JP2006238736A - 魚釣用電動リール - Google Patents

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Abstract

【課題】スプール駆動モータの高低速の変速機能と共に、クラッチ機構のスプールフリー状態から釣糸巻取り可能状態への自動復帰を可能とした電動リールを提供する。
【解決手段】 リール本体に装着した切換えレバーの操作でスプールをスプールフリー状態と釣糸巻取り可能状態とに切り換えるクラッチ機構と、スプールの駆動系に装着され、スプール駆動モータの回転方向の切換えで、スプールへのスプール駆動モータの動力伝達を高速動力伝達状態と低速動力伝達状態とに切り換える機械式変速装置とを備えた魚釣用電動リールに於て、スプール駆動モータに一方向クラッチを設けると共に、切換えレバーの操作で移動するクラッチ機構のクラッチ作動部材を、クラッチ機構のスプールフリー状態に於けるスプール駆動モータの一方向クラッチを介した一方向の回転で移動可能に構成して、クラッチ機構をスプールフリー状態から釣糸巻取り可能状態へ自動復帰可能とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、リール本体に回転自在に取り付くスプールを巻取り駆動するスプール駆動モータを備えた魚釣用電動リールに関する。
船釣り等、一般に深場の魚層を対象とした魚釣りを行う場合、魚釣用電動リール(以下、「電動リール」という)が広く使用されている。
従来周知のように電動リールは、スプール駆動モータの駆動でスプールを回転させて釣糸の巻取りを行うもので、特許文献1に開示されるように昨今の電動リールには、釣場の状況(例えば、対象魚の大きさや種類,魚とのファイトやヒット数)に応じた釣糸の巻取り操作を行うべく、リール本体に変位可能に装着したモータ出力調節体(調節レバー)の操作でスプール駆動モータのモータ出力を調節して、釣糸の巻取り速度を変化させる電気式変速装置を備えたものが知られている。
また、特許文献2には上述の如き電気式変速装置に加え、スプール駆動モータのモータ軸とこのモータ軸の回転をスプールに伝達する動力伝達機構との間に、ギヤ比の異なる高速用減速歯車機構と低速用減速歯車機構とを動力伝達可能に連結し、リール本体の操作パネル上に設けた変速HI/LOWスイッチの操作でスプール駆動モータの回転方向を切り換えることにより、高速用減速歯車機構と低速用減速歯車機構のいずれか一方を選択的に動力伝達可能として、スプールの回転速度を高速状態と低速状態とに切り換える機械式変速装置を備えた電動リールが開示されている。
特許第2977978号公報 特開2001−148978号公報
ところで、従来、この種の電動リールでは、回転検出手段で検出したスプールの回動方向と回転数を基に釣糸の糸長(繰出し量や巻取り量)を計測して、この計測値を操作パネル上の表示器に表示する糸長計測装置が装着されている。
そして、昨今では、斯かる計測値を基に、リール本体に装着したクラッチ駆動モータやソレノイド等のアクチュエータでクラッチ機構を作動(クラッチOFF状態からクラッチON状態への切換え)させて仕掛けの繰出しを所定の棚位置で停止させる自動棚停止機能を始め、電動リールの操作性の向上を図る様々な機能が組み込まれて多機能化,電子化が進んでいるのが現状である。
しかし、前記機械式変速装置を備えた電動リールに上述の如きアクチュエータをリール本体に別途装着して自動棚停止機能を装備すると、リール全体が大型,重量化してしまう課題が残されており、その対策が望まれていた。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、既述した機械式変速装置を備えた電動リールに改良を加え、スプール駆動モータの高低速の変速機能と共に、リール全体の小型,軽量化を維持しつつ、クラッチ機構のスプールフリー状態(クラッチOFF状態)から釣糸巻取り可能状態(クラッチON状態)への自動復帰を可能として、自動棚停止機能等の実現を図った電動リールを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、リール本体に装着した切換えレバーの操作でスプールをスプールフリー状態と釣糸巻取り可能状態とに切り換えるクラッチ機構と、スプールの駆動系に装着され、スプール駆動モータの回転方向の切換えで、スプールへのスプール駆動モータの動力伝達を高速動力伝達状態と低速動力伝達状態とに切り換える機械式変速装置とを備えた電動リールに於て、上記スプール駆動モータに一方向クラッチを設けると共に、切換えレバーの操作で移動するクラッチ機構のクラッチ作動部材を、クラッチ機構のスプールフリー状態に於けるスプール駆動モータの一方向クラッチを介した一方向の回転で移動可能に構成して、クラッチ機構をスプールフリー状態から釣糸巻取り可能状態へ自動復帰可能としたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電動リールに於て、切換えレバーの操作で移動するクラッチ機構のクラッチ作動部材に被係合部を設けると共に、スプール駆動モータに、その一方向の回転時に当該被係合部に係合してクラッチ作動部材を移動させる係合部を持ったクラッチ切換部材を装着し、クラッチ機構の釣糸巻取り可能状態時に当該係合部と上記被係合部とを非接触状態としたことを特徴とする。
各請求項に係る発明によれば、クラッチ作動モータ等のアクチュエータを別途装着することなく、スプールを巻取り駆動するスプール駆動モータ(以下、「スプールモータ」という)の正転,逆転を利用して釣糸巻取り速度の高,低速の変速切換えと自動棚停止機能,糸送りといった機能が実現でき、リール全体の小型,軽量化を維持しつつスプールモータの有効活用が図れる利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図10は請求項1及び請求項2に係る電動リールの一実施形態を示し、図1及び図2に於て、1はリール本体3のフレーム、5,7は当該フレーム1の左右に取り付く側板で、両側板5,7間にスプール軸9を介してスプール11が回転可能に支持されている。
スプール軸9はスプール11の軸心を貫通して、その側板5側の一端が、フレーム1に一体的に取り付く第1のセットプレート13に軸受15を介して回転可能に支持されており、この軸受15側の一端に、動力伝達機構17のスプール軸駆動歯車19が回り止め嵌合されている。
而して、スプール11は、スプールモータ21の駆動とハンドル23の巻取り操作で巻取り方向に回転して釣糸が巻回されるようになっており、スプールモータ21は、スプール11前方のフレーム1に一体成形された筒状のモータケース25内に収納されている。
そして、スプールモータ21は正,逆両方向へ回転可能に構成されており、図3に示すように左モータ軸27に、ピニオン29を介して特許文献2に開示された機械式変速装置と同一構造の機械式変速装置31と第1の遊星減速機構33、そして、前記スプール軸駆動歯車19を含む複数の歯車からなる動力伝達機構17がスプール軸9との間に順次装着されており、スプールモータ21の回転力がこれら機械式変速装置31,遊星減速機構33,動力伝達機構17で変速/減速されて、スプール軸9に伝達されるようになっている。
一方、図2に示すようにスプールモータ21の右モータ軸35には、一方向クラッチ37を介して遊星減速機構からなるクラッチ制御機構39が連結されている。
そして、一方向クラッチ37は、スプールモータ21の正転時(図4に於けるピニオン29の時計回りの回転方向)にフリー状態となってスプールモータ21の駆動力をクラッチ制御機構39に伝達させず、スプールモータ21の逆転時(図5に於けるピニオン29の反時計回りの回転方向)時に駆動力伝達状態となって、スプールモータ21の駆動力をクラッチ制御機構39に伝達させるように構成されている。
図3は機械式変速装置31と遊星減速機構33の構成を説明する拡大断面図、図4及び図5は機械式変速装置31と遊星減速機構33,動力伝達機構17の構成を説明する模式図を示し、既述したようにスプールモータ21は正逆両方向へ回転可能で、これに伴い、図4及び図5に示すように左モータ軸27に回り止め嵌合されたピニオン29も、正,逆両方向へ回転する。
そして、上記ピニオン29に低速用減速歯車機構41の低速用歯車43と、高速用減速歯車機構45の高速用歯車47が個別に噛合しており、機械式変速装置31は、この低速用減速歯車機構41と高速用減速歯車機構45とで構成されている。
低速用歯車43と高速用歯車47は、その外径が同一でピニオン29とのギヤ比が同一に設定されており、図3及び図4に示すように低速用歯車43は、第1の回転軸49に一方向クラッチ51を介して回転可能に支持され、高速用歯車47は、第2の回転軸53に一方向クラッチ55を介して回転可能に支持されている。そして、第1の回転軸49は、フレーム1と遊星減速機構33のキャリア57との間に軸受59,61を介して回転可能に支持され、第2の回転軸53は、前記セットプレート13の内側に配された第2のセットプレート63とフレーム1との間に軸受65,67を介して回転可能に支持されている。
而して、上記一方向クラッチ51,55は、力を伝達するその回転方向が互いに逆向きに設定されており、低速用歯車43側の一方向クラッチ51は、低速用歯車43が逆転(図4に於ける反時計回りの回転)すると、その楔作用で低速用歯車43の回転力を回転軸49に伝達し、低速用歯車43が正転(図5に於ける時計回りの回転)すると、その回転力を回転軸49に伝達しないように構成されている。
一方、これとは逆に高速用歯車47側の一方向クラッチ55は、図5の如く高速用歯車47が正転(図5に於ける時計回りの回転)すると、その楔作用で高速用歯車47の回転力を回転軸53に伝達し、高速用歯車47が図4の如く逆転(図4に於ける反時計回りの回転)すると、その回転力を回転軸53に伝達させないように構成されている。
そして、第1の回転軸49に小歯車69が回り止め嵌合され、第2の回転軸53に大歯車71が回り止め嵌合されており、これらは互いに噛合している。そして、回転軸49の突出端側に、遊星減速機構33の太陽歯車73が回り止め嵌合されている。
図3に示すように遊星減速機構33は、太陽歯車73と、セットプレート63と太陽歯車73との間に配置されて、セットプレート63に形成された内歯75と太陽歯車73とに夫々噛合する複数の遊星歯車77とを備え、遊星歯車77は支軸79を介してキャリア57に回転可能に支持され、キャリア57は軸受81,83を介してセットプレート13,63との間で回転可能に支持されている。
そして、キャリア57に、動力伝達機構17の駆動歯車85が回り止め嵌合されている。
図2及び図4に示すように動力伝達機構17は、前記スプール軸駆動歯車19と上記駆動歯車85、そして、スプール軸駆動歯車19と駆動歯車85との間に配置されてこれらに噛合する大歯車87とで構成されている。そして、図3に示すように大歯車87は、セットプレート13に設けた筒状の支持部89に軸受91を介して回転可能に支持されているが、中央に設けた筒状部93の内周には、セットプレート63に軸支された一方向クラッチ95の外輪97が回り止め嵌合されており、ハンドル23の巻取り操作時に当該一方向クラッチ95の楔作用で大歯車87の回転が阻止されて、その反力でハンドル23の駆動力が第2の遊星減速機構99を介してスプール11に伝達されるようになっている。
而して、図2に示すようにスプール軸9は、スプール11の中央を貫通してその他端側が側板7内に突出し、その突出端に、第1,第2の遊星歯車機構101,103からなる周知の遊星減速機構99が設けられており、遊星減速機構99は、スプールモータ21の駆動力を第1の遊星歯車機構101で減速させた後、更に第2の遊星歯車機構103で減速させてスプールモータ21の駆動力をスプール11に伝達させる。
また、図1に於て、23はスプール巻上げ用のハンドルで、図2及び図6に示すようにハンドル23は、側板7とフレーム1間に回動可能に挿着したハンドル軸105の突出端に連結されており、ハンドル軸105にラチェット107が側板7内で固着され、更にドライブギヤ109がハンドル軸105に回転可能に取り付けられている。
そして、ドライブギヤ109とハンドル軸105は、ドラグワッシャやライニングワッシャ等からなる周知のドラグ装置111で摩擦結合されており、ドラグ装置111のドラグ力は、ハンドル軸105に装着したドラグノブ113の操作で調節できるようになっている。
また、図6に示すようにラチェット107には、ねじりコイルばね115で付勢された係止爪117が係止しており、斯様にラチェット107に係止爪117が係止して、スプールモータ21駆動時のハンドル軸105の回転防止が図られている。
一方、図2に於て、119は側板7の側部後方に回動自在に装着されたクラッチレバー、また、図6中、121はクラッチプレート123を作動させるクラッチ作動プレート(クラッチ作動部材)で、従来周知のようにこれらクラッチレバー119,クラッチ作動プレート121,クラッチプレート123と後述するピニオン125等は、スプール11へのスプールモータ21やハンドル23の巻取り動力を伝達,遮断させるクラッチ機構127を構成しており、図6に示すようにクラッチ作動プレート121は側板7内の前後方向へ長尺に形成されて、その両側部に配置したガイド部材129に沿って斜め方向(図中、矢印A,B方向)へ移動可能となっている。
そして、クラッチ作動プレート121の中央には、ハンドル軸105やピニオン軸131が挿通する透孔133が形成されており、この透孔133を挟んで2つのカム135がハンドル23方向へ突設され、更にその一端側(クラッチレバー119側)に長孔137が設けられている。そして、図6に示すように上記長孔137に、クラッチレバー119のクラッチカム139に装着した偏心ピン141が嵌入している。
また、図2及び図6に於て、125はドライブギヤ109に噛合するピニオンで、当該ピニオン125はスプール軸9の軸線上に於て、遊星歯車機構99のキャリア(遊星歯車支持体)143と側板7間に横架状態に支持したピニオン軸131に回転可能且つその軸方向へ移動可能に取り付けられており、ピニオン125の外周に形成された円周溝145に前記クラッチプレート123が係合している。
クラッチプレート123は、ピニオン125とキャリア143とのクラッチ係合を係脱させて、スプール11に伝達されるスプールモータ21やハンドル23の巻取り動力を伝達,遮断させるもので、クラッチプレート123はスプール軸11と軸方向を同じくする一対のガイド棒147に案内され乍ら、コイルスプリング149によってクラッチ作動プレート121方向へ付勢されている。
そして、図6及び図7に示すクラッチ機構127のクラッチON状態でクラッチレバー119を図8の下方位置へ回転操作すると、長孔137に嵌入した偏心ピン141の作用でクラッチ作動プレート121が前方の矢印B方向へ移動し、これによりクラッチ作動プレート121に突設したカム135がクラッチプレート123をコイルスプリング149のばね力に抗して軸方向に移動させるため、ピニオン125の軸方向への移動でキャリア143とのクラッチ係合が解除されて、図8の如くクラッチ機構127がクラッチOFF状態に切り換わるようになっている。
また、斯かるクラッチOFF状態でクラッチレバー119を図7の上方位置へ戻すと、長孔137に嵌入した偏心ピン141の作用でクラッチ作動プレート121が矢印A方向へ移動するため、クラッチプレート123がコイルスプリング149の復元力で軸方向に移動し、これに連動してピニオン125が同方向へ移動してキャリア143とクラッチ係合するため、クラッチ機構127がクラッチON状態に切り換わることとなる。
尚、図6中、151はクラッチカム139と側板7との間に架設されたねじりコイルバネで、このねじりコイルバネ151によって、クラッチレバー119がクラッチON/OFFの位置に位置決め保持される。
また、図7に於て、153は図9の如くクラッチ作動プレート121方向に突出させて前記ラチェット107に固着した係止ピン、155はクラッチ作動プレート121に切り込みを入れてこれをラチェット107方向へ曲げ起こした係止片で、これらはクラッチOFF状態にあるクラッチ機構127をハンドル23の回転操作でクラッチON状態に復帰させる復帰装置157を構成しており、図8に示すようにクラッチ機構127がクラッチOFF状態にあるとき、係止片155は係止ピン153の回転軌跡上に位置するようになっている。
そして、図8のクラッチOFF状態で釣人がハンドル23を巻取り方向へ回転操作すると、ハンドル軸105に取り付くラチェット107が巻取り方向(図8中、矢印C方向)へ回転して、係止ピン153が係止片155に衝突してクラッチ作動プレート121を矢印A方向へ移動させるように構成されており、矢印A方向へのクラッチ作動プレート121の移動に伴い、前記ねじりコイルバネ151のデッドポイントを越えて、図7の如くクラッチ作動プレート121がクラッチONの位置に位置決め保持される。
而して、図2及び図6に示すようにクラッチ作動プレート121の他端側に、クラッチ制御機構39が配置されている。
既述したようにクラッチ制御機構39は、一方向クラッチ37を介してスプールモータ21の右モータ軸35に連結されているが、図2及び図6に示すようにスプールモータ21の逆転で矢印D方向へ回転するクラッチ制御機構39のキャリア(遊星歯車支持体)159に、1個の作動突起161がハンドル23方向に突設されている。
尚、図2及び図6に示すようにキャリア159は、スプールモータ21の右モータ軸35と中心軸を同じくして矢印D方向へ回転する。
一方、図6乃至図8に示すようにクラッチ作動プレート121の他端側には、一つの突片163がリール本体3の斜め前方へ突設されており、図8に示すように当該突片163はクラッチ機構127がクラッチOFF状態にあるとき、前記作動突起161の回転軌跡上に位置するようになっている。
そして、図1に示すようにリール本体3の上部に取り付く制御ボックス165の操作パネル167上には、押しボタン式のクラッチスイッチ169が側板7側(クラッチレバー119側)に装着されており、図8のクラッチOFF状態で釣人がクラッチスイッチ169を押圧操作すると、制御ボックス165内に組み込まれたマイクロコンピュータ(制御手段)は、モータ駆動回路を介してスプールモータ21を逆転させるようになっている。
而して、斯様にスプールモータ21が逆転すると、図8に示すようにキャリア159が矢印D方向へ回転するため、作動突起161が突片163に当接,押圧し乍らクラッチ作動プレート121を矢印A方向へ移動させて、図7の如くクラッチ機構127をクラッチON状態に自動的に切り換えるようになっている。そして、クラッチ機構127のクラッチON状態への切換えを検出する図示しないクラッチ位置検出装置が任意の位置に設けられている。
このクラッチ位置検出装置は、クラッチ作動プレート121側に装着された図示しないマグネットと、当該マグネットに対向してフレーム1側に装着された図示しない磁気センサとからなり、図8に示すようにスプールモータ21の逆転でクラッチ作動プレート121が矢印A方向へ移動すると、これに伴いマグネットも同方向へ移動するが、クラッチ作動プレート121が図7の位置に移動してクラッチ機構127がクラッチON状態に切り換わると、マグネットの磁界を検出した磁気センサはマイクロコンピュータに検出信号を送出し、斯かる検出信号を入力したマイクロコンピュータはスプールモータ21を停止させるようになっている。
更に、本実施形態に係る電動リール171も、特許文献1で開示された電動リールと同様の電気式変速装置が装着されており、図1に示すようにハンドル23側の側板7の側部前方に、電気式変速装置を操作するレバー形状のモータ出力調節体(以下、「パワーレバー」という)173が、ハンドル23と同方向へ回転操作可能に取り付けられている。
パワーレバー173は側板7内に装着した図示しないポテンショメータの操作軸に連結しており、パワーレバー173の操作によるポテンショメータの抵抗値の変化が、制御ボックス165内に装着したマイクロコンピュータに入力されている。そして、マイクロコンピュータは、パワーレバー173の操作量に応じたパルス信号のデューティ比としてスプールモータ21への駆動電流通電時間率を可変制御して、スプールモータ21のモータ出力をモータ停止状態から高速値まで連続的に増減調節するようになっている。
また、図2中、175はスプール11の回転数とその回転方向を検出する回転検出手段で、当該回転検出手段175は、セットプレート13に装着されたリードスイッチ177と、これに対向してスプール11の一端側周縁部に固着された複数のマグネット179とで構成されており、リードスイッチ177はマイクロコンピュータのCPUに接続されている。
而して、CPUは、特開平5−103567号公報で開示された糸長計測プログラムと同様、リードスイッチ177から出力されるスプール11の正転,逆転の判定信号を取り込んで釣糸の繰出しか巻取りかを判定すると共に、リードスイッチ177から取り込むスプール11の回転パルス信号をカウントして、この計数値を基にマイクロコンピュータのROMに記憶された糸長計算式を演算実行するようになっている。
そして、CPUはその演算結果を、操作パネル167上に設けた表示器181に糸長表示させるようになっており、釣人は斯かる表示を確認し乍ら、所定の水深に仕掛けを繰り出したり、ハンドル23やパワーレバー173の操作で釣糸を巻き取ることが可能である。
更に、図1に示すように操作パネル167上には、表示器181に隣接してハンドル23側に押しボタン式のリセットスイッチ183と棚メモスイッチ185が上下に装着され、また、反ハンドル23側に同じく押しボタン式の変速HI/LOWスイッチ187が装着されており、これらのスイッチ183,185,187はマイクロコンピュータに接続されている。
棚メモスイッチ185は棚位置の設定に使用するもので、既述したように釣糸の繰出しや巻取りに伴い、CPUがリードスイッチ177から取り込むスプール11の回転パルス信号を基に糸長を求めて表示器181に表示させるが、図10に示すように表示器181の上カラ表示部189に水面からの仕掛けの水深が、そして、棚カラ表示部191に棚からの仕掛けの距離が上下2段に並列して表示されるようになっている。
そして、実釣の開始時に、釣糸が竿先から水面まで繰り出された処で釣人がリセットスイッチ183を押圧操作すると、上カラ表示部189の表示値が「0.0」にリセットされる。
この後、釣人が釣糸を繰り出していくと、スプール11の回転に伴い、CPUで演算,計測された糸長値が上カラ表示部189に表示されるが、釣糸が例えば95.5m繰り出された処で釣人が棚メモスイッチ185を押圧操作すると、棚カラ表示部191に「0.0」が表示されて棚位置が設定されるようになっている。
従って、以後、図10に示すように棚位置から例えば15mの釣糸の巻取りに伴う仕掛けの距離と水面からの繰出し量(水深)が、棚カラ表示部191と上カラ表示部189に夫々表示されるが、斯様に棚位置が設定されると、マイクロコンピュータは、以後の釣糸の繰出し時(クラッチOFF状態)に、リードスイッチ177から取り込むスプール11の回転パルス信号を基に計測した糸長が棚位置になった処で、即ち、釣糸(仕掛け)が棚位置まで繰り出された処で、スプールモータ21を逆転させるようになっている。
而して、既述したように斯様にクラッチOFF状態でスプールモータ21が逆転すると、図8の如くキャリア159が矢印D方向へ回転するため、作動突起161が突片163に当接,押圧し乍らクラッチ作動プレート121を矢印A方向へ移動させて、図7の如くクラッチ機構127がクラッチON状態に切り換わることとなり、本実施形態は、斯様にクラッチ機構127がクラッチOFF状態にあるとき、スプールモータ21の逆転を利用してクラッチ機構127をクラッチON状態へ切り換えて、釣糸(仕掛け)の繰出しを所定の棚位置で停止させる自動棚停止機能を持たせている。
次に、変速HI/LOWスイッチ187の機能について説明すると、既述したように本実施形態には機械式変速装置31が装備されており、変速HI/LOWスイッチ187の押圧操作で、スプールモータ21の回転方向がマイクロコンピュータの指令で正逆両方向へ交互に切り換わって、機械式変速装置31が低速用減速歯車機構41による低速状態(LOW)と、高速用減速歯車機構45による高速状態(HI)とに交互に切り換わるようになっている。
そして、図10に示すように表示器181の左下には、HI/LOW表示部193が設けられており、変速HI/LOWスイッチ187による機械式変速装置31の高速状態と低速状態の切換えが、HI/LOW表示部193に「HI」,「LOW」の文字で表示されるようになっている。
本実施形態に係る電動リール171はこのように構成されているから、図8の如きクラッチレバー119のクラッチOFF操作で釣糸がスプール11から繰り出され、また、ハンドル23の巻取り操作でクラッチ機構127が図7のクラッチON状態に復帰して、パワーレバー173によるスプールモータ21の巻取り駆動やハンドル23の巻取り操作でスプール11に釣糸が巻回され、釣糸の繰出しや巻取りに伴い、回転検出手段175の検出値を基に糸長が計測されて表示器181に糸長が表示されるが、前記変速HI/LOWスイッチ187の押圧操作でスプールモータ21の回転方向が切り換わり、クラッチ機構127のクラッチON状態に於て、機械式変速装置31が低速用減速歯車機構41による低速状態と高速用減速歯車機構45による高速状態とに切り換わる。
即ち、変速HI/LOWスイッチの押圧操作でスプールモータ21を正転させると、機械式変速装置31の構成から、図4に示すようにピニオン29に噛合する低速用歯車43と高速用歯車47は共に逆転するが、一方向クラッチ51のみが低速用歯車43の回転を回転軸49に伝えるため、回転軸49は左モータ軸27の回転速度及びピニオン29と低速用歯車43とのギヤ比に対応して、低速用歯車43と共に図5の高速状態より遅い速度で回転し、このスプールモータ21の回転力が回転軸49から遊星減速機構33の太陽歯車73へと伝達されて、この遊星減速機構33から動力伝達機構17を介してスプール軸9へと伝達される。
従って、この低速域では、パワーレバー173の操作で駆動制御されるスプールモータ21の回転力が、低速用減速歯車機構41を介して遊星減速機構33,動力伝達機構17,スプール軸9,遊星減速機構99へと伝達されてスプール11が回転する。
一方、釣人が変速HI/LOWスイッチの押圧操作でスプールモータ21を逆転させると、図5に示すようにピニオン29に噛合する低速用歯車43と高速用歯車47が共に正転し、高速用減速歯車機構45側の一方向クラッチ55の楔作用で高速用歯車47の回転が回転軸53に伝わる。そして、低速用減速歯車機構41側の一方向クラッチ51は低速用歯車43の回転を回転軸49に伝えず、回転軸53が、左モータ軸27の回転速度とピニオン29と高速用歯車47とのギヤ比に対応した回転速度で高速用歯車47と共に正転する。
このように回転軸53が正転すると、これに回り止め嵌合された大歯車71が正転してこれと噛合する小歯車69が逆転するため、小歯車69が回り止め嵌合された回転軸49が逆転し、この時、回転軸53の回転速度は大歯車71と小歯車69とのギヤ比に対応した大きさだけ増幅されて小歯車69から回転軸49に伝えられる。
このため、回転軸49は図4の低速状態より速い速度で回転し、増幅されたスプールモータ21の回転力が回転軸49から遊星減速機構33の太陽歯車73へと伝達されて、遊星減速機構33から動力伝達機構17を経てスプール軸9へと伝達される。
従って、この高速域では、パワーレバー173の操作で駆動制御されるスプールモータ21の回転力が、高速用減速歯車機構45を介して遊星減速機構33,動力伝達機構17,スプール軸9,遊星減速機構99へと伝達されてスプール11が回転する。
そして、図10に示すように表示器181のHI/LOW表示部193に、変速HI/LOWスイッチ187による機械式変速装置31の高速状態と低速状態の切換えが「HI」,「LOW」の文字で表示されることとなる。
また、既述したように図8の如きクラッチ機構127のクラッチOFF状態で釣人がクラッチスイッチ169を押圧操作すると、その信号を入力したマイクロコンピュータの指令でスプールモータ21が逆転する。
而して、斯様にスプールモータ21が逆転すると、図8に示すようにキャリア159が矢印D方向へ回転するので、作動突起161が突片163に当接,押圧し乍らクラッチ作動プレート121を矢印A方向へ移動させて、図7の如くクラッチ機構127がクラッチON状態に自動的に切り換わることとなる。
そして、斯様にクラッチ機構127がクラッチON状態に切り換わると、図7に示すように突片163は作動突起161と干渉しない位置に配置されるため、スプールモータ21の逆転時にキャリア159は空回りし、また、スプールモータ21の正転時には、一方向クラッチ37の作用でスプールモータ21の駆動力がクラッチ制御機構39に伝達されることがない。
更に、本実施形態に係る電動リール171は、棚メモスイッチ185とリセットスイッチ183の押圧操作で棚位置が設定できるが、斯様に棚位置が設定されると、既述したようにマイクロコンピュータは、以後の釣糸の繰出し時(クラッチOFF状態)に、リードスイッチ177から取り込むスプール11の回転パルス信号を基に計測した糸長が棚位置になった処で、即ち、釣糸(仕掛け)が棚位置まで繰り出された処で、スプールモータ21を逆転させる。
而して、斯様にクラッチOFF状態でスプールモータ21が逆転すると、図8の如くキャリア159が矢印D方向へ回転するため、同様に作動突起161が突片163に当接,押圧し乍らクラッチ作動プレート121を矢印A方向へ移動させて、図7の如くクラッチ機構127が自動的にクラッチON状態に切り換わり、釣糸(仕掛け)の繰出しが所定の棚位置で停止することとなる。
また、クラッチ機構127のクラッチOFF状態で変速HI/LOWスイッチ187を押圧操作してスプールモータ21を正転させれば、一方向クラッチ37によりクラッチ制御機構39に連結されることなく、スプールモータ21の回転力で低速用減速歯車機構41,遊星減速機構33,動力伝達機構17,スプール軸9が夫々回転して糸送りが行えることとなる。
このように本実施形態によれば、クラッチ作動モータ等のアクチュエータを別途装着することなく、スプール11を巻取り駆動するスプールモータ21の正転,逆転を利用して釣糸巻取り速度の高,低速の変速切換えと自動棚停止,糸送りといった低速巻取り状態,高速巻取り状態,自動棚停止,糸送りの4つの機能が実現でき、リール全体の小型,軽量化を維持しつつスプールモータ21の有効活用が図れる利点を有する。
尚、上記実施形態では、クラッチOFF状態に於て、スプールモータ21の逆転を利用してクラッチ機構127をクラッチON状態に自動復帰させたが、スプールモータ21の正転を利用してクラッチ機構127をクラッチON状態に自動復帰させてもよいことは勿論である。
図11は請求項1及び請求項2に係る電動リールの他の実施形態を示し、本実施形態は、既述した遊星減速機構からなるクラッチ制御機構39を省略し、前記作動突起161を突設した円盤状の作動プレート195を一方向クラッチ37を介してスプールモータ21の右モータ軸35に装着し、クラッチ機構127のクラッチOFF状態で釣人がクラッチスイッチ169を押圧操作すると、スプールモータ21が逆転して、前記キャリア159と同様、当該作動プレート195が図6の矢印D方向へ回転してクラッチ作動プレート121を移動し、クラッチ機構127をクラッチON状態に自動的に切り換えるようにしたものである。
尚、その他の構成は図1の実施形態と同様であるので、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
而して、本実施形態によっても、図1の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能であることは勿論、本実施形態は遊星減速機構からなるクラッチ制御機構39を省略したことでモータ軸方向が小型化すると共に、クラッチレバー119によるクラッチ機構127のクラッチOFF状態からクラッチON状態への切換え操作時に、作動プレート195上の作動突起161をクラッチ作動プレート121で押圧するとき(位置によっては、このようなケースがある)の作動が、遊星機構が介在しないために軽くなるといった利点を有する。
請求項1及び請求項2の一実施形態に係る電動リールの平面図である。 図1に示す電動リールの要部切欠き平面図である。 図1に示す電動リールの要部拡大断面図である。 機械式変速装置と減速機構,動力伝達機構の構成を説明する模式図である。 機械式変速装置と減速機構の歯車の構成を説明する模式図である。 側板を外した図1に示す電動リールの側面図である。 クラッチON状態にあるクラッチ機構の側面図である。 クラッチOFF状態にあるクラッチ機構の側面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 表示器の表示状態の説明図である。 請求項1及び請求項2の他の実施形態に係る電動リールの要部拡大断面図である。
符号の説明
3 リール本体
5,7 側板
9 スプール軸
11 スプール
17 動力伝達機構
19 スプール軸駆動歯車
21 スプールモータ
23 ハンドル
25 モータケース
27 左モータ軸
29 ピニオン
31 機械式変速装置
33,99 遊星減速機構
35 右モータ軸
37,51,55,95 一方向クラッチ
39 クラッチ制御機構
41 低速用減速歯車機構
43 低速用歯車
45 高速用減速歯車機構
47 高速用歯車
105 ハンドル軸
107 ラチェット
109 ドライブギヤ
111 ドラグ装置
119 クラッチレバー
121 クラッチ作動プレート
123 クラッチプレート
125 ピニオン
127 クラッチ機構
153 係止ピン
155 係止片
157 復帰装置
159 キャリア
161 作動突起
163 突片
167 操作パネル
169 クラッチスイッチ
171 電動リール
173 パワーレバー
175 回転検出手段
177 リードスイッチ
181 表示器
183 リセットスイッチ
185 棚メモスイッチ
187 変速HI/LOWスイッチ
189 上カラ表示部
191 棚カラ表示部
193 HI/LOW表示部
195 作動プレート

Claims (2)

  1. リール本体に装着した切換えレバーの操作でスプールをスプールフリー状態と釣糸巻取り可能状態とに切り換えるクラッチ機構と、
    スプールの駆動系に装着され、スプール駆動モータの回転方向の切換えで、スプールへのスプール駆動モータの動力伝達を高速動力伝達状態と低速動力伝達状態とに切り換える機械式変速装置とを備えた魚釣用電動リールに於て、
    上記スプール駆動モータに一方向クラッチを設けると共に、切換えレバーの操作で移動するクラッチ機構のクラッチ作動部材を、クラッチ機構のスプールフリー状態に於けるスプール駆動モータの一方向クラッチを介した一方向の回転で移動可能に構成して、クラッチ機構をスプールフリー状態から釣糸巻取り可能状態へ自動復帰可能としたことを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 切換えレバーの操作で移動するクラッチ機構のクラッチ作動部材に被係合部を設けると共に、スプール駆動モータに、その一方向の回転時に当該被係合部に係合してクラッチ作動部材を移動させる係合部を持ったクラッチ切換部材を装着し、クラッチ機構の釣糸巻取り可能状態時に当該係合部と上記被係合部とを非接触状態としたことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リール。
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