JP2000253381A - 撮像画像通信装置 - Google Patents
撮像画像通信装置Info
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- JP2000253381A JP2000253381A JP11048635A JP4863599A JP2000253381A JP 2000253381 A JP2000253381 A JP 2000253381A JP 11048635 A JP11048635 A JP 11048635A JP 4863599 A JP4863599 A JP 4863599A JP 2000253381 A JP2000253381 A JP 2000253381A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CCDカメラ等の撮像装置にて撮像した2次
元画像を送信する装置において、装置の小型化,低消費
電力化,及び通信画像の高分解能化を図り、マイクロマ
シンへの組み込みを可能にする。 【解決手段】 CCDカメラ10から出力される画像情
報を、一水平走査ライン分毎に、第1メモリ51〜第3
メモリ53に順に書き込み、データ送信部46側では、
第1メモリ51〜第3メモリ53から、一水平走査ライ
ン分の画像情報を順に読み出し、同時にデータ通信用の
パケットデータに変換しながら、RF回路30に出力す
る。また、水平同期信号HP一周期当たりの時間が、デ
ータ送信部46が一水平走査ライン分のパケットデータ
を送信するのに要する時間よりも短くなることのないよ
うに、水平同期信号HPのブランキング期間及びピクセ
ルクロックPCKの周期を設定する。
元画像を送信する装置において、装置の小型化,低消費
電力化,及び通信画像の高分解能化を図り、マイクロマ
シンへの組み込みを可能にする。 【解決手段】 CCDカメラ10から出力される画像情
報を、一水平走査ライン分毎に、第1メモリ51〜第3
メモリ53に順に書き込み、データ送信部46側では、
第1メモリ51〜第3メモリ53から、一水平走査ライ
ン分の画像情報を順に読み出し、同時にデータ通信用の
パケットデータに変換しながら、RF回路30に出力す
る。また、水平同期信号HP一周期当たりの時間が、デ
ータ送信部46が一水平走査ライン分のパケットデータ
を送信するのに要する時間よりも短くなることのないよ
うに、水平同期信号HPのブランキング期間及びピクセ
ルクロックPCKの周期を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDカメラ等の
撮像装置にて得られた2次元画像データを外部装置に送
信する撮像画像通信装置に関する。
撮像装置にて得られた2次元画像データを外部装置に送
信する撮像画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCDカメラ等で撮像した2
次元画像を外部装置に送信する際には、画像データを、
MPEG2等の画像圧縮技術を用いて圧縮することによ
り、所定規格の映像信号に変換してから、外部装置に送
信することが行われている(例えば、日経BP社発行,
日経エレクトロニクス1998,3−9号,133頁〜
154頁参照)。
次元画像を外部装置に送信する際には、画像データを、
MPEG2等の画像圧縮技術を用いて圧縮することによ
り、所定規格の映像信号に変換してから、外部装置に送
信することが行われている(例えば、日経BP社発行,
日経エレクトロニクス1998,3−9号,133頁〜
154頁参照)。
【0003】一方、近年では、例えば、配管等、人が入
ることのできない小さな構造物内に進入させて、その内
部を検査したり、内部の付着物を採取したりするための
装置として、数cm程度の大きさのマイクロマシンが開
発されている。そして、こうしたマイクロマシンには、
CCDカメラ等の小型カメラが組み込まれ、マイクロマ
シンの操作者が、小型カメラが撮像した構造物内の画像
を監視しながら、マイクロマシンを遠隔操作できるよう
にされている。
ることのできない小さな構造物内に進入させて、その内
部を検査したり、内部の付着物を採取したりするための
装置として、数cm程度の大きさのマイクロマシンが開
発されている。そして、こうしたマイクロマシンには、
CCDカメラ等の小型カメラが組み込まれ、マイクロマ
シンの操作者が、小型カメラが撮像した構造物内の画像
を監視しながら、マイクロマシンを遠隔操作できるよう
にされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうしたマ
イクロマシンに通信機能を持たせ、マイクロマシンをコ
ードレスで動作させようとすると、マイクロマシンに小
型カメラで撮像した2次元画像を送信する通信装置を組
み込む必要がある。
イクロマシンに通信機能を持たせ、マイクロマシンをコ
ードレスで動作させようとすると、マイクロマシンに小
型カメラで撮像した2次元画像を送信する通信装置を組
み込む必要がある。
【0005】そして、この通信装置を、上記従来の画像
圧縮技術を利用して撮像画像を送信するように構成する
と、回路の大型化,消費電力の増大を招き、マイクロマ
シンに組み込むことができないという問題があった。つ
まり、マイクロマシンに撮像画像の通信装置を組み込む
に当たっては、回路の小型化,低消費電力化が要求され
るが、従来の画像圧縮技術では、大規模メモリの搭載が
不可欠であり(上記参考文献の140頁〜141頁参
照)、また、画像圧縮のための動作クロックも極めて高
速になるため、こうした要求に応えることができないの
である。
圧縮技術を利用して撮像画像を送信するように構成する
と、回路の大型化,消費電力の増大を招き、マイクロマ
シンに組み込むことができないという問題があった。つ
まり、マイクロマシンに撮像画像の通信装置を組み込む
に当たっては、回路の小型化,低消費電力化が要求され
るが、従来の画像圧縮技術では、大規模メモリの搭載が
不可欠であり(上記参考文献の140頁〜141頁参
照)、また、画像圧縮のための動作クロックも極めて高
速になるため、こうした要求に応えることができないの
である。
【0006】また、上記従来の画像圧縮技術を利用して
画像データを送信するようにした場合、カメラによる撮
像画像を一旦圧縮し、これを伸張させてディスプレイに
表示することになるので、外部装置側で得られる画像の
分解能が、カメラの分解能に比べて劣化してしまうとい
う問題もある。
画像データを送信するようにした場合、カメラによる撮
像画像を一旦圧縮し、これを伸張させてディスプレイに
表示することになるので、外部装置側で得られる画像の
分解能が、カメラの分解能に比べて劣化してしまうとい
う問題もある。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、CCDカメラ等の撮像装置にて撮像した2次
元画像を送信する装置において、装置の小型化,低消費
電力化,及び通信画像の高分解能化を図り、延いては、
マイクロマシンへの組み込みを可能にすることを目的と
する。
のであり、CCDカメラ等の撮像装置にて撮像した2次
元画像を送信する装置において、装置の小型化,低消費
電力化,及び通信画像の高分解能化を図り、延いては、
マイクロマシンへの組み込みを可能にすることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる目
的を達成するためになされた請求項1記載の撮像画像通
信装置においては、撮像制御手段が、外部からの撮像指
令に従って、2次元配置された複数の撮像素子からなる
撮像手段を駆動することにより、2次元画像を撮像さ
せ、その後、撮像画像出力手段に対して、水平同期信号
及び出力タイミング信号を出力することにより、撮像画
像出力手段から画像情報を出力させる。また、撮像画像
出力手段は、撮像制御手段から入力される水平同期信号
に従い、撮像手段による撮像画像を一水平走査ライン毎
に取り込み、その取り込んだ一水平走査ライン分の撮像
画像を、出力タイミング信号に同期して、画素単位で順
次nビットの画像情報に量子化して出力する。そして、
この撮像画像出力手段から出力される画像情報は、書込
読出制御手段による制御の下に、撮像画像記憶手段に順
次格納される。
的を達成するためになされた請求項1記載の撮像画像通
信装置においては、撮像制御手段が、外部からの撮像指
令に従って、2次元配置された複数の撮像素子からなる
撮像手段を駆動することにより、2次元画像を撮像さ
せ、その後、撮像画像出力手段に対して、水平同期信号
及び出力タイミング信号を出力することにより、撮像画
像出力手段から画像情報を出力させる。また、撮像画像
出力手段は、撮像制御手段から入力される水平同期信号
に従い、撮像手段による撮像画像を一水平走査ライン毎
に取り込み、その取り込んだ一水平走査ライン分の撮像
画像を、出力タイミング信号に同期して、画素単位で順
次nビットの画像情報に量子化して出力する。そして、
この撮像画像出力手段から出力される画像情報は、書込
読出制御手段による制御の下に、撮像画像記憶手段に順
次格納される。
【0009】また、書込読出制御手段は、通信手段から
入力される読出タイミング信号に同期して、撮像画像記
憶手段に格納した画像情報を順次読み出し、通信手段
は、その読み出された画像情報を、一水平走査ライン分
毎に、データ通信用のパケットデータに変換しながら、
外部装置に送信すると共に、その外部装置から送信され
てくる撮像指令を受信する。そして、この通信手段にて
受信された撮像指令は、撮像指令転送手段により、撮像
制御手段に転送され、撮像制御手段が撮像手段を駆動す
るのに使用される。
入力される読出タイミング信号に同期して、撮像画像記
憶手段に格納した画像情報を順次読み出し、通信手段
は、その読み出された画像情報を、一水平走査ライン分
毎に、データ通信用のパケットデータに変換しながら、
外部装置に送信すると共に、その外部装置から送信され
てくる撮像指令を受信する。そして、この通信手段にて
受信された撮像指令は、撮像指令転送手段により、撮像
制御手段に転送され、撮像制御手段が撮像手段を駆動す
るのに使用される。
【0010】従って、本発明の撮像画像通信装置におい
ては、撮像手段にて撮像された2次元画像が、水平走査
信号に同期して、一水平走査ライン分毎に順次撮像画像
記憶手段に格納され、その格納された撮像画像が、一水
平走査ライン分毎に通信手段側に読み出され、通信手段
側でデータ通信用のパケットデータに変換されて、外部
装置に送信されることになり、撮像画像記憶手段は、撮
像画像を、送信前に一時的に記憶するだけの所謂バッフ
ァとして動作する。
ては、撮像手段にて撮像された2次元画像が、水平走査
信号に同期して、一水平走査ライン分毎に順次撮像画像
記憶手段に格納され、その格納された撮像画像が、一水
平走査ライン分毎に通信手段側に読み出され、通信手段
側でデータ通信用のパケットデータに変換されて、外部
装置に送信されることになり、撮像画像記憶手段は、撮
像画像を、送信前に一時的に記憶するだけの所謂バッフ
ァとして動作する。
【0011】そして、特に、本発明では、このようにバ
ッファとして動作する撮像画像記憶手段を、撮像画像出
力手段から出力される一水平走査ライン分の画像情報を
記憶可能な少なくとも2個の記憶素子にて構成し、書込
読出制御手段が、撮像画像記憶手段において画像情報を
書き込む記憶素子と画像情報を読み出す記憶素子とを順
次変更しながら、画像情報の書込及び読出を夫々同時に
行うようにしている。
ッファとして動作する撮像画像記憶手段を、撮像画像出
力手段から出力される一水平走査ライン分の画像情報を
記憶可能な少なくとも2個の記憶素子にて構成し、書込
読出制御手段が、撮像画像記憶手段において画像情報を
書き込む記憶素子と画像情報を読み出す記憶素子とを順
次変更しながら、画像情報の書込及び読出を夫々同時に
行うようにしている。
【0012】また、撮像画像出力手段が一水平走査ライ
ン分の画像情報を出力するのに要する水平同期信号一周
期当たりの時間が、通信手段が一水平走査ライン分の画
像情報をパケットデータに変換して外部装置に送信する
のに要する時間よりも短くなると、書込読出制御手段に
よる撮像画像記憶手段からの画像情報の読出速度より
も、書込読出制御手段による撮像画像記憶手段への画像
情報の書込速度の方が速くなって、撮像画像記憶手段が
オーバフローすることになるので、本発明では、水平同
期信号一周期当たりの時間が、通信手段が一水平走査ラ
イン分の画像情報をパケットデータに変換して外部装置
に送信するのに要する時間以上となるように、撮像制御
手段が撮像画像出力手段に対して出力する水平同期信号
及び出力タイミング信号の周期を設定している。
ン分の画像情報を出力するのに要する水平同期信号一周
期当たりの時間が、通信手段が一水平走査ライン分の画
像情報をパケットデータに変換して外部装置に送信する
のに要する時間よりも短くなると、書込読出制御手段に
よる撮像画像記憶手段からの画像情報の読出速度より
も、書込読出制御手段による撮像画像記憶手段への画像
情報の書込速度の方が速くなって、撮像画像記憶手段が
オーバフローすることになるので、本発明では、水平同
期信号一周期当たりの時間が、通信手段が一水平走査ラ
イン分の画像情報をパケットデータに変換して外部装置
に送信するのに要する時間以上となるように、撮像制御
手段が撮像画像出力手段に対して出力する水平同期信号
及び出力タイミング信号の周期を設定している。
【0013】この結果、本発明によれば、撮像手段によ
る撮像画像を、圧縮することなく、リアルタイムで、外
部装置に送信することが可能になり、外部装置側では、
当該撮像画像通信装置からの送信データに基づき、撮像
手段による撮像画像を、劣化させることなく(換言すれ
ば、撮像手段の分解能と同じ分解能で)、再生すること
ができるようになる。
る撮像画像を、圧縮することなく、リアルタイムで、外
部装置に送信することが可能になり、外部装置側では、
当該撮像画像通信装置からの送信データに基づき、撮像
手段による撮像画像を、劣化させることなく(換言すれ
ば、撮像手段の分解能と同じ分解能で)、再生すること
ができるようになる。
【0014】また、画像通信のために画像情報を記憶し
ておく撮像画像記憶手段は、撮像手段が撮像した画像の
内、例えば、水平走査ライン2本分又は3本分を記憶す
るようにすれば、画像圧縮技術を用いて撮像画像を圧縮
する場合に比べて、画像情報の記憶容量を極めて小さく
することができる。よって、本発明によれば、撮像画像
記憶手段を構成する記憶素子及びその周辺回路を小さく
し、延いては、撮像画像通信装置の小型化を図ることが
できる。また、このように回路規模を小さくできるた
め、消費電力を低減することもできる。
ておく撮像画像記憶手段は、撮像手段が撮像した画像の
内、例えば、水平走査ライン2本分又は3本分を記憶す
るようにすれば、画像圧縮技術を用いて撮像画像を圧縮
する場合に比べて、画像情報の記憶容量を極めて小さく
することができる。よって、本発明によれば、撮像画像
記憶手段を構成する記憶素子及びその周辺回路を小さく
し、延いては、撮像画像通信装置の小型化を図ることが
できる。また、このように回路規模を小さくできるた
め、消費電力を低減することもできる。
【0015】そして、このように、本発明によれば、撮
像画像通信装置の小型化,低消費電力化,及び通信画像
の高分解能化を図ることができることから、前述のマイ
クロマシンにも容易に組み込むことができるようにな
る。ここで、撮像画像記憶手段がオーバフローするのを
防止するための出力タイミング信号の周期としては、請
求項2に記載のように、通信手段が画像情報を送信する
際の通信ビットレートをfc[Hz]としたとき、出力
タイミング信号の速度が、fc/n[Hz]よりも小さ
くなるように設定するとよい。具体的には、撮像画像出
力手段が画素単位で8ビットの画像情報を生成する際に
は、撮像画像出力手段による画像情報の出力速度を、f
c/9[Hz]若しくはfc/10[Hz]として、画
像情報の出力速度を低くし、撮像画像出力手段が水平走
査ライン一本分の画像情報を出力するのに要する時間
が、通信手段が水平走査ライン一本分の画像情報を通信
ビットレートに従い読み込み、これにヘッダ等の通信用
の各種情報を付与して送信するのに要する時間以上とな
るようにすればよい。
像画像通信装置の小型化,低消費電力化,及び通信画像
の高分解能化を図ることができることから、前述のマイ
クロマシンにも容易に組み込むことができるようにな
る。ここで、撮像画像記憶手段がオーバフローするのを
防止するための出力タイミング信号の周期としては、請
求項2に記載のように、通信手段が画像情報を送信する
際の通信ビットレートをfc[Hz]としたとき、出力
タイミング信号の速度が、fc/n[Hz]よりも小さ
くなるように設定するとよい。具体的には、撮像画像出
力手段が画素単位で8ビットの画像情報を生成する際に
は、撮像画像出力手段による画像情報の出力速度を、f
c/9[Hz]若しくはfc/10[Hz]として、画
像情報の出力速度を低くし、撮像画像出力手段が水平走
査ライン一本分の画像情報を出力するのに要する時間
が、通信手段が水平走査ライン一本分の画像情報を通信
ビットレートに従い読み込み、これにヘッダ等の通信用
の各種情報を付与して送信するのに要する時間以上とな
るようにすればよい。
【0016】また、撮像画像出力手段が水平走査ライン
一本分の画像情報を出力するのに要する時間は、画像情
報の出力速度だけでなく、撮像画像出力手段が画像情報
を量子化しない、水平同期信号のブランキング期間によ
っても変化するため、撮像画像記憶手段がオーバフロー
するのを防止するためには、請求項3に記載のように、
水平同期信号のブランキング期間を、通信手段が一水平
走査ライン分の全画像情報をパケットデータに変換して
外部装置に送信するのに要する時間と、撮像画像出力手
段が一水平走査ライン分の全画像情報を出力するのに要
する時間との偏差に基づき設定するようにしてもよい。
一本分の画像情報を出力するのに要する時間は、画像情
報の出力速度だけでなく、撮像画像出力手段が画像情報
を量子化しない、水平同期信号のブランキング期間によ
っても変化するため、撮像画像記憶手段がオーバフロー
するのを防止するためには、請求項3に記載のように、
水平同期信号のブランキング期間を、通信手段が一水平
走査ライン分の全画像情報をパケットデータに変換して
外部装置に送信するのに要する時間と、撮像画像出力手
段が一水平走査ライン分の全画像情報を出力するのに要
する時間との偏差に基づき設定するようにしてもよい。
【0017】一方、撮像画像記憶手段は、撮像手段が撮
像した画像の内、少なくとも水平走査ライン2本分の画
像情報を記憶できればよいが、撮像画像記憶手段を、水
平走査ライン2本分の画像情報を記憶するように構成す
ると、書込読出制御手段が画像情報を書き込む記憶素子
と画像情報を読み出す記憶素子とが重複しないように、
撮像画像出力手段の動作タイミングと通信手段の動作タ
イミングとを調整しなければならず、回路設計が難しく
なることが考えられる。
像した画像の内、少なくとも水平走査ライン2本分の画
像情報を記憶できればよいが、撮像画像記憶手段を、水
平走査ライン2本分の画像情報を記憶するように構成す
ると、書込読出制御手段が画像情報を書き込む記憶素子
と画像情報を読み出す記憶素子とが重複しないように、
撮像画像出力手段の動作タイミングと通信手段の動作タ
イミングとを調整しなければならず、回路設計が難しく
なることが考えられる。
【0018】そこで、より好ましくは、請求項3に記載
のように、撮像画像記憶手段を、一水平走査ライン分の
画像情報を記憶可能な3個の記憶素子から構成し、書込
読出制御手段側では、これら3個の記憶素子を、夫々、
一水平走査ライン分の画像情報の書込・保持・読出用と
して順次変更しながら、画像情報の書込及び読出を行う
ようにするとよい。
のように、撮像画像記憶手段を、一水平走査ライン分の
画像情報を記憶可能な3個の記憶素子から構成し、書込
読出制御手段側では、これら3個の記憶素子を、夫々、
一水平走査ライン分の画像情報の書込・保持・読出用と
して順次変更しながら、画像情報の書込及び読出を行う
ようにするとよい。
【0019】つまり、このようにすれば、書込読出制御
手段が画像情報の書込及び読出を行う記憶素子以外に、
水平走査ライン1本分の画像情報を記憶しておく記憶素
子が余ることになり、撮像画像出力手段の動作タイミン
グと通信手段の動作タイミングとがずれても、同じ記憶
素子からの画像情報の書込及び読出を同時に行う心配が
なく、回路設計がし易くなる。
手段が画像情報の書込及び読出を行う記憶素子以外に、
水平走査ライン1本分の画像情報を記憶しておく記憶素
子が余ることになり、撮像画像出力手段の動作タイミン
グと通信手段の動作タイミングとがずれても、同じ記憶
素子からの画像情報の書込及び読出を同時に行う心配が
なく、回路設計がし易くなる。
【0020】一方、本発明(請求項1)では、通信手段
が、外部装置から送信されてきた撮像指令を受信し、撮
像指令転送手段が、その受信された撮像指令を、撮像制
御手段に転送することにより、撮像制御手段による撮像
手段の駆動を外部装置側で制御できるようにしている。
このため、本発明によれば、外部装置側で、撮像制御手
段が撮像手段を駆動する際の撮像手段の露光時間等を制
御できることになるが、撮像指令転送手段により撮像指
令を転送させるには、撮像指令転送手段側での撮像指令
の転送タイミングと撮像制御手段側での撮像指令の受信
タイミングとを同期させる必要がある。
が、外部装置から送信されてきた撮像指令を受信し、撮
像指令転送手段が、その受信された撮像指令を、撮像制
御手段に転送することにより、撮像制御手段による撮像
手段の駆動を外部装置側で制御できるようにしている。
このため、本発明によれば、外部装置側で、撮像制御手
段が撮像手段を駆動する際の撮像手段の露光時間等を制
御できることになるが、撮像指令転送手段により撮像指
令を転送させるには、撮像指令転送手段側での撮像指令
の転送タイミングと撮像制御手段側での撮像指令の受信
タイミングとを同期させる必要がある。
【0021】そして、撮像指令転送手段を、通信手段が
外部装置からの撮像指令を受信した直後に、撮像制御手
段に対して、撮像指令をそのまま転送するように構成す
ると、その転送タイミングと撮像制御手段側での撮像指
令の受信タイミングとを同期させるための同期信号が必
要になり、装置構成が複雑になる。
外部装置からの撮像指令を受信した直後に、撮像制御手
段に対して、撮像指令をそのまま転送するように構成す
ると、その転送タイミングと撮像制御手段側での撮像指
令の受信タイミングとを同期させるための同期信号が必
要になり、装置構成が複雑になる。
【0022】そこで、こうした同期信号を不要にするに
は、請求項5に記載のように、通信手段が外部装置から
受信する撮像指令のデータ長を、撮像制御手段が撮像画
像出力手段から一フレーム分の画像情報を出力させる垂
直同期信号一周期当たりの水平同期信号の数より小さい
ビット数となるように予め設定しておき、撮像指令転送
手段を、垂直同期信号に同期して撮像指令の転送を開始
し、且つ、撮像指令の転送を、水平同期信号に同期して
1ビット単位で行うように構成し、撮像制御手段側で
は、撮像指令転送手段から転送されてくる撮像指令一ビ
ット分を水平同期信号に同期して取り込み、その取り込
んだ撮像指令の全ビットデータに基づく撮像手段の駆動
制御を、垂直同期信号に同期して行うように構成すると
よい。
は、請求項5に記載のように、通信手段が外部装置から
受信する撮像指令のデータ長を、撮像制御手段が撮像画
像出力手段から一フレーム分の画像情報を出力させる垂
直同期信号一周期当たりの水平同期信号の数より小さい
ビット数となるように予め設定しておき、撮像指令転送
手段を、垂直同期信号に同期して撮像指令の転送を開始
し、且つ、撮像指令の転送を、水平同期信号に同期して
1ビット単位で行うように構成し、撮像制御手段側で
は、撮像指令転送手段から転送されてくる撮像指令一ビ
ット分を水平同期信号に同期して取り込み、その取り込
んだ撮像指令の全ビットデータに基づく撮像手段の駆動
制御を、垂直同期信号に同期して行うように構成すると
よい。
【0023】そして、このようにすれば、撮像指令転送
手段側での撮像指令の転送タイミングと撮像制御手段側
での撮像指令の受信タイミングとを同期させるために、
専用の同期信号を生成する必要がなく、装置構成を簡素
化できる。
手段側での撮像指令の転送タイミングと撮像制御手段側
での撮像指令の受信タイミングとを同期させるために、
専用の同期信号を生成する必要がなく、装置構成を簡素
化できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と
共に説明する。まず、図1は本発明が適用された実施例
の撮像画像通信装置2及びその周辺装置を表す概略構成
図である。
共に説明する。まず、図1は本発明が適用された実施例
の撮像画像通信装置2及びその周辺装置を表す概略構成
図である。
【0025】本実施例の撮像画像通信装置は、図示しな
い静電アクチュエータ,圧電アクチュエータ等の各種ア
クチュエータ及びその駆動装置と共に、自走式のマイク
ロマシン2に組み込まれ、周囲の画像を撮像して、撮像
画像をマイクロ波で外部装置(マイクロマシン用の制御
装置)4に送信するものであり、周囲画像撮像用のCC
Dカメラ10と、制御装置4との間でマイクロ波通信を
行うRF回路30と、CCDカメラ10による撮像画像
を通信用のシリアルデータに変換して、RF回路30に
出力すると共に、RF回路30にて受信されたカメラ制
御用の指令信号(撮像指令)を受けて、CCDカメラ1
0に転送する画像通信制御LSI40とから構成されて
いる。
い静電アクチュエータ,圧電アクチュエータ等の各種ア
クチュエータ及びその駆動装置と共に、自走式のマイク
ロマシン2に組み込まれ、周囲の画像を撮像して、撮像
画像をマイクロ波で外部装置(マイクロマシン用の制御
装置)4に送信するものであり、周囲画像撮像用のCC
Dカメラ10と、制御装置4との間でマイクロ波通信を
行うRF回路30と、CCDカメラ10による撮像画像
を通信用のシリアルデータに変換して、RF回路30に
出力すると共に、RF回路30にて受信されたカメラ制
御用の指令信号(撮像指令)を受けて、CCDカメラ1
0に転送する画像通信制御LSI40とから構成されて
いる。
【0026】尚、RF回路30は、撮像画像通信装置と
制御装置4との間の通信を行うだけでなく、マイクロマ
シン2に組み込まれた他の装置(各種アクチュエータの
駆動装置等)と制御装置4との間の通信についても行
う。また、制御装置4側には、マイクロマシン2側のR
F回路30との間でマイクロ波を用いた無線通信を行う
ためのRF回路6が備えられ、このRF回路6は、通信
制御部8により制御される。
制御装置4との間の通信を行うだけでなく、マイクロマ
シン2に組み込まれた他の装置(各種アクチュエータの
駆動装置等)と制御装置4との間の通信についても行
う。また、制御装置4側には、マイクロマシン2側のR
F回路30との間でマイクロ波を用いた無線通信を行う
ためのRF回路6が備えられ、このRF回路6は、通信
制御部8により制御される。
【0027】そして、通信制御部8は、RF回路6を介
して、マイクロマシン2側からの送信データを受信する
と、その受信データを図示しないホストコンピュータに
出力して、マイクロマシン2の動作状態やCCDカメラ
10による撮像画像等をディスプレイに表示させると共
に、ホストコンピュータから入力されたマイクロマシン
2に対する各種指令信号を、RF回路6からマイクロマ
シン2側に送信させる。
して、マイクロマシン2側からの送信データを受信する
と、その受信データを図示しないホストコンピュータに
出力して、マイクロマシン2の動作状態やCCDカメラ
10による撮像画像等をディスプレイに表示させると共
に、ホストコンピュータから入力されたマイクロマシン
2に対する各種指令信号を、RF回路6からマイクロマ
シン2側に送信させる。
【0028】この結果、本実施例の撮像画像通信装置が
RF回路30を介して制御装置4側に送信した画像デー
タは、制御装置4側のホストコンピュータに取り込まれ
てディスプレイに表示されることになり、マイクロマシ
ン2の操作者は、その表示画像を見ながら、マイクロマ
シン2を駆動制御することが可能になる。
RF回路30を介して制御装置4側に送信した画像デー
タは、制御装置4側のホストコンピュータに取り込まれ
てディスプレイに表示されることになり、マイクロマシ
ン2の操作者は、その表示画像を見ながら、マイクロマ
シン2を駆動制御することが可能になる。
【0029】次に図2は、本発明に係る主要部であるC
CDカメラ10及び画像通信制御LSI40の構成を表
すブロック図である。図2に示す如く、CCDカメラ1
0は、撮像素子(本実施例ではCCD)を2次元配置し
たCCDセンサ12と、水平同期信号HPに従いCCD
センサ12から一水平走査ライン分の画像信号を取り込
み、これを、出力タイミング信号としてのピクセルクロ
ックPCKに従い一画素分ずつ順次シフトさせつつ出力
する水平シフトレジスタ14と、水平シフトレジスタ1
4が出力してくる画像信号をnビット(本実施例では8
ビット)の画像情報に量子化(換言すればA/D変換)
するA/Dコンバータ16と、垂直同期信号VP及び水
平同期信号HPに基づき、水平シフトレジスタ14が取
り込む一水平走査ライン分の画像信号を列方向に順次シ
フトさせる垂直シフトレジスタ18と、外部から入力さ
れる基準クロックCKO(本実施例では、500kH
z)に基づき、水平同期信号HP,垂直同期信号VP,
及びピクセルクロックPCKを生成して、上記各部に出
力すると共に、画像通信制御LSI側より転送されてく
る制御装置4側からのカメラ制御用の指令信号(以下、
コマンドという)CMDを取り込み、垂直同期信号VP
に同期して、このコマンドCMDに基づきCCDセンサ
12を駆動(露光)し、周囲画像を撮像させるCCD制
御回路20とから構成されている。
CDカメラ10及び画像通信制御LSI40の構成を表
すブロック図である。図2に示す如く、CCDカメラ1
0は、撮像素子(本実施例ではCCD)を2次元配置し
たCCDセンサ12と、水平同期信号HPに従いCCD
センサ12から一水平走査ライン分の画像信号を取り込
み、これを、出力タイミング信号としてのピクセルクロ
ックPCKに従い一画素分ずつ順次シフトさせつつ出力
する水平シフトレジスタ14と、水平シフトレジスタ1
4が出力してくる画像信号をnビット(本実施例では8
ビット)の画像情報に量子化(換言すればA/D変換)
するA/Dコンバータ16と、垂直同期信号VP及び水
平同期信号HPに基づき、水平シフトレジスタ14が取
り込む一水平走査ライン分の画像信号を列方向に順次シ
フトさせる垂直シフトレジスタ18と、外部から入力さ
れる基準クロックCKO(本実施例では、500kH
z)に基づき、水平同期信号HP,垂直同期信号VP,
及びピクセルクロックPCKを生成して、上記各部に出
力すると共に、画像通信制御LSI側より転送されてく
る制御装置4側からのカメラ制御用の指令信号(以下、
コマンドという)CMDを取り込み、垂直同期信号VP
に同期して、このコマンドCMDに基づきCCDセンサ
12を駆動(露光)し、周囲画像を撮像させるCCD制
御回路20とから構成されている。
【0030】ここで、CCDセンサ12は、本発明の撮
像手段に相当するものであり、本実施例では、図3に示
すように、行方向の画素数が302、列方向の画素数が
352で、総画素数が302×352の10万画素であ
り、272×347の信号画素、28×347の黒基準
画素、及びその他のダミー用の画素から構成されてい
る。また、本実施例のCCDセンサ12は、カラーイメ
ージセンサであり、信号画素には、イエローYe,シア
ンCy,マゼンタMg,グリーンGrの各色フィルタが
設けられている。
像手段に相当するものであり、本実施例では、図3に示
すように、行方向の画素数が302、列方向の画素数が
352で、総画素数が302×352の10万画素であ
り、272×347の信号画素、28×347の黒基準
画素、及びその他のダミー用の画素から構成されてい
る。また、本実施例のCCDセンサ12は、カラーイメ
ージセンサであり、信号画素には、イエローYe,シア
ンCy,マゼンタMg,グリーンGrの各色フィルタが
設けられている。
【0031】また、CCD制御回路20は、本発明の撮
像制御手段に相当するものであり、本実施例では、基準
クロックCKOを分周して、250kHzのピクセルク
ロックPCKを生成することにより、A/Dコンバータ
16からの画像情報の出力速度を250kHzに設定し
ている。
像制御手段に相当するものであり、本実施例では、基準
クロックCKOを分周して、250kHzのピクセルク
ロックPCKを生成することにより、A/Dコンバータ
16からの画像情報の出力速度を250kHzに設定し
ている。
【0032】また、CCD制御回路20は、水平同期信
号HP及び垂直同期信号VPも生成するが、図4(a)
に示す如く、水平同期信号HPについては、50ピクセ
ルクロック(50PCK)分の水平ブランキング期間
と、302ピクセルクロック(302PCK)分の映像
信号有効期間とから一水平走査期間(1H)を構成し、
映像信号有効期間中に、A/Dコンバータ16から、2
ピクセルクロック(2PCK)分のフロントポーチ期間
と、272ピクセルクロック(272PCK)分の映像
信号期間と、28ピクセルクロック(28PCK)分の
バックポーチ期間とからなる映像信号を出力させる。
号HP及び垂直同期信号VPも生成するが、図4(a)
に示す如く、水平同期信号HPについては、50ピクセ
ルクロック(50PCK)分の水平ブランキング期間
と、302ピクセルクロック(302PCK)分の映像
信号有効期間とから一水平走査期間(1H)を構成し、
映像信号有効期間中に、A/Dコンバータ16から、2
ピクセルクロック(2PCK)分のフロントポーチ期間
と、272ピクセルクロック(272PCK)分の映像
信号期間と、28ピクセルクロック(28PCK)分の
バックポーチ期間とからなる映像信号を出力させる。
【0033】また、図4(b)に示すように、垂直同期
信号VPには、20水平走査期間(20H)分の垂直ブ
ランキング期間が設定されている。そして、垂直同期信
号VPは、196回目の水平ブランキング期間で立ち上
がり、その後、175.5水平走査期間(175.5
H)経過したときに立ち下がることにより、この立ち上
がりから立ち下がりまでの期間を、奇数フィールド有効
信号期間として規定し、1回目の水平信号有効期間に立
ち上がり、その後、175.5水平走査期間(175.
5H)経過後に立ち下がることにより、この立ち上がり
から立ち下がりまで期間を、遇数フィールド有効信号期
間として規定するようにされている。
信号VPには、20水平走査期間(20H)分の垂直ブ
ランキング期間が設定されている。そして、垂直同期信
号VPは、196回目の水平ブランキング期間で立ち上
がり、その後、175.5水平走査期間(175.5
H)経過したときに立ち下がることにより、この立ち上
がりから立ち下がりまでの期間を、奇数フィールド有効
信号期間として規定し、1回目の水平信号有効期間に立
ち上がり、その後、175.5水平走査期間(175.
5H)経過後に立ち下がることにより、この立ち上がり
から立ち下がりまで期間を、遇数フィールド有効信号期
間として規定するようにされている。
【0034】尚、偶数フィールド有効信号期間の立下が
りエッジ、及び、奇数フィールド有効期間の立上がりエ
ッジは、図4(b-1)に示すように、水平同期信号HP
が水平ブランキング期間に入る立下がりエッジに対し
て、2ピクセルクロック(2PCK)分遅れたタイミン
グに制御される。
りエッジ、及び、奇数フィールド有効期間の立上がりエ
ッジは、図4(b-1)に示すように、水平同期信号HP
が水平ブランキング期間に入る立下がりエッジに対し
て、2ピクセルクロック(2PCK)分遅れたタイミン
グに制御される。
【0035】また、本実施例では、垂直シフトレジスタ
18は、奇数フィールド有効期間では、A/Dコンバー
タ16に対して、CCDセンサ12の1行目から順に、
隣接する撮像素子2行分を一水平走査ラインとして、上
下2つの撮像素子に蓄積された電荷を混合して量子化さ
せ、偶数フィールド有効期間では、A/Dコンバータ1
6に対して、CCDセンサ12の2行目から順に、隣接
する撮像素子2行分を一水平走査ラインとして、上下2
つの撮像素子に蓄積された電荷を混合して量子化させ
る、周知のフィールド蓄積駆動方式で動作する。
18は、奇数フィールド有効期間では、A/Dコンバー
タ16に対して、CCDセンサ12の1行目から順に、
隣接する撮像素子2行分を一水平走査ラインとして、上
下2つの撮像素子に蓄積された電荷を混合して量子化さ
せ、偶数フィールド有効期間では、A/Dコンバータ1
6に対して、CCDセンサ12の2行目から順に、隣接
する撮像素子2行分を一水平走査ラインとして、上下2
つの撮像素子に蓄積された電荷を混合して量子化させ
る、周知のフィールド蓄積駆動方式で動作する。
【0036】また、A/Dコンバータ16は、図4(a
-1)に示す如く、CCD制御回路20が基準クロックC
KOに基づき生成したピクセルクロックPCKの立上が
りエッジで、画像信号の量子化を開始するように構成さ
れ、以下に説明する画像通信制御LSI40側では、A
/Dコンバータ16から出力される一画素当たりの画像
情報が確定しているタイミングで、画像情報を取り込む
ために、ピクセルクロックPCKの立下がりエッジと同
タイミングで、A/Dコンバータ16から出力される画
像情報を取り込むようにされている。
-1)に示す如く、CCD制御回路20が基準クロックC
KOに基づき生成したピクセルクロックPCKの立上が
りエッジで、画像信号の量子化を開始するように構成さ
れ、以下に説明する画像通信制御LSI40側では、A
/Dコンバータ16から出力される一画素当たりの画像
情報が確定しているタイミングで、画像情報を取り込む
ために、ピクセルクロックPCKの立下がりエッジと同
タイミングで、A/Dコンバータ16から出力される画
像情報を取り込むようにされている。
【0037】そして、本実施例では、CCDカメラ10
内の水平シフトレジスタ14,A/Dコンバータ16及
び垂直シフトレジスタ18が、本発明の撮像画像出力手
段として機能する。次に、画像通信制御LSI40は、
A/Dコンバータ16から出力される画像情報を記憶す
る、撮像画像記憶手段としてのラインメモリ42と、C
CDカメラ10から垂直同期信号VP及び水平同期信号
HPを受けて、ラインメモリ42への画像情報の書き込
み、及び、ラインメモリ42からの画像情報の読み出し
を制御する、書込読出制御手段としてのCCDインタフ
ェース44と、CCDインタフェース44を介して、ラ
インメモリ42から一水平走査ライン分の画像情報を読
み出し、これを所定の通信ビットレート(本実施例では
2.5Mbps)でデータ通信用のパケットデータ(シ
リアルデータ)に変換して、RF回路30に出力するデ
ータ送信部46と、RF回路30を介してカメラ制御用
のコマンドCMDを受信し、これをCCDインタフェー
ス44に出力することにより、CCDインタフェース4
4からCCDカメラ10側のCCD制御回路20に転送
させるデータ受信部48とから構成されている。尚、デ
ータ送信部46及びデータ受信部48は、本発明の通信
手段に相当する。
内の水平シフトレジスタ14,A/Dコンバータ16及
び垂直シフトレジスタ18が、本発明の撮像画像出力手
段として機能する。次に、画像通信制御LSI40は、
A/Dコンバータ16から出力される画像情報を記憶す
る、撮像画像記憶手段としてのラインメモリ42と、C
CDカメラ10から垂直同期信号VP及び水平同期信号
HPを受けて、ラインメモリ42への画像情報の書き込
み、及び、ラインメモリ42からの画像情報の読み出し
を制御する、書込読出制御手段としてのCCDインタフ
ェース44と、CCDインタフェース44を介して、ラ
インメモリ42から一水平走査ライン分の画像情報を読
み出し、これを所定の通信ビットレート(本実施例では
2.5Mbps)でデータ通信用のパケットデータ(シ
リアルデータ)に変換して、RF回路30に出力するデ
ータ送信部46と、RF回路30を介してカメラ制御用
のコマンドCMDを受信し、これをCCDインタフェー
ス44に出力することにより、CCDインタフェース4
4からCCDカメラ10側のCCD制御回路20に転送
させるデータ受信部48とから構成されている。尚、デ
ータ送信部46及びデータ受信部48は、本発明の通信
手段に相当する。
【0038】ここで、ラインメモリ42は、A/Dコン
バータ16から出力される画像情報の内、一水平走査ラ
イン分の画像情報を夫々記憶可能な3個の記憶素子(第
1メモリ51,第2メモリ52,第3メモリ53)から
構成されている。そして、CCDインタフェース44に
は、各メモリ51〜53への画像情報の書き込みを夫々
許可するライトイネーブル信号WE1,WE2,WE
3、及び、各メモリ51〜53からの画像情報の読み出
しを夫々許可するリードイネーブル信号RE1,RE
2,RE2を発生する、WE・RE発生回路61と、ラ
イトイネーブル信号にて画像情報の書き込みが許可され
たメモリに対する画像情報の書込アドレスDIADRを
発生するDIADR発生回路62と、リードイネーブル
信号にて画像情報の読み出しが許可されたメモリに対す
る画像情報の読出アドレスDOADRを発生するDOA
DR発生回路63と、データ受信部48から入力された
コマンドCMDを、CCD制御回路20に転送する、撮
像指令転送手段としてのCMD出力回路64とが備えら
れている。
バータ16から出力される画像情報の内、一水平走査ラ
イン分の画像情報を夫々記憶可能な3個の記憶素子(第
1メモリ51,第2メモリ52,第3メモリ53)から
構成されている。そして、CCDインタフェース44に
は、各メモリ51〜53への画像情報の書き込みを夫々
許可するライトイネーブル信号WE1,WE2,WE
3、及び、各メモリ51〜53からの画像情報の読み出
しを夫々許可するリードイネーブル信号RE1,RE
2,RE2を発生する、WE・RE発生回路61と、ラ
イトイネーブル信号にて画像情報の書き込みが許可され
たメモリに対する画像情報の書込アドレスDIADRを
発生するDIADR発生回路62と、リードイネーブル
信号にて画像情報の読み出しが許可されたメモリに対す
る画像情報の読出アドレスDOADRを発生するDOA
DR発生回路63と、データ受信部48から入力された
コマンドCMDを、CCD制御回路20に転送する、撮
像指令転送手段としてのCMD出力回路64とが備えら
れている。
【0039】また、CCDインタフェース44には、基
準クロックCKOを分周して、CCD制御回路20が生
成するピクセルクロックPCKと同じ250kHzの書
込ストローブ信号DISTRBを生成する分周回路も内
蔵されており、この生成した書込ストローブ信号DIS
TRBを、ラインメモリ42に出力することにより、画
像情報の書き込みが許可されたメモリに対する画像情報
の書込タイミングを制御する。また、書込ストローブ信
号DISTRBは、DIADR発生回路62にも入力さ
れ、DIADR発生回路62は、書込ストローブ信号D
ISTRBに同期して、書込アドレスDIADRを更新
する。
準クロックCKOを分周して、CCD制御回路20が生
成するピクセルクロックPCKと同じ250kHzの書
込ストローブ信号DISTRBを生成する分周回路も内
蔵されており、この生成した書込ストローブ信号DIS
TRBを、ラインメモリ42に出力することにより、画
像情報の書き込みが許可されたメモリに対する画像情報
の書込タイミングを制御する。また、書込ストローブ信
号DISTRBは、DIADR発生回路62にも入力さ
れ、DIADR発生回路62は、書込ストローブ信号D
ISTRBに同期して、書込アドレスDIADRを更新
する。
【0040】一方、データ送信部46は、例えば、図5
に示すように、一水平走査ライン分のパケットデータの
送信時に、パケットデータの先頭に付与するヘッダやフ
ラグ等の付与情報F1,F2,F3を生成し、ラインメ
モリ42からの画像情報の読み出しが必要になると、C
CDインタフェース44に対して、ラインメモリ42か
らの一水平走査ライン分の画像情報の読み出しを許可す
るイネーブル信号ENBを出力し、更に、パケットデー
タの生成に同期して、読出タイミング信号としての読出
ストローブ信号DOSTRBを出力する。尚、データ送
信部46は、CCDインタフェース44を介して、ライ
ンメモリ42から画像情報を読み出す際、ゼロインサー
ションの時間を確保するために、読出ストローブ信号D
OSTRBの周期を一時的に長くする。ここで、ゼロイ
ンサーションとは、パケット化された送信データの実デ
ータ部と先頭/末端部とを識別するために、送信データ
にゼロを挿入する操作のことである。
に示すように、一水平走査ライン分のパケットデータの
送信時に、パケットデータの先頭に付与するヘッダやフ
ラグ等の付与情報F1,F2,F3を生成し、ラインメ
モリ42からの画像情報の読み出しが必要になると、C
CDインタフェース44に対して、ラインメモリ42か
らの一水平走査ライン分の画像情報の読み出しを許可す
るイネーブル信号ENBを出力し、更に、パケットデー
タの生成に同期して、読出タイミング信号としての読出
ストローブ信号DOSTRBを出力する。尚、データ送
信部46は、CCDインタフェース44を介して、ライ
ンメモリ42から画像情報を読み出す際、ゼロインサー
ションの時間を確保するために、読出ストローブ信号D
OSTRBの周期を一時的に長くする。ここで、ゼロイ
ンサーションとは、パケット化された送信データの実デ
ータ部と先頭/末端部とを識別するために、送信データ
にゼロを挿入する操作のことである。
【0041】そして、データ送信部46からのイネーブ
ル信号ENBは、WE・RE発生回路61に入力され、
WE・RE発生回路61は、このイネーブル信号ENB
を受けて、ラインメモリ42へのリードイネーブル信号
の出力を開始する。また、読出ストローブ信号DOST
RBは、CCDインタフェース44を介して、ラインメ
モリ42に出力され、画像情報の読み出しが許可された
メモリに対する画像情報の書込タイミングを制御する。
また、読出ストローブ信号DOSTRBは、DOADR
発生回路63にも入力され、DOADR発生回路63
は、この読出ストローブ信号DOSTRBに同期して、
読出アドレスDOADRを更新する。
ル信号ENBは、WE・RE発生回路61に入力され、
WE・RE発生回路61は、このイネーブル信号ENB
を受けて、ラインメモリ42へのリードイネーブル信号
の出力を開始する。また、読出ストローブ信号DOST
RBは、CCDインタフェース44を介して、ラインメ
モリ42に出力され、画像情報の読み出しが許可された
メモリに対する画像情報の書込タイミングを制御する。
また、読出ストローブ信号DOSTRBは、DOADR
発生回路63にも入力され、DOADR発生回路63
は、この読出ストローブ信号DOSTRBに同期して、
読出アドレスDOADRを更新する。
【0042】次に、図6は、CCDインタフェース44
から出力されるラインメモリ42アクセス用の各信号を
表すタイムチャートである。図6に示すように、DIA
DR発生回路62は、CCDカメラ10から出力される
水平同期信号HPに同期して書込アドレスDIADRを
繰り返し発生すると共に、この書込アドレスDIADR
の値を、基準クロックCKOから生成した書込ストロー
ブ信号DISTRBに同期して、各メモリ51〜53の
最小アドレスから最大アドレスへと順に変更する。ま
た、CCDカメラ10が垂直同期信号VPに同期して画
像情報の出力を開始すると、WE・RE発生回路61
が、第1メモリ51に対するライトイネーブル信号WE
1を発生し、CCDカメラ10からの画像情報を第1メ
モリ51に書き込む。そして、その後、WE・RE発生
回路61は、ラインメモリ42に出力するライトイネー
ブル信号を、水平同期信号HPに同期して、WE2→W
E3→WE1…と順に切り換え、CCDカメラ10が出
力する一水平走査ライン分の画像情報の書き込み先を、
第2メモリ52→第3メモリ53→第1メモリ51…
と、順に変更する。
から出力されるラインメモリ42アクセス用の各信号を
表すタイムチャートである。図6に示すように、DIA
DR発生回路62は、CCDカメラ10から出力される
水平同期信号HPに同期して書込アドレスDIADRを
繰り返し発生すると共に、この書込アドレスDIADR
の値を、基準クロックCKOから生成した書込ストロー
ブ信号DISTRBに同期して、各メモリ51〜53の
最小アドレスから最大アドレスへと順に変更する。ま
た、CCDカメラ10が垂直同期信号VPに同期して画
像情報の出力を開始すると、WE・RE発生回路61
が、第1メモリ51に対するライトイネーブル信号WE
1を発生し、CCDカメラ10からの画像情報を第1メ
モリ51に書き込む。そして、その後、WE・RE発生
回路61は、ラインメモリ42に出力するライトイネー
ブル信号を、水平同期信号HPに同期して、WE2→W
E3→WE1…と順に切り換え、CCDカメラ10が出
力する一水平走査ライン分の画像情報の書き込み先を、
第2メモリ52→第3メモリ53→第1メモリ51…
と、順に変更する。
【0043】一方、DOADR発生回路63は、データ
送信部46からイネーブル信号ENBが出力されると、
水平同期信号HPに同期して、読出アドレスDOADR
の出力を開始すると共に、この読出アドレスDOADR
の値を、データ送信部46からの読出ストローブ信号D
OSTRBに同期して、各メモリ51〜53の最小アド
レスから最大アドレスへと順に変更する。そして、WE
・RE発生回路61は、水平同期信号HPに同期して、
前回の水平走査期間中にライトイネーブル信号を出力し
たメモリに対するリードイネーブル信号を出力する。こ
のため、リードイネーブル信号は、RE1→RE2→R
E3→RE1…というように、常に、前回の水平走査期
間中に画像情報が書き込まれたメモリに対して出力され
ることになり、データ送信部46には、画像情報書込後
のメモリから最新の画像情報が出力されることになる。
送信部46からイネーブル信号ENBが出力されると、
水平同期信号HPに同期して、読出アドレスDOADR
の出力を開始すると共に、この読出アドレスDOADR
の値を、データ送信部46からの読出ストローブ信号D
OSTRBに同期して、各メモリ51〜53の最小アド
レスから最大アドレスへと順に変更する。そして、WE
・RE発生回路61は、水平同期信号HPに同期して、
前回の水平走査期間中にライトイネーブル信号を出力し
たメモリに対するリードイネーブル信号を出力する。こ
のため、リードイネーブル信号は、RE1→RE2→R
E3→RE1…というように、常に、前回の水平走査期
間中に画像情報が書き込まれたメモリに対して出力され
ることになり、データ送信部46には、画像情報書込後
のメモリから最新の画像情報が出力されることになる。
【0044】そして、このように、本実施例では、デー
タ送信部46が2.5Mbpsの通信ビットレートで一
水平走査ライン分の画像データをパケットデータに変換
して出力するように構成され、CCDカメラ10から
は、250kHzのピクセルクロックPCKに同期した
送信速度で8ビットの画像情報が出力され、しかも、水
平同期信号HPのブランキング期間(水平ブランキング
期間)が、50ピクセルクロック(50PCK)分の時
間に設定されていることから、水平走査期間中にCCD
カメラ10から出力されて、ラインメモリ42内の特定
のメモリに書き込まれる画像情報の量が、データ送信部
46が水平走査期間中にCCDインタフェース44を介
して読み出す画像情報よりも多くなって、ラインメモリ
42がオーバフローしてしまうようなことはない。
タ送信部46が2.5Mbpsの通信ビットレートで一
水平走査ライン分の画像データをパケットデータに変換
して出力するように構成され、CCDカメラ10から
は、250kHzのピクセルクロックPCKに同期した
送信速度で8ビットの画像情報が出力され、しかも、水
平同期信号HPのブランキング期間(水平ブランキング
期間)が、50ピクセルクロック(50PCK)分の時
間に設定されていることから、水平走査期間中にCCD
カメラ10から出力されて、ラインメモリ42内の特定
のメモリに書き込まれる画像情報の量が、データ送信部
46が水平走査期間中にCCDインタフェース44を介
して読み出す画像情報よりも多くなって、ラインメモリ
42がオーバフローしてしまうようなことはない。
【0045】つまり、本実施例では、データ送信部46
が一水平走査ライン分の画像情報を送信用のパケットデ
ータに変換して、RF回路30に送信するのに要する時
間を、パケットデータの総データ量{総データ量=(C
CD一水平走査ライン分のデータ量)+(ゼロインサー
ション最大値)+(送信用の付与データ量)}と、デー
タ送信部46の通信ビットレート(2.5Mbps)と
から求め、この時間に対して、CCDカメラ10が一水
平走査ライン分の画像情報を出力する水平走査期間1H
が長くなるよう(好ましくは等しくなるよう)、CCD
カメラ10からの画像情報の送信速度(250kHz)
及び水平ブランキング期間(50PCK)を設定するこ
とにより、ラインメモリ42がオーバフローするのを防
止しているのである。
が一水平走査ライン分の画像情報を送信用のパケットデ
ータに変換して、RF回路30に送信するのに要する時
間を、パケットデータの総データ量{総データ量=(C
CD一水平走査ライン分のデータ量)+(ゼロインサー
ション最大値)+(送信用の付与データ量)}と、デー
タ送信部46の通信ビットレート(2.5Mbps)と
から求め、この時間に対して、CCDカメラ10が一水
平走査ライン分の画像情報を出力する水平走査期間1H
が長くなるよう(好ましくは等しくなるよう)、CCD
カメラ10からの画像情報の送信速度(250kHz)
及び水平ブランキング期間(50PCK)を設定するこ
とにより、ラインメモリ42がオーバフローするのを防
止しているのである。
【0046】次に、CMD出力回路64は、データ受信
部48から入力されたコマンドCMDをCCD制御回路
20に転送するが、このコマンドCMDは、データ長
が、垂直同期信号VP一周期当たりの水平同期信号HP
の数よりも少ない128ビットに設定されている。そし
て、CCD制御回路20は、図7(a)に示す如く、垂
直同期信号VPの立上がり後に入力される水平同期信号
HPに同期して、この128ビットのコマンドCMD
を、一ビット単位で、CCD制御回路20に転送する。
部48から入力されたコマンドCMDをCCD制御回路
20に転送するが、このコマンドCMDは、データ長
が、垂直同期信号VP一周期当たりの水平同期信号HP
の数よりも少ない128ビットに設定されている。そし
て、CCD制御回路20は、図7(a)に示す如く、垂
直同期信号VPの立上がり後に入力される水平同期信号
HPに同期して、この128ビットのコマンドCMD
を、一ビット単位で、CCD制御回路20に転送する。
【0047】また、CCD制御回路20は、CMD出力
回路64から一ビット毎に転送されてきたコマンドCM
Dを水平同期信号HPに同期して取り込む。そして、垂
直同期信号VPの次のブランキング期間で、それまでに
CMD出力回路64から転送されてきたコマンドCMD
の全ビットデータ(128ビット)に基づき、露光時間
等を制御しつつ、CCDセンサ12を駆動して、周囲画
像を撮像させる。
回路64から一ビット毎に転送されてきたコマンドCM
Dを水平同期信号HPに同期して取り込む。そして、垂
直同期信号VPの次のブランキング期間で、それまでに
CMD出力回路64から転送されてきたコマンドCMD
の全ビットデータ(128ビット)に基づき、露光時間
等を制御しつつ、CCDセンサ12を駆動して、周囲画
像を撮像させる。
【0048】尚、図7(b)に示す如く、CMD出力回
路64は、水平同期信号HPの立ち上がりエッジ(タイ
ミングt1)で、コマンドCMDの一ビット分のデータ
の出力を開始し、その後、水平同期信号HPの立ち上が
りエッジ(タイミングt1)で、出力するデータ値を、
コマンドCMDの次のデータに応じて変更する、といっ
た手順で、垂直同期信号VP一周期内に、コマンドCM
Dの全ビットデータをCCD制御回路20に転送する。
また、CCD制御回路20は、水平同期信号HPの立ち
下がりエッジ(タイミングt2)で、CMD出力回路6
4から出力されるコマンドCMDのビットデータを取り
込む。
路64は、水平同期信号HPの立ち上がりエッジ(タイ
ミングt1)で、コマンドCMDの一ビット分のデータ
の出力を開始し、その後、水平同期信号HPの立ち上が
りエッジ(タイミングt1)で、出力するデータ値を、
コマンドCMDの次のデータに応じて変更する、といっ
た手順で、垂直同期信号VP一周期内に、コマンドCM
Dの全ビットデータをCCD制御回路20に転送する。
また、CCD制御回路20は、水平同期信号HPの立ち
下がりエッジ(タイミングt2)で、CMD出力回路6
4から出力されるコマンドCMDのビットデータを取り
込む。
【0049】以上説明したように、本実施例の撮像画像
通信装置においては、CCDカメラ10から順次出力さ
れる画像情報を、一水平走査ライン分毎に、ラインメモ
リ42内の第1メモリ51〜第3メモリ53に順に書き
込み、データ送信部46側では、画像情報が書き込まれ
た第1メモリ51〜第3メモリ53から、一水平走査ラ
イン分の画像情報を順に読み出し、同時にデータ通信用
のパケットデータに変換しながら、RF回路30に出力
するようにしている。また、CCDカメラ10が一水平
走査ライン分の画像情報を出力する周期を決定する水平
同期信号HPのブランキング期間(水平ブランキング期
間)、及び、画像情報の送信速度を規定するピクセルク
ロックPCKの周期は、水平同期信号HPの一周期当た
りの時間(水平走査期間)が、データ送信部46が一水
平走査ライン分のパケットデータを送信するのに要する
時間よりも短くなることのないように設定されている。
通信装置においては、CCDカメラ10から順次出力さ
れる画像情報を、一水平走査ライン分毎に、ラインメモ
リ42内の第1メモリ51〜第3メモリ53に順に書き
込み、データ送信部46側では、画像情報が書き込まれ
た第1メモリ51〜第3メモリ53から、一水平走査ラ
イン分の画像情報を順に読み出し、同時にデータ通信用
のパケットデータに変換しながら、RF回路30に出力
するようにしている。また、CCDカメラ10が一水平
走査ライン分の画像情報を出力する周期を決定する水平
同期信号HPのブランキング期間(水平ブランキング期
間)、及び、画像情報の送信速度を規定するピクセルク
ロックPCKの周期は、水平同期信号HPの一周期当た
りの時間(水平走査期間)が、データ送信部46が一水
平走査ライン分のパケットデータを送信するのに要する
時間よりも短くなることのないように設定されている。
【0050】このため本実施例によれば、ラインメモリ
42を構成する3つのメモリ51〜53を用いて、CC
Dカメラ10による撮像画像を圧縮することなく、リア
ルタイムで、制御装置4に送信することが可能になり、
制御装置4側では、その送信データに基づき、CCDカ
メラ10による撮像画像を劣化させることなく、ディス
プレイに表示することができるようになる。
42を構成する3つのメモリ51〜53を用いて、CC
Dカメラ10による撮像画像を圧縮することなく、リア
ルタイムで、制御装置4に送信することが可能になり、
制御装置4側では、その送信データに基づき、CCDカ
メラ10による撮像画像を劣化させることなく、ディス
プレイに表示することができるようになる。
【0051】また、本実施例では、画像通信のために画
像情報を記憶しておくラインメモリ42を、一水平走査
ライン分の画像情報を記憶する3個のメモリ51〜53
にて構成しているので、画像圧縮技術を用いて撮像画像
を圧縮する場合に比べて、画像情報の記憶容量を極めて
小さくすることができ、装置の小型化,延いては、低消
費電力化を図ることができる。よって、本実施例のよう
に、撮像画像通信装置をマイクロマシン2に組み込んで
も、マイクロマシン2の大型化を招くことはなく、鮮明
な画像をリアルタイムで得ることのできるマイクロマシ
ンを実現できる。
像情報を記憶しておくラインメモリ42を、一水平走査
ライン分の画像情報を記憶する3個のメモリ51〜53
にて構成しているので、画像圧縮技術を用いて撮像画像
を圧縮する場合に比べて、画像情報の記憶容量を極めて
小さくすることができ、装置の小型化,延いては、低消
費電力化を図ることができる。よって、本実施例のよう
に、撮像画像通信装置をマイクロマシン2に組み込んで
も、マイクロマシン2の大型化を招くことはなく、鮮明
な画像をリアルタイムで得ることのできるマイクロマシ
ンを実現できる。
【0052】また、制御装置4からマイクロマシン2に
は、各種指令信号が送信され、カメラ制御用のコマンド
CMDは、RF回路30,画像通信制御LSI40を介
して、CCDカメラ10に転送されるが、本実施例で
は、画像通信制御LSI40において、コマンドCMD
をCCDカメラ10に転送するCMD出力回路64が、
コマンドCMDを、水平同期信号HPに同期して、一ビ
ット単位で、CCDカメラ10に転送するよう構成して
いるので、CMD出力回路64とCCDカメラ10側の
CCD制御回路20と同期をとるためのコマンド転送専
用の同期信号を生成する必要がなく、これによっても、
装置構成を簡素化できることになる。
は、各種指令信号が送信され、カメラ制御用のコマンド
CMDは、RF回路30,画像通信制御LSI40を介
して、CCDカメラ10に転送されるが、本実施例で
は、画像通信制御LSI40において、コマンドCMD
をCCDカメラ10に転送するCMD出力回路64が、
コマンドCMDを、水平同期信号HPに同期して、一ビ
ット単位で、CCDカメラ10に転送するよう構成して
いるので、CMD出力回路64とCCDカメラ10側の
CCD制御回路20と同期をとるためのコマンド転送専
用の同期信号を生成する必要がなく、これによっても、
装置構成を簡素化できることになる。
【0053】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、ラインメモリ42のオーバフローを防止するため
に、CCD制御回路20が発生する水平同期信号HPの
ブランキング期間と、ピクセルクロックPCKの周期と
の両方を調整するものとして説明したが、例えば、ピク
セルクロックPCKの周期については、データ送信部4
6の通信ビットレートfcを、A/Dコンバータ16が
量子化するビット数nで除算した速度(fc/n)に対
応して設定し、水平同期信号HPのブランキング期間の
みをより長くすることにより、ラインメモリ42のオー
バフローを防止するようにしてもよく、逆に、水平同期
信号HPのブランキング期間については、必要最小限の
長さに定め、CCDカメラ10側でのピクセルクロック
(換言すれば量子化した画像情報の送信速度)のみを調
整することにより、ラインメモリ42のオーバフローを
防止するようにしてもよい。
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、ラインメモリ42のオーバフローを防止するため
に、CCD制御回路20が発生する水平同期信号HPの
ブランキング期間と、ピクセルクロックPCKの周期と
の両方を調整するものとして説明したが、例えば、ピク
セルクロックPCKの周期については、データ送信部4
6の通信ビットレートfcを、A/Dコンバータ16が
量子化するビット数nで除算した速度(fc/n)に対
応して設定し、水平同期信号HPのブランキング期間の
みをより長くすることにより、ラインメモリ42のオー
バフローを防止するようにしてもよく、逆に、水平同期
信号HPのブランキング期間については、必要最小限の
長さに定め、CCDカメラ10側でのピクセルクロック
(換言すれば量子化した画像情報の送信速度)のみを調
整することにより、ラインメモリ42のオーバフローを
防止するようにしてもよい。
【0054】また、上記実施例では、撮像用のカメラに
は、CCDセンサからなる撮像手段を用いるものとして
説明したが、こうした撮像用のカメラに組み込むイメー
ジセンサとしては、必ずしも撮像素子としてCCD(電
荷結合素子)を用いたCCDセンサにする必要はなく、
例えば、MOS型固体撮像素子を用いたMOSイメージ
センサ等、他のイメージセンサを用いるようにしてもよ
い。
は、CCDセンサからなる撮像手段を用いるものとして
説明したが、こうした撮像用のカメラに組み込むイメー
ジセンサとしては、必ずしも撮像素子としてCCD(電
荷結合素子)を用いたCCDセンサにする必要はなく、
例えば、MOS型固体撮像素子を用いたMOSイメージ
センサ等、他のイメージセンサを用いるようにしてもよ
い。
【0055】また、上記実施例では、撮像画像通信装置
を、マイクロマシンに組み込むものとして説明したが、
本発明の撮像画像通信装置によれば、カメラによる撮像
画像を、圧縮することなく、リアルタイムで送信でき、
しかも、装置の小型化、低消費電力化を図ることができ
るので、例えば、携帯電話等に組み込み、撮像画像を通
話相手に送信する、というように、低消費電力で小型の
カメラが要求される分野で使用すれば、マイクロマシン
に組み込む場合と同様の効果を得ることができる。
を、マイクロマシンに組み込むものとして説明したが、
本発明の撮像画像通信装置によれば、カメラによる撮像
画像を、圧縮することなく、リアルタイムで送信でき、
しかも、装置の小型化、低消費電力化を図ることができ
るので、例えば、携帯電話等に組み込み、撮像画像を通
話相手に送信する、というように、低消費電力で小型の
カメラが要求される分野で使用すれば、マイクロマシン
に組み込む場合と同様の効果を得ることができる。
【図1】 実施例の撮像画像通信装置及びその周辺装置
を表す概略構成図である。
を表す概略構成図である。
【図2】 CCDカメラ及び画像通信制御LSIの構成
を表すブロック図である。
を表すブロック図である。
【図3】 CCDセンサの画素構成を表す説明図であ
る。
る。
【図4】 CCDカメラの動作を表すタイムチャートで
ある。
ある。
【図5】 データ送信部の動作を表すタイムチャートで
ある。
ある。
【図6】 CCDインタフェースのラインメモリへのア
クセス動作を表すタイムチャートである。
クセス動作を表すタイムチャートである。
【図7】 CMD出力回路64の動作を表すタイムチャ
ートである。
ートである。
2…マイクロマシン、4…制御装置、6…RF回路、8
…通信制御部、10…CCDカメラ、12…CCDセン
サ、14…水平シフトレジスタ、16…A/Dコンバー
タ、18…垂直シフトレジスタ、20…CCD制御回
路、30…RF回路、40…画像通信制御LSI、42
…ラインメモリ、44…CCDインタフェース、46…
データ送信部、48…データ受信部、51…第1メモ
リ、52…第2メモリ、53…第3メモリ、61…WE
・RE発生回路、62…DIADR発生回路、63…D
OADR発生回路、64…CMD出力回路。
…通信制御部、10…CCDカメラ、12…CCDセン
サ、14…水平シフトレジスタ、16…A/Dコンバー
タ、18…垂直シフトレジスタ、20…CCD制御回
路、30…RF回路、40…画像通信制御LSI、42
…ラインメモリ、44…CCDインタフェース、46…
データ送信部、48…データ受信部、51…第1メモ
リ、52…第2メモリ、53…第3メモリ、61…WE
・RE発生回路、62…DIADR発生回路、63…D
OADR発生回路、64…CMD出力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 G06F 15/64 450D (72)発明者 笹谷 卓也 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 川原 伸章 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 須藤 肇 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 大井 一成 神奈川県横浜市新杉田8番地 株式会社東 芝マルチメディア研究所内 Fターム(参考) 5B047 AA13 BB06 CA05 CA21 CA23 CB17 CB18 DB01 DC20 EA05 EA09 EB04 EB06 5C022 AA02 AB65 AC27 AC42 AC69 5C054 AA02 AA05 CA04 CC05 CF08 CG08 CH02 DA01 DA07 EA01 EA05 EB01 EB05 EC01 EC03 EG09 HA05 5K048 AA03 AA16 BA10 BA21 EB02 EB04 EB05 EB15 HA04 HA06
Claims (5)
- 【請求項1】 2次元配置された複数の撮像素子からな
る撮像手段と、 外部から入力される水平同期信号に従い、前記撮像手段
による撮像画像を一水平走査ライン毎に取り込み、該取
り込んだ一水平走査ライン分の撮像画像を、出力タイミ
ング信号に同期して、画素単位で順次nビットの画像情
報に量子化し、出力する撮像画像出力手段と、 外部からの撮像指令に従い前記撮像手段を駆動して2次
元画像を撮像させると共に、該撮像後に、前記撮像画像
出力手段に前記水平同期信号及び前記出力タイミング信
号を出力して、前記撮像画像出力手段から画像情報を出
力させる撮像制御手段と、 前記撮像画像出力手段から出力される画像情報を一時記
憶しておくための撮像画像記憶手段と、 前記撮像制御手段により制御される前記撮像画像出力手
段の動作に同期して、前記撮像画像出力手段から出力さ
れる画像情報を前記撮像画像記憶手段に順次格納すると
共に、外部から入力される読出タイミング信号に同期し
て、前記撮像画像記憶手段に格納した画像情報を順次読
み出す書込読出制御手段と、 前記読出タイミング信号を前記書込読出制御手段に出力
することにより、該書込読出制御手段を介して、前記撮
像画像記憶手段に記憶された画像情報を順次読み出し、
該画像情報を、前記一水平走査ライン分毎に、データ通
信用のパケットデータに変換しながら、外部装置に送信
すると共に、該外部装置から送信されてくる撮像指令を
受信する通信手段と、 該通信手段にて受信された前記外部装置からの撮像指令
を前記撮像制御手段に転送する撮像指令転送手段と、 を備えた撮像画像通信装置であって、 前記撮像画像記憶手段を、前記撮像画像出力手段から出
力される一水平走査ライン分の画像情報を記憶可能な少
なくとも2個の記憶素子にて構成すると共に、 前記書込読出制御手段を、前記撮像画像記憶手段におい
て画像情報を書き込む記憶素子と画像情報を読み出す記
憶素子とを順次変更しながら、前記画像情報の書込及び
読出を夫々同時に行うように構成し、 しかも、前記水平同期信号一周期当たりの時間が、前記
通信手段が前記一水平走査ライン分の画像情報をパケッ
トデータに変換して外部装置に送信するのに要する時間
以上となるよう、前記水平同期信号の周期及び前記出力
タイミング信号の周期を設定したことを特徴とする撮像
画像通信装置。 - 【請求項2】 前記通信手段が前記画像情報を送信する
際の通信ビットレートをfc[Hz]としたとき、前記
出力タイミング信号の速度が、fc/n[Hz]よりも
小さくなるよう、前記出力タイミング信号の周期を設定
したことを特徴とする請求項1記載の撮像画像通信装
置。 - 【請求項3】 前記撮像画像出力手段が前記一水平走査
ライン分の画像情報を出力してから次に画像情報の出力
を開始するまでの時間を決定する、前記水平同期信号の
ブランキング期間を、前記通信手段が前記一水平走査ラ
イン分の全画像情報をパケットデータに変換して外部装
置に送信するのに要する時間と、前記撮像画像出力手段
が前記一水平走査ライン分の全画像情報を出力するのに
要する時間との偏差に基づき設定したことを特徴とする
請求項1又は請求項2記載の撮像画像通信装置。 - 【請求項4】 前記撮像画像記憶手段は、前記一水平走
査ライン分の画像情報を記憶可能な記憶素子を3個備
え、前記書込読出制御手段は、該3個の記憶素子を、夫
々、前記一水平走査ライン分の画像情報の書込・保持・
読出用として順次変更しながら、前記画像情報の書込及
び読出を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3いず
れか記載の撮像画像通信装置。 - 【請求項5】 前記通信手段が受信する前記撮像指令の
データ長は、前記撮像制御手段が前記撮像画像出力手段
から一フレーム分の画像情報を出力させる垂直同期信号
一周期当たりの水平同期信号の数より小さいビット数に
設定され、 前記撮像指令転送手段は、前記垂直同期信号に同期して
前記撮像指令の転送を開始すると共に、該撮像指令の転
送を、前記水平同期信号に同期して1ビット単位で行う
ように構成され、 前記撮像制御手段は、前記撮像指令転送手段から転送さ
れてくる前記撮像指令一ビット分を前記水平同期信号に
同期して取り込むと共に、該取り込んだ前記撮像指令の
全ビットデータに基づく前記撮像手段の駆動制御を、前
記垂直同期信号に同期して行うことを特徴とする請求項
1〜請求項4いずれか記載の撮像画像通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04863599A JP3576024B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 撮像画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04863599A JP3576024B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 撮像画像通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000253381A true JP2000253381A (ja) | 2000-09-14 |
JP3576024B2 JP3576024B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=12808844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04863599A Expired - Fee Related JP3576024B2 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 撮像画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3576024B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100479403B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2005-03-30 | 산요덴키가부시키가이샤 | 촬상 장치 |
JP2013225923A (ja) * | 2013-07-03 | 2013-10-31 | Seiko Epson Corp | カメラ、表示装置および画像処理装置 |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP04863599A patent/JP3576024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100479403B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2005-03-30 | 산요덴키가부시키가이샤 | 촬상 장치 |
US7259780B2 (en) | 2001-06-22 | 2007-08-21 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Image sensor with designatable read-out range |
JP2013225923A (ja) * | 2013-07-03 | 2013-10-31 | Seiko Epson Corp | カメラ、表示装置および画像処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3576024B2 (ja) | 2004-10-13 |
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