ月を要するなど、その加工には膨大な手間と時間がかかるため、一般にかなり高価な食材である。
フカヒレは、その独特の食感と豊富に含まれるコラーゲンにより多くの人々に好まれる素材であり、乾燥したフカヒレを何日もかけて戻し、戻したそのままのかたちで出す「フカヒレの姿煮」「フカヒレラーメン」等の料理法で専門料理店などで提供されている。
しかしながらフカヒレは高価なため、一般家庭で日々の食事に利用するには高額すぎてなかなか利用できず、また、水に入れて何日もかけて戻すなど下準備に手間がかかってしまうという問題があった。
また、フカヒレラーメンをインスタント食品として提供できるようになれば、多くの人々が手軽にフカヒレを味わうことが可能になるが、やはり素材としてのフカヒレが高価なため、手軽なインスタント食品にすることは難しかった。
本発明は、上記課題を解決することを目的とし、人造のフカヒレ、その製造方法などを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有する。
本発明の第1の態様は、人造フカヒレとして提案される。
この人造フカヒレは、春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉を含有することをとくちょうとしている。この人造フカヒレによれば、原料として用いられるものが安価で食品として安全な春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉であるため、安価で且つ安全な人造フカヒレを提供することが可能となる。
上記の人造フカヒレは、本物のフカヒレから採取した条部のデータを用いて形成された複数の条部を有することを特徴としていてもよい。この人造フカヒレによれば、条部の構造が本物のフカヒレと同一となるため、歯ごたえや食感などを本物のフカヒレと同じにすることが可能となる。
本発明の第2の態様は、人造フカヒレの製造方法として提案される。
この製造方法は、春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉をペースト状にする工程と、前記ペースト状の春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉を射出成形することにより、複数の条部を形成する工程と、前記複数の条部をフカヒレの形状に成形する工程と
を有することを特徴としている。
この人造フカヒレの製造方法によれば、原料として用いられるものが安価で食品として安全な春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉であるため、安価で且つ安全な人造フカヒレを提供することが可能となる。
上記製造方法において、前記複数の条部は、本物のフカヒレから採取した条部のデータを用いて形成されるようにしてもよい。
かかる製造方法によれば、条部の構造が本物のフカヒレと同一となるため、歯ごたえや食感などを本物のフカヒレと同じにすることが可能となる。
本発明の第3の態様は、上述の人造フカヒレ、又は上述の製造方法によって製造された人造フカヒレを有することを特徴とするインスタント食品として提案される。かかるインスタント食品によれば、乾燥したフカヒレを数日かけて戻すような下準備をすることなく、フカヒレ料理を楽しむことが可能となる。
本発明によれば、本物と同様な食感を提供できる安全な人造フカヒレを安価に提供することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
[1.人造フカヒレの原料]
本実施の形態にかかる人造フカヒレの原料は、以下の通りである。
(1)春雨
(2)葛粉
(3)クラゲ
(4)澱粉
上記の(1)から(4)を破砕混合し、必要に応じて加熱などにより溶解して、ペースト状にしたものを射出成形して、本物のフカヒレのような繊維状の部分を有するように、フカヒレの繊維(筋)を模した糸状の条部を多数作成し、これらを同方向に並べた後に、本物のフカヒレの形状に合わせてカットして成形して、人造フカヒレができあがる。
図1は、成形後の人造フカヒレの完成品の斜視図である。図に示す人造フカヒレ1は、上記の原料から作成された多数の条部2を有している。
図2は、条部2を作成するための射出ノズル3の斜視図である。射出ノズル3は、条部2を作るための多数のノズル口4を有している。このノズル口4の形状・大きさは、本物のフカヒレをCTスキャンなどの解析手法により、各条部2の外観形状、断面形状、及び条部2の配列パターンなどを取得し、本物のフカヒレと同様の構造を再現できるようになっている。
上記ペースト状の原料をこの射出ノズル3から適当な溶液中に射出し、凝固させることにより、本物のフカヒレと同様の条部2が完成しこれら条部2を押し固め、あるいは澱粉などを接着剤として使用して図3に示すような条部2の集合である半製品5を作成する。
この半製品5を本物のフカヒレの形状に合わせて、カット成形することにより図1に示す人造フカヒレ1が完成する。
上記の人造フカヒレ1を利用して、インスタントラーメンなどのインスタント食品を提供することが出来る。上記人造フカヒレ1をプラスチック袋などに入れて真空パックとすることにより長期保存可能とし、インスタントラーメンなどのインスタント食品に添付する。利用者は、インスタントラーメンを通常通り作った後、人造フカヒレ1を取り出しその上に載せることにより、簡単にフカヒレラーメンを完成させ、堪能することが出来る。
完成した人造フカヒレの斜視図 人造フカヒレの条部を形成するためのノズルの斜視図 条部を互いに接着した半製品の斜視図
符号の説明
1 … 人造フカヒレ
2 … 条部
3 … 射出ノズル
4 … ノズル口
5 … 半製品

Claims (5)

  1. 春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉を含有する人造フカヒレ。
  2. 前記人造フカヒレは、本物のフカヒレから採取した条部のデータを用いて形成された複数の条部を有することを特徴とする、請求項1に記載の人造フカヒレ。
  3. 春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉をペースト状にする工程と、
    前記ペースト状の春雨、葛粉、クラゲ、及び澱粉を射出成形することにより、複数の条部を形成する工程と、
    前記複数の条部をフカヒレの形状に成形する工程と
    を有することを特徴とする人造フカヒレの製造方法。
  4. 前記複数の条部は、本物のフカヒレから採取した条部のデータを用いて形成されることを特徴とする、請求項3に記載の製造方法。
  5. 請求項1若しくは2に記載の人造フカヒレ、又は請求項3若しくは4に記載の製造方法によって製造された人造フカヒレを有することを特徴とするインスタント食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039985A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Masaaki Inoue 模造フカヒレとその製造方法

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