JP2006238004A - 表示装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DMA転送により電子画像を表示する表示装置等に、不必要なデータ転送を無くして必要な表示データのみのDMA転送を可能とし、転送時間の短縮や無駄な消費電力を低減する。
【解決手段】異なる少なくとも2種類の画像信号から合成画像信号を生成する合成回路を備える表示装置又はこの表示装置を備えた撮影装置であって、回路内で送受信する画像信号のうち、表示装置に部分的に画像を表示させる画像信号の表示開始位置データを記憶する記憶手段を設け、DMA転送によりこの部分的に表示を行う画像信号のデータを要求する際に、当該表示開始位置データに基づいて表示部分の画像信号のみを要求するDMAインターフェイス制御回路を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像の表示装置及び撮像装置に係り、特に、DMA転送により複数の画像情報を転送し、合成手段によりこれら複数の画像情報から合成画像情報を生成して合成画像を表示する表示装置及びこの表示装置を備えた撮像装置に関する。
従来、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像機器には小型液晶モニタ等が備えられており、この小型液晶モニタ等には、撮像画像が表示されるとともに、撮影モード、撮影日付、カメラ解像度、EV値、電池残量又は光学若しくはデジタルズームの程度等の各種機能情報が合成表示される様に構成されている。このような表示技術は、撮像した画像データとともに、デジタルカメラの制御部等に内蔵されたメモリに予め記憶された各種機能表示データ等を表示制御回路に転送し、モニタ画面の上下左右等にアイコンやテキスト形式で表示され、撮像装置の現在の機能状態等を視覚的に把握しやすくするものとして活用されている。
また、デジタルカメラ等では、画像データや機能表示データの転送には共通のデータバスが用いられる。このため多くの処理を効率的に転送する技術として、DMA(Direct Memory Access)転送技術が採用されている。このDMA転送技術は、デジタルカメラを構成する各種のモジュールが、メモリに記憶されている種々のデータを要求する際に、CPU(Central Processing Unit)のデータ読出し転送指示を必要とせずに、直接各モジュールとメモリ間でデータの転送を可能とする。このためCPU等の制御負担及びデータバスでの転送データ量が軽減され、デジタルカメラ全体としての処理が早くなる利点がある。例えば、特許文献1では、デジタルカメラを構成する各種のモジュールがデータバスを共有するシステムにおいて、各モジュールがデータ転送を行うサイクル(周期)を予め設定し、転送データの優先順位等を原因とする特定データの転送遅延を防止する技術が提供されている。
また、画像データと機能表示データとの合成手段としては、例えば特許文献2に開示されるように、モニタの表示領域に合わせた記憶領域を有する複数のVRAM(Video Random Access Memory)にそれぞれ画像データを記憶させ、これらVRAMから同時に画像データを読出し、合成して、モニタに表示する技術が知られている。
特開2003−132007号公報 特開2004−363994号公報
しかしながら、撮影モードや撮影日時等の機能表示のテキストデータ又はアイコンデータ等は、VRAM上では、1フレーム分の画像を構成するものとしてモニタの表示領域分のデータが記憶されている。即ち、一般に機能表示データ等は、モニタ上の周辺部や一部分に表示されているが、それ以外の表示領域分のデータも有する形で記憶されている。そのため、被写体画像データと機能表示データを合成回路で合成する際に、VRAMから転送される機能表示データは、モニタ上に機能表示が行われない領域、即ち、機能表示が表示されずに被写体画像のみを表示する領域についても、機能表示データ(データとしては全て「0」)がDMA転送によって送られていたので、共通のデータバスのトラフィックが増加し、データ転送に時間がかかるばかりか無駄な電力消費になるという問題があった。
更には、モニタ上で、テキストデータやアイコンデータなどの表示位置を変更するような場合、VRAMの記憶位置を書き換えてからDMA転送しなければならないので時間がかかるという問題もあった。
本発明の目的は、表示装置及び撮像装置において、不必要なデータ転送を無くして必要な表示データのみのDMA転送を可能とし、転送時間の短縮化や無駄な消費電力の低減化を達成することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1の画像情報を記憶する第1の記憶手段と、第2の画像情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1及び第2の記憶手段に記憶された前記第1及び第2の画像情報がDMA転送され前記第1及び第2の画像情報の合成画像情報を得る合成手段と、該合成手段で得られた前記合成画像情報を表示する表示手段とを備えた表示装置であって、
前記第1の画像情報の表示位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
前記第2の記憶手段に記憶された第2の画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第1のDMA転送手段と、
前記第1のDMA転送手段による前記表示手段の表示位置が前記位置情報記憶手段に記憶された表示位置になった際に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第2のDMA転送手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、第1画像情報用と第2画像情報用のDMA転送を行う第1及び第2のDMA転送手段を独立して備えることで、各画像情報の種類や特質に応じたDMA転送を行うことができる。また、第1の画像情報が表示手段上で表示される表示位置の情報を記憶する位置情報記憶手段を備え、この表示位置情報に基づいて、第2の画像情報の表示手段上での表示位置と第1の画像情報の表示位置とが一致した場合に第1の画像情報を第2のDMA転送手段により合成手段に転送することで、両データの合成タイミングを一致させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置において、
前記表示位置情報は、前記表示手段に表示される前記第1の画像情報の先頭表示位置情報を少なくとも含むことを特徴とする。
表示位置情報に、第1の画像情報が表示される位置の先頭表示位置情報を含むため、第1の画像情報を表示手段上で表示しない領域のデータ(データとしては「0」となるデータ)を第1記憶手段に記憶する必要が無くなる。また、第1画像情報を第2DMA転送手段に転送する際に、表示手段上で表示しない領域のデータを軽減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示装置において、
前記第1及び第2のDMA転送手段は、それぞれ少なくとも2つのバッファメモリを備え、前記少なくとも2つのバッファメモリは、前記所定量の画像情報を交互に記憶し且つ交互に出力することを特徴とする。
第1及び第2のDMA転送手段に、少なくとも2つのバッファメモリを備え、これらが交互に画像データの読込み及び転送を行うことで、一方のバファメモリが画像データを転送している間に、他方のバッファメモリが次の画像データを読み込むことができる。
請求項4に記載の発明は、被写体像を撮影して被写体画像情報を得る撮像手段と、該撮像手段によって得られる被写体画像情報とは異なる画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、前記被写体画像情報と前記画像情報記憶手段に記憶された前記異なる画像情報とがDMA転送され前記被写体画像情報と前記異なる画像情報とから合成画像情報を得る合成手段と、該合成手段によって得られた前記合成画像情報を表示する表示手段とを備えた撮像装置であって、
前記異なる画像情報の表示位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
前記被写体画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第1のDMA転送手段と、
前記第1のDMA転送手段によって前記表示手段の表示位置が前記位置情報記憶手段に記憶された表示位置になった際に前記画像情報記憶手段に記憶された前記異なる画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第2のDMA転送手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、撮像手段から取得した被写体画像情報用とこれと異なる画像情報用のDMA転送を行う第1及び第2のDMA転送手段を独立して備えることで、各画像情報の種類や特質に応じたDMA転送を行うことができる。また、異なる画像情報が表示手段上で表示される表示位置の情報を記憶する位置情報記憶手段を備え、この表示位置情報に基づいて、被写体画像情報の表示手段上での表示位置と異なる画像情報の表示位置とが一致した場合に、異なる画像情報を第2のDMA転送手段によって合成手段に転送することで、両データの合成タイミングを一致させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の撮像装置において、前記画像情報記憶手段に記憶された前記異なる画像情報は、前記撮像装置の機能を表す文字、記号、アイコン又はこれらの組合せからなる画像情報であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の撮像装置において、前記表示位置情報は、前記表示手段に表示される前記異なる画像情報の先頭表示位置情報を少なくとも含むことを特徴とする。
表示位置情報に、異なる画像情報が表示される位置の先頭表示位置情報を含むため、異なる画像情報を表示手段上で表示しない領域のデータ(データとしては「0」となるデータ)を画像情報記憶手段に記憶する必要が無くなる。また、異なる画像情報を第2DMA転送手段に転送する際に、表示手段上で表示しない領域分の転送データを軽減することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記第1及び第2のDMA転送手段は、それぞれ少なくとも2つのバッファメモリを備え、この2つのバッファメモリは前記所定量の画像情報を交互に記憶し且つ交互に出力することを特徴とする。
第1及び第2のDMA転送手段に、少なくとも2つのバッファメモリを備え、これらが交互に画像データの読込み及び転送を行うことで、一方のバファメモリが画像データを転送している間に、他方のバッファメモリが次の画像データを読み込むことができる。
請求項1に記載の発明によれば、第1画像情報用と第2画像情報用のDMA転送を行う第1及び第2のDMA転送手段を独立して備えることで、各画像情報の種類や特質に応じたDMA転送を行うことができる。また、第1の画像情報が表示手段上で表示される表示位置の情報を記憶する位置情報記憶手段を備え、この表示位置情報に基づいて、第2の画像情報の表示手段上での表示位置と第1の画像情報の表示位置とが一致した場合に第1の画像情報を第2のDMA転送手段により合成手段に転送することで、両データの合成タイミングを一致させることができる。これにより、合成を必要とする画像データのみをDMA転送することが可能となり、DMA転送するデータ量及び記憶手段で記憶するデータ量の軽減を図り記憶手段を有効活用することができるとともに消費電力が低減されるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、表示位置情報に、第1の画像情報が表示される位置の先頭表示位置情報を含むため、第1の画像情報を表示手段上で表示しない領域のデータ(データとしては「0」となるデータ)を第1記憶手段に記憶する必要が無くなる。また、第1画像情報を第2DMA転送手段に転送する際に、表示手段上で表示しない領域のデータを軽減することができる。
これにより、合成を必要とする画像データのみをDMA転送することが可能となり、DMA転送するデータ量及び記憶手段で記憶するデータ量の軽減を図り記憶手段を有効活用することができるとともに消費電力が低減されるという効果が有る。
請求項3に記載の発明によれば、第1及び第2のDMA転送手段に、少なくとも2つのバッファメモリを備え、これらが交互に画像データの読込み及び転送を行うことで、一方のバファメモリが画像データを転送している間に、他方のバッファメモリが次の画像データを読み込むことができる。このため、画像情報の転送処理速度が向上するという効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、撮像手段から取得した被写体画像情報用とこれと異なる画像情報用のDMA転送を行う第1及び第2のDMA転送手段を独立して備えることで、各画像情報の種類や特質に応じたDMA転送を行うことができる。また、異なる画像情報が表示手段上で表示される表示位置の情報を記憶する位置情報記憶手段を備え、この表示位置情報に基づいて、被写体画像情報の表示手段上での表示位置と異なる画像情報の表示位置とが一致した場合に、異なる画像情報を第2のDMA転送手段によって合成手段に転送することで、両データの合成タイミングを一致させることができる。これにより、合成を必要とする画像データのみをDMA転送することが可能となり、DMA転送するデータ量及び記憶手段で記憶するデータ量の軽減を図り記憶手段を有効活用することができるとともに消費電力が低減されるという効果がある。
請求項5に記載の発明によれば、異なる画像情報が、表示手段上で部分的に表示される撮像装置の機能を表す文字、記号、アイコン又はこれらの組合せからなる画像情報であるため、表示手段上で表示されない領域のデータ(データとしては「0」のデータ)を記憶手段で記憶する必要が無くなり又DMA転送するデータ量も軽減することができ、特に、記憶手段を有効活用することができるとともに消費電力が低減されるという効果がある
請求項6に記載の発明によれば、表示位置情報に、異なる画像情報が表示される位置の先頭表示位置情報を含むため、異なる画像情報を表示手段上で表示しない領域のデータ(データとしては「0」となるデータ)を画像情報記憶手段に記憶する必要が無くなる。また、異なる画像情報を第2DMA転送手段に転送する際に、表示手段上で表示しない領域分の転送データを軽減することができる。
請求項7に記載の発明によれば、第1及び第2のDMA転送手段に、少なくとも2つのバッファメモリを備え、これらが交互に画像データの読込み及び転送を行うことで、一方のバファメモリが画像データを転送している間に、他方のバッファメモリが次の画像データを読み込むことができる。このため、一方のバファメモリが画像データを転送している間に、他方のバッファメモリが次の画像データを読み込むことができ、画像情報の転送処理速度が向上するという効果がある。
〔第1の実施形態〕
以下に、図を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明を適用したデジタルカメラ1の外観構成を示したものである。なお、図1(a)は、デジタルカメラ1の主に前面(レンズ側)の構成を示し、図1(b)は、主に背面の構成を示している。
デジタルカメラ1は、略矩形の形状を有する筐体を有し、その前面に撮影レンズ2、光学ファインダ窓4、ストロボ発光部5、セルフタイマランプ3が備えられ、上側面には、シャッタ7及び電源キー6が設けられている。また、デジタルカメラ1の背面には、モード切換えスイッチ8、メニューキー9、十字キー10、光学ファインダ11、ストロボチャージランプ12及び表示装置13が設けられている。
モード切換えスイッチ8は、被写体の撮影を行う撮影モードと、撮影モードで取得された画像を表示装置13に表示させる再生表示モードとを切換えるものである。メニューキー9は、各種メニューの選択操作に使用する入力手段である。また、十字キー10は、各種メニューの機能選択や、この機能に応じた種々の操作に使用する入力手段である。
表示装置13は、TFT(Thin film Transistor)液晶パネル、EL(Electro Luminescence)素子等を適用することが可能であるが、第1の実施形態では、バックライト付きのカラー液晶パネルで構成されている。撮影モード時には、電子ファインダとして撮影レンズ2を通して取得されるモニタリング画像の表示を行い、再生表示モード時には、取得された電子画像を再生表示するようになっている。
次に、図2を参照して上記デジタルカメラ1の電子回路構成を説明する。
デジタルカメラ1は、制御部15、CCD16、CCD駆動回路17、CDS(Correlated Double Sampling)回路18、A/D(Analog/Digital)変換回路19、DMA制御回路20、記憶部制御回路21、記憶部22、YUV変換回路23、解像度変換回路24、圧縮伸張回路25、記録媒体制御回路26、記録媒体27、表示制御回路28、表示装置13、入力部32、時計回路31、各素子間のデータ転送を中継するバッファ30a〜30g及びこれら素子を接続するデータバス33から構成される。
制御部15は、図示しないCPU、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等から構成される。この制御部15は、ROMに記憶されたプログラムに基づいて、デジタルカメラ1の全体動作の制御を実行し、データバス33を介して各種の回路に制御信号を供給するものである。ROMには、後述する機能表示データが予め記憶されている。この機能表示データは、入力部32の操作により読み出され、記憶部22に記憶される。
撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)16は、撮影レンズ2(図1(a)参照)を通して光学画像をとらえ、光電変換作用により被写体像のアナログ信号を取得するものである。被写体像のアナログ信号は、デジタルカメラ1の各部にタイミングパルス信号を供給するタイミングジェネレータ29から出力されるパルス信号に基づいてCCD駆動回路17から供給される読出しパルスによって読み出され、読み出されたアナログ信号はCDS回路18に送られる。
CDS回路18ではアナログ画像信号の相関二重サンプリングが行われて雑音が除去されるとともにゲイン調整が行われる。ゲイン調整された信号はA/D(Analog/Digital)変換回路19でデジタル画像信号に変換され、順次バッファ30aに送られるとともに、後述するDMA制御回路20を介して記憶部制御回路21に送られる。
記憶部制御回路21は、制御部15や後述するDMA制御回路20からの指示信号を受けて記憶部22への情報の書き込み及び読み出しを制御するものである。記憶部22は、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、EPROM(Erasable Programmable ROM)或いはフラッシュメモリ(Flash Memory)等の大容量の記憶素子などから構成され、DMA制御回路20を介してCCD16から送られてくる画像信号を順次記憶し1フレームの画像信号を格納する格納領域が設けられている。また、記憶部22には、画像データから輝度(Y)と色差(UV)の信号に生成されたYUV画像データ、このYUV画像データから解像度を変換して生成した解像度変換YUV画像データ及びYUV画像データを圧縮若しくは伸張した圧縮YUV画像データをフレーム単位でそれぞれ記憶する格納領域が設けられている。また、制御部15のROMに予め記憶され、入力部32の操作により設定された機能表示データ等を格納する格納領域も備えられる。
記憶部22に記憶されたCCD16からの1フレーム分の画像データは、記憶媒体制御回路21を介して直ちに読み出され、DMA制御回路20及びバッファ30bを介してYUV変換回路23に送られる。YUV変換回路23は、画像データから輝度信号(Y)と色差信号(UV)からなるYUV画像データを生成する。生成されたYUV画像データは、バッファ30c及びDMA制御回路20を介して記憶部制御回路21に送出され、記憶部22に記憶される。
更に、シャッタ7が操作され、静止画もしくは動画の撮影が指示された際には、記憶部22に記憶されたYUV画像データは、記憶部制御回路21を介して読み出され、DMA制御回路20及びバッファ30fを介して圧縮伸張回路25に送られる。圧縮伸張回路25は、予め定められたデータ圧縮/伸張規格に基づいて圧縮画像データの生成を行う。ここで、データ圧縮/伸張規格とは、例えば、静止画であればJPEG規格形式の画像情報、動画であればモーションJPEGあるいはMPEG規格形式等である。圧縮伸張回路25にて変換された圧縮画像データは、バッファ30g及びDMA制御回路20を介して記録媒体制御回路26に送られ、記録媒体27に記録される。
記録媒体27は、カメラ本体に着脱可能な不揮発性のメモリから構成され、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)或いはフラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ、あるいは光磁気ディスクなどから構成されており、多数の静止画あるいは動画が記録可能とされている。
また、デジタルカメラ1は、静止画あるいは動画の撮影モードにおいて、CCD16から取得した被写体画像を、表示制御回路28を介して、モニタリング画像として表示装置13に表示するようになっている。表示装置13は、カラーのTFT(Thin Film Transistor)液晶表示素子等からなるものであり、表示画素が水平及び垂直方向にマトリクス状に配置されることにより画像表示を行うものである。また、表示装置13は、CCD16から取得された被写体画像を表示することにより、撮影時における電子ファインダ(モニタ表示)の役目を果たしている。このとき、表示面の一部に重畳して撮影条件や撮影日時等のカメラの機能等を示す機能表示も表示されるようになっている。
モニタリング画像の表示は、記憶部22に記憶されたYUV画像データから解像度変換回路24で表示装置13の画像サイズに適合する解像度を有する解像度変換YUV画像データが生成されることにより可能となる。即ち、記憶部22に記憶されたYUV画像データが記憶部制御回路21を介して読み出され、DMA制御回路20及びバッファ30dを介して解像度変換回路24に送られる。解像度変換回路24で表示装置13の画素数(画像サイズ)にあった画像データ(解像度変換YUV画像データ)が生成され、バッファ30e及びDMA制御回路20を介して表示制御回路28に送られることにより表示装置13に被写体画像が表示されるものである。
デジタルカメラの機能表示に関するデータは、各機能を表す文字、記号あるいはアイコンなどのデータが予め制御部15のROM等に記憶されている。予め各種の設定がなされたこれらのデータは、一旦記憶部22に記憶された後、記憶部制御回路21及びDMA制御回路20を介して表示制御回路28に送られる。ここで、解像度変換回路24により生成された解像度変換YUV画像データと合成されて表示装置13に被写体画像と機能表示画像とが重畳的に表示されるようになっている。
時計回路31では、現在の日付及び時刻のデータを計時するもので、この時計回路31で計時されている現在の日付及び時刻のデータも、このデジタルカメラの機能表示に関するデータの一つとされ、一旦記憶部22に記憶された後、記憶部制御回路21及びDMA制御回路20を介して表示制御回路28に送信され、解像度変換回路24で生成された解像度変換YUV画像データと合成されて表示装置13に被写体画像と撮像日時画像が重畳的に表示されるようになっている。
次に、表示制御回路28について説明する。
表示制御回路28は、第1DMAインターフェイス制御回路40、第2DMAインターフェイス制御回路41、コード変換回路43、合成回路44、バッファ30h〜30k及び表示タイミングジェネレータ45から構成される。
第1DMAインターフェイス制御回路40には、機能表示データが表示装置13上で表示される位置を示した表示位置データを記憶するメモリ42Aが内部に設けられており、また、第2DMAインターフェイス制御回路41には、YUV画像データが表示装置13上で表示される位置を示した表示位置データを記憶するメモリ42Bが内部に設けられている。
そして、記憶部22に記憶されたデジタルカメラ1の各種機能等を表示する機能表示データは、第1DMAインターフェイス制御回路40に送られる。また、同じく記憶部22に記憶されたCCD16から取得され種々の信号変換が施された解像度変換YUV画像データは、第2DMAインターフェイス制御回路41に送信される。具体的には、第1DMAインターフェイス制御回路40が、DMA要求信号及びDMA開始アドレス信号をDMA制御回路20に送信すると、DMA制御回路20が、記憶部制御回路21を介して記憶部22から機能表示データを読み出す。その後、この機能表示データとDMA応答信号とが第1DMAインターフェイス制御回路40に送信されるようになっている。
一方、第2DMAインターフェイス制御回路41は、DMA要求信号及びDMA開始アドレス信号をDMA制御回路20に送信すると、DMA制御回路20を介して解像度変換回路24から送信される解像度変換YUV画像データとDMA応答信号とを受信するようになっている。
バッファ30h及び30iは、第1DMAインターフェイス制御回路40から機能表示データが供給されて記憶すると共に、記憶した機能表示データをコード変換回路43に送り、コード変換回路43では送られてきた機能表示データを表示装置13で表示可能な画像信号に変換して合成回路44に供給するものである。なお、バッファ30h及び30iは、機能表示データを後述するバースト長単位Lで交互に送受信するようになっている。
同様に、バッファ30j及び30kは、第2DMAインターフィス41から被写体画像データの解像度変換YUV画像データが供給されて記憶すると共に、記憶したYUV画像データを合成回路44に供給するものである。
なお、バッファ30h及び30iでの機能表示データの記憶と読み出し及びバッファ30j及び30kでのYUV画像データの記憶と読み出しのタイミングに関しては詳細を後述する。
合成回路44は、コード変換回路43から送信される機能表示データと被写体画像データとを合成して、両画像の重畳的な表示を可能とする1フレーム分の画像データを生成するものである。合成された画像データは、後述する表示タイミングジェネレータ45により制御される表示制御回路28の駆動タイミングに同期して表示装置13に出力され表示される。
表示タイミングジェネレータ45は、水平カウンタ46、垂直カウンタ47及びデコーダ回路48からなる。水平カウンタ46及び垂直カウンタ47は、それぞれタイミングゲネレータ29から供給される基準クロックパルスに基づいて水平同期信号と垂直同期信号とを発生させ、表示制御回路28の各素子を所定のフレーム周期で駆動させる同期信号を、デコーダ回路48を介して供給する。
次に、機能表示データ及び被写体画像データの構成について説明する。
図3(a)は、機能表示データ及び被写体画像データが表示装置13上に表示された状態を示した模式図である。「FINE MODE」は、デジタルカメラ1の現在の撮像モードにおける機能表示データを示し、撮影が通常の画質(NORMAL MODE)よりも高画質で行われることを示している。「2005/02/14」も機能表示データを示し、現在の年日付情報(2005年2月14日)を示す。これら2つの機能表示データが、被写体画像データと合成されて表示されている。図3(b)は、CCD16から取得され記憶部22に展開された被写体画像データだけの表示状態を示す。図3(c)は、機能表示データが表示装置13で表示される表示位置を示す。
被写体画像データは、表示装置13において、図3(b)に示す画面上の左上角の座標C(X0、Y0)を走査のスタート座標位置として、順次水平方向にノンインターレース走査がなされて表示される。
一方、機能表示データは、表示装置13上で部分的に表示するものであるため、図3(c)に示す画面上の予め定められた座標位置であるA(Xi、Yj)及びB(Xm、Yn)をそれぞれスタート座標位置として順次表示される。
図4(a)は、記憶部21に記憶された機能表示データの「FINE MODE」を拡大したものを示す。このデータは、転送時にDMA制御回路20のバースト長Lを基準として、水平方向に4つ、垂直方向に5つに分割されてなる。なお、各々のバースト長Lは、図4(b)示すように、8つのワードから構成される。
表示に先立ち、表示装置13で表示する機能表示データ「FINE MODE」の表示位置を示す情報が、第1DMAインターフェイス制御回路41のメモリ42Aに格納される。図4(c)は、その格納状態を示す。表示開始位置データとしてA(Xi、Yj)が記憶され、このAから開始されて水平方向に続くバースト長Lの数をH(図4(c)の例では「4」)又垂直方向に続く数をV(図4(c)の例では「5」)として、それぞれAH及びAVとして記憶されている。
もう一方の機能表示データである「2005/02/14」も同様に、走査のスタート座標位置データとしてB(Xm、Yn)が記憶され、このBから開始される一連のバースト長Lの水平方向に続く数をH又垂直方向に続く数をVとしてそれぞれBH及びBVとして記憶されている。尚、図示していないが、第2DMAインターフェイス制御回路42のメモリ42Bにも、被写体画像のスタート座標位置データC(X0、Y0)と水平及び垂直数が格納される。
以上のような構成を有するデジタルカメラ1の動作について説明する。
入力部32の操作により、デジタルカメラ1が撮影モードに設定されると、制御部15は、ROMに予め記憶された機能表示データ(「FINE MODE」及び時計回路31の現在時刻データ「2005/02/14」)が記憶部22に記憶される。また、撮影レンズ2を介してCCD16により取得された被写体画像データを記憶部22に記憶させた後、YUV変換回路23及び解像度変換回路24により解像度変換YUV画像データとして新たに生成させ記憶部22に記憶される。
上記記憶部22に記憶された各データは、DMA制御回路20を介して第1DMAインターフェイス制御回路40及び第2DMAインターフェイス制御回路41にDMA転送される。
図5(a)は、表示装置13の表示領域の走査タイミングを示したタイミングチャートである。T1、T2、T3及びT4は一つの水平走査期間をそれぞれ示す。また、T2、T3及びT4におけるL1、L2及びL3は、機能表示データを表示するタイミングを示す。図5(b)は、この機能表示データの表示タイミングL1、L2及びL3におけるバッファ30h及び30iによるデータ出力の具体的なデータ処理タイミングを詳細に示したものである。なお、図5(b)中のバッファ30h及び30iの残量とは、有効データの入力及び出力状況を示す。
T1の走査期間(図5(a)参照)は、機能表示データを表示しないためデータの出力はなされない。このとき第1DMAインターフェイス制御回路40は、DMA制御回路20にDMA要求信号を出力するとともにバースト長Lの先頭ワードのアドレスを送信する。DMA要求信号を受信したDMA制御回路20は、同時に受信した先頭ワードのアドレスに基づいて、記憶部制御回路21を介して記憶部22にアクセスする。更に、DMA制御回路20は、先頭アドレスを保持し、ワード単位でインクリメント(又はディクリメント)したワード単位のアドレスを生成して記憶部22にアクセスを行う。このアクセスにより読み出された1つのバーストデータ(8つのワードからなる。)をDMA応答信号とともに第1DMAインターフェイス制御回路40にバースト転送する。バースト転送が行われた第1DMAインターフェイス制御回路40は、このデータを先ずバッファ30hに読み込ませる。
次いで、第1DMAインターフェイス制御回路40は、2つ目のDMA要求信号及び2つ目のバーストデータの先頭ワードのアドレスをDMA制御回路20に送信する。DMA制御回路20は、1つ目のバーストデータの読出しと同様に、記憶部22からバーストデータを読出し、第1DMAインターフェイス制御回路40に送信する。第1DMAインターフェイス制御回路40は、2つ目のバーストデータをバッファ30iに読み込ませる。
このように、バーストデータを受信したバッファ30h及び30iは、記憶したデータの表示タイミングまで待機状態となる。
T2の期間において、バーストデータの表示位置データが垂直カウンタ(垂直方向の座標値)及び水平カウンタ(水平方向の座標値)の値と一致するタイミングで、バッファ30hから1つ目のバーストデータが出力される。バッファ30hから1つ目のバーストデータの出力が終了すると、第1DMAインターフェイス制御回路40は3つ目のDMA要求信号及び3つ目のバーストデータの先頭アドレスをDMA制御回路20に出力する。DMA制御回路20は、先に述べたバーストデータの読出しと同様に、3つ目のバーストデータを記憶部22から読出し、DMA応答信号とともに第1DMAインターフェイス制御回路40に送信する。
一方、バッファ30hが1つ目のバーストデータを送信し終わると同時に、バッファ30iから2つ目のバーストデータの送信が開始される。その後、2つ目のバーストデータの出力が終了すると同時に、既に3つ目のバーストデータの読込みを完了したバッファ30hから3つ目のバーストデータの送信が開始される。バッファ30iに、バッファ30hが3つ目のバーストデータを送信している間に4つ目のバーストデータを受信させ、送信のタイミングまで待機する。このように、バッファ30hと30iで交互にバーストデータの出力を行う。
また、第2DMAインターフェイス制御回路41からは、被写体画像のスタート座標位置データC(X0、Y0)からDMA制御回路20にDMA要求信号とDMA開始アドレス信号を出力し、DMA応答信号及び解像度変換回路24から被写体画像データ情報を受信させる。被写体画像データは、第1DMAインターフェイス制御回路40と同様に、バースト長L単位でバッファ30j及び30kへと交互に出力される。
その後、バッファ30hと30iとから出力され、コード変換回路43で表示画像に変換がなされた機能表示データ及びバッファ30jと30kとから出力される被写体画像データを合成回路44に出力して合成画像データを生成する。そして、合成回路44では、合成画像データを表示装置13に出力し、画面上に被写体画像と機能表示画像が重畳された合成画像表示を行うこととなる。尚、機能表示画像とその近辺或いは重なる被写体画像との表示色が類似或いは同色の場合には機能表示の内容が見づらくなるので、機能表示画像は、例えば黒字背景に白色文字表示としておき、これを被写体画像に嵌め込むようにして合成してもよい。
以上のように、第1の実施形態におけるデジタルカメラ1によれば、機能表示データを表示する領域のみのデータをDMA転送するだけで機能表示データの表示を行うことが可能となる。このため、従来であれば、機能表示データが表示画面の一部に表示される場合であっても、表示領域全体のデータ転送を要したが、機能表示データの表示領域だけのデータ転送のみで好適な機能表示データの表示を行うことが可能となる。この結果、記憶部22へのアクセスを始めデータバス33上でのデータ伝送負担及び各素子のデータ処理負担が大幅に軽減され、メモリ帯域の有効活用及び省電力という効果がある。
また、第1DMAインターフェイス制御回路40に、機能表示データの表示位置データを記憶するメモリ42Aを備えることで、個々のバーストデータを独立して送受信することができる。このため、機能表示データの表示装置13上での表示位置を変更するような場合であっても、従来のように機能表示データ全体を書換えることなく新たな表示位置に機能表示データを表示することが可能となる。この結果、新たなデータ生成に要するデータ伝送負担及び各素子の処理負担がなくなるという効果がある。
更には、機能表示データと被写体データとのそれぞれに2つのバッファを設けてバーストデータを交互に転送処理する構成とするため、一方のバッファがデータを読み込む間にももう一方のバッファに記憶されたデータを転送出力することが可能となる。このため、バッファのデータ読込み期間にもデータ転送を行うことが可能となり、より高速なデータ転送処理を行うという効果がある。
なお、第1の実施形態では、第1及び第2のDMAインターフェイス制御回路40及び41からのデータ受信を行うバッファを2つにした構成としているが、2つ以上のバッファを設ける構成とすることも可能である。
また、機能表示データ毎に、専用のDMAインターフェイス制御回路及びバッファを設ける構成とすることも可能である。この場合、機能表示データのデータ転送量を大幅に削減することができ、メモリ帯域の有効活用やアクセスの軽減による省電力という効果がある。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明を適用した第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態におけるデジタルカメラ1では、2つの機能表示データである「FINE MODE」及び「2005/02/14」が異なる行(垂直走査方向が異なる座標)に表示される場合を示した。この場合、先ず「FINE MODE」を表示させ、その後、異なる表示タイミングで「2005/02/14」を表示すればよいため、DMA転送を円滑に行うことができる。
第2の実施形態では、図6に示すように同じ走査方向に複数の機能表示データ(機能表示C及びD)を表示させる場合にも、機能表示データのバーストデータを比較して表示装置のラスタスキャンに則したデータ転送を行うことで、転送データ量を軽減化するとともに省電力化を達成する表示装置を備えたデジタルカメラを開示する。
なお、第1の実施形態と同一機能を有する部分は同一符号を使用し説明を省略する。また、メニューキー9等(図1参照)の操作により設定された各種機能表示データやCCD16を介して取得され各種のデータ処理が施された被写体画像データ(解像度変換YUV画像データ)が記憶部22に記憶される点について、第1の実施形態におけるデジタルカメラ1と同様であるため詳細な説明を省略する。
図8は、デジタルカメラ49の電子回路構成を示したブロック図である。
第1DMAインターフェイス制御回路50のメモリ51Aは、機能表示C及びDの各種設定値が記憶されている。具体的には、各表示領域に対して、水平方向のバースト数、垂直方向のライン数、バースト長Lの単位及び表示開始座標のデータを記憶する。
更に、第1DMAインターフェイス制御回路50は、バースト転送が行われる度に、メモリ51Aに記憶された各種設定データに基づいて、表示位置座標の値を更新する座標カウンタ52を備える。座標カウンタ52はアキュムレータ等の演算素子からなり、バーストリードが行われると、第1DMAインターフェイス制御回路50のメモリ51Aに記憶された座標データを順次更新するようになっている。
図9は、座標カウンタ52による表示位置座標値等の更新を示した模式図である。図9中C及びDは、機能表示C及びDを示し、x、yは、表示装置13における各バーストデータの座標値を示す。
また、記憶部22に記憶された機能表示C及びDのバーストデータは、第1DMAインターフェイス制御回路50から送信されるDMA要求信号及び先頭アドレスに基づいて、DMA制御回路20によって以下のように読み出されるようになっている。
図7は、図6に示した機能表示の模式図から、機能表示C及びDの部分を抽出拡大して示したものである。機能表示Cの1つ目のバーストデータであるデータc1の読出しに続いてデータc2の読出しを行うと、機能表示Dの1つ目のバーストデータであるデータd1及びd2の読込みを行い、その後、表示Dのデータc3を読み出す。このように、表示装置13のラスタスキャンと同様にしてデータc12まで順次読み出されていく。読み出されたバーストデータは、DMA応答信号とともに第1DMAインターフェイス制御回路50に送信される。
また、第1のDMAインターフェイス制御回路49は、第1の実施形態と同様にバッファ30h及び30iへ交互にバーストデータを出力するものである。バッファ30h又は30iのいずれかのデータ残量が0となったときに、機能表示CとDとのどちらのバーストデータを出力するかを決定する。即ち、図7に示すように、バーストリードは表示装置13のラスタスキャンに合わせてデータc1、c2、d1、d2、c3・・・の順で読み込ませる必要がある。そのため、機能表示CやDというデータの種類に関係なく、同一走査ライン上に存在するバーストデータを走査順序に合わせて、バーストデータ単位で区別する処理が必要となる。
この処理は、第1DMAインターフェイス制御回路50に内蔵されたメモリ51Aに記憶される両機能表示データの表示位置座標データに基づいて第1DMAインターフェイス制御回路50により行われる。具体的には、バーストリードを繰り返す毎に更新される両機能表示データの表示位置座標データを参照して、次にDMA制御回路20から読み込むべきバーストデータの先頭アドレスを決定することにより行われる。以下、この処理について説明する。
図10は、バッファ30h及び30iのいずれかのデータ残量が0となった際に、バーストリード毎に更新される表示位置座標データに基づいて、第1DMAインターフェイス制御回路50がDMA制御回路20に送信するDMA要求信号の先頭アドレスを機能表示C又はDのいずれとするかを決定する処理手順を示したフロー図である。
先ず、バッファ30hあるいは30iのデータ残量が0であるときに(ステップS1:YES)、第1DMAインターフェイス制御回路40は、メモリ51Aに格納される機能表示C及びDの表示位置座標データのうち、y座標の値を比較する(ステップS2)。
機能表示Cのy座標の値が機能表示Dのy座標の値より低い(小さい)場合は(ステップS2:YES)、機能表示Cの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に送信する(ステップS3)。
また、上記ステップS2で、機能表示Cのy座標の値が機能表示Dのy座標の値より低くない(小さくない)場合は(ステップS2:NO)、両y座標の値が等しいかが判断される(ステップS4)。
ステップS4で、機能表示CとDのy座標の値が等しい場合は(ステップS4:YES)、次に、機能表示Cのx座標の値が機能表示Dの座標の値より低いかが判断される(ステップS5)。
ステップS5で、機能表示Cのx座標の値が低い(小さい)場合は(ステップS5:YES)、機能表示Cの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に送信する。
ステップS5で、機能表示Cのx座標の値が低くない(小さくない)場合は(ステップS5:NO)、機能表示Dの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に送信する(ステップS6)。
また、上記ステップ4で、機能表示CとDのy座標の値が等しくない場合(ステップS4:NO)も同様に、機能表示Dの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に送信する(ステップS6)。
上記ステップS3で、機能表示Cの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に送信した後は、機能表示Cの表示位置座標データを座標カウンタ52に更新させる(ステップS7)。
同様に、上記ステップS6で、機能表示Dの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に送信した後は、機能表示Dの表示位置座標データを座標カウンタ52に更新させる(ステップS8)。
DMA要求信号と機能表示C(又はD)のバーストデータの先頭アドレスとを受信したDMA制御回路20は、記憶部制御回路21を介して記憶部22にアクセスし、機能表示C(又はD)のバーストデータを読み込む。この後、DMA応答信号とともに第1DMAインターフェイス制御回路50に送信する。
第1DMAインターフェイス制御回路50は、受信したバーストデータを適宜バッファ30h及び30iに送信する。バッファ30h及び30iは、第1の実施形態と同様に、表示タイミングジェネレータ45から供給される同期信号に合わせて、コード変換回路43へ交互にバーストデータを送信する。コード変換回路43で信号形式を被写体画像データの形式(YUV形式)に変換されたバーストデータは、合成回路44で順次表示が合わせられて被写体画像データと合成され、合成画像データとして生成される。その後、表示装置13に送信され、表示画面上に機能表示画像(C、D等)と被写体画像が重畳された画像として表示される。
以上のように、第2の実施形態におけるデジタルカメラ49によれば、第1DMAインターフェイス制御回路50に機能表示の表示位置座標データを更新する座標カウンタ52を設けるため、異なる機能表示データのバーストデータの比較を行うことができる。これにより、複数の機能表示、特に、ラインが重複し処理が複雑化する虞の有る機能表示データのDMA転送において、1つのDMAインターフェイス制御回路及び2つのバッファで、表示装置13のラスタスキャンの順序に適合したバーストデータの転送を行うことができる。この結果、少ない回路規模で且つメモリの使用帯域やデータバス33のデータ伝送量を軽減化して有効に活用できるとともに省電力化を可能とする効果がある。
なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、第1及び第2のDMAインターフェイス制御回路50及び41にそれぞれバッファ30h及び30iと30j及び30kとを備える構成としているが、2つ以上のバッファを設ける構成とすることも可能である。
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態は、回動型表示装置を有するデジタルカメラに本発明を適用したものである。本実施の形態では、第1及び第2の実施形態に示したデジタルカメラ1及び49と同一機能を有する部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図11に、回動型表示装置を備えたデジタルカメラ59を示す。
図11(a)にデジタルカメラ59の正面図を示す。デジタルカメラ59の表示装置13は、蝶番等を用いて筐体と回動可能に連結され、電子ファインダとして撮影者等の見易い表示位置を確保するバリアングル型である。図11(a)では、回動した状態を示し、通常の設置状態に対して表示画面の上下及び左右を反対に表示する。撮影者等は、通常の設置状態と同様の画像を観察することとなる。また、図11(b)に表示装置13を収納した背面図を示す。表示装置13は、通常の表示状態で画像を表示する。
図12に反転した表示装置を通常の収納状態から観察した場合の機能表示等の表示画面を示す。なお、図12は、第2の実施形態における図6に対応しており、図中F、G及びHは、機能表示でありそれぞれ図6の機能表示であるC、D及びEに対応する。また、図13に機能表示E及びFを特に抽出拡大して示す。図中f1、g1等はバーストデータを示し、矢印は走査方向及び順序を示す。
表示制御回路から表示装置13に送信する被写体画像データや機能表示データのバーストデータの読込み順序において、個々のバーストデータのDMA転送は、通常の表示状態と同様に順方向から行われて表示回路内でワード単位の入れ替えが行われ、バースト転送の先頭アドレス自体はバースト転送毎に逆方向からディクリメントするものとする。
図14にデジタルカメラ59の電子回路構成を示す。
なお、被写体画像データの取得、記憶若しくはデータ変換及び機能表示データの記憶等の構成は、第1及び第2の実施形態と同様であるため詳細な説明を省略し、表示制御回路28、DMA制御回路20等を中心に説明する。
表示装置反転検出回路63は、表示装置13が回動により反転され表示画像の上下左右が逆となる場合に、表示装置反転信号を制御部15のCPUに送信するものである。制御部15は、この信号を受信して表示制御回路28にDMA転送の逆転指示信号を送信するようになっている。
表示制御回路28において、第1DMAインターフェイス制御回路60は、読み込むべき機能表示データのバーストデータを示すアドレスとこのデータのDMA要求信号とをDMA制御回路20に送信し、記憶部22に記憶された機能表示F、G及びHの機能表示データを取得してバッファ30h及び30iに送信するものである。
更に、第1及び第2の実施形態と同様に、バッファ30h及び30iに交互にバーストデータを出力するものである。バッファ30h又は30iのいずれかのデータ残量が0であるときに、機能表示FとGとのどちらのバーストデータを出力するかを決定する。即ち、図13に示すように、バーストリードは、表示装置13のラスタスキャンに合わせてデータe6、e5、f6、f5、e4・・・の順で読み込まれるため、この順序に合わせて読み込むべきバーストデータを区別する必要があるためである。バーストデータの決定処理については後述する。
第1DMAインターフェイス制御回路60に内蔵されるメモリ62Aは、機能表示F、G及びHの各種設定値が記憶されている。具体的には、各表示領域に対して、水平方向のバースト数、垂直方向のライン数、バースト長Lの単位及び表示装置13上での表示開始座標のデータを記憶する。
座標カウンタ64は、メモリ62Aに記憶された機能表示F及びGの表示位置座標データをバーストリードが行われる度にカウントし、順次更新を行うものである。第3の実施形態での座標カウンタ64は、表示装置反転検出回路63からの反転検出信号を受信すると、通常表示状態における機能表示F、G及びHの各バーストデータの最終バーストデータの座標値を1つ目の表示位置座標データとしてカウントするようになっている。即ち、通常の表示状態における表示開始位置座標のデータから上下左右が逆となる表示開始位置座標のデータを生成し(つまり通常の表示状態における最終バーストデータ)、バーストリードを行う度に順次カウントして表示位置座標データを更新するようになっている。図15に座標カウンタ64による表示位置座標データの更新を模式的に示す。図15中F及びGは、機能表示F及びGを示し、x、yは、表示装置13上で各バーストデータが表示される位置の座標値を示す。
バッファ30h及び30iは、第1及び第2の実施形態と同様に、第1DMAインターフェイス制御回路60から送信されるバースト単位での機能表示データを交互に受信してコード変換回路43に出力するものである。
次に、バッファ30h及び30iのいずれかのデータ残量0である場合に、第1DMAインターフェイス制御回路60が機能表示FとGのいずれのバースト転送をDMA制御回路20に要求するかについての処理を説明する。
この処理は、第2の実施形態と同様に、メモリ62Aに記憶される両機能表示データの表示位置座標データに基づいて決定される。即ち、バーストリードを繰り返す毎に更新される両機能表示データの表示位置座標データを参照して、次にDMA制御回路20を介して記憶部22から取得するバーストデータの先頭アドレスを決定することにより行われる。
しかしながら、第3の実施形態では、表示装置13の走査方向が逆であることから、第1DMAインターフェイス制御回路60からDMA制御回路20に送信する先頭アドレスは通常の状態における最終バーストデータのアドレスである点、表示位置座標データのスタート座標が異なる点及び表示位置座標データの更新が通常の状態と逆に更新される点で異なる。
図16は、バッファ30h及び30iのいずれかのデータ残量が0となった際に、バーストリード毎に更新される表示位置座標データに基づいて、第1DMAインターフェイス制御回路60がDMA制御回路20に送信するDMA要求信号の先頭アドレスを機能表示F又はGのいずれとするかを決定する処理手順を示したフロー図である。
先ず、バッファ30hあるいは30iのデータ残量が0であるときに(ステップS11:YES)、第1DMAインターフェイス制御回路60は、メモリ62Aに格納される機能表示F及びGの表示位置座標データのうち、y座標の値を比較する(ステップS12)。
機能表示Fのy座標の値が機能表示Dのy座標の値より低い(小さい)場合は(ステップS12:YES)、機能表示Fの通常の状態における最終バーストデータを先頭アドレスデータとしてDMA要求信号とともにDMA制御回路20に送信する(ステップS13)。
また、上記ステップS12で、機能表示Fのy座標の値が機能表示Gのy座標の値より低くない(小さくない)場合は(ステップS12:NO)、両y座標の値が等しいかが判断される(ステップS14)。
ステップS14で、機能表示FとGのy座標の値が等しい場合は(ステップS14:YES)、次に、機能表示Fのx座標の値が機能表示Gの座標の値より低いかが判断される(ステップS15)。
ステップS15で、機能表示Fのx座標の値が低い(小さい)場合は(ステップS15:YES)、機能表示Gの通常の状態における最終バーストデータを先頭アドレスデータとしてDMA要求信号とともにDMA制御回路20に送信する。
ステップS15で、機能表示Fのx座標の値が低くない(小さくない)場合は(ステップS15:NO)、機能表示Dの通常の状態における最終バーストデータを先頭アドレスデータとしてDMA要求信号とともにDMA制御回路20に送信する(ステップS16)。
また、上記ステップ14で、機能表示FとGのy座標の値が等しくない場合(ステップS14:NO)も同様に、機能表示Gの通常の状態における最終バーストデータを先頭アドレスデータとしてDMA要求信号とともにDMA制御回路20に送信する(ステップS16)。
上記ステップS13で、機能表示Fの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に出力した後は、機能表示Fの表示位置座標データを座標カウンタ64に更新させる(ステップS17)。
同様に、上記ステップS16で、機能表示Gの先頭アドレスデータ及びDMA要求信号をDMA制御回路20に送信した後は、機能表示Gの表示位置座標データを座標カウンタ64に更新させる(ステップS18)。
このようにしてバッファ30h及び30iからコード変換回路43に送信された機能表示データと第2DMAインターフェイス制御回路61から出力された被写体データとが、合成回路44で合成画像データとして生成され、回動により上下左右が逆転した表示装置13に、通常の状態と同様の合成画像を表示することとなる。
以上のように、第3の実施形態におけるデジタルカメラ59によれば、表示装置反転検出回路63からの反転検出信号に基づいて、第1DMAインターフェイス制御回路60からDMA制御回路20に送信される先頭アドレスを通常の状態における最終バーストデータのものとするため、走査方向が逆になるのにともなってデータの転送順序を逆にすることができる。このため、表示装置13を回動しても通常の状態で表示されるのと同様の画像を表示することができ。
この結果、表示装置13がバリアングル型であっても、少ない回路規模で且つメモリの使用帯域やデータバスのデータ伝送量を軽減して有効に活用できるとともに省電力を可能とする効果がある。
以上、本発明を適用した第1、第2及び第3の実施形態について説明したが、本発明はこれら種々の例に限定されるものではない。
(a)は、第1の実施形態におけるデジタルカメラの正面部の外観を示した概要図である。(b)は、第1の実施形態におけるデジタルカメラの背面部の外観を示した概要図である。 第1の実施形態におけるデジタルカメラの電子回路構成を示したブロック図である。 (a)は、第1の実施形態におけるデジタルカメラの表示装置の表示画面を示した模式図である。(b)は、取得した被写体データを展開したもの及び表示開始位置を示した模式図である。(c)は、機能表示データの表示開始位置を示した模式図である。 (a)は、第1の実施形態における機能表示をバースト長Lに分割して示した模式図である。(b)は、1つのバーストデータを更にワード単位で分割して示した模式図である。(c)は、機能表示データの各種設定値の記憶状態を示した模式図である。 (a)は、装置表示の同期信号及び機能表示データの表示タイミングを示したタミングチャートである。(b)は、第1DMAインターフェイス制御回路での機能表示データの転送及び流れのタイミングを示したタイミングチャートである。 第2の実施形態における表示装置の表示画面をバースト長L単位で分割し、被写体画像データと機能表示データの表示領域を示した模式図である。 第2の実施形態における機能表示データのデータ転送方向を示した模式図である。 第2の実施形態におけるデジタルカメラの電子回路構成を示したブロック図である。 第2の実施形態における第1DMAインターフェイス制御回路に記憶された表示位置座標データ及びその更新データを示した模式図である。 第2の実施形態における第1DMAインターフェイス制御回路でのDMA要求をおこなうバーストデータの先頭アドレスの選択処理を示したフロー図である。 (a)は、第3の実施形態におけるデジタルカメラが表示装置を回動させた状態の正面部の外観を示した概要図である。(b)は、第の実施形態におけるデジタルカメラが表示装置を収納した状態の背面部の外観を示した概要図である。 第3の実施形態におけるデジタルカメラの表示装置を回動状態としたときに表示される画面を通常の収納状態時に観察できる方向から示した模式図である。 第3の実施形態におけるデジタルカメラの表示装置を回動状態としたときに表示される機能表示データのデータ転送方向を、通常の収納状態時に観察できる方向から示した模式図である。 第3の実施形態におけるデジタルカメラの電子回路構成を示したブロック図である。 第3の実施形態における第1DMAインターフェイス制御回路に記憶された表示位置座標データ及びその更新データを示した模式図である。 第3の実施形態における第1DMAインターフェイス制御回路でのDMA要求をおこなうバーストデータの先頭アドレスの選択処理を示したフロー図である。
符号の説明
1、49、59 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 セルフタイマランプ
4 光学ファインダ窓
5 ストロボ発光部
6 電源キー
7 シャッタ
8 モード切換えスイッチ
9 メニューキー
10 十字キー
11 光学ファインダ
12 ストロボチャージランプ
13 表示装置
15 制御部
16 CCD
17 CCD駆動回路
18 CDS回路
19 A/D変換回路
20 DMA制御回路
21 記憶部制御回路
22 記憶部
23 YUV変換回路
24 解像度変換回路
25 圧縮伸張回路
26 記録媒体制御回路
27 記録媒体
28 表示制御回路
30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30h、30i バッファ
31 時計回路
32 入力部
33 データバス
40、50、60 第1DMAインターフェイス制御回路
41、61 第2DMAインターフェイス制御回路
42A、51A、62A メモリ
42B、62B メモリ
43 コード変換回路
44 合成回路
45 表示タイミングジェネレータ
46 水平カウンタ
47 垂直カウンタ
48 デコーダ回路
52、64 座標カウンタ
63、表示装置反転検出回路

Claims (7)

  1. 第1の画像情報を記憶する第1の記憶手段と、第2の画像情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1及び第2の記憶手段に記憶された前記第1及び第2の画像情報がDMA転送されて前記第1及び第2の画像情報から合成画像情報を得る合成手段と、該合成手段で得られた前記合成画像情報を表示する表示手段とを備えた表示装置であって、
    前記第1の画像情報の表示位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された第2の画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第1のDMA転送手段と、
    前記第1のDMA転送手段による前記表示手段の表示位置が前記位置情報記憶手段に記憶された表示位置になった際に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第2のDMA転送手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示位置情報は、前記表示手段に表示される前記第1の画像情報の先頭表示位置情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1及び第2のDMA転送手段は、それぞれ少なくとも2つのバッファメモリを備え、前記少なくとも2つのバッファメモリは、前記所定量の画像情報を交互に記憶し且つ交互に出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 被写体像を撮影して被写体画像情報を得る撮像手段と、該撮像手段によって得られる被写体画像情報とは異なる画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、前記被写体画像情報と前記画像情報記憶手段に記憶された前記異なる画像情報とがDMA転送され前記被写体画像情報と前記異なる画像情報とから合成画像情報を得る合成手段と、該合成手段によって得られた前記合成画像情報を表示する表示手段とを備えた撮像装置であって、
    前記異なる画像情報の表示位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記被写体画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第1のDMA転送手段と、
    前記第1のDMA転送手段によって前記表示手段の表示位置が前記位置情報記憶手段に記憶された表示位置になった際に前記画像情報記憶手段に記憶された前記異なる画像情報を所定量の画像情報ずつ前記合成手段にDMA転送して前記表示手段による表示を行わせる第2のDMA転送手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 前記画像情報記憶手段に記憶された前記異なる画像情報は、前記撮像装置の機能を表す文字、記号、アイコン又はこれらの組合せからなる画像情報であることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記表示位置情報は、前記表示手段に表示される前記異なる画像情報の先頭表示位置情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1及び第2のDMA転送手段は、それぞれ少なくとも2つのバッファメモリを備え、該2つのバッファメモリは前記所定量の画像情報を交互に記憶し且つ交互に出力することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の撮像装置。
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